JP3790644B2 - 磁性体スラッジ回収装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は磁性体スラッジ回収装置に係り、特に、各種研削装置で使用される研削油や放電加工装置で使用される放電加工液等から磁性体スラッジを回収する磁性体スラッジの回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の研削装置で使用された研削油や放電加工装置で使用された放電加工液には鉄の切粉、砥粉などの磁性体スラッジが含まれている。このような研削油は高価であるため、研削油に含まれる磁性体スラッジを回収して研削油を再利用可能とすることが要請されている。また、放電加工液に磁性体スラッジが含まれると、磁性体スラッジが電極及び被加工物に付着し、被加工物の形状変化を引き起こす原因となるので、放電加工液から磁性体スラッジを回収して循環再使用することが行われている。
【0003】
このような研削油や放電加工液等の被処理液から磁性体スラッジを回収する装置として、例えば、図6に示されるような磁性体スラッジ回収装置60が知られている。
この磁性体スラッジ回収装置60は、磁性体スラッジを含む被処理液62が供給される回収槽64と、被処理液62に含まれる磁性体スラッジを回収するための磁気ドラム66と、磁気ドラム66表面に吸着された磁性磁性体スラッジを掻き取るための掻取板68とを備えている。
回収槽64には、スラッジを含む被処理液62を供給するための供給口64aと、磁性体スラッジの回収を経た被処理液62を排出するための排出口64bが形成されている。磁性ドラム66は下部が回収槽64内の被処理液62に浸漬され、上部が被処理液62上に位置するように設置されている。この磁気ドラム66は非磁性体ドラム66aの内部に永久磁石66bが配置され、モーターなどの駆動源により回転可能となっている。また、掻取板68はその先端部が磁気ドラム66の上部と接触するように設けられている。
【0004】
このような磁性体スラッジ回収装置60において、被処理液62が供給口64aより回収槽64内に供給されると、被処理液62に含まれる磁性体スラッジは磁力により磁気ドラム66の表面に吸着されて、除去される。従って、被処理液62はスラッジが除去された状態で排出口64bから排出される。磁気ドラム66の表面に吸着された磁性体スラッジは磁気ドラム66の回転により上部に移動し、磁気ドラム66の上部で掻取板68により掻きとられ、外部に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した磁性体スラッジ回収装置60では、機構上、磁気ドラム66の表面と磁性体スラッジを含む被処理液62との接触面積を増大させることが困難である。このため、被処理液62に含まれる磁性体スラッジの量が多い場合や、被処理液62の粘度が高い場合、被処理液62に含まれる磁性体スラッジを十分に回収することができない。そこで、被処理液から磁性体スラッジを完全に除去するため、上述の装置を経た被処理液を再度フィルタでろ過することが行われているが、フィルターの交換や洗浄等に費用を要し、磁性体スラッジの回収コストが増加する原因となっている。
【0006】
また、上述の磁気ドラム66を用いた磁性体スラッジ回収装置60は製作コストやメンテナンスコストが高くなるという問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、構成が簡単で、製作コストやメンテナンスコストが安く、しかも被処理液に含まれる磁性体スラッジを効率的に除去することが可能な磁性体スラッジの回収装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本発明の磁性体スラッジ回収装置は、磁性体スラッジを含む被処理液を収容する回収槽と、前記回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた下部プーリと前記回収槽内の被処理液の上方に設けられた上部プーリに掛け渡され、前記下部プーリ及び前記上部プーリの回転により走行する磁力ベルトと、被処理液の上方に設けられ、前記磁力ベルトに摺接して前記磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取って外部に排出する掻取手段とを備え、前記磁力ベルトは、磁性体粉末を配合したシートからなる強磁性領域と磁力を有しないシートからなる弱磁性領域とを有し、前記掻取手段が前記磁力ベルトの弱磁性領域と摺接すると、磁性体スラッジは前記磁力ベルトの強磁性領域の磁力から開放されて排出されるように構成した。
以上のような磁性体スラッジ回収装置によれば、被処理液に含まれる磁性体スラッジは上部プーリと下部プーリに掛け渡された磁力ベルトに吸着されて回収されるので、磁力ベルトと磁性体スラッジを含む被処理液との接触面積が容易に増大され、磁性体スラッジを効率的に回収することが可能になる。また、内部に永久磁石が配置された磁気ドラムを用いた従来の磁性体スラッジ回収装置に比べ、構成が簡単であり、製作コストやメンテナンスコストを低く抑えることが可能になる。
【0008】
また、本発明の磁性体スラッジ回収装置は、磁性体スラッジを含む被処理液を収容する第1回収槽と、前記第1回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた第1下部プーリと前記第1回収槽内の被処理液の上方に設けられた第1上部プーリに掛け渡され、前記第1下部プーリ及び前記第1上部プーリの回転により走行する第1磁力ベルトと、前記第1回収槽内の被処理液の上方に設けられ、前記第1磁力ベルトに摺接して前記第1磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取って外部に排出するための第1掻取手段を備えると伴に、前記第1回収槽から流出した被処理液を収容する第2回収槽と、前記第2回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた第2下部プーリと前記第2回収槽内の被処理液の上方に設けられた第2上部プーリに掛け渡され、前記第2下部プーリ及び前記第2上部プーリの回転により走行する第2磁力ベルトと、前記第2回収槽内の被処理液の上方に設けられ、前記第2磁力ベルトに摺接して前記第2磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取る第2掻取手段とを備え、前記各磁力ベルトは、磁性体粉末を配合したシートからなる強磁性領域と磁力を有しないシートからなる弱磁性領域とを有し、前記第1掻取手段が前記第1磁力ベルトの弱磁性領域と摺接すると、磁性体スラッジは前記第1磁力ベルトの強磁性領域の磁力から開放されて排出され、前記第2掻取手段が前記第2磁力ベルトの弱磁性領域と摺接すると、磁性体スラッジは前記第2磁力ベルトの強磁性領域の磁力から開放されて排出されるように構成した。
以上のような磁性体スラッジの回収装置によれば、被処理液は第1回収槽で磁性体スラッジの回収が行われた後第2回収槽に流出し、第2回収槽で再度スラッジの回収が行われるので、さらに高い効率で磁性体スラッジの回収を行うことが可能になる。
【0009】
また、本発明の磁性体スラッジ回収装置は、磁性体スラッジを含む被処理液を収容する第1回収槽と、前記第1回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた第1下部プーリと前記第1回収槽内の被処理液の上方に設けられた第1上部プーリに掛け渡され、前記第1下部プーリ及び前記第1上部プーリの回転により走行する第1磁力ベルトと、前記第1回収槽内の被処理液の上方に設けられ、前記第1磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取って外部に排出するための第1掻取手段を備えると伴に、前記第1回収槽から流出した被処理液を収容する第2回収槽と、前記第2回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた第2下部プーリと前記第2回収槽内の被処理液の上方に設けられた第2上部プーリに掛け渡され、前記第2下部プーリ及び前記第2上部プーリの回転により走行する第2磁力ベルトと、前記第2回収槽内の被処理液の上方に設けられ、前記第2磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取る第2掻取手段を備え、第2掻取手段が第2磁力ベルトから掻き取られた磁性体スラッジを第1掻取手段の第1磁力ベルトの走行方向上流側より第1磁力ベルト上に供給するように構成した。
以上のような磁性体スラッジの回収装置によれば、第2回収槽で回収された磁性体スラッジを第1回収槽で回収された磁性体スラッジと共に外部に排出することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明に係る磁性体スラッジ回収装置10を示す。この磁性体スラッジ回収装置10は、各種研削装置で用いられる研削油や放電加工装置で用いられる水性又は油性の放電加工液等の被処理液から磁性体スラッジを回収するために用いられる。
図1及び図2において、本発明に係る磁性体スラッジ回収装置10はステンレス製のハウジング12を備えている。このハウジング12内は隔壁14で仕切られており、被処理液16に含まれる磁性体スラッジを回収するための第1回収槽18と第2回収槽30が形成されている。
【0011】
第1回収槽18の底部には、磁性体スラッジが含まれる被処理液16を第1回収槽18に供給するための供給口20が形成されている。
第1回収槽18の上部及び底部近傍には、それぞれ、プラスチック製の第1上部プーリ22a及び第1下部プーリ22bが設けられている。第1上部プーリ22aは第1回収槽18内の被処理液16の上方に設けれており、第1下部プーリ22bは第1回収槽18内で被処理液16に浸漬されるように設けられている。第1上部プーリ22aはモーター等の駆動源(図示せず)と連結されており、矢印A方向に回転可能となっている。
第1上部プーリ22a及び第1下部プーリ22bには被処理液16に含まれる磁性体スラッジを吸着するための第1磁力ベルト24が掛け渡されており、第1上部プーリ22aが矢印A方向に回転することにより、第1磁力ベルト24が矢印B方向に走行する。
【0012】
この第1磁力ベルト24には、図3に示されるように、ナイロン又はゴム等の樹脂で形成された基材シート24a上に磁力を有する磁性樹脂シート24bが貼着された強磁性領域25aと、磁力を有しない樹脂シート24cが磁力ベルトの走行方向に対して斜め方向に貼着された弱磁性領域25bが形成されている。このような磁性樹脂シート24bとしては、例えば、天然ゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム等の樹脂に保磁力の大きいフェライト等の磁性体粉末を多量に配合されたものが用いられる。また、このような磁性樹脂シート24bに代え、樹脂内に球状又は棒状のフェライト磁石を埋設した磁性シートを用いることも可能である。
第1上部プーリ22aの上方には、第1磁力ベルト24に吸着された磁性体スラッジから被処理液16を絞取するためのゴム製の絞りローラ26が第1上部プーリ22a上の第1磁力ベルト24と所定間隔を配して設けられている。この絞りローラ26により、第1磁力ベルト24に吸着された磁性体スラッジは第1上部プーリ22aとの間で圧搾され、磁性体スラッジに含まれる液体成分は磁性体スラッジから分離され第1回収槽18に戻される。
【0013】
絞りローラ26の第1磁力ベルト24の走行方向下流側には絞りローラ26で圧搾された磁性体スラッジを第1磁力ベルト24から掻き取るための第1掻取板28が設けられている。この第1掻取板28はその先端部が第1上部プーリ22a上で第1磁力ベルト24と摺接するとともに、後端部がハウジング12に形成された磁性体スラッジ排出口12aを経てハウジング12外部に位置するように傾斜して設けられており、第1磁力ベルト24の走行により第1掻取板28の先端部で掻き落とられた磁性体スラッジを磁性体スラッジ排出口12aからハウジング12外部に排出できるようになっている。また、この第1掻取板28の上方には、必要に応じ、磁性体スラッジを加熱して、乾燥するためのヒータ29が設けられている。
隔壁14の第1上部ブーリ22aより低い位置には第1被処理液排出口14aが形成されており、第1回収槽18に供給された被処理液16が一定量を超えると、第1被処理液排出口14aから流出(オーバーフロー)し、上部より第2回収槽30に供給される。
【0014】
第2回収槽30の上部及び底部近傍には、それぞれ、第1上部プーリ22a及び第1下部プーリ22bよりやや径の小さいプラスチック製の第2上部プーリ32a及び第2下部プーリ32bが設けられている。第2上部プーリ32aは第2回収槽30内の被処理液16の上方に設けれており、第2下部プーリ32bは第2回収槽30内で被処理液16に浸漬されるように設けられている。また、第2上部プーリ32aは第1上部プーリ22aよりやや高い位置に設けられており、第1上部プーリ22aと連動して矢印A方向に回転可能となっている。第2上部プーリ32a及び第2下部プーリ32bには第1磁力ベルト24と同一構成の第2磁力ベルト34が掛け渡されており、第2上部プーリ32aが矢印A方向に回転することにより、第2磁力ベルト34が矢印B方向に走行する。
【0015】
第2回収槽30の上部には、第2磁力ベルト34に吸着した磁性体スラッジを掻き取るための第2掻取板36が設けられている。この第2掻取板36はその先端部が第2上部プーリ32a上で第2磁力ベルト34と摺接するとともに、後端部が絞りローラ26の直前、即ち、絞りローラ26の第1磁力ベルト24の走行方向上流側に位置するように傾斜して設けられており、第2磁力ベルト34の走行により第2磁力ベルト34表面に吸着された磁性体スラッジが掻き取られると、この掻き取られた磁性体スラッジは絞りローラ26直前で第1上部プーリ22a上の第1磁力ベルト24上に供給される。
第2回収槽30を形成するハウジング12の第1被処理液排出口14aよりやや低い位置には第2被処理液排出口12bが形成されている。また、第2被処理液排出口12bのハウジング12外側には第1回収槽18及び第2回収槽30を経た被処理液16を回収して、外部に排出するための被処理液回収部37が設けられている。第2回収槽30に供給された被処理液16が一定量を超えると、第2回収槽30内の被処理液16は第2被処理液排出口12bから流出し、被処理液回収部37に排出される。この被処理液回収部37には、必要に応じ、第2被処理液排出口12bから流出する被処理液16に含まれる磁性体スラッジを回収するためのカートリッジ式フィルタ38が設けられる。
【0016】
また、第1回収槽18及び第2回収槽30の底部には、それぞれ、磁性体スラッジを被処理液16中で浮遊、分散させて、磁性体スラッジの沈殿を防止する水流を形成するためのファン40が設けられている。これらのファン40は第1上部プーリ22aと連動して駆動される。
【0017】
以下、上記の構成を有する磁性体スラッジ回収装置の作用について説明する。駆動源により第1上部プーリ22aを矢印A方向に回転させると、これに連動して第2上部プーリ32aも回転し、第1磁力ベルト24及び第2磁力ベルト34が矢印B方向に走行する。
磁性体スラッジを含む被処理液16が被処理液供給口20より第1回収槽18内に供給されると、磁性体スラッジはファン40で形成された水流により被処理液16内で浮遊、分散される。この磁性体スラッジは磁力により第1磁力ベルト24の表面に吸着されて、被処理液16より回収される。このように本発明に係る磁性体スラッジ回収装置によれば、被処理液16に含まれる磁性体スラッジは第1上部プーリ22aと第1下部プーリ22bに掛け渡された第1磁力ベルト24に吸着されて回収されるので、内部に永久磁石が配置された磁気ドラムを用いた従来の磁性体スラッジ回収装置に比べ、第1磁力ベルト24と磁性体スラッジを含む被処理液との接触面積を増大するのが容易であり、磁性体スラッジを効率的に回収することが可能になる。また、従来の磁性体スラッジ回収装置に比べ、構成が簡単であり、製作コストやメンテナンスコストを低く抑えることが可能になる。
【0018】
第1磁力ベルト24に吸着された磁性体スラッジが絞りローラ26と第1上部プーリ22aの間に達すると第1磁力ベルト24上の磁性体スラッジは絞りローラ26と第1上部プーリ22aの間で圧搾されることにより被処理液16と分離され、この分離された被処理液16は第1磁力ベルト24を伝わって第1回収槽18に戻される。
その後、絞りローラ26を経た磁性体スラッジが第1掻取板28と第1磁力ベルト24の接触部分に達すると、磁性体スラッジは第1掻取板28の先端部で第1磁力ベルト24より掻き取られ、第1掻取板28上を伝わって、磁性体スラッジ排出口12aよりハウジング12の外部に排出される。第1掻取板28の先端部により掻き取られた磁性体スラッジは第1掻取板28の傾斜により第1掻取板28の後端部に順次送られるが、第1磁力ベルト24の強磁性領域25aの磁力により第1掻取板28の先端部に留まっている一部の磁性体スラッジは、第1磁力ベルト24の弱磁性領域25bが第1掻取板28と摺接する位置に達すると、強磁性領域25aの磁力から開放され第1掻取板28の後端部に送られ、排出される。
【0019】
被処理液16が水性の放電加工液のような蒸発性を有するものの場合、必要に応じ、第1掻取板28上の磁性体スラッジをヒータ29により加熱、乾燥してから排出するようにしてもよい。
第1回収槽18に供給された被処理液16が一定量を超えると、被処理液16は隔壁14に形成された第1被処理液排出口14aから流出し、上部より第2回収槽30に供給される。
第2回収槽30に供給された被処理液16に含まれる磁性体スラッジは、ファン40で形成された水流により被処理液16内で浮遊、分散され、第2磁力ベルト34の表面に吸着されて、被処理液16より回収される。このように本発明に係るスラッジ回収装置によれば、被処理液16は第1回収槽18で磁性体スラッジの回収が行われた後第2回収槽30に流出し、第2回収槽30で再度スラッジの回収が行われるので、さらに高い効率で磁性体スラッジの回収を行うことが可能になる。
【0020】
第2磁力ベルト34の走行により磁性体スラッジが第2掻取板36と第2磁力ベルト34の接触部分に達すると、磁性体スラッジは第2掻取板36の先端部で磁力ベルトより掻き取られ、第2掻取板36を伝わって、第1上部プーリ上の第1磁力ベルト24の絞りローラ26直前位置に送られる。この第2回収槽30で回収された磁性体スラッジは、第1回収槽18で回収された磁性体スラッジと共に、絞りローラ26、第1掻取板28を経て、磁性体スラッジ排出口12aよりハウジング12の外部に排出される。
第2回収槽30に供給された被処理液16が一定量を超えると、第1回収槽18及び第2回収槽30を経た被処理液16はハウジング12に形成された第2被処理液排出口12bから流出(オーバーフロー)し、必要に応じ、被処理液回収部37に設けられたカートリッジ式フィルタ38でろ過された後、被処理液回収部37よりハウジング12外に排出される。以上のように、本発明に係るスラッジ回収装置によれば、被処理液16は第1回収槽18及び第2回収槽30におけるスラッジ回収を経た後に、カートリッジ式フィルタ38よりろ過されるので、カートリッジ式フィルタの交換頻度を低減することが可能になる。
【0021】
次に、本発明に係る磁性体スラッジ回収装置の他の実施の形態について図4及び図5を参照して説明する。尚、以下の説明においては、上述した構成と同一部分については同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4及び図5に示される磁性体スラッジ回収装置40において、ハウジング12内には被処理液16に含まれる磁性体スラッジを回収するための第1回収槽18、第2回収槽30及び第3回収槽42が形成されている。
第1回収槽18のハウジング12と対向する部分には第1被処理液排出口13が形成されている。また、第1回収槽18はハウジング12の側壁及び底部と所定間隔を配して設置されており、これによって第1被処理液排出口13から流出した被処理液16を第2回収槽30及び第3回収槽42に供給するための被処理液流路27が形成される。
第2回収槽30及び第3回収槽42はハウジング12内を隔壁44で仕切することにより形成されている。この隔壁44は、その下端部とハウジング12の底部の間に所定間隔が形成されるように配置されており、これによって第2回収槽30と第3回収槽42とは下部で連結されるようになっている。従って、第1回収槽18から流出した被処理液16は被処理液流路27を伝わり、下部より第2回収槽30及び第3回収槽42に供給されることになる。
【0022】
第3回収槽42の上部及び底部近傍にはプラスチック製の第3上部プーリ46a及び第3下部プーリ46bが設けられている。第3上部プーリ46aは第3回収槽42内の被処理液16の上方に設けれており、第3下部プーリ46bは第3回収槽42内で被処理液16に浸漬されるように設けられている。第3上部プーリ46aは第2上部プーリ32aよりやや高い位置に設けられており、第1上部プーリ22a及び第2上部プーリ32aと連動して矢印A方向に回転可能となっている。
第3上部プーリ46aと第3下部プーリ46b間には、第1磁力ベルト24及び第2磁力ベルト34と同一構成の第3磁力ベルト48が掛け渡されており、第3上部プーリ46aが矢印A方向に回転することにより、第3磁力ベルト48は矢印B方向に走行する。
【0023】
第3回収槽42の上部には第3掻取板50が設けられている。この第3掻取板50はその先端部が第3上部プーリ46a上で第3磁力ベルト48と摺接するとともに、後端部が第2掻取板36の第2磁力ベルト34の走行方向上流側に位置するように傾斜して設けられており、第3磁力ベルト48表面から掻き取られた磁性体スラッジは第2上部プーリ32a上の第2磁力ベルト34に供給される。第3回収槽42側のハウジング12の第1被処理液排出口12aよりやや低い位置には第2被処理液排出口12bが形成されており、第2被処理液排出口12bのハウジング12外側には第1回収槽18、第2回収槽30及び第3回収槽42を経た被処理液16を回収して、外部に排出するための被処理液回収部37が設けられている。
【0024】
以下、上記の構成を有する磁性体スラッジ回収装置の作用について説明する。
駆動源により第1上部プーリ22aを矢印A方向に回転させると、これに伴い第2上部プーリ32a及び第3上部プーリ46aが回転し、第1磁気ベルト24、第2磁気ベルト34及び第3磁気ベルト48が矢印B方向に走行する。
磁性体スラッジを含む被処理液16が被処理液供給口20より第1回収槽18内に供給されると、被処理液16に含まれる磁性体スラッジは第1磁力ベルト24の表面に吸着されて、被処理液16より回収される。第1磁力ベルト24に吸着された磁性体スラッジは絞りローラ26と第1上部プーリ22aの間で圧搾された後、第1掻取板28の先端部で第1磁力ベルト24より掻き取られ、第1掻取板28を伝わって、磁性体スラッジ排出口12aよりハウジング12の外部に排出される。
第1回収槽18に供給された被処理液16が一定量を超えると、被処理液16は第1被処理液排出口13から流出(オーバーフロー)し、被処理液流路27を経て下方より第2回収槽30及び第3回収槽42に供給される。
【0025】
第2回収槽30に供給された被処理液16に含まれる磁性体スラッジは、第2磁力ベルト34の表面に吸着されて、被処理液16より回収される。第2磁力ベルト34に吸着された磁性体スラッジは第2掻取板36の先端部で第2磁力ベルト34より掻き取られ、第2掻取板36を伝わって、第1上部プーリ22a上の第1磁力ベルト上24の絞りローラ26直前位置に送られる。この第2回収槽30で回収された磁性体スラッジは、第1回収槽18で回収された磁性体スラッジとともに、絞りローラ26、第1掻取板28を経て、外部に排出される。
一方、第2回収槽30に供給された被処理液16は第2下部プーリ32bの下方を通過し、隔壁の44下端部とハウジング12の底部の間に形成された間隔を通過して、第3回収槽42に供給される。
第3回収槽42に供給された被処理液に含まれる磁性体スラッジは、第3磁力ベルト48の表面に吸着されて被処理液より回収された後、第3掻取板50の先端部で第3磁力ベルト48より掻き取られ、第3掻取板50を伝わって、第2上部プーリ上の第2磁力ベルト34上に送られる。この第3回収槽42で回収された磁性体スラッジは、第2回収槽30で回収された磁性体スラッジとともに、第2掻取板36を経て第1上部ローラ22a上の第1磁力ベルト24に送られる。
【0026】
第2回収槽30及び第3回収槽42に供給された被処理液が一定量を超えると、被処理液は第2被処理液排出口12bから流出し、必要に応じ、被処理液回収部37に設けられたカートリッジ式フィルタ38で磁性体スラッジが回収された後、被処理液回収部37よりハウジング12外に排出される。このように、本発明に係る磁性体スラッジ回収装置によれば、被処理液は第1回収槽18で磁性体スラッジの回収が行われた後、第2回収槽30及び第3回収槽42に流出し、再度スラッジの回収が行われるので、高い効率で磁性体スラッジの回収を行うことが可能になる。
【0027】
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。例えば、上述した形態では2槽又は3槽の回収槽が設けられていたが、回収槽の数はこれに限定されるものではなく、被処理液の性状や磁性体スラッジの量に応じて、適宜変更することが可能である。また、本発明は研削油や放電加工液に含まれる磁性体スラッジの回収のみに用いられるものではなく、現像液、メッキ液等に含まれる磁性体スラッジの回収や、採鉱分野等でも使用可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の磁性体スラッジ回収装置によれば、被処理液に含まれる磁性体スラッジは上部プーリと下部プーリに掛け渡された磁力ベルトに吸着されて回収されるので、磁力ベルトと磁性体スラッジを含む被処理液との接触面積が容易に増大され、磁性体スラッジを効率的に回収することが可能になる。
また、内部に永久磁石が配置された磁気ドラムを用いた従来の磁性体スラッジ回収装置に比べ、構成が簡単であり、製作コストやメンテナンスコストを低く抑えることが可能になる。
さらに、第1回収槽と第2回収槽を設け、第1回収槽でスラッジ回収が行われた被処理液を第2回収槽に流出させ、第2回収槽で再度スラッジ回収を行うことにより、さらに高い効率で磁性体スラッジの回収を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁性体スラッジ回収装置の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る磁性体スラッジ回収装置の第1の実施形態を示す断面図である。
【図3】磁力ベルトを示す斜視図である。
【図4】本発明に係る磁性体スラッジ回収装置の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る磁性体スラッジ回収装置の第2の実施形態を示す断面図である。
【図6】従来の磁性体スラッジ回収装置を示す断面図である。
【符号の説明】
10 磁性体スラッジ回収装置
13 第1被処理液排出口
14a 第1被処理液排出口
16 被処理液
18 第1回収槽
22a 第1上部プーリ
22b 第1下部プーリ
24 第1磁力ベルト
28 第1掻取板
30 第2回収槽
32a 第2上部プーリ
32b 第2下部プーリ
34 第2磁力ベルト
36 第2掻取板
40 磁性体スラッジ回収装置
42 第3回収槽
46a 第3上部プーリ
46b 第3下部プーリ
48 第3磁力ベルト
50 第3掻取板
Claims (3)
- 磁性体スラッジを含む被処理液を収容する回収槽と、
前記回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた下部プーリと前記回収槽内の被処理液の上方に設けられた上部プーリに掛け渡され、前記下部プーリ及び前記上部プーリの回転により走行する磁力ベルトと、
被処理液の上方に設けられ、前記磁力ベルトに摺接して前記磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取って外部に排出する掻取手段とを備え、
前記磁力ベルトは、磁性体粉末を配合したシートからなる強磁性領域と磁力を有しないシートからなる弱磁性領域とを有し、前記掻取手段が前記磁力ベルトの弱磁性領域と摺接すると、磁性体スラッジは前記磁力ベルトの強磁性領域の磁力から開放されて排出されることを特徴とする磁性体スラッジ回収装置。 - 磁性体スラッジを含む被処理液を収容する第1回収槽と、
前記第1回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた第1下部プーリと前記第1回収槽内の被処理液の上方に設けられた第1上部プーリに掛け渡され、前記第1下部プーリ及び前記第1上部プーリの回転により走行する第1磁力ベルトと、
前記第1回収槽内の被処理液の上方に設けられ、前記第1磁力ベルトに摺接して前記第1磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取って外部に排出するための第1掻取手段を備えると伴に、
前記第1回収槽から流出した被処理液を収容する第2回収槽と、
前記第2回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた第2下部プーリと前記第2回収槽内の被処理液の上方に設けられた第2上部プーリに掛け渡され、前記第2下部プーリ及び前記第2上部プーリの回転により走行する第2磁力ベルトと、
前記第2回収槽内の被処理液の上方に設けられ、前記第2磁力ベルトに摺接して前記第2磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取る第2掻取手段とを備え、
前記各磁力ベルトは、磁性体粉末を配合したシートからなる強磁性領域と磁力を有しないシートからなる弱磁性領域とを有し、前記第1掻取手段が前記第1磁力ベルトの弱磁性領域と摺接すると、磁性体スラッジは前記第1磁力ベルトの強磁性領域の磁力から開放されて排出され、前記第2掻取手段が前記第2磁力ベルトの弱磁性領域と摺接すると、磁性体スラッジは前記第2磁力ベルトの強磁性領域の磁力から開放されて排出されることを特徴とする磁性体スラッジ回収装置。 - 磁性体スラッジを含む被処理液を収容する第1回収槽と、
前記第1回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた第1下部プーリと前記第1回収槽内の被処理液の上方に設けられた第1上部プーリに掛け渡され、前記第1下部プーリ及び前記第1上部プーリの回転により走行する第1磁力ベルトと、
前記第1回収槽内の被処理液の上方に設けられ、前記第1磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取って外部に排出するための第1掻取手段を備えると伴に、
前記第1回収槽から流出した被処理液を収容する第2回収槽と、
前記第2回収槽内の被処理液に浸漬するように設けられた第2下部プーリと前記第2回収槽内の被処理液の上方に設けられた第2上部プーリに掛け渡され、前記第2下部プーリ及び前記第2上部プーリの回転により走行する第2磁力ベルトと、
前記第2回収槽内の被処理液の上方に設けられ、前記第2磁力ベルトに吸着した磁性体スラッジを掻き取る第2掻取手段を備え、
前記第2掻取手段は前記第2磁力ベルトから掻き取られた磁性体スラッジを前記第1掻取手段の前記第1磁力ベルトの走行方向上流側より前記第1磁力ベルト上に供給する磁性体スラッジ回収装置。
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