JP2011118663A - Nic選択方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】システムの特性を考慮したNICを選択することを目的とする。
【解決手段】システムの特性に適合しているNICを選択し、サーバ装置に割り当てる管理サーバ1によるNIC選択方法であって、管理サーバ1は、NICに接続されているサーバ装置およびNICの性能が、NICにおけるポートの識別子であるNICポート識別子と関連付けられて格納しているNIC情報管理テーブル123、割当条件管理テーブル126および負荷管理テーブル128を記憶部120に記憶しており、管理サーバ1が、各テーブル123,126,128を基に、NICポート識別子を性能の高い順にソートし、ソートの結果の最上位のNICポート識別子を、選択NICポートとして出力することを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】システムの特性に適合しているNICを選択し、サーバ装置に割り当てる管理サーバ1によるNIC選択方法であって、管理サーバ1は、NICに接続されているサーバ装置およびNICの性能が、NICにおけるポートの識別子であるNICポート識別子と関連付けられて格納しているNIC情報管理テーブル123、割当条件管理テーブル126および負荷管理テーブル128を記憶部120に記憶しており、管理サーバ1が、各テーブル123,126,128を基に、NICポート識別子を性能の高い順にソートし、ソートの結果の最上位のNICポート識別子を、選択NICポートとして出力することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、NIC選択方法およびプログラムの技術に関する。
サーバ装置は、異なるネットワークセグメントを有する複数のネットワークに接続することによって通信を行うことがある。このとき、これらのサーバ装置には、複数のネットワークに接続するための複数のNIC(Network Interface Card)が設けられる。一般的には、サーバ装置とNICとの対応付けが固定であり、その対応を変更することができない。そのため、企業などの計算機システムのように、可用性を高めるため、ネットワーク構成を冗長化している環境では、ネットワークセグメント毎に2つ以上のNICを搭載する必要がある。しかし、1つ1つのネットワークセグメントにおいて、現用系として使用されるNICは常に1つであり、残りのNICは待機系として通常は使用されないため、リソースの有効利用ができていない。
この課題を解決する技術として、I/O(Input/Output)ドロワと複数のMAC(Media Access Control)アドレスを持つことを可能とするNICがある。I/Oドロワは、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)スイッチと複数のNICを搭載した装置である。このI/Oドロワは、複数のサーバ装置と接続が可能なため、NICを1つのI/Oドロワに集約し管理することが可能となる。
また、特許文献1には、MACアドレスを複数持つことを可能とする、特定のネットワークインタフェースチップを内蔵したNICを用いることで、複数のサーバ装置間でNICを共有する方法が開示されている。これらの技術により、待機系として通常は使用されないNICを低減し、リソースの有効利用が可能となる。
また、特許文献1には、MACアドレスを複数持つことを可能とする、特定のネットワークインタフェースチップを内蔵したNICを用いることで、複数のサーバ装置間でNICを共有する方法が開示されている。これらの技術により、待機系として通常は使用されないNICを低減し、リソースの有効利用が可能となる。
従来技術によれば、I/Oドロワと複数MACアドレスを持つことを可能とするNICにより、複数のサーバ装置におけるリソースの低減が可能となるが、一方で各サーバ装置におけるネットワーク構築作業が複雑化するという問題が生じる。
例えば、I/Oドロワに接続されていないサーバ装置の場合、各サーバ装置がハードウェアレベルで独立しているため、他サーバ装置を意識せずにネットワーク構築作業を行うことができる。
しかしながら、I/Oドロワと複数MACアドレスを持つことを可能とするNICに接続されているサーバ装置の場合、個々のサーバ装置から見ると不要なネットワークに接続された多数のNICも認識しているため、システム構築者が必要となるネットワークに接続されたNICを選択しなければならない。また、サーバ装置からは選択したNICが他のサーバ装置からも使用されているかわからないため、システム全体で負荷分散を意識したネットワーク構築が要求される。
例えば、I/Oドロワに接続されていないサーバ装置の場合、各サーバ装置がハードウェアレベルで独立しているため、他サーバ装置を意識せずにネットワーク構築作業を行うことができる。
しかしながら、I/Oドロワと複数MACアドレスを持つことを可能とするNICに接続されているサーバ装置の場合、個々のサーバ装置から見ると不要なネットワークに接続された多数のNICも認識しているため、システム構築者が必要となるネットワークに接続されたNICを選択しなければならない。また、サーバ装置からは選択したNICが他のサーバ装置からも使用されているかわからないため、システム全体で負荷分散を意識したネットワーク構築が要求される。
さらに、I/Oドロワの有無に関わらず、ネットワーク冗長化構成の設定が各サーバ装置毎に必要となる。そのため、サーバ装置の台数が増加するに従い設定作業が増加し、ヒューマンエラーの発生確率が高まる。また、同一NICに対し、NICの障害監視を各サーバ装置毎におこなうため、例えば障害監視方式としてARP(Address Resolution Protocol)パケットの送受信量を監視する方式を用いた場合、各サーバ装置から送出する監視用パケットによるネットワーク負荷の増加も課題となる。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、システムの特性を考慮したNICを選択することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、システムの特性に適合しているNICを、複数のNICの中から選択し、サーバ装置に割り当てるNIC管理装置によるNIC選択方法であって、前記NIC管理装置は、前記NICに接続されている前記サーバ装置および前記NICの特性が、前記NICにおけるポートの識別子であるNICポート識別子と関連付けられて格納している特性情報を記憶部に記憶しており、前記NIC管理装置が、前記特性情報を参照して、前記NICポート識別子を前記特性に基づいてソートし、前記ソートの結果に基づく前記NICポート識別子を、適合した選択NICポートとして出力することを特徴とする。
その他の解決手段は実施形態中において説明する。
その他の解決手段は実施形態中において説明する。
本発明によれば、システムの特性を考慮したNICを選択することができる。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
《システム構成》
図1は、本実施形態に係る計算機システムの構成例を示す図である。
計算機システム8は、管理サーバ(NIC管理装置)1、サーバ装置2、I/Oドロワ3、NIC4、ルータ7、ネットワークスイッチ5,6を有する。
サーバ装置2に対するNIC4の選択・割当およびNIC4の障害の監視および回復制御を行う管理サーバ1は、ネットワークスイッチ5を介して複数のサーバ装置2と接続している。また、複数のサーバ装置2は、I/Oドロワ3に接続している。さらに、I/Oドロワ3は、複数のNIC4に接続している。そして、複数のNIC4は複数のネットワークスイッチ6に接続しており、複数のネットワークスイッチ6は複数のルータ7に接続している。
図1は、本実施形態に係る計算機システムの構成例を示す図である。
計算機システム8は、管理サーバ(NIC管理装置)1、サーバ装置2、I/Oドロワ3、NIC4、ルータ7、ネットワークスイッチ5,6を有する。
サーバ装置2に対するNIC4の選択・割当およびNIC4の障害の監視および回復制御を行う管理サーバ1は、ネットワークスイッチ5を介して複数のサーバ装置2と接続している。また、複数のサーバ装置2は、I/Oドロワ3に接続している。さらに、I/Oドロワ3は、複数のNIC4に接続している。そして、複数のNIC4は複数のネットワークスイッチ6に接続しており、複数のネットワークスイッチ6は複数のルータ7に接続している。
《管理サーバの構成》
図2は、本実施形態に係る管理サーバの構成例を示す機能ブロック図である。
管理サーバ1は、RAM(Random Access memory)などのメモリ110、CPU(Central Processing Unit)であるプロセッサ130、HD(Hard Disk)などの記憶装置(記憶部)120、I/Oシリアルインタフェース131およびネットワークインタフェース132を有する。
メモリ110には、記憶装置120に格納されているプログラムが展開され、プロセッサ130によって実行されることにより、制御部111、NIC情報取得部112、ネットワーク構成情報取得部113、サーバ情報取得部114、NIC監視部115、NIC切替部116およびNIC選択部117の各部が具現化している。
各部112〜117の機能は、フローチャートにて詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る管理サーバの構成例を示す機能ブロック図である。
管理サーバ1は、RAM(Random Access memory)などのメモリ110、CPU(Central Processing Unit)であるプロセッサ130、HD(Hard Disk)などの記憶装置(記憶部)120、I/Oシリアルインタフェース131およびネットワークインタフェース132を有する。
メモリ110には、記憶装置120に格納されているプログラムが展開され、プロセッサ130によって実行されることにより、制御部111、NIC情報取得部112、ネットワーク構成情報取得部113、サーバ情報取得部114、NIC監視部115、NIC切替部116およびNIC選択部117の各部が具現化している。
各部112〜117の機能は、フローチャートにて詳細に説明する。
記憶装置120には、I/Oドロワ管理テーブル121、PCIeスロット管理テーブル122、NIC情報管理テーブル(性能情報、NIC情報管理情報)123、ネットワーク情報管理テーブル124、サーバ管理テーブル125、割当条件管理テーブル(性能情報、割当条件管理情報)126、仮想MAC管理テーブル127、負荷管理テーブル(性能情報、負荷管理情報)128および障害監視情報管理テーブル129が格納されている。各テーブル121〜129は、図6〜図14を参照して後記する。
I/Oシリアルインタフェース131は、I/Oドロワ3と接続しており、NIC監視部115から送られるNIC監視用パケットの送受信を行う。
ネットワークインタフェース132は、ネットワークスイッチ5と接続しており、各サーバ装置2やI/Oドロワ3の情報取得、およびNIC切替時にサーバ装置2にNIC切替通知の送信を行う。
ネットワークインタフェース132は、ネットワークスイッチ5と接続しており、各サーバ装置2やI/Oドロワ3の情報取得、およびNIC切替時にサーバ装置2にNIC切替通知の送信を行う。
《サーバ装置の構成》
図3は、本実施形態に係るサーバ装置の構成例を示す機能ブロック図である。
サーバ装置2は、RAMなどのメモリ210、CPUであるプロセッサ220、I/Oシリアルインタフェース230、BMC(Base Broad Management Controller)240を有する。
メモリ210には、図示しないサーバ装置2の記憶装置に格納されているプログラムが展開され、プロセッサ220によって実行されることによって、NIC切替検出部211が具現化している。NIC切替検出部211は、自身に接続しているNIC4の切替を検出し、管理サーバ1へサーバ装置追加・変更通知などを送信する機能を有する。
I/Oシリアルインタフェース230は、I/Oドロワ3に接続されている。BMC240は、ネットワークスイッチ5に接続されており、管理サーバ1から、ネットワークスイッチ5を介してNIC切替完了通知などを受信する機能を有する。
図3は、本実施形態に係るサーバ装置の構成例を示す機能ブロック図である。
サーバ装置2は、RAMなどのメモリ210、CPUであるプロセッサ220、I/Oシリアルインタフェース230、BMC(Base Broad Management Controller)240を有する。
メモリ210には、図示しないサーバ装置2の記憶装置に格納されているプログラムが展開され、プロセッサ220によって実行されることによって、NIC切替検出部211が具現化している。NIC切替検出部211は、自身に接続しているNIC4の切替を検出し、管理サーバ1へサーバ装置追加・変更通知などを送信する機能を有する。
I/Oシリアルインタフェース230は、I/Oドロワ3に接続されている。BMC240は、ネットワークスイッチ5に接続されており、管理サーバ1から、ネットワークスイッチ5を介してNIC切替完了通知などを受信する機能を有する。
《I/Oドロワの構成》
図4は、本実施形態に係るI/Oドロワの構成例を示す機能ブロック図である。
I/Oドロワ3は、ROM(Read Only Memory)などのメモリ310、CPUであるプロセッサ320、ネットワークインタフェース370、PCIeスイッチ340、サーバ装置2が接続されるサーバ装置用ポート350およびNIC4が接続されるスロット用ポート360を有する。サーバ装置用ポート350と、スロット用ポート360とを合わせてポートと称する。
メモリ310には、プログラムが格納されており、このプログラムがプロセッサ320によって実行されることにより、制御部311が具現化している。
制御部311は、PCIeスイッチ340に接続されるサーバ装置用ポート350やスロット用ポート360の状態や割当を制御する機能を有する。
ネットワークインタフェース370は、I/Oドロワ3内のサーバ装置用ポート350、スロット用ポート360、スロット用ポート360に接続されるNIC4の状態や割当情報の送信や、I/Oドロワ3の制御を行うためのコマンドを、ネットワークスイッチ5を介して管理サーバ1から受信する機能を有する。PCIeスイッチ340は、サーバ装置用ポート350とスロット用ポート360間におけるデータの転送制御を行う。
なお、I/Oドロワ3において、各ポートにはポート番号が割り振られ、制御部311によって管理されている。
図4は、本実施形態に係るI/Oドロワの構成例を示す機能ブロック図である。
I/Oドロワ3は、ROM(Read Only Memory)などのメモリ310、CPUであるプロセッサ320、ネットワークインタフェース370、PCIeスイッチ340、サーバ装置2が接続されるサーバ装置用ポート350およびNIC4が接続されるスロット用ポート360を有する。サーバ装置用ポート350と、スロット用ポート360とを合わせてポートと称する。
メモリ310には、プログラムが格納されており、このプログラムがプロセッサ320によって実行されることにより、制御部311が具現化している。
制御部311は、PCIeスイッチ340に接続されるサーバ装置用ポート350やスロット用ポート360の状態や割当を制御する機能を有する。
ネットワークインタフェース370は、I/Oドロワ3内のサーバ装置用ポート350、スロット用ポート360、スロット用ポート360に接続されるNIC4の状態や割当情報の送信や、I/Oドロワ3の制御を行うためのコマンドを、ネットワークスイッチ5を介して管理サーバ1から受信する機能を有する。PCIeスイッチ340は、サーバ装置用ポート350とスロット用ポート360間におけるデータの転送制御を行う。
なお、I/Oドロワ3において、各ポートにはポート番号が割り振られ、制御部311によって管理されている。
《処理概要》
図5は、本実施形態に係るNIC切替処理の概要の一例を示す図である。なお、図5において図1と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
管理サーバ1(図1)はI/Oドロワ3に接続されているNIC4のいずれかに障害が発生した場合に、NIC4の切り替えなどを行い、障害回復を行わせる。このとき、管理サーバ1は、NICグループ501の中から、ユーザが設定したシステム特性に従って、切替先のNIC4を動的に選択する。NICグループ501は、障害時の切り替えに備えて設定されるものであり、同じネットワークセグメントに接続されている複数のNIC4によるグループである。ユーザは、I/Oドロワ3に適用ドライバや性能の異なる複数の種類のNIC4を接続することができる。
図5は、本実施形態に係るNIC切替処理の概要の一例を示す図である。なお、図5において図1と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
管理サーバ1(図1)はI/Oドロワ3に接続されているNIC4のいずれかに障害が発生した場合に、NIC4の切り替えなどを行い、障害回復を行わせる。このとき、管理サーバ1は、NICグループ501の中から、ユーザが設定したシステム特性に従って、切替先のNIC4を動的に選択する。NICグループ501は、障害時の切り替えに備えて設定されるものであり、同じネットワークセグメントに接続されている複数のNIC4によるグループである。ユーザは、I/Oドロワ3に適用ドライバや性能の異なる複数の種類のNIC4を接続することができる。
ここで、いかなる種類のNIC4に障害が発生しても、通信を回復することができるよう、切替先が同一ネットワークセグメントであれば、異なる種類のNIC4でも同じNICグループに所属させることが好ましい。図5におけるNIC4aに障害が発生した時、管理サーバ1は、設定されているシステム特性に応じて、異なるネットワークスイッチ6に接続されたNIC4bを切替先として選んでいる。その後、管理サーバ1は、I/Oドロワ3を制御し、サーバ装置2によるネットワーク接続経路を、NIC4aを経由する経路502からNIC4bを経由する経路503に変更する。このとき、仮想MACアドレスの変更を生じさせないように、管理サーバ1は、各サーバ装置2に認識させているNIC4における各仮想MACアドレスを切替先のNIC4に引き継ぐ動作(図5の矢印510)も行う。
また、切替先のNIC4のドライバが障害が発生したNIC4のドライバと同じであれば、サーバ装置2の構成が変更されることはなく、つまりサーバ装置2におけるドライバを変更することがないので、切替による影響をサーバ装置2に与えることはない。また、切替先が異なるドライバである場合、管理サーバ1は、切替先のNIC4のドライバをサーバ装置2に通知し、サーバ装置2に対しドライバの切替を促すことで、NIC4の切替後のドライバのチェックなどが不要となり、切替によるサーバ装置2への影響を少なくすることが可能となる。
なお、図5ではNIC4に障害が発生した例について記載したが、サーバ装置2やNIC4が新たにI/Oドロワ3に接続されたときにも、このようなNIC4の選択・切替処理が行われる。
なお、図5ではNIC4に障害が発生した例について記載したが、サーバ装置2やNIC4が新たにI/Oドロワ3に接続されたときにも、このようなNIC4の選択・切替処理が行われる。
《テーブル》
次に、図2〜図4を適宜参照しつつ、図6〜図14を参照して各テーブルの説明を行う。
次に、図2〜図4を適宜参照しつつ、図6〜図14を参照して各テーブルの説明を行う。
(I/Oドロワ管理テーブル)
図6は、本実施形態に係るI/Oドロワ管理テーブルの構成例を示す図である。
I/Oドロワ管理テーブル121は、I/Oドロワ3のポートに接続されている機器を管理するためのテーブルであり、I/Oドロワ識別子、ポート番号、接続デバイス、デバイス識別子、状態の各フィールドを有する。
I/Oドロワ識別子は、I/Oドロワ3に割り当てられる識別子である。ポート番号は、I/Oドロワ3におけるポートに割り当てられる番号である。接続デバイスは、ポートに接続されているデバイスの種類を示す情報である。ここで、「slot」はPCIeを示し、「host」はサーバ装置2を示している。デバイス識別子は、ポートに接続されたデバイス毎の識別子である。状態は、接続されたデバイスの状態を示し、例えば、正常動作可能(「正常」)、「障害発生」、「未接続」などの情報が格納されている。
図6は、本実施形態に係るI/Oドロワ管理テーブルの構成例を示す図である。
I/Oドロワ管理テーブル121は、I/Oドロワ3のポートに接続されている機器を管理するためのテーブルであり、I/Oドロワ識別子、ポート番号、接続デバイス、デバイス識別子、状態の各フィールドを有する。
I/Oドロワ識別子は、I/Oドロワ3に割り当てられる識別子である。ポート番号は、I/Oドロワ3におけるポートに割り当てられる番号である。接続デバイスは、ポートに接続されているデバイスの種類を示す情報である。ここで、「slot」はPCIeを示し、「host」はサーバ装置2を示している。デバイス識別子は、ポートに接続されたデバイス毎の識別子である。状態は、接続されたデバイスの状態を示し、例えば、正常動作可能(「正常」)、「障害発生」、「未接続」などの情報が格納されている。
I/Oドロワ管理テーブル121に格納される情報は、新たにポートにサーバ装置2が接続された場合や、I/Oデバイス(NIC4や、HBA(Host Bus Adapter)など)が新たに接続された場合や、サーバ装置2やPCIeに接続されたI/Oデバイスの障害などが原因で、I/Oデバイスが交換された場合など、I/Oドロワ3に接続されている機器に変更が生じた場合などに収集・更新される情報である。
I/Oドロワ管理テーブル121を有することで、管理サーバ1は、I/Oドロワ3に接続されるサーバ装置2やポートを管理することができる。
I/Oドロワ管理テーブル121を有することで、管理サーバ1は、I/Oドロワ3に接続されるサーバ装置2やポートを管理することができる。
(PCIeスロット管理テーブル)
図7は、本実施形態に係るPCIeスロット管理テーブルの構成例を示す図である。
PCIeスロット管理テーブル122は、I/Oドロワ3のスロット用ポート360に接続されている機器を管理するためのテーブルであり、デバイス識別子、接続デバイスカードおよびデバイス識別子の各フィールドを有している。
デバイス識別子は、スロット用ポート360毎の識別子である。接続デバイスカードは、デバイス識別子が示すスロット用ポート360に接続されたI/Oデバイスの種類を示す情報を示す。接続デバイスカードは、接続されるI/OデバイスがNIC4であれば「NIC4」が格納され、HBAであれば「HBA」が格納され、何も接続されていなければ「未接続」が格納される。デバイス識別子は、接続されているI/Oデバイス毎の識別子である。
図7は、本実施形態に係るPCIeスロット管理テーブルの構成例を示す図である。
PCIeスロット管理テーブル122は、I/Oドロワ3のスロット用ポート360に接続されている機器を管理するためのテーブルであり、デバイス識別子、接続デバイスカードおよびデバイス識別子の各フィールドを有している。
デバイス識別子は、スロット用ポート360毎の識別子である。接続デバイスカードは、デバイス識別子が示すスロット用ポート360に接続されたI/Oデバイスの種類を示す情報を示す。接続デバイスカードは、接続されるI/OデバイスがNIC4であれば「NIC4」が格納され、HBAであれば「HBA」が格納され、何も接続されていなければ「未接続」が格納される。デバイス識別子は、接続されているI/Oデバイス毎の識別子である。
PCIeスロット管理テーブル122に格納されている情報は、新たにスロット用ポート360にI/Oデバイスが接続された場合や、スロット用ポート360に接続されたI/Oデバイスの障害などが原因で、I/Oデバイスが交換された場合など、スロット用ポート360に接続されているI/Oデバイスの構成に変更が生じた場合などに収集・更新される情報である。管理サーバ1が、PCIeスロット管理テーブル122を有することで、スロット用ポート360に接続されるI/Oデバイスを管理することができる。また、I/Oデバイスに障害が発生し、I/Oデバイスにアクセス不可能になった場合でも、管理サーバ1は、デバイスの識別子を取得することができる。
(NIC情報管理テーブル)
図8は、本実施形態に係るNIC情報管理テーブルの構成例を示す図である
NIC情報管理テーブル123は、計算機システム8におけるNIC4の情報を管理するためのテーブルであり、NIC識別子、適合ドライバ、性能、NICポート数、NICポート識別子、状態の各フィールドを有する。
NIC識別子は、NIC4毎の識別子である。適合ドライバは、該当するNIC4を使用するため、サーバ装置2で実行されているドライバの種類である。性能は、該当するNIC4の通信性能を示し、具体的にはNIC4の通信速度が格納される。NICポート数は、該当するNIC4に搭載されているポート(NICポート)の数である。NICポート識別子は、該当するNICポート毎の識別子である。状態は、該当するNICポートの状態を示し、例えば、正常動作可能(「正常」)、「障害発生」、LANケーブルの未接続(「未接続」)などの情報が格納される。
図8は、本実施形態に係るNIC情報管理テーブルの構成例を示す図である
NIC情報管理テーブル123は、計算機システム8におけるNIC4の情報を管理するためのテーブルであり、NIC識別子、適合ドライバ、性能、NICポート数、NICポート識別子、状態の各フィールドを有する。
NIC識別子は、NIC4毎の識別子である。適合ドライバは、該当するNIC4を使用するため、サーバ装置2で実行されているドライバの種類である。性能は、該当するNIC4の通信性能を示し、具体的にはNIC4の通信速度が格納される。NICポート数は、該当するNIC4に搭載されているポート(NICポート)の数である。NICポート識別子は、該当するNICポート毎の識別子である。状態は、該当するNICポートの状態を示し、例えば、正常動作可能(「正常」)、「障害発生」、LANケーブルの未接続(「未接続」)などの情報が格納される。
NIC情報管理テーブル123に格納されている情報は、新たにスロット用ポート360にNIC4が接続された場合や、スロット用ポート360に接続されたNIC4の障害などが原因で、NIC4が交換された場合など、NIC4の構成に変更が生じた場合にNIC情報取得部112が収集・更新される情報である。管理サーバ1が、NIC情報管理テーブル123を有することで、管理サーバ1はNIC4およびNICポートを管理することができる。
(ネットワーク情報管理テーブル)
図9は、本実施形態に係るネットワーク情報管理テーブルの構成例を示す図である。
ネットワーク情報管理テーブル124は、NICポートに接続されているネットワークセグメントに関する情報の管理や、NICグループに関する情報を管理するためのテーブルであり、NICポート識別子、ネットワークアドレス、ネットマスク、次ノードMACアドレスおよびNICグループ識別子の各フィールドを有している。
NICポート識別子は、NIC4に搭載されているNICポート毎の識別子である。ネットワークアドレスは、該当するNICポートが接続されているネットワークのアドレスである。ネットマスクは、該当するNICポートが接続されているネットワークのネットマスクである。次ノードMACアドレスは、該当するNICポートの次ノードのMACアドレスである。NICグループ識別子は、同一ネットワークと同一ネットマスクを有するNICポートの集合で構成されるNICグループの識別子である。
図9は、本実施形態に係るネットワーク情報管理テーブルの構成例を示す図である。
ネットワーク情報管理テーブル124は、NICポートに接続されているネットワークセグメントに関する情報の管理や、NICグループに関する情報を管理するためのテーブルであり、NICポート識別子、ネットワークアドレス、ネットマスク、次ノードMACアドレスおよびNICグループ識別子の各フィールドを有している。
NICポート識別子は、NIC4に搭載されているNICポート毎の識別子である。ネットワークアドレスは、該当するNICポートが接続されているネットワークのアドレスである。ネットマスクは、該当するNICポートが接続されているネットワークのネットマスクである。次ノードMACアドレスは、該当するNICポートの次ノードのMACアドレスである。NICグループ識別子は、同一ネットワークと同一ネットマスクを有するNICポートの集合で構成されるNICグループの識別子である。
ネットワーク情報管理テーブル124に格納されている情報は、NICポートのリンクアップを検出したときにネットワーク構成情報取得部113によって収集・更新される情報である。管理サーバ1がネットワーク情報管理テーブル124を有することで、管理サーバ1は各NICポートが属するNICグループを管理することができる。
(サーバ管理テーブル)
図10は、本実施形態に係るサーバ管理テーブルの構成例を示す図である。
サーバ管理テーブル125は、サーバ装置2に接続されているI/Oデバイスの情報を管理するためのテーブルであり、サーバ装置識別子、PCIバス番号、NICグループ識別子、仮想MAC識別子、現用NICポート識別子およびNIC割当種別の各フィールドを有している。
サーバ装置識別子は、サーバ装置2の識別子であり、図6のデバイス識別子に入力される情報と同じものである。PCIバス番号は、該当するサーバ装置2が有するPCIバスの番号を示す。NICグループ識別子は、該当するPCIバスに割り当てられたNIC4が属するNICグループの識別子である。仮想MAC識別子は、PCIバスに割り当てられたNIC4が有する仮想MACアドレス毎の識別子である。仮想MAC識別子は、NIC4で受信したパケットを、どのサーバ装置2にデータ送信するかをNIC4が区別するためのものであり、1つのNICポートに複数の仮想MAC識別子を設定することができる。現用NICポート識別子は、該当するPCIバスに接続されたNIC4に搭載されているNICポートを特定するための識別子であり、1つのNICポートに1つのNICポート識別子のみが設定される。NIC割当種別は、該当するPCIバスに割り当てられたNIC4の割当種別である。NIC割当種別としては、例えば、障害が生じても運用が可能なサーバ装置2である「高可用」や、障害が生じた際、他のサーバ装置2へ処理を分散するサーバ装置2である「負荷分散」などの情報が格納される。
図10は、本実施形態に係るサーバ管理テーブルの構成例を示す図である。
サーバ管理テーブル125は、サーバ装置2に接続されているI/Oデバイスの情報を管理するためのテーブルであり、サーバ装置識別子、PCIバス番号、NICグループ識別子、仮想MAC識別子、現用NICポート識別子およびNIC割当種別の各フィールドを有している。
サーバ装置識別子は、サーバ装置2の識別子であり、図6のデバイス識別子に入力される情報と同じものである。PCIバス番号は、該当するサーバ装置2が有するPCIバスの番号を示す。NICグループ識別子は、該当するPCIバスに割り当てられたNIC4が属するNICグループの識別子である。仮想MAC識別子は、PCIバスに割り当てられたNIC4が有する仮想MACアドレス毎の識別子である。仮想MAC識別子は、NIC4で受信したパケットを、どのサーバ装置2にデータ送信するかをNIC4が区別するためのものであり、1つのNICポートに複数の仮想MAC識別子を設定することができる。現用NICポート識別子は、該当するPCIバスに接続されたNIC4に搭載されているNICポートを特定するための識別子であり、1つのNICポートに1つのNICポート識別子のみが設定される。NIC割当種別は、該当するPCIバスに割り当てられたNIC4の割当種別である。NIC割当種別としては、例えば、障害が生じても運用が可能なサーバ装置2である「高可用」や、障害が生じた際、他のサーバ装置2へ処理を分散するサーバ装置2である「負荷分散」などの情報が格納される。
サーバ管理テーブル125に格納される情報は、新たにサーバ装置2が追加・変更された場合や、サーバ装置2の障害などが原因で、サーバ装置2が交換された場合など、計算機システム8内におけるサーバ装置2の構成に変更が生じたとき、サーバ情報取得部114が収集・更新する情報である。管理サーバ1が、サーバ管理テーブル125を有することで、管理サーバ1は各サーバ装置2のPCIバスが対応付けされるNICグループ、NICポート、仮想MACアドレスおよびNIC割当種別を管理することができる。
(割当条件管理テーブル)
図11は、本実施形態に係る割当条件管理テーブルの構成例を示す図である。
割当条件管理テーブル126は、NIC割当種別に対応する切替先の条件に関する情報を管理するためのテーブルであり、NIC割当種別および切替先条件の各フィールドを有し、切替先条件は、NICグループ識別子条件、NIC識別子条件、次ノードMAC条件および性能条件の各フィールドを有する。
NIC割当種別は、図10のNIC割当種別と同様であり、「高可用」、「負荷分散」などのサーバ装置2の特性を示す情報である。NICグループ識別子条件は、切替先NICグループ識別子の条件であり、例えば、「一致」は、NICグループ識別子が一致するNICポートへの切り替えを行う(つまり、同一のNICグループ内でNIC4の切替を行う)ことである。NIC識別子条件は、切替先となるNIC識別子の条件を示し、例えば、「不一致」はNIC識別子が一致しないNICポートへの切り替えを行うことである。次ノードMAC条件は、切替先となるNICポートのMACアドレスである次ノードMACアドレスの条件を示し、例えば、「不一致」は次ノードが一致するNICポートへの切り替えは行わないことを示す。性能条件は、NIC4などに要求される性能条件であり、具体的には通信速度などが格納される。
割当条件管理テーブル126は、管理者が管理サーバ1の図示しない入力装置を介して入力する情報である。管理サーバ1が、割当条件管理テーブル126を有することで、サーバ装置2が「高可用」であれば、切替先条件としてどのようなNIC4が要求されるか、あるいはサーバ装置2が「負荷分散」であれば、切替先条件としてどのようなNIC4が要求されるかを管理することができる。
図11は、本実施形態に係る割当条件管理テーブルの構成例を示す図である。
割当条件管理テーブル126は、NIC割当種別に対応する切替先の条件に関する情報を管理するためのテーブルであり、NIC割当種別および切替先条件の各フィールドを有し、切替先条件は、NICグループ識別子条件、NIC識別子条件、次ノードMAC条件および性能条件の各フィールドを有する。
NIC割当種別は、図10のNIC割当種別と同様であり、「高可用」、「負荷分散」などのサーバ装置2の特性を示す情報である。NICグループ識別子条件は、切替先NICグループ識別子の条件であり、例えば、「一致」は、NICグループ識別子が一致するNICポートへの切り替えを行う(つまり、同一のNICグループ内でNIC4の切替を行う)ことである。NIC識別子条件は、切替先となるNIC識別子の条件を示し、例えば、「不一致」はNIC識別子が一致しないNICポートへの切り替えを行うことである。次ノードMAC条件は、切替先となるNICポートのMACアドレスである次ノードMACアドレスの条件を示し、例えば、「不一致」は次ノードが一致するNICポートへの切り替えは行わないことを示す。性能条件は、NIC4などに要求される性能条件であり、具体的には通信速度などが格納される。
割当条件管理テーブル126は、管理者が管理サーバ1の図示しない入力装置を介して入力する情報である。管理サーバ1が、割当条件管理テーブル126を有することで、サーバ装置2が「高可用」であれば、切替先条件としてどのようなNIC4が要求されるか、あるいはサーバ装置2が「負荷分散」であれば、切替先条件としてどのようなNIC4が要求されるかを管理することができる。
(仮想MAC管理テーブル)
図12は、本実施形態に係る仮想MAC管理テーブルの構成例を示す図である。
仮想MAC管理テーブル127は、仮想MAC識別子が示す仮想MACアドレスの状態を管理するためのテーブルであり、仮想MAC識別子および状態の各フィールドを有する。
仮想MAC識別子は、図10の仮想MAC識別子と同様に仮想MACアドレス毎の識別子である。状態は、該当する仮想MACアドレス(仮想MAC識別子)の割当状態であり、「割当済み」、「未割当」などの情報が格納される。
仮想MAC管理テーブル127は、新たにサーバ装置2が追加された場合や、サーバ装置2の障害などが原因で、サーバ装置2が交換された場合など、計算機システム8におけるサーバ装置2の構成に変更が生じたときにサーバ情報取得部114が収集・更新する情報である。管理サーバ1が仮想MAC管理テーブル127を有することで、管理サーバ1は仮想MACアドレスの割当状態を管理することができる。
図12は、本実施形態に係る仮想MAC管理テーブルの構成例を示す図である。
仮想MAC管理テーブル127は、仮想MAC識別子が示す仮想MACアドレスの状態を管理するためのテーブルであり、仮想MAC識別子および状態の各フィールドを有する。
仮想MAC識別子は、図10の仮想MAC識別子と同様に仮想MACアドレス毎の識別子である。状態は、該当する仮想MACアドレス(仮想MAC識別子)の割当状態であり、「割当済み」、「未割当」などの情報が格納される。
仮想MAC管理テーブル127は、新たにサーバ装置2が追加された場合や、サーバ装置2の障害などが原因で、サーバ装置2が交換された場合など、計算機システム8におけるサーバ装置2の構成に変更が生じたときにサーバ情報取得部114が収集・更新する情報である。管理サーバ1が仮想MAC管理テーブル127を有することで、管理サーバ1は仮想MACアドレスの割当状態を管理することができる。
(負荷管理テーブル)
図13は、本実施形態に係る負荷管理テーブルの構成例を示す図である。
負荷管理テーブル128は、NICポートにおける負荷を管理するためのテーブルであり、NICポート識別子、NICグループ識別子、総送信データ量および単位時間当たりのトラフィック量の各フィールドを有する。
NICポート識別子は、図9のNICポート識別子と同様、NICポートの識別子である。NICグループ識別子は、該当するNICポートが属するNICグループの識別子である。NICグループ識別子がハイフン(「−」)であるNICポートはNICグループが割り当てられていないことを示す。総送信データ量は、該当するNICポートがデータの送受信を始めた時点から累積したデータ量である。単位時間当たりのトラフィック量は、総送信データ量をNIC4の稼働時間で除算したものである。
負荷管理テーブル128に格納される情報は、NIC情報取得部112がI/Oドロワ3のネットワークインタフェース370から定期的に性能情報を収集し、更新を行う情報である。管理サーバ1が負荷管理テーブル128を有することによって、管理サーバ1はNICポート毎の負荷の状態を管理することができる。
図13は、本実施形態に係る負荷管理テーブルの構成例を示す図である。
負荷管理テーブル128は、NICポートにおける負荷を管理するためのテーブルであり、NICポート識別子、NICグループ識別子、総送信データ量および単位時間当たりのトラフィック量の各フィールドを有する。
NICポート識別子は、図9のNICポート識別子と同様、NICポートの識別子である。NICグループ識別子は、該当するNICポートが属するNICグループの識別子である。NICグループ識別子がハイフン(「−」)であるNICポートはNICグループが割り当てられていないことを示す。総送信データ量は、該当するNICポートがデータの送受信を始めた時点から累積したデータ量である。単位時間当たりのトラフィック量は、総送信データ量をNIC4の稼働時間で除算したものである。
負荷管理テーブル128に格納される情報は、NIC情報取得部112がI/Oドロワ3のネットワークインタフェース370から定期的に性能情報を収集し、更新を行う情報である。管理サーバ1が負荷管理テーブル128を有することによって、管理サーバ1はNICポート毎の負荷の状態を管理することができる。
(障害監視情報管理テーブル)
図14は、本実施形態に係る障害監視情報管理テーブルの構成例を示す図である。
障害監視情報管理テーブル129は、NICグループにおけるNIC4の障害を監視する際に使用する情報を格納しているテーブルであって、NICグループ識別子、監視ターゲットIPアドレス、監視ターゲットネットマスク、監視用IPアドレスおよび監視パケット送出間隔の各フィールドを有している。
NICグループ識別子は、図9のNICグループ識別子と同様、NICグループの識別子である。監視ターゲットIPアドレスは、監視ターゲットのIPアドレスである。ここで、監視ターゲットとは、障害監視のためにNIC4との間でパケットの送受信を行う機器である。監視ターゲットネットマスクは、監視ターゲットのネットマスクである。監視用IPアドレスは、障害の監視のために送受信されるパケット(障害監視パケット)を送信する際に、NIC4に対して割り当てるIPアドレスである。監視パケット送出間隔は、監視パケットの送出間隔である。障害監視情報管理テーブル129は、管理者が管理サーバ1の図示しない入力装置を介して入力する情報である。
図14は、本実施形態に係る障害監視情報管理テーブルの構成例を示す図である。
障害監視情報管理テーブル129は、NICグループにおけるNIC4の障害を監視する際に使用する情報を格納しているテーブルであって、NICグループ識別子、監視ターゲットIPアドレス、監視ターゲットネットマスク、監視用IPアドレスおよび監視パケット送出間隔の各フィールドを有している。
NICグループ識別子は、図9のNICグループ識別子と同様、NICグループの識別子である。監視ターゲットIPアドレスは、監視ターゲットのIPアドレスである。ここで、監視ターゲットとは、障害監視のためにNIC4との間でパケットの送受信を行う機器である。監視ターゲットネットマスクは、監視ターゲットのネットマスクである。監視用IPアドレスは、障害の監視のために送受信されるパケット(障害監視パケット)を送信する際に、NIC4に対して割り当てるIPアドレスである。監視パケット送出間隔は、監視パケットの送出間隔である。障害監視情報管理テーブル129は、管理者が管理サーバ1の図示しない入力装置を介して入力する情報である。
《フローチャート》
次に、図2〜図4および図6〜図14を参照しつつ、図15〜図21に沿って本実施形態に係る処理の説明を行う。
次に、図2〜図4および図6〜図14を参照しつつ、図15〜図21に沿って本実施形態に係る処理の説明を行う。
(NIC4情報取得処理)
図15は、本実施形態に係るNIC情報取得処理の流れを示すフローチャートである。
まず、NIC4が追加されたり、変更されたりすると、I/Oドロワ3は管理サーバ1へNIC追加・変更通知を送信し、管理サーバ1は、このNIC追加・変更通知を受信する(S101)。NIC追加・変更通知には、追加されたり、変更された後のNIC4のNIC識別子や、このNIC4が接続しているI/Oドロワ3のポート番号などが含まれている。
次に、NIC情報取得部112は、NIC追加・変更通知から追加・変更が行われたNIC4の接続位置(ポート番号)を取得する(S102)。
そして、NIC情報取得部112は、追加・変更対象のNIC識別子を管理サーバ1のPCIバスに対し一時的な割り当てを行う(S103)。
次に、NIC情報取得部112は、サーバ装置2で実行されているドライバを介して、追加・変更対象NIC4の適合ドライバと性能の情報(具体的には、NIC4の通信速度)を取得する(S104)。なお、ステップS104で、NIC情報取得部112は、NIC4からNICポート識別子、デバイス識別子、NIC識別子、NICポート数も取得する。
そして、NIC情報取得部112は、ステップS102、ステップS104で取得した各情報をI/Oドロワ管理テーブル(図6)121、PCIeスロット管理テーブル(図7)122、NIC情報管理テーブル(図8)123に反映する(S105)。具体的には、NIC情報取得部112が以下の処理を行う。つまり、NIC情報取得部112はI/Oドロワ管理テーブル(図6)121において、ステップS102で取得したポート番号に該当する接続デバイスを「slot」にし、デバイス識別子を登録し、状態を「正常」にする。また、NIC情報取得部112はPCIeスロット管理テーブル(図7)122に、ステップS102で取得したポート識別子、デバイス識別子を登録し、接続デバイスカードには「NIC」を登録する。さらに、NIC情報取得部112はNIC情報管理テーブル(図8)123のNIC識別子にステップS102で取得したデバイス識別子を登録し、ステップS104で取得した適合ドライバ、性能、NICポート数、NICポート識別子を登録し、状態を「正常」にする。NIC情報取得部112は、各テーブル121〜123の他のフィールドは空欄としておく。
NIC情報取得部112は、ステップS105における反映を行った後、ステップS103で一時的に割り当てた管理サーバ1から追加・変更対象NIC4の割り当てを解放する(S106)。
図15は、本実施形態に係るNIC情報取得処理の流れを示すフローチャートである。
まず、NIC4が追加されたり、変更されたりすると、I/Oドロワ3は管理サーバ1へNIC追加・変更通知を送信し、管理サーバ1は、このNIC追加・変更通知を受信する(S101)。NIC追加・変更通知には、追加されたり、変更された後のNIC4のNIC識別子や、このNIC4が接続しているI/Oドロワ3のポート番号などが含まれている。
次に、NIC情報取得部112は、NIC追加・変更通知から追加・変更が行われたNIC4の接続位置(ポート番号)を取得する(S102)。
そして、NIC情報取得部112は、追加・変更対象のNIC識別子を管理サーバ1のPCIバスに対し一時的な割り当てを行う(S103)。
次に、NIC情報取得部112は、サーバ装置2で実行されているドライバを介して、追加・変更対象NIC4の適合ドライバと性能の情報(具体的には、NIC4の通信速度)を取得する(S104)。なお、ステップS104で、NIC情報取得部112は、NIC4からNICポート識別子、デバイス識別子、NIC識別子、NICポート数も取得する。
そして、NIC情報取得部112は、ステップS102、ステップS104で取得した各情報をI/Oドロワ管理テーブル(図6)121、PCIeスロット管理テーブル(図7)122、NIC情報管理テーブル(図8)123に反映する(S105)。具体的には、NIC情報取得部112が以下の処理を行う。つまり、NIC情報取得部112はI/Oドロワ管理テーブル(図6)121において、ステップS102で取得したポート番号に該当する接続デバイスを「slot」にし、デバイス識別子を登録し、状態を「正常」にする。また、NIC情報取得部112はPCIeスロット管理テーブル(図7)122に、ステップS102で取得したポート識別子、デバイス識別子を登録し、接続デバイスカードには「NIC」を登録する。さらに、NIC情報取得部112はNIC情報管理テーブル(図8)123のNIC識別子にステップS102で取得したデバイス識別子を登録し、ステップS104で取得した適合ドライバ、性能、NICポート数、NICポート識別子を登録し、状態を「正常」にする。NIC情報取得部112は、各テーブル121〜123の他のフィールドは空欄としておく。
NIC情報取得部112は、ステップS105における反映を行った後、ステップS103で一時的に割り当てた管理サーバ1から追加・変更対象NIC4の割り当てを解放する(S106)。
(NICグルーピング処理)
図16は、本実施形態に係るNICグルーピング処理の流れを示すフローチャートである。
まず、I/Oドロワ3はNICポートのリンクアップを検知すると、リンクアップしたNICポートのリンクアップ通知を管理サーバ1へ送信し、ネットワーク構成情報取得部113は、このリンクアップ通知を受信する(S201)。リンクアップ通知には、リンクアップしたNICポートのNICポート識別子が含まれている。
次に、ネットワーク構成情報取得部113は、リンクアップ通知に含まれているNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123およびネットワーク情報管理テーブル(図9)124を参照し、該当するNICポートが未グルーピングかつ正常であるか否かを判定する(S202)。具体的には、ネットワーク構成情報取得部113は、リンクアップ通知に含まれているNICポート識別子をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124において、該当する各フィールドがハイフン(「−」)であるか否かで、該当するNICポートが未グルーピングであるか否かを判定する。さらに、ネットワーク構成情報取得部113は、リンクアップ通知に含まれているNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123における「状態」のフィールドを参照し、該当する「状態」が「正常」であるか否かを判定する。
図16は、本実施形態に係るNICグルーピング処理の流れを示すフローチャートである。
まず、I/Oドロワ3はNICポートのリンクアップを検知すると、リンクアップしたNICポートのリンクアップ通知を管理サーバ1へ送信し、ネットワーク構成情報取得部113は、このリンクアップ通知を受信する(S201)。リンクアップ通知には、リンクアップしたNICポートのNICポート識別子が含まれている。
次に、ネットワーク構成情報取得部113は、リンクアップ通知に含まれているNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123およびネットワーク情報管理テーブル(図9)124を参照し、該当するNICポートが未グルーピングかつ正常であるか否かを判定する(S202)。具体的には、ネットワーク構成情報取得部113は、リンクアップ通知に含まれているNICポート識別子をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124において、該当する各フィールドがハイフン(「−」)であるか否かで、該当するNICポートが未グルーピングであるか否かを判定する。さらに、ネットワーク構成情報取得部113は、リンクアップ通知に含まれているNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123における「状態」のフィールドを参照し、該当する「状態」が「正常」であるか否かを判定する。
ステップS202の結果、該当するNICポートが未グルーピングではないか(グループ化済み)、もしくは状態が正常ではない場合(S202→No)、ネットワーク構成情報取得部113は、ネットワーク構成情報取得処理を終了する。
ステップS202の結果、該当するNICポートが未グルーピングであり、かつ状態が正常である場合(S202→Yes)、ネットワーク構成情報取得部113は、障害監視情報管理テーブル(図14)129からNICグループのレコードを1つ抽出する(S203)。抽出は、例えば、ネットワーク構成情報取得部113が障害監視情報管理テーブル129の上のレコードから順に取得することによって行われる。
ステップS202の結果、該当するNICポートが未グルーピングであり、かつ状態が正常である場合(S202→Yes)、ネットワーク構成情報取得部113は、障害監視情報管理テーブル(図14)129からNICグループのレコードを1つ抽出する(S203)。抽出は、例えば、ネットワーク構成情報取得部113が障害監視情報管理テーブル129の上のレコードから順に取得することによって行われる。
次に、ネットワーク構成情報取得部113は、グループに所属するネットワークが正常であるか否かを判定するため、抽出したNICグループのレコードにおける監視用IPアドレスを、処理対象の(リンクアップした)NICポートに割り当て、抽出したレコードにおける監視ターゲットIPアドレスへ(処理対照のNICポートへ)監視パケットを送信する(S204)。
そして、ネットワーク構成情報取得部113は、ステップS204で送信した監視パケットに対する応答パケットを所定時間内に受信したか否かを判定する(S205)。
そして、ネットワーク構成情報取得部113は、ステップS204で送信した監視パケットに対する応答パケットを所定時間内に受信したか否かを判定する(S205)。
ステップS205の結果、応答パケットを受信した場合(S205→Yes)、ネットワーク構成情報取得部113は、応答パケットを参照して、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124を更新して(S206)、ネットワーク構成情報取得処理を終了する。
ステップS206における具体的な処理は以下の通りである。応答パケットを受信すると、ネットワーク構成情報取得部113は、監視ターゲットIPアドレスを有するネットワークセグメントにおいて正常に通信が行われていると判定する。そして、ネットワーク構成情報取得部113は、処理対象となっているNICポート識別子をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124のネットワークアドレスのフィールドと、ネットマスクと、NICグループ識別子のフィールドに、ステップS203で抽出した監視ターゲットIPアドレスとネットマスクとNICグループ識別子を格納する。さらに、ネットワーク構成情報取得部113は、応答パケットのEthernet(登録商標)フレームを解析して、応答パケットの送信元MACアドレスを取得し、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124の次ノードMACアドレスのフィールドに、この送信元MACアドレスを格納する。
ステップS206における具体的な処理は以下の通りである。応答パケットを受信すると、ネットワーク構成情報取得部113は、監視ターゲットIPアドレスを有するネットワークセグメントにおいて正常に通信が行われていると判定する。そして、ネットワーク構成情報取得部113は、処理対象となっているNICポート識別子をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124のネットワークアドレスのフィールドと、ネットマスクと、NICグループ識別子のフィールドに、ステップS203で抽出した監視ターゲットIPアドレスとネットマスクとNICグループ識別子を格納する。さらに、ネットワーク構成情報取得部113は、応答パケットのEthernet(登録商標)フレームを解析して、応答パケットの送信元MACアドレスを取得し、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124の次ノードMACアドレスのフィールドに、この送信元MACアドレスを格納する。
ステップS205の結果、所定時間経過しても応答パケットを受信できない場合(S205→No)、ネットワーク構成情報取得部113は、監視ターゲットIPアドレスを有するネットワークセグメントにおいて正常な通信が行われていないと判定し、現在処理対象となっているNICグループが、NICグループの終端であるか否かを判定する(S207)。つまり、ネットワーク構成情報取得部113は、ステップS203で抽出したレコードが障害監視情報管理テーブル(図14)129における最後のレコードであるか否かを判定する。
ステップS207の結果、NICグループの終端ではない場合(S207→No)、ネットワーク構成情報取得部113は、ステップS203へ処理を戻し、障害監視情報管理テーブル(図14)129から次のレコードを抽出する。
ステップS207の結果、NICグループが終端である場合(S207→Yes)、ネットワーク構成情報取得部113は、このNICポートが、登録されていないネットワークセグメントに接続しているか、もしくはネットワークに接続されていないと判断し、処理対象NICポートの情報をネットワーク情報管理テーブル(図9)124に反映せずにネットワーク構成情報取得処理を終了する。
ステップS207の結果、NICグループの終端ではない場合(S207→No)、ネットワーク構成情報取得部113は、ステップS203へ処理を戻し、障害監視情報管理テーブル(図14)129から次のレコードを抽出する。
ステップS207の結果、NICグループが終端である場合(S207→Yes)、ネットワーク構成情報取得部113は、このNICポートが、登録されていないネットワークセグメントに接続しているか、もしくはネットワークに接続されていないと判断し、処理対象NICポートの情報をネットワーク情報管理テーブル(図9)124に反映せずにネットワーク構成情報取得処理を終了する。
(サーバ情報取得処理)
図17は、本実施形態に係るサーバ情報取得処理の流れを示すフローチャートである。
I/Oドロワ3にサーバ装置2が追加接続されたり、変更されたりすると、I/Oドロワ3はサーバ装置追加・変更通知を管理サーバ1へ送信し、サーバ情報取得部114は、このサーバ装置追加・変更通知を受信する(S301)。サーバ装置追加・変更通知には、サーバ装置識別子と、PCIバスの数が含まれている。
次に、サーバ情報取得部114は、ネットワークインタフェース132を介して、I/Oドロワ3から追加・変更対象のサーバ装置2(以下、対象サーバ装置2と称する)の接続位置(具体的にはポート番号)を取得し、追加・変更の対象サーバ装置2からPCIバス番号を取得し(S302)、I/Oドロワ管理テーブル(図6)121を更新し(図17に図示せず)、サーバ管理テーブル(図10)125を更新する(図17に図示せず)。具体的には、サーバ情報取得部114は、I/Oドロワ管理テーブル(図6)121において、取得したポート番号に該当する接続デバイスを「host」とし、ポート識別子にサーバ装置追加・変更通知のサーバ装置識別子と、PCIバス番号を登録する。また、サーバ情報取得部114は、取得したサーバ装置識別子を、サーバ管理テーブル(図10)125に登録する。サーバ情報取得部114は、各テーブル121,125の他のフィールドは空欄としておく。
図17は、本実施形態に係るサーバ情報取得処理の流れを示すフローチャートである。
I/Oドロワ3にサーバ装置2が追加接続されたり、変更されたりすると、I/Oドロワ3はサーバ装置追加・変更通知を管理サーバ1へ送信し、サーバ情報取得部114は、このサーバ装置追加・変更通知を受信する(S301)。サーバ装置追加・変更通知には、サーバ装置識別子と、PCIバスの数が含まれている。
次に、サーバ情報取得部114は、ネットワークインタフェース132を介して、I/Oドロワ3から追加・変更対象のサーバ装置2(以下、対象サーバ装置2と称する)の接続位置(具体的にはポート番号)を取得し、追加・変更の対象サーバ装置2からPCIバス番号を取得し(S302)、I/Oドロワ管理テーブル(図6)121を更新し(図17に図示せず)、サーバ管理テーブル(図10)125を更新する(図17に図示せず)。具体的には、サーバ情報取得部114は、I/Oドロワ管理テーブル(図6)121において、取得したポート番号に該当する接続デバイスを「host」とし、ポート識別子にサーバ装置追加・変更通知のサーバ装置識別子と、PCIバス番号を登録する。また、サーバ情報取得部114は、取得したサーバ装置識別子を、サーバ管理テーブル(図10)125に登録する。サーバ情報取得部114は、各テーブル121,125の他のフィールドは空欄としておく。
次に、サーバ情報取得部114は、対象サーバ装置2にネットワーク構成を割り当てるため管理者が予め入力してある対象サーバ装置2のネットワーク割当要件情報(図示せず)を参照する(S303)。ネットワーク割当要件情報は、対象サーバ装置2が「高可用」であるか、「負荷分散」であるか、といった情報が格納されている。
なお、ネットワーク割当要件情報は、1つのみが入力されてもよいし、複数入力されてもよい。ネットワーク割当要件情報が複数入力されるときとは、複数のサーバ装置2が追加・変更されたときや、1つのサーバ装置2に異なる複数のネットワークセグメントが割り当てられたときなどである。例えば、あるサーバ装置2にネットワークセグメントA,B,Cが割り当てられると、ネットワークセグメントA,B,C用のネットワーク割当要件情報が入力される。他のサーバ装置2にも同様にネットワークセグメントが割り当てられたとすると、2つのサーバ装置2に対し、ネットワークセグメントA,B,C用のネットワーク割当要件情報がそれぞれ入力されるため、結果として6つのネットワーク割当要件情報が管理サーバ1に入力されることになる。
なお、ネットワーク割当要件情報は、1つのみが入力されてもよいし、複数入力されてもよい。ネットワーク割当要件情報が複数入力されるときとは、複数のサーバ装置2が追加・変更されたときや、1つのサーバ装置2に異なる複数のネットワークセグメントが割り当てられたときなどである。例えば、あるサーバ装置2にネットワークセグメントA,B,Cが割り当てられると、ネットワークセグメントA,B,C用のネットワーク割当要件情報が入力される。他のサーバ装置2にも同様にネットワークセグメントが割り当てられたとすると、2つのサーバ装置2に対し、ネットワークセグメントA,B,C用のネットワーク割当要件情報がそれぞれ入力されるため、結果として6つのネットワーク割当要件情報が管理サーバ1に入力されることになる。
続いて、サーバ情報取得部114は、割当条件管理テーブル(図11)126を参照し、ステップS303で参照したネットワーク割当要件情報における割当要求が、割当条件管理テーブル126にあるか否かを判定する(S304)。
ステップS304の結果、ネットワーク割当要件情報が、割当条件管理テーブル126にない場合(S304→No)、サーバ情報取得部114は追加・変更の対象外となっている種類のサーバ装置2と判定し、サーバ情報取得処理を終了する。
ステップS304の結果、ネットワーク割当要件情報が、割当条件管理テーブル126にない場合(S304→No)、サーバ情報取得部114は追加・変更の対象外となっている種類のサーバ装置2と判定し、サーバ情報取得処理を終了する。
ステップS304の結果、ネットワーク割当要件情報が、割当条件管理テーブル126にある場合(S304→Yes)、サーバ情報取得部114は、管理者が予め入力してある要求ネットワーク構成情報(図示せず)を参照して、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124から、要求ネットワーク構成情報に該当するNICグループ識別子を取得する(S305)。管理者によって入力される要求ネットワーク構成情報には、対象サーバ装置2が接続しているNICポートにおけるNICポート識別子、ネットワークアドレス、ネットマスク、次ノードMACアドレスなどの情報が格納されている。
次に、サーバ情報取得部114は、ステップS301で受信したサーバ装置追加・変更通知に含まれている対象サーバ装置2のサーバ装置識別子をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125を参照し、対象サーバ装置2においてNICグループ識別子のフィールドが未割当(「−」)のPCIバス番号に該当する、ステップS305で取得したNICグループ識別子を割り当て、管理者が入力した要求ネットワーク構成情報をNIC割当種別のフィールドに登録する(S306)。
続いて、サーバ情報取得部114は、仮想MAC管理テーブル(図12)127を参照し、状態のフィールドが「未割当」の仮想MAC識別子があるか否かを判定する(S307)。
続いて、サーバ情報取得部114は、仮想MAC管理テーブル(図12)127を参照し、状態のフィールドが「未割当」の仮想MAC識別子があるか否かを判定する(S307)。
ステップS307の結果、「未割当」の仮想MAC識別子がある場合(S307→Yes)、サーバ情報取得部114は、ステップS309へ処理を進める。
ステップS307の結果、「未割当」の仮想MAC識別子がない場合(S307→No)、サーバ情報取得部114は、新規に仮想MAC識別子を生成し、生成した仮想MAC識別子を、仮想MAC管理テーブル(図12)127に追加する(S308)。
そして、サーバ情報取得部114は、サーバ管理テーブル(図10)125において、ステップS306で処理の対象となったPCIバス番号に該当する仮想MAC識別子のフィールドに、取得した未割当の仮想MAC識別子、もしくはステップS308で生成した仮想MAC識別子を割り当て(図17に図示せず)、仮想MAC管理テーブル127における該当する仮想MAC識別子の状態を「割当済み」に変更する(S309)。
この操作により、サーバ装置2に、いずれのNICポートが割り当てられた場合でも、常に割当られた仮想MACアドレスが認識できるようになる。
ステップS307の結果、「未割当」の仮想MAC識別子がない場合(S307→No)、サーバ情報取得部114は、新規に仮想MAC識別子を生成し、生成した仮想MAC識別子を、仮想MAC管理テーブル(図12)127に追加する(S308)。
そして、サーバ情報取得部114は、サーバ管理テーブル(図10)125において、ステップS306で処理の対象となったPCIバス番号に該当する仮想MAC識別子のフィールドに、取得した未割当の仮想MAC識別子、もしくはステップS308で生成した仮想MAC識別子を割り当て(図17に図示せず)、仮想MAC管理テーブル127における該当する仮想MAC識別子の状態を「割当済み」に変更する(S309)。
この操作により、サーバ装置2に、いずれのNICポートが割り当てられた場合でも、常に割当られた仮想MACアドレスが認識できるようになる。
次に、NIC選択部117が、ステップS307で検索したPCIバス番号を含むNIC選択通知をNIC選択部117へ送ることにより、NIC選択部117が図20で後記するNIC選択処理を行い(S310)、サーバ情報取得部114は、NIC選択処理の結果から選択NICポートがあるか否かを判定する(S311)
選択NICポートがない場合(S311→No)、サーバ情報取得部114は、選択NICポートがない旨をサーバ装置2に通知して(S312)、ステップS303へ処理を戻す。
選択NICポートがある場合(S311→Yes)、サーバ情報取得部114は、NIC選択処理で選択されたNICポート識別子を、サーバ管理テーブル(図10)125のステップS306で処理の対象となったPCIバス番号に該当する現用ポートNIC識別子のフィールドに割り当てる(S313)。
次に、NIC監視部115が、すべてのNIC4に対し図18で後記する障害監視処理を行った(S314)後、入力されたネットワーク割当要件情報がすべて終わるまで、ステップS303〜S314を繰り返す。
選択NICポートがない場合(S311→No)、サーバ情報取得部114は、選択NICポートがない旨をサーバ装置2に通知して(S312)、ステップS303へ処理を戻す。
選択NICポートがある場合(S311→Yes)、サーバ情報取得部114は、NIC選択処理で選択されたNICポート識別子を、サーバ管理テーブル(図10)125のステップS306で処理の対象となったPCIバス番号に該当する現用ポートNIC識別子のフィールドに割り当てる(S313)。
次に、NIC監視部115が、すべてのNIC4に対し図18で後記する障害監視処理を行った(S314)後、入力されたネットワーク割当要件情報がすべて終わるまで、ステップS303〜S314を繰り返す。
なお、負荷管理テーブル(図13)128は、以下の手順で作成される。管理サーバ1が図16のNICグルーピング時にネットワーク情報管理テーブル(図9)124のNICポート識別子とNICグループ識別子を負荷管理テーブル(図13)128のNICポート識別子とNICグループ識別子にコピーし、その後、定期的にNIC4の通信量を監視することによって作成される。
(NIC監視処理)
図18は、本実施形態に係るNIC監視処理の流れを示すフローチャートである。図18は、すべてのNIC4に対して独立に実行される処理である。
NIC監視部115は、NIC監視部115自身の呼び出し、もしくはNICポートへ送っている障害監視用パケット送出の間隔満了通知を受信する(S401)。
次に、NIC監視部115は、処理の対象となっているNICポート識別子をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124からNICグループ識別子を取得し(図18に図示せず)、さらに、取得したNICグループ識別子をキーとして、障害監視情報管理テーブル(図14)129を参照し、該当する監視用IPアドレスと、監視ターゲットIPアドレスを取得し、処理対象のNICポート(以下、対象NICポートと称する)に取得した監視用IPアドレスを割り当てる(S402)。
そして、NIC監視部115は、監視ターゲットIPアドレスに監視パケットを送信し(S403)、この監視パケットに対する応答パケットを所定時間内に受信したか否かを判定する(S404)。
図18は、本実施形態に係るNIC監視処理の流れを示すフローチャートである。図18は、すべてのNIC4に対して独立に実行される処理である。
NIC監視部115は、NIC監視部115自身の呼び出し、もしくはNICポートへ送っている障害監視用パケット送出の間隔満了通知を受信する(S401)。
次に、NIC監視部115は、処理の対象となっているNICポート識別子をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124からNICグループ識別子を取得し(図18に図示せず)、さらに、取得したNICグループ識別子をキーとして、障害監視情報管理テーブル(図14)129を参照し、該当する監視用IPアドレスと、監視ターゲットIPアドレスを取得し、処理対象のNICポート(以下、対象NICポートと称する)に取得した監視用IPアドレスを割り当てる(S402)。
そして、NIC監視部115は、監視ターゲットIPアドレスに監視パケットを送信し(S403)、この監視パケットに対する応答パケットを所定時間内に受信したか否かを判定する(S404)。
ステップS404の結果、所定時間が経過しても応答パケットを受信できなかった場合(S404→No)、NIC監視部115は監視パケットの送信先となっているNICポートに障害が発生したと判定し、障害通知およびPCI番号を含んだNIC切替通知をNIC切替部116へ送ることにより、NIC切替部116が通信の回復のためNIC切替処理を行った(S405)後、NIC監視部115は呼出元の処理へリターンする。ここで、PCI番号は、対象となっているNICポート識別子をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125から取得する(図18に図示せず)。
ステップS404の結果、応答パケットを受信した場合(S404→Yes)、NIC監視部115は、対象NICポートを介した通信経路は正常と判定し、処理対象となっているNICポート識別子をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125からNIC割当種別を取得し(図18に図示せず)、取得したNIC割当種別が「負荷分散」であるか否かを判定する(S406)。
ステップS406の結果、「負荷分散」ではない場合(S406→No)、NIC監視部115はステップS407をスキップしてステップS408へ処理を進める。
ステップS406の結果、「負荷分散」である場合(S406→Yes)、NIC監視部115はステップS402で取得したNICグループ識別子をキーとして、負荷管理テーブル(図13)128を参照し、該当する性能(総送信データ量、単位時間当たりのトラフィック量)が、割当条件管理テーブル(図11)126の性能条件のフィールドに格納されている要求性能を満たすか否かを判定する(S407)。
ステップS404の結果、応答パケットを受信した場合(S404→Yes)、NIC監視部115は、対象NICポートを介した通信経路は正常と判定し、処理対象となっているNICポート識別子をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125からNIC割当種別を取得し(図18に図示せず)、取得したNIC割当種別が「負荷分散」であるか否かを判定する(S406)。
ステップS406の結果、「負荷分散」ではない場合(S406→No)、NIC監視部115はステップS407をスキップしてステップS408へ処理を進める。
ステップS406の結果、「負荷分散」である場合(S406→Yes)、NIC監視部115はステップS402で取得したNICグループ識別子をキーとして、負荷管理テーブル(図13)128を参照し、該当する性能(総送信データ量、単位時間当たりのトラフィック量)が、割当条件管理テーブル(図11)126の性能条件のフィールドに格納されている要求性能を満たすか否かを判定する(S407)。
ステップS406の結果、要求性能を満たさない場合(S407→No)、要求性能を満たすNICポートへの切り替えを行うため、PCI番号を含んでいるが、障害通知は含んでいないNIC切替通知をNIC切替部116へ送ることにより、NIC切替部116がNIC切替処理を行う(S405)。
ステップS407の結果、要求性能を満たしている場合(S407→Yes)、NIC監視部115は、監視パケット送出間隔満了通知を行うよう、管理サーバ1の図示しないタイマを設定する(S408)。NIC監視部115は、すべてのNICポートに関して図19の処理を繰り返した後、呼出元の処理へリターンする。
ステップS407の結果、要求性能を満たしている場合(S407→Yes)、NIC監視部115は、監視パケット送出間隔満了通知を行うよう、管理サーバ1の図示しないタイマを設定する(S408)。NIC監視部115は、すべてのNICポートに関して図19の処理を繰り返した後、呼出元の処理へリターンする。
(NIC切替処理)
図19は、本実施形態に係るNIC切替処理の流れを示すフローチャートである。図19の処理は、図18のステップS405で行われる処理である。
NIC切替部116は、呼出元から送られたNIC切替通知に含まれているPCI番号を取得する(S501)
次に、NIC切替部116は、取得したPCIバス番号をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125を検索し、現用NICポート識別子、NICグループ識別子、仮想MAC識別子を取得する(S502)。
次に、NIC切替部116は、NIC切替通知に障害通知が含まれているか否かを判定する(S503)。すなわち、現在のNIC切替処理が図18のステップS404において「No」が選択されることによって行われている処理であるか否かを判定する。
図19は、本実施形態に係るNIC切替処理の流れを示すフローチャートである。図19の処理は、図18のステップS405で行われる処理である。
NIC切替部116は、呼出元から送られたNIC切替通知に含まれているPCI番号を取得する(S501)
次に、NIC切替部116は、取得したPCIバス番号をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125を検索し、現用NICポート識別子、NICグループ識別子、仮想MAC識別子を取得する(S502)。
次に、NIC切替部116は、NIC切替通知に障害通知が含まれているか否かを判定する(S503)。すなわち、現在のNIC切替処理が図18のステップS404において「No」が選択されることによって行われている処理であるか否かを判定する。
ステップS503の結果、障害通知を含んでいない場合(S503→No)、NIC切替部116はステップS505へ処理を進める。
ステップS503の結果、障害通知を含んでいる場合(S503→Yes)、NIC切替部116はステップS502で取得した現用NICポート識別子(NICポート識別子)をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123を参照し、該当する状態を「正常」から「異常」に変更する(S504)。
続いて、NIC切替部116は、ステップS501で取得したPCIバス番号を含むNIC選択通知をNIC選択部117へ送ることにより、NIC選択部117が図20で後記するNIC選択処理を行う(S505)。
ステップS503の結果、障害通知を含んでいる場合(S503→Yes)、NIC切替部116はステップS502で取得した現用NICポート識別子(NICポート識別子)をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123を参照し、該当する状態を「正常」から「異常」に変更する(S504)。
続いて、NIC切替部116は、ステップS501で取得したPCIバス番号を含むNIC選択通知をNIC選択部117へ送ることにより、NIC選択部117が図20で後記するNIC選択処理を行う(S505)。
そして、NIC切替部116は、NIC選択処理の結果から、選択NICポートがあるか否かを判定する(S506)。
ステップS506の結果、選択NICポートがない場合(S506→No)、NIC切替部116は切替先NICポートがない旨を含む切替完了通知をサーバ装置2へ通知し(S507)、NIC切替部116は呼出元の処理へリターンする。
ステップS506の結果、選択NICポートがない場合(S506→No)、NIC切替部116は切替先NICポートがない旨を含む切替完了通知をサーバ装置2へ通知し(S507)、NIC切替部116は呼出元の処理へリターンする。
ステップS506の結果、選択NICポートがある場合(S506→Yes)、NIC切替部116は、サーバ管理テーブル(図10)125において、ステップS502で取得された現用NICポート識別子に割り当てられているPCIバス番号、仮想MAC識別子を削除することによって、切替対象のNICポートに割り当てられたPCIバス番号、仮想MAC識別子を切替対象の現用NICポート識別子から割当解除する(S508)。
そして、NIC切替部116は、サーバ管理テーブル(図10)125を参照し、割当解除されたPCIバス番号および仮想MAC識別子を、NIC選択処理で選択されたNICポート識別子に該当するフィールドに格納することで、これらの再割当を行う(S509)。
そして、NIC切替部116は、サーバ管理テーブル(図10)125を参照し、割当解除されたPCIバス番号および仮想MAC識別子を、NIC選択処理で選択されたNICポート識別子に該当するフィールドに格納することで、これらの再割当を行う(S509)。
次に、NIC切替部116はステップS503で取得した現用NICポート識別子およびNIC選択処理で選択されたNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123の適合ドライバのフィールドを参照し、切替前後でドライバが同じであるか否かを判定する(S510)。
ステップS510の結果、ドライバが異なるのであれば(S510→No)、NIC切替部116は、NIC選択処理で選択されたNICポート識別子に対応するドライバ種類をNIC情報管理テーブル(図8)123から取得し、このドライバ種類を含む切替完了通知をサーバ装置2へ送信し(S511)、NIC切替部116は呼出元の処理へリターンする。
ステップS510の結果、ドライバが同じであれば(S510→Yes)、NIC切替部116は、切替完了通知をサーバ装置2へ送信し(S512)、NIC切替部116は呼出元の処理へリターンする。
ステップS510の結果、ドライバが異なるのであれば(S510→No)、NIC切替部116は、NIC選択処理で選択されたNICポート識別子に対応するドライバ種類をNIC情報管理テーブル(図8)123から取得し、このドライバ種類を含む切替完了通知をサーバ装置2へ送信し(S511)、NIC切替部116は呼出元の処理へリターンする。
ステップS510の結果、ドライバが同じであれば(S510→Yes)、NIC切替部116は、切替完了通知をサーバ装置2へ送信し(S512)、NIC切替部116は呼出元の処理へリターンする。
(NIC選択処理)
図20は、本実施形態に係るNIC選択処理の流れを示すフローチャートである。図20の処理は、図17のステップS310および図19のステップS505で行われる処理である。
まず、NIC選択部117は、NIC選択通知に含まれているPCIバス番号を取得し(S601)、このPCIバス番号をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125を参照し、取得したPCIバス番号である対象PCIバスに割り当てられているNICグループ識別子、現用NICポート識別子、NIC割当種別を取得する(S602)。
次に、NIC選択部117は、ステップS602で取得したNICグループ識別子をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124を参照し(図20に図示せず)、該当するNICポート識別子をすべて取得すると、取得したNICポート識別子のそれぞれをキーとしてNIC情報管理テーブル(図8)123の状態のフィールドを参照し、「正常」であるNICポートがあるか否かを判定する(S603)。
ステップS603の結果、「正常」であるNICポートがない場合(S603→No)、NIC選択部117は、選択NICポートなしの旨を呼出元へ返却し(S604)、呼出元の処理へリターンする。
図20は、本実施形態に係るNIC選択処理の流れを示すフローチャートである。図20の処理は、図17のステップS310および図19のステップS505で行われる処理である。
まず、NIC選択部117は、NIC選択通知に含まれているPCIバス番号を取得し(S601)、このPCIバス番号をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125を参照し、取得したPCIバス番号である対象PCIバスに割り当てられているNICグループ識別子、現用NICポート識別子、NIC割当種別を取得する(S602)。
次に、NIC選択部117は、ステップS602で取得したNICグループ識別子をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124を参照し(図20に図示せず)、該当するNICポート識別子をすべて取得すると、取得したNICポート識別子のそれぞれをキーとしてNIC情報管理テーブル(図8)123の状態のフィールドを参照し、「正常」であるNICポートがあるか否かを判定する(S603)。
ステップS603の結果、「正常」であるNICポートがない場合(S603→No)、NIC選択部117は、選択NICポートなしの旨を呼出元へ返却し(S604)、呼出元の処理へリターンする。
ステップS603の結果、「正常」であるNICポートがある場合(S603→Yes)、NIC選択部117は、ステップS602で取得したNICグループ識別子である対象NICグループ所属のすべての「正常」なNICポート識別子に関して、負荷管理テーブル(図13)128を参照し、負荷が低い順にソートする(S605)。負荷が低い順とは、単位時間当たりのトラフィック量が小さい順であるが、総送信データ量が小さい順でもよい。ソートされたNICポート識別子はソート結果に格納される。
さらに、NIC選択部117は、NIC情報管理テーブル(図8)123の性能のフィールドを参照し、ステップS605のソート結果に対し、性能がよい順にNICポート識別子をソートする(S606)。性能がよい順とは、NIC情報管理テーブル(図8)123の性能に格納されている通信速度の速い順である。
さらに、NIC選択部117は、NIC情報管理テーブル(図8)123の性能のフィールドを参照し、ステップS605のソート結果に対し、性能がよい順にNICポート識別子をソートする(S606)。性能がよい順とは、NIC情報管理テーブル(図8)123の性能に格納されている通信速度の速い順である。
次に、NIC選択部117は、ステップS601で取得したPCIバス番号(対象のPCIバス番号)をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125を参照し、対象のPCIバス番号にNICポートが割当済みか否かを判定する(S607)。
ステップS607の結果、対象のPCIバス番号にNICポートが割当済みでない場合(S607→No)、NIC選択部117はステップS609へ処理を進める。
ステップS607の結果、対象のPCIバス番号にNICポートが割当済みである場合(S607→Yes)、NIC選択部117はサーバ管理テーブル(図10)125から対象のPCIバス番号に該当する現用NICポート識別子を取得すると(図20に図示せず)、さらに、取得した現用NICポート識別子(NICポート識別子:割当NICポート)をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123の適合ドライバのフィールドから、該当するドライバ種類を取得する。そして、NIC選択部117は、ステップS606におけるソート結果に格納されているNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123の適合ドライバのフィールドを参照し(図20に図示せず)、それぞれのNICポート識別子に該当するドライバ種類を取得すると、これらのドライバ種類を、割当NICポートを基に取得したドライバ種類と比較する。そして、NIC選択部117は、比較の結果、割当NICポートと同一種類のドライバを有するNICポート識別子をソート結果の先頭へ移動する(S608)。
ステップS607の結果、対象のPCIバス番号にNICポートが割当済みでない場合(S607→No)、NIC選択部117はステップS609へ処理を進める。
ステップS607の結果、対象のPCIバス番号にNICポートが割当済みである場合(S607→Yes)、NIC選択部117はサーバ管理テーブル(図10)125から対象のPCIバス番号に該当する現用NICポート識別子を取得すると(図20に図示せず)、さらに、取得した現用NICポート識別子(NICポート識別子:割当NICポート)をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123の適合ドライバのフィールドから、該当するドライバ種類を取得する。そして、NIC選択部117は、ステップS606におけるソート結果に格納されているNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123の適合ドライバのフィールドを参照し(図20に図示せず)、それぞれのNICポート識別子に該当するドライバ種類を取得すると、これらのドライバ種類を、割当NICポートを基に取得したドライバ種類と比較する。そして、NIC選択部117は、比較の結果、割当NICポートと同一種類のドライバを有するNICポート識別子をソート結果の先頭へ移動する(S608)。
その後、NIC選択部117は、ステップS601で取得した対象PCIバス番号をキーとして、サーバ管理テーブル(図10)125からNIC割当種別を取得すると、取得したNIC割当種別をキーとして、割当条件管理テーブル(図11)126から該当する切替先条件の各情報を取得することによって、対象のPCIバスに割り当てられたNIC割当種別の切替先条件を取得する(S609)。
次に、NIC選択部117は、ステップS609で取得した切替先条件に合致しないNICポート識別子をソート結果から除外する(S610)。
次に、NIC選択部117は、ステップS609で取得した切替先条件に合致しないNICポート識別子をソート結果から除外する(S610)。
例えば、NIC割当種別が「高可用」であれば、NIC選択部117はソート結果に格納されているNICポート識別子のそれぞれと、ステップS602で取得した現用NICポート識別子(NICポート識別子)をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124から該当するNICグループ識別子、次ノードMACアドレスを取得した後、比較を行い、ステップS602で取得した現用NICポート識別子をキーとして取得したNICグループ識別子に一致せず、次ノードMACアドレスが一致しているNICポート識別子をソート結果から除外する。
また、NIC4割当種別が「負荷分散」であれば、NIC選択部117はソート結果に格納されているNICポート識別子のそれぞれと、ステップS602で取得した現用NICポート識別子(NICポート識別子)をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124から、該当するNICグループ識別子を取得し、ソート結果に格納されているNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123から該当する性能を取得した後、比較を行い、ステップS602で取得した現用NICポート識別子をキーとして取得したNICグループ識別子に一致せず、取得した性能が割当条件管理テーブル(図11)126の要求性能を満たしていないNICポート識別子をソート結果から除外する。
また、NIC4割当種別が「負荷分散」であれば、NIC選択部117はソート結果に格納されているNICポート識別子のそれぞれと、ステップS602で取得した現用NICポート識別子(NICポート識別子)をキーとして、ネットワーク情報管理テーブル(図9)124から、該当するNICグループ識別子を取得し、ソート結果に格納されているNICポート識別子をキーとして、NIC情報管理テーブル(図8)123から該当する性能を取得した後、比較を行い、ステップS602で取得した現用NICポート識別子をキーとして取得したNICグループ識別子に一致せず、取得した性能が割当条件管理テーブル(図11)126の要求性能を満たしていないNICポート識別子をソート結果から除外する。
そして、NIC選択部117は、この時点でソート結果にNICポート識別子が残っているか否かを判定することにより、ステップS610の条件を満たすNICポート識別子があるか否かを判定する(S611)。
ステップS611の結果、条件を満たすNICポート識別子がない場合(S611→No)、つまり、ステップS611の時点でソート結果が空である場合、NIC選択部117は、選択NICポートなしの旨を呼出元へ返却し(S604)、呼出元の処理へリターンする。
ステップS611の結果、条件を満たすNICポート識別子がある場合(S602→Yes)、つまり、ステップS611の時点でソート結果が空ではない場合、NIC選択部117は、ソート結果の最上位のNICポート識別子を選択NICポートとして呼出元へ返却し(S612)、呼出元の処理へリターンする。なお、ステップS612において、NIC選択部117はソート結果の2番目、3番目などに位置しているNICポート識別子を選択してもよい。
ステップS611の結果、条件を満たすNICポート識別子がない場合(S611→No)、つまり、ステップS611の時点でソート結果が空である場合、NIC選択部117は、選択NICポートなしの旨を呼出元へ返却し(S604)、呼出元の処理へリターンする。
ステップS611の結果、条件を満たすNICポート識別子がある場合(S602→Yes)、つまり、ステップS611の時点でソート結果が空ではない場合、NIC選択部117は、ソート結果の最上位のNICポート識別子を選択NICポートとして呼出元へ返却し(S612)、呼出元の処理へリターンする。なお、ステップS612において、NIC選択部117はソート結果の2番目、3番目などに位置しているNICポート識別子を選択してもよい。
(NIC切替検出処理)
図21は、本実施形態に係るNIC切替検出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、サーバ装置2のNIC切替検出部211は、図19のステップS507、ステップS511およびステップS512で管理サーバ1から送信された切替完了通知を受信する(S701)。
次に、NIC切替検出部211は、受信した切替完了通知に含まれる情報から、切替先NICポートがあるか否かを判定する(S702)。
ステップS702の結果、切替先NICポートがない場合(S702→No)、つまり受信した切替完了通知が、図19のステップS507の段階で送信されたものである場合、NIC切替検出部211は、管理サーバ1のネットワークインタフェース132をダウンさせ(S703)、NIC切替検出処理を終了する。
図21は、本実施形態に係るNIC切替検出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、サーバ装置2のNIC切替検出部211は、図19のステップS507、ステップS511およびステップS512で管理サーバ1から送信された切替完了通知を受信する(S701)。
次に、NIC切替検出部211は、受信した切替完了通知に含まれる情報から、切替先NICポートがあるか否かを判定する(S702)。
ステップS702の結果、切替先NICポートがない場合(S702→No)、つまり受信した切替完了通知が、図19のステップS507の段階で送信されたものである場合、NIC切替検出部211は、管理サーバ1のネットワークインタフェース132をダウンさせ(S703)、NIC切替検出処理を終了する。
ステップS702の結果、切替先NICポートがある場合(S702→Yes)、つまり、受信した切替完了通知は、図19のステップS511およびステップS512の段階で送信されたものである場合、NIC切替検出部211は、切替完了通知にドライバ種類が含まれているか否かを判定することによって、切替前後のNICポートを制御するドライバに変更があるか否かを判定する(S704)。
ステップS704の結果、ドライバに変更がない場合(S704→No)、つまり、受信した切替完了通知は、図19のステップS512の段階で送信されたものである場合、NIC切替検出部211は、ステップS706へ処理を進める。
ステップS704の結果、ドライバに変更がない場合(S704→No)、つまり、受信した切替完了通知は、図19のステップS512の段階で送信されたものである場合、NIC切替検出部211は、ステップS706へ処理を進める。
ステップS704の結果、ドライバに変更がある場合(S704→Yes)、つまり、受信した切替完了通知は、図19のステップS511の段階で送信されたものである場合、NIC切替検出部211は、切替完了通知に含まれているドライバ種類の情報を基にドライバを入れ替える(S705)。具体的には、NIC切替検出部211は、ネットワークサービスを停止し、古いドライバをアンロードし、新しいドライバ(切替完了通知に含まれているドライバ種類)をロードした後、ネットワークサービスを開始させる。
次に、NIC切替検出部211は、切替前のNICポートのオフロード設定を切替後のNICポートに適用する(S706)。
次に、NIC切替検出部211は、切替前のNICポートのオフロード設定を切替後のNICポートに適用する(S706)。
《まとめ》
本実施形態によれば、NIC4の性能などを考慮してNICポートを選択することにより、I/Oドロワ3と複数MACアドレスを持つことを可能とするNIC4を有する複数サーバ装置2におけるシステム構築の容易化、および運用管理の簡素化を図ることができる。とりわけ、サーバ装置2を追加した場合に、要求されるネットワーク構成およびシステム特性(NIC4の性能など)を考慮して、サーバ装置2に割り当てるNIC4を選択し、そのNIC4をサーバ装置2に接続するように割当制御を行うことで、適確にシステム構築を行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、あるNIC4に障害が発生した場合において、各種テーブルを参照して切替先のNIC4を選択し、そのNIC4をサーバ装置2に接続するようにNIC4の接続切替制御を行うことができ、システム特性を考慮した障害回復を行うことができる。
つまり、本実施形態によれば、I/Oドロワと複数MACアドレスを持つことを可能とするNICを有する複数サーバ装置におけるシステム構築の容易化、および運用管理の簡素化を図ることができる。より具体的には、各サーバ装置に必要となるネットワーク構成、およびシステム特性、具体的には信頼性重視、性能重視に応じて、I/Oドロワに搭載されたNICから、最適なNICを選択し、各サーバ装置に割当制御を行うことができる。
本実施形態によれば、NIC4の性能などを考慮してNICポートを選択することにより、I/Oドロワ3と複数MACアドレスを持つことを可能とするNIC4を有する複数サーバ装置2におけるシステム構築の容易化、および運用管理の簡素化を図ることができる。とりわけ、サーバ装置2を追加した場合に、要求されるネットワーク構成およびシステム特性(NIC4の性能など)を考慮して、サーバ装置2に割り当てるNIC4を選択し、そのNIC4をサーバ装置2に接続するように割当制御を行うことで、適確にシステム構築を行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、あるNIC4に障害が発生した場合において、各種テーブルを参照して切替先のNIC4を選択し、そのNIC4をサーバ装置2に接続するようにNIC4の接続切替制御を行うことができ、システム特性を考慮した障害回復を行うことができる。
つまり、本実施形態によれば、I/Oドロワと複数MACアドレスを持つことを可能とするNICを有する複数サーバ装置におけるシステム構築の容易化、および運用管理の簡素化を図ることができる。より具体的には、各サーバ装置に必要となるネットワーク構成、およびシステム特性、具体的には信頼性重視、性能重視に応じて、I/Oドロワに搭載されたNICから、最適なNICを選択し、各サーバ装置に割当制御を行うことができる。
1 管理サーバ(NIC管理装置)
2 サーバ装置
3 I/Oドロワ
4 NIC
5,6 ネットワークスイッチ
7 ルータ
8 計算機システム
110 メモリ(管理サーバ)
111 制御部(管理サーバ)
112 NIC情報取得部
113 ネットワーク構成情報取得部
114 サーバ情報取得部
115 NIC監視部
116 NIC切替部
117 NIC選択部
120 記憶装置
121 I/Oドロワ管理テーブル
122 PCIeスロット管理テーブル
123 NIC情報管理テーブル(性能情報、NIC情報管理情報)
124 ネットワーク情報管理テーブル
125 サーバ管理テーブル
126 割当条件管理テーブル(性能情報、割当条件管理情報)
127 仮想MAC管理テーブル
128 負荷管理テーブル(性能情報、負荷管理情報)
129 障害監視情報管理テーブル
130 プロセッサ(管理サーバ)
210 メモリ(サーバ装置)
211 NIC切替検出部
220 プロセッサ(サーバ装置)
310 メモリ(I/Oドロワ)
311 制御部(I/Oドロワ)
320 プロセッサ(I/Oドロワ)
340 PCIeスイッチ
350 サーバ装置用ポート
360 スロット用ポート
2 サーバ装置
3 I/Oドロワ
4 NIC
5,6 ネットワークスイッチ
7 ルータ
8 計算機システム
110 メモリ(管理サーバ)
111 制御部(管理サーバ)
112 NIC情報取得部
113 ネットワーク構成情報取得部
114 サーバ情報取得部
115 NIC監視部
116 NIC切替部
117 NIC選択部
120 記憶装置
121 I/Oドロワ管理テーブル
122 PCIeスロット管理テーブル
123 NIC情報管理テーブル(性能情報、NIC情報管理情報)
124 ネットワーク情報管理テーブル
125 サーバ管理テーブル
126 割当条件管理テーブル(性能情報、割当条件管理情報)
127 仮想MAC管理テーブル
128 負荷管理テーブル(性能情報、負荷管理情報)
129 障害監視情報管理テーブル
130 プロセッサ(管理サーバ)
210 メモリ(サーバ装置)
211 NIC切替検出部
220 プロセッサ(サーバ装置)
310 メモリ(I/Oドロワ)
311 制御部(I/Oドロワ)
320 プロセッサ(I/Oドロワ)
340 PCIeスイッチ
350 サーバ装置用ポート
360 スロット用ポート
Claims (5)
- システムの特性に適合しているNIC(Network Interface Card)を、複数のNICの中から選択し、サーバ装置に割り当てるNIC管理装置によるNIC選択方法であって、
前記NIC管理装置は、
前記NICに接続されている前記サーバ装置および前記NICの特性が、前記NICにおけるポートの識別子であるNICポート識別子と関連付けられて格納している特性情報を記憶部に記憶しており、
前記NIC管理装置が、
前記特性情報を参照して、前記NICポート識別子を前記特性に基づいてソートし、
前記ソートの結果に基づく前記NICポート識別子を、適合した選択NICポートとして出力する
ことを特徴とするNIC選択方法。 - 前記特性情報は、
NICが割り当てられている前記NICポート識別子毎に、現在の通信負荷量を記述している負荷管理情報と、
前記NICポート識別子毎に、性能を記述しているNIC情報管理情報と、
サーバ装置の種類に応じた、NICの割当条件を格納している割当条件管理情報と、
であり、
前記NIC管理装置が、
前記負荷管理情報における前記NICポート識別子を、負荷の低い順にソートし、第1のソート結果として出力し、
前記第1のソート結果における前記NICポート識別子を、前記NIC情報管理情報における性能が高い順に、さらにソートし、第2のソート結果として出力し、
入力部から入力されたサーバ装置の種類を基に、前記ソートされた前記NICポート識別子のうち、前記割当条件管理情報に格納されている条件と合致しない前記NICポート識別子を、前記ソートの結果から除外し、第3のソート結果として出力し、
前記第3のソートの結果に基づく前記NICポート識別子を、前記適合した選択NICポートを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のNIC選択方法。 - 前記NIC情報管理情報には、NICに関するドライバに関する情報が、さらに格納されており、
前記NIC管理装置が、
切替前のNICと同じドライバであるNICの前記NICポート識別子を、前記第1のソート結果または第2のソート結果の先頭に移動する
ことを特徴とする請求項2に記載のNIC選択方法。 - 前記記憶部には、前記NICポートをグループ毎にまとめて管理しているネットワーク情報管理情報が格納されており、
前記NIC管理装置は、
前記ネットワーク情報管理情報におけるグループ毎に、前記選択NICポートの選択を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のNIC選択方法。 - 請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載のNIC選択方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009275437A JP2011118663A (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | Nic選択方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009275437A JP2011118663A (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | Nic選択方法およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011118663A true JP2011118663A (ja) | 2011-06-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009275437A Pending JP2011118663A (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | Nic選択方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011118663A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2009
- 2009-12-03 JP JP2009275437A patent/JP2011118663A/ja active Pending
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