JP2002082711A - 制御システム - Google Patents

制御システム

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JP2002082711A
JP2002082711A JP2000272046A JP2000272046A JP2002082711A JP 2002082711 A JP2002082711 A JP 2002082711A JP 2000272046 A JP2000272046 A JP 2000272046A JP 2000272046 A JP2000272046 A JP 2000272046A JP 2002082711 A JP2002082711 A JP 2002082711A
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御の一部を遠隔、集中制御にすることによ
り、各工場における制御系のハード構成を省略、簡略化
できると共に、低コストでバックアップ機能を持たせる
ことができる制御システムを提供する。 【解決手段】 管理センタ11は、リモート&セルフ保
守手段16により、インターネット10を介して、A,
B工場12a,12bを一括してリモート保守し、また
リモート監視代行手段17により一括監視する。さら
に、サーバ多重化手段18により必要に応じてプロセス
の情報処理及び制御処理のデータを送信する。また、バ
ックアップとして予備制御装置20を有する制御装置1
9がA,B工場12a,12bにおけるリアルタイム性が
要求されない制御を行い、A,B工場12a,12bそれ
ぞれに備えられたインテリジェントPIO15a、15
bがリアルタイム性が要求される制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御システムに関
し、特に、プラント設備や工場などの集中監視、制御等
を行うプラント制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速なネットワークが安価に供給
されるようになるのに伴い、FL−net準拠LANと
TCP/IPプロトコルの重畳による制御(制御アプリ
ケーション)と情報(Webサービス画面)のイントラ
ネット一元化システムによって、制御・情報機能分散シ
ステムが構築されつつある。つまり、制御LANが制御
・情報一元化LANとなることで、プロセス(工場)単
位のPAS(Process Automation System)は事業所単
位のPASへと移行することができ、制御LANにイン
トラネット(専用回線)を使用することで、各プロセス
(工場)の操業・保全機器の設置に対する制約が緩和さ
れて、各プロセスを管理センタなどからリモートで管理
することが可能になってきた。
【0003】図6は、管理センタが専用回線を用いて複
数工場をリモート管理する従来のプラント制御システム
の一例を示すブロック図である。同図において、管理セ
ンタ61は、A工場62a及びB工場62bと、それぞ
れ専用回線によって接続されている。この専用回線はA
工場62aにおいて、情報LANに接続され、製品の運
用管理を行う情報系処理手段63aに接続されている。
また、A工場62a内では、制御LANによって、オペ
レータが管理するHMI(Human Machine Interface)
64aと情報処理のデータを蓄えるサーバ65aとプロ
セスの駆動制御を行うコントローラ66aとが接続さ
れ、サーバ65aが上記専用回線に接続された情報LA
Nに接続されている。さらに、コントローラ66aに
は、プロセスの保守管理を行うインタフェースとなるP
IO(Process Input Output)67aが接続されてい
る。 また、B工場62bについても、A工場62aと
全く同じ構成となっている。
【0004】以上の構成において、管理センタ61で
は、リモート保守手段68がそれぞれの専用回線を介し
て、A工場62aとB工場62bとを一括して、これら
のリモート保守を行っている。さらに、リモート監視手
段69aが専用回線を通してA工場62aの監視を行
い、リモート監視手段69bが専用回線を通してB工場
62bの監視を行っている。すなわち、リモート監視手
段69a、69bは、A工場62a側とB工場62b側
にそれぞれ個別に設けられ、各々独立してリモート監視
を行っている。
【0005】図7は、管理センタがインターネットを介
して複数工場をリモート管理する場合に、従来より考え
られているプラント制御システムの例を示すブロック図
である。このプラント制御システムは、図6に示したプ
ラント制御システムにおける専用回線をインターネット
に変えたものであり、インターネットを用いることによ
り、IT(Information Technology)の統合化を図って
いる。すなわち、図7におけるシステムでは、A工場6
2a、B工場62b共に、工場内のハード構成は、図6
におけるシステムの場合と全く同じであるが、リモート
保守手段69が管理センタ61に一括して設けられた点
のみが異なっている。
【0006】このようにインターネットを用いることに
よって、図6に示したシステム構成に比べて、工場単位
のPASが更に事業所単位のPASへと移行している。
【0007】図8は、従来より考えられている他のシス
テムを示し、管理センタがインターネットを介して複数
工場のリモート監視とコントローラの保守管理を行う制
御システムのブロック図である。図8に示すシステムが
図7に示すシステムと異なるところは、新たにPIO
LANを設けて、PIOに対して保守データを送信して
コントローラの保守管理をリモートで集中的に行うよう
にした点である。
【0008】つまり、図8のシステムでは、A工場62
a側においては、インターネットを介して、PIO L
ANよりPIO67aに対して保守データを送信し、コ
ントローラ66aのリモート保守管理を行うようにして
いる。また、B工場62b側においては、インターネッ
トを介して、PIO LANよりPIO67bに対して
保守データを送信し、コントローラ66bのリモート保
守管理を行うようにしている。このように、図7に示し
たシステム構成においては管理センタよりPIOに直接
保守データが送られることがなかったのに対して、図8
に示したシステム構成では、保守データを直接PIOに
送るようにすることにより、いわゆるマンマシン系のシ
ステム構成から、各工場毎に一括してリモートで保守管
理ができるシステム構成へと改良されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来のプラント制御システムでは、いずれも制御
機器等、制御系の構成設備については、依然としてA工
場、B工場共にそれぞれ同様に設けられており、各工場
内における制御系ハード構成を整理統合するには至って
いない。つまり、各工場毎に、コントローラやそのイン
タフェースとなるPIOやHMIやサーバを備えてお
り、必要な制御・情報の一元化管理、すなわち、設備管
理の拡張としてのPASのASP(Application Servic
e Provider)化にはまだ至っていない。
【0010】さらに、従来のプラント制御システムで
は、各工場毎に備えられたコントローラをリモート保守
手段によって一括保守管理することはできるものの、こ
れらのコントローラ自体にはバックアップ機能がないた
め、冗長性に欠けるなど、信頼性の面でも問題がある。
また、製品などの運用管理を行う情報系と、コントロー
ラなどによって工場の操作を行う制御系とがそれぞれ個
別に存在しているため、制御・情報の統一化を行うこと
ができない。さらに、リモート保守手段によるリモート
メンテナンスは、A工場とB工場とでそれぞれ個別の形
態をとらなければならず、リモート保守による操作性の
使い勝手の悪さがある。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、制御の一部を遠隔、統合制
御にすることにより、各工場における制御系のハード構
成を省略、簡略化できると共に、低コストでバックアッ
プ機能を持たせることができるプラント制御システムを
提供することにある。さらに本発明は、各現場の保守・
監視・操業を遠隔制御によって集中管理でき、もって制
御・情報の統一化が低コストで実現できる制御システム
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、1または複数のプラントを制御するよ
うにした制御システムであって、前記プラントにおいて
行われる所定の制御を電気通信回線を介して前記プラン
ト外に設けられた制御手段により行うようにしたことを
特徴とする。
【0013】このような構成によれば、複数のプラント
に対しては、所定の制御を例えばインターネットを介し
て集中的に行うことができ、制御機器等の共通化が図れ
ると共に、一つのプラントに対しては、プラントにおい
て必要であった専用の制御用機器等が不要となる。従っ
てプラントにおける設備の省略化、スペースの省略化、
低コスト化を図ることができる。
【0014】また、本発明において、前記所定の制御は
リアルタイム性が要求されない制御であることを特徴と
する。
【0015】このような構成によれば、電気通信回線と
して例えばインターネットを介して制御を行うことがで
き、遠隔制御、統合制御等が容易に実現できる。
【0016】また、本発明において、前記所定の制御に
は、少なくともプロセス統括処理、自動化処理のうちの
いずれか一方が含まれることを特徴とする。
【0017】このような処理は、リアルタイム性が要求
されない場合が多く、従って、インターネットを介した
制御処理が可能となる。
【0018】また、本発明において、前記プラント外に
設けられた制御手段には、さらにバックアップ用制御手
段が設けられることを特徴とする。
【0019】このような構成によれば、バックアップ用
制御手段を各プラントにおいて共用でき、低コストで制
御手段の冗長化が可能となり、引いては制御の信頼性を
低コストで向上させることができると共に、メンテナン
スフリーのシステムを容易に構築することができる。
【0020】また、本発明において、前記プラントにお
いて行われる制御のうち、前記所定の制御を除く制御
は、プラントに設けられたローカル制御手段により行う
ことを特徴とする。
【0021】このような構成によって、リアルタイム性
が要求される制御のみをプラントで行うようにすること
により、プラントが有する制御機器等を最小限に抑える
ことができ、複数のプラント全体における設備コストを
大幅に削減することができる。
【0022】また、本発明において、前記プラント外に
は、さらにプラントのリモート保守を行う保守手段と、
プラントの状態をリモート監視する監視手段と、情報処
理データを蓄積し、必要に応じてプラントへ情報処理デ
ータを送信するサーバのうちの少なくとも一つが設けら
れることを特徴とする。
【0023】このような構成によれば、プラントの保守
や監視や情報提供を集中管理により行うことができ、プ
ラントにおける労力、コストを低減することができる。
【0024】また、本発明において、前記プラント側に
は、さらにプロセスの処理内容をモニタするモニタ手段
と、制御系のプロセスをオペレータが管理する人為的管
理手段のうちの少なくとも一つが設けられることを特徴
とする。
【0025】このような構成によれば、プラントには必
要最低限の設備等を設けるようにすればよいので、プラ
ントにおける設備、コストを削減することができる。
【0026】さらに本発明は、1または複数の被制御設
備と、前記被制御設備を管理する上位装置とがインター
ネットで接続され、前記上位装置からの情報に基づい
て、前記被制御設備が制御されるプラント制御システム
において、前記上位装置は、前記被制御設備のリモート
保守を行う保守手段と、前記被制御設備の状態をリモー
ト監視する監視手段と、情報処理データを蓄積し、必要
に応じて前記被制御設備へ情報処理データを送信するサ
ーバと、前記被制御設備のリアルタイム性が要求されな
い制御を行う制御手段とを備え、前記被制御設備は、プ
ロセスの処理内容をモニタするモニタ手段と、制御系の
プロセスをオペレータが管理する人為的管理手段と、リ
アルタイム性が要求されるプロセスの制御を行うローカ
ル制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0027】このような構成によれば、従来は被制御設
備(例えば各工場)毎に個別に行われていた一部の制御
・監視処理が上位装置(例えば管理センタ)により、集
中的に統合して行われ、一方、リアルタイム性が要求さ
れる制御は、被制御設備(工場)が個別に備えるローカ
ル制御手段(例えばインテリジェントPIO)によって
行われる。これによって、各工場のハードシステムを管
理センタに集約することができ、システムの簡素化とコ
スト低減を図ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をプラ
ント制御装置に例をとり、図面を用いて説明する。先
ず、実施の形態におけるプラント制御システムが構築さ
れる機能分散化制御システムの概念について説明する。
このシステムでは、制御、操業、保全の自立分散化を目
指すために、各機能のグループ分担は次の通りに分けら
れる。先ず,例えば1秒以下のリアルタイム性が要求さ
れる制御は、ローカルコントローラ(例えば、汎用プロ
トコル対応のPIOであるオープンPIOなど)やフィ
ールド機器のインテリジェント化(例えば、インテリジ
ェントPIOなど)によって実現するので、これらの制
御グループは各現場の悪環境下に設置される。一方、リ
アルタイム性が要求されない例えば秒オーダで処理が行
われる制御・操業・保全・監視は、好環境下にある管理
センタのグループに纏めて設置され、集中管理が行える
ようにする。
【0029】図1は、実施の形態におけるプラント制御
システムを示すブロック図であり、制御システムのAS
P化が実現されている。この制御システムでは、操業管
理センタ1の各サーバ及びメーカ保全管理センタ2の制
御装置により、インターネット3を介して、工場A4、
工場B5、工場C6の一部制御が行われると共に、操業
・保全・監視などが集中管理されている。また、工場A
4及び工場B5は、それぞれ、ローカルコントローラ
(オープンPIO)7,8を備え、また工場CではPL
Cを備え、それぞれ、自工場におけるリアルタイム性が
要求される制御を行っている。すなわち、この実施の形
態では、リアルタイム性が要求されない制御・操業・保
全・監視を行う手段がFL−net準拠LANとTCP
/IPによるインターネツトにより、管理センタ側に統
合されている。
【0030】図2は、本発明の実施の形態におけるプラ
ント制御システムを示すブロック図である。このプラン
ト制御システムは制御システムをASP化した一例であ
る。同図において、管理センタ11は、インターネット
10を介して、A工場12aとB工場12bに接続され
ている。A工場12aにおいては、製品の運用管理や製
品の出荷に関するデリバリなどの情報をモニタする情報
系モニタ13aと、制御系のプロセスをオペレータが管
理するHMI14aと、リアルタイム性が要求される制
御を行うインテリジェントPIO15aとを備え、それ
ぞれがインターネット10を介して管理センタ11に接
続されている。同様にして、B工場12bにおいても、
情報系モニタ13bとHMI14bとインテリジェント
PIO15bとを備え、がそれぞれがインターネット1
0を介して管理センタ11に接続されている。
【0031】管理センタ11は、リモート&セルフ保守
手段16と、リモート監視代行手段17と、サーバ多重
化手段18と、制御装置19と、需要調整用の予備制御
装置20とを備えている。
【0032】このような構成により、A工場12aとB
工場12bは、管理センタ11のリモート&セルフ保守
手段16によって一括したリモート保守が行われ、また
リモート監視代行手段17によって一括した監視が行わ
れる。さらに、A工場12aとB工場12bへは、サー
バ多重化手段18より、必要に応じてプロセスの情報処
理及び制御処理のデータが送信される。また、制御装置
19が、A工場12aとB工場12bにおけるリアルタ
イム性が要求されない制御を行い、制御装置19の異常
時、負荷オーバ等には予備制御装置20がバックアップ
として作動する。なお、リアルタイム性が要求される制
御処理については、A工場12a、B工場12bそれぞ
れに個別に備えられたインテリジェントPIO15a、
15bによって行われる。
【0033】こうして、本発明のプラント制御システム
では、従来は工場毎に個別に行われていたリアルタイム
性が要求されない一部の制御、監視処理を管理センタ1
1により遠隔、集中的に統合して行うと共に、リアルタ
イム性が要求される制御処理に関しては、A工場12
a、B工場12bがそれぞれ個別に備えたインテリジェ
ントPIO15a、15bにより行う。インテリジェン
トPIO15a、15bが行う処理は、例えば、工場毎
に構成されるインターロック処理やデータの入出力処
理、及びこれらに必要なインターフェース処理やデータ
処理、物理変換処理などである。こうして、例えば、全
制御処理の3分の1程度の制御処理のみが各工場に配備
されたインテリジェントPIOによって負担され、残り
の3分の2程度の制御処理が管理センタ11の制御装置
19によって負担されることとなる。
【0034】図3は、インテリジェントPIOの機能構
造を示す構成図であり、同図を用いてインテリジェント
PIOについてさらに詳しく説明する。このインテリジ
ェントPIO41は、PIO42からの入力データ43
をアプリケーションタスク44に送信し、さらに、仮想
プロセスサーバ45によってインターネット47との間
でネットワーク処理46を行う。そして、仮想プロセス
サーバ45によって制御装置側の処理を仮想的に実行す
る。このとき、データ管理サーバ48によって制御装置
とインテリジェントPIO41との間のデータの関連付
けを行う。そして、アプリケーションタスク44は、仮
想プロセスサーバ45からのデータに基づいて、プロセ
スフィードバック49を行い、リアルタイム性が要求さ
れる処理についてのインターロック50の情報を付加し
て、出力データ51をPIO42へ出力する。
【0035】インテリジェントPIOにより行われない
制御については、管理センタ11内の制御装置19によ
り行われるが、制御装置19が故障した場合には、直ち
に予備制御装置20に切換えられて、A工場12aとB
工場12bの制御処理を継続することができる。このた
め、故障などによってシステムダウンすることを防止す
ることができ、且つメンテナンスフリーに対応すること
ができる。さらに、従来各工場に設けられた多くの制御
装置を管理センタ11に設けられた制御装置19として
共用することができ、従って、アプリケーションソフト
も複数の工場(例えばA工場とB工場)で共有すること
ができるので、システム全体のコストを大幅に削減する
ことができる。
【0036】次に、本発明のプラント制御システムと従
来のプラント制御システムを対比しながら、本発明のプ
ラント制御システムの利点を説明する。図4は、従来と
本発明のプラント制御システムにおける、制御機能コン
ポーネントの分担を比較して示す階層モデルの概念図で
ある。
【0037】プラント制御において行われるプロセス制
御は、アナログ制御25とシーケンス制御26に大別さ
れ、各制御においてプロセス統括処理27、自動化処理
28、インターロック処理29、入出力処理30が行わ
れる。またこれらの処理には、インターフェース処理2
2とデータ処理23とが付随する。また、プロセス統括
処理27と自動化処理28においては、情報処理21も
行われる。さらに、これら処理とは独立して物理変換処
理24が必要に応じて行われる。
【0038】従来の制御システムにおいて、コンポーネ
ントの分担は、各工場に設けられたコントローラ31が
プロセス統括処理27〜入出力処理30及びこれらに必
要なインターフェース処理22、データ処理23、情報
処理21を分担し、物理変換処理24をPIO32が分
担していた。
【0039】本発明の制御システムにおいては、管理セ
ンタ11に設けられた制御装置19がプロセス統括処理
27、自動化処理28、及びこれらに必要なデータ処理
23の一部、インターフェース処理22の一部、そして
情報処理21を分担し、残りの処理、すなわち、インタ
ーロック処理29、入出力処理30及びこれらに必要な
データ処理23の一部、インターフェース処理22の一
部、及び物理変換処理24のみを各工場に設けられたイ
ンテリジェントPIO15a、15bが負担する。
【0040】図5は、従来と本発明のプラント制御シス
テムにおける制御機能の処理の流れの一例を比較して示
すフローチャートであり、(a)は従来の処理方式、
(b)は本発明の処理方式を示す。先ず、図5(a)で
示されるように、従来の処理方式では、通常入力処理
(ステップS1)後、処理A(ステップS2)から処理
E(ステップS3)までがシーケンシャルに行われ、1
サイクルの所要時間は長くなる。
【0041】これに対して、本発明のプラント制御シス
テムでは、インテリジェントPIOと管理センタ11側
に設けられた制御装置19とにより、これら処理がラン
ダム又はパラレルに行われ処理時間が短縮される。な
お、図5(b)においては、インテリジェントPIO3
4の処理領域と制御装置19の処理領域が示されてお
り、状態変数(状変1〜4)の入力処理(ステップS1
1,14,16,18)及び各処理A,B,D,Eのイ
ベント出力(ステップS12,15,20,17)がイ
ンテリジェントPIOにより負担され、処理A〜E及び
処理Cから処理Dへの変数の受け渡し(ステップS1
9)が制御装置により負担されている。
【0042】ここで、状態変数やイベント出力はリアル
タイム性の緊急度によって優先権を持ち、プラントの制
御性、安全性を高めるように制御を行う。また、制御装
置には、プラント状態を記憶するメモリを持たず、冗長
化の等値化処理を不要とする。また、上述のような処理
方式によってインターネットを使用するデータの最小限
化が行われている。
【0043】次に、本発明のプラント制御システムのA
PSにおけるサービスの対象とサービス範囲について説
明する。サービス対象には、装置の故障や更新や調整等
のいわゆるハードウエアの維持管理や、バグの更新や機
能アップやチューニングなどのいわゆるシステムソフト
の維持管理などがあげられる。さらには、プラント作り
などのエンジニアリングの支援や、アプリケーションパ
ッケージの提供や、実行系最適付加の分散支援やデータ
加工の支援などのサービスを行うこともできる。
【0044】また、サービス範囲としては、前述の実施
の形態で述べた情報処理系や制御処理系や監視操作系な
どの他に、データ管理系やフィールド処理系などもサー
ビス範囲とすることができる。さらに、プラント制御シ
ステムのサービスの提供形態は、ハードやシステムソフ
トやアプリケーションの一括サービスの他に、一部の制
御システムの部分サービスの販売、またはリースなどを
行うこともできる。さらに、運用形態としては、ビジネ
ス対ビジネス間での運用(B TO B)やビジネス対コ
ンシューマでの運用(B TO C)などが考えられる。
【0045】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態は2つの工場を
集中管理する場合について述べたが、これに限ることは
なく、1つでもよく、あるいは3つ以上の工場を集中管
理する場合でも上記の実施の形態と同じ手法によって本
発明を実現することができることは云うまでもない。更
にはプラント制御に限定されることもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の制御シス
テムによれば、リアルタイム性の要求される制御は、各
工場などの現場に例えばインテリジェントPIOを設置
して、ローカル制御ができるようにすると共に、リアル
タイム性が要求されない制御は、管理センタにおいて行
うようにしたので、これら制御に必要なハードシステム
等の制御機器を管理センタに集約することができ、もっ
て各工場システムの簡素化、コストの低減化を図ること
ができると共に、良好な環境下で制御を行うことがで
き、その制御の信頼性を高めることができる。さらに、
本発明のプラント制御システムによれば、複数の工場の
リモートメンテナンスを同一形態で行うことができる
し、情報系情報と制御系情報とをインターネットにより
一括して通信することができるので、信号系を簡素化す
ることができる。さらに、制御装置に冗長性を持たせる
ことができるので、システムの信頼性を一層向上させる
ことができる。また、各現場の定常的な保守・監視・操
業も管理センタによって集中的に行えるようにしたの
で、これらの管理の効率化を図れる。
【0047】そして、さらに本発明によれば、このよう
な最新のプラント制御システムを最高な状態で常時使用
できる環境を提供することができ、業界または同系会社
のオープンな情報及び機能を共有することのできる環境
を実現することもできる。さらには、工場などにおい
て、自部門の知識やノウハウを伝承できる環境を実現す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概念図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるプラント制御シス
テムを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるインテリジェント
PIOの機能構造を示すブロック図である。
【図4】従来と本発明のプラント制御システムにおける
制御機能コンポーネントの分担を比較して示す概念図で
ある。
【図5】従来と本発明のプラント制御システムにおける
制御機能の処理の流れを示すフローチャートであり、
(a)は従来の処理方式、(b)は本発明の処理方式を
示す。
【図6】管理センタが専用回線を用いて複数工場をリモ
ート管理する従来のプラント制御システムの一例を示す
ブロック図である。
【図7】管理センタがインターネットを介して複数工場
をリモート管理する、従来のプラント制御システムの一
例を示すブロック図である。
【図8】管理センタがインターネットを介して複数工場
のリモート管理とコントローラの保守管理を行う、従来
のプラント制御システムの他の例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 操業管理センタ、2 メーカ保全管理センタ、3、
10、47 インターネット、4、12a 工場A、
5、12b 工場B、6 工場C、7、8 ローカルコ
ントローラ(オープンPIO)、11 管理センタ、1
3a、13b 情報系モニタ、14a、14b HMI
(Human Machine Interface)、15a、15b イン
テリジェントPIO(Process Input Output)、16
リモート&セルフ保守手段、17 リモート監視代行手
段、18 サーバ多重化手段、19制御装置、20 予
備制御装置、21 情報処理、22 インタフェース処
理、23 データ処理、24 物理変換処理、25 ア
ナログ制御、26 シーケンス制御、27 プロセス統
括処理、28 自動化処理、29 インターロック処
理、30 入出力処理、31 コントローラ、33 制
御装置、34、41インテリジェントPIO、42 P
IO、43 入力データ、44 アプリケーションタス
ク、45 仮想プロセスサーバ、46 ネットワーク処
理、 48データ管理サーバ、49 プロセスフィード
バック、50 インターロック、51 出力データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H223 AA01 AA05 DD05 DD07 DD09 EE06 EE30 5K048 AA01 AA02 AA04 BA23 DA02 DC03 EB01 EB02 GA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数のプラントを制御するよう
    にした制御システムであって、 前記プラントそれぞれにおいて行われる所定の制御を電
    気通信回線を介して前記プラント外に設けられた制御手
    段により行うようにしたことを特徴とする制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の制御システムにおい
    て、 前記所定の制御はリアルタイム性が要求されない制御で
    あることを特徴とする制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の制御シス
    テムにおいて、 前記所定の制御には、少なくともプロセス統括処理、自
    動化処理のうちのいずれか一方が含まれることを特徴と
    する制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の制御システムにおいて、 前記プラント外に設けられた制御手段には、さらにバッ
    クアップ用制御手段が設けられることを特徴とする制御
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の制御システムにおいて、 前記プラントにおいて行われる制御のうち、前記所定の
    制御を除く制御は、プラントに設けられたローカル制御
    手段により行われることを特徴とする制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の制御システムにおいて、 前記プラント外には、さらにプラントのリモート保守を
    行う保守手段と、 プラントの状態をリモート監視する監視手段と、 情報処理データを蓄積し、必要に応じてプラントへ情報
    処理データを送信するサーバのうちの少なくとも一つが
    設けられることを特徴とする制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の制御システムにおいて、 前記プラント側には、さらにプロセスの処理内容をモニ
    タするモニタ手段と、 制御系のプロセスをオペレータが管理する人為的管理手
    段のうちの少なくとも一つが設けられることを特徴とす
    る制御システム。
  8. 【請求項8】 1または複数の被制御設備と、前記被制
    御設備を管理する上位装置とがインターネットで接続さ
    れ、前記上位装置からの情報に基づいて、前記被制御設
    備が制御される制御システムにおいて、 前記上位装置は、 前記被制御設備のリモート保守を行う保守手段と、 前記被制御設備の状態をリモート監視する監視手段と、 情報処理データを蓄積し、必要に応じて前記被制御設備
    へ情報処理データを送信するサーバと、 前記被制御設備のリアルタイム性が要求されない制御を
    行う制御手段とを備え、 前記被制御設備は、 プロセスの処理内容をモニタするモニタ手段と、 制御系のプロセスをオペレータが管理する人為的管理手
    段と、 リアルタイム性が要求されるプロセスの制御を行うロー
    カル制御手段とを備えていることを特徴とする制御シス
    テム。
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