JP5839133B2 - 監視制御装置及び監視制御方法 - Google Patents

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Description

情報システムを監視制御する監視制御装置に関する。
複数の機器で構成されるシステムにおいて、1台の機器の停止又は故障が他の機器へ影響を及ぼす。そこで、システムは、機器が正常に動作しているか監視する、又は機器の停止情報を事前に把握することにより、他の機器へ影響を及ぼさないように制御している。
従来、機器の構成情報と依存関係に基づいて、エラーを発生した機器が故障した機器の影響を受けてエラーを発生しているかどうかを判定している。真に故障した機器とその部位を特定することにより、他の機器への影響を把握している。(下記特許文献1参照)
また、メンテナンス対象機器とそのメンテナンス時間を把握することにより、メンテナンスによって警報が発生しているのかどうかを区別し、不要な警報を発生しないようにしている。(下記特許文献2参照)
特開2007−257581号公報 特開平7−244696号公報
しかしながら、監視装置がシステムの構成をすべて把握しているとは限らない。例えば、顧客のシステムの監視を行うサービスプロバイダは、監視対象の機器を把握しているが、システムの構成をすべて把握しているとは限らない。特許文献1では、機器の構成情報と依存関係を把握していなければ、他の機器への影響範囲を把握することができない。また、特許文献2では、メンテナンス対象機器とそのメンテナンス時間を把握していなければ、メンテナンスによって警報が発生しているのかどうか区別することができない。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、メンテナンスの影響を受ける機器を特定する監視制御装置を得ることを目的としている。
メンテナンス対象機器特定部が、監視対象の機器を含む複数の機器の接続によって成る情報システムのうち、メンテナンスの対象となるメンテナンス対象機器を特定するにあたり、情報システムの構成情報の内容またはメンテナンス対象機器の情報の内容に基づいて、メンテナンス対象機器を特定し、フィルタリング対象機器特定部が、構成情報から得られる隣接行列より算出した距離行列に基づいて、メンテナンス対象機器のメンテナンスによって影響を受けるフィルタリング対象機器を特定するとともに、前記メンテナンス対象機器特定部は、前記メンテナンス対象機器が前記構成情報に含まれていない場合、前記監視対象の機器を監視する監視装置と前記監視対象の機器との間の複数の機器から成る機器群を前記メンテナンス対象機器として特定する

本発明によれば、監視制御装置がシステム構成をすべて把握していなくてもメンテナンスの影響を受ける機器を特定することができる。
実施の形態1に係る監視制御装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る全体の構成を示す図。 実施の形態1に係る構成情報管理部が保持する構成情報管理テーブルを示す図。 実施の形態1に係る情報システムの実構成情報から生成された隣接行列を示す図。 実施の形態1に係る監視構成情報管理部が保持する情報システムの監視構成を示す図。 実施の形態1に係る監視構成情報管理部が保持する監視構成情報管理テーブルを示す図。 実施の形態1に係る情報システムの監視構成から生成された隣接行列を示す図。 実施の形態1に係るメンテナンス情報管理部が保持するメンテナンス情報管理テーブルを示す図。 実施の形態1に係る監視制御装置の処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係るメンテナンス機器特定部の処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係る隣接行列に監視装置を付与した隣接行列を示す図。 実施の形態1に係るスイッチ群xを含む監視構成を示す図。 実施の形態1に係るスイッチ群xを含む監視構成の隣接行列を示す図。 実施の形態1に係るフィルタリング対象機器特定部の処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係る隣接行列のスイッチaに該当する成分の値を0にした隣接行列を示す図。 実施の形態1に係る隣接行列から求めた距離行列を示す図。 実施の形態1に係る隣接行列のスイッチ群xに該当する成分の値を0にした隣接行列を示す図。 実施の形態1に係る隣接行列から求めた距離行列を示す図。 実施の形態1に係るフィルタリング対象機器特定部が出力するメンテナンス情報管理テーブルを示す図。 実施の形態1に係るスイッチ群xを含む監視構成を示す図。 実施の形態1に係るスイッチ群xを含む監視構成の隣接行列を示す図。 実施の形態1に係る隣接行列から求めた距離行列を示す図。 実施の形態1に係るスイッチ群x1及びx2を含む監視構成を示す図。 実施の形態1に係るスイッチ群x1及びx2を含む監視構成の隣接行列を示す図。 実施の形態1に係る隣接行列から求めた距離行列を示す図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る監視制御装置11の構成を示すブロック図である。監視制御装置11は、構成情報管理部12、監視構成情報管理部13、メンテナンス情報管理部14、メンテナンス対象機器特定部15及びフィルタリング対象機器特定部16から構成される。
構成情報管理部12には、監視対象の機器を含む情報システムの実際の構成を示す実構成情報aが入力される。構成情報管理部12は情報システムから通信回線を経由して実構成情報が入力されるようにしてもよいし、人が構成情報管理部12に実構成情報を入力してもよいし、両方を併用してもよい。構成情報管理部12は、入力された実構成情報を保持し、実構成情報から隣接行列を生成し、メンテナンス対象機器特定部15に出力する。なお、実構成情報は構成情報管理部12に入力されない場合もある。
また、実構成情報には、サーバ、ネットワーク機器、又は機器の配置情報(ラック位置、ロケーション)等、物理的に存在する機器が含まれる。サーバ上で複数稼働が可能な仮想マシン等については対象としていない。
また、構成情報管理部12は、入力された実構成情報に基づいて情報システムの構成及び設定を可視化した結果を出力する画面を提供するようにしてもよい。
監視構成情報管理部13には、監視構成情報bが入力される。監視構成情報は、監視装置を含む監視のための情報システムの構成情報である。実構成情報との違いは、監視対象機器を監視するために必要な情報として入力される構成情報であって、実構成情報とは異なる場合もあることである。監視構成情報管理部13は、入力された監視構成情報を保持し、監視構成情報から隣接行列を生成し、メンテナンス対象機器特定部15に出力する。
メンテナンス情報管理部14には、監視対象の機器を含む情報システムに関するメンテナンス情報cが入力される。メンテナンス情報は、メンテナンス対象機器、フィルタリング対象機器及びメンテナンス時間で構成される。なお、メンテナンス対象機器は不明な場合もある。メンテナンス情報管理部14は、入力されたメンテナンス情報を保持し、メンテナンス対象機器特定部15及びフィルタリング対象機器特定部16に出力する。
メンテナンス対象機器特定部15は、構成情報管理部12から実構成情報が入力された場合、実構成情報を構成情報とする。メンテナンス対象機器特定部15は、構成情報管理部12から実構成情報が入力されなかった場合、監視構成情報管理部13から入力された監視構成情報を構成情報とする。メンテナンス対象機器特定部15は、メンテナンス対象機器が構成情報のどこに位置するか特定する。特定したメンテナンス対象機器をメンテナンス対象機器特定部15に出力する。
フィルタリング対象機器特定部16は、メンテナンスによって影響を受けるフィルタリング対象機器を特定する。フィルタリング対象機器特定部16は、特定したフィルタリング対象機器をメンテナンス情報のフィルタリング対象機器に追加し、メンテナンス情報を監視装置に出力する。
なお、監視制御装置11は複数の装置から構成されるようにしてもよい。
次に、各部の詳細について説明する。以下において、スイッチはネットワークスイッチを示す。
図2は、実施の形態1に係る全体の構成を示す図である。監視制御装置11は監視装置20に接続している。監視装置20は情報システム21a〜cを含む複数の情報システムと接続している。情報システム21a〜cは監視対象の機器を含む情報システムである。監視装置20は1以上の情報システムを監視する。図2において、監視装置20が情報システム21a〜cに接続するように図示したが、情報システム21a〜cそれぞれに監視装置が1台接続し、複数の監視装置が監視制御装置11に接続するようにしてもよい。
情報システム21aはサーバ23とスイッチ24から構成されている。以下、各々のサーバ23とスイッチ24についての符号は省略する。サーバAはスイッチaに接続している。スイッチaはスイッチcとスイッチdに接続している。サーバBはスイッチbに接続している。スイッbはスイッチcとスイッチdに接続している。スイッチcとスイッチdはスイッチeに接続している。本実施の形態においては、説明のため、情報システム21aは小規模な構成としたが、実際にはもっと大規模な構成であることが多い。情報システム21aの構成を実構成22とする。
図3は、実施の形態1に係る構成情報管理部12が保持する実構成情報管理テーブル31を示す図である。実構成情報管理テーブル31は、実構成21について、機器名32と当該機器に接続する接続機器名33を対応付けて保存している。例えば、実構成情報管理テーブル31の1行目は機器名32がサーバA、接続機器名33がスイッチaである。これは、サーバAがスイッチaに接続することを示している。
図4は、実施の形態1に係る情報システムの実構成情報から生成された隣接行列41を示す図である。隣接行列41の左端の項目42、及び上端の項目43は、機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「a」はスイッチa、「b」はスイッチb、「c」はスイッチc、「d」はスイッチd、「e」はスイッチeを示す。
隣接行列41の成分が1の場合、その行の項目42が示す機器はその列の項目43が示す機器と接続していることを示す。また、隣接行列の成分が0の場合、その行の項目42が示す機器はその列の項目43が示す機器と接続していないことを示す。なお、隣接行列41の対角成分はなしとする。例えば、1行目は(1,3)成分のみが1で、その他の列の成分はすべて0である。これは、サーバAがスイッチaに接続し、その他の機器には接続していないことを示している。
構成情報管理部12は、入力された実構成情報に基づいて機器名32と接続機器名33を対応付けて実構成情報管理テーブル31に保存する。また、構成情報管理部12は、入力された実構成情報から隣接行列41を生成し、メンテナンス対象機器特定部15に出力する。
図5は、実施の形態1に係る監視構成情報管理部13が保持する情報システムの監視構成51を示す図である。サーバAはスイッチaに接続している。スイッチaはスイッチcに接続している。サーバBはスイッチbに接続している。スイッチbはスイッチdに接続している。スイッチcとスイッチdはスイッチeに接続している。スイッチeは監視装置20に接続している。サーバA及びサーバBが監視対象の機器である。
図5は、監視構成情報管理部13が、入力された監視構成情報に基づいて把握した情報システムの監視構成51である。監視構成51は、実構成22と異なっている。これは、監視構成情報管理部13が把握する情報システムの監視構成51は必ずしも実構成22と同じとは限らないためである。監視構成情報管理部13が把握する情報システムの監視構成51が実構成22と同じ場合もある。
図6は、実施の形態1に係る監視構成情報管理部13が保持する監視構成情報管理テーブル61を示す図である。監視構成情報管理テーブル61は、監視構成情報管理部13が把握している情報システムの監視構成51について、機器名62と当該機器に接続する接続機器名63を対応付けて保存している。例えば、監視構成情報管理テーブル61の1行目は機器名62が監視装置、接続機器名63がスイッチeである。これは、監視装置がスイッチeに接続することを示している。
図7は、実施の形態1に係る情報システムの監視構成51から生成された隣接行列71を示す図である。隣接行列71の左端の項目72、及び上端の項目73は、機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「a」はスイッチa、「b」はスイッチb、「c」はスイッチc、「d」はスイッチd、「e」はスイッチe、「P」は監視装置20を示す。例えば、8行目は(8,7)成分が1で、その他の列の成分はすべて0である。これは、監視装置20がスイッチeに接続し、その他の機器には接続していないことを示している。
監視構成情報管理部13は、入力された監視構成情報に基づいて機器名32と接続機器名を対応付けて監視構成情報管理テーブル61に保存する。また、監視構成情報管理部13は、入力された監視構成情報から隣接行列71を生成し、メンテナンス機器判定部17に出力する。
図8は、実施の形態1に係るメンテナンス情報管理部14が保持するメンテナンス情報管理テーブル81を示す図である。メンテナンス情報管理テーブル81は、メンテナンス対象機器82、フィルタリング対象機器情報83及びメンテナンス時間84から構成される。メンテナンス対象機器82はメンテナンスされる機器を示す。フィルタリング対象機器83は、メンテナンスによる何らかの影響を受ける可能性がある機器を示す。メンテナンス時間84は、フィルタリングの開始と終了時間を示す。メンテナンス情報管理テーブル81の1行目がメンテナンス情報85a、2行目がメンテナンス情報85b、3行目がメンテナンス情報85cである。
例えば、メンテナンス情報85aは、メンテナンス対象機器82がスイッチa、フィルタリング対象機器83がサーバB、メンテナンス時間84が「2012/09/11 20:00〜2012/09/12 8:00」である。メンテナンス情報管理部14は、入力されたメンテナンス情報をメンテナンス情報管理テーブル81に保存する。なお、メンテナンスとは、機器の交換、又はS/Wのアップデート等の工事によって機器が停止することを意味する。
次に、動作について説明する。
図9は、実施の形態1に係る監視制御装置11の処理の流れを示すフローチャートである。監視制御装置11は、ステップS91より処理を開始する。ステップS91において、構成情報管理部12は監視対象の機器を含む情報システムの実構成情報が入力される。構成情報管理部12は、入力された実構成情報に基づいて実構成情報管理テーブル31と隣接行列41を生成する。構成情報管理部12は隣接行列41をメンテナンス対象機器特定部15に出力する。情報システムの実構成情報が入力されなかった場合、構成情報管理部12は、何もしない。処理は、ステップS92へ進む。
ステップS92において、監視構成情報管理部13は、入力された監視構成情報に基づいて監視構成情報管理テーブル61と隣接行列71を生成する。監視構成情報管理部13は、隣接行列71をメンテナンス対象機器特定部15に出力する。処理は、ステップS93へ進む。
ステップS93において、メンテナンス情報管理部14は、入力されたメンテナンス情報からメンテナンス情報管理テーブル81を生成する。メンテナンス情報管理部14は、メンテナンス情報管理テーブル81をメンテナンス対象機器特定部15及びフィルタリング対象機器特定部16に出力する。処理はステップS94へ進む。
ステップS94において、メンテナンス対象機器特定部15は、メンテナンス情報管理テーブル81のメンテナンス対象機器82を参照する。メンテナンス対象機器特定部15は、実構成22または監視構成51においてメンテナンス対象機器を特定する。メンテナンス対象機器特定部15は、特定したメンテナンス対象機器を含む構成の隣接行列をフィルタリング対象機器特定部16に出力し、ステップS95へ進む。ステップS94の詳細は、後述する。
ステップS95において、フィルタリング対象機器特定部16はメンテナンス対象機器を含む構成の隣接行列からフィルタリング対象機器を特定し、処理を終了する。ステップS95の詳細は、後述する。
なお、監視制御装置11は、メンテナンス情報管理テーブル81に保存されているすべての行のメンテナンス対象機器82について、ステップS94とステップS95の処理を行う。
図10は、実施の形態1に係るメンテナンス対象機器特定部15の処理の流れを示すフローチャートである。図10のフローチャートは、図9のステップS94の処理の詳細を示す。メンテナンス対象機器特定部15は、ステップS101より処理を開始する。
ステップS101において、メンテナンス対象機器特定部15は、実構成の隣接行列41が入力されている場合、ステップS102へ進む。実構成22の隣接行列41が入力されていない場合、処理はステップS103へ進む。ステップS102において、メンテナンス対象機器特定部15は、実構成22の隣接行列41に監視装置20を付与した構成の隣接行列を生成する。
図11は、実施の形態1に係る隣接行列41に監視装置20を付与した隣接行列111を示す図である。隣接行列111は、隣接行列41に8行目と8列目を追加したものである。隣接行列111の左端の項目112、及び上端の項目113は、機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「a」はスイッチa、「b」はスイッチb、「c」はスイッチc、「d」はスイッチd、「e」はスイッチe、「P」は監視装置20を示す。
ステップS103以降の処理において、メンテナンス対象機器特定部15は、実構成22の隣接行列41が入力されたのであれば、隣接行列として隣接行列111を使用する。メンテナンス対象機器特定部15は、実構成22の隣接行列41が入力されなければ、隣接行列として監視構成51の隣接行列71を使用する。本実施の形態においては、実構成22の隣接行列41が入力されず、隣接行列として監視構成51の隣接行列71を使用する場合を例に説明する。
ステップS103において、メンテナンス対象機器特定部15は、メンテナンス情報管理テーブル81に保存されたメンテナンス情報を参照する。メンテナンス対象機器名が明示されている場合、処理はステップS104へ進む。メンテナンス対象機器名が明示されていない場合、処理はステップS106へ進む。
ステップS104において、メンテナンス対象機器特定部15は、隣接行列71を参照する。明示されているメンテナンス対象機器が隣接行列71に含まれている場合、処理はステップS105へ進む。明示されているメンテナンス対象機器が隣接行列71に含まれていない場合、処理はステップS106へ進む。
ステップS105において、メンテナンス対象機器特定部15は、メンテナンス情報管理テーブル81で明示されたメンテナンス対象機器名をメンテナンス対象機器と特定し、処理を終了する。
以下のステップS106については、情報システムの構成情報はある程度把握できても、メンテナンス機器がどこであるか不明であるか、または構成にメンテナンス機器が含まれない場合であり、このような場合であってもメンテナンス対象機器を推定した上で、フィルタリング対象機器を特定する方法について示す。
図10のステップS106において、メンテナンス対象機器特定部15は、監視対象の機器と監視装置20が接続する機器との間にメンテナンス対象機器があると推定し、この間に接続される機器をスイッチ群xとして隣接行列を生成する。
図12は、実施の形態1に係るスイッチ群xを含む監視構成121を示す図である。監視構成121は、監視構成51において、スイッチeと、サーバA及びサーバBとの間の複数の機器をスイッチ群xとした構成である。
図13は、実施の形態1に係るスイッチ群xを含む監視構成121の隣接行列131を示す図である。隣接行列131は、隣接行列131の左端の項目132、及び上端の項目133は機器名を示す。機器名の「A」はサーバA、「B」はサーバB、「x」はスイッチ群x、「P」は監視装置20を示す。
監視対象の機器は、サーバA及びサーバBである。メンテナンス対象機器特定部15は、メンテナンス対象機器をスイッチ群xと特定し、スイッチ群xを含んだ監視構成121の隣接行列131を生成し、処理を終了する。なお、スイッチ群xの範囲を限定できるような情報があれば、その情報を利用してスイッチ群xの範囲を限定してもよい。図12において、メンテナンス対象機器特定部15は監視装置20がスイッチeのみと接続し、他の機器と接続していないことを把握しているものとする。スイッチ群xは、複数の機器から成る機器群である。
ここで、図10のステップS103〜S106の処理について、メンテナンス管理テーブル81に保存されているメンテナンス情報85a〜cを例に挙げて説明する。メンテナンス情報85aはメンテナンス対象機器がスイッチaである。ステップS103において、メンテナンス対象機器が明示されているため、メンテナンス対象機器特定部15はステップS104へ進む。ステップS104において、スイッチaは隣接行列71の示す構成に含まれているため、メンテナンス対象機器特定部15はステップS105へ進む。ステップS105において、メンテナンス対象機器特定部15は、メンテナンス対象機器をスイッチaと特定し、処理を終了する。
メンテナンス情報85bはメンテナンス対象機器が不明である。ステップS103において、メンテナンス対象機器が明示されていないため、メンテナンス対象機器特定部15はステップS106へ進む。ステップS106において、メンテナンス対象機器特定部15は監視装置20の接続するスイッチeと監視対象の機器サーバA及びサーバBとの間にメンテナンス対象機器が存在すると推定し、この間に接続される機器をスイッチ群xとする。ステップS106において、メンテナンス対象機器特定部15はメンテナンス対象機器をスイッチ群xと特定し、スイッチ群xを含んだ監視構成121の隣接行列131を生成し、処理を終了する。
メンテナンス情報85cはメンテナンス対象機器がスイッチmである。ステップS103において、メンテナンス対象機器が明示されているため、メンテナンス対象機器特定部15はステップS104へ進む。ステップS104において、スイッチmは隣接行列71の示す構成に含まれていないため、メンテナンス対象機器特定部15はステップS106へ進む。
ステップS106において、メンテナンス対象機器特定部15は、監視装置20の接続するスイッチeと監視対象の機器サーバA及びサーバBとの間にメンテナンス対象機器が存在すると推定し、この間に接続される機器をスイッチ群xとする。監視構成は121となる。ステップS106において、メンテナンス対象機器特定部15はメンテナンス対象機器をスイッチ群xと特定し、スイッチ群xを含んだ監視構成121の隣接行列131を生成し、処理を終了する。
図14は、実施の形態1に係るフィルタリング対象機器特定部16の処理の流れを示すフローチャートである。図14のフローチャートは、図9のステップS95の処理の詳細を示す。
図15は、実施の形態1に係る隣接行列71のスイッチaに該当する成分の値を0にした隣接行列151を示す図である。隣接行列151の左端の項目152、及び上端の項目153は機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「a」はスイッチa、「b」はスイッチb、「c」はスイッチc、「d」はスイッチd、「e」はスイッチe、「P」は監視装置20を示す。隣接行列151において、スイッチaに該当する成分は、網掛けした成分である。
次に、フィルタリング対象機器特定部16の処理を、メンテナンス情報85aを例に説明する。メンテナンス対象機器はスイッチa、フィルタリング対象機器はサーバBである。構成は監視構成51、隣接行列は71である。フィルタリング対象機器特定部16は、ステップS141より処理を開始する。ステップS141において、フィルタリング対象機器特定部16は、隣接行列71においてメンテナンス対象機器スイッチaに該当する成分を0とする。隣接行列は151に示す行列となる。成分を0とするのは、メンテナンス対象機器スイッチaはメンテナンスにより隣接する機器と接続しなくなるためである。処理は、ステップS142へ進む。ステップS142において、フィルタリング対象機器特定部16は、隣接行列151から距離行列を算出する。
図16は、実施の形態1に係る隣接行列151から求めた距離行列161を示す図である。距離行列161の左端の項目162、及びは上端の項目163、機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「a」はスイッチa、「b」はスイッチb、「c」はスイッチc、「d」はスイッチd、「e」はスイッチe、「P」は監視装置20を示す。
距離行列161の各成分は2つの機器の距離を示している。2つの機器が隣接する場合、距離は1となる。例えば、監視装置20からスイッチbの距離は距離行列161の(8,4)成分で示し、値は3である。監視構成51を参照すると、監視装置はスイッチe、スイッチdを介してスイッチbへ接続しており、距離は3となる。距離行列161の対角成分の値はなしとする。
距離行列161の算出方法を説明する。隣接行列151の成分の値が1の場合、距離行列161のその成分の値は1とする。フィルタリング対象機器特定部16は、隣接行列151の対角成分は0として距離行列161を算出する。まず、隣接行列151を2乗し、成分の値が0から1に変化した場合、距離行列161においてその成分の値を2とする。次に隣接行列151を3乗し、成分の値が0から1に変化した場合、距離行列161においてその成分の値を3とする。同様にして4以上となる要素の値を順に算出し、距離行列161のすべての成分の値を求められる。
処理はステップS143へ進む。ステップS143において、フィルタリング対象機器特定部16は、求めた距離行列161を参照する。メンテナンス対象機器のスイッチa以外に成分がすべて0となる機器がある場合、メンテナンス情報のフィルタリング対象機器に追加する。ただし、メンテナンス情報のフィルタリング対象機器にすでにある場合は追加しない。距離行列161においては、サーバAの成分がすべて0となっている。スイッチaのメンテナンスにより、サーバAは他の機器と接続できなくなることがわかる。フィルタリング対象機器特定部16は、サーバAをフィルタリング対象機器と特定する。
メンテナンス情報85aのフィルタリング対象機器はサーバBのため、フィルタリング対象機器特定部16は、メンテナンス情報にサーバAを追加し、処理を終了する。
次に、メンテナンス情報85bを例にフィルタリング対象機器特定部16の処理を説明する。メンテナンス対象機器は不明で、メンテナンス対象機器特定部15において、メンテナンス対象機器はスイッチ群xと特定されている。フィルタリング対象機器はサーバBである。監視構成は121、隣接行列は131である。
図17は、実施の形態1に係る隣接行列151のスイッチ群xに該当する成分の値を0にした隣接行列171を示す図である。距離行列171の左端の項目172、及びは上端の項目173、機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「x」はスイッチ群x、「e」はスイッチe、「P」は監視装置20を示す。隣接行列151において、スイッチ群xに該当する成分は、網掛けした成分である。
図18は、実施の形態1に係る隣接行列171から求めた距離行列181を示す図である。距離行列181の左端の項目182、及びは上端の項目183、機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「x」はスイッチ群x、「e」はスイッチe、「P」は監視装置20を示す。
フィルタリング対象機器特定部16は、ステップS141より処理を開始する。ステップS141において、フィルタリング対象機器特定部16は、隣接行列151においてメンテナンス対象機器スイッチ群xの成分を0とする。隣接行列は171に示す行列となる。処理はステップS142へ進む。ステップS142において、フィルタリング対象機器特定部16は、隣接行列171から距離行列181を算出し、ステップS143へ進む。
ステップS143において、フィルタリング対象機器特定部16は、距離行列181を参照する。距離行列181において、成分がすべて0となっているのは、スイッチ群xの他、サーバA及びサーバBである。メンテナンス情報のフィルタリング対象機器にはサーバBがすでにあるため、フィルタリング対象機器特定部16はメンテナンス情報のフィルタリング対象機器にサーバAを追加し、処理を終了する。
図19は、実施の形態1に係るフィルタリング対象機器特定部16が出力するメンテナンス情報管理テーブル191を示す図である。メンテナンス情報管理テーブル191は、メンテナンス情報管理部14から出力されたメンテナンス情報管理テーブル81にフィルタリング対象機器を追加したテーブルである。
フィルタリング対象機器特定部16は、フィルタリング対象機器を追加したメンテナンス情報管理テーブル191を監視装置20に出力する。監視装置20はメンテナンス情報管理テーブル191を受信する。監視装置20は、例えばメンテナンス情報192aのメンテナンス時間の場合、フィルタリング対象機器サーバA及びサーバBに関するアラームをフィルタリングする。サーバA及びサーバBに関するアラームは、スイッチaのメンテナンスの影響により発生していると考えられるからである。
したがって、本実施の形態では、メンテナンス対象機器特定部15が、監視対象の機器を含む複数の機器の接続によって成る情報システムのうち、メンテナンスの対象となるメンテナンス対象機器を特定するにあたり、情報システムの構成情報の内容またはメンテナンス対象機器の情報の内容に基づいてメンテナンス対象機器を特定し、フィルタリング対象機器特定部16が、構成情報から得られる隣接行列より算出した距離行列に基づいて、メンテナンス対象機器のメンテナンスによって影響を受けるフィルタリング対象機器を特定しているので、メンテナンス対象機器を把握できているかどうかに関わらず、メンテナンスの影響を受けるフィルタリング対象機器を特定することができる。フィルタリング対象機器に関するアラームをフィルタリングすることにより、不要なアラームを削減し、監視員の生産性を向上することができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、メンテナンス対象機器を把握できているかどうかに関わらず、メンテナンスの影響を受けるフィルタリング対象機器を特定するようにしたものであるが、本実施の形態においては、メンテナンス機器がどこにあるか不明であるか、または構成にメンテナンス機器が含まれない場合に、構成情報として入力される機器とその接続が同じであっても、正確に把握している範囲の違いによって、フィルタリング対象機器として特定される機器が異なる実施の形態を示す。
実構成の場合、実構成情報は構成情報管理部12に入力され、構成情報管理部12からメンテナンス対象機器特定部15に入力される。監視構成の場合、監視構成情報は監視構成情報管理部13に入力され、監視構成情報管理部13からメンテナンス対象機器特定部15に入力される。実構成情報、又は監視構成情報の一部として、正確に把握できている構成の範囲を示す情報が入力された場合、メンテナンス対象機器特定部15はメンテナンス対象機器を推定する範囲を限定することができる。
図20は、実施の形態1に係るスイッチ群xを含む監視構成201を示す図である。サーバAはスイッチaに接続している。スイッチaはスイッチcに接続している。サーバBはスイッチbに接続している。スイッチbはスイッチdに接続している。スイッチcとスイッチdはスイッチeに接続している。サーバCはスイッチfに接続している。サーバDはスイッチgに接続している。スイッチf及びスイッチgはスイッチhに接続している。スイッチe及びスイッチhは監視装置20に接続している。
監視構成201において、サーバA及びサーバBとスイッチeとの間の構成は正確に把握できているかわからないものとする。サーバC及びサーバDとスイッチhとの間の構成は正確に把握できているものとする。メンテナンス対象機器特定部15は、メンテナンス対象機器を推定する範囲を、点線で囲んだスイッチa、スイッチb、スイッチc及びスイッチdを含む範囲202に限定することができる。メンテナンス対象機器特定部15は、範囲202に含まれる機器をスイッチ群xとし、メンテナンス対象機器と特定する。
図21は、実施の形態1に係るスイッチ群xを含む監視構成201の隣接行列211を示す図である。隣接行列211は、隣接行列211の左端の項目212、及び上端の項目213は機器名を示す。機器名の「A」はサーバA、「B」はサーバB、「C」はサーバC、「D」はサーバD、「x」はスイッチ群x、「e」はスイッチe、「f」はスイッチf、「g」はスイッチg、「h」はスイッチh、「P」は監視装置20を示す。
隣接行列211において、フィルタリング対象機器特定部16はスイッチ群xに該当する成分を0として距離行列を求める。距離行列は、図22に示す距離行列221となる。
図22は、実施の形態1に係る隣接行列211から求めた距離行列221を示す図である。距離行列221の左端の項目222、及びは上端の項目223、機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「C」はサーバC、「D」はサーバD、「x」はスイッチ群x、「e」はスイッチe、「f」はスイッチf、「g」はスイッチg、「h」はスイッチh、「P」は監視装置20を示す。
距離行列221において、スイッチ群x以外にサーバA及びサーバBの成分がすべて0となっている。したがって、メンテナンスにより、サーバA及びサーバBは他の機器と接続できなくなることがわかる。よって、フィルタリング対象機器特定部16は、サーバA及びサーバBをフィルタリング対象機器と特定する。フィルタリング対象機器特定部16は、メンテナンス情報にサーバA及びサーバBがなければ追加して出力する。
以下に他の例を示す。
図23は、実施の形態1に係るスイッチ群x1及びx2を含む監視構成231を示す図である。監視構成231を構成する機器とその接続は、監視構成201と同じである。監視構成231では、サーバA及びサーバBとスイッチeとの間の構成は正確に把握できているかわからないものとする。また、監視構成231では、サーバC及びサーバDとスイッチhの間の構成は正確に把握できているかわからないものとする。さらに、サーバA及びサーバBとスイッチeとの間と、サーバC及びサーバDとスイッチhとの間で、互いに接続されていないことがわかっているものとする。
監視構成231の場合、メンテナンス対象機器特定部15は、メンテナンス対象機器を推定する範囲を、2つの範囲232、233に限定することができる。範囲232は、点線で囲んだスイッチa、スイッチb、スイッチc及びスイッチdを含む範囲である。範囲233は、点線で囲んだスイッチf及びスイッチgを含む範囲である。メンテナンス対象機器特定部15は、範囲232に含まれる機器をスイッチ群x1、範囲233に含まれる機器をスイッチ群x2とし、メンテナンス対象機器と特定する。
図24は、実施の形態1に係るスイッチ群x1及びx2を含む監視構成231の隣接行列241を示す図である。隣接行列241は、隣接行列241の左端の項目242、及び上端の項目243は機器名を示す。機器名の「A」はサーバA、「B」はサーバB、「C」はサーバC、「D」はサーバD、「x1」はスイッチ群x1、「e」はスイッチe、「x2」はスイッチ群x2、「h」はスイッチh、「P」は監視装置20を示す。
隣接行列241において、フィルタリング対象機器特定部16はスイッチ群x1及びx2に該当する成分を0として距離行列を求め。距離行列は、図25に示す距離行列251となる。
図25は、実施の形態1に係る隣接行列241から求めた距離行列251を示す図である。距離行列251の左端の項目252、及びは上端の項目253、機器名を示す。「A」はサーバA、「B」はサーバB、「C」はサーバC、「D」はサーバD、「x1」はスイッチ群x1、「e」はスイッチe、「x2」はスイッチ群x2、「h」はスイッチh、「P」は監視装置20を示す。
距離行列251において、スイッチ群x1及びx2以外にサーバA、サーバB、サーバC及びサーバDの成分がすべて0となっている。したがって、メンテナンスにより、サーバA、サーバB、サーバC及びサーバDは他の機器と接続できなくなることがわかる。よって、フィルタリング対象機器特定部16は、サーバA、サーバB、サーバC及びサーバDをフィルタリング対象機器と特定する。フィルタリング対象機器特定部16は、メンテナンス情報にサーバA、サーバB、サーバC及びサーバDがなければ追加して出力する。
このように、構成する機器とその接続が同じであっても、正確に把握している範囲の違いによって、フィルタリング対象機器と特定される機器が異なる。
したがって、本実施の形態では、メンテナンス対象機器特定部15が、監視対象の機器を含む複数の機器の接続によって成る情報システムのうち、メンテナンスの対象となるメンテナンス対象機器を特定するにあたり、情報システムの構成情報の内容またはメンテナンス対象機器の情報の内容に基づいてメンテナンス対象機器を特定し、フィルタリング対象機器特定部16が、構成情報から得られる隣接行列より算出した距離行列に基づいて、メンテナンス対象機器のメンテナンスによって影響を受けるフィルタリング対象機器を特定しているので、メンテナンス対象機器を把握できているかどうかに関わらず、メンテナンスの影響を受けるフィルタリング対象機器を特定することができる。フィルタリング対象機器に関するアラームをフィルタリングすることにより、不要なアラームを削減し、監視員の生産性を向上することができる。
11 監視制御装置
12 構成情報管理部
13 メンテナンス情報管理部
14 監視構成情報管理部
15 メンテナンス機器特定部
16 フィルタリング機器特定部
20 監視装置
21a〜c 情報システム
22 実構成
23 サーバ
24 スイッチ
31 実構成情報管理テーブル
32、62 機器名
33、63 接続機器名
41、71、111、131、151、171、211、241 隣接行列
42、43、72、73、112、113、132、133、152、153、162、163、172、173、182、183、212、213、222、223、242、243、252、253 項目
51、121、201、231 監視構成
61 監視構成情報管理テーブル
81、191 メンテナンス情報管理テーブル
82 メンテナンス対象機器
83 フィルタリング対象機器
84 メンテナンス時間
85a〜c、192a〜c メンテナンス情報
161、181、221、251 距離行列
202、232、233 範囲

Claims (5)

  1. 監視対象の機器を含む複数の機器の接続によって成る情報システムのうち、メンテナンスの対象となるメンテナンス対象機器を特定するにあたり、前記情報システムの構成情報の内容またはメンテナンス対象機器の情報の内容に基づいて、前記メンテナンス対象機器を特定するメンテナンス対象機器特定部と、
    前記構成情報から得られる隣接行列より算出した距離行列に基づいて、前記メンテナンス対象機器のメンテナンスによって影響を受けるフィルタリング対象機器を特定するフィルタリング対象機器特定部と、
    を備え
    前記メンテナンス対象機器特定部は、前記メンテナンス対象機器が前記構成情報に含まれていない場合、前記監視対象の機器を監視する監視装置と前記監視対象の機器との間の複数の機器から成る機器群を前記メンテナンス対象機器として特定することを特徴とする監視制御装置。
  2. 前記メンテナンス対象機器特定部は、前記メンテナンス対象機器が不明な場合、前記監視対象の機器を監視する監視装置と前記監視対象の機器との間の複数の機器から成る機器群を前記メンテナンス対象機器として特定することを特徴とする請求項1に記載の監視制御装置。
  3. 前記フィルタリング対象機器特定部は、前記構成情報から得られる隣接行列のメンテナンス対象機器に該当する成分に0を代入した隣接行列から距離行列を算出し、前記距離行列の成分がすべて0となる機器を前記フィルタリング対象機器と特定する請求項1又は2に記載の監視制御装置。
  4. 前記情報システムの実構成情報が入力された場合、前記実構成情報に基づいて前記実構成情報に基づいて機器の隣接関係を示す隣接行列を生成し、当該隣接行列をメンテナンス対象機器特定部に出力する構成情報管理部と、
    前記監視対象の機器を含む監視構成情報が入力され、前記監視構成情報に基づいて機器の隣接関係を示す隣接行列を生成し、当該隣接行列をメンテナンス対象機器特定部に出力する監視構成情報管理部と、
    メンテナンス対象機器、フィルタリング対象機器及びメンテナンス時間から構成されるメンテナンス情報が入力され、前記メンテナンス情報をメンテナンス情報管理テーブルに保存し、メンテナンス対象機器特定部及びフィルタリング対象機器特定部に前記メンテナンス情報管理テーブルを出力するメンテナンス情報管理部と、
    を備え、
    前記メンテナンス対象機器特定部は、前記構成情報管理部から前記実構成情報に基づいて生成された隣接行列が入力された場合は当該隣接行列を構成情報とし、前記構成情報管理部から隣接行列が入力されない場合は前記監視構成情報管理部から入力される前記監視情報に基づいて生成された隣接行列を構成情報とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の監視制御装置。
  5. 監視対象の機器を含む複数の機器の接続によって成る情報システムのうち、メンテナンスの対象となるメンテナンス対象機器を特定するにあたり、前記情報システムの構成情報の内容またはメンテナンス対象機器の情報の内容に基づいて前記メンテナンス対象機器を特定するメンテナンス対象機器特定ステップと、
    前記構成情報から得られる隣接行列より算出した距離行列に基づいて、前記メンテナンス対象機器のメンテナンスによって影響を受けるフィルタリング対象機器を特定するフィルタリング対象機器特定ステップと、
    を有し、
    前記メンテナンス対象機器特定ステップは、前記メンテナンス対象機器が前記構成情報に含まれていない場合、前記監視対象の機器を監視する監視装置と前記監視対象の機器との間の複数の機器から成る機器群を前記メンテナンス対象機器として特定することを特徴とする監視制御方法。
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