JP2011090639A - 情報処理システム、及びストレージ監視サーバの管理方法 - Google Patents

情報処理システム、及びストレージ監視サーバの管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ストレージシステムの構成情報や性能情報を管理するストレージ監視サーバの負荷分散を適切に行う。
【解決手段】ストレージ装置136とこれにアクセスするホストサーバ111とを含むストレージシステム20における性能に関する情報である複数の性能情報、及びストレージシステム20における監視対象となる情報である複数の監視情報を管理する、複数のストレージ監視サーバ119を備えて構成される情報処理システム1において、ストレージ監視サーバ119が、性能情報及び監視情報を取得し、取得した性能情報及び監視情報に基づき個々の性能情報及び個々の監視情報の管理を担当するストレージ監視サーバ119を決定し、決定の内容に従って、個々の性能情報及び個々の監視情報を、夫々の管理を担当するストレージ監視サーバ119に転送するようにする。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理システム、及びストレージ監視サーバの管理方法に関し、特にストレージ監視サーバの負荷分散を適切に行うための技術に関する。
SAN(Storage Area Network)等を用いて構成されるストレージネットワーク環境において、業務システムの性能監視のために、ストレージネットワークを構成するさまざまなハードウエア及びソフトウエアに関する性能情報を包括的に収集し、その相互間の関係や状態を監視することが行われている。
例えば特許文献1には、ストレージネットワーク性能情報の収集/保存に際し、アプリケーションの性能劣化の原因を確実に追究可能にすべく、ホストサーバ及びストレージ装置を含むストレージネットワークの構成要素から収集/保存した性能情報を、アプリケーションの性能劣化の調査に用いられる可能性の有無を自動的に判別し、判別結果に応じて重要度を決定し、重要度が高い性能情報の保存期間を長く設定し、重要度の低い性能情報の保存期間を短く設定し、性能情報毎に設定された保存期間が過ぎると、該当する性能情報を削除するようにすることが記載されている。
特開2006−107126号公報
監視対象となるストレージネットワークの大規模化に伴い、ストレージシステムを監視する監視システムの負荷も増大している。このため、監視システムを構成しているハードウエアについても、負荷分散を適切に行うことが求められている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、ストレージシステムの構成情報や性能情報を管理するストレージ監視サーバの負荷分散を適切に行うことが可能な、情報処理システム、及びストレージ監視サーバの管理方法提供することを目的とする。
上記目的を達成するための、本発明における主たる発明の一つは、ストレージ装置とこれにアクセスするホストサーバとを含むストレージシステムにおける性能に関する情報である複数の性能情報、及び前記ストレージシステムにおける監視対象となる情報である複数の監視情報を管理する、互いに通信可能に接続された複数のストレージ監視サーバを備えて構成される情報処理システムであって、
前記ストレージ監視サーバが、
ストレージシステムから前記性能情報及び前記監視情報を取得する情報収集部、
取得した前記性能情報及び前記監視情報に基づき、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定する分割案生成部、及び
前記分割案生成部の前記決定の内容である分割案に従って、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報を、夫々の管理を担当する前記ストレージ監視サーバに転送する分割実行部を備えることとする。
このようにストレージ監視サーバは、ストレージシステムから取得した性能情報及び監視情報に基づき、個々の性能情報及び個々の監視情報の管理を担当するストレージ監視サーバを決定し、個々の性能情報及び個々の監視情報を、夫々の管理を担当するストレージ監視サーバに自動的に転送する。このため、ストレージシステムの性能情報及び監視情報に応じて、複数のストレージ監視サーバの夫々に、夫々が管理をすべき性能情報及び監視情報を適切に分担させることができ、個々のストレージ監視サーバの負荷分散を適切に図ることができる。
本発明の他の一つは、上記情報処理システムであって、
前記監視情報には、前記ストレージシステムにおけるI/Oパスの構成を示す情報、及び前記I/Oパスが類似しているか否かを示すI/Oパス関連情報が含まれており、
前記ストレージ監視サーバは、前記I/Oパス関連情報に基づき前記I/Oパス同士の類似性を判断し、類似していると判断した前記I/Oパスを同一の前記グループに分類するパスグループ化部をさらに備え、
前記分割案生成部は、前記パスグループ化部により分類された前記グループを単位として、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定することとする。
このようにストレージ監視サーバは、類似するI/Oパスを同一のグループに分類し、そのグループを単位として性能情報及び個々の監視情報の管理を担当するストレージ監視サーバを決定する。このため、個々のストレージ監視サーバは、類似する性能情報及び監視情報の管理を担当することになり、性能情報や監視情報の管理を複数のストレージ監視サーバに分担させた後も性能情報や監視情報の管理が複雑化せず、I/Oパス上の監視対象のリソース間の関係を容易に把握することができるなど管理負担が少なくて済む。
本発明の他の一つは、上記情報処理システムであって、
前記I/Oパス関連情報は、
前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするアプリケーションに関する(アプリケーションを特定する)情報、
前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバのクラスタに関する情報、
前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバの仮想マシンに関する情報、
前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバのデバイスファイルに関する情報、
前記I/Oパスに接続するストレージ装置のストレージ装置間のマイグレーション機能に関する情報、
前記I/Oパスに接続するストレージ装置の外部接続ストレージ装置に関する情報、及び、
前記I/Oパスを利用するアプリケーションを特定する情報
のうちの少なくともいずれかを含むこととする。
本発明の他の一つは、上記情報処理システムであって、
前記ストレージ監視サーバは、前記グループの夫々について、夫々のグループに所属する前記I/Oパスの前記性能情報及び前記監視情報の前記管理にかかる負荷を管理し、
前記分割案生成部は、前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷が均等化されるように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定することとする。
このようにストレージ監視サーバは、夫々のグループに所属するI/Oパスの性能情報及び監視情報の管理にかかる負荷を管理し、ストレージ監視サーバの夫々の負荷が均等化されるように、個々の性能情報及び個々の監視情報の管理を担当するストレージ監視サーバを決定するので、個々のストレージ監視サーバの負荷分散をより確実に図ることができる。
本発明の他の一つは、上記情報処理システムであって、
前記ストレージ監視サーバは、前記ストレージサーバの個々のリソースについての前記性能情報及び前記監視情報の収集頻度の設定を受け付けて記憶する収集頻度設定部をさらに備え、
前記分割案生成部は、前記収集頻度に基づいて前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷を判断し、前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷が均等化されるように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定することとする。
本発明の他の一つは、上記情報処理システムであって、
前記ストレージ監視サーバは、
前記分割案を生成するか否かを判断するための条件である分割条件を受け付ける分割条件設定部、及び
受け付けた前記分割条件に従って前記分割案を生成するか否か、を判断する分割案生成判定部
をさらに備え、
前記分割案生成部は、前記分割案生成判定部が前記分割案を生成すると判断した場合に、前記分割案を生成することとする。
このようにストレージ監視サーバは、分割条件を満たすか否かを判断し、分割条件を満たす場合にのみ分割案を生成する。このため、不必要に分割案が生成されることがなく、また必要な場合は確実に分割案が生成されるので、ストレージ監視サーバを効率よく運用することができるとともに、ストレージ監視サーバ間の負荷分散を確実に行うことができる。前記分割条件は、例えば、前記ストレージ監視サーバの現在の負荷を判断するための閾値を含む。
本発明の他の一つは、上記情報処理システムであって、
前記分割案生成部は、前記性能情報及び前記監視情報の管理を担当することが可能な前記ストレージ監視サーバを特定する情報を記憶し、前記情報により特定される前記ストレージ監視サーバが前記性能情報及び前記監視情報の管理を担当するように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定する
このようにストレージ監視サーバは、性能情報及び監視情報の管理を担当することが可能なストレージ監視サーバを対象として、性能情報及び監視情報の管理を担当するストレージ監視サーバを決定する。このため、例えば予め指定しておいたストレージ監視サーバに性能情報及び監視情報の管理を担当させることができる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、ストレージシステムの構成情報や性能情報を管理するストレージ監視サーバの負荷分散を適切に行うことができる。
情報処理システム1の概略的な構成を示す図である。 情報処理システム1の具体的な構成を示す図である。 ホストサーバ111、性能監視サーバ105、ストレージ管理クライアント101、ストレージ監視サーバ119、及びストレージ監視エージェントサーバ125として利用可能なコンピュータ50(情報処理装置)のハードウエア構成の一例を示す図である。 ストレージ装置136のハードウエアの一例を示す図である。 ネットワークスイッチ133のハードウエアの一例を示す図である。 ストレージシステム20におけるリソースの構成例を示す図である。 アプリケーション−デバイスファイル間テーブル320の一例である。 ポート−ポート間テーブル330の一例である。 デバイスファイル−論理ボリューム間テーブル340の一例である。 論理ボリューム−アレイグループ間テーブル350の一例である。 ホストサーバ−デバイスファイル間テーブル360の一例である。 性能情報テーブル303の一例である。 パステーブル305の一例である。 ストレージ監視サーバ119及び性能監視サーバ105が備える主な機能を示す図である。 情報取得処理S700を説明するフローチャートである。 パス関連テーブル306の一例である。 分割条件設定処理S900を説明するフローチャートである。 分割条件設定画面1000の一例である。 分割条件テーブル313の一例である。 分割案生成判定処理S1200を説明するフローチャートである。 収集頻度設定処理S1300を説明するフローチャートである。 収集頻度設定画面1400の一例である。 収集頻度テーブル304の一例である。 パスグループ化処理S1600を説明するフローチャートである。 パスグルーピングテーブル306の一例である。 分割案生成処理S1800を説明するフローチャートである。 負荷合計算出処理S1813を説明するフローチャートである。 負荷振り分け処理S1814を説明するフローチャートである。 分割案テーブル312の一例を示す図である。 分割案表示処理S2200を説明するフローチャートである。 分割案表示画面2300の一例である。 分割実行処理S2400を説明するフローチャートである。 監視情報テーブル318の一例を示す図である。 表示条件設定処理S2600を説明するフローチャートである。 表示条件設定画面2700の一例である。 表示内容生成処理S2800を説明するフローチャートである。 表示内容テーブル321の一例を示す図である。 監視情報表示処理S3000を説明するフローチャートである。 監視情報表示画面3100の一例である。
図1Aに、実施形態として説明する情報処理システム1の概略的な構成を示している。同図に示すように、情報処理システム1は、一つ以上のホストサーバ111、一つ以上のストレージ装置136、一つ以上のネットワークスイッチ133、通信ネットワーク104、一つ以上のクライアント140、性能監視サーバ105、一つ以上のストレージ監視サーバ119、及び、一つ以上のストレージ監視エージェントサーバ125を備えて構成されている。
クライアント140は、通信ネットワーク104を介してホストサーバ111に接続している。ホストサーバ111は、ネットワークスイッチ133を介してストレージ装置136と通信可能に接続している。ホストサーバ111、ネットワークスイッチ133、及びストレージ装置136は、クライアント140によって利用されるストレージシステム20を構成している。
図1Bに情報処理システム1のより具体的な構成(ハードウエア構成及びソフトウエア構成)を示している。同図では、ストレージ装置136の接続形態として、4つのストレージ装置136,145,146,147を例示している。同図に示すように、ストレージ装置136,147は、夫々ネットワークスイッチ133に接続するとともに、通信ポート139を介して互いに通信可能に接続し、これによりストレージ装置147はストレージ装置136に対する外部接続ストレージとして機能する。またストレージ装置145,146は、夫々通信ネットワーク104及びネットワークスイッチ133に接続するとともに通信ポート139を介して互いに通信可能に接続している。ストレージ装置145とストレージ装置146は、互いにデータのマイグレーション(Migration)、即ちユーザが利用する業務システムへの影響を抑えたデータの物理格納位置の移動が随時行われる関係にある。
ストレージシステム20を利用するクライアント140は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、シンクライアント(Thin Client)である。クライアント140とホストサーバ111とを結ぶ通信ネットワーク104は、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット(Internet)、公衆通信網、専用線などである。
ネットワークスイッチ133は、ホストサーバ111、及びストレージ装置136(以下、各ストレージ装置に共通の事項を説明する場合には、ストレージ装置136,145,146,147を総称してストレージ装置136と表記する。)を通信可能に接続する。即ちネットワークスイッチ133によってストレージネットワークが構成されている。
ストレージネットワークは、例えばSAN(Storage Area Network)、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などとして実現される。ストレージネットワークがSANである場合、ネットワークスイッチ133はファイバーチャネルスイッチ(Fibre Channel Switch)である。ストレージネットワークがLANやWANとして構成されている場合、ネットワークスイッチ133は、LANスイッチ(10BASE−T,100BASE−T,1000BASE−T(TX) に準拠したスイッチングハブ等)である。
ホストサーバ111は、他の装置と接続するための一つ以上の通信ポート(以下、サーバポート118と称する。)を備えている。ストレージ装置136は、他の装置と接続するための一つ以上の通信ポート(以下、ストレージポート138と称する。)を備えている。ネットワークスイッチ133は、他の装置が接続される一つ以上の通信ポート(以下、スイッチポート135と称する。)を備えている。
ホストサーバ111では、オペレーティングシステム、及びアプリケーション(業務アプリケーション、システム管理ソフトウエア、データベース管理アプリケーション等)が実行される。ホストサーバ111は、ストレージ装置136に対するデータI/O要求(例えばデータ書き込み要求、データ読み出し要求)が発生すると、ストレージ装置136にI/Oコマンド(例えばデータ書き込みコマンド、データ読み出しコマンド)を送信(発行)する。
ストレージ装置136は、ホストサーバ111から送られてくるI/Oコマンドを受信すると、ハードディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive)、光記録媒体などを用いて構成される記憶装置に対し、受信したI/Oコマンドに応じた制御を実行し、データ書き込み完了通知、データ読出完了通知、記録媒体から読み出したデータなどを、ストレージネットワークを介してホストサーバ111に送信する。
同図に示すように、クライアント140、ホストサーバ111、ストレージ装置136,145,146,147、ストレージ管理クライアント101、ストレージ監視サーバ119、及びストレージ監視エージェントサーバ125は、いずれも通信ネットワーク104を介して通信可能に接続している。
ストレージ監視エージェントサーバ125の通信ポート132は、ネットワークスイッチ133のスイッチポート135に接続している。これによりストレージ監視エージェントサーバ125は、ネットワークスイッチ133及びストレージ装置136,145,146,147との間で情報の授受を行うことができる。
ストレージ監視エージェントサーバ125は、クライアント140、ホストサーバ111、ネットワークスイッチ133、及びストレージ装置136,145,146,147と通信し、夫々についての構成に関する情報(以下、構成情報と称する。)、及び夫々の性能(稼働状況)に関する情報(以下、性能情報と称する。)を随時収集する。
ストレージ監視エージェントサーバ125では、収集した構成情報や性能情報を管理するためのデータベースマネージメントシステム(以下、DBMSと略記する(DBMS:DataBase Management System)。)が機能しており、ストレージ監視エージェントサーバ125は、収集した構成情報又は性能情報を、能動的又は受動的にストレージ監視サーバ119に随時提供する。
ストレージ監視サーバ119は、ストレージ監視エージェントサーバ125から提供される構成情報や性能情報に基づき、ストレージシステム20の構成要素(ホストサーバ111、ネットワークスイッチ133、及びストレージ装置136,145,146,147)の監視や制御を行う。ストレージ監視サーバ119では、ストレージ監視エージェントサーバ125から提供される構成情報及び性能情報の管理を行うDBMSが機能している。
ストレージ管理クライアント101は、CUI(Character User Interface)(又はCLI(Command Line Interface)やGUI(Graphical User Interface)を備えた情報処理装置である。ストレージ管理クライアント101は、ストレージ監視エージェントサーバ125及びストレージ監視サーバ119を用いて行われるストレージシステム20の監視や制御に関するユーザインタフェースをシステム管理者等のユーザに提供する。
図1Aでは、ストレージ管理クライアント101、ストレージ監視サーバ119、及びストレージ監視エージェントサーバ125が、夫々独立した3つのハードウエアを用いて構成されているように描いているが、ハードウエアの構成は同図に示した構成に限られない。例えば、これらのうち2つ以上のハードウエアが同一筐体に収容されていてもよい。
図1Cに、ホストサーバ111、性能監視サーバ105、ストレージ管理クライアント101、ストレージ監視サーバ119、及びストレージ監視エージェントサーバ125として利用可能なコンピュータ50(情報処理装置)のハードウエア構成の一例を示している。
同図に示すように、このコンピュータ50は、CPU51、メモリ52(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ等))、記憶装置53(ハードディスク装置、半導体記憶装置(SSD)、光記録媒体記憶装置)、ユーザの操作入力を受け付けるための入力装置54(キーボード、マウス等)、表示装置55(液晶モニタ、ブラウン管ディスプレイ等)、及び、他の装置と通信するための通信インタフェース56(NIC(Network Interface Card、HBA(Host Bus Adapter)等)を備えている。
図1Dに、ストレージ装置136のハードウエアの一例を示している。同図に示すように、ストレージ装置136は、ディスクコントローラ61、キャッシュメモリ62、及び、一つ以上のプロセッサ63、及び、記憶ドライブ64を備えている。プロセッサ64は、ネットワークスイッチ133を介して他の装置と通信する。ディスクコントローラ61は、CPU及びメモリを備え、ストレージ装置3のI/O処理を行う。キャッシュメモリ62には、記憶ドライブ64に書き込まれるデータや記憶ドライブ64から読み出されるデータが格納される。記憶ドライブ64は、データの記録媒体(ハードディスク641(物理ディスク)、半導体記憶装置(SSD)等)を備える。
以上の構成を備えたストレージ装置136の一例として、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive (or Independent) Disks)によって制御される複数のハードディスクドライブを備えたストレージ装置であるディスクアレイ装置(Disk Array Device)がある。
図1Eに、ネットワークスイッチ133のハードウエアの一例を示している。同図に示すように、このネットワークスイッチ133は、CPU71、メモリ72、及び通信制御装置73を備えている。CPU71は、メモリ72に格納されているプログラムを実行することにより、例えばネットワークスイッチ133のスイッチポート135とデータの送信元装置又は送信先装置のネットワークアドレスとの対応関係を管理する機能、フィルタリング機能、各種セキュリティ機能などを実現する。メモリ72は、RAM、ROM、不揮発性メモリである。メモリ72には、例えば上記各機能を実現するためのプログラムやファームウエア、ネットワークアドレスやポート番号等の送信元と送信先の対応を管理するための各種テーブル、フィルタリング機能やセキュリティ機能に関する設定情報が格納される。通信制御装置73は、例えばスイッチコントローラであり、各スイッチポート135に入出力されるフレームやパケットの送信元情報と送信先情報に基づき、入出力されるフレームやパケットのスイッチポート135間の転送制御を行う。
図1Bに情報処理システム1の各構成要素において実行される主なソフトウエアを示している。各構成要素におけるプロセッサがこれらのソフトウエアを実行することにより、各構成要素によって提供される機能が実現されることになる。
ホストサーバ111のアプリケーション141は、クライアント140からの処理要求に応答し、ストレージ装置136を利用してデータの管理を行う。マルチパス管理ソフト142は、ストレージシステム20における後述のI/Oパスの負荷分散を行う機能を実現する。仮想マシン管理基盤144は、複数のホストサーバ111間で仮想マシン143を移行する機能(マイグレーション機能)を提供する。クラスタ管理基盤145は、複数の他のホストサーバ111との間で負荷分散や可用性確保を目的としたクラスタを管理する機能を実現する。ホスト監視エージェント116は、ホストサーバ111の構成情報や性能情報を取得し、取得した構成情報や性能情報をストレージ監視サーバ119などの要求元に随時送信する。
ストレージ監視サーバ119のストレージ監視ソフト124は、ストレージシステム20の構成情報や性能情報の管理(収集、監視等)、及びストレージ監視サーバ119の分割案(構成情報や性能情報の管理のための処理の分担方法)の生成や分割の実行(分割案の実施)を行う。
ストレージ監視エージェントサーバ125のストレージ監視エージェント130は、ネットワークスイッチ133もしくは通信ネットワーク104を介して、ストレージ装置145の構成情報を取得する。
性能監視サーバ105の性能監視ソフト110は、ストレージ監視ソフト124などが保持している構成情報や、ホストサーバ111の構成情報又は性能情報を取得する。またストレージシステム20の監視や制御に関する情報を出力(表示)する。
ストレージシステム20からの構成情報や性能情報の収集は、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて行われる。この場合、ホストサーバ111、ネットワークスイッチ133、ストレージ装置136は、例えばSNMPエージェントとして機能し、ストレージ監視エージェントサーバ125、ストレージ監視サーバ119は、例えばSNMPマネージャとして機能する。構成情報もしくは性能情報の収集は、WMI(Microsoft (登録商標)Windows(登録商標)Management Instrumentation)、WBEM(Web-Based Enterprise Management)、SSH(Secure Shell)、SMI−S(Storage Management Initiative - Specification)等を用いて実現することもできる。
ストレージシステム20の構成情報及び性能情報の収集や監視は、例えば次のようにして行われる。即ちホストサーバ111のホスト監視エージェント116、又はストレージ監視エージェントサーバ125のストレージ監視エージェント130は、所定のタイミング(スケジューリングされたタイミング、定期的なタイミング等)で、或いはストレージ監視サーバ119のストレージ監視ソフト124からの要求に応じて起動され、夫々が担当する監視対象の装置又はソフトウエアから構成情報を取得する。
ストレージ監視ソフト124は、所定のタイミングで(スケジューリングされたタイミング、定期的なタイミング等)起動し、ホスト監視エージェント116やストレージ監視エージェント130、及び、性能監視サーバ105から構成情報及び性能情報を収集し、収集した情報をデータベースに格納する。以上に示した構成情報や性能情報の収集方法はあくまで一例に過ぎず、従来の様々な手法を用いて行うことができる。
=構成情報=
構成情報には、ストレージシステム20を構成しているリソース(ハードウエアリソース又はソフトウエアリソース)の関係を示す情報、及び、ホストサーバ111とストレージ装置136との間でのI/O要求やI/O要求の対象となるデータの送受信に利用される経路(以下、I/Oパスと称する。)に関する情報などがある。
図2にストレージシステム20におけるリソースの構成例を示している。同図に示すストレージシステム20には、クライアント140が利用するアプリケーション141(「AP A〜F」)、サーバポート118(「ポートA〜E」等))、ホストサーバ111における論理ボリューム201(「論理ボリュームA」等)、ホストサーバ111において動作する仮想マシン143(「仮想マシンA,B」等)、ホストサーバ111において動作するロードバランサ151、ホストサーバ111で動作するデバイスファイル202(「DEV A〜D,V〜X」)、スイッチポート135(「ポートJ〜L,R〜T」等)、ストレージポート138(「ポートX,Y」等)、ストレージ装置136が提供する論理ボリューム205(「論理ボリュームA,B」等)、論理ボリューム205を構成している論理装置206(LDEV(Logical DEVice)又はアレイグループ(Array Group))(「AG A,B」等)などのリソースがある。
図3A乃至図3Eに、ストレージ監視エージェントサーバ125によって収集され、ストレージ監視サーバ119のDBMSによって管理される構成情報の一例を示している。
図3Aは、アプリケーション141とデバイスファイル202の対応が管理されるテーブル(以下、アプリケーション−デバイスファイル間テーブル320と称する。)である。
図3Bは、サーバポート118、スイッチポート135、及びストレージポート138の対応が管理されるテーブル(以下、ポート−ポート間テーブル330と称する。)である。
図3Cは、デバイスファイル202と論理ボリューム201(又は論理ボリューム205)との対応が管理されるテーブル(以下、デバイスファイル−論理ボリューム間テーブル340と称する。)である。
図3Dは、論理ボリューム201(又は論理ボリューム205)と論理装置206との対応が管理されるテーブル(以下、論理ボリューム−アレイグループ間テーブル350と称する。)である。
図3Eは、ホストサーバ111とデバイスファイル202との対応が管理されるテーブル(以下、ホストサーバ−デバイスファイル間テーブル360と称する。)である。
ストレージ監視サーバ119が管理する構成情報には、図3A〜図3Eに示す情報の他、例えば、ストレージシステム20の構成要素(ホストサーバ111、ネットワークスイッチ133、ストレージ装置136)において保持される他の情報(クラスタの構成に関する情報、仮想マシンの構成に関する情報、負荷分散(マルチパス、ロードバランサ等)の設定に関する情報、装置間で行われるマイグレーションに関する情報、外部接続されるストレージ装置に関する情報、及び、デバイスファイル202とアプリケーション140とアプリケーション140が利用するデバイスファイル202の関係に関する情報などがさらに含まれていてもよい。
以上に説明したアプリケーション−デバイスファイル間テーブル320、ポート−ポート間テーブル330、デバイスファイル−論理ボリューム間テーブル340、論理ボリューム−アレイグループ間テーブル350、及び、ホストサーバ−デバイスファイル間テーブル360は、ストレージ監視サーバ119において後述するリソース間関連テーブル325として利用される。
=性能情報=
性能情報はリソースの性能に関する情報である。性能情報には、例えば、ホストサーバ111で動作するオペレーティングシステムやアプリケーション141、論理ボリューム201、又はサーバポート118において処理される単位時間あたりのI/O要求数(IOPS(I/O Per Second))、ネットワークスイッチ133のスイッチポート135が処理する単位時間あたりのI/O要求数、ストレージ装置3のストレージポート138、及び、論理ボリューム205又は論理装置206が処理する単位時間あたりのI/O要求数などがある。
図4に性能情報の一例を示す。性能情報は、ストレージ監視エージェントサーバ125によって収集され、ストレージ管理サーバ119のデータベースに管理される。同図に示すテーブル(以下、性能情報テーブル303と称する。)は、リソースの識別子が設定されるリソース3031と、リソースの性能情報(IOPSで表記)が設定される性能情報3032の各項目からなる一つ以上のレコードで構成されている。
=I/Oパス=
図2に示しているように、ストレージシステム20の運用に際しては、アプリケーション141、論理ボリューム201、仮想マシン143、ロードバランサ151、デバイスファイル202、サーバポート118、スイッチポート135、ストレージポート138、論理ボリューム205、及び、論理装置206の組み合わせによって特定される、I/Oパスが設定される。同図における点線は、I/Oパスの設定が可能な経路を示す。
各I/Oパスは、例えば、ホストサーバ111、デバイスファイル202、サーバポート118、スイッチポート135、ストレージポート138、論理ボリューム205、及び、論理装置206を対応づけることによって定義(設定)される。
図5にストレージ管理サーバ119のデータベースに構成情報として管理されるI/Oパスの定義情報(以下、パステーブル305と称する。)の一例を示している。同図に示すように、パステーブル305は、I/Oパスの識別子が設定されるI/Oパス3051、及びI/Oパスを構成しているリソースの識別子が設定されるリソース3052の各項目からなる一つ以上のレコードで構成されている。
図2において、リソース間を結ぶ実線はI/O要求の処理に際して実線で結ばれるリソースの間に何らかの関係があることを示している。例えば同図において、アプリケーション141の「AP A」、「論理ボリュームA」、及び「DEV A」が実線で結ばれているが、これは「AP A」が、「論理ボリュームA」を介して「DEV A」にI/O要求を送信可能であることを示している。同様に「AP A」は、「論理ボリュームA」を介して「DEV B」にI/O要求を送信可能であることを示している。
図2において、リソース間を結ぶ点線はI/Oパスを示している。同図には「AP A」、「DEV A」、「ポートA」、「ポートJ」、「ポートR」、「ポートX」、「論理ボリュームA」、及び、「AG A」の各リソースによって構成されるI/Oパスである「パスA」や、「AP A」、「DEV B」、「ポートB」、「ポートJ」、「ポートR」、「ポートX」、「論理ボリュームA」、及び、「AG A」の各リソースによって構成されるI/Oパスである「パスB」などを例示している。
以下の説明において、2つのI/Oバスが「類似」しているとは、2つのI/Oパスの夫々を構成しているリソースのうちの少なくとも一部が共通していることをいう。例えば図2において、「パスA」と「パスB」は、「AP A」、「ポートX」、「論理ボリュームA」、及び「AG A」が共通しているのでこれらは類似していることになる。一方、「AP F」のI/Oパスである「パス E」は、他のI/Oパスのいずれとも類似していない。
同図において、「ホストサーバA」と「ホストサーバB」はクラスタを構成しており、「ホストサーバE」はクラスタを構成せずスタンドアロンで動作している。
「AP B」は、ホストサーバ111の仮想マシン管理基板144によって実現される仮想マシン143上で動作するアプリケーションであり、「AP B」から送信されるI/O要求は、2つの仮想マシン143(「仮想マシンA」,「仮想マシンB」)のうちのいずれかを経由してストレージ装置136に送られる。
「AP C」は、外部接続のストレージ装置147が接続されているストレージ装置136にI/O要求を送信するアプリケーション141であり、ストレージ装置136、ストレージ装置147のいずれかにI/O要求を送信する。
「AP D」は、ロードバランサ151を備えるホストサーバ111上で動作するアプリケーション141であり、ロードバランサ141から複数のI/Oパスが派生している。
「AP E」は、マイグレーション機能を有するストレージ装置145,146に接続するホストサーバ111で動作するアプリケーション141である。「AP E」から送信されたI/O要求は、ストレージ装置145としての「ストレージ装置Y」又はストレージ装置146としての「ストレージ装置Z」に送信される。「ストレージ装置Z」が宛先となるI/O要求は、「ストレージ装置Y」を経由して「ストレージ装置Z」に到達する。
=機能説明=
図6にストレージ監視サーバ119及び性能監視サーバ105が備える主な機能を示している。以下、同図とともにストレージ監視サーバ119及び性能監視サーバ105が備える機能について説明する。
<ストレージ監視サーバ>
同図に示すように、ストレージ監視サーバ119は、エージェント情報収集部301、分割案生成判定部307、分割生成部308、分割実行部311、収集頻度設定部315、分割条件設定部316、分割案表示部317の各機能を備える。これらの機能は、ストレージ監視サーバ119のCPU122が、メモリ123又はハードディスクドライブ(HDD121)に格納されているストレージ監視ソフト124のプログラムを読み出して実行することにより実現される。
同図に示すように、ストレージ監視サーバ119のメモリ123又はHDD121には、性能情報テーブル303(図4)、収集頻度テーブル304(図15)、パステーブル305(図5)、パス関連テーブル306(図8)、分割案テーブル312(図21)、及び、分割条件テーブル313(図11)が格納されている。同図において、監視情報テーブル302は、収集頻度テーブル304、パステーブル305、及び、パス関連テーブル306を構成要素とするテーブルである。同図には示していないが、これらの情報に加え、ストレージ監視サーバ119は前述した構成情報(図3A〜図3E)を管理している。
エージェント情報収集部301は、ストレージ監視エージェント130又はホスト監視エージェント116からストレージシステム20の構成情報及び性能情報を取得し、取得した構成情報及び性能情報から抽出される内容を、性能情報テーブル303、リソース間関連テーブル325、パステーブル305、及びパス関連テーブル306に登録する。
分割案生成部308は、ストレージシステム20の管理の為の処理を、複数存在するストレージ監視サーバ119の夫々にどのように分担させるか(処理をどのように分割するか)を示す情報である分割案を生成する。
分割案表示部317は、分割案生成部308によって生成された分割案を表示する。
分割案生成判定部307は、分割案の生成を行う必要があるか否かを判定する。より具体的には、分割案生成判定部307は、各ストレージ監視サーバ119の現在の負荷が閾値を超えているか否かを判定し、超えている場合は分割案の生成を行う必要があると判定する。
収集頻度設定部315は、ユーザによって入力された、各リソースについての情報の収集頻度を取得し、取得した収集頻度を収集頻度テーブル304に登録する。
パスグループ化部309は、パステーブル305とパス関連テーブル306の内容とに基づいて、パスグルーピングテーブル306(図17を参照)を生成する。
分割条件設定部316は、ストレージ監視サーバ119の分割条件を取得して分割条件テーブル313に登録する。
分割実行部311は、パスグルーピングテーブル306の各パスグループに関し、分割案テーブル312の内容に対応するように、各ストレージ監視サーバ119間でデータ転送を行い、各ストレージ監視サーバ119の性能情報テーブル303及び監視情報テーブル302の内容を設定する。また分割実行部311は、分割案テーブル312の内容に対応するように、監視情報テーブル318の内容を設定する。
<性能監視サーバ>
図6に示すように、性能監視サーバ105は、表示条件設定部322、監視情報表示部323、及び表示内容生成部319の各機能を備えている。これらの機能は、性能監視サーバ105のCPU108が、メモリ123又はハードディスクドライブ(HDD107)に格納されている性能監視ソフト110を読み出して実行することにより実現される。また同図に示すように、性能監視サーバ105のメモリ123又はHDD107には、監視情報テーブル318、及び表示内容テーブル321が格納されている。
表示条件設定部332は、ユーザから表示条件を取得する(図27を参照)。表示内容生成部319は、取得した表示条件に対応するリソースの性能情報を、その性能情報を保持しているストレージ監視サーバ119から取得して表示内容テーブル321(図29を参照)に格納する。監視情報表示部323は、表示内容テーブル321の内容を出力してストレージ管理クライアント103に表示させる(図31を参照)。
=処理説明=
次に本実施形態の情報処理システム1において行われる処理の流れについて詳細に説明する。
<ストレージ監視サーバの処理>
図7はストレージ監視サーバ119のエージェント情報収取部301によって行われる処理(以下、情報取得処理S700と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに情報取得処理S700について説明する。情報取得処理S700は、所定のタイミング(スケジューリングされたタイミング、定期的なタイミング等)で起動される。
まずエージェント情報収取部301は、ストレージ監視エージェント130及びホスト監視エージェント116から、構成情報及び性能情報を取得し(S711)、取得した構成情報及び性能情報から抽出される各リソース511の性能情報512を性能情報テーブル303に登録する(S712)。
次にエージェント情報収取部301は、取得した構成情報から抽出されるリソース間の関係を、リソース間関連テーブル325(図3A〜図3E)に登録する(S713)。またエージェント情報収取部301は、取得した構成情報から抽出される内容に基づくI/Oパスの構成を、パステーブル305に登録する(S714)。
次にエージェント情報収取部301は、取得した構成情報に基づく内容をパス関連テーブル306に登録する(S715)。パス関連テーブル306の一例を図8に示している。同図に示すように、パス関連テーブル306には、構成情報から取得される、機能3061(クラスタ、仮想マシン、負荷分散、マイグレーション、外部接続ストレージ装置、アプリケーションのデバイスファイルの利用態様等)ごとの構成(リソース3062)が登録される。
図9は分割条件設定部316によって行われる処理(以下、分割条件設定処理S900と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに分割条件設定処理S900について説明する。分割条件設定処理S900は、ストレージ管理クライアント103に対し、分割条件の設定のためのユーザの所定の操作入力が行われたことを契機として起動される。
まずS911では、分割条件設定部316が、ユーザが図10に示す画面(以下、分割条件設定画面1000と称する。)に対して操作を行うことにより設定された分割条件を取得する。S912では、分割条件設定部316が、取得した分割条件を分割条件テーブル313登録する。
分割条件テーブル313の一例を図11に示している。同図に示すように、分割条件テーブル313には、CPU使用率の閾値3131、メモリ使用率の閾値3132、ディスク使用率の閾値3133、及び分割サーバ名3134(性能情報及び監視情報の管理を担当することが可能なストレージ監視サーバ119を特定する情報)が登録されている(ユーザは分割先のストレージ監視サーバ119を指定することができる)。
図12は分割案生成判定部307によって行われる処理(以下、分割案生成判定処理S1200と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに分割案生成判定処理S1200について説明する。分割案生成判定処理S1200は、所定のタイミング(スケジューリングされたタイミング、定期的なタイミング等)で起動される。
まず分割案生成判定部307は、分割条件テーブル313のCPU使用率の閾値3131、メモリ使用率の閾値3132、及びディスク使用率の閾値3133を取得する(S1211)。これらはストレージ監視サーバ119の負荷を判断するための閾値となる。
次に分割案生成判定部307は、ストレージ監視サーバ119の現在の負荷情報として、ストレージ監視サーバ119の現在のCPU使用率、ストレージ監視サーバ119の現在のディスク使用率、及びストレージ監視サーバ119の現在のメモリ使用率を取得する(S1212)。これらの情報は、ストレージ監視サーバ119から直接取得してもよいし、エージェント情報収集部301が性能情報として取得しその結果、性能情報テーブル303に格納されている値を取得するようにしてもよい。
次に分割案生成判定部307は、ストレージ監視サーバ119の負荷が閾値を超えているか否かを判断する。まずS1213では、分割案生成判定部307は、ストレージ監視サーバ119の現在のCPU使用率が、S1211で取得したCPU使用率閾値3131の値以上であるか否かを判断する。閾値以上であれば(S1213:YES)、S1214に進み、閾値未満であれば(S1213:NO)、S1216に進む。
次に分割案生成判定部307は、ストレージ監視サーバ119の現在のメモリ使用率が、S1211で取得したメモリ使用率閾値3132の値以上であるか否かを判断する(S1214)。閾値以上であれば(S1214:YES)、S1215に進み、閾値未満であれば(S1214:NO)、S1216に進む。
次に分割案生成判定部307は、ストレージ監視サーバ119の現在のディスク使用率が、S1211で取得したディスク使用率閾値3133の値以上であるか否かを判断する(S1215)。閾値以上であれば(S1215:YES)、S1217に進み、閾値未満であれば(S1215:NO)、S1216に進む。
S1216では、分割案生成判定部307は、内部変数である「実行フラグ」に「FALSE」を設定する。S1217では、分割案生成判定部307は、内部変数「実行フラグ」に「TRUE」を設定する。
以上のように、ストレージ監視サーバ119は、分割条件を満たすか否かを判断し、分割条件を満たす場合に分割案を生成する。このため、不必要に分割案が生成されることがなく、また必要な場合は確実に分割案が生成されるので、ストレージ監視サーバ119を効率よく運用することができるとともに、ストレージ監視サーバ119間の負荷分散を確実に実施することができる。
図13は収集頻度設定部315によって行われる処理(以下、収集頻度設定処理S1300と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに収集頻度設定処理S1300について説明する。収集頻度設定処理S1300は、例えばストレージ管理クライアント103に対し、収集頻度の設定のためのユーザの所定の操作入力が行われたことを契機として起動される。
S1311では、収集頻度設定部315は、ユーザの操作入力に応じて、図14に示す収集頻度設定画面1400をストレージ管理クライアント103に表示させる。図14に示すように、収集頻度設定画面1400には、リソースの表示欄1411と収集頻度の表示欄1412が設けられている。収集頻度設定部315は、収集頻度設定画面1400のリソースの表示欄1411に、パステーブル305から取得可能なリソース(パステーブル305のリソース3052の内容)を表示する。
S1312では、収集頻度設定部315は、ユーザが収集頻度設定画面1400に設定したリソースについての収集頻度を取得する。そして収集頻度設定部315は、取得した収集頻度を、収集頻度テーブル304に登録する(S1313)。収集頻度テーブル304の一例を図15に示す。
図16はパスグループ化部309によって行われる処理(以下、パスグループ化処理S1600と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともにパスグループ化処理S1600について説明する。パスグループ化処理S1600は、例えば、エージェント情報収集部301による前述した情報取得処理S700に後続して実行される。
まずパスグループ化部309は、内部変数であるパスグループIDを初期化(例えば1を設定)する(S1611)。またパスグループ化部309は、パステーブル305の現在行を示すポインタである現在行ポインタの値を先頭行に設定する(S1612)。
S1613では、パスグループ化部309は、現在行ポインタがパステーブル305の最終行を超えているか否かを判断する。超えていれば(S1613:YES)、処理が終了する。超えていなければ(S1613:NO)、S1615に進む。
S1615では、パスグループ化部309は、パステーブル305の現在行のリソースがパス関連テーブル306に登録されているか否かを判断する。登録されている場合には(S1615:YES)、S1616に進み、登録されていない場合には(S1615:NO)、S1618に進む。
S1616では、パスグループ化部309は、パステーブル305の現在行のリソースを含むI/Oパスが、パスグルーピングテーブル306に既に登録されているか否かを判断する。
図17にパスグルーピングテーブル306の一例を示している。同図に示すように、パスグルーピングテーブル306は、I/Oパスのグループごとに付与される識別子であるグループIDが設定されるグループID3061、そのグループに所属するI/Oパスの識別子が設定されるI/Oパス3062、及びそのグループの負荷度合(後述)が設定される負荷度合3063の各項目からなる一つ以上のレコードからなる。
S1616において、パステーブル305の現在行のリソースを含むI/Oパスが、パスグルーピングテーブル306に既に登録されている場合には(S1616:YES)、S1617に進み、登録されていない場合には(S1616:NO)、S1618に進む。
S1617では、パスグループ化部309は、パスグルーピングテーブル306の、パステーブル305の現在行のリソースを含むI/Oパスが登録されている行に、パステーブル305の現在行のI/Oパスを追加する。
S1618では、パスグループ化部309は、パスグルーピングテーブル306に新たなパスグループID(例えば現在のパスグループIDをインクリメントした値)の行を追加し、その行にパステーブル305の現在行のI/Oパスを登録する。
続くS1619では、パスグループ化部309は、収取頻度テーブル304からI/Oパス上のリソースの収集頻度を取得し、I/Oパスの収集頻度の合計値を算出し、算出した値をパスグルーピングテーブル306の負荷度合3063に設定する。その後は現在行をインクリメントし(現在行=現在行+1)(S1620)、S1613に戻る。
図18は分割案生成部308によって行われる処理(以下、分割案生成処理S1800と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに分割案生成処理S1800について説明する。分割案生成処理S1800は、例えば、所定のタイミング(スケジューリングされたタイミング、定期的なタイミング等)で、もしくは収集頻度設定部315によって収集頻度テーブル304の内容が変更されたタイミングで起動される。
分割案生成部308は、内部変数「実行フラグ」の値を取得し(S1811)、値が「TRUE」であるか否かを判定する(S1812)。内部変数「実行フラグ」の値が「TRUE」であれば(S1812:YES)、S1813に進み、分割案生成部308は、後述する負荷合計算出処理S1813、及び負荷振り分け処理S1814を実行する。内部変数「実行フラグ」の値が「TRUE」でなければ(「FALSE」ならば)(S1812:NO)、処理が終了する。
図19は分割案生成処理S1800における負荷合計算出処理S1813を説明するフローチャートである。
まず分割案生成部308は、パスグルーピングテーブル306の現在行ポインタの値をパスグルーピングテーブル306の先頭行に設定する(S1911)。
S1912では、分割案生成部308は、現在行ポインタの値がパスグルーピングテーブル306の最終行を超えているか否かを判断する。超えている場合には(S1912:YES)、処理が終了する。超えていない場合には(S1912:NO)、S1913に進む。
S1913では、分割案生成部308は、パステーブル305及び収集頻度テーブル304から、パスグルーピングテーブル306の現在行のI/Oパスに関する情報を取得する(S1913)。
次に分割案生成部308は、パスグルーピングテーブル306の現在行のI/Oパスを構成している各リソースの収集頻度の合計値(=Σ(リソース数×収集頻度))を求める(S1914)。そして分割案生成部308は、求めた合計値を、パスグルーピングテーブル306の現在行のI/Oパスの負荷度合3063に登録する(S1915)。その後は現在行をインクリメント(現在行=現在行+1)し(S1916)、S1912に戻る。
図20は分割案生成処理S1800における負荷振り分け処理S1814を説明するフローチャートである。
まず分割案生成部308は、分割条件テーブル313から、分割条件テーブル313の設定内容を取得する(S2011)。また分割案生成部308は、パスグルーピングテーブル306のレコードを、負荷度合3063の降順にソートする(S2012)。次に分割案生成部308は、パスグルーピングテーブル306の現在行ポインタの値をパスグルーピングテーブル306の先頭行に設定する(S2013)。
S2014では、分割案生成部308は、現在行ポインタの値がパスグルーピングテーブル306の最終行を超えているか否かを判断する。超えている場合には(S2014:YES)、処理が終了する。超えていない場合には(S2014:NO)、S2015に進む。
続くS2015では、分割案生成部308は、分割案テーブル312に、パスグルーピングテーブル306の現在行の内容を反映する。
図21に分割案テーブル312の一例を示している。同図に示すように、分割案テーブル312は、グループID3121、負荷度合3122、及び振り分け先の監視サーバ3123の各項目を有する一つ以上のレコードで構成される。分割案テーブル312には、ストレージ監視サーバ119に行わせる処理を、グループ単位でどのように複数のストレージ監視サーバ119(処理を分担可能なストレージ監視サーバ119)に振り分ける(分割する)のかを示す情報(分割方法)が管理される。
同図の場合には、グループID3121が「1」のパスグループに所属するI/Oパスについての処理は識別子が「監視サーバA」であるストレージ監視サーバ119に担当させ、グループID3121が「2」,「3」のパスグループに所属するI/Oパスについての処理は、識別子が「監視サーバB」であるストレージ監視サーバ119に担当させる、という分割案が登録されている。
図20のS2015における、パスグルーピングテーブル306の現在行の内容の、分割案テーブル312への反映は、具体的には次のようにして行われる。即ち分割案生成部308は、分割案テーブル312の負荷度合3122の値が最も小さいグループID3121に、パスグルーピングテーブル306の現在行のグループIDを追加する。また分割案生成部308は、分割案テーブル312の負荷度合3122の現在の値に、パスグルーピングテーブル306の現在行の負荷度合3063の値を加算する。
分割案の構成は必ずしも以上に説明したものに限られるわけではない。例えば各グループの負荷合計値がより厳密に均等化されるように、各ストレージ監視サーバ119に処理を振り分けるようにしてもよい。また負荷の低いストレージ監視サーバ119から優先して処理を割り当てるようにしてもよい。分割案は、従来手法による他の様々な負荷分散方法、最適化手法を用いることができる。
S2016では、分割案生成部308は、現在行をインクリメント(現在行=現在行+1)する。その後はS2014に戻る。
図22は分割案表示部317によって行われる処理(以下、分割案表示処理S2200と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに分割案表示処理S2200について説明する。分割案表示処理S2200は、例えば分割案生成部308の処理に後続して行われる。また分割案表示処理S2200は、所定のタイミング(スケジューリングされたタイミング、定期的なタイミング等)で起動される。
まず分割案表示部317は、内部変数「実行フラグ」の値を取得し(S2211)、値が「TRUE」であるか否かを判定する(S2212)。内部変数「実行フラグ」の値が「TRUE」であれば(S2212:YES)、S2213に進む。内部変数「実行フラグ」の値が「TRUE」でなければ(「FALSE」であれば)(S2212:NO)、処理が終了する。
S2213では、分割案表示部317は、分割案テーブル312から、グループID3121の値と振り分け先監視サーバ3123の値の組み合わせを取得する。また分割案表示部317はパスグルーピングテーブル306から、グループID3061の値とI/Oパス3062の値との組み合わせを取得する(S2214)。また分割案表示部317は、パステーブル305から、I/Oパス3051の値とリソース3052の値の組み合わせを取得する(S2215)。
続くS2216では、分割案表示部317は、S2213〜S2215において取得した情報を記載した画面(以下、分割案表示画面と称する。)をストレージ管理クライアント103に出力する。図23にストレージ管理クライアント103によって表示される分割案表示画面2300の一例を示している。同図に示すように、分割案表示画面2300は、振り分け先の監視サーバの表示欄2311、I/Oパスグループの表示欄2312、I/Oパスの表示欄2313、及び、リソースの表示欄2314を有する。また同図に示すように、分割案表示画面2300は、ユーザが分割案表示画面2300に表示されている分割案の適用を指示するための実行ボタン2315を有する。
図24は分割実行部311によって行われる処理(以下、分割実行処理S2400と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに分割実行処理S2400について説明する。分割実行処理S2400は、分割案表示画面2300の実行ボタン2315が操作された場合に起動される。
まず分割実行部311は、内部変数「実行フラグ」の値を取得し(S2411)、値が「TRUE」であるか否かを判定する(S2412)。内部変数「実行フラグ」の値が「TRUE」であれば(S2412:YES)、S2413に進む。内部変数「実行フラグ」の値が「TRUE」でなければ(「FALSE」であれば)(S2412:NO)、処理が終了する。
S2413では、分割実行部311は、パスグルーピングテーブル306の現在行ポインタの値をパスグルーピングテーブル306の先頭行に設定する。
S2414では、分割実行部311は、現在行ポインタの値がパスグルーピングテーブル306の最終行を超えているか否かを判断する。超えている場合には(S2414:YES)、処理が終了する。超えていない場合には(S2014:NO)、S2415に進む。
S2415では、分割実行部311は、パスグルーピングテーブル306の現在行のパスグループに関し、分割案テーブル312の内容に対応するように、各ストレージ監視サーバ119間でデータ転送を行い、各ストレージ監視サーバ119の性能情報テーブル303及び監視情報テーブル302の内容を設定する。また分割実行部311は、分割案テーブル312の内容に対応するように、監視情報テーブル318の内容を設定する(S2416)。
図25に監視情報テーブル318の一例を示している。同図に示すように、監視情報テーブル318は、振り分け先のストレージ監視サーバ119(監視を担当するストレージ監視サーバ119)の識別子の設定欄3181、I/Oパスの識別子の設定欄3182、グループIDの設定欄3183、及び、リソースの設定欄3184の各項目を有する一つ以上のレコードからなる。
図24のS2147では、分割実行部311は、現在行をインクリメント(現在行=現在行+1)する。その後はS2414に戻る。
<性能監視サーバの処理>
図26は性能監視サーバ105の表示条件設定部322によって行われる処理(以下、表示条件設定処理S2600と称する。)を説明するフローチャートである。表示条件設定処理S2600は、例えばストレージ管理クライアント103に対し、表示条件の設定のためのユーザの所定の操作入力が行われたことを契機として起動される。
まず表示条件設定部322は、ユーザの操作入力に応じて、ストレージ管理クライアント103に図27に示す表示条件設定画面2700を表示させる。図27に示すように、表示条件設定画面2700には、表示対象となるリソースを設定する項目2711、表示対象として当該リソースか当該リソースに接続しているリソース(接続リソース)を表示するかを設置する項目2712、及び、接続リソースを設定する項目2713を有する。
S2612では、表示条件設定部322は、ユーザが表示条件設定画面2700に設定した表示条件を取得する。そして表示条件設定部322は、取得した表示条件をメモリ52又は記憶装置53に記憶する。
図28は表示内容生成部319によって行われる処理(以下、表示内容生成処理S2800と称する。)を説明するフローチャートである。表示内容生成処理S2800は、例えば、前述した表示条件設定処理S2600に後続して起動される。
まず表示内容生成部319は、メモリ52又は記憶装置53に記憶している表示条件を読み出し(S2811)、監視情報テーブル318から読み出した表示条件を満たすストレージ監視サーバ119を取得する(S2812)。
次に表示内容生成部319は、各ストレージ監視サーバ119から、表示条件に対応するリソースの性能情報を取得し(S2813)、取得した性能情報を図29に示す表示内容テーブル321に出力する(S2814)。同図に示すように、表示内容テーブル321は、リソースの識別子が設定される項目3211と、リソースの性能情報が設定される項目3212の各項目からなる一つ以上のレコードからなる。
図30は監視情報表示部323によって行われる処理(以下、監視情報表示処理S3000と称する。)を説明するフローチャートである。監視情報表示処理S3000は、例えば、前述した表示内容生成処理S2800に後続して起動される。
まず監視情報表示部323は、表示内容テーブル321から、リソースと性能情報を取得する(S3011)。次に監視情報表示部323は、取得したリソースと性能情報を記載した、図31に示す監視情報表示画面3100を出力し、ストレージ管理クライアント103に表示させる(S3012)。同図に示すように、監視情報表示画面3100は、表示内容の説明を表示するための欄3111、リソースの識別子の表示欄3112、及び性能情報の表示欄3113を有する。
以上に説明したように、ストレージ監視サーバ119は、取得した性能情報及び監視情報に基づき、個々の性能情報及び個々の監視情報の管理を担当するストレージ監視サーバ119を決定し、個々の性能情報及び個々の監視情報を、夫々の管理を担当するストレージ監視サーバ119に自動的に転送する。このため、性能情報及び監視情報に応じて、複数のストレージ監視サーバ119の夫々に、夫々が管理をすべき性能情報及び監視情報を適切に分担させることができ、個々のストレージ監視サーバ119の負荷分散を適切に図ることができる。
またストレージ監視サーバ119は、類似するI/Oパスを同一のグループに分類し、そのグループを単位として性能情報及び個々の監視情報の管理を担当するストレージ監視サーバ119を決定する。このため、個々のストレージ監視サーバ119は、類似する性能情報及び監視情報の管理を担当することになり、性能情報や監視情報の管理を複数のストレージ監視サーバ119に分担させた後も性能情報や監視情報の管理が複雑化せず、I/Oパス上の監視対象のリソース間の関係を容易に把握することができるなど、管理負担が少なくて済む。
またストレージ監視サーバ119は、夫々のグループに所属するI/Oパスの性能情報及び監視情報の管理にかかる負荷を管理し、ストレージ監視サーバ119の夫々の負荷が均等化されるように、個々の性能情報及び個々の監視情報の管理を担当するストレージ監視サーバ119を決定するので、個々のストレージ監視サーバ119の負荷分散をより確実に図ることができる。
以上、実施形態を示したが、以上の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
1 情報処理システム
104 通信ネットワーク
105 性能監視サーバ
111 ホストサーバ
116 ホスト監視エージェント
119 ストレージ監視サーバ
125 ストレージ監視エージェントサーバ
133 ネットワークスイッチ
136 ストレージ装置
141 アプリケーション
143 仮想マシン
144 仮想マシン管理基板
145 クラスタ管理基板
301 エージェント情報収集部
303 性能情報テーブル
304 収集頻度テーブル
305 パステーブル
307 分割案生成判定部
306 パスグルーピングテーブル
308 分割生成部
311 分割実行部
315 収集頻度設定部
316 分割条件設定部
317 分割案表示部
321 表示内容テーブル

Claims (16)

  1. ストレージ装置とこれにアクセスするホストサーバとを含むストレージシステムにおける性能に関する情報である複数の性能情報、及び前記ストレージシステムにおける監視対象となる情報である複数の監視情報を管理する、互いに通信可能に接続された複数のストレージ監視サーバを備えて構成される情報処理システムであって、
    前記ストレージ監視サーバが、
    ストレージシステムから前記性能情報及び前記監視情報を取得する情報収集部、
    取得した前記性能情報及び前記監視情報に基づき、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定する分割案生成部、及び
    前記分割案生成部の前記決定の内容である分割案に従って、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報を、夫々の管理を担当する前記ストレージ監視サーバに転送する分割実行部
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記監視情報には、前記ストレージシステムにおけるI/Oパスの構成を示す情報、及び前記I/Oパスが類似しているか否かを示すI/Oパス関連情報が含まれており、
    前記ストレージ監視サーバは、前記I/Oパス関連情報に基づき前記I/Oパス同士の類似性を判断し、類似していると判断した前記I/Oパスを同一の前記グループに分類するパスグループ化部をさらに備え、
    前記分割案生成部は、前記パスグループ化部により分類された前記グループを単位として、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記I/Oパス関連情報は、
    前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするアプリケーションに関する情報、
    前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバのクラスタに関する情報、
    前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバの仮想マシンに関する情報、
    前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバのデバイスファイルに関する情報、
    前記I/Oパスに接続するストレージ装置のストレージ装置間のマイグレーション機能に関する情報、及び、
    前記I/Oパスに接続するストレージ装置の外部接続ストレージ装置に関する情報
    のうちの少なくともいずれかを含む
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記ストレージ監視サーバは、前記グループの夫々について、夫々のグループに所属する前記I/Oパスの前記性能情報及び前記監視情報の前記管理にかかる負荷を管理し、
    前記分割案生成部は、前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷が均等化されるように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記ストレージ監視サーバは、前記ストレージサーバの個々のリソースについての前記性能情報及び前記監視情報の収集頻度の設定を受け付けて記憶する収集頻度設定部をさらに備え、
    前記分割案生成部は、前記収集頻度に基づいて前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷を判断し、前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷が均等化されるように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1又は2のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記ストレージ監視サーバは、
    前記分割案を生成するか否かを判断するための条件である分割条件を受け付ける分割条件設定部、及び
    受け付けた前記分割条件に従って前記分割案を生成するか否か、を判断する分割案生成判定部
    をさらに備え、
    前記分割案生成部は、前記分割案生成判定部が前記分割案を生成すると判断した場合に、前記分割案を生成する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項6に記載の情報処理システムであって、
    前記分割条件は、前記ストレージ監視サーバの現在の負荷を判断するための閾値を含む
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 請求項1又は2のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記分割案生成部は、前記性能情報及び前記監視情報の管理を担当することが可能な前記ストレージ監視サーバを特定する情報を記憶し、前記情報により特定される前記ストレージ監視サーバが前記性能情報及び前記監視情報の管理を担当するように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  9. ストレージ装置とこれにアクセスするホストサーバとを含むストレージシステムにおける性能に関する情報である複数の性能情報、及び前記ストレージシステムにおける監視対象となる情報である複数の監視情報を管理する、互いに通信可能に接続された複数のストレージ監視サーバを備えて構成される情報処理システムにおける、前記ストレージ監視サーバの管理方法であって、
    前記ストレージ監視サーバに、
    ストレージシステムから前記性能情報及び前記監視情報を取得するステップ、
    取得した前記性能情報及び前記監視情報に基づき、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定するステップ、及び
    前記決定の内容である分割案に従って、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報を、夫々の管理を担当する前記ストレージ監視サーバに転送するステップ
    を実行させることを特徴とするストレージ監視サーバの管理方法。
  10. 請求項9に記載のストレージ監視サーバの管理方法であって、
    前記監視情報には、前記ストレージシステムにおけるI/Oパスの構成を示す情報、及び前記I/Oパスが類似しているか否かを示すI/Oパス関連情報が含まれており、
    前記ストレージ監視サーバに、
    前記I/Oパス関連情報に基づき前記I/Oパス同士の類似性を判断し、類似していると判断した前記I/Oパスを同一の前記グループに分類するステップ、
    前記パスグループ化部により分類された前記グループを単位として、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定するステップ
    をさらに実行させることを特徴とするストレージ監視サーバの管理方法。
  11. 請求項10に記載のストレージ監視サーバの管理方法であって、
    前記I/Oパス関連情報は、
    前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするアプリケーションに関する情報、
    前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバのクラスタに関する情報、
    前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバの仮想マシンに関する情報、
    前記I/Oパスを利用してストレージ装置にアクセスするホストサーバのデバイスファイルに関する情報、
    前記I/Oパスに接続するストレージ装置のストレージ装置間のマイグレーション機能に関する情報、
    前記I/Oパスに接続するストレージ装置の外部接続ストレージ装置に関する情報、及び、
    前記I/Oパスを利用するアプリケーションを特定する情報
    のうちの少なくともいずれかを含む
    ことを特徴とするストレージ監視サーバの管理方法。
  12. 請求項10に記載のストレージ監視サーバの管理方法であって、
    前記ストレージ監視サーバに、
    前記グループの夫々について、夫々のグループに所属する前記I/Oパスの前記性能情報及び前記監視情報の前記管理にかかる負荷を管理するステップ、及び
    前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷が均等化されるように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定するステップ
    をさらに実行させることを特徴とするストレージ監視サーバの管理方法。
  13. 請求項12に記載のストレージ監視サーバの管理方法であって、
    前記ストレージ監視サーバに、
    前記ストレージサーバの個々のリソースについての前記性能情報及び前記監視情報の収集頻度の設定を受け付けて記憶するステップ、及び
    前記収集頻度に基づいて前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷を判断し、前記ストレージ監視サーバの夫々の前記負荷が均等化されるように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定するステップ
    をさらに実行させることを特徴とするストレージ監視サーバの管理方法。
  14. 請求項9又は10のいずれか一項に記載のストレージ監視サーバの管理方法であって、
    前記ストレージ監視サーバに、
    前記分割案を生成するか否かを判断するための条件である分割条件を受け付けるステップ、
    受け付けた前記分割条件に従って前記分割案を生成するか否か、を判断するステップ、及び
    前記分割案生成判定部が前記分割案を生成すると判断した場合に、前記分割案を生成するステップ
    をさらに実行させることを特徴とするストレージ監視サーバの管理方法。
  15. 請求項14に記載のストレージ監視サーバの管理方法であって、
    前記分割条件は、前記ストレージ監視サーバの現在の負荷を判断するための閾値を含む
    ことを特徴とするストレージ監視サーバの管理方法。
  16. 請求項9又は10のいずれか一項に記載のストレージ監視サーバの管理方法であって、
    前記ストレージ監視サーバに、
    前記性能情報及び前記監視情報の管理を担当することが可能な前記ストレージ監視サーバを特定する情報を記憶し、前記情報により特定される前記ストレージ監視サーバが前記性能情報及び前記監視情報の管理を担当するように、個々の前記性能情報及び個々の前記監視情報の管理を担当する前記ストレージ監視サーバを決定するステップ
    をさらに実行させることを特徴とするストレージ監視サーバの管理方法。
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