JPH09172400A - 衛星回線バックアップシステム - Google Patents

衛星回線バックアップシステム

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JPH09172400A
JPH09172400A JP33090695A JP33090695A JPH09172400A JP H09172400 A JPH09172400 A JP H09172400A JP 33090695 A JP33090695 A JP 33090695A JP 33090695 A JP33090695 A JP 33090695A JP H09172400 A JPH09172400 A JP H09172400A
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JP
Japan
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line
satellite
satellite line
switching
ground
Prior art date
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Pending
Application number
JP33090695A
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English (en)
Inventor
Shizuhito Zayasu
静人 座安
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星回線の復旧後における切り戻しを自動的
に速やかに行える衛星回線バックアップシステムおよび
その制御方法を提供する。 【解決手段】 送信局100と受信局200は衛星回線
装置110と地上回線装置120から、また受信局20
0は衛星回線装置210、地上回線装置220、並びに
自動切替スイッチ230から構成される。送信局100
と受信局200の間は、通常はアンテナ3と通信衛星に
よる衛星回線により接続されている。自動切替スイッチ
230は、データ送受を衛星回線あるいは地上回線30
0のいずれか一方に切替える切替装置と、衛星回線の状
態を検知しこの状態に基づいて切替装置を制御する回線
状態検知制御装置から構成され、衛星回線が異常である
場合には地上回線300に切替え、また地上回線300
に切替えた状態で所定の時間だけ衛星回線が正常である
ときには衛星回線に切り戻す動作をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星回線バックア
ップシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】通信衛星を使用した回線を使用したデー
タ通信では、一般的には、通信衛星の回線の異常を考慮
した地上回線のバックアップシステムが採用され、受信
局側のいずれかの衛星回線に障害が生じるなどの異常時
には地上回線に切り替えてデータの送受信を継続する方
式が採用されている。このような衛星回線のバックアッ
プの従来例を図4を参照して説明する。
【0003】図4において、2つの回線切替制御装置5
はそれぞれ、衛星回線異常検出部6と回線切替制御部7
とを備えて構成され、また衛星アクセス装置4に接続さ
れている。衛星アクセス装置4には、それぞれアンテナ
3が接続されている。また、回線切替制御部7には、網
制御装置9と変復調装置8が接続されている。さらに、
2つの変復調装置8は、公衆電話回線10により接続さ
れている。また、例えば図4において、右側の回線切替
制御装置5の回線切替制御部7にはホスト計算機12
が、また他方の回線切替制御装置5の回線切替制御部7
には端末11が、それぞれ接続されている。
【0004】この従来例においては、端末11とホスト
計算機12との間でのデータ通信は、通常は、通信衛星
1を介して衛星回線2からのデータをアンテナ3で送受
信し、地球局で周波数変換等を行った後、端末11とホ
スト計算機12に接続することで行なっている。そし
て、通信衛星1による衛星回線2に障害が発生したか、
または、雨等の影響により衛星回線2の使用が不可能に
なった場合には、一方の衛星アクセス装置4に接続され
た他方の衛星アクセス装置4からの無応答により衛星回
線2の異常が検出される。そして、この場合には、回線
切替制御部7により網制御装置9を制御して、端末11
及びホスト計算機12から衛星アクセス装置4に接続さ
れていた回線を、変復調装置8を介して公衆電話回線1
0に自動的に切替る方式が採られている。そして、切替
後における回線の切り戻しは、例えば、管理者などの作
業者が、衛星回線の復旧を確認して公衆電話回線10か
ら衛星回線2に切り戻していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術においては、作業者が衛星回線の復旧を確認
して切り戻す方式であり、人手が必要であり、無人での
自動的な切り戻しができなかった。そして、作業者が復
旧を判断して切り戻すためにに時間がかかり、その分、
地上回線を使用するためにその使用料が高くなるという
問題があった。
【0006】本発明の課題は、衛星回線の復旧後におけ
る切り戻しを自動的に速やかに行うことができる、衛星
回線バックアップシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の衛星回線バック
アップシステムは、衛星回線を介してデータ送受をする
送信側の衛星回線装置と受信側の衛星回線装置、地上回
線を介してデータの送受をする送信側の地上回線装置と
受信側の地上回線装置、並びにデータ送受を前記衛星回
線あるいは前記地上回線のいずれか一方に切替えて行う
ことを選択する切替手段を有し、前記切替手段は、前記
衛星回線が正常である場合には前記衛星回線による選
択、また前記衛星回線が異常である場合には前記地上回
線に切替える選択をするとともに、前記地上回線に切替
えた状態において所定の時間だけ前記衛星回線が正常で
あるときにはデータ送受を前記衛星回線に切り戻すよう
に構成されていることを特徴とする。
【0008】好ましい実施の形態においては、前記切替
手段は、データ送受を前記衛星回線あるいは前記地上回
線のいずれか一方に切替える切替装置と、前記衛星回線
の状態を検知し当該状態に基づいて前記切替装置を制御
する回線状態検知制御装置から構成される。
【0009】本発明の衛星回線バックアップシステムで
は、衛星回線に障害が生じたときには、切替手段により
自動的に地上回線に切り替えてデータの送受信を継続す
る。また、地上回線に切替えた状態において、所定の時
間だけ衛星回線が正常である場合には、衛星回線が復旧
したとみなして地上回線から衛星回線に自動的に切り戻
す。つまり、所定時間の間だけ回線が正常である場合に
は、回線が復旧したとみなして地上回線から衛星回線に
切替える。このように自動的に切り戻すことで、衛星回
線の復旧後における切り戻しを自動的に速やかに行うこ
とができ、また地上回線の使用料を必要最小限とするこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る衛星回線バックアップシステムを説明する。図1にお
いて、送信局100は、衛星回線装置110と地上回線
装置120から構成されている。また受信局200は、
衛星回線装置210、地上回線装置220、並びに自動
切替スイッチ230から構成されている。そして、送信
局100と受信局200の間は、アンテナ3と通信衛星
による衛星回線、および地上回線300によってそれぞ
れ接続されている。
【0011】この衛星回線バックアップシステムでは、
通常運用時には、衛星回線を使用して送信局100と受
信局200との間で、例えば映像信号(VIDEO I
N)S1や音声信号(AUDIO IN)S2などのデ
ータの送受が行われている。この通常運用時における実
施の形態の動作を次に説明する。
【0012】送信局100の衛星回線装置110に入力
された映像信号S1と音声信号S2は、衛星回線装置1
10において符号化および多重化される。この多重化さ
れた信号は、アンテナ3と通信衛星1による衛星回線を
介して受信局200の衛星回線装置210で受信され
る。衛星回線装置210は、受信した多重化信号を映像
信号S1と音声信号S2に分離化し復号化される。復号
化された映像信号S1と音声信号S2は自動切替スイッ
チ230に入力される。
【0013】自動切替スイッチ230は、図2に示した
ように、切替保護機能付きの回線状態検出制御装置23
1と、これにより制御される切替装置232から構成さ
れる。そして、上記の復号化された映像信号S1と音声
信号S2は、回線状態検出制御装置231に入力され、
これにより衛星回線の回線状態が検出および判定され
る。なお、回線状態の検出および判定は、例えば、映像
信号S1と音声信号S2における信号レベルの低下に基
づいて行う。
【0014】そして、衛星回線が正常の時には、切替装
置232に入力された映像信号S1と音声信号S2は、
そのまま出力(VIDEO OUT、AUDIO OU
T)される。出力された映像出力信号S1と音声信号S
2は、例えば、受信局200側に設けられた図示しない
モニタやスピーカ等に入力される。
【0015】次に、送信局100または受信局200に
おいて、気象の変化等により衛星回線の信号レベルが低
下してバックアップ側の地上回線300に切替える場合
を説明する。
【0016】衛星回線を介した音声映像信号S1と音声
信号S2は、上記のように自動切替スイッチ230の回
線状態検出制御装置231に入力されて、衛星回線の異
常が検出される。そして、回線状態検出制御装置231
において回線異常が検出されたときには、回線状態検出
制御装置231は回線制御信号S3を地上回線装置22
0に出力し、地上回線装置220の所定の回線接続コマ
ンドを制御する。これにより、制御された地上回線装置
2から接続応答が地上回線300の制御線S4を通って
送信局100側の地上回線装置300に伝達され、地上
回線300の接続が行われて、地上回線300が使用さ
れる。なお、図1において、S5は映像信号と音声信号
を伝達するための主信号線である。
【0017】すると、送信局100の地上回線装置12
0において入力された映像信号S1と音声信号S2が地
上回線装置200で符号化および多重化され、またこの
多重化された信号は、地上回線300の主信号線S5を
通って受信局200の地上回線装置220に受信され
る。受信された多重化信号は、地上回線装置220で映
像信号S1と音声信号S2に分離化され復合化される。
復合化された映像信号S1と音声信号S2は、自動切替
スイッチ230に入力される。そして、回線状態検出制
御装置231よりの切替制御信号S6により切替装置2
32は衛星回線から地上回線300に出力の切替を行
い、これにより、地上回線300を介して送信された映
像出力信号S1と音声出力信号S2が自動切替スイッチ
230から出力される。
【0018】次に、上記のように地上回線300に切替
えられた状態において、衛星回線が復旧した場合の動作
について説明する。すなわち、受信局200において衛
星回線装置210から入力された映像信号S1と音声信
号S2は、自動切替スイッチ230の回線状態検出制御
装置231に入力される。回線状態検出制御装置231
は、その切替保護機能により、通信回線の状態が所定の
切替保護時間(Th)内に一度も異常がなく正常であれ
ば、通信回線が復旧したとみなす。
【0019】そして、このような衛星回線の復旧を検出
したら、回線状態検出制御装置231は切替制御信号S
6を切替装置232に出力し、切替装置232は地上回
線300を経た信号から衛星回線を経た信号にその出力
を切り替えて、異常発生前の通常の動作に戻す。また、
回線状態検出制御装置231は、回線制御信号S3を出
力して、地上回線装置220の所定の回線切断コマンド
を制御する。そして、制御された地上回線装置220か
らの切断応答が地上回線300の制御線S4を通って送
信局100の地上回線装置120に行き、これにより地
上回線300の切断が行なわれる。
【0020】ここで、回線状態検出制御装置231にお
ける上記した切替保護機能について説明する。この切替
保護機能とは、衛星回線が正常とみなされた時から、あ
る一定時間の切替保護時間をもち、衛星回線が安定する
までの切替保護をするための機能である。また切替保護
時間とは、衛星回線が正常な状態になってから安定する
までの時間であり、切替保護時間内に1件も衛星回線に
通信異常が発生しなかった時に初めて衛星回線が復旧し
たとみなし、地上回線から衛星回線に切戻す動作が行わ
れる。また、この切替保護時間内において異常が一件で
も発生した場合には、衛星回線の異常とみなして衛星回
線への切戻しを行われない。図3に、このような切替保
護時間(Th)の一例を示す。このような切替保護時間
は、実際には、約10分前後が最適である。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明の衛星回線バックア
ップシステムによれば、衛星回線の復旧後における切り
戻しを自動的に速やかに行える衛星回線バックアップシ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星回線バックアップシステムの構成
を示した説明図。
【図2】図1のシステムを構成する自動切替スイッチの
より詳細な構成を示した説明図。
【図3】本発明における切替切替保護時間の説明図。
【図4】衛星回線のバックアップの従来例を示した説明
図。
【符号の説明】
100 送信局 110,210 衛星回線装置 120,220 地上回線装置 200 受信局 231 回線状態検出制御装置 232 切替装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星回線を介してデータ送受をする送信
    側の衛星回線装置と受信側の衛星回線装置、 地上回線を介してデータの送受をする送信側の地上回線
    装置と受信側の地上回線装置、並びにデータ送受を前記
    衛星回線あるいは前記地上回線のいずれか一方に切替え
    て行うことを選択する切替手段を有し、 該切替手段は、前記衛星回線が正常である場合には該衛
    星回線による選択、前記衛星回線が異常である場合には
    前記地上回線に切替える選択をするとともに、前記地上
    回線に切替えた状態において所定の時間だけ前記衛星回
    線が正常であるときにはデータ送受を前記衛星回線に切
    り戻すものであることを特徴とする衛星回線バックアッ
    プシステム。
  2. 【請求項2】 前記切替手段が、データ送受を前記衛星
    回線あるいは前記地上回線のいずれか一方に切替える切
    替装置と、前記衛星回線の状態を検知し当該状態に基づ
    いて前記切替装置を制御する回線状態検知制御装置と、
    から構成される請求項1記載の衛星回線バックアップシ
    ステム。
JP33090695A 1995-12-19 1995-12-19 衛星回線バックアップシステム Pending JPH09172400A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009001444A1 (ja) * 2007-06-27 2010-08-26 三菱電機株式会社 通信ネットワーク接続装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009001444A1 (ja) * 2007-06-27 2010-08-26 三菱電機株式会社 通信ネットワーク接続装置
JP5079000B2 (ja) * 2007-06-27 2012-11-21 三菱電機株式会社 通信ネットワーク接続装置

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