JPH02141868A - 日本語処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、日本語フロントエンド・プロセッサや日本語
ワードプロセッサなどとして利用される日本語処理装置
に関するものである。

（従来の技術） 漢字仮名混じり文を作成するための日本語ワードプロセ
ッサでは、平仮名で入力された文字列を漢字仮名混じり
文に変換してゆく平仮名人力方式を採用するものがある
。

この平仮名人力方式では、平仮名で入力される文字列を
漢字仮名混じり文に変換するためのシステム辞書と、こ
のシステム辞書に登録されていない漢字や漢字仮名混じ
り文などの文字列をユーザの希望に応じて登録するユー
ザ辞書とを備えている。このユーザ辞書への登録は、次
のようにして行われる。

まず、ユーザがシステム辞書を用いて作成した適宜な漢
字などの文字列、例えば「日本語処理装置」を登録対象
として指定する。この指定に対して、表示画面内にその
読み仮名の人力を促す適宜なメツセージが表示され、こ
れに応えてユーザが平仮名による読み「にほんごしより
そうち」を入力すると、この入力された平仮名による読
みに対応して「日本語処理装置」がユーザ辞書に登録さ
れる。この登録の終了後は、ユーザが平仮名の読み「に
ほんごしよりそうち」を入力して変換キーを押し下げる
ことにより、ユーザ辞書に登録中の「日本語処理装置」
を随時作成することができる。

登録対象の文字列は、上述の「日本語処理装置」のよう
に仮名文字を含まない漢字だけから構成されたものであ
ってもよいし、「日本語の処理装置」のように漢字仮名
混じり文から構成されていてもよい、さらに、ユーザ辞
書へ登録しようとする文字列は、「ワードプロセッサ」
のように片仮名の文字列のみから構成されていてもよい
。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来の日本語処理装置では、片仮名の文字列をユー
ザ辞書に登録する場合、漢字列の登録の場合と同様に平
仮名による読みをユーザに入力させている。このため、
登録作業に時間と労力がかかり、文書作成作業の能率が
低下するという問題がある。

（課題を解決するための手段） 本発明に係わる日本語処理装置は、入力された平仮名の
文字列を漢字仮名混じり文に変換するためのシステム辞
書と、ユーザが指定する文字列を平仮名の読みと対応付
けて登録するためのユーザ辞書と、上記ユーザ辞書に登
録しようとする文字列が片仮名の文字列から成る場合に
は上記システム辞書を用いて平仮名の文字列による読み
を自動的に生成しこれに対応付けて上記登録対象の文字
列をユーザ辞書に登録し、その他の場合には平仮名の文
字列による読みを入力させこれに対応付けて上記登録対
象の文字列をユーザ辞書に登録する手段とを備え、片仮
名の文字列の登録時には平仮名の読みの入力を不要とす
るように構成されている。

以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。

（実施例） 第２図は、本発明の一実施例に係わる日本語処理装置の
構成を示すブロック図であり、２１はＣＰＵ、２２はＲ
ＯＭ、２３はＲＡＭ、２４はシステム辞書、２５はユー
ザ辞書、２６はフレームメモリ、２７は二次記憶部、２
８は表示制御部、２９は入力インタフェース部、３０は
バス、３１はキーボード、３２はＣＲＴである。

キーボード３１には、平仮名の刻印された平仮名キーや
シフトキーなど各種のキー群が配列されており、これら
のキー群の一つが押し下げられるたびに、そのキーに対
応する所定のコードが人力インタフェース部２９とバス
３０とを介してＣＰＵ２１に転送される。ＣＰＵ２１は
、ＲＯＭ２２に格納中のプログラムに従って、入力コー
ドをＲＡＭ２３内のワーク領域に保持すると共に、シス
テム辞書２４を用いて入力コードを平仮名の文字パター
ンに変換しフレームメモリ２６内の表示画面データに追
加する。フレームメモリ２６内の表示画面データは、表
示制御部２８によって所定周期で読みされ、ＣＲＴ３２
上に表示される。

入力された平仮名の文字列が適宜な長さになると、キー
ボード上の変換キーが押し下げられる。

ＣＰＵ２１は、この変換キーの押し下げを検出すると、
平仮名の文字列をシステム辞書２４やユーザ辞書２５を
用いて漢字仮名混じり文に変換してＣＲＴ３２上に表示
させると共に、内容の確定した漢字仮名混じり文をＲＡ
Ｍ２３内に作成中の文書ファイルに追加する。

ＲＡＭ２３上に作成された文書は、キーボード３１から
の指令に応じてフレキシブルディスク装置などから成る
二次記憶部２７に転送され、保存される。

第１図は、第２図のＣＰＵ２１によるユーザ辞書への登
録の処理手順を説明するためのフローチャートである。

キーボード３１の登録処理の開始を指令するキーの押し
下げにより、ＣＰＵ２１による登録処理が開始される。

まず、ＣＰＵ２１ば、ＣＲＴ３２上のカーソル操作など
で指定された登録対象の文字列を読取り（ステップ１１
）、これが片仮名のみの文字列に該当するかどうかを判
定する（ステップ１２）。ＣＰＵ２１は、登録対象の文
字列が片仮名のみの文字列に該当しなければ、これに対
する平仮名の読みの入力を促すメツセージをＣＲＴ上に
表示しくステップ１３）、読み入力に対する待ち状態と
なる（ステップ１４）。ＣＰＵ２　ｔは、キーボードか
ら入力された平仮名の読み入力をステップ１４で受取る
とステップ１５に進み、保持中の登録対象の文字列を上
記入力された平仮名の読みに対応付けてユーザ辞書２５
に登録し、登録処理を終了する。

一方、ＣＰＵ２１は、ステップ１２において登録対象の
文字列が「ワードプロセッサ」など片仮名のみの文字列
に該当することを検出すると、システム辞書２４を用い
て保持中の片仮名の文字列を平仮名の文字列に変換する
ことにより平仮名の読み、上述の例では「わ−どぶろせ
っさ」を生成しくステップ１６）、この平仮名の読みに
対応付けて保持中の登録対象の片仮名の文字列をユーザ
辞書２５に登録し、登録処理を終了する。

このようにして登録された片仮名のみの文字列「ワード
プロセッサ」は平仮名の文字列「わ−どぶろせっさ」を
キー人力し、変換キーを押し下げることによってユーザ
辞書から読み出されＣＲＴ上に表示される。

以上、片仮名のみの文字列から成る文字列をユーザ辞書
に登録する場合を例示した。しかしながら、「日本語ワ
ードプロセッサ」のように漢字と片仮名の文字列の組合
せから成る文字列をユーザ辞書に登録する場合には、漢
字部分と片仮名部分のそれぞれについて上述の処理を組
合せればよい。

すなわち、漢字部分「日本語」については平仮名の読み
「にほんご」をキーボードから入力させ、片仮名の文字
列「ワードプロセッサ」については平仮名の読み「わ−
どぶろせっさ」を自動的に生成し、文字列「日本語ワー
ドプロセッサ」を平仮名の読み「にほんごわ−どぶろせ
っさ」に対応付けてユーザ辞書に登録すればよい。

また、キーボードを入力装置として使用する構成を例示
したが、タブレフトなど他の適宜な装置を入力装置とし
て使用してもよい。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明の日本語処理装置は
、ユーザ辞書に登録しようとする文字列が片仮名の文字
列から成る場合にはシステム辞書を用いて平仮名の文字
列による読みを自動的に生成しこれに対応付けて登録対
象の文字列をユーザ辞書に登録し、その他の場合には平
仮名の文字列による読みを入力させこれに対応付けて登
録対象の文字列をユーザ辞書に登録する手段とを備える
構成であるから、片仮名の文字列の登録時には平仮名の
読みの入力を不要となる。

この結果、登録作業の時間と労力が軽減され、文書作成
作業の能率が向上するという効果が奏される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる日本語入力装置によ
るユーザ辞書への登録処理の手順を示すフローチャート
、第２図は上記実施例の日本語入力装置の構成を示すブ
ロック図である。 ２１・・・ＣＰＵ、２２・・・プロセッサを格納するＲ
ＯＭ、２３・・・作成中の文書を格納するＲＡＭ、２６
・・・作成中の文書の一部を表示するためのフレームメ
モリ、２４・・・システム辞書、２５・・・ユーザ辞書
、３１・・・キーボード、３２　・　・　・ＣＲＴ。 特許出願人　日本電気ホームエレクトロニクス株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入力された平仮名の文字列を漢字仮名混じり文に変換す
   るためのシステム辞書と、 ユーザが指定する文字列を平仮名の読みと対応付けて登
   録するためのユーザ辞書と、 前記ユーザ辞書に登録しようとする文字列が片仮名の文
   字列から成る場合には前記システム辞書を用いて平仮名
   の文字列による読みを自動的に生成しこれに対応付けて
   前記登録対象の文字列を前記ユーザ辞書に登録し、その
   他の場合には平仮名の文字列による読みを入力させこれ
   に対応付けて前記登録対象の文字列をユーザ辞書に登録
   する手段とを備えたことを特徴とする日本語処理装置。