JP3792748B2 - 繊維反応性ジスアゾ染料 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、繊維反応性ジスアゾ染料、それらの製造方法ならびに染色および捺染工程における反応性染料としてのそれらの使用に関する。
本発明の目的は、式I
【0002】
【化6】
Figure 0003792748
【0003】
〔ここで、
1 は、水素、C1 〜C4 アルキル、−CH2 SO3 Hまたは−COOHを表し、
2 は、水素、−CN、−CONH2 または−CH2 SO3 Hを表し、
3 は、水素、C1 〜C4 アルキルまたは置換されたC1 〜C4 アルキルを表し、
Rは、それぞれ互いに独立して、水素またはC1 〜C4 アルキルを表し、あるいは、一緒になって、C1 〜C4 アルキレンブリッジを形成し、
Xは、脂肪族または芳香族の結合員を表し、
Halは、塩素またはフッ素を表し、
そして、−CONH−基のカルボニル炭素原子は、3または4位のフェニル基に結合しているものとする〕
を有する化合物およびそれらの塩である。
【0004】
式Iの化合物において、アルキルまたはアルキレン基は、それぞれ直鎖または枝分かれ鎖であってもよく、そしてヒドロキシル基で置換されていてもよい。窒素に結合しているヒドロキシル置換アルキルまたはアルキレン基において、ヒドロキシル基は、好ましくは直接窒素に結合していないC原子に結合している。
1 は、好ましくはメチル、−CH2 SO3 Hまたは−COOH、より好ましくはメチルを意味する。
【0005】
2 は、好ましくは−CH2 SO3 Hを意味する。
3 は、好ましくは水素、メチルもしくはエチル、またはスルホン酸置換基を有するメチルもしくはエチルを意味し、より好ましくは、Q3 は、エチル基を表す。
各基Rは、好ましくは、水素または−CH3 を意味し、あるいは両方の基Rが一緒になってエチレンブリッジを意味する。
【0006】
Xは、好ましくは、直鎖もしくは枝分かれのC2 〜C3 アルキレンブリッジ、ヒドロキシル置換基を有する直鎖もしくは枝分かれのC2 〜C3 アルキレンブリッジ、フェニレンブリッジまたはメチルもしくはスルホン酸置換基を有するフェニレンブリッジを意味し、より好ましくは、Xは、1,2−プロピレン基を意味する。
【0007】
Halは、好ましくは塩素を意味する。
−CONH−基のカルボニル炭素原子は、好ましくは4位のフェニル基に結合している。
好ましい化合物は、式Ia
【0008】
【化7】
Figure 0003792748
【0009】
〔ここで、
1aは、メチル、−CH2 SO3 Hまたは−COOHを表し、
2aは、−CH2 SO3 Hを表し、
3aは、水素、メチルもしくはエチルまたはスルホン酸置換基を有するメチルもしくはエチルを表す。
a 基は、水素、メチルを表し、あるいは、両方のRa は、一緒になってエチレンブリッジを表し、
a は、直鎖もしくは枝分かれのC2 〜C3 アルキレンブリッジ、ヒドロキシル置換基を有するC2 〜C3 アルキレンブリッジ、フェニレンブリッジ、またはメチルもしくはスルホン酸置換基を有するフェニレンブリッジを表し、
Hala は、塩素を意味し、
そして、−CONH−基のカルボニル炭素原子は、3または4位、好ましくは4位のフェニル基に結合している〕
に相当するものおよびそれらの塩である。
【0010】
特に好ましい本発明の化合物は、式
【0011】
【化8】
Figure 0003792748
【0012】
を有する。
式Iを有する化合物が塩の形態である場合、相当する塩が水溶性の必要条件を満たすならば、スルホネート基および存在し得るいずれのカルボキシレート基のカチオンの構造は重大な要因ではないが、反応性染料の化学において通常のいずれの非発色カチオンであってもよい。
【0013】
適当なカチオンの例は、アルカリ金属イオンまたは未置換もしくは置換アンモニウムイオン、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、モノ−、ジ−、トリ−およびテトラ−メチルアンモニウム、トリエチルアンモニウムならびにモノ−、ジ−およびトリ−エタノールアンモニウムである。
好ましいカチオンは、アルカリ金属イオンおよびアンモニウムカチオンであり、なかでもナトリウムが特に好ましいカチオンである。
【0014】
それらの塩の形態における式Iの化合物中のスルホネート基およびカルボキシレート基のカチオンは、同じであっても異なっていてもよく、そして上記カチオンの混合物を表していてもよく、即ち、化合物は、混合された塩の形態で存在していてもよい。
本発明は、他の態様において、式II
【0015】
【化9】
Figure 0003792748
【0016】
を有する化合物を式III
【0017】
【化10】
Figure 0003792748
【0018】
〔ここで、Q1 、Q2 、Q3 、R、XおよびHalは、上記に定義した通りである〕
を有する化合物と反応させることを含む式Iに従う化合物を製造する方法を提供する。
反応は、好ましくは水性媒体中で行われる。反応媒体は、塩基性条件下、好ましくは8〜8.5のpHに保持される。反応温度は、約20〜60℃であり、好ましくは35〜45℃、より好ましくは40℃の温度である。
【0019】
式IIを有する化合物は、例えば、式IV
【0020】
【化11】
Figure 0003792748
【0021】
を有する化合物をジアゾ化し、式V
【0022】
【化12】
Figure 0003792748
【0023】
を有するカップリング成分とカップリングさせ、それによって式
【0024】
【化13】
Figure 0003792748
【0025】
を有する化合物を得、次いでアセチル基を酸性条件下に、即ち、3〜6%塩酸で、75℃〜95℃、好ましくは80℃の温度で解離させ、そして得られた化合物を、好ましくは4〜7のpHを有する、水性媒体において、0°〜5℃の温度でハロゲン化シアヌルと縮合させ、式IIを有する化合物を形成させることにより、得られる。
【0026】
式Iを有する化合物の単離は、周知の方法で行うことができ、例えば、化合物は、所望により真空下に、わずかに高温において、濾過および乾燥前のアルカリ金属塩での通常の塩析によって反応混合物から分離させることができる。
反応および単離条件により、式Iを有する化合物は、遊離酸としてまたは好ましくは塩の形態でもしくは混合塩として得られ、その場合において、それは、例えば、1種もしくは数種の上記カチオンを含む。塩または混合された塩は、しかしながら、それ自体通常である方法において遊離酸から製造されることもでき、逆に通常の塩の変成も行われ得る。
【0027】
式IIIからVの化合物は、いずれも周知の出発物質であり、周知の出発化合物から通常の合成によって得ることができる。
式Iを有する化合物、それらの塩およびその混合物は、反応性染料であり、ヒドロキシ基含有または窒素含有有機基材を染色または捺染するのに適する。
従って、本発明の他の態様において、染色が上記化合物、それらの塩またはその混合物で行われる、ヒドロキシ基含有または窒素含有有機基材の染色または捺染方法が提供される。
【0028】
複数の化合物または塩についての上記または下記にされた言及は、単独の化合物または塩についての言及でもあることを理解すべきである。
好ましい基材は、皮革、ならびに天然または合成ポリアミド、特に天然または再生セルロース、例えば、綿、ビスコースまたはレーヨンステープルファイバーからなるか、またはそれを含む繊維材料である。通常好ましい基材は、綿からなるかまたはそれを含む繊維材料である。
【0029】
本発明のさらに他の態様においては、上記基材の染色または捺染における上記化合物、それらの塩またはその混合物の使用が提供される。
式Iを有する化合物は、反応性染料に通常である全ての染色または捺染工程により染浴または捺染糊中に用いることができる。染色は、好ましくは80〜100℃の範囲の温度で、吸尽プロセスによって行われる。
【0030】
本発明に係る化合物およびそれらの塩は、個々の染料として、または化合物の混合物、塩の混合物もしくは化合物および塩の混合物として用いることができる。さらに、ある種の他の反応性染料とのそれらの良好な相溶性を考えると、これらの化合物、それらの塩またはその混合物は、本発明の化合物およびそれらの塩と同じクラスの他の反応性染料、即ち、同等の染色特性、例えば、全般的堅牢度および吸尽値を示すある種の他の反応性染料との組み合わせ染色組成物の一部を構成してもよい。
【0031】
本発明のさらなる態様においては、上記染色または捺染方法に従って染色または捺染されたヒドロキシ含有または窒素含有有機基材が提供される。
式Iの化合物により良好な吸尽および固着値が得られる。未固着染料部分は、容易に洗浄除去することができる。得られた染色物および捺染物は、良好な日光堅牢度、および湿潤時の日光堅牢度を有する。さらに、それらは、例えば、洗濯、水、海水および汗に対する、良好な湿潤堅牢性を有し、そして酸化作用、例えば、塩素含有水、次亜塩素酸塩漂白剤、過酸化物漂白剤および過硼酸塩含有洗剤に対する良好な耐性を有する。
【0032】
以下の例は、本発明を説明するためのものである。例中、部は重量または容積に基づき、および%は重量または容積に基づき、温度は、摂氏度で示す。
例1
700部の水中61.5部の3−アミノ−1−(アミノベンゾイルアミノ)−ベンゼン−4−スルホン酸の溶液を14.5部の30%塩酸でpH6に調整した。pHを5.9と6.1の間に保持しつつ、27.5部の無水酢酸を2時間かけて滴下した。pH値は、この結果、150部の15%水酸化リチウムで保持された。反応の間、温度を10と15℃の間に保持した。その後、32部の30%塩酸でpHを4.0に調整し、生成物を150部の塩化ナトリウムで塩析した。溶液を濾過して化合物A(61部)の沈殿物を得た。
【0033】
【化14】
Figure 0003792748
【0034】
600部の水中69.8部の化合物Aを63部の30%塩酸および13.8部の4N亜硝酸ナトリウム溶液と混合した。スルファミン酸で過剰の亜硝酸塩を中和した後、58部の1−エチル−5−カルバモイル−6−ヒドロキシ−4−メチル−3−スルホメチルピリドンを溶液に添加し、90部の15%水酸化ナトリウム溶液でpHを5.0に調整した。以下の式を有する化合物Bの濁った溶液が得られた。
【0035】
【化15】
Figure 0003792748
【0036】
化合物Bの溶液を260部の30%塩酸と混合し、80℃で4時間攪拌した。以下の式を有する化合物Cの黄色の沈殿物を25℃で濾別した。
【0037】
【化16】
Figure 0003792748
【0038】
135部の化合物Cを400部の水中に懸濁させた。37部の塩化シアヌル(これは200部の氷および80部の水中で20分間攪拌された)を20分間かけて懸濁液に添加した。この間、温度を氷浴で0〜5℃の間に保持し、pHを125部の15%水酸化ナトリウムで4.0〜6.0の間に保持した。4〜5時間後に、縮合を完了し、次式を有するジクロロトリアジン色素の濁った黄色の溶液を得た。
【0039】
【化17】
Figure 0003792748
【0040】
ジクロロトリアジン色素の濁った溶液を4部の15%水酸化リチウム溶液でpH7.0に調整し、40℃に加熱した。その後、30分間かけてpH8.0〜8.5の間で8部の1,2−ジアミノプロパンを滴下した。pH8.0〜8.5で2〜3時間後、縮合を完了した。反応の間、100部の15%水酸化リチウム溶液を用いてpH値を保持した。ジクロロトリアジン色素を50〜60℃で190部の塩化ナトリウムで塩析し、濾別し、そして乾燥させた。228部の次式の黄色のジクロロトリアジン色素がλmax422nm(水)で得られた。
【0041】
【化18】
Figure 0003792748
【0042】
通常の方法によって綿に対してこの染料により得られた染色物および捺染物は、緑味黄色であった。それらは、それらの良好な耐光堅牢度、酸化作用物に対する耐性、および良好な固着値の顕著なものであった。
例2〜13
さらに、相当する出発物質を用いて、例1に記載した方法と同様にして、式Iを有する他の化合物を製造した。それらを、以下の表に列挙する。
【0043】
【化19】
Figure 0003792748
【0044】
【表1】
Figure 0003792748
【0045】
【表2】
Figure 0003792748
【0046】
高温染色機および低温染色機のための染色例
以下の例は、記述した染料の使用の可能性を説明するためのものである。塩素含有染料が適用例Aに従って染色され、フッ素含有染料が適用例Bに従って染色される。
適用例A
1000部の脱イオン水、80部のボウ硝(焼成)、1部の1−ニトロベンゼン−3−スルホン酸のナトリウム塩および1部の例1の染料からなる染浴を10分間かけて80℃に加熱した。その後、100部のシルケット加工綿を得られた溶液中に浸漬させた。染色を、溶液を95℃に15分間かけて昇温させる前に、80℃で5分間かけて行った。95℃で10分後に3部のソーダを、次いでさらに7部のソーダを20分後に、そして他の10部のソーダを30分後に95℃で添加した。染色をさらに60分間95℃で続けた。次いで、染色物を染浴から取り出し、流脱イオン水中で60℃±10℃で2分間、および水道水流中で60℃±10℃で1分間濯いだ。次いで、染色物をそれぞれ5000部の沸騰脱イオン水中で10分間ずつ2回洗浄し、続いて流脱イオン水中で60℃±10℃で2分間、水道水流中で60℃±10℃で1分間、そして冷水道水流中で1分間濯いだ。乾燥後、良好な堅牢度を有する明るい緑味黄色の綿染色物が得られた。
【0047】
適用例B
1000部の脱イオン水、80部のボウ硝(焼成)および1部の例2の染料からなる染浴を10分間かけて50℃に加熱した。その後、100部のシルケット加工綿を得られた溶液中に浸漬させた。50℃で25分後に0.7部のソーダを、次いでさらに20分後に1.3部のソーダを、そして他の2部のソーダを30分後に50℃で添加した。染浴を続けて15分間かけて60℃に加熱し、染色を60分間60℃で続けた。次いで、染色物を染浴から取り出し、流脱イオン水中で60℃±10℃で2分間、そして水道水流中で60℃±10℃で1分間濯いだ。次いで、染色物をそれぞれ5000部の沸騰脱イオン水中で10分間ずつ2回洗浄し、続いて流脱イオン水中で60℃±10℃で2分間、水道水流中で60℃±10℃で1分間、そして冷水道水流中で1分間濯いだ。乾燥後、良好な堅牢度を有する明るい緑味黄色の綿染色物が得られた。
【0048】
例3〜13の染料または例1〜13の染料混合物を例AおよびBに記載したのと同様の方法で綿の染色に用いた。明るい黄色の染色物が得られたが、それは良好な堅牢性を示した。
適用例C
以下の成分、
40部の例1の染料
100部の尿素
330部の水
500部の4%アルギン酸ナトリウム糊剤
10部の1−ニトロベンゼン−3−スルホン酸のナトリウム塩
20部のソーダ
合計で1000部
を有する捺染糊を通常の捺染方法によって綿材料に適用した。
【0049】
捺染し、乾燥した材料を、冷水洗および熱水洗する前に、102〜105℃で4〜8分間蒸熱処理した。固着された綿材料を続いて沸騰で洗浄し(例Aと同様に)、乾燥した。得られた緑味黄色の捺染物は、良好な全般的堅牢性を有していた。
例2〜13の染料を例Cの方法と同様にして綿の捺染に用いた。全ての場合において、良好な堅牢性を有する明るい黄色の捺染が得られた。

Claims (7)

  1. 式I
    Figure 0003792748
    〔ここで、
    1 は、水素、C1 〜C4 アルキル、−CH2 SO3 Hまたは−COOHを表し、
    2 は、水素、−CN、−CONH2 または−CH2 SO3 Hを表し、
    3 は、水素、C1 〜C4 アルキルまたは置換されたC1 〜C4 アルキルを表し、
    Rは、それぞれ互いに独立して、水素またはC1 〜C4 アルキルを表し、あるいは、一緒になって、C1 〜C4 アルキレンブリッジを表し、
    Xは、脂肪族または芳香族の結合員を表し、
    Halは、塩素またはフッ素を表し、
    そして、−CONH−基のカルボニル炭素原子は、3または4位のフェニル基に結合しているものとする〕
    を有する化合物およびそれらの塩。
  2. 式Ia
    Figure 0003792748
    〔ここで、
    1aは、メチル、−CH2 SO3 Hまたは−COOHを表し、
    2aは、−CH2 SO3 Hを表し、
    3aは、水素、メチルもしくはエチル、またはスルホン酸置換基を有するメチルもしくはエチルを表し、
    a は、水素を表し、あるいは、一緒になって、エチレンブリッジを表し、
    a は、直鎖もしくは枝分かれのC2 〜C3 アルキレンブリッジ、ヒドロキシル置換基を有する直鎖もしくは枝分かれのC2 〜C3 アルキレンブリッジ、フェニレンブリッジまたはメチルもしくはスルホン酸置換基を有するフェニレンブリッジを表し、
    Hala は、塩素を表し、
    そして、−CONH−基のカルボニル炭素原子は、3または4位のフェニル基に結合している物とする〕
    に相当する、請求項1記載の化合物およびそれらの塩。
  3. 次式
    Figure 0003792748
    に従う請求項1または2のいずれかに記載の化合物。
  4. 式II
    Figure 0003792748
    を有する化合物を式III
    Figure 0003792748
    〔ここで、Q1 、Q2 、Q3 、R、XおよびHalは、上記に定義した通りである〕
    を有する化合物と反応させる工程からなる、請求項1に記載した式Iの化合物の製造方法。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の化合物、それらの塩またはその混合物で染色または捺染を行う、ヒドロキシ基含有または窒素含有有機基材の染色または捺染方法。
  6. 請求項5記載の方法に従い染色または捺染されたヒドロキシ基含有または窒素含有基材。
  7. ヒドロキシ基含有または窒素含有基材の染色または捺染における請求項1〜3のいずれかに記載の化合物、それらの塩またはその混合物の使用方法
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