JP3788136B2 - 端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツデータの配信システム及びその端末装置に関し、特に上位装置からのコンテンツデータの配信に伴う著作権保護に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年はネットワーク技術の発達及びデジタル技術の発達によって、消費者が手軽に音楽コンテンツ情報を自分の端末に得るようなシステムが開発されて来ている。
【0003】
このようなシステムにおいては、携帯電話網、PHS網等を用いるものもある。この携帯電話網、PHS網(以下総称して単に無線網と称する)を用いるシステムにおいては、端末から無線網に電話を掛けてコンテンツサーバと通信を行い、所望の曲をリクエストする。この曲のリクエストに当たっては音楽コンテンツを得る端末使用者のID番号等も送信される。
【0004】
そして、認証サーバがこのID番号が登録されているID番号に一致しているときに、リクエストを受付ける。また、コンテンツサーバは認証が完了するとリクエスト曲に応じた料金を課金センター(サーバ)に送り、この課金が終わった時点でリクエストされた音楽コンテンツデータを端末に前述の無線網を介して送信していた。
【0005】
また、コンテンツサーバは、メインコンテンツサーバと無線網で回線を結び、このメインコンテンツサーバが定期的に、最新の音楽コンテンツ情報を送信している場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムは、リクエストされた音楽コンテンツを生で送るものが殆どである。また、端末はメモリカードを有するものもある。
【0007】
このため、メモリカードを抜き取って他の端末に挿入すると、他の端末に音楽コンテンツがダウンロードされて不正にコピーされることになる。
【0008】
また、メモリカードを備えていない端末であっても、一度、音楽コンテンツの配信を受けた後に、他の端末にダウンロードできるように改造された場合は、他の端末に不正にコピーされることになる。
【0009】
すなわち、上記のような従来のシステムでは、音楽コンテンツが不正にコピーされる場合があるという課題があった。
【0010】
つまり、従来のシステムは、アーチストやレコード会社等の権利者(著作権)、流通会社、販売点等の業界関係者の権利、利益に対する要望を満足させることができないという課題があった。
【0011】
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、コンテンツが不正にコピーできなようにして著作権者、流通会社、販売等の業界関係者の利益を保護できるコンテンツの配信システム及びその端末装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下位の端末装置から上位装置に、ネットワークを介してコンテンツ名を要求し、該コンテンツ名の要求によって前記上位装置が前記端末装置に、前記コンテンツ名に対応するコンテンツデータを暗号化して送信するコンテンツデータ配信システムにおける端末装置である。
前記端末装置は、
互いに同じ通信形式で通信可能な端末装置同士で通信する場合に、いずれか一方又は他方の端末が転送元又は転送先のいずれかとなることが可能な端末装置であり、
前記コンテンツを前記転送先に送る前記転送元となった場合は、
前記転送先の端末に対して、自局が有している前記上位装置からの前記コンテンツデータのコンテンツ名のメニュー情報のみを再生可能な形式で送る手段と、
前記転送元に対して前記転送先となったときは、
前記転送元から受信した前記メニュー情報を画面に表示する手段と、
前記画面に表示されたメニュー情報から所望のコンテンツを選択する選択手段と、
前記選択手段の選択に伴って
少なくとも当該端末の電話番号を含む端末番号情報を前記ネットワークを介して前記上位装置に送信し、かつ前記選択されたコンテンツ名を送信し、該コンテンツ名のコンテンツデータが前記上位装置から送信されてきたとき、
前記上位装置に課金情報を通知し、前記上位装置から該課金情報を受け取ったとき、
このコンテンツデータを前記端末番号情報のキーとして復号する手段を
備えたことを要旨とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>
図1は本実施の形態1の音楽コンテンツ配信システムの概略構成図である。図1に示す音楽コンテンツ配信システムは、無線網1と回線を結ぶ複数種の端末2と、無線網1と回線を結ぶコンテンツサーバ3と、課金サーバ4、認証サーバ5及びメインコンテンツサーバ6等からなり、有線でコンテンツサーバ3と通信をするセンター7とからなる。
【0024】
前述の端末2は、メモリカード10を有する端末2a1、2a2と、…、メモリカード10を有しない端末2b1、2b2、…と、パソコン2c1、…と、ストリートスタジオ2d1、…PHS21e11と本体21e12とからなる端末21e等である。
【0025】
これらの端末2は、コンテンツサーバ3(例えば店内に配置)に対して曲をリクエストし、このコンテンツサーバ3から送信される音楽コンテンツデータを無線網1を介して受信して後述する端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、認識番号、メモリID等)で復号処理を行う。
【0026】
コンテンツサーバ3は、センター7から定期的に最新の音楽コンテンツの配信を受け、これをデータベースに記憶する。そして、端末2からの発呼があったときの端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、認識番号、メモリID等)をセンター側に送信すると共に、この端末番号情報Aiを用いてリクエストされた曲を暗号化してその端末2に送信する。
【0027】
センター7は認証サーバ5、課金サーバ4、メインコンテンツサーバ6を備え、認証サーバ5がコンテンツサーバ3からの端末番号情報Aiを受信し、この端末番号情報Aiの電話番号、端末ID、…で相手側を認証する。そして、認証完了通知をコンテンツサーバ3に送信する。
【0028】
課金サーバ4は、認証が完了し、コンテンツサーバ3からのリクエスト曲に応じた使用料を端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、認識番号、メモリID等)に対応させて課金する。
【0029】
メインコンテンツサーバ6は、定期的にコンテンツサーバ3と通信をおこなって複数種の音楽コンテンツ(最新のもの)を送信する。
【0030】
すなわち、図1に示す音楽コンテンツ配信システムは、端末2から電話番号、端末ID番号、認識番号、メモリカード番号のいずれか又はこれらの組合せの端末番号情報Aiを送信させ、配信元(コンテンツサーバ3、センター7)では端末2からのリクエスト曲名に対応する音楽コンテンツBiを、この端末番号情報Aiで暗号化(但し、著作権者、曲名については暗号化しない)して送信する。
【0031】
そして、端末2側では受信した暗号化された音楽コンテンツBpを端末番号情報Aiで復号化した後に課金させる。
【0032】
すなわち、曲をリクエストした端末の端末番号情報Aiで暗号、復号するシステムであるから、例え他の端末にダウンロードされても、他の端末側ではコピー元の同じ端末番号情報Aiを備えていないので、復号することは不可能であるから著作権者、流通会社、販売等の業界関係者の利益を保護できている。
【0033】
つまり、コンテンツサーバ3、端末2は少なくとも以下に説明する構成を備えることになる。
【0034】
(コンテンツサーバ及び端末の構成)
コンテンツサーバ3は、図1に示すように、端末2からの端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、…)を回線断とされるまで保持する端末番号情報保持部12と、端末2からのリクエスト曲をデータベースから選択し、このリクエストされた音楽コンテンツBiを暗号化部13に送出する選択部11と、選択された音楽コンテンツBiを端末番号情報保持部12で保持されている端末番号情報Aiで暗号化する暗号化部13と、端末番号情報保持部12の電話番号先に暗号化された音楽コンテンツBiを送信する送信部14とを備えている。
【0035】
前述の暗号化部13は、曲名、アーチスト名、作詞者、作曲者、配給会社等は暗号化しない。
【0036】
また、暗号化は、端末番号情報Aiである「1」「0」の2進コードと1ブロック単位の曲データとを加算、減算、乗算等することによって暗号化している。
【0037】
次に、端末2の構成を説明する。本説明では端末2a1、2b2を例にして説明する。図1に示すように、端末2b2は、少なくとも、起動されるのに伴って端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、認証番号、メモリカードID)を自動発呼する発呼部20と、音楽コンテンツBpを受信し、かつ課金完了通知があったときは端末番号情報Aiを用いて音楽コンテンツBpを復号して再生する復号化部21と、復号化部21において受信した音楽コンテンツBpが全て再生されたとき、課金を許可する信号を送信する課金許可部22等を備えている。
【0038】
また、発呼部20は、電話番号、端末ID、認証番号、メモリカードIDの何れか又はこれらを組合せ、いずれか同士を組み合わせた番号を端末番号情報Aiとする。好ましくは、電話番号が少なくとも組み合わせられるのがよい。
【0039】
つまり、メモリカード、フラッシュメモリを用いている端末において、電話番号、端末シリアル番号、メモリシリアル番号を端末番号情報Aiとした場合は、音楽コンテンツBpはこの電話番号をキーとして暗号化されるので、この電話番号を持っている(ROMに書き込まれている)端末でなければ復元できない。従って、メモリカード、フラッシュメモリに音楽コンテンツBpを他人が有しても、音楽を聴くことができない。
【0040】
また、近年は個人認証カード(IDカード)も復旧している。このような場合は端末2にカードリーダを接続して個人認証カードのIDを読み、これを端末2のROMに記憶した後に、このIDを端末番号情報Aiとするので、このIDカードを有しないユーザが端末2を何らかの手法で手に入れたとしても、再生は不可能である。
【0041】
また、これらの番号をどのような組合せの番号にするかは、その端末の機能によって予め設定しておいてもよい。
【0042】
端末2a1は、メモリカード10a(フラッシュメモリ)を備える端末であり、この端末2a1は、端末2a1の端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、認証番号、メモリカードID)を発呼時に送信する発呼部25と、コンテンツサーバ3からの音楽コンテンツBpの受信に伴って、この音楽コンテンツBpを直接、メモリカード10aに書き込む記憶制御部26と、再生指示があったとき、コンテンツサーバ3から課金完了通知が通知されている場合は、メモリカード10aの音楽コンテンツBpを端末2a1の端末番号情報Aiで復号した音楽コンテンツBiをスピーカに送出する復号化部27と、メモリカード10aに対してダウンロードが完了したときにダウンロード完了、課金許可を通知する課金許可部28とを備えている。
【0043】
また端末2は、メモリカード10a、10b、…を有する端末2a1、2a2と、…、メモリカード10を有しない端末2b1、2b2、…と、パソコン2c1、…と、ストリートスタジオ2d1、…、フラッシュメモリカードを有する端末(図示せず)、保存機能を有しない端末(図示せず)等である。
【0044】
また、端末21eはPHS21e11と本体21e12とをケーブルで接続しPHS21e11で音楽コンテンツデータの配信を受けて本体21e12で再生を行うものである。
【0045】
つまり、メモリカードとPHSと一体になった一体型端末、PHSと本体とが別体になった別体型端末(例えば2C1)、メモリカードを有しない端末がある。(動作説明)
初めに端末2a1を用いたときのシーケンスを説明する。つまり、端末2にメモリカードがある場合である。
【0046】
端末2a1は発呼に伴って端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、…)を無線網1を介してコンテンツサーバ3に送信する(d1)。
【0047】
コンテンツサーバ3は、この端末番号情報Aiを一旦受けて、これをセンター7に転送する(d2)。
【0048】
センター7の認証サーバ5は、受信した端末の端末番号情報Aiの電話番号、端末ID、…で認証し、コンテンツサーバ3を介して端末2a1に認証許可を送信する(d3、d4)。
【0049】
端末2a1は認証許可を受信すると、曲名、アーチスト名、作曲名等のジャンルからコンテンツサーバ3に対して曲をリクエストする(d5)。
【0050】
コンテンツサーバ3の選択部11は、リクエスト曲に一致する音楽コンテンツBiをデータベース12から選択し、暗号化部13は、この音楽コンテンツBiと受信した端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、…)を用いて音楽コンテンツBiを暗号化し、この暗号化した音楽コンテンツBpを端末2a1に送信する(d6)。
【0051】
端末2a1は、コンテンツサーバ3から暗号化された音楽コンテンツBpを受信し、記憶制御部26が直接、メモリカード10aにダウンロードする。
【0052】
次に、音楽コンテンツBiをダウンロードしたことを示すフラグを課金許可部28に設定する。
【0053】
課金許可部28はこのフラグが設定されると、直ちにコンテンツサーバ3にダウンロードの完了及び課金許可を通知する(d7)。
【0054】
コンテンツサーバ3は、端末2aからダウンロードの完了及び課金許可の通知をセンター7の課金サーバ4に転送する(d8)。
【0055】
課金サーバ4は、リクエスト曲に応じた料金を課金し、この課金料金を初めに端末2aから送信された端末番号情報Aiに対応させて記憶すると共に、課金完了通知をコンテンツサーバ3を介して端末2a1に送信する。
【0056】
そして、センター7は回線断通知をコンテンツサーバ3、端末2aに送信する(d9)。
【0057】
また、端末2a1の復号化部27は、再生指示が入力されると、メモリカード10aの音楽コンテンツBpを引当て、この音楽コンテンツBpが課金完了されているかどうかを判定する。そして、課金完了のときは、音楽コンテンツBpを端末2a1の端末番号情報Aiを用いて音楽のみを復号化して再生する。
【0058】
従って、メモリカード10aを端末2a1から抜いて端末2a2に挿入して、端末2a2のメモリカード10にコピーしても、端末2a2には、復号のためのキーである端末2a1の端末番号情報Ai(電話番号、…)を備えていないので、再生できない。
【0059】
すなわち、音楽コンテンツを不正にコピーできないので著作権者、流通会社、販売等の業界関係者の利益を保護できる。
【0060】
このため、例えば端末2a2が端末2a1と同じ曲をコピーしたいとすれば、図3に示すような手順でコピーしなければならない。
【0061】
コピー元である端末2a1は、無線網1を介して自分の端末が有している曲のリストDiをコピー先である端末2a2に送信する(d10)。
【0062】
端末2a2は、曲のリストDiを保持して、コンテンツサーバ3、センター7に端末2a2の端末番号情報Aiを送信する(d11)
センター7は端末2a2からの端末番号情報Aiの認証通知をコンテンツサーバ、端末2a2に送信する(d12)。
【0063】
コピー先である端末2a2は、コピー元である端末2a1からの曲リストDiに基づき一曲毎に、その曲をコンテンツサーバ3にリクエストする(d13、d16、d19、…)。
【0064】
このリクエスト毎に、コンテンツサーバ3は、端末2a2の端末番号情報Aiで暗号化した音楽コンテンツBp(Bp1、Bp2、…)をコピー先である端末2a2に送信する(d14、d17、…)。
【0065】
また、端末2a2は、音楽コンテンツBp(Bp1、Bp2、…)を受信する毎に、この音楽コンテンツBi(B1、B2、…)をメモリカード10bにダウンロードする。
【0066】
このダウンロード毎に、ダウンロード完了、課金許可の通知をコンテンツサーバ3、センター7に送信する(d15、d18、…)。
【0067】
そして、全ての曲リストに対応する音楽コンテンツBiを端末2a2のメモリカード10にダウンロードした後に、端末2a2は回線を切る。
【0068】
すなわち、曲リストのみをコピー元からコピー先がコピーし、実際の音楽コンテンツBiはコンテンツサーバ3がコピー先の端末番号情報Aiで暗号化して送信し、これをコピー先がメモリカードにダウンロードする毎に、センターが課金する。
【0069】
また、端末2a2は、再生時には自局の端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、…)を用いて音楽コンテンツBp(Bp1、Bp2、…)で復号する。
【0070】
なお、上記説明では1曲毎に課金したが全リクエスト曲がダウンロードされた後に、全曲に対する課金を行ってもよい。
【0071】
さらに、端末2a1の音楽コンテンツをコピーさせる場合には、以下に説明するようにセンター経由の手順で行ってもよい。
【0072】
例えば、図4に示すように、コピー元の端末2から相手が望んでいる曲リストDiとコピー先(相手先)の端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、…)とをコンテンツサーバ3に予め送信しておく(d21)。
【0073】
次に、コピー先の端末2は、発呼に伴って自局の端末番号情報Aiをコンテンツサーバ3に送信する(d22)。
【0074】
次に、コンテンツサーバ3は、コピー先からの端末番号情報Aiとコピー元からの端末番号情報Aiとが一致したとき、そのコピー先にコピーするかどうかをの通知を送信する(d24)。
【0075】
コピー先は、コピーすると判定したときは、コンテンツサーバ3にコピー要求を通知する(d25)。
【0076】
コンテンツサーバ3は、コピー先からのコピー要求に伴って、コピー元からの曲リストDiに基づく音楽コンテンツBiをコピー先からの端末番号情報Aiで暗号化した音楽コンテンツBpを送信する(d26)。この送信の手順は図3のd14、d17、…と同様である。
【0077】
また、コピー先は音楽コンテンツBpをメモリカードにダウンロードする毎に、課金許可通知を行う(d27)。
【0078】
なお、上記コンテンツサーバ3はメインコンテンツサーバ6と通信を行って例えば、今週のトップテンの音楽コンテンツのみを送信させて、端末2のトップテン要求によって、課金して配信してもよい。
【0079】
このとき、コンテンツサーバ3は、トップテン情報の内で順位が変わったり、あるいは新しくトップテン入りした音楽コンテンツのみをメインコンテンツサーバから受けるようにする。
【0080】
<実施の形態2>
本実施の形態2は、コンテンツサーバ3からの音楽を1回だけ宣伝のために無料で聴かせ、二回目以降はこの音楽を購買しなければ聴かせないようにする端末である。本実施の形態2は端末2a1を例にして説明する。つまり、メモリカード又は音楽コンテンツを記録可能なメモリを有する端末であればよいとする。
【0081】
図5に示すように本実施の形態2の端末2は、端末番号情報Aiを送信部(図示せず)から送信させる発呼部25と、操作部(図示せず)から入力されたリクエスト名(曲名、アーチスト名等)を無線網に応じた所定の形式のフォーマットを生成して送信させる曲要求信号生成部30とを備えている。
【0082】
また、端末番号情報Aiが発呼されて、曲がリクエストされたとき、メモリ制御部32に1回目再生済みフラグf1を設定させる一回目フラグ設定部31と、コンテンツサーバ3からの音楽コンテンツBi(Aiで暗号化されている)をメモリカード10aに記録したり、メモリカード10aに1回目再生済みフラグf1、後述する購入フラグf2を設定するメモリ制御部32とを備えている。
【0083】
また、操作部からメモリカード10aの音楽コンテンツBpの購入要求又は購不可の入力かどうかを判定し、購入の入力のときは曲要求信号生成部30から曲購入要求と課金許可信号を送信させ、購入の場合は購入フラグf2をメモリ制御部32によって設定させる購入フラグ設定部33と、1回目フラグ設定部31によってフラグf1が設定されると、メモリ制御部32を介してメモりカード10aの音楽コンテンツBpを端末番号情報Aiを用いて復号する復号化部34と、再生指示の入力に伴って、メモリ制御部32を用いてメモりカード10aにフラグf2が設定又はフラグF1、F2が設定されていないときは復号化部34によって再生させ、またフラグF1のみが設定されているときは復号、再生を許可しない再生許可判定部35とを備えている。
【0084】
この再生許可判定部35は、再生を許可しないときは、購買させるメッセージを表示部に表示させる。
【0085】
上記のように端末2を構成してこれを本システムに設けると図6に示すシーケンスとなる。
【0086】
端末2は自局の端末番号情報Aiを発呼部25を用いてコンテンツサーバ3、センター7に送信する(d30)。センター7は端末番号Aiを認証して端末2に認証許可を送信する(d31)。次に、端末2は曲を曲要求信号生成部30によってリクエストする(d32)。
【0087】
コンテンツサーバ3は、曲を選択し、送信された端末番号情報Aiで暗号化した音楽コンテンツBpを端末2に送信する(d33)。端末2のメモリ制御部32は、この音楽コンテンツBpをメモリカード10aに書き込む(d34)。
【0088】
そして、端末2内部では、メモリ制御部32が書き込み完了通知を一回目フラグ設定部31に送出する(d34a)。
【0089】
一回目フラグ設定部31は、一回目再生フラグf1をメモリカード10aに設定させた後に(d35)、読み出し許可を復号化部34に送出する(d36)。
【0090】
復号化部34は、メモリ制御部32に読み出し要求を送出して(d37)、メモリカード10aから音楽コンテンツBpを転送させる(d38)。
【0091】
復号化部34は、この音楽コンテンツBpを端末番号情報Aiを用いて復号してスピーカに送出する。
【0092】
この再生した音楽が再度聴きたいときは、再生指示を入力する。この再生指示は再生許可判定部35に読み出し要求が入力し(d39)、再生許可判定部35がメモリカード10aに購買済みを示すフラグf2が設定されているかどうかを判定し、フラグf2が設定しないときは復号再生を許可しない。つまり、読み出し不可を表示部に表示させる(d40)。
【0093】
また、これによって購入指示が入力されたときは、購入フラグ設定部33が曲の購入(曲名と課金許可)をコンテンツサーバ3に送信させる(d41)。センター7は購入要求が送信されると、端末番号情報Aiに対応させて料金を課金完了通知をコンテンツサーバ3、端末2に送信する(d42)。
【0094】
端末2の購入フラグ設定部33は課金完了通知が送信されると、購入済みフラグf2をメモリカード10aに設定する。再生許可判定部35はフラグf2の設定に伴って、メモリカード10aから音楽コンテンツBpを復号化部34に送出させて再生させる(d46)。
【0095】
前述のフラグf2は、例えば自局の端末情報Aiから生成したコードが望ましい。
【0096】
なお、本実施の形態2では、一回目フラグ設定部、購入フラグ設定部、再生許可判定部等のプログラムを端末2の本体側に有しているとして説明したがメモリカード側にCPUを備える場合は、これらをメモリカード内に備えてもよい。
【0097】
<実施の形態3>
無線網1が低速な場合は、端末の構成を図7に示す構成とする。これは、図7に示すように、ストリートスタジオ2dを有線でコンテンツサーバ(又はセンター)に接続し、ユーザがメモリカード10からの音楽コンテンツを復号再生できる機能を有しているPHS端末40を有している場合で、かつ無線網が低速な場合に有効である。
【0098】
すなわち、メモリカード10をPHS端末40に挿入して、端末番号情報Ai、リクエスト曲、課金許可をセンター又はコンテンツサーバに送信して認証を受ける。
【0099】
そして、ユーザがPHS端末40からメモリカード10を抜いてストリートスタジオ2dに挿入する。
【0100】
ストリートスタジオ2dは、このメモリカード10からリクエスト曲、課金完了の有無、端末番号情報Aiを読み取り、リクエスト曲の音楽コンテンツBiを端末番号情報Aiで暗号化してメモリカード10に書き込む。
【0101】
次に、ユーザはメモリカード10をストリートスタジオ2d1から抜いてPHS端末40に挿入する。このPHS端末40は、端末番号情報Aiで復号して再生させる。
【0102】
<実施の形態4>
また、無線網1が高速な場合は、リアルタイムに音楽コンテンツを送信して同時再生が可能である。このリアルタイム配信においては、必要なときにンテンツサーバ、センターの音楽コンテンツを送信させることでCD、MD等を持たなくとも良くなるようにする。
【0103】
このため、センター7のメインコンテンツサーバ6は、図8に示すように購買リスト検索部40と、送信許可不許可部41と、購買フラグ設定部43とを備える。
【0104】
購買リスト検索部40は、コンテンツサーバ3から端末2bの端末番号情報aiとリクエスト曲biとが送信されると、データベース41の購買リストHiに端末番号情報Aiとリクエスト曲biと購買済みフラグkiとが対応されて記憶されているかどうかを判定する。
【0105】
そして、端末番号情報Aiとリクエスト曲biと購買済みフラグkiとが対応されているときは、購買済みであることを送信許可不許可部41に知らせる。
【0106】
送信許可不許可部41は購買済みであることが知らせられると、コンテンツサーバ3にリクエスト曲biの送信許可を通知する。
【0107】
購買フラグ設定部43は、コンテンツサーバ3から端末2bの端末番号情報aiとリクエスト曲biと購買要求が送信されると、購買リストHiに端末番号情報Aiとリクエスト曲biと購買済みフラグkiとを書き込む。
【0108】
すなわち、メインコンテンツサーバ6は、図9のフローチャートに基づく処理を行っている。この実施の形態4においては、メモリカード10を備える端末2aでもよいが本実施の形態4ではメモリカードを備えない端末2bを用いるとする。
【0109】
初めに購買リスト検索部40は端末番号情報Aiの送信があるかどうかを判定する(S901)。ステップS901で端末番号情報Aiの送信と判定したときは、この端末番号情報Aiを一時保持した後にリクエスト曲biの送信があるかどうかを判定する(S903)。
【0110】
ステップS903でリクエスト曲biの送信があったときは、このリクエスト曲biを保持した後に、購買リストHiを引き当てる(S905)。
【0111】
次に、端末番号情報Aiとリクエスト曲biに対して購買リストHiに購買済みフラグkiが対応させられて記憶されているかどうかを判定する(S907)。 ステップS907で端末番号情報Aiとリクエスト曲bと購買済みフラグkiが対応させていると判定したときは、送信許可不許可部41を用いてコンテンツサーバ3に端末2bに対してリクエスト曲biの音楽コンテンツBiの送信許可を通知する(S909)。
【0112】
そして、終了(回線断)かどうかを判断し(S911)、終了でないときは処理をステップS903に戻す。
【0113】
また、ステップS907において、端末番号情報Aiとリクエスト曲biと購買済みフラグkiが対応させられ記憶されていない判定したときは(リクエスト曲は購買されていない)、送信許可不許可部41が送信不許可の通知をコンテンツサーバ3に通知する(S913)。
【0114】
この送信不許可の通知に伴って、購買フラグ設定部43が端末2bから購買の要求があるかどうかを判定する(S915)。
【0115】
ステップS915で購買要求があるときは、購買フラグ設定部43が課金許可が端末2bから送信されて来たかどうかを判定する(S917)。
【0116】
ステップS917で課金許可が送信されて来たと判定したときは、購買リストHiに端末番号情報Aiとリクエスト曲biと購買フラグkiとを対応させて記憶し(S919)、処理をステップS907に戻す。
【0117】
また、ステップS915で購買要求がないと判定したとき、又は課金許可の送信が無いと判定したときは直ちに回線をオフする(S921)。
【0118】
すなわち、端末2bから音楽コンテンツの配信に対しては本システムは図10に示すシーケンスとなる。
【0119】
端末2bが発呼に伴って端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、…)をコンテンツサーバ3に送信すると、コンテンツサーバ3はセンター7に認証のためにこの端末番号情報Aiを送信する(d50、d51)。
【0120】
センター7は端末番号情報Aiで認証し、認証結果をコンテンツサーバ3を介して端末2bに送信する(d52、d53)。
【0121】
端末2bは認証が通知されると、入力されたリクエスト曲biをコンテンツサーバ3を介してセンターに送信する(d54)。
【0122】
センター7のメインコンテンツサーバ6は、端末番号情報Aiとリクエスト曲biと購買済みフラグkiとが対応させられて購買リストHiに記憶されているかどうかを判定し、記憶されているときは、送信許可をコンテンツサーバ3に通知する(d55)。
【0123】
コンテンツサーバ3は、送信許可が通知されると、リクエスト曲biの音楽コンテンツBiを端末2bからの端末番号情報Aiで暗号化した音楽コンテンツBpを高速の無線網1を介して端末2bに送信する(d56)。
【0124】
端末2bにおいては、コンテンツサーバ3から音楽コンテンツBpが送信されると、これを自局の端末番号情報Aiで復号して再生させる。つまり、リクエスト曲biを購買していれば何時でも何度でも聴くことが可能となる。このリクエスト曲というのはCD、MD等のタイトル名であっても良い。
【0125】
また、端末2aを用いているときは、メモリカードに送信されてきた音楽コンテンツBpをそのまま記憶して、直ちに復号して再生する。
【0126】
一方、センター7でリクエスト曲biは購買無しとコンテンツサーバ3に送信して来たときは(d57)、端末2bに購入希望があるかどうかのメッセージを通知する(d58)。
【0127】
端末2bのユーザは、購入したい場合は、購入要求、課金許可を操作部を用いて入力してコンテンツサーバ3、センター7に送信させる(d60、61)。
【0128】
センター7は、購入要求、課金許可が送信されて来たときは、購買リストHiに端末番号情報Aiとリクエスト曲biと購買フラグkiとを対応させて記憶した後に、送信許可をコンテンツサーバ3に送信して(d62)、そのリクエスト曲biの音楽コンテンツBpを送信させる(d63)。
【0129】
また、端末2bから購入しないとする通知がコンテンツサーバ3に送信されたときは(d64)、直ちに回線を切断する(d65)。
【0130】
また、ステップS915で購買要求がないと判定したとき、又は課金許可の送信が無いと判定したときは直ちに回線をオフする(S921)。
【0131】
また、コンテンツサーバ3又はセンター7が宣伝のために1度目を無料としている場合は、複数種の曲は1度目だけは無料でリアルタイムで聴くことができることになる。
【0132】
つまり、2度ぎぎしなければ、複数種の曲を無料で提供していることになる。そこで、コンテンツサーバとセンターとが端末のユーザの許可を得て例えば、30秒毎に課金を行うことで、曲のほとんどの部分をただぎぎするのを防止してもよい。
【0133】
<実施の形態5>
本実施の形態5は、コンテンツサーバ3から端末2側に音楽コンテンツBpを送信するときに、よりセキュリティを向上させて著作権者の権利を保護するために、音楽コンテンツBpをブロック単位に分割して並べ替えて送信する。
【0134】
このため、コンテンツサーバ3と端末2は図11に示すプログラム構成とするのが望ましい。但し、本実施の形態5に係わる主用な箇所のみを示す。
【0135】
図11に示すようにコンテンツサーバ3は、端末2からの端末番号情報Aiで音楽コンテンツBiを暗号化した音楽コンテンツBpを得る暗号化部13と、この音楽コンテンツBpを乱数発生部52の乱数Aの個数のブロック数に分割するにブロック分割部50と、ブロック単位に分割された音楽コンテンツブロックBph(Bph1、Bph2、…:各ブロックには分割したブロック番号bhiが付加されている)から乱数発生部52の乱数Bが発生する毎に、その乱数Bの数に対応するブロック番号bhiの音楽コンテンツのブロックBphを取り出して送信部(図示せず)に送出するブロック送出部51とを備えている。すなわち、このブロック送出部51は、音楽コンテンツBpの各ブロックBphをランダムな順番で送出させている。
【0136】
前述の乱数発生部52は、二種類の乱数A、Bを発生する。乱数Aは単に音楽コンテンツBpを分割するための乱数であり、乱数Bはブロック分割部50で分割された分割数riを入力し、この分割数riを最大数とした乱数である。
【0137】
また、コンテンツサーバ3は並び替えテーブル作成部53と、テーブル送出部54とを備えている。
【0138】
並び替えテーブル作成部53は、ブロック送出部51がブロックBphを送出する毎に、そのブロック番号bhiを読み、送出順mi(1、2、3、…)に対応させた並び替えテーブルQiを生成する。
【0139】
テーブル送出部54は、並び替えテーブル作成部53からテーブルQiの生成が終了したことが知らせられ、かつ端末2から全てのブロックBphの受信完了通知を受けてたときは、並び替えテーブルQiを送信部を用いて端末2に送出して所定後にテーブルQiを消去する。
【0140】
また、前述のブロック送出部51は、最後に送るブロックBphにリクエスト曲biの音楽コンテンツの最終ブロックであることを示すコードを付加して送出している。
【0141】
次に端末2の構成を説明する。
【0142】
端末2は、ブロック順番復元部55と、課金許可判定部56とを少なくとも備えてる。
【0143】
ブロック順番復元部55は、コンテンツサーバ3から送信されたブロックBphを受信順に対応させて収集し、この収集されたブロック単位の音楽コンテンツBpをコンテンツサーバ3から送信された並び替えテーブルQiに基づいてもとの順番に復元し、これを自局の端末番号情報Aiで復元して再生させる復元化部に送出する。
【0144】
すなわち、実施の形態5のコンテンツサーバ3と、端末2とは図12に説明するシーケンスとなる。
【0145】
端末2は、初めに端末番号情報Ai(電話番号、端末ID、…)、リクエスト曲biをコンテンツサーバ3に送信する。
【0146】
コンテンツサーバ3は、このリクエスト曲biに対応する音楽コンテンツBiを端末番号情報Aiで暗号化した音楽コンテンツBpを生成して、これを乱数Aに基づくブロック単位に分割した音楽コンテンツのブロックBphを得る。
【0147】
そして、乱数Bの数値に対応するブロック番号bhiのブロックBphを順次取り出して端末2に送信する(d61a、d61b、…)。
【0148】
このとき、端末2は各ブロックBph毎に、パリティチェック等を行って正しく受信できたときはコンテンツサーバ3側に送信「ok}を送信する(d62a、d62b、…)。
【0149】
また、前述の音楽コンテンツBpのブロック分割は図13の(a)に示すように、乱数Aの数値の個数で分割され(図13においては8分割としている)、この分割されたブロックBphにブロック番号bphを割り当てる。つまり、ブロック送出部51によって各ブロックBphは、図13の(b)に示すようにブロック番号bphと1ブロックのデータ(暗号化されている)との組となる。
【0150】
そして、ブロック送出部51がこのブロックBphを送出するときは、送出順miが付加された図13の(c)に示すブロックBph´となって送信される。また、送信されるブロックBph´は図13の(d)に示す送信順で送られることになる。
【0151】
一方、端末2では、図14に示すように、コンテンツサーバ3からのブロックBph´を送信順miに対応させて順次記憶する。そして、最終コードが付加されたブロックBph´(図14においては「1」のブロック)が遅れてきたときに全てのブロックBph´を受信したことを通知する(d62)。
【0152】
これによって、コンテンツサーバ3は、並び替えテーブルQiを送信し(d63)、端末2が並び替えテーブルQiに基づいて図14に示すように元の順番どうりのブロック順に復元する。
【0153】
この復元が完了した時点で端末2が課金許可をコンテンツサーバ3に送信する(d64)。
【0154】
なお、上記実施の形態5においては、コンテンツサーバ3側で順番を単に並び替えて送信としたが図15に示すように、各ブロックBphの幅を乱数を用いて任意に変更した後に上記のように並び替えて送信してもよい。この並び替えは1つの音楽コンテンツBpを送信する毎に、前回と異なるブロック幅となるようにするのがセキュリティが向上する。このような場合は端末にブロック幅を知らせることが必要である。
【0155】
また、コンテンツサーバ3と端末2とは送信が正確に行われたかを確認する必要がある。例えば、ダウンロード成功の場合は図16の(a)に示す手順で確認し、送信が不成功の場合は、図16の(b)に示す手順で行っていることはいうまでもない。
【0156】
<実施の形態6>
図17は実施の形態6を示すシーケンス図である。この実施の形態6は、コンテンツサーバ3における暗号化プログラムの不正コピーを防止できるものでる。この図17に示すように、コンテンツサーバ3側のオペレータは最初の公開キーと秘密キーとを手作業で入力する。これらのキーは、日時、時間等であってもよい。
【0157】
この公開キーとコンテンツサーバ3のID(サーバ秘密キーともいう)が認証サーバに送信される(d70)。
【0158】
認証サーバは、公開キーとサーバ秘密キーとを用いてワンタイムパスワードの暗号を生成し、これをコンテンツサーバ3に送信する(d71)。
【0159】
コンテンツサーバ3は、先に送信した公開キー、サーバ秘密キーを用いてワンタイムパスワードを取得する。
【0160】
このワンタイムパスワードで認証サーバに対してログインを行い(d72)、認証サーバからプログラムをダウンロードさせる(d73)。このとき、次回に用いるワンタイムパスワードの共通キーを送る(d74)。
【0161】
なお、上記各実施の形態では、音楽を配信するシステムとして述べたが音楽に限らず映像であってもよい。
【0162】
また、上記各実施の形態では無線網を用いて説明したがネットワークは公衆網(有線)であってもよい。
【0163】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、同じコンテンツデータの転送は上位装置から受けなければならないので、著作権者の権利、利益を保護できる端末装置が得れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1の音楽コンテンツ配信システムの概略構成図である。
【図2】本実施の形態1の端末にメモリカードがある場合の音楽コンテンツ配信システムのシーケンス図である。
【図3】本実施の形態1の音楽コンテンツ配信システムを用いて端末間でコピーするときのシーケンス図である。
【図4】本実施の形態1の音楽コンテンツ配信システムを用いてセンター経由でコピーするときのシーケンス図である。
【図5】実施の形態2の端末2の概略構成図である。
【図6】実施の形態2を用いた音楽コンテンツ配信システムのシーケンス図である。
【図7】実施の形態3の無線網が低速な場合の端末の構成図である。
【図8】実施の形態4の無線網が高速な場合のリアルタイム配信を実現したメインコンテンツサーバの概略構成図である。
【図9】実施の形態4のメインコンテンツサーバの動作を説明するフローチャートである。
【図10】実施の形態4のコンテンツサーバを用いたときのシーケンス図である。
【図11】実施の形態5の音楽コンテンツをブロック配信するコンテンツサーバの概略構成図である。
【図12】実施の形態5のブロック配信のシーケンス図である。
【図13】実施の形態5のブロックの送信手順を説明する説明図である。
【図14】実施の形態5の端末のブロック復号を説明する説明図である。
【図15】実施の形態5におけるブロック幅の任意変更を説明する説明図である。
【図16】ダウンロード失敗、成功時のシーケンスを説明する説明図である。
【図17】実施の形態6のセンター、コンテンツサーバの通信時におけるワンタイムパットの生成を説明するシーケンス図である。
【符号の説明】
1 無線網
2 端末
3 コンテンツサーバ
4 課金サーバ
5 認証サーバ
6 メインコンテンツサーバ
10 メモリカード
12 端末番号情報保持部
13 暗号化部
20 発呼部
22 課金許可部
Claims (1)
- 下位の端末装置から上位装置に、ネットワークを介してコンテンツ名を要求し、該コンテンツ名の要求によって前記上位装置が前記端末装置に、前記コンテンツ名に対応するコンテンツデータを暗号化して送信するコンテンツデータ配信システムにおける端末装置であって、
前記端末装置は、
互いに同じ通信形式で通信可能な端末装置同士で通信する場合に、いずれか一方又は他方の端末が転送元又は転送先のいずれかとなることが可能な端末装置であり、
前記コンテンツを前記転送先に送る前記転送元となった場合は、
前記転送先の端末に対して、自局が有している前記上位装置からの前記コンテンツデータのコンテンツ名のメニュー情報のみを再生可能な形式で送る手段と、
前記転送元に対して前記転送先となったときは、
前記転送元から受信した前記メニュー情報を画面に表示する手段と、
前記画面に表示されたメニュー情報から所望のコンテンツを選択する選択手段と、
前記選択手段の選択に伴って
少なくとも当該端末の電話番号を含む端末番号情報を前記ネットワークを介して前記上位装置に送信し、かつ前記選択されたコンテンツ名を送信し、該コンテンツ名のコンテンツデータが前記上位装置から送信されてきたとき、
前記上位装置に課金情報を通知し、前記上位装置から該課金情報を受け取ったとき、
このコンテンツデータを前記端末番号情報のキーとして復号する手段を
有することを特徴とする端末装置。
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