JPH0530059A - 遠隔制御方式 - Google Patents
遠隔制御方式Info
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- JPH0530059A JPH0530059A JP20321091A JP20321091A JPH0530059A JP H0530059 A JPH0530059 A JP H0530059A JP 20321091 A JP20321091 A JP 20321091A JP 20321091 A JP20321091 A JP 20321091A JP H0530059 A JPH0530059 A JP H0530059A
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- JP
- Japan
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- line
- switching
- mux
- hsw
- group
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、遠隔制御方法に関し、システムダ
ウンが発生した場合、予備システムへの回線切替え/切
戻しを、遠隔制御により迅速かつ正確に行えるようにす
ることを目的とする。 【構成】 MUX群をMUX1〜MUXYとし、例えば
MUXYの1システムを予備システムとする。このMU
X群に対し、LSW−1〜LSW−Xから成る低次側回
線スイッチ装置群と、HSW−1〜HSW−Zから成る
高次側回線スイッチ装置群を設けた1つのグループを単
位として、切替え制御部13により回線の切替え/切戻
しを制御する。システムダウン時には、例えば端末装置
12を介して切替え制御部13に迂回路形成の指示を出
す。この指示により、切替え制御部13で制御信号を作
成し、この制御信号を用いて回線スイッチ装置を切替え
る。また復旧時の切戻しも同様に行う。
ウンが発生した場合、予備システムへの回線切替え/切
戻しを、遠隔制御により迅速かつ正確に行えるようにす
ることを目的とする。 【構成】 MUX群をMUX1〜MUXYとし、例えば
MUXYの1システムを予備システムとする。このMU
X群に対し、LSW−1〜LSW−Xから成る低次側回
線スイッチ装置群と、HSW−1〜HSW−Zから成る
高次側回線スイッチ装置群を設けた1つのグループを単
位として、切替え制御部13により回線の切替え/切戻
しを制御する。システムダウン時には、例えば端末装置
12を介して切替え制御部13に迂回路形成の指示を出
す。この指示により、切替え制御部13で制御信号を作
成し、この制御信号を用いて回線スイッチ装置を切替え
る。また復旧時の切戻しも同様に行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線多重回線装置(以
下MUXという)に用いられ、特に、システムダウンが
発生した場合に迂回路を形成するための遠隔制御方式に
関する。
下MUXという)に用いられ、特に、システムダウンが
発生した場合に迂回路を形成するための遠隔制御方式に
関する。
【0002】近年、ディジタル回線網の発達により、多
くのMUXが開発されており、信頼性を向上するため
に、回線のバックアップ化が重要になってきている。こ
のため、MUXの現用システムがダウンした場合、回線
の迅速な切替えが必要とされ、かつ復旧時の迅速な切戻
しも必要とされている。
くのMUXが開発されており、信頼性を向上するため
に、回線のバックアップ化が重要になってきている。こ
のため、MUXの現用システムがダウンした場合、回線
の迅速な切替えが必要とされ、かつ復旧時の迅速な切戻
しも必要とされている。
【0003】
【従来の技術】図13〜図15は、従来例を示した図で
あり、図13はMUXの構成例、図14はシステムスイ
ッチャーを持たないMUXの予備システム切替え方法
(その1)、図15はシステムスイッチャーを持たない
MUXの予備システム切替え方法(その2)である。
あり、図13はMUXの構成例、図14はシステムスイ
ッチャーを持たないMUXの予備システム切替え方法
(その1)、図15はシステムスイッチャーを持たない
MUXの予備システム切替え方法(その2)である。
【0004】図中、MUXは回線多重化装置、SSはシ
ステムスイッチャー、〜は設備リンク線、LSW−
A、LSW−Bは低次側回線スイッチ装置、HSW−
C、HSW−Dは高次側回線スイッチ装置を示す。
ステムスイッチャー、〜は設備リンク線、LSW−
A、LSW−Bは低次側回線スイッチ装置、HSW−
C、HSW−Dは高次側回線スイッチ装置を示す。
【0005】従来、MUX(回線多重化装置)は、図1
3に示したように、n個のシステムから成り、1システ
ム単位に回線の多重化が行われていた。このようなMU
Xには、予備システムへの切替え及び切戻しのためのシ
ステムスイッチャーを持たないMUX(図13A参照)
と、前記システムスイッチャーを持ったMUX(図13
B参照)とがある。
3に示したように、n個のシステムから成り、1システ
ム単位に回線の多重化が行われていた。このようなMU
Xには、予備システムへの切替え及び切戻しのためのシ
ステムスイッチャーを持たないMUX(図13A参照)
と、前記システムスイッチャーを持ったMUX(図13
B参照)とがある。
【0006】図13Aに示したシステムスイッチャーを
持たないMUXでは、MUX内にシステム1〜システム
nから成るn個のシステムが設けてあるが、システムス
イッチャーは設けてない。
持たないMUXでは、MUX内にシステム1〜システム
nから成るn個のシステムが設けてあるが、システムス
イッチャーは設けてない。
【0007】これに対して図13Bに示したシステムス
イッチャーを持ったMUXでは、MUX内に、前記と同
様なシステムが設けられると共に、予備システムとシス
テムスイッチャーSSとが設けてある。
イッチャーを持ったMUXでは、MUX内に、前記と同
様なシステムが設けられると共に、予備システムとシス
テムスイッチャーSSとが設けてある。
【0008】前記のような構成のMUXにおいて、シス
テムダウンが発生した場合、図13Bに示したようなシ
ステムスイッチャーを持ったMUXでは、装置内でシス
テムダウンを自動的に検出して、システムスイッチャー
SSを動作させ、現用システム(例えばシステム1)と
予備システム2を切替える。
テムダウンが発生した場合、図13Bに示したようなシ
ステムスイッチャーを持ったMUXでは、装置内でシス
テムダウンを自動的に検出して、システムスイッチャー
SSを動作させ、現用システム(例えばシステム1)と
予備システム2を切替える。
【0009】しかし、図13Aに示したようなシステム
スイッチャーを持たないMUXでは、システムダウンが
発生しても、前記のような予備システムへの自動切替え
ができない。
スイッチャーを持たないMUXでは、システムダウンが
発生しても、前記のような予備システムへの自動切替え
ができない。
【0010】そこで、システムスイッチャーを持たない
装置においてシステムダウンが発生した場合には、MU
X−MUX間に位置する回線スイッチ装置を操作(手動
操作)することにより、予備システムへの切替えを行っ
ていた。
装置においてシステムダウンが発生した場合には、MU
X−MUX間に位置する回線スイッチ装置を操作(手動
操作)することにより、予備システムへの切替えを行っ
ていた。
【0011】以下、システムスイッチャーを持たないM
UXの予備切替え方法を、図14図15に基づいて説明
する。図14の例では、MUX1〜MUX3を示してあ
り、これらの各MUXにはシステムスイッチャーを備え
ていない。そして、MUX3のシステム3を予備システ
ムとしている。
UXの予備切替え方法を、図14図15に基づいて説明
する。図14の例では、MUX1〜MUX3を示してあ
り、これらの各MUXにはシステムスイッチャーを備え
ていない。そして、MUX3のシステム3を予備システ
ムとしている。
【0012】また、各MUXに対応して、低次側回線ス
イッチ装置LSW−A〜LSW−Bと、高次側回線スイ
ッチ装置HSW−C〜HSW−Dが設けてある。このM
UXで、例えばMUX1のシステム1を現用システムと
して運用している時、システムダウンが発生したとす
る。
イッチ装置LSW−A〜LSW−Bと、高次側回線スイ
ッチ装置HSW−C〜HSW−Dが設けてある。このM
UXで、例えばMUX1のシステム1を現用システムと
して運用している時、システムダウンが発生したとす
る。
【0013】この場合、手動操作で回線スイッチ装置L
SW−A、LSW−B、HSW−C、HSW−Dを切替
え、回線スイッチ装置間を結ぶ設備リンク線〜を使
用して、MUX3のシステム3(予備システム)へ回線
を迂回させる。
SW−A、LSW−B、HSW−C、HSW−Dを切替
え、回線スイッチ装置間を結ぶ設備リンク線〜を使
用して、MUX3のシステム3(予備システム)へ回線
を迂回させる。
【0014】このようにして、現用システムがダウンし
た場合には、回線スイッチ装置を手動操作で切替えるこ
とにより、予備システムへの切替えを行うが、前記現用
システムが復旧した場合には、再び手動操作により回線
スイッチ装置を切替えて、回線を元に戻す。
た場合には、回線スイッチ装置を手動操作で切替えるこ
とにより、予備システムへの切替えを行うが、前記現用
システムが復旧した場合には、再び手動操作により回線
スイッチ装置を切替えて、回線を元に戻す。
【0015】回線スイッチ装置の手動操作を行うには、
オペレータ等が回線スイッチ装置架の場所に行き、手動
切替え用の操作部を操作して、各回線スイッチ装置毎に
切替えを行う。
オペレータ等が回線スイッチ装置架の場所に行き、手動
切替え用の操作部を操作して、各回線スイッチ装置毎に
切替えを行う。
【0016】図15の例は、予備システムを備えたMU
X内でシステムダウンが発生した場合の予備切替方法で
ある。図示のように、MUX3内には、システム1〜シ
ステム3が設けてあり、その内、システム3を予備シス
テムとしている。このようなMUX3内のシステム1を
現用システムとしている時、該システム1がシステムダ
ウンしたとする。
X内でシステムダウンが発生した場合の予備切替方法で
ある。図示のように、MUX3内には、システム1〜シ
ステム3が設けてあり、その内、システム3を予備シス
テムとしている。このようなMUX3内のシステム1を
現用システムとしている時、該システム1がシステムダ
ウンしたとする。
【0017】この場合、システムダウンしたシステム
と、予備システムとが同一MUX内のシステムであるか
ら、設備線〜は使用せず、低次側回線スイッチ装置
LSW−Bと、高次側回線スイッチ装置HSW−Dを手
動で切替えることにより、予備システムへの回線の切替
えを行う。
と、予備システムとが同一MUX内のシステムであるか
ら、設備線〜は使用せず、低次側回線スイッチ装置
LSW−Bと、高次側回線スイッチ装置HSW−Dを手
動で切替えることにより、予備システムへの回線の切替
えを行う。
【0018】また、システム1の復旧時には、再び低次
側回線スイッチ装置LSW−Bと、高次側回線スイッチ
装置HSW−Dとを手動操作によって切替え、回線を元
に戻す。
側回線スイッチ装置LSW−Bと、高次側回線スイッチ
装置HSW−Dとを手動操作によって切替え、回線を元
に戻す。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。即ち、システ
ムスイッチャーを持たないMUXにおいて、システムダ
ウンが発生した場合、回線スイッチ装置を切替えること
により、予備システムへ回線を迂回させる必要がある。
のにおいては、次のような課題があった。即ち、システ
ムスイッチャーを持たないMUXにおいて、システムダ
ウンが発生した場合、回線スイッチ装置を切替えること
により、予備システムへ回線を迂回させる必要がある。
【0020】しかし、回線スイッチ装置を切替える場合
には、オペレータ等が回線スイッチ装置架のある場所ま
で行き、そこで直接、手動操作部を操作して切替えを行
っていた。また、復旧時にも前記と同様にして、手動操
作により回線スイッチ装置の切戻しを行っていた。従っ
て、迅速な対応ができず、しかも手間がかかり、システ
ムの信頼性も低下する。
には、オペレータ等が回線スイッチ装置架のある場所ま
で行き、そこで直接、手動操作部を操作して切替えを行
っていた。また、復旧時にも前記と同様にして、手動操
作により回線スイッチ装置の切戻しを行っていた。従っ
て、迅速な対応ができず、しかも手間がかかり、システ
ムの信頼性も低下する。
【0021】本発明は、このような従来の課題を解決
し、システムダウンが発生した際、予備システムへの回
線切替え/切戻しを、遠隔制御により、迅速かつ確実に
行えるようにすることを目的とする。
し、システムダウンが発生した際、予備システムへの回
線切替え/切戻しを、遠隔制御により、迅速かつ確実に
行えるようにすることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、図中、11はインターフェイス装置、12は端末
装置、13は切替え制御部、LSW−1〜LSW−Xは
低次側回線スイッチ装置、HSW−1〜HSW−Zは高
次側回線スイッチ装置、MUX1〜MUXYは回線多重
化装置を示す。
あり、図中、11はインターフェイス装置、12は端末
装置、13は切替え制御部、LSW−1〜LSW−Xは
低次側回線スイッチ装置、HSW−1〜HSW−Zは高
次側回線スイッチ装置、MUX1〜MUXYは回線多重
化装置を示す。
【0023】本発明は上記の課題を解説するため、次の
ように構成した。 (1) 低次側回線スイッチ装置LSWと、高次側回線スイ
ッチ装置HSWを介して回線網に接続された回線多重化
装置MUXのシステムダウン発生時における迂回路形成
のための遠隔制御方式であって、前記低次側回線スイッ
チ装置及び高次側回線スイッチ装置の切替え制御部13
を備え、該切替え制御部13が、外部からの迂回路形成
の指示を受けた際、前記指示に基づいて制御信号を作成
し、該制御信号により、低次側回線スイッチ装置及び高
次側回線スイッチ装置の切替えを行って、予備システム
への迂回路を形成するようにした。
ように構成した。 (1) 低次側回線スイッチ装置LSWと、高次側回線スイ
ッチ装置HSWを介して回線網に接続された回線多重化
装置MUXのシステムダウン発生時における迂回路形成
のための遠隔制御方式であって、前記低次側回線スイッ
チ装置及び高次側回線スイッチ装置の切替え制御部13
を備え、該切替え制御部13が、外部からの迂回路形成
の指示を受けた際、前記指示に基づいて制御信号を作成
し、該制御信号により、低次側回線スイッチ装置及び高
次側回線スイッチ装置の切替えを行って、予備システム
への迂回路を形成するようにした。
【0024】(2) 上記構成(1)において、切替え制御
部13内に、上記迂回路形成のために必要なデータを登
録したデータベースを設けておき、上記指示に基づい
て、データベースを参照することにより、制御データの
作成を行うようにした。
部13内に、上記迂回路形成のために必要なデータを登
録したデータベースを設けておき、上記指示に基づい
て、データベースを参照することにより、制御データの
作成を行うようにした。
【0025】(3) いずれか1つの回線多重化装置MUX
の1システムを予備システムとした、複数の回線多重化
装置から成る回線多重化装置群と、前記回線多重化装置
群に対応して設けられた、低次側回線スイッチ装置群L
SW−1〜LSW−X及び、高次側回線スイッチ装置群
HSW−1〜HSW−Zとを1つのグループとし、この
グループを単位として、上記切替え制御部13による切
替え制御を行うようにした。
の1システムを予備システムとした、複数の回線多重化
装置から成る回線多重化装置群と、前記回線多重化装置
群に対応して設けられた、低次側回線スイッチ装置群L
SW−1〜LSW−X及び、高次側回線スイッチ装置群
HSW−1〜HSW−Zとを1つのグループとし、この
グループを単位として、上記切替え制御部13による切
替え制御を行うようにした。
【0026】(4) 上記切替え制御部13が、外部から回
線復旧の指示を受けた際、前記指示に基づいて制御信号
を作成し、該制御信号により、迂回路形成のために切替
えた回線を、元に戻す制御を行うようにした。 なお、上記のMUXは、全てシステムスイッチャーを持
たないMUXである。
線復旧の指示を受けた際、前記指示に基づいて制御信号
を作成し、該制御信号により、迂回路形成のために切替
えた回線を、元に戻す制御を行うようにした。 なお、上記のMUXは、全てシステムスイッチャーを持
たないMUXである。
【0027】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1を参照
しながら説明する。回線多重化装置群(MUX群)は、
MUX1〜MUXYから成り、例えばMUXY内の1シ
ステムを予備システムとしている。このMUX群に対し
て、低次側回線スイッチ装置群は、LSW−1〜LSW
−Xで構成し、高次側回線スイッチ装置群は、HSW−
1〜HSW−Zで構成し、これらを1グループとする。
しながら説明する。回線多重化装置群(MUX群)は、
MUX1〜MUXYから成り、例えばMUXY内の1シ
ステムを予備システムとしている。このMUX群に対し
て、低次側回線スイッチ装置群は、LSW−1〜LSW
−Xで構成し、高次側回線スイッチ装置群は、HSW−
1〜HSW−Zで構成し、これらを1グループとする。
【0028】この1グループを単位として、システムダ
ウン時の回線切替え制御及び切戻し制御を行う。このた
め、回線スイッチ装置LSW−1〜LSW−X及びHS
W−1〜HSW−Zに対し、インターフェイス装置11
を介して切替え制御部13を接続してある。
ウン時の回線切替え制御及び切戻し制御を行う。このた
め、回線スイッチ装置LSW−1〜LSW−X及びHS
W−1〜HSW−Zに対し、インターフェイス装置11
を介して切替え制御部13を接続してある。
【0029】また、切替え制御部13には端末装置12
を接続しておき、この端末装置12から回線切替え及び
切戻しの指示を出すようにしてある。今、MUX1〜M
UXYの内のいずれかのMUX内でシステムダウンが発
生したとする。この時、オペレータは、端末装置12か
ら、予備システムへ回線を迂回させるためのデータ入力
(指示)を行う。
を接続しておき、この端末装置12から回線切替え及び
切戻しの指示を出すようにしてある。今、MUX1〜M
UXYの内のいずれかのMUX内でシステムダウンが発
生したとする。この時、オペレータは、端末装置12か
ら、予備システムへ回線を迂回させるためのデータ入力
(指示)を行う。
【0030】このデータ入力により、端末装置12では
制御電文を作成して、切替え制御部13へ送る。切替え
制御部13では、制御電文の指示をもとに、内部のデー
タベースを参照し、回線切替えのための制御信号を作成
する。
制御電文を作成して、切替え制御部13へ送る。切替え
制御部13では、制御電文の指示をもとに、内部のデー
タベースを参照し、回線切替えのための制御信号を作成
する。
【0031】作成した制御信号は、インターフェイス装
置11を介して、低次側/高次側回線スイッチ装置LS
W−1〜LSW−X、HSW−1〜HSW−Zに送り、
スイッチの切替えを行う。
置11を介して、低次側/高次側回線スイッチ装置LS
W−1〜LSW−X、HSW−1〜HSW−Zに送り、
スイッチの切替えを行う。
【0032】このスイッチの切替えにより、予備システ
ムへ迂回するための回線の切替えを行う。その後、復旧
時にも同様にして回線の切戻し制御を行う。このように
すれば、システムダウンが発生した場合、遠隔操作によ
り、予備システムへの迂回路を形成できるから、手間も
かからず、迅速な対応ができる。
ムへ迂回するための回線の切替えを行う。その後、復旧
時にも同様にして回線の切戻し制御を行う。このように
すれば、システムダウンが発生した場合、遠隔操作によ
り、予備システムへの迂回路を形成できるから、手間も
かからず、迅速な対応ができる。
【0033】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 (実施例の説明)図2〜図12は、本発明の実施例を示
した図であり、図2は切替え制御部のブロック図、図3
はデータベース例、図4は編集テーブル例(その1)、
図5は編集テーブル例(その2)、図6は接点状態テー
ブル/制御テーブル例、図7は切替え制御部の処理フロ
ーチャート、図8はMUXと回線スイッチ装置の構成
図、図9〜図12は図8の一部拡大図である。
明する。 (実施例の説明)図2〜図12は、本発明の実施例を示
した図であり、図2は切替え制御部のブロック図、図3
はデータベース例、図4は編集テーブル例(その1)、
図5は編集テーブル例(その2)、図6は接点状態テー
ブル/制御テーブル例、図7は切替え制御部の処理フロ
ーチャート、図8はMUXと回線スイッチ装置の構成
図、図9〜図12は図8の一部拡大図である。
【0034】図中、図1及び図13〜図15と同符号は
同一のものを示す。また14はCPU、15は電文受信
処理部、16はテーブル獲得処理部、17は制御データ
編集処理部、18は送信依頼処理部、19はROM、2
0はRAM、21はデータベース、22は接点状態テー
ブル、23は編集テーブル、24は制御テーブル、25
はワーク領域を示す。
同一のものを示す。また14はCPU、15は電文受信
処理部、16はテーブル獲得処理部、17は制御データ
編集処理部、18は送信依頼処理部、19はROM、2
0はRAM、21はデータベース、22は接点状態テー
ブル、23は編集テーブル、24は制御テーブル、25
はワーク領域を示す。
【0035】更に、LSW−1〜LSW−Xは低次側回
線スイッチ装置、HSW−1〜HSW−Zは高次側回線
スイッチ装置、MUX1〜MUXYは回線多重化装置を
示す。
線スイッチ装置、HSW−1〜HSW−Zは高次側回線
スイッチ装置、MUX1〜MUXYは回線多重化装置を
示す。
【0036】尚、図1に示したMUX、低次側/高次側
回線スイッチ装置、インターフェイス装置、切替え制御
部、端末装置の構成は、本実施例でも同じなので、図1
も参照しながら、本実施例を説明する。また、MUX
は、システムスイッチャーを持たないものとする。
回線スイッチ装置、インターフェイス装置、切替え制御
部、端末装置の構成は、本実施例でも同じなので、図1
も参照しながら、本実施例を説明する。また、MUX
は、システムスイッチャーを持たないものとする。
【0037】本実施例における切替え制御部は、図2の
ように構成されている。図示のように、切替え制御部
は、CPU14、電文受信処理部15、テーブル獲得処
理部16、制御データ編集処理部17、送信依頼処理部
18、ROM19、RAM20等で構成される。
ように構成されている。図示のように、切替え制御部
は、CPU14、電文受信処理部15、テーブル獲得処
理部16、制御データ編集処理部17、送信依頼処理部
18、ROM19、RAM20等で構成される。
【0038】また、前記ROM19には、データベース
21を設けると共に、RAM20には、接点状態テーブ
ル22、編集テーブル23、制御テーブル24、ワーク
領域25を設ける。
21を設けると共に、RAM20には、接点状態テーブ
ル22、編集テーブル23、制御テーブル24、ワーク
領域25を設ける。
【0039】電文受信処理部15は、端末装置からの受
信電文の処理部であり、制御データ編集処理部17は、
回線スイッチ装置の切替え制御を行うための制御データ
の編集処理部である。
信電文の処理部であり、制御データ編集処理部17は、
回線スイッチ装置の切替え制御を行うための制御データ
の編集処理部である。
【0040】次に、上記ROM19及びRAM20内の
各データについて説明する。 (1) データベース・・・図3参照 図2のROM19内に設けたデータベース21のデータ
ベースは、大きく分けて図3Aに示した装置データ、図
3Bに示した接続状態データ、及び図3C、図3Dに示
したグループデータに分かれる。
各データについて説明する。 (1) データベース・・・図3参照 図2のROM19内に設けたデータベース21のデータ
ベースは、大きく分けて図3Aに示した装置データ、図
3Bに示した接続状態データ、及び図3C、図3Dに示
したグループデータに分かれる。
【0041】装置データは、装置ID、装置NO、登録
システム数、多重度(MUXの場合)から成る。接続状
態データは、装置種別ID、装置NO、各端子毎の接続
先のデータ(装置種別ID、装置NO、端子ID)から
成る。
システム数、多重度(MUXの場合)から成る。接続状
態データは、装置種別ID、装置NO、各端子毎の接続
先のデータ(装置種別ID、装置NO、端子ID)から
成る。
【0042】グループデータは、MUXの場合(図3
C)、装置種別ID、グループを構成する装置NO、及
び各グループの予備システムNOが、回線スイッチ装置
の場合(図3D)、装置種別ID、グループを構成する
装置NO、各装置の設備リンクの先頭端子IDから成
る。
C)、装置種別ID、グループを構成する装置NO、及
び各グループの予備システムNOが、回線スイッチ装置
の場合(図3D)、装置種別ID、グループを構成する
装置NO、各装置の設備リンクの先頭端子IDから成
る。
【0043】(2) 編集テーブル・・・図4、図5参照
RAM20内の編集テーブル23は、図4Aの切替え元
接続テーブル、図4Bの切替え先接続テーブル、図5C
の切替え元/切替え先接続先SWテーブル、図5Dの設
備リンク端子テーブル等から成る。
接続テーブル、図4Bの切替え先接続テーブル、図5C
の切替え元/切替え先接続先SWテーブル、図5Dの設
備リンク端子テーブル等から成る。
【0044】これらの各テーブルは、電文の編集時に使
用されるものであり、図2に示した制御データ編集処理
部17によって編集処理がなされる。 (3) 接点状態テーブル・・・図6A参照 接点状態テーブル22は、図6Aに示したように、装置
種別ID、装置NO、端子IDから成る。
用されるものであり、図2に示した制御データ編集処理
部17によって編集処理がなされる。 (3) 接点状態テーブル・・・図6A参照 接点状態テーブル22は、図6Aに示したように、装置
種別ID、装置NO、端子IDから成る。
【0045】(4) 制御テーブル例・・・図6B参照
制御テーブル24は、端子制御情報を登録したテーブル
であり、装置種別ID、装置NO、端子IDから成る。
であり、装置種別ID、装置NO、端子IDから成る。
【0046】上記構成に基づき本実施例の処理を、図7
の処理フローチャートに基づいて説明する。なお、図7
の各処理番号はカッコ内に示す。本実施例の処理を大別
すると、電文受信処理(S1)、テーブル獲得処理(S
2〜S5)、制御データ編集及び設定処理(S6〜S1
0)、送信依頼処理(S11)から成る。
の処理フローチャートに基づいて説明する。なお、図7
の各処理番号はカッコ内に示す。本実施例の処理を大別
すると、電文受信処理(S1)、テーブル獲得処理(S
2〜S5)、制御データ編集及び設定処理(S6〜S1
0)、送信依頼処理(S11)から成る。
【0047】例えば現用のMUX内でシステムダウンが
発生した場合、オペレータ等が端末装置12(図1参
照)からデータを入力し、迂回路形成のために、回路ス
イッチ装置を切替える指示を出す。
発生した場合、オペレータ等が端末装置12(図1参
照)からデータを入力し、迂回路形成のために、回路ス
イッチ装置を切替える指示を出す。
【0048】この指示に基づき、端末装置12では、制
御電文を作成し、切替え制御部13に対して前記電文を
送る。切替え制御部13で電文を受信すると、先ず、電
文受信処理部15により、受信した制御電文のチェック
処理を行う(S1)。前記制御電文の内容としては、例
えば、装置種別ID、装置NO、システムNO、切替え
種別ID等である。
御電文を作成し、切替え制御部13に対して前記電文を
送る。切替え制御部13で電文を受信すると、先ず、電
文受信処理部15により、受信した制御電文のチェック
処理を行う(S1)。前記制御電文の内容としては、例
えば、装置種別ID、装置NO、システムNO、切替え
種別ID等である。
【0049】その後、テーブル獲得処理部16におい
て、テーブル獲得処理を行う。先ず、テーブル獲得処理
部16では、制御電文の内容を基に、データベース21
を参照することにより、切替え対象MUXのグループN
Oと切替え先MUXの装置NOを求める(S2)。
て、テーブル獲得処理を行う。先ず、テーブル獲得処理
部16では、制御電文の内容を基に、データベース21
を参照することにより、切替え対象MUXのグループN
Oと切替え先MUXの装置NOを求める(S2)。
【0050】続いて、接続元/接続先MUXの接続先装
置を求める(S3、S4)と共に、接続先のスイッチデ
ータを求め(S5)、次の制御データ編集及び制御デー
タ設定処理を行う。
置を求める(S3、S4)と共に、接続先のスイッチデ
ータを求め(S5)、次の制御データ編集及び制御デー
タ設定処理を行う。
【0051】この処理は、制御データ編集処理部17に
より行う。先ず、同一グループチェック処理(S7)を
行い、次に装置同一チェック処理(S8)を行った後、
各種制御データをRAM20内の各テーブルに設定する
(S8)。
より行う。先ず、同一グループチェック処理(S7)を
行い、次に装置同一チェック処理(S8)を行った後、
各種制御データをRAM20内の各テーブルに設定する
(S8)。
【0052】また、制御データ編集処理部17では、デ
ータベース21を参照することにより、設備リンク端子
データを獲得する(S9)。そして、切替え元MUXに
接続する低次側/高次側回線スイッチ装置に対して、設
備リンク用端子と、回線用端子を接続するためのデータ
を、RAM20内のテーブルに設定する(S10)。
ータベース21を参照することにより、設備リンク端子
データを獲得する(S9)。そして、切替え元MUXに
接続する低次側/高次側回線スイッチ装置に対して、設
備リンク用端子と、回線用端子を接続するためのデータ
を、RAM20内のテーブルに設定する(S10)。
【0053】次に、接続先MUXに接続する低次側/高
次側回線スイッチ装置に対して、設備リンク用端子と、
MUX接続用端子を接続するためのデータを、RAM2
0内のテーブルに設定する(S10)。
次側回線スイッチ装置に対して、設備リンク用端子と、
MUX接続用端子を接続するためのデータを、RAM2
0内のテーブルに設定する(S10)。
【0054】前記処理終了後、送信依頼処理部18で
は、RAM20内の各テーブルに格納されているデータ
を取り出して回線スイッチ装置を切替えるための制御デ
ータを作成し、送信依頼を行う(S11)。
は、RAM20内の各テーブルに格納されているデータ
を取り出して回線スイッチ装置を切替えるための制御デ
ータを作成し、送信依頼を行う(S11)。
【0055】そして、切替え制御部13より、インター
フェイス装置11を介して低次側回線スイッチ装置と高
次側回線スイッチ装置へ制御データを送り、回線の切替
えを行う。また、回線の復旧時も、上記と同様にして回
線スイッチ装置へ制御信号を送り、回線の切戻しを行
う。
フェイス装置11を介して低次側回線スイッチ装置と高
次側回線スイッチ装置へ制御データを送り、回線の切替
えを行う。また、回線の復旧時も、上記と同様にして回
線スイッチ装置へ制御信号を送り、回線の切戻しを行
う。
【0056】次に、切替え制御部からの制御信号により
切替え/切戻し制御を行う、回線スイッチ装置とMUX
の例を、図8〜図12を参照しながら、説明する。図8
に示したように、この例では、低次側回線スイッチ装置
は、LSW−1〜LSW−Xで構成し、高次側回線スイ
ッチ装置はHSW−1〜HSW−Zで構成する。またM
UXは、MUX1〜MUXYで構成し、MUXY内に予
備システムが有る。
切替え/切戻し制御を行う、回線スイッチ装置とMUX
の例を、図8〜図12を参照しながら、説明する。図8
に示したように、この例では、低次側回線スイッチ装置
は、LSW−1〜LSW−Xで構成し、高次側回線スイ
ッチ装置はHSW−1〜HSW−Zで構成する。またM
UXは、MUX1〜MUXYで構成し、MUXY内に予
備システムが有る。
【0057】図8の各回線スイッチ装置における拡大図
は、図9〜図12に示してある。各回線スイッチ装置内
では、回線用スイッチのRとL、設備リンク用スイッチ
のRとLが、通常はつながっている。
は、図9〜図12に示してある。各回線スイッチ装置内
では、回線用スイッチのRとL、設備リンク用スイッチ
のRとLが、通常はつながっている。
【0058】図示のように、MUX群で1システムを予
備とする体系をMUXのグループとして、MUXに対す
る低次側回線スイッチ装置LSW−1〜LSW−Xと、
MUXに対する高次側回線スイッチ装置HSW−1〜H
SW−Zを持たせる。
備とする体系をMUXのグループとして、MUXに対す
る低次側回線スイッチ装置LSW−1〜LSW−Xと、
MUXに対する高次側回線スイッチ装置HSW−1〜H
SW−Zを持たせる。
【0059】MUXのシステムダウンによる回線の迂回
は、前記のグループ単位で行い、MUXの任意のシステ
ムがダウンした場合、そのシステムが属するグループの
予備システムに切替えるため、MUXのグループに対す
る回線スイッチ装置のグループに対して制御を行う。
は、前記のグループ単位で行い、MUXの任意のシステ
ムがダウンした場合、そのシステムが属するグループの
予備システムに切替えるため、MUXのグループに対す
る回線スイッチ装置のグループに対して制御を行う。
【0060】図8の例で、MUX1のシステム1がダウ
ンした場合は、MUXYの予備システムに迂回させるた
め、MUX1〜MUXY群に対する回線スイッチ装置の
グループLSW−1〜LSW−X、HSW−1〜HSW
−Zを対象として切替え/切戻しの制御を行う。
ンした場合は、MUXYの予備システムに迂回させるた
め、MUX1〜MUXY群に対する回線スイッチ装置の
グループLSW−1〜LSW−X、HSW−1〜HSW
−Zを対象として切替え/切戻しの制御を行う。
【0061】例えば、前記のMUX1のシステム1がダ
ウンした場合、設備リンク線を利用し、予備システムへ
迂回させるために、次のような回線スイッチ装置の切替
え制御を行う。
ウンした場合、設備リンク線を利用し、予備システムへ
迂回させるために、次のような回線スイッチ装置の切替
え制御を行う。
【0062】(a) MUX1のシステム1に対する低次側
の接続先LSW−1に対し、L4 L5 L6 をR1 R2 R
3 にスイッチする(図10C参照)。 (b) 予備システムの低次側の接続先LSW−Xに対し、
L1 L2 L3 をR4 R5 R6 にスイッチする(図10D
参照)。
の接続先LSW−1に対し、L4 L5 L6 をR1 R2 R
3 にスイッチする(図10C参照)。 (b) 予備システムの低次側の接続先LSW−Xに対し、
L1 L2 L3 をR4 R5 R6 にスイッチする(図10D
参照)。
【0063】(c) MUX1のシステム1に対する高次側
の接続先HSW−1に対し、L1 をR2 にスイッチする
(図11E参照)。 (d)予備システムの高次側の接続先HSW−Zに対し、
L3 をR1 にスイッチする(図11F参照)。
の接続先HSW−1に対し、L1 をR2 にスイッチする
(図11E参照)。 (d)予備システムの高次側の接続先HSW−Zに対し、
L3 をR1 にスイッチする(図11F参照)。
【0064】上記の回線スイッチ装置の切替えにより、
低次群からLSW−1に接続する回線アイウ(図8参
照)は、低次群の設備リンク接続線を経由してL
SW−Xに到達する。
低次群からLSW−1に接続する回線アイウ(図8参
照)は、低次群の設備リンク接続線を経由してL
SW−Xに到達する。
【0065】このLSW−XからはMUXYの予備シス
テムに接続して、該予備システムで多重化後、HSW−
Zに接続し、高次群の設備リンク接続線を経由して、
HSW−1に到達(キ)し、次段のMUXへ接続する。
テムに接続して、該予備システムで多重化後、HSW−
Zに接続し、高次群の設備リンク接続線を経由して、
HSW−1に到達(キ)し、次段のMUXへ接続する。
【0066】次に、MUXYのシステム1がダウンした
場合、同一MUX内の予備システムへの切替えを行う
が、その制御は次のようにして行う。 (a) MUXYのシステム1に対する低次側の接続先LS
W−Xに対し、L4 L5 L6 をR7 R8 R9 にスイッチ
する(図12G参照)。
場合、同一MUX内の予備システムへの切替えを行う
が、その制御は次のようにして行う。 (a) MUXYのシステム1に対する低次側の接続先LS
W−Xに対し、L4 L5 L6 をR7 R8 R9 にスイッチ
する(図12G参照)。
【0067】(b) 予備システムの高次側の接続先HSW
−Zに対し、L3 をR2 にスイッチする(図12H参
照)。 上記の例は、多重度が3の例であるが、装置によって、
前記多重度は異なる。従って、各MUXの多重度をデー
タベースとして登録しておき、処理時間にデータベース
を参照することにより、必要な多重度分の切替えを行
う。
−Zに対し、L3 をR2 にスイッチする(図12H参
照)。 上記の例は、多重度が3の例であるが、装置によって、
前記多重度は異なる。従って、各MUXの多重度をデー
タベースとして登録しておき、処理時間にデータベース
を参照することにより、必要な多重度分の切替えを行
う。
【0068】上記のように、MUXYのシステム1がダ
ウンした場合には、低次群からLSW−Xに接続する3
回線エオカ(図8参照)は、LSW−Xを経由して予備
システムに接続される。その後、前記予備システムで多
重化した後、HSW−Zに接続し(図8の7)、次段の
MUXへと接続される。
ウンした場合には、低次群からLSW−Xに接続する3
回線エオカ(図8参照)は、LSW−Xを経由して予備
システムに接続される。その後、前記予備システムで多
重化した後、HSW−Zに接続し(図8の7)、次段の
MUXへと接続される。
【0069】システムダウンが発生した場合の切替え制
御は、上記のようにして行うが、復旧時の切戻し制御
は、次のようにして行う。先ず、MUX1のシステム1
がダウンした後、復旧した場合は、次のようにして切戻
し制御を行う。
御は、上記のようにして行うが、復旧時の切戻し制御
は、次のようにして行う。先ず、MUX1のシステム1
がダウンした後、復旧した場合は、次のようにして切戻
し制御を行う。
【0070】(a) MUX1のシステム1に対する低次側
の接続先LSW−1に対し、L4 L5 L6 をR4 R5 R
6 に、L1 L2 L3 をR1 R2 R3 にスイッチする(図
10C参照)。 (b) MUXYの予備システムに対する低次側の接続先L
SW−Xに対し、L1 L2 L3 をR1 R2 R3 にスイッ
チする(図10D参照)。
の接続先LSW−1に対し、L4 L5 L6 をR4 R5 R
6 に、L1 L2 L3 をR1 R2 R3 にスイッチする(図
10C参照)。 (b) MUXYの予備システムに対する低次側の接続先L
SW−Xに対し、L1 L2 L3 をR1 R2 R3 にスイッ
チする(図10D参照)。
【0071】(c) MUX1のシステム1に対する高次側
の接続先HSW−1に対し、L2 をR2 に、L1 をR1
にスイッチする(図11E参照)。 (d) MUXYの予備システムに対する高次側の接続先H
SW−Zに対し、L1 をR1 にスイッチする(図11F
参照)。
の接続先HSW−1に対し、L2 をR2 に、L1 をR1
にスイッチする(図11E参照)。 (d) MUXYの予備システムに対する高次側の接続先H
SW−Zに対し、L1 をR1 にスイッチする(図11F
参照)。
【0072】また、MUXYのシステム1がダウンした
後、復旧した場合には、次のようにして切戻し制御を行
う。 (a) MUXYのシステム1に対する低次側の接続先LS
W−Xに対して、L4 L5 L6 をR4 R5 R6 にスイッ
チする(図12G参照)。
後、復旧した場合には、次のようにして切戻し制御を行
う。 (a) MUXYのシステム1に対する低次側の接続先LS
W−Xに対して、L4 L5 L6 をR4 R5 R6 にスイッ
チする(図12G参照)。
【0073】(b) MUXYの予備システムに対する高次
側の接続先HSW−Zに対し、L2 をR2 にスイッチす
る(図12H参照)。 以上の各処理により、復旧時の切戻し制御を行うことが
できる。
側の接続先HSW−Zに対し、L2 をR2 にスイッチす
る(図12H参照)。 以上の各処理により、復旧時の切戻し制御を行うことが
できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) システムダウンが発生した際、予備システムへの迂
回路の形成を、遠隔制御により自動的に行えるので、迅
速な対応ができる。
のような効果がある。 (1) システムダウンが発生した際、予備システムへの迂
回路の形成を、遠隔制御により自動的に行えるので、迅
速な対応ができる。
【0075】(2) 従来のように、オペレータが回線スイ
ッチ装置架のある場所まで行かなくても済むので、手間
もかからず、確実な迂回路の形成ができると共に、シス
テムの信頼性が向上する。
ッチ装置架のある場所まで行かなくても済むので、手間
もかからず、確実な迂回路の形成ができると共に、シス
テムの信頼性が向上する。
【0076】(3) 迂回路の形成だけでなく、復旧時の切
戻し制御も遠隔制御により、自動的に行えるので、迅
速、かつ確実な切戻しができる。 (4) 切替え制御部にデータベースを持つことにより、オ
ペレータは最小限のパラメータのみを入力するだけで、
回線の切替え/切戻しができる。従って、オペレータの
作業も軽減される。
戻し制御も遠隔制御により、自動的に行えるので、迅
速、かつ確実な切戻しができる。 (4) 切替え制御部にデータベースを持つことにより、オ
ペレータは最小限のパラメータのみを入力するだけで、
回線の切替え/切戻しができる。従って、オペレータの
作業も軽減される。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例における切替え制御部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】データベース例である。
【図4】編集テーブル例(その1)である。
【図5】編集テーブル例(その2)である。
【図6】接点状態テーブル/制御テーブル例である。
【図7】切替え制御部の処理フローチャートである。
【図8】MUXと回線スイッチ装置の構成図である。
【図9】図8の一部拡大図(その1)である。
【図10】図8の一部拡大図(その2)である。
【図11】図8の一部拡大図(その3)である。
【図12】図8の一部拡大図(その4)である。
【図13】従来例におけるMUXの構成例である。
【図14】従来例におけるシステムスイッチャーを持た
ないMUXの予備切替え方法(その1)を示した図であ
る。
ないMUXの予備切替え方法(その1)を示した図であ
る。
【図15】従来例におけるシステムスイッチャーを持た
ないMUXの予備切替え方法(その2)を示した図であ
る。
ないMUXの予備切替え方法(その2)を示した図であ
る。
11 インターフェイス装置
12 端末装置
13 切替え制御部
LSW−1〜LSW−X 低次側回線スイッチ装置
HSW−1〜HSW−Z 高次側回線スイッチ装置
MUX1〜MUXY 回線多重化装置
Claims (4)
- 【請求項1】 低次側回線スイッチ装置(LSW)と、 高次側回線スイッチ装置(HSW)を介して回線網に接
続された回線多重化装置(MUX)のシステムダウン発
生時における迂回路形成のための遠隔制御方式であっ
て、 前記低次側回線スイッチ装置及び高次側回線スイッチ装
置の切替え制御を行う切替え制御部(13)を備え、 該切替え制御部(13)が、外部からの迂回路形成の指
示を受けた際、 前記指示に基づいて制御信号を作成し、 該制御信号により、低次側回線スイッチ装置及び高次側
回線スイッチ装置の切替えを行って、予備システムへの
迂回路を形成することを特徴とした遠隔制御方式。 - 【請求項2】 切替え制御部(13)内に、上記迂回路
形成のために必要なデータを登録した、データベース
(21)を設けておき、 上記指示に基づいて、データベース(21)を参照する
ことにより、制御データの作成を行うことを特徴とした
請求項1記載の遠隔制御方式。 - 【請求項3】 いずれか1つの回線多重化装置(MUX
Y)の1システムを予備システムとした、複数の回線多
重化装置から成る回線多重化装置群(MUX1〜MUX
Y)と、 前記回線多重化装置群に対応して設けられた低次側回線
スイッチ装置群(LSW−1〜LSW−X)及び、 高次側回線スイッチ装置群(HSW−1〜HSW−Z)
とを1つのグループとし、 このグループを単位として、上記切替え制御部(13)
による切替え制御を行うことを特徴とした請求項1また
は2記載の遠隔制御方式。 - 【請求項4】 上記切替え制御部(13)が、外部から
回線復旧の指示を受けた際、 前記指示に基づいて制御信号を作成し、 該制御信号により迂回路形成のために切替えた回線を、
元に戻す制御を行うことを特徴とした請求項1、2また
は3記載の遠隔制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20321091A JPH0530059A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 遠隔制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20321091A JPH0530059A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 遠隔制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530059A true JPH0530059A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16470291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20321091A Withdrawn JPH0530059A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 遠隔制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530059A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102411336B1 (ko) * | 2021-06-25 | 2022-06-22 | 김미선 | 목재드럼 제조 장치를 이용한 목재드럼 제조 방법 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP20321091A patent/JPH0530059A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102411336B1 (ko) * | 2021-06-25 | 2022-06-22 | 김미선 | 목재드럼 제조 장치를 이용한 목재드럼 제조 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |