JP2886088B2 - 油浄化方法および油浄化装置 - Google Patents

油浄化方法および油浄化装置

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JP2886088B2 JP6137174A JP13717494A JP2886088B2 JP 2886088 B2 JP2886088 B2 JP 2886088B2 JP 6137174 A JP6137174 A JP 6137174A JP 13717494 A JP13717494 A JP 13717494A JP 2886088 B2 JP2886088 B2 JP 2886088B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の研削盤やホーニ
ング機等の機械加工設備等において、加工潤滑剤あるい
は冷却剤として使用された汚染油の浄化に関し、より具
体的には、汚染油に含まれる、水や磁性金属質、無機質
あるいは油の酸化物等微粒の微小汚染物を、浄化処理槽
内に配設した磁石の磁場作用により凝集して除去し、油
を浄化する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば各種研削盤や転造盤、
ホーニング機、シェービング機等の機械加工設備等にお
いては、潤滑油や冷却油が用いられており、これらの油
は循環使用されるが、この油中には加工中に発生する金
属粉や、冷却水および無機質、油の酸化物等の汚染物が
混入することが多く、このまま使用すると、潤滑機能や
冷却機能が著しく低下し、機械の故障や機能の劣化の原
因となる。従って、これらの汚染した潤滑油や冷却油
(汚染油)を循環使用する場合には、汚染油中の汚染物
を除去する必要がある。この汚染油中の汚染物を除去す
る方法として、汚染油を循環系に設けた浄化処理槽内に
導き、沈静して水および汚染物を自然沈下させ油を浄化
する方法が古くから知られている。
【0003】また最近では、磁気を回転させながら浄化
効率を上げる方法も採用されている。例えば図3に示す
ように、微小汚染物aを含む戻り油bを、戻り油導入管
pでダーティ室cに導入し、セパレーター壁dで区画さ
れた処理タンクeに溢流させ、この処理タンクに磁石f
を周面に有する回転ロールgを設け、この回転ロールに
当接した油絞りロールhと回転ロールの磁石外面に先端
部を当接したスクレーパーiからなる油浄化装置により
浄化し、浄化した油をセパレータ壁jからメーンタンク
kに溢流させるとともに磁石外面に付着した微小汚染物
aをスクレーパーiで掻きとり処理タンクeの外に排出
するように構成した油浄化装置が知られている。この油
浄化装置においては、回転ロール(磁石)に付着した微
小汚染物の除去に際し、付着した油も同時に持ち出され
るため、磁石を絞りロールにかけてから付着汚染物を除
去しており、絞りロールで絞られた油は、絞りロール面
に沿って逆流し、処理タンクに戻って回収される。しか
し、絞りロールで絞った際に、磁石に吸着された微小汚
染物の一部までも絞りとることになり、この微小汚染物
を含む油が浄化槽内に逆流し、浄化した油を再汚染し、
浄化効率が低下するという問題がある。また磁石を周面
に有する回転ロールは浄化槽の油面から比較的浅い領域
に浸漬しており、汚染油との接触が十分ではなく、浄化
効率も十分とは言い難い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、微小水滴や
微小汚染物を含む潤滑油、冷却油等の汚染油を浄化処理
槽に導き、この浄化処理槽内に配置した無端帯状体に多
数配設した磁石の磁場作用により、この潤滑油、冷却油
中の微小汚染物を吸着して除去するとともに、この微小
汚染物を浄化処理槽の外に搬出して分離・除去する場合
において、この磁石に吸着した微小汚染物に付着する付
着油の分離効率を向上し、吸着した微小汚染物の搬出性
も向上できる油浄化方法および油浄化装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、汚
染油を導入する浄化処理槽内に、磁石を多数配設した無
端帯状体を移動自在に配置し、浄化処理槽内に汚染油を
導入し、磁石に汚染油中の微小汚染物を吸着して無端帯
状体を移動し、浄化処理槽の外で磁石から微小汚染物を
分離・除去する油浄化方法において、磁石の磁気発生側
にはステンレス板を設けて微小汚染物をステンレス板を
介して吸着するようにし、浄化処理槽内には汚染油導入
管を接続したホッパーを、その下端開口が無端帯状体の
上側ループにおける前記ステンレス板表面に近接するよ
うに配置して、汚染油をこのホッパーを介して浄化処理
槽内に導入し、前記無端帯状体磁石のステンレス板に
微小汚染物を吸着して、該無端帯状体を5〜30分単位
で静止・移動を繰り返す間欠移動により浄化処理槽から
30〜90度の角度で搬出し、この搬出角度効果と間欠
移動時の始動衝撃効果により磁石に吸着した微小汚染物
中の油の処理槽への分離落下を促進することを特徴とす
る油浄化方法である。請求項は、汚染油導入管を接続
したホッパーと浄化油排出部を有する浄化処理槽と、こ
の浄化処理槽に連続する傾斜搬送室と、磁気発生側をス
テンレス板でカバーした多数の磁石が配設され上記浄化
処理槽より30〜90度の上昇角度で傾斜搬送室を通り
ヘッドプーリーを転回して浄化処理槽へ循環する無端帯
状体と、この傾斜搬送室の上部に設置され無端帯状体を
5〜30分単位で静止・移動を繰り返す間欠移動させる
駆動装置を有し、上記ヘッドプーリの近傍に配設した磁
石クリーナーと、このクリーナーの下部に配設した微小
汚染物の回収機能と油の浄化槽への分離回収機能を有す
る汚染物回収装置を備えたことを特徴とする油浄化装置
である
【0006】
【作用】本発明においては、無端帯状体に周設した磁石
をステンレス板でカバーして、微小汚染物をこのステン
レスカバーに付着させるので、これをクリーナーを用い
て分離することが容易である。また、浄化処理槽にホッ
パーをその下部開口が浄化処理槽内を移動する前記磁石
のステンレス板表面に近接して位置しているので、汚染
油中の微小汚染物がこのホッパーの下部開口領域外に拡
散することを抑制(磁石の作用領域に集中して導入でき
る)でき、磁石による微小汚染物の吸着効率を高めるこ
とができる。
【0007】また、浄化処理槽からの無端帯状体による
搬出角度を30〜90度と急勾配にしたので、浄化処理
槽からの搬出時、磁石を含む無端帯状体に付着した油の
分離、落下を促進し、浄化効率を向上するとともに、油
の回収効率を向上することができ、クリーナーでの微小
汚染物の除去をより容易にできる。
【0008】さらに、無端帯状体の移動を間欠的に移動
した場合、磁石を静止して磁石に微小汚染物をより十分
に吸着することができ、また、浄化処理槽から搬出する
ときに、この無端帯状体に始動衝撃を与え、前記急勾配
効果と相俟って、磁石を含む無端帯状体に付着した油の
分離、落下を促進し、浄化効率の向上とともに油回収効
率を向上することもできる。
【0009】本発明において、無端帯状体を間欠移動す
る場合、静止時間は5〜30分単位にすることが望まし
い。5分以下では、微小汚染物を磁石に十分吸着させる
ことは難しいし、30分以上静止させても微小汚染物の
磁石への吸着効果は変わらないし、静止時間が長くな
り、浄化処理能力が低下するので好ましくない。なお、
この場合の無端帯状体の移動速度は100〜200mm/m
inである
【0010】
【実施例】以下に、本発明をその実施装置例とともに図
1(a),(b)に基づいて説明する。この例は、本発
明を切削加工に用いた戻り油(汚染油)の浄化に用いた
例を示す。図1において、1は浄化処理槽であり、内部
には無端帯状体としてローラーチェーン2が移動可能に
配設されている。このローラーチェーンには、多数の永
久磁石3が略等間隔に着脱自在が配設されている。
【0011】また、浄化処理槽1内を移動するローラー
チェーン2の上側ループ2aの上方には、ホッパー4が
配設されており、このホッパーの下部開口端4aはロー
ラーチェーンの上側ループ2aに近接しており、汚染油
導入管5からの汚染油6の拡散を抑制し、永久磁石3に
対する汚染油中の微小汚染物6oの吸着効率を上げるよ
うにしている。
【0012】ローラーチェーン2は、浄化処理槽1に連
接される傾斜搬送室11の上方に設けた駆動装置7によ
り駆動するヘッドプーリー8と浄化処理槽内壁部に設け
られた支持部端9間において、ガイドレール10に支持
されて無端状に移動する。ローラーチェーン2が浄化処
理槽1内から搬出され傾斜搬送室11を移動する角度θ
は、30〜90度と急勾配にし付着油の油切りを良好に
している。
【0013】永久磁石3は、ここでは図2(d)に示す
ようにステンレス製のケース3a内に一個または複数個
を、ケースの一面側(両面でも良い)に磁気を発生する
ように内蔵してなるものであり、ケースの両端には固定
リンク12でローラーチェーン2のフレーム2fに着脱
自在に取り付けられている。また、この永久磁石3の磁
気発生側には、付着した微小汚染物を後述するスクレー
パー等クリーナーでの除去を容易にするために、ステン
レス板13が配設されている。
【0014】ローラーチェーン2は、永久磁石3による
微小汚染物の吸着を十分にするために、油浄化槽内で5
〜30分単位で静止状態を維持するように間欠移動す
る。このローラーチェーン2の移動、静止を交互に行う
制御は、ヘッドプーリー8の駆動装置7を駆動制御装置
(タイマー等)14を介して制御することにより行うこ
とができる。なお、ローラーチェーン2の始動時、その
始動衝撃により、ローラーチェーン2の上側ループ2a
を浄化処理槽1外に移動する際、付着した油を前記の急
勾配効果と相俟ってその分離、滴下を促進することがで
きる。
【0015】ヘッドプーリー8近傍の永久磁石3のステ
ンレス板13の移動通路には、この永久磁石3表面(ス
テンレス板13表面)に吸着された微小汚染物を移動中
にも取り除くことができる磁石クリーナーとしてスクレ
ーパー15が配設されており、その下方にはスクレーパ
ーで掻き取った微小汚染物6oの落下シュート16が設
けられ、このシュートの下方には、微小汚染物の収容か
(汚染物回収装置)17が着脱可能に配置されてい
る。この収容かご17の底部には、油の流出孔18が設
けられており、微小汚染物6oからの残油は、この流出
孔を経て浄化油6cとともに回収、使用される。図中1
9は、浄化処理槽1からの浄化油6cをメインタンク
(図示省略)に供給する浄化油導出管である。
【0016】このように構成された本発明を実施する油
浄化装置において、水分や微小汚染物を含む汚染油を浄
化する場合は、一度集合タンク(図示省略)に集められ
たこの汚染油6oを、ポンプ(図示省略)を用いて、汚
染油導入管5によりホッパー4を介して浄化処理槽1に
導入し、液面をレベル計20で検知して、浄化処理レベ
ルに達したことを確認した後、ローラーチェーン2を無
端状に移動(間欠または連続移動)して、このローラー
チェーン2に配設した多数の永久磁石3のステンレス板
13に、微小汚染物6oを吸着し浄化処理槽の外に位置
するヘッドプーリー8の近傍に設けたスクレーパー17
に送り込み、ここで、永久磁石3のステンレス板13表
面に吸着している微小汚染物6oを取り除く。ここで除
去され微小汚染物6oは、シュート16を経て収容かご
17に落下し、微小汚染物6oに付着している残油はこ
こでに分離して、流出孔18を経て浄化処理槽1に回収
される。
【0017】なお、図中21は、分離水およびドレンを
排出する排出管、22は油純度計で、この油純度計によ
る油純度情報に基づいてローラーチェーン2の移動条件
を制御することができる。例えば、演算制御装置、駆動
制御装置等を用い、レベル計20や油純度計22等を連
動させて油浄化処理を自動制御することもできる。
【0018】以上のように、この実施例では永久磁石3
をローラーチェーン2に多数配設してこれを無端状に移
動しながら、永久磁石3のステンレス板13に微小汚染
物6oを吸着させ、傾斜搬送室内で急勾配効果で油切り
を行うようにしているので、スクレーパー15での微小
汚染物の除去がより容易であり、磁石機能の低下もな
く、その磁場が長時間に亘って効果的に作用するので、
長時間、広い面積に亘って永久磁石3の吸着性が維持さ
れ、油浄化を効率化することができる。
【0019】また、図3に示すように、傾斜搬送室11
内に、ここを通過する永久磁石3のステンレス板13表
面の通路の近傍でピローブロック23に支持され、ステ
ンレス板13接触しその移動によって回転するゴム製の
絞りロール24を配設すれば、ステンレス板13に付着
している油の除去のためにはある程度効果が期待される
が、搬送角度が30度以上の場合は、絞りロール配設の
効果は顕著ではない。
【0020】なお、本発明においては、この実施例に限
定されるものではなく、浄化処理槽条件、無端帯状体お
よび磁石条件、無端帯状体の移動条件(間欠移動条
)、浄化処理条件等は、浄化処理対象、汚染物の種
類、混在量、所望の浄化度と浄化時間等に応じて、本発
明の請求項の範囲内で適宜選択設定されるものである。
【0021】
【処理の具体例】図1に示すような油浄化装置を用い
て、使用後の機械冷却油(汚染油)の浄化処理を行っ
た。この例では、浄化処理槽の容量は500リットル
で、それぞれ、片面永久磁石3をほぼ等間隔に28個配
設した長さ2.5mのローラーチェーン2が配設されて
いる。このローラーチェーン2は、浄化処理槽1を1巡
するように配置されており、この浄化処理槽1からの搬
出角度θは35〜85度、移動速度は、200mm/minに
設定し、連続移動と間欠移動により浄化処理を実施し
た。実施条件とその評価結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】本発明の実施例においては、いずれも満足
できる結果が得られた。すなわち、浄化処理槽1への汚
染油導入時、ホッパー4で汚染油の拡散、流動が抑制さ
れ、かつ、ローラーチェーン2は間欠的移動で静止状態
もつくれるため、微小汚染物の永久磁石3のステンレス
板13への吸着(付着)が効果的に行われた。
【0024】また、スクレーパー15では、永久磁石の
ステンレス板13に吸着した微小汚染物6oの分離・除
去が効率的に行われ、上記滴下油および微小汚染物から
分離した油中の微小汚染物の混合比は極めて小さく、浄
化処理槽内で懸念された浄化油の再汚染はなく清浄度の
高い浄化油が得られた。
【0025】傾斜搬送質での急勾配搬出に際しては、永
久磁石3、ステンレス板13、ローラーチェーン2等に
付着した油を、急勾配効果、間欠移動時の始動衝撃効果
により、95%以上浄化処理槽1内に滴下させることが
でき、スクレーパー15での微小汚染物の分離・除去を
容易にできた。間欠移動と連続移動の効果比較では、ス
テンレス板13への微小汚染物の吸着効果、付着油の分
離効果の点で間欠移動の方がより有利である。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、無端帯状体に周設し
た磁石をステンレス板でカバーして、微小汚染物をこの
ステンレスカバーに付着させるので、これをクリーナー
を用いて分離することが容易である。また、浄化処理槽
にホッパーをその下端開口部が浄化処理槽内を移動する
前記磁石のステンレス板表面に近接して位置しているの
で、汚染油中の微小汚染物がこのホッパーの下部開口領
域外に拡散することを抑制(磁石の作用領域に集中して
導入できる)でき、磁石による微小汚染物の吸着効率を
高めることができる。
【0027】また、浄化処理槽からの無端帯状体による
搬出角度を30〜90度と急勾配にしたので、浄化処理
槽からの搬出時、磁石を含む無端帯状体に付着した油の
分離、落下を促進し、クリーナーでの微小汚染物の除去
をより容易にして、浄化効率を向上するとともに、油の
回収効率も向上することができる。
【0028】さらに、無端帯状体を間欠的に移動させる
ので、磁石を静止して微小汚染物を磁石により十分に吸
着させることができ、また、浄化処理槽から搬出すると
きに、この無端帯状体に始動衝撃を与え、前記急勾配効
果と相俟って、磁石を含む無端帯状体に付着した油の分
離、滴下を促進し、浄化効率の向上とともに油回収効率
を向上することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施装置例を示す説明図であり、
(a)図は一部切り欠き断面側面説明図、(b)図は
(a)図の平面説明図。
【図2】図1における磁石とローラーチェーンの取り付
け構造例を示す拡大立面説明図。
【図3】図1の本発明の実施装置例において絞りロール
を配設した場合の部分拡大説明図で、(a)図は一部切
り欠き側面説明図、(b)図は(a)図の平面説明図。
【図4】従来の油浄化装置例を示す側断面説明図。
【符号の説明】
1 浄化処理槽 2 ローラーチェーン 2a 上側ループ 2f フレーム 3 永久磁石 3a 磁石ケース 4 ホッパー 4a 下端開口部 5 汚染油導入管 6 汚染油 6o 微小汚染物 6c 浄化油 7 駆動装置 8 ヘッドプーリー 9 支持端部 10 ガイドレール 11 傾斜搬送室 12 固定リンク 13 ステンレス板 14 駆動制御装置 15 スクレーパー 16 シュート 17 収容かご 18 流出孔 19 浄化油導出管 20 レベル計 21 分離水およびドレン排出孔 22 油純度計 23 ピローブロック 24 絞りロール a 微小汚染物 b 戻り油 c ダーティ室 d セパレータ壁 e 処理室 f 磁石 g 回転ロール h 絞りロール i スクレーパー j セパレータ壁 k メーンタンク p 戻り油導入管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚染油を導入する浄化処理槽内に、磁石
    を多数配設した無端帯状体を移動自在に配置し、浄化処
    理槽内に汚染油を導入し、磁石に汚染油中の微小汚染物
    を吸着して無端帯状体を移動し、浄化処理槽の外で磁石
    から微小汚染物を分離・除去する油浄化方法において、
    磁石の磁気発生側にはステンレス板を設けて微小汚染物
    をステンレス板を介して吸着するようにし、浄化処理槽
    内には汚染油導入管を接続したホッパーを、その下端開
    口が無端帯状体の上側ループにおける前記ステンレス板
    表面に近接するように配置して、汚染油をこのホッパー
    を介して浄化処理槽内に導入し、前記無端帯状体磁石
    のステンレス板に微小汚染物を吸着して、該無端帯状体
    を5〜30分単位で静止・移動を繰り返す間欠移動によ
    浄化処理槽から30〜90度の角度で搬出し、この搬
    出角度効果と間欠移動時の始動衝撃効果により磁石に
    着した微小汚染物中の油の処理槽への分離落下を促進
    ることを特徴とする油浄化方法。
  2. 【請求項2】 汚染油導入管を接続したホッパーと浄化
    油排出部を有する浄化処理槽と、この浄化処理槽に連続
    する傾斜搬送室と、磁気発生側をステンレス板でカバー
    した多数の磁石が配設され上記浄化処理槽より30〜9
    0度の上昇角度で傾斜搬送室を通りヘッドプーリーを転
    回して浄化処理槽へ循環する無端帯状体と、この傾斜搬
    送室の上部に設置され無端帯状体を5〜30分単位で静
    止・移動を繰り返す間欠移動させる駆動装置を有し、
    記ヘッドプーリの近傍に配設した磁石クリーナーと、こ
    のクリーナーの下部に配設した微小汚染物の回収機能と
    油の浄化槽への分離回収機能を有する汚染物回収装置を
    備えたことを特徴とする油浄化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100794751B1 (ko) * 2001-12-22 2008-01-21 주식회사 포스코 연삭유 청정도 유지를 위한 연삭칩 처리장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100794751B1 (ko) * 2001-12-22 2008-01-21 주식회사 포스코 연삭유 청정도 유지를 위한 연삭칩 처리장치

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