JPH01293020A - 衛星通信システムの回線切替制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛星通信システムの回線切替制御装置に関し、
特に衛星回線を異常時に地上迂回回線に切替える衛星通
信システムの回線切替制御装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、通信衛星、又は、衛星回線の障害時のバックアッ
プ方式としては、ユーザ装置である端末およびホスト計
算機を直接地上回線で接続するようになっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のバックアップ方式は、通信衛星又は衛星
回線に障害が起きてから端末とホスト計算機との間で地
上回線を設定するため、通信可能となるまでに時間がか
かり、また、ユーザ装置側で地上回線とのインタフェー
ス及び回線切替えのための処理が必要であるという欠点
がある。

本発明の目的は、衛星回線の異常時に端末およびホスト
計算機を自動的に地上迂回回線に切替える衛星通信シス
テムの回線切替装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の衛星通信システムの回線切替制御装置は、それ
ぞれ地球局の衛星アクセス装置を介して衛星回線に接続
され相互間でデータ通信を行うホスト計算機および端末
とそれぞれの前記衛星アクセス装置との間に位置し、前
記衛星回線の異常を検出する衛星回線異常検出部と、こ
の衛星回線異常検出部の検出結果に基づいて前記衛星回
線の異常時に前記ホスト計算機および前記端末をそれぞ
れの前記衛星アクセス装置から地上迂回回線に切替える
回線接続制御部とを備えている。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を用いた櫟星通信システムを
示すブロック図である。

図中、５は本発明の一実施例である回線切替制御装置で
あり衛星アクセス装置４に接続され、衛星回線異常検出
部６と回線切替制御部７とを備えて構成されている。

次に動作を説明する。端末１１とホスト計算機１２との
間でのデータ通信は、通常、通信衛星１を介し衛星回線
２からのデータをアンテナ３で送受信し、地球局１３で
周波数変換等を行い、端末１１及びホスト計算機１２に
接続して行う。

今、通信衛星１に障害が発生しなか、又は、雨等の影響
により衛星回線２の使用が不可能になったとすると、衛
星アクセス装置４に接続された回線切替制御装置５内の
衛星回線異常検出部６は衛星アクセス装置４からの無応
答により衛星回線２の異常を検出し、回線切替制御部７
で網制御装置９を制御して、端末１１及びホスト計算機
１２から衛星アクセス装置４に接続されていた回線を、
変復調装置８を介して、公衆電話回線１０に自動的に切
替える。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、地球局の衛星アク
セス装置に衛星回線異常検出部と回線切替制御部とから
なる回線切替制御装置を接続し、衛星回線障害時に自動
的に地上回線に切替え接続することにより、ユーザ側装
置では何らの対応をとる必要もなく、また、通信を途絶
させることもなくすみやかな対処が図れる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を用いた衛星通信システムの
ブロック図である。 １・・・通信衛星、２・・・衛星回線、３・・・アンテ
ナ、４・・・衛星アクセス装置、５・・・回線切替制御
装置、６・・・衛星回線異常検出部、７・・・回線切替
制御部、８・・・変復調装置、９・・・網制御装置、１
ｏ・・・公衆電話回線、１１・・・端末、１２・・・ホ
スト計算機、１３・・・地球局。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれ地球局の衛星アクセス装置を介して衛星回線に
   接続され相互間でデータ通信を行うホスト計算機および
   端末とそれぞれの前記衛星アクセス装置との間に位置し
   、前記衛星回線の異常を検出する衛星回線異常検出部と
   、この衛星回線異常検出部の検出結果に基づいて前記衛
   星回線の異常時に前記ホスト計算機および前記端末をそ
   れぞれの前記衛星アクセス装置から地上迂回回線に切替
   える回線接続制御部とを備えたことを特徴とする衛星通
   信システムの回線切替制御装置。