JP2005294966A - データ通信制御システム及びデータ通信制御方法 - Google Patents

データ通信制御システム及びデータ通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 オンライン処理系とバッチ処理系など複数の通信経路が存在する場合において、各通信経路によるデータ通信を効率的に制御するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】 複数のIPネットワークから構成されるLANにおいて、端末に備えられた複数のネットワークインタフェースの各実IPアドレスを1つの仮想IPアドレスに対応付けるインタフェースを設け、このインタフェースにより上位アプリケーション層からの通信データを各ネットワークインタフェースに最適に分散するシステム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、本発明は、ネットワークノード間におけるデータ通信を制御するシステム及び方法に関し、特に、オンライン処理系とバッチ処理系など複数の通信経路が存在する場合において、各通信経路によるデータ通信を効率的に制御するシステム及び方法に関するものである。
企業内のLANなどでは、複数ノード間で大量のデータ通信が行われることがあるが、その場合のデータ転送速度は、各ノードが備えるLANインタフェース(Network Interface Card等)が提供するデータ伝送速度を超えることはできない。そこで、大量のデータ通信をスムーズに行わせるために、オンライン処理の対象となるデータを通信するためのオンライン処理用LANセグメントと、バッチ処理の対象となるデータを通信するためのバッチ処理用LANセグメントとをそれぞれ独立して設置し、各ノードはそれぞれのLANセグメントに接続するLANインタフェースを備えるようなネットワーク構成が採用されている。
図12は、そのように構成されたノード及びLANセグメントからなるネットワークを部分的に示す概略図である。図12において、各ノードは、2つの独立したLANインタフェースを備えるとともに、各LANインタフェースの上位に個別のTCP/IPインタフェースを実装しているので、各ノードのアプリケーション側から見ると、2つのLANセグメントは別個のIPネットワークを構成することとなる。アプリケーションにおいてそれらのIPネットワークを用途別に使い分けることにより、ネットワークトラフィックの負荷分散を図ることができる。図に示す例では、ネットワークの用途をオンライン処理用LANセグメントとバッチ処理用LANセグメントとに分けることで、バッチ処理により大量のデータ伝送が行われている時であっても、オンライン処理のレスポンス性能には何ら影響が与えられないようになっている。
特開2003−18184号公報
しかしながら、図12に示すようなネットワーク構成では、それぞれのIPネットワークを用途別に使い分けるため、一方のIPネットワークでは使用率が低く、他方のIPネットワークでは処理能力以上のトラフィックが発生するなど、システム全体として効率の悪いネットワーク構成となってしまうケースがあった。このような問題が起こる度に、管理者は、LANセグメントの増設によりさらなるトラフィック負荷分散を行ったり、より転送速度の大きい物理LANに入れ替えたり、あるいは、IPネットワーク間で効率的なトラフィック負荷分散を行うようアプリケーションを改良するなどして対応する必要があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、上記したような手間やコストのかかるネットワーク構成変更を行うことを必要とせず、複数のIPネットワーク間でのトラフィック分散を柔軟に、かつ、効率的に行うことができるデータ通信制御システム及びデータ通信制御方法を提供しようとするものである。
上記解決課題に鑑みて鋭意研究の結果、本発明者は、複数のIPネットワークから構成されるLANにおいて、端末に備えられた複数のネットワークインタフェースの各実IPアドレスを1つの仮想IPアドレスに対応付けるインタフェースを設け、このインタフェースにより上位アプリケーション層からの通信データを各ネットワークインタフェースに最適に分散するシステムに想到した。
すなわち、本発明は、ネットワーク接続された端末であって、それぞれ対応する複数のネットワークインタフェースを備えた端末間のデータ通信を制御するシステムであって、データ送信側端末において、ネットワーク又はネットワークインタフェースの状態に応じて、いずれのネットワークインタフェースをデータ送信に使用するかを決定するネットワーク決定部と、通信データの送信元アドレスを、前記決定されたネットワークインタフェースのアドレスに変換し、通信データの送信先アドレスを、前記決定されたネットワークインタフェースに対応するデータ受信側端末のネットワークインタフェースのアドレスに変換するアドレス変換部と、を備えたデータ通信制御システムを提供するものである。
本発明のデータ通信制御システムにおいて、データ送信側端末は、ネットワーク又はネットワークインタフェースの状態を監視するモニタ部を備えていることを特徴とする。
これにより、データ送信側端末は、ネットワーク又はネットワークインタフェースの状態に応じて、使用するネットワークを動的に変更することができる。
本発明のデータ通信制御システムにおいて、前記モニタ部は、ネットワークの接続性を確認するためのデータを定期的にネットワークに送信し、その応答データを解析することにより、ネットワークの状態を監視することを特徴とする。
これにより、ネットワーク上で発生した障害などを検知し、これを自動的に迂回してデータ通信を行うことが可能となる。
本発明のデータ通信制御システムにおいて、前記モニタ部は、ネットワークの使用状況、使用率、転送速度のうち少なくとも1つを監視することを特徴とする。ここで、ネットワークの使用状況とは、ネットワークがアプリケーションの通信により使用されているかどうかやネットワークに障害が発生しているかどうかなどであり、ネットワークの使用率とは、ネットワークのデータ転送容量のうち実際にデータ転送に使用されている割合を意味するものとする。
現時点で未使用のあるいは使用率のより低いネットワークを選択してデータ通信に使用することにより、トラフィック負荷分散を自動的かつ効率的に行うことができる。
本発明のデータ通信制御システムにおいて、各端末はそれぞれ1つの仮想アドレスを有しており、該仮想アドレスを用いて互いにデータ通信を行い、データ送信側端末のアドレス変換部は、通信データの送信元に指定された仮想アドレスを、前記ネットワーク決定部により決定されたネットワークインタフェースのアドレスに変換し、通信データの送信先に指定された仮想アドレスを、前記決定されたネットワークインタフェースに対応するデータ受信側端末のネットワークインタフェースのアドレスに変換することを特徴とする。
これにより、各端末のアプリケーションは、データ通信を行う際に、仮想IPアドレスのみによってネットワーク上の各端末を認識することができ、物理的なネットワーク構成を意識することなくデータ通信を行うことが可能となる。
本発明のデータ通信制御システムにおいて、各端末は、自端末及び他端末の仮想アドレスとネットワークインタフェースのアドレスとを対応付ける変換テーブルを有しており、前記アドレス変換部は、前記変換テーブルに基づいてアドレス変換を行うことを特徴とする。
このように、ネットワーク上の各端末のネットワークインタフェースと仮想アドレスとを予め対応付けておくことにより、各端末はアドレス変換処理を自動的かつ効率的に行うことが可能となる。
本発明のデータ通信制御システムにおいて、データ送信側端末のネットワーク決定部は、データ送信側端末にルーティング情報が設定されている場合には、そのルーティング情報に従って、データ送信に使用するネットワークインタフェースを決定することを特徴とする。
ネットワークにルータが含まれている場合には、ネットワーク使用効率などを考慮したルーティング情報が設定されていることがあるので、そのような場合には、ルーティング情報を優先して適用するのが好ましい。
本発明のデータ通信制御システムにおいて、前記各端末は複数のネットワークを介して接続されており、端末上の各ネットワークインタフェースはいずれかのネットワークに接続されていることを特徴とする。
これにより、例えば、従来オンライン処理用とバッチ処理用などの用途別に冗長構成されていた複数のネットワークを効率的に使用することが可能となる。
本発明は、また、ネットワーク接続された端末であって、それぞれ対応する複数のネットワークインタフェースを備えた端末間のデータ通信を制御する方法であって、各端末にそれぞれ1つの仮想アドレスを付与し、データ送信側端末では、送信元及び送信先の仮想アドレスを指定した通信データを、それぞれ、ネットワーク又はネットワークインタフェースの状態に応じて選択された1つのネットワークインタフェースのアドレス、及びそのネットワークインタフェースに対応するデータ受信側端末のネットワークインタフェースのアドレスに変換し、データ受信側端末では、いずれかのネットワークインタフェースにおいて受信した通信データの送信元及び送信先のアドレスを、データ送信側端末及びデータ受信側端末の仮想アドレスに変換することを特徴とするデータ通信制御方法を提供するものである。
本発明のデータ通信制御方法において、各端末は、自端末及び他端末の仮想アドレスとネットワークインタフェースのアドレスとを対応付ける変換テーブルを有しており、前記変換テーブルに基づいてアドレス変換を行うことを特徴とする。
以上、説明したように、本発明のデータ通信制御システム及びデータ通信制御方法によれば、手間やコストのかかるネットワーク構成変更を行うことを必要とせず、複数のIPネットワーク間でのトラフィック分散を柔軟に、かつ、効率的に行うことができる。アプリケーションの下位層において最適なトラフィック分散が実現されるようになっているので、ネットワーク上の各端末のアプリケーションは、複数のIPネットワークのうちいずれをデータ通信に使用しているかを認識する必要がない。アプリケーションは、仮想IPアドレスのみを用いてデータ通信を行うので、物理的なLAN構成の追加、変更、削除などが生じても、アプリケーションではこれを意識する必要がないので、ネットワーク構成を柔軟に変更することができる。
本発明のデータ通信制御システム及びデータ通信制御方法は、特に、複数のIPネットワークから構成されるLANにおいて大容量のデータ転送が行われるシステムであって、例えばデータ用途別などでデータ転送容量を予測することが困難なシステムにおいて高いトラフィック分散効果が期待できる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のデータ通信制御システム及びデータ通信制御方法を実施するための最良の形態を詳細に説明する。図1〜図11は、本発明の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
1.データ通信制御システムの全体構成
図1は、本発明のデータ通信制御システムの一実施形態について、システムの全体構成を概略的に示す図である。図1において、本実施形態のデータ通信制御システムは、2系統の独立した物理LANセグメントと、各物理LANセグメントに接続されたデータ送信側端末100及びデータ受信側端末200とから構成されている。物理LANセグメント#1及び#2の転送速度は、それぞれXbps及びYbpsである。
データ送信側端末100は、物理LANセグメント#1及び#2にそれぞれ対応したLANインタフェース101及び102と、それらの上位でネットワーク層及びトランスポート層のサービスを提供するためのTCP/IPインタフェース111及び112と、LANの使用状況を監視するLANモニタ部120と、LAN使用状況データベース130と、アプリケーションが通信に使用すべきLANを決定する通信LAN決定部140と、アプリケーションが送出する通信パケットのIPアドレスを変換するIPアドレス変換部150と、本データ送信側端末100上で稼動するアプリケーションa171及びアプリケーションb172とを含んでいる。
データ受信側端末200は、物理LANセグメント#1及び#2にそれぞれ対応したLANインタフェース201及び202と、それらの上位でネットワーク層及びトランスポート層のサービスを提供するためのTCP/IPインタフェース211及び212と、LANの使用状況を監視するLANモニタ部220と、LAN使用状況データベース230と、アプリケーションが通信に使用すべきLANを決定する通信LAN決定部240と、アプリケーションが送出する通信パケットのIPアドレスを変換するIPアドレス変換部250と、本データ受信側端末200上で稼動するアプリケーションc271及びアプリケーションd272とを含んでいる。
上記のような構成により、2つの独立した物理LANセグメント上に別々のIPネットワークが形成されることとなる。また、各アプリケーションa〜dは、図1に示すネットワークにおいてTCP/IPプロトコルを利用した通信を行うことができる。この際、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200は、各端末に設定された仮想IPアドレスを用いて通信を行うこととなるが、これについては後に詳しく説明する。尚、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200は、説明の便宜上、それぞれデータ送信及びデータ受信を行う端末としているが、両端末とも、送信及び受信の機能を兼ね備えているのが好ましい。受信機能のみを備える端末では、LANモニタ部、LAN使用状況データベース及び通信LAN決定部は省略することができる。
LANモニタ部120及び220は、それぞれ、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200において独立した処理部であり、各LANセグメントのトラフィックを定常的に監視し、LANの使用状況や使用率、障害の有無等を解析する。LANモニタ部120及び220によるLAN監視は、端末の各TCP/IPインタフェース及び各LANインタフェースを通じて行うのが好ましいが、個別に設けたLANインタフェース(図示せず)により行ってもよい。
LANの使用状況については、各LANインタフェースの稼動状況、各TCP/IPインタフェースにおけるコネクションの有無、アプリケーションが通信中かどうかなどの情報に基づいて、使用中/未使用の判定を行うことができる。LANの使用率は、各LANインタフェースの稼働率(例えば、1秒あたりの平均データ転送量/転送速度[%])、各TCP/IPインタフェースにおける送受信パケット数などの情報に基づいて解析することができる。LANの障害の有無については、LANモニタ部120及び220が一定の時間間隔で確認パケット(ICMPパケット等)を各LANに送信することにより確認したり、各TCP/IPインタフェースにおける到達不能パケットの発生を監視したりして、解析することができる(詳細は後述する)。これらの解析結果は、逐次、LAN使用状況データベース130及び230に蓄積される。
通信LAN決定部140及び240は、アプリケーションにより通信が発生すると、LAN使用状況データベース130及び230を参照し、より使用に適したLANを選定する。ここで、より使用に適したLANとは、未使用状態のLAN、使用率のより低いLAN、障害が発生していないLANなどであり、LAN使用状況データベース130及び230に保持されるデータの内容によって異なり得る。
次に、以上のように構成された本実施形態のデータ通信制御システムにおいて、データ送受信を行う動作について説明する。このネットワークにおいて、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200には、それぞれ仮想IPアドレスIPsv及びIPdvが設定されており、アドレス変換テーブル160及び260などにおいて、仮想IPアドレスと各TCP/IPインタフェースに割り当てられた実IPアドレスとが対応付けられているものとする。
2.データ送信側端末におけるデータ送信処理
図2は、データ送信側端末100の詳細な内部構成と通信データの流れを示す機能ブロック図である。ここで、アプリケーションbがデータ受信側端末200のいずれかのアプリケーションと通信を行う場合を考える。アプリケーションbは、データ送信先の端末を、データ受信側端末200の仮想IPアドレスであるIPdvによって指定し、通信相手のアプリケーションをTCPポートなどで指定する。また、送信元としてデータ送信側端末100の仮想IPアドレスであるIPsvとTCPポートとを指定する。
このようにして、アプリケーションbからの通信要求が発せられると、通信LAN決定部140は、LAN使用状況データベース130を参照して、いずれの物理LANセグメント用いてデータ通信を行うかを決定する。図2に示すように、LAN使用状況データベース130には、データ送信側端末100上の各LANインタフェースについて、使用状況、使用率、転送速度、実IPアドレス、そのインタフェースを使用しているアプリケーション名などが保持されている。通信LAN決定部140は、これらの情報のうち、各LANインタフェースの使用状況、使用率及び転送速度のうち少なくとも1つの情報を使用して、いずれのLANを使用するかを決定する。これらのうち複数の情報を使用する場合には、それぞれの情報に優先度を設けて使用する。例えば、通信LAN決定部140において、各LANインタフェースの使用状況を第1キーとし、転送速度を第2キーとし、使用率を第3キーと設定しておくことができる。
この場合、通信LAN決定部140は、まず、各LANインタフェースの使用状況を参照し、「未使用」のLANインタフェースを使用する候補とし、続いて、それらの転送速度を参照し、転送速度が最も大きいものを使用するLANインタフェースとして決定する。転送速度が等しい場合には、さらに使用率を参照し、使用率が最も小さいものをLANインタフェースとして決定する。通信LAN決定部140により選定されたLANインタフェースの端末ID等がIPアドレス変換部150に伝えられる。本例では、LANインタフェース101はアプリケーションaが使用中であるので、LANインタフェース102が選定されることとなる。
IPアドレス変換部150は、アプリケーションbからの通信データに対してIPアドレスの変換処理を行う。上記したように、アプリケーションbはデータ送信先の端末を仮想IPアドレスによって指定しているので、IPアドレス変換部150は、この仮想IPアドレスを、データ送信側端末100が保持している実IPアドレスに変換する処理を行う。本例では、通信LAN決定部140によりLANインタフェース102が選定されているので、IPアドレス変換部150は、アドレス変換テーブル160を参照して、LANインタフェース102のレコードを取得する。このレコードに従って、アプリケーションbの通信データの送信先アドレスはIPdvからIPdbに、送信元アドレスはIPsvからIPsbにそれぞれ変換されることとなる。図3に、このIPアドレス変換処理を概念的に示す。
IPアドレス変換部150においてアドレス変換されたアプリケーションbの通信データは、その送信元IPアドレスであるIPsbを保持するTCP/IPインタフェース112に出力され、LANインタフェース102を通じて、物理LANセグメント#2に送出される。
ところで、本実施形態のデータ通信制御システムは、ルータ等を含んだIPネットワークにおいても適用可能である。このようなネットワークにおいて、データ送信先の端末が送信元端末とは異なるLANセグメント上に存在している場合には、端末が保持するルーティング情報に従って通信経路が決定されることもある。図4は、そのような場合のデータ送信側端末100におけるデータ送信処理の流れを示すフローチャートである。
図4において、データ送信が開始すると、通信LAN決定部140は、自端末のTCP/IPインタフェース111及び112にルーティング情報が設定されているかどうかを確認する(ステップS401)。ここで、ルーティング情報が設定されているとは、例えば、データ送信先端末とその端末との通信に使用すべきIPネットワークとを対応付けたルーティングテーブルにおいて、データ送信先端末についてのエントリが存在する場合などである。但し、エントリが存在していても、対象アドレスが0.0.0.0のエントリである場合などは除外するのが好ましい。あるいは、より簡易な形態としてデフォルトゲートウェイが設定されている場合も、これを設定されたルーティング情報として取り扱う。自端末にルーティング情報が設定されている場合には、その情報に基づいて通信に使用する(データ送信先及びデータ送信元の)実IPアドレスを決定する(ステップS403)。尚、ルーティング情報にはデータ送信先の実IPアドレスのみが含まれている場合があるが、アドレス変換テーブル160を参照すれば、データ送信元の実IPアドレスを割り出すことができる。
一方、データ送信先の端末が自端末と同一のLANセグメント上に存在する場合や、自端末にルーティング情報が設定されていない場合には、通信LAN決定部140は、LAN使用状況データベース130を参照して、データ通信に使用すべきLANインタフェースを選定する(ステップS404)。続いて、IPアドレス変換部150は、IPアドレス変換テーブル160を参照することにより、通信に使用する(データ送信先及びデータ送信元の)実IPアドレスを決定することができる(ステップS405)。
続いて、通信LAN決定部140は、LAN使用状況データベース130において、使用するLANインタフェースの使用状況を「使用中」に設定し、そのLANインタフェースを使用しているアプリケーションの名称を書き込む(ステップS406)。IPアドレス変換部150は、通信データに含まれる送信先及び送信元の仮想IPアドレスを、ステップS403又はS405で決定された送信先及び送信元の実IPアドレスに変換する(ステップS407)。これにより、いずれかのTCP/IPインタフェース及びLANインタフェースを用いて、データ送信を行うことが可能となる(ステップS408)。以降、アプリケーションによるデータ転送が完了するまでは、同一の実IPアドレス、同一の物理LANセグメントが使用される。
さらに、データ送信側端末100は、アプリケーションによるデータ送信の完了時に、データ転送が正常終了したかどうかを判定する(ステップS409)。この判定は、アプリケーションレベル又はTCP/IPレベルで転送データの未到達や欠落をチェックすることにより行うことができる。データ転送が正常終了した場合には、LAN使用状況データベース130において、使用したLANインタフェースの使用状況を「未使用」に戻す処理を行う(ステップS410)。データ転送が異常終了した場合には、LAN使用状況データベース130において、使用したLANインタフェースの使用状況を「通信不可」に設定する処理を行う(ステップS411)。これらの設定は、LANモニタ部120により、次回、LAN使用状況データベース130のデータが更新されるまで保持されるものとする。
3.データ受信側端末におけるデータ受信処理
次に、図2及び図3に示す例において、データ送信側端末100のアプリケーションbによりネットワークに送出された通信データを、データ受信側端末200において受信する動作について説明する。図5は、データ受信側端末200の詳細な内部構成と通信データの流れを示す機能ブロック図である。
まず、アプリケーションbから送信された送信先アドレスがIPdbである通信データは、物理LAN#2上を伝送され、データ受信側端末200のLANインタフェース202及びにおいて受信され、TCP/IPインタフェース212によりアプリケーションで利用可能な通信データに再構成されて、IPアドレス変換部250に入力される。IPアドレス変換部250は、アドレス変換テーブル260のLAN202のレコードに従って、この通信データのIPアドレスの変換処理を行う。すなわち、送信元IPアドレスがIPsbからIPsvに、送信先IPアドレスがIPdbからIPdvに変換される。図6に、このIPアドレス変換処理を概念的に示す。IPアドレス変換処理がなされた通信データは、アプリケーション層によって利用されることとなる。通信データがいずれのアプリケーションをあて先とするものであるかは、TCPポート番号により識別するか、あるいは通信データ中に定義しておくことができる。
図7は、データ受信側端末200におけるデータ受信処理の流れを示すフローチャートである。まず、データ受信側端末200は、データ通信要求を受け取ることによりデータ受信を開始する。IPアドレス変換部250は、アドレス変換テーブル260を参照して、通信データの送信元及び送信先の実IPアドレスに対応する仮想IPアドレスを決定し(ステップS701)、これに従って通信データ中の送信元及び送信先IPアドレスの変換処理を行う(ステップS702)。また、通信LAN決定部240は、LAN使用状況データベース230において、データ受信に使用しているLANインタフェースの使用状況を「使用中」に更新し、そのLANインタフェースを使用しているアプリケーションの名称を書き込む(ステップS703)。これにより、上記のデータ受信中に、データ受信側端末200の他アプリケーションがデータ送受信を行う際に、通信が衝突してしまうのを避けることができる。以降、アプリケーションによるデータ受信が完了するまでは、同一の実IPアドレス、同一の物理LANセグメントが使用される(ステップS704)。
さらに、データ受信側端末200は、アプリケーションによるデータ受信の完了時に、データ転送が正常終了したかどうかを判定する(ステップS705)。この判定は、アプリケーションレベル又はTCP/IPレベルで転送データの未到達や欠落をチェックすることにより行うことができる。データ転送が正常終了した場合には、LAN使用状況データベース230において、使用したLANインタフェースの使用状況を「未使用」に戻す処理を行う(ステップS706)。データ転送が異常終了した場合には、LAN使用状況データベース230において、使用したLANインタフェースの使用状況を「通信不可」に設定する処理を行う(ステップS707)。これらの設定は、LANモニタ部220により、次回、LAN使用状況データベース230のデータが更新されるまで保持されるものとする。
尚、データ受信側端末200がデータ受信専用の端末である場合には、通信LAN決定部240を備えている必要はなく、図7に示すステップS703、S705〜S707の処理は省略してもよい。
以上説明したように、本実施形態のデータ通信制御システムにおいて、各端末のアプリケーションは、データ送受信に仮想IPアドレスを用いることにより、物理的には2つのLANセグメントから構成されているネットワークを1つの仮想ネットワークとみなしてデータ通信を行うことができる。このとき、物理LANセグメント#1及び#2の転送速度がそれぞれXbps及びYbpsであるとすると、アプリケーションにとっては、(X+Y)bpsの転送速度を有する1つの仮想ネットワークが提供されているものとみなすことができる。
4.LANモニタ部によるネットワーク監視
上記したように、LANモニタ部120及び220は、それぞれ、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200において独立した処理部であり、各LANセグメントのネットワーク情報を一定の時間間隔ごとに収集し、得られた情報に基づいてLANの使用状況や使用率、障害の有無等を解析する。図8は、本実施形態の通信データ制御システムのデータ送信側端末100及びデータ受信側端末200に備えているLANモニタ部120及び220によるネットワーク監視の動作を示すフローチャートである。
図8において、LANモニタ部は、まず、LAN使用状況データベースを参照して、LANインタフェースがデータ通信に使用されているかどうかを確認する(ステップS801)。LANインタフェースの使用状況が「使用中」である場合には、ステップS806に処理を進める。
一方、ステップS801において、LANインタフェースの使用状況が「使用中」以外(「未使用」、「通信不可」など)である場合には、ネットワークの接続性の診断を行う(ステップS802)。この診断は、例えば、ネットワーク上の特定の端末に対してICMPエコー要求メッセージを送信し、その応答メッセージを受信する(pingコマンド等を用いる)ことにより行うことができる。ICMPでは、通信に異常がある場合には、その原因を示すエラーコードが取得されるので、これに基づいてネットワーク診断を行うことができる(ステップS803)。ネットワーク接続が正常である場合には、LANインタフェースの使用状況を「未使用」とし(ステップS804)、ネットワーク接続に異常が検知された場合には、LANインタフェースの使用状況を「通信不可」とし、ステップS808に処理を進める(ステップS805)。
続いて、LANモニタ部は、LANのネットワーク情報を取得する(ステップS806)。ここで、ネットワーク情報とは、ネットワークの構成情報、転送速度、LANインタフェースの稼働率、TCP/IPインタフェースにおける送受信パケット数などである。また、LANモニタ部は、取得したネットワーク情報からLANの使用率を算出する(ステップS807)。LANモニタ部は、以上の処理結果に基づいて、LAN使用状況データベースにおける当該LANインタフェースのレコードを更新する(ステップS808)。
LANモニタ部は、以上の一連の処理(ステップS801〜S808)を全てのLANについて繰り返し行う(ステップS809)。全てのLANについて上記の処理が完了すると、LANモニタ部は、一定時間待機した後(ステップS810)、再び、ステップS801に戻り、同様の処理を行う。
図9は、LANモニタ部120及び220の動作終了処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態のデータ通信制御システムにおいて、LANモニタ部120及び220は、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200の他の処理部とは独立した単体のプロセスとして起動されているため、各端末のOSなどを停止する際には、プロセスkillにより終了処理を行う必要がある(ステップS901)。プロセスkillを行った後、プロセスが存在しないことを確認して(ステップS902)、LANモニタ部の終了処理が完了する。
5.ネットワーク障害発生時のデータ伝送
次に、本実施形態のデータ通信制御システムにおいて、LANの一部に障害が発生した場合のデータ通信の動作について説明する。図10は、図1に示す本実施形態のデータ通信制御システムにおいて、物理LANセグメント#1に障害が発生した状態を概略的に示す図である。
このとき、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200は、それぞれ、LANモニタ部120及び220等により、物理LANセグメント#1が通信不可能となっているのを検知し、LAN使用状況データベース130及び230において、LANインタフェース101及び201の使用状況を「通信不可」と設定する。これにより、以降のデータ通信では、物理LANセグメント#1を経由する通信経路は選択されないこととなる。一方、物理LANセグメント#2を経由する通信経路は依然として使用可能であるため、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200は、LANインタフェース102及び202を通じてデータ通信を行うことができる。
上記したように、データ通信に使用するLANの選定及びIPアドレス変換処理は、通信LAN決定部やIPアドレス変換部によって行われるものであり、アプリケーションはそれらの処理を認識していない。従って、アプリケーションにとっては、下位層のサービスにより障害発生に対応した使用LANの切り替え処理が自動的に行われるため、障害発生前後を通じて同一の仮想IPアドレスを用いて同様にデータ通信を続行することができる。但し、データ転送速度は、障害発生前の(X+Y)bpsからYbpsに低下するので、端末利用者にとっては、ネットワーク障害発生により動的縮退運転が行われることに相当する。
6.データ通信制御システムの他の構成例
図11は、本実施形態のデータ通信制御システムの他の構成例を概略的に示す図である。本システム構成では、単一の物理LANセグメントによりネットワークを構成しており、データ送信側端末100及びデータ受信側端末200は、それぞれ、2系統のネットワークインタフェースを、同一の物理LANセグメントに接続している。このとき、各ネットワークインタフェースは、LAN上でそれぞれ異なる実IPアドレスを付与されているものとする。本システム構成は、例えば、端末上のネットワークインタフェースのデータ転送速度が物理LANセグメントのデータ転送速度Zbpsに比べて十分に小さい場合に有効である。図に示すように、端末に2系統のネットワークインタフェースを備えることにより、1系統のネットワークインタフェースしか備えていない場合に比べて、ほぼ2倍の転送速度(最大値)を実現することができる。
以上、本発明のデータ通信制御システム及びデータ通信制御方法について、具体的な実施の形態を示して説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上記各実施形態又は他の実施形態にかかる発明の構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
本発明のデータ通信制御システム及びデータ通信制御方法は、LAN、WANその他のネットワーク上でデータ通信を行う複数の端末間において利用することができる。その際、ネットワークの物理層、データリンク層、ネットワーク層及びトランスポート層をどのように構成するかによって、本発明のデータ通信制御システム及びデータ通信制御方法の利用可能性が制限されることはない。
本発明のデータ通信制御システムの一実施形態について、システムの全体構成を概略的に示す図である。 図1に示すデータ送信側端末の詳細な内部構成と通信データの流れを示す機能ブロック図である。 図2に示すIPアドレス変換部により行われるIPアドレス変換処理を概念的に示す図である。 ルータ等を含んだIPネットワークに本発明のデータ通信制御システムを適用した場合において、データ送信側端末がデータ送信を行う際の処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示すデータ受信側端末の詳細な内部構成と通信データの流れを示す機能ブロック図である。 図5に示すIPアドレス変換部により行われるIPアドレス変換処理を概念的に示す図である。 データ受信側端末におけるデータ受信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の通信データ制御システムのデータ送信側端末及びデータ受信側端末に備えているLANモニタ部によるネットワーク監視の動作を示すフローチャートである。 本発明の通信データ制御システムのデータ送信側端末及びデータ受信側端末に備えているLANモニタ部の動作終了処理の流れを示すフローチャートである。 本発明のデータ通信制御システムにおいて、一部の物理LANセグメントに障害が発生した状態を示す図である。 本発明のデータ通信制御システムの他の構成例を概略的に示す図である。 オンライン処理の対象となるデータを通信するためのオンライン処理用LANセグメントと、バッチ処理の対象となるデータを通信するためのバッチ処理用LANセグメントとをそれぞれ独立して設置し、各ノードはそれぞれのLANセグメントに接続するLANインタフェースを備えるようなネットワーク構成例を部分的に示す概略図である。
符号の説明
100 データ送信側端末
101,102 LANインタフェース
111,112 TCP/IPインタフェース
120 LANモニタ部
130 LAN使用状況データベース
140 通信LAN決定部
150 IPアドレス変換部
160 アドレス変換テーブル
200 データ受信側端末
201,202 LANインタフェース
211,212 TCP/IPインタフェース
220 LANモニタ部
230 LAN使用状況データベース
240 通信LAN決定部
250 IPアドレス変換部
260 アドレス変換テーブル

Claims (10)

  1. それぞれ対応する複数のネットワークインタフェースを備えた端末間のデータ通信を制御するシステムであって、
    データ送信側端末において、
    ネットワーク又はネットワークインタフェースの状態に応じて、いずれのネットワークインタフェースをデータ送信に使用するかを決定するネットワーク決定部と、
    通信データの送信元アドレスを、前記決定されたネットワークインタフェースのアドレスに変換し、通信データの送信先アドレスを、前記決定されたネットワークインタフェースに対応するデータ受信側端末のネットワークインタフェースのアドレスに変換するアドレス変換部と、を備えたデータ通信制御システム。
  2. 請求項1に記載のデータ通信制御システムにおいて、
    データ送信側端末は、ネットワーク又はネットワークインタフェースの状態を監視するモニタ部を備えていることを特徴とするデータ通信制御システム。
  3. 請求項2に記載のデータ通信制御システムにおいて、
    前記モニタ部は、ネットワークの接続性を確認するためのデータを定期的にネットワークに送信し、その応答データを解析することにより、ネットワークの状態を監視することを特徴とするデータ通信制御システム。
  4. 請求項2又は3に記載のデータ通信制御システムにおいて、
    前記モニタ部は、ネットワークの使用状況、使用率、転送速度のうち少なくとも1つを監視することを特徴とするデータ通信制御システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ通信制御システムにおいて、
    各端末はそれぞれ1つの仮想アドレスを有しており、該仮想アドレスを用いて互いにデータ通信を行い、
    データ送信側端末のアドレス変換部は、通信データの送信元に指定された仮想アドレスを、前記ネットワーク決定部により決定されたネットワークインタフェースのアドレスに変換し、通信データの送信先に指定された仮想アドレスを、前記決定されたネットワークインタフェースに対応するデータ受信側端末のネットワークインタフェースのアドレスに変換することを特徴とするデータ通信制御システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ通信制御システムにおいて、
    各端末は、自端末及び他端末の仮想アドレスとネットワークインタフェースのアドレスとを対応付ける変換テーブルを有しており、
    前記アドレス変換部は、前記変換テーブルに基づいてアドレス変換を行うことを特徴とするデータ通信制御システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ通信制御システムにおいて、
    データ送信側端末のネットワーク決定部は、データ送信側端末にルーティング情報が設定されている場合には、そのルーティング情報に従って、データ送信に使用するネットワークインタフェースを決定することを特徴とするデータ通信制御システム。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ通信制御システムにおいて、
    前記各端末は複数のネットワークを介して接続されており、端末上の各ネットワークインタフェースはいずれかのネットワークに接続されていることを特徴とするデータ通信制御システム。
  9. それぞれ対応する複数のネットワークインタフェースを備えた端末間のデータ通信を制御する方法であって、
    各端末にそれぞれ1つの仮想アドレスを付与し、
    データ送信側端末では、送信元及び送信先の仮想アドレスを指定した通信データを、それぞれ、ネットワーク又はネットワークインタフェースの状態に応じて選択された1つのネットワークインタフェースのアドレス、及びそのネットワークインタフェースに対応するデータ受信側端末のネットワークインタフェースのアドレスに変換し、
    データ受信側端末では、いずれかのネットワークインタフェースにおいて受信した通信データの送信元及び送信先のアドレスを、データ送信側端末及びデータ受信側端末の仮想アドレスに変換することを特徴とするデータ通信制御方法。
  10. 請求項9に記載のデータ通信制御方法において、
    各端末は、自端末及び他端末の仮想アドレスとネットワークインタフェースのアドレスとを対応付ける変換テーブルを有しており、
    前記変換テーブルに基づいてアドレス変換を行うことを特徴とするデータ通信制御方法。
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