JP2624484B2 - 中国語の入力処理方法 - Google Patents

中国語の入力処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は中国語の入力処理方法に関し、更に詳しく
は、ピンイン表記語及び省略語によりアルファベット文
字鍵を介して中国語を入力し、次いで変換処理する中国
語の入力処理方法に関する。
(従来の技術) 中国語は多数の漢字から成り立っており、これら漢字
をキーボード等より入力することは、極めて面倒であ
る。例えば漢字の数だけのキーを用意することも考えら
れるが、キーの数が膨大になりすぎて実用的でない。そ
こで、漢字を左半分(偏という)と右半分(旁という)
又は上半分(冠という)と下半分(脚という)に分割し
偏と旁又は冠と脚の組合せによって漢字を入力する方式
が用いられる。しかしながら、この方式も多数の偏キ
ー,旁キー等を用意することが必要となり極めて効率が
悪い。
そこで、中国語の読み方をアルファベットで表記した
ピンイン表記法を利用して、アルファベット文字鍵を介
して中国語をローマ字表記で入力する方式が用いられる
ようになってきている。尚、ピンイン表記法のみでは抑
揚が分らないので抑揚を示したものが声調である。声調
符号には四種類あり、これを“四声”という。漢字は声
調が決っており(一つではないものもある)、ピンイン
表記では通常この四声を付すことになっている。四声は
以下に示すように定義される。
一声;高音でフラット。「−」で表わす。
二声;低音から高音に上る。「/」で表わす。
三声;高音から低音になり、再び高音になる。「V」で
表わす。
四声;高音から低音に下る。
で表わす。
以下、例によって示す。例えばピンイン表記で“ma"で
も、これに声調をつけると、次のように漢字を識別する
ことができる。
m(一声,マー);媽(母親) 四声の表記法としては、上記の符号の他に数字を用いる
方法もある。
以上の説明により、ピンイン表記法としては四声抜
きピンイン表記法、四声付きピンイン表記法、四声
数字表記ピンイン表記法等がある。
(発明が解決しようとする問題点) 四声抜きピンイン表記法の場合、検索出力する時に同
意意義語が多数対応するので(前述の“ma"参照)、目
的とする漢字を特定するのに煩雑な操作と多くの時間を
費すことになる。従って、ピンイン表記入力方式では四
声の取扱いが問題であり、 これを如何に合理的且つ能率的に取扱うかが従来よりの
技術的課題の一つであった。
又、中国語をそのままピンイン表記する場合の問題点
として、表記文字数が増大して処理能率を損う欠点があ
った。例えば特開昭61−20176号公報には、四声を数字
で表示してピンイン表記する方式が記載されている。こ
の方式によれば、例えば “万古長青” なる中国語を四声数字表示ピンイン表記方式によって表
記すれば “wan4 gu3 chang2 quing1" となり4語よりなる漢字を入力するのに要する鍵操作の
回数が多くなり、著しく処理能率が悪かった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、通常のアルファベット文字鍵を用いて
中国語入力のための鍵操作回数を減らし、迅速且つ正確
に中国語を入力処理する効率のよい中国語の入力処理方
法を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、下記規則1及び
規則2に従って作成されたローマ字表記省略語と漢字表
記とを対応させたローマ字表記省略語−対応漢字表記中
国語辞書を予め中国語入力システム内に設けたメモリに
格納しておき(ステップ)、アルファベット文字鍵を
介してピンイン表記法により中国語を入力する場合に下
記規則1及び規則2に従って入力し(ステップ)、入
力した省略文字を前記ローマ字表記省略語−対応漢字表
記中国語辞書を参照して完全な形の中国語に変換処理す
る(ステップ)ようにしたことを特徴とするものであ
る。
第1図は本発明方法の原理を示すフローチャートであ
る。
(作用) 簡便な四声付きピンイン表記入力法と成語省略法を組
合せて中国語の入力処理を行う。
(実施例) 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。先
ず、規則1について例をあげて説明する。ここでは規則
1のの特定の文字乃至符号として“j"を、の特定の
文字乃至符号として“h"を用いることとし、前記のピン
イン表記“ma"に規則1を適用してみると、以下のよう
になる。
ma (一声);媽 maj(二声);麻 maa(三声);馬 mah(四声);罵 次に規則2について例をあげて説明する。前述の3文
字以上成語“万古長青”は、四声付きピンイン表記法に
より入力すれば となる。これに本発明を適用する。規則2によれば、第
1語“万”には規則1を適用するので四声表示となり
“wanh"となる。第2語以下の“古長青”にはピンイン
表記の頭文字のみをとり、“gcq"となる。全体として “wanh gcq" と入力することで足りる。四声付きピンイン表記法によ
る入力時の鍵の操作回数(以下タッチ数という)は17
回、これに対し本発明方法による入力時の鍵のタッチ数
は7回ですみ、操作回数が著しく減少していることがわ
かる。
ここで規則2において、第2語以下は各語の頭文字の
みを対応させることとした理由について説明する。前述
の四声による声調符号で、ある程度の漢字の識別ができ
るか、一語一語では、まだ同音異義語が多く、識別が容
易ではない。例えばm(一声)だけをとってみても対
応する漢字は 抹, ,麻,麿,媽 等数多く存在する。2語からなる熟語の場合、ピンイン
表記で声調符号なしの場合、同音異義語が多く識別が大
変であるが、声調符号を付けると識別が極めて容易にな
る。
一方、3語以上からなる熟語の場合には、同音異義語
はかなり減少するが、中国語入力システム等に入力する
場合に、文字を全てピンイン表記法で入力するとタッチ
数が多くなる。そこでタッチ数を少なくするために、文
字のピンイン表記の頭文字だけで入力することが考えら
れる。例えば“人民”をピンイン表記で表わすと となりこの頭文字のみをとって“rm"と表わす方法であ
る。しかしながら、このような表記法を用いると再び同
音異義語が増加し、検索が大変になる。
そこで、本発明では2語熟語(2文字単語)まではピ
ンイン表記に従って全てを入力し、3語熟語以上(3文
字以上成語)の場合には最初の第1語のみピンイン表記
で入力し、第2語以下は頭文字のみを入力するようにし
たピンイン表記省略語(ローマ字表記省略語)を用い、
識別を容易にし且つタッチ数を減らすようにしたもので
ある。
このようにして入力した中国語は大幅に簡略化されて
いるため、そのまま出力しても意味をなさない。そこ
で、本発明では前記規則1及び規則2に従って入力され
たローマ字表記を完全な形の中国語に変換するための辞
書(ローマ字表記省略語−対応漢字中国語辞書)を中国
語が入力されるシステム(中国語入力システム)内に設
けておき、入力された簡略表記を完全な形の中国語に変
換してやる。完全な形の中国語に変換されたら、この中
国語を目的に応じて出力したり、追加処理をしたりする
ことができる。
第2図は本発明方法を実施するための中国語入力シス
テムの一例を示す構成図である。図において、1はアル
ファベット文字鍵及びその他の制御キーよりなるキーボ
ード、2はキーボード1からの入力を受けて各種制御を
行うCPUである。3はCPU2と接続され、各種情報を格納
するメモリで、前述したローマ字表記省略語−対応漢字
表記辞書3aをその内部に含んでいる。4はCPU2から出力
される各種情報を表示するCRT、5は完全な形に変換さ
れた中国語に対して必要に応じて処理を加える処理回
路、6は変換処理結果を出力する出力装置である。出力
装置6としては、例えばプリンタが用いられる。このよ
うに構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通
りである。
オペレータは入力しようとする中国語を、前述した規
則1,規則2に従ったピンイン省略入力方式によりキーボ
ード1から入力する。CPU2は入力されてきたローマ字表
記省略語をメモリ3内のローマ字表記省略語−対応漢字
表記辞書3aと突合せ、対応する漢字を読出す。これによ
りローマ字表記省略語の対応漢字への変換処理が終了し
たことになる。変換結果は例えばCPU2内に設けたバッフ
ァメモリ(図示せず)に格納されバッファメモリの内容
はCRT4に表示される。このようにな操作を必要回数だけ
繰返すことにより、中国語の入力処理が終了する。この
結果、CRT4には入力された中国語が表示される。
CRTに表示された中国語を出力装置6に印字出力させ
る場合には、CPU2内のバッファの内容をそのまま出力装
置6に印字出力する。つまり、このような構成は中国語
ワードプロセッサそのものである。中国語ワードプロセ
ッサとして動作させる場合、CPU2内のバッファメモリに
格納されている文章を変更し、乃至は訂正する等の編集
機能を付加する必要があるが、キーボード1に付属の制
御キーに各種機能を割当てることと、ソフトウエアの追
加変更で対応することができる。
処理回路5では、例えば通信回線と接続するための変
調処理又はコンピュータと接続するためのインターフェ
イス処理を行う。通信回路と接続した場合には中国語伝
文通信装置になり、コンピュータと接続すれば中国語入
力によるコンピュータ操作が可能となる。
本発明によれば、キーボード1として通常のアルファ
ベット鍵を用いることができるのでアルファベット26文
字の他に制御キーを有するASCII標準キーボードでよ
い。
以下、より具体的に本発明方法を説明する。
下記中国語文を本発明方法により入力し、漢字変換
し、出力処理する場合について説明する。
<中国語> 絲綢之路把東方跟西亜、欧州聨糸起来、成了東西方的
交通要道、促進了東西方的文化交流、通商貿易和友好往
来。
近年来、中国和一些友好国家共同決定重新開放絲綢之
路。這対発展中国和各国人民之間的友誼、一定会作出新
的貢献。
アルファベットで入力された情報は上記文章をピンイ
ン四声付き表記で示すと、以下の通りである。
この表記を通常のピンインローマ字表記に従って入力す
る場合のタッチ数は437回となる。
次に同じ文章を本発明によるピンイン表記省略法で示
すと以下の通りである。
<本発明のピンイン省略表記> siczl baa dongfang gen xiyah,ouzhou lianjxql che
ngjle dongxf d jiaotyd,cuhjinhl dongxf d wenjhjl,t
ongsmy hej yoouhwl. jinhnl,zhongguoj hej yixie yoouhgj gonghtjd chon
gjxkf siczl,zhehduih fazhaan zhonggrm hej gehgrm z
hijian d yoouyih,yidh zuochu xind gonghxianh. この場合のタッチ数は221回となり、ピンインローマ字
表記に従って入力する場合の約1/2となっており、本発
明方法が極めて効率が良いことがわかる。
第3図は本実施例で用いられた成語の漢字表記,ピン
イン四声付き表記及びピンイン省略表記の対応を示す図
である。第2図に示したローマ字表記省略語−対応漢字
表記辞書3aは図に示すような情報が多数集合したものと
考えてよい。この場合ローマ字表記省略語−対応漢字表
記辞書3aの容量としては、10〜12万語あれば通常の使用
目的には充分である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、簡便な
四声付きピンイン表記入力法と成語省略法を組合せるこ
とにより、通常のアルファベット文字鍵を用いて中国語
入力のための鍵操作回数を減らし、迅速且つ正確に中国
語を入力処理する効率のよい中国語の入力処理方法を実
現することができ、実用上の効果が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の原理を示すフローチャート、第2
図は本発明方法を実施するための中国語入力システムの
一例を示す構成図、第3図は成語の漢字表記,ピンイン
四声付き表記及びピンイン省略表記の対応を示す図であ
る。 1……キーボード、2……CPU 3……メモリ 3a……ローマ字表記省略語−対応漢字表記辞書 4……CRT、5……処理回路 6……出力装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記規則1及び規則2に従って作成された
    ローマ字表記省略語と漢字表記とを対応させたローマ字
    表記省略語−対応漢字表記中国語辞書を予め中国語入力
    システム内に設けたメモリに格納しておき(ステップ
    )、アルファベット文字鍵を介してピンイン表記法に
    より中国語を入力する場合に下記規則1及び規則2に従
    って入力し(ステップ)、入力した省略文字を前記ロ
    ーマ字表記省略語−対応漢字表記中国語辞書を参照して
    完全な形の中国語に変換処理する(ステップ)ように
    したことを特徴とする中国語の入力処理方法。 (規則1) 1文字単語及び2文字単語の四声付加を次の通り行って
    入力する。 一声の語には音声符号を付さない。 二声の語の語尾には特定の文字乃至符号を付加する。 三声の語の語尾には最初の母音を重ねる。 四声の語の語尾にはの場合とは異なる特定の文字乃
    至符号を付加する。 (規則2) 3文字以上成語は第1語には規則1に従って四声を付加
    し、第2語以下には各語の頭文字のみを対応させる。
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CH689424A5 (de) * 1994-05-06 1999-04-15 Clariant Finance Bvi Ltd Faserreaktive Disazofarbstoffe.
CN103838393B (zh) * 2014-03-03 2017-10-13 万仁芳 汉字结构数码识字输入法

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