JPH02222292A - テレビ中継方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビ中継方式に関し、衛星回線を使用したテ
レビ中継方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の衛星回線を使用したテレビ中継方式は、
衛星回線の障害に対し救済処置がなされておらず、降雨
等による影響でテレビ信号に品質の劣化が生じたとき、
品質劣化したテレビ信号は、そのまま放送局へ送出され
ていた。このため、衛星回線を使用したテレビ中継方式
は一般的でなく、通常のキー局を含むテレビネットワー
クでのテレビ中継方式はすべて地上回線でのみ構成され
ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の衛星回線を用いたテレビ中継方式は、衛
星回線の障害を救済するため、あらかじめ予定されてい
る番組に対し、地上回線を接続し、衛星回線障害時にマ
ニュアルで地上回線に切替えて救済しており、瞬時の切
替をすることができないという問題点がある。

本発明の目的は、地上回線を接続し、衛星回線障害時に
自動的に地上回線に瞬時に切替をすることができ、衛星
回線障害を救済することができるテレビ中継方式を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のテレビ中継方式は、衛星回線を使用したテレビ
中継方式において、第１の地球局と第２の地球局との間
にバックアップ用地上回線を設け、前記第１の地球局で
複数の衛星回線のうちいずれかの衛星回線が運用中に障
害になったとき、前記第１の地球局で障害となった衛星
回線を特定し、特定された前記衛星回線を第１の衛星回
線としたとき、特定された前記第１の衛星回線と同じテ
レビ番組を衛星装置より受信している前記第２の地球局
の第２の衛星回線の障害の有無を調べ、前記第２の衛星
回線に障害がなかったとき、前記第２の衛星回線が受信
したテレビ番組を前記バックアップ用地上回線に送出す
るなめの接続スイッチをオンとし、前記第１の地球局は
前記第１の衛星回線のテレビ番組を受信するための局内
回線を、前記第１の衛星回線から前記バックアップ用地
上回線に切換えてテレビ番組の受信を継続するように構
成されている。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図に示すテレビ中継方式は、衛星回線１〜３、テレ
ビプログラムスイッチ４、衛星受信装置５、救済番組送
端スイッチ６、救済番組受端スイッチ７、異種プログラ
ム防止スイッチ８、バックアップ用地上回線９、衛星装
置１０、地方局１１〜１３から構成されている。

次に、動作を説明する。

地方局１１は、キー局から衛星装置１０を介して送信さ
れてきた衛星回線２の番組を衛星受信装置５．救済番組
受端スイッチ７及びテレビプログラムスイッチ４を介し
受信するとともに、バックアップ用地上回線９を経由し
て地方局１３からも素材番組を受信している。この状態
で地球局Ａで衛星回線障害を検出すると、テレビプログ
ラムスイッチ４の状態から衛星回線２が運用中であるこ
とを検出し、バックアップ用地上回線９で接続されてい
る地球局Ｂの衛星回線２の状態を判定する。

地球局Ｂの衛星回線２が正常であれば、まず、異種プロ
グラム防止スイッチ８を制御し、バックアップ用地上回
線９のテレビ信号を断とし、地方局１１の素材番組への
異種プログラムの混入を防止する。その後、地球局Ｂの
救済番組送端スイッチ６のスイッチ（ｂ）を制御し、地
球局Ｂから衛星回線２の番組をバックアップ用地上回線
９に送出する。地球局Ａでは、地球局Ｂにて救済番組送
端スイッチ６が制御されたことを確認した後、救済番組
受端スイッチ７のスイッチ（ｂ）を制御することにより
、故障を検出していた衛星回線２の番組を正常な地球局
Ｂからバックアップ用地上回線９を経由して受信するこ
とができる。

上記は、衛星回線２の場合で説明したが、衛星回線１．
３の場合でも同様な動作が行われる。

このように、衛星回線障害時に自動的に地上回線に瞬時
に切替をすることができ、衛星回線障害を救済すること
ができる。

又、バックアップ用地上回線も正常時は、素材番組の伝
送等に使用することができ、且つ、衛星回線の障害が発
生しても、素材番組への他番組の混入を防止することが
できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、衛星回線を介して複数
のキー局から送られてくる番組を選択受信する地方局に
おいて、現在、受信中の衛星回線障害時に、隣接する地
球局からバックアップ用地上回線を介して送られてくる
番組に瞬時に切替をすることができ、衛星回線障害を自
動的に救済することができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のシステム構成を示す構成図
である。 １〜３・・・衛星回線、４・・・テレビプログラムスイ
ッチ、５・・・衛星受信装置、６・・・救済番組送端ス
イッチ、７・・・救済番組受端スイッチ、８・・・異種
プログラム防止スイッチ、９・・・バックアップ用地上
回線、１０・・・衛星装置、１１〜１３・・・地方局。 代理人　弁理士　　内　原　　晋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 衛星回線を使用したテレビ中継方式において、第１の地
   球局と第２の地球局との間にバックアップ用地上回線を
   設け、前記第１の地球局で複数の衛星回線のうちいずれ
   かの衛星回線が運用中に障害になったとき、前記第１の
   地球局で障害となった衛星回線を特定し、特定された前
   記衛星回線を第１の衛星回線としたとき、特定された前
   記第１の衛星回線と同じテレビ番組を衛星装置より受信
   している前記第２の地球局の第２の衛星回線の障害の有
   無を調べ、前記第２の衛星回線に障害がなかったとき、
   前記第２の衛星回線が受信したテレビ番組を前記バック
   アップ用地上回線に送出するための接続スイッチをオン
   とし、前記第１の地球局は前記第１の衛星回線のテレビ
   番組を受信するための局内回線を、前記第１の衛星回線
   から前記バックアップ用地上回線に切換えてテレビ番組
   の受信を継続することを特徴とするテレビ中継方式。