JP3792603B2 - 化粧建築板及びその製造方法 - Google Patents

化粧建築板及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グラビア印刷(グラビアオフセット印刷を含む)とインクジェット印刷とを併用して意匠面に化粧印刷を施した化粧建築板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築板の意匠面に対してグラビア印刷が行われている。例えば特開平11−91300号公報には、グラビア印刷による絵柄を窯業系サイディング材に施し、高意匠感を持たせた外装用化粧板が記載されている。特開平9−30099号公報には、グラビアオフセット印刷機を用いて建築板に柄模様を印刷する技術が記載されている。
【0003】
また、本出願人は、施工現場で作業者が開梱したままの状態の建築板集積物を上から順序よく貼り付け施工を行っても、同一柄パターンの繰り返し模様とならないようにしたプリント建築板集合物及びそのようなプリント建築板をプリントするための建築板プリント装置を特開平11−20297号公報で提案している。このプリント建築板集合物は、個々にその柄模様が順序を変えてプリントされている。この建築板プリント装置は、表面に複数の柄模様を形成したグラビアロールを持つプリント手段と、このプリント手段へ建築板を搬入する建築板搬入手段と、建築板の版ごとに柄模様のプリント開始位置を変更することを可能としたプリント開始位置変更手段と、グラビアロール表面上の基準位置と柄模様の建築板へのプリント開始位置との間の回転角度を検出する角度検出手段と、角度検出手段からの信号を受け、プリント開始位置に同期するように建築板をプリント手段へ向けて搬入する信号を建築板搬入手段に対して発する建築板搬入指示手段とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
グラビア印刷(グラビアオフセット印刷も含む)では、グラビア版ロールに形成された版柄が被印刷面上に繰り返し印刷される。そのため、グラビア印刷が施された建築板を壁面全体に多数枚施工した場合に、同一柄の繰り返しによる単調感は否定できず、自然感を損ねてしまう虞れがある。具体的現象としては、同一柄が繰り返される繰り返し柄により、規則的な濃淡が表現されてしまうという現象がしばしば起こり、意匠面において違和感を与えてしまうという不具合がある。この現象は所謂「柄癖」と呼ばれるものであり、広い面積の被印刷面に対してグラビア印刷を適用した場合に発生する不具合現象となっている。
【0005】
本発明はこのような課題を解決するためなされたもので、柄癖の目立たない印刷品質良好な化粧建築板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明に係る化粧建築板は、化粧建築板の意匠面に形成され繰り返し柄を有するグラビア印刷層と、該グラビア印刷層の下に、グラビア印刷柄画像データの輝度信号が所定のしきい値より大きい領域に選択的に印刷されているランダムパターンのインクジェット印刷層とを備える。
【0012】
また、本発明の化粧建築板の製造方法は、化粧建築板の意匠面に形成されグラビア印刷柄画像データの輝度信号が所定のしきい値より大きい領域では該輝度信号が該所定のしきい値より小さい領域よりもインクジェット印刷柄の印刷される単位面積当たりの領域が大きいインクジェット印刷層をランダムパターンで形成するインクジェット印刷工程と、該インクジェット印刷層の上に繰り返す前記グラビア印刷柄をグラビア印刷してグラビア印刷層を形成するグラビア印刷工程とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施の形態に係る化粧建築板の製造工程図、図2は、本発明の一実施の形態に係る建築板の断面図である。建築板10の意匠面の全面にスプレー塗装を施して下塗り層11を形成し(ステップS1)、乾燥させる(ステップS2)。次に、全面スプレー塗装によって中塗り層12を形成し(ステップS3)、乾燥させる(ステップS4)。次に、ロールコータによる塗装を行って、ロールコータ塗装層(上塗り層)13を形成する(ステップS5)。次に、所定範囲又は全面にインクジェット印刷を施してインクジェット印刷層14を形成し(ステップS6)、次に、全面又は所定範囲にグラビア印刷を施してグラビア印刷層15を形成する(ステップS7)。そして、意匠面の全面にクリア塗装を施してクリア塗装層16を形成し(ステップS8)、乾燥させる(ステップS9)。
【0015】
ロールコータ塗装工程(ステップS5)は、インクジェット印刷工程(ステップS6)及びグラビア印刷工程(ステップS7)に先立って行うが、これはインクジェット印刷のみでは厳しい耐候性能を確保できないこと(塗膜厚みが必要)などの理由からであるが、グラビア印刷に対してもロールコータによる塗装は下地色となっている。なお、中塗り工程(ステップS3)後の乾燥工程(ステップS4)により、建築板は熱を保有しているので、ステップS5〜S7においては常温での走行中に乾燥してゆき、最終的にクリア塗装工程(ステップS8)を経て、本格乾燥工程(ステップS9)を行うものとしている。
【0016】
インクジェット方式による印刷は、コンピュータ制御によって、被印刷面の任意の場所に対してインクを着床(印刷)することができるという特徴を有している。また、特許第2784529号公報に記載されている化粧建築板の塗装方法のような方法によって、建築板の意匠面に独特なぼかし模様を効果的に発現させることができるという特徴を有している。そこで、本発明者は、上記のインクジェット印刷の特徴を利用することで、グラビア印刷における不具合である柄癖を目立たせないようにすることを実現した。
【0017】
以下に各実施の形態を説明するが、それらに共通することは、グラビア印刷を行う前にインクジェット印刷を行うことである。
【0018】
図3は、本発明の第1実施の形態による化粧建築板の意匠面を示す図である。図3に示す化粧建築板の製造方法は、グラビア印刷を行う前に、インクジェット印刷によって、被印刷面のランダムな位置にぼかし模様印刷を行うものである。図3(a)に示すように、インクジェット印刷によってぼかし模様を意匠面のランダムな位置に形成することでランダム柄を形成した後に、図3(b)に示すようにグラビア印刷によって繰り返し柄を形成する。この方法をとることにより、グラビア印刷による柄癖をある程度目立たないようにすることができる。意匠外観面では、1枚の建築板の意匠面中の所々にぼかし模様部分が印刷形成されており、その部分に重なるように又重ならない部分もあったりして、グラビア印刷の規則性が幾分か和らげられるようになっている。
【0019】
また、インクジェットランダム印刷パターンを1枚の板の印刷ごとに発生させるものとしているので、下地模様となるインクジェットぼかし模様の形成位置は各板において異なっており、壁面に多数枚の板を施工するときの繰り返し柄による単調感をある程度は回避することができる。
【0020】
なお、ランダム印刷パターンは適宜な方法で発生させることができる。例えば特許第3256067号公報(特開平7−228036号公報)に記載された化粧建築板の塗装方法を利用してランダム印刷パターンを生成するようにしてもよい。
【0021】
図4は、本発明の第2実施の形態による化粧建築板の意匠面を示す図である。図4に示す化粧建築板の製造方法は、グラビア印刷を行う前に、インクジェット印刷によって、意図的に柄癖を発現させるものである。具体的には、図4(a)に示すように、グラビア版ロールの1回転の柄の転写が終り、次の回転に移って同一柄が転写されようとする移行部分における前後所定幅の領域を含み、予め設定した複数種類の間隔a〜fを空けて(ただし、グラビア版ロールの周長さとは一致させない)配された複数本の帯状領域に対して、インクジェット印刷による柄Aの印刷を行う。次に、図4(b)に示すように、グラビア印刷による柄Bを印刷する。
【0022】
この方法によると、意匠外観面では、グラビア印刷による柄Bのみの印刷領域と、先に行ったインクジェット印刷による柄A及び後からのグラビア印刷による柄Bとの結合柄(重畳柄)ABの部分とが、1枚の板の中で不規則に形成された印刷状態となる。ただし、このようなデザインを前もって設計するものとしている。
【0023】
そして、柄癖を引き起こすグラビア印刷柄Bの繰り返し単位である[B]の印刷領域が、ABの印刷領域とBの印刷領域によって分断されることとなり、効果的に柄癖を目立たないようにすることができる。特に、グラビア版ロールの1回転分ごとの移行部分を含んで、その規則性を打ち消すデザインが板表面に発現できるので、各板に対するグラビア印刷開始柄(毎回同じ柄部分から出発する)によって形成される柄癖が、効果的に消去される。
【0024】
ここで、インクジェット印刷による柄Aは解像度の低いものとし、実用上はグラビア印刷による柄Bに比べてやや消極的な発現力を持つもの(具体的には淡い色など)として、デザイン設計するのが好ましい。したがって、あくまでもグラビア印刷による柄Bが、板の主たる発現柄となるようデザイン設計するものとしている。
【0025】
図5は、本発明の第3実施の形態による化粧建築板の意匠面を示す図である。図5に示す化粧建築板の製造方法は、グラビア印刷を行う前に、インクジェット印刷による下地柄Cを印刷し、続いてグラビア印刷による上乗せ柄Dを印刷するものである。図3及び図4に示した第1及び第2実施の形態ものとは異なり、図5に示したものは敢えてインクジェット印刷による柄Cを積極的に発現させようとするものである。具体的には、濃い色の印刷領域をインクジェット印刷とグラビア印刷に分担させる。この場合、インクジェット印刷による柄がそれほど解像度が高いものではない場合、表現力の面においてはグラビア印刷による柄に負けるという事実があるので、デザイン設計においては、次のようにしている。すなわち、図5に示すように、グラビア印刷による柄Dの濃色部印刷領域における比較的濃色のインクジェット柄Cの単位面積当たりの印刷領域を小さくし、グラビア印刷による柄Dの淡色部印刷領域D’におけるインクジェット柄Cの単位面積当たりの印刷領域を大きくするようにデザイン設計する。
【0026】
この方法によれば、グラビア印刷の濃淡表現における繰り返しの柄癖が、グラビア印刷の淡色部印刷領域に、敢えて比較的濃色のインクジェット印刷柄が表現されることで、効果的に目立ちにくくなる。すなわち、インクジェット印刷の柄癖とグラビア印刷の柄癖とがある程度相殺されて、意匠外観面の違和感が緩和される。ただし、図3及び図4に示した第1及び第2実施の形態のものよりも、濃色柄が中心となるので、デザイン設計の面ではやや工夫を要する。
【0027】
図6は、本発明の第4実施の形態による化粧建築板の意匠面を示す図である。図6に示す化粧建築板の製造方法は、グラビア印刷を行う前に、インクジェット印刷による下地柄Eを印刷し、続いてグラビア印刷による上乗せ柄Fを印刷するものである。
【0028】
図3に示したものは下地のぼかし印刷効果を利用しており、図4に示したものは板の進行方向に直交する印刷帯領域の間隔を変えるという方法をとっており、図5に示したものは濃色柄を中心として濃色柄部分の印刷をグラビア印刷とインクジェット印刷に分担させるという方法をとっている。
【0029】
図6に示したものは、あくまでも解像度の高いグラビア印刷による表現を中心と考える点において、図3及び図4に示したものと共通しているが、グラビア印刷領域を濃色柄印刷領域と淡色柄印刷領域とに分けるという対策方法の点では図5に示したものと共通している。そして、図5に示したもののようなデザイン設計に特別な工夫をしなくても、インクジェット印刷の柄Eとグラビア印刷の柄Fとに対等な発現力を持たせることができる。
【0030】
具体的には次のような方法をとる。
【0031】
図7は、本発明の第4実施の形態の建築板の印刷データの生成方法を示す図である。なお、以下は、ディスプレイ画面上で行う作業である。先ず、図7(a)に示すように、ディスプレイ画面にデジタルカメラで撮像した板画像を表示する。次に、図7(b)に示すように、表示された板画像の輪郭だけを残し、内部画像データを切り取る。そして、図7(c)に示すように、輪郭の内部に、予め用意した柄の基本画像データF(グラビア版ロールの1回転分の柄に関するデータ)を貼り付けていくことで、1枚の板について印刷シミュレーションされた画像データ(RGB:赤色信号、緑色信号、青色信号)を取得する。続いて、図7(d)に示すように、取得した1枚の画像データより、その全構成画素の輝度データを取得し、入力した所定のしきい値(輝度値)によって、濃淡データを2分割し、2値画像(輝度信号が小さい濃色画素を1、輝度信号が大きい淡色画素を0とする)を得る。
【0032】
この場合のしきい値としては、柄癖が出ないようにするためのグラビア印刷濃度としてテストにより求められるべき値であるが、印刷領域における濃度差がどの程度越えたときに柄癖が目立つかの経験値として、適当なしきい値を設定することになる。
【0033】
ここで、実際のグラビア印刷の特徴を考えてみる。濃度の高い柄発現部分Fの線密度は大であり、濃度の低い柄発現部分F’の線密度は低くなっている。このことは、グラビア印刷された紙の斜線状の画像データを観察することにより頷けるであろう。そして、一般的に、グラビア印刷の場合、1インチに150線〜200線程度の細かい表現が可能である。
【0034】
一方、インクジェット印刷では、15dpi〜30dpi程度のドット表現を行うものとすると、本発明において使用するインクジェット印刷の解像度は上記のグラビア印刷の解像度とは比べ物にならないほど低い解像度と言わざるを得ない。
【0035】
そこで、図7(e)に示すように、2分割した濃淡データの内の淡色部側データ(0値によって構成される画像データ)を取り出し、この画像領域に対してインクジェット柄印刷Eを行うものとする。これは、次なる理由に基づいている。
【0036】
すなわち、グラビア印刷における淡色部領域に該当する実板の部分は、線密度の低い印刷領域となっているので、この淡色部領域に対しては、グラビア印刷によってインキが多くは供給されず、ドット密度としてもかなり疎な部分となっているという事実がある。そこで、この淡色部領域に対してインクジェット柄印刷を行うことで、印刷ドット密度を高める。その場合、淡色部領域における代表色相〜最淡色部色相の内の適切な色相に調色したインクドットを形成する。なお、インクジェット印刷の解像度は、前述した15dpi〜30dpi程度のままで行うことになる。
【0037】
このようにすることで、グラビア印刷だけでは、淡色部F’の線密度が低くなってしまうが、その部分に、淡色部色相の近似色のインクジェット柄印刷Eを事前に施すことで、ドット密度を高めることができるようになる。もちろん、インクジェットの印刷ドットの上にグラビア印刷の線が重なる部分も当然に発生することにはなるが、全体的には、淡色部領域のインクドット密度が高まっており、インクの備える隠蔽力にインクドット間のぼかし作用も加わって、視覚的には、濃色部Fと比較して、色相差はあるものの、濃度差がやや緩和された状態でもって発現されるようになる(図6参照)。
【0038】
なお、インクジェット柄印刷パターンについては、原則的にはランダムパターンで良いが、濃色部と淡色部との境界近傍部分のインクドット密度を意識的に高めるようにすれば、擬似的なグラデーション効果が発揮され、より自然な感じが表現できる。
【0039】
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る化粧建築板及びその製造方法は、解像度の高いグラビア印刷によってなされた同一柄の繰り返しによる単調感や規則的な濃淡が表現されてしまうという欠点をインクジェット印刷によって解消し、柄癖の目立たない印刷品質良好な化粧建築板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る化粧建築板の製造工程図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る建築板の断面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態による化粧建築板の意匠面を示す図である。
【図4】本発明の第2実施の形態による化粧建築板の意匠面を示す図である。
【図5】本発明の第3実施の形態による化粧建築板の意匠面を示す図である。
【図6】本発明の第4実施の形態による化粧建築板の意匠面を示す図である。
【図7】本発明の第4実施の形態の建築板の印刷データの生成方法を示す図である。
【符号の説明】
10 建築板
11 下塗り層
12 中塗り層
13 ロールコータ塗装層
14 インクジェット印刷層
15 グラビア印刷層
16 クリア塗装層
A インクジェット印刷柄
B グラビア印刷柄
AB 柄Aと柄Bとの結合柄(重畳柄)
C インクジェット印刷濃色部
D グラビア印刷濃色部
D’ グラビア印刷淡色部
E インクジェット印刷ドット
F グラビア印刷濃色部
F’ グラビア印刷淡色部

Claims (2)

  1. 化粧建築板の意匠面に形成され繰り返し柄を有するグラビア印刷層と、該グラビア印刷層の下に、グラビア印刷柄画像データの輝度信号が所定のしきい値より大きい領域に選択的に印刷されているランダムパターンのインクジェット印刷層とを備えることを特徴とする化粧建築板。
  2. 化粧建築板の意匠面に形成されグラビア印刷柄画像データの輝度信号が所定のしきい値より大きい領域では該輝度信号が該所定のしきい値より小さい領域よりもインクジェット印刷柄の印刷される単位面積当たりの領域が大きいインクジェット印刷層をランダムパターンで形成するインクジェット印刷工程と、該インクジェット印刷層の上に繰り返す前記グラビア印刷柄をグラビア印刷してグラビア印刷層を形成するグラビア印刷工程とを備えることを特徴とする化粧建築板の製造方法。
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