JP2000358003A - 音楽配信システム - Google Patents

音楽配信システム

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JP2000358003A
JP2000358003A JP11163984A JP16398499A JP2000358003A JP 2000358003 A JP2000358003 A JP 2000358003A JP 11163984 A JP11163984 A JP 11163984A JP 16398499 A JP16398499 A JP 16398499A JP 2000358003 A JP2000358003 A JP 2000358003A
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JP
Japan
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content key
mobile phone
music data
unique
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Pending
Application number
JP11163984A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hioki
敏昭 日置
Yoshihiro Hori
吉宏 堀
Megumi Makino
恵 牧野
Yoshikazu Kanamori
美和 金森
Kenichiro Mitani
健一郎 三谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 著作権を保護して音楽を他人にサービスす
る、配信業者、アーティスト、音楽リスナー、及び機器
製造業者に公正なシステムの提供。 【解決手段】 第1の携帯電話k1から音楽情報サーバ
10へ電話して著作権情報18、暗号化音楽データ1
7、第1の固有ID20に基づく第1の暗号化コンテン
ツキー19、第2の固有ID200に基づく第2の暗号
化コンテンツキー16が第1の携帯電話へ送信され、第
1の固有ID20、第1の暗号化コンテンツキー19、
著作権情報18、暗号化音楽データ17及び第2の暗号
化コンテンツキー16をメモリカードMに記録し、第2
の携帯電話に著作権情報18、暗号化音楽データ17及
び第2の暗号化コンテンツキー16を送信し、第2の固
有ID200、著作権情報18、暗号化音楽データ17
及び第2の暗号化コンテンツキー16をメモリカードM
Mに記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピーされた音楽
に対する著作権保護を実現した携帯電話による音楽配信
システムに関するものであり、特に、携帯電話により配
信された音楽データを著作権を保護して他人にプレゼン
トできる音楽配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、音楽情報を記録したCD(コンパ
クトディスク)が販売されており、CDから光磁気ディ
スク(MD)への音楽情報のコピーは自由に行うことが
できる。
【0003】一方、CDからMDへ音楽情報をコピーし
た場合、MDから更に他のMDに音楽情報をコピーする
ことは、著作権を侵害するとして不可能である。
【0004】即ち、現在では、親から子へのコピーは自
由に行うことができるが、孫へのコピーはできないこと
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在のような
システムでは、音楽情報の自由な供給が困難であり、音
楽情報を記録再生する機器を製造する製造業者にとって
も不公正なシステムになっている。
【0006】一方、自由に音楽情報をコピーできるよう
にした場合、著作権侵害の問題も生じる。
【0007】また、著作権を保護して他人に音楽をプレ
ゼントすることは困難であるという問題がある。
【0008】そこで、本願発明は、かかる問題を解決
し、コピーされた音楽に対して著作権の保護を行うと共
に、著作権を保護して音楽を他人にプレゼントできる、
配信業者、アーティスト、音楽リスナー、および機器製
造業者に公正なシステムを構築することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に係る発明は、第1の媒体と、第2の媒体と、音楽情
報サーバと、第1の携帯電話と、第2の携帯電話とから
成る音楽配信システムである。
【0010】第1の媒体には、第1の携帯電話の電話番
号に依存した第1の固有IDと、第1の固有IDに基づ
いて暗号化された第1の暗号化コンテンツキーと、第2
の携帯電話の電話番号に依存した第2の固有IDに基づ
いて暗号化された第2の暗号化コンテンツキーと、著作
権情報と、コンテンツキーによって暗号化された暗号化
音楽データとを記録可能である。
【0011】また、第2の媒体には、第2の固有ID
と、第1の媒体に記録された第2の暗号化コンテンツキ
ー、著作権情報、および暗号化音楽データとを記録可能
である。
【0012】また、音楽情報サーバは、第1の携帯電話
からの通話に基づいて第1および第2の暗号化コンテン
ツキーを生成し、その生成した第1および第2の暗号化
コンテンツキーと、著作権情報と、暗号化音楽データと
を第1の携帯電話に送信する。
【0013】また、第1の携帯電話は、第1の固有ID
と、音楽情報サーバから受信した第1および第2の暗号
化コンテンツキー、著作権情報、および暗号化音楽デー
タとを第1の媒体に記録し、その記録した暗号化音楽デ
ータを再生すると共に、第2の暗号化コンテンツキー、
著作権情報、および暗号化音楽データを第2の携帯電話
に送信する。
【0014】また、第2の携帯電話は、第2の固有ID
と、第1の携帯電話から受信した第2の暗号化コンテン
ツキー、著作権情報、および暗号化音楽データとを第2
の媒体に記録し、その記録した暗号化音楽データを再生
する。
【0015】請求項1に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話から音楽情報サーバに通話さ
れ、通話した第1の携帯電話の電話番号と、音楽をプレ
ゼントしたい人の第2の携帯電話の電話番号とが音楽情
報サーバに通知される。
【0016】そうすると、音楽情報サーバは、第1の携
帯電話の電話番号を介して第1の固有IDを知り、その
第1の固有IDに基づいて第1の暗号化コンテンツキー
を生成し、第2の携帯電話の電話番号を介して第2の固
有IDを知り、その第2の固有IDに基づいて第2の暗
号化コンテンツキーを生成する。そして、その生成した
第1の暗号化コンテンツキー、および第2の暗号化コン
テンツキーと、第1の携帯電話からの通話により指定さ
れた暗号化音楽データと、その暗号化音楽データに関す
る著作権情報とを通話した第1の携帯電話に送信する。
【0017】第1の携帯電話は、第1の固有IDと、音
楽情報サーバから受信した第1の暗号化コンテンツキ
ー、第2の暗号化コンテンツキー、著作権情報、および
暗号化音楽データとを第1の媒体に記録する。そして、
第1の携帯電話は、記録した暗号化音楽データを再生す
ると共に、著作権情報、暗号化音楽データ、および第2
の暗号化コンテンツキーを第2の携帯電話に送信する。
【0018】第2の携帯電話は、第2の固有IDと、第
1の携帯電話から受信した著作権情報、暗号化音楽デー
タ、第2の暗号化コンテンツキーを第2の媒体に記録
し、その記録した暗号化音楽データを再生する。
【0019】従って、請求項1に記載された発明によれ
ば、携帯電話により時と場所とを選ばずに希望の音楽を
著作権を保護して取得し、楽しむことができると共に、
その音楽を他人にプレゼントしたいと思えば、携帯電話
同士の通信のみで自由にプレゼントできる。
【0020】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載された音楽配信システムにおいて、第1および第2
の媒体は、第三者に読み出し不可能なセキュリティー領
域と、読み出し可能なデータ領域とから成り、第1の携
帯電話は、第1の固有IDと第1の暗号化コンテンツキ
ーとをセキュリティー領域に記録し、著作権情報、暗号
化音楽データ、および第2の暗号化コンテンツキーをデ
ータ領域に記録し、第2の携帯電話は、第2の固有ID
と第2の暗号化コンテンツキーとをセキュリティー領域
に記録し、著作権情報、および暗号化音楽データをデー
タ領域に記録する音楽配信システムである。
【0021】請求項2に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話は、第1の固有IDと第1の
暗号化コンテンツキーとを第三者に読み出す不可能なセ
キュリティー領域に記録し、著作権情報、暗号化音楽デ
ータ、および第2の暗号化コンテンツキーを読み出し可
能なデータ領域に記録する。また、第2の携帯電話は、
第2の固有IDと第2の暗号化コンテンツキーとを第三
者に読み出し不可能なセキュリティー領域に記録し、著
作権情報、および暗号化音楽データを読み出し可能なデ
ータ領域に記録する。
【0022】従って、請求項2に記載された発明によれ
ば、第2の携帯電話は、暗号化音楽データを復号する第
2の携帯電話の固有IDに基づいて生成された第2の暗
号化コンテンツキー、著作権情報、および暗号化音楽デ
ータを第1の携帯電話から受信するので、第2の携帯電
話は音楽情報サーバに電話しなくても音楽情報を容易に
コピーできる。また、第1の固有ID、第2の固有I
D、第1の暗号化コンテンツキー、および第2の暗号化
コンテンツキーは、セキュリティー領域に記録されるの
で、第三者は、暗号化音楽データを復号できず、著作権
の保護が可能であると共に、個人情報の保護も可能であ
る。
【0023】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載された音楽配信システムにおいて、第1および第2
の媒体は、第三者に読み出し不可能なセキュリティー領
域と、読み出し可能なデータ領域とから成り、第1の携
帯電話は、第1の暗号化コンテンツキーをセキュリティ
ー領域に記録し、第1の固有ID、著作権情報、暗号化
音楽データ、および第2の暗号化コンテンツキーをデー
タ領域に記録し、第2の携帯電話は、第2の暗号化コン
テンツキーをセキュリティー領域に記録し、第2の固有
ID、著作権情報、および暗号化音楽データをデータ領
域に記録する音楽配信システムである。
【0024】請求項3に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話は、第1の暗号化コンテンツ
キーを第三者に読み出し不可能なセキュリティー領域に
記録し、第1の固有ID、著作権情報、暗号化音楽デー
タ、および第2の暗号化コンテンツキーを読み出し可能
なデータ領域に記録する。また、第2の携帯電話は、第
2の暗号化コンテンツキーを第三者に読み出し不可能な
セキュリティー領域に記録し、第2の固有ID、著作権
情報、暗号化音楽データ、および第2の暗号化コンテン
ツキーを読み出し可能なデータ領域に記録する。
【0025】従って、請求項3に記載された発明によれ
ば、第2の携帯電話は、暗号化音楽データを復号する第
2の携帯電話の固有IDに基づいて生成された第2の暗
号化コンテンツキー、著作権情報、および暗号化音楽デ
ータを第1の携帯電話から受信するので、第2の携帯電
話は音楽情報サーバに電話しなくても音楽情報を容易に
コピーできる。また、第三者は第1の媒体、第2の媒体
から暗号化音楽データを復号できず、著作権を有効に保
護できる。
【0026】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
記載された音楽配信システムにおいて、第1および第2
の媒体は、第三者に読み出し不可能なセキュリティー領
域と、読み出し可能なデータ領域とから成り、第1の携
帯電話は、少なくとも第1の暗号化コンテンツキーと第
2の暗号化コンテンツキーとをセキュリティー領域に記
録し、著作権情報、および暗号化音楽データをデータ領
域に記録し、第2の携帯電話は、第2の暗号化コンテン
ツキーをセキュリティー領域に記録し、第2の固有I
D、著作権情報、および暗号化音楽データをデータ領域
に記録する音楽配信システムである。
【0027】請求項4に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話は、少なくとも第1の暗号化
コンテンツキーと第2の暗号化コンテンツキーとを第三
者に読み出し不可能なセキュリティー領域に記録し、著
作権情報、および暗号化音楽データを読み出し可能なデ
ータ領域に記録する。また、第2の携帯電話は、第2の
暗号化コンテンツキーを第三者に読み出し不可能なセキ
ュリティー領域に記録し、第2の固有ID、著作権情
報、暗号化音楽データ、および第2の暗号化コンテンツ
キーを読み出し可能なデータ領域に記録する。
【0028】従って、請求項4に記載された発明によれ
ば、第2の携帯電話は、暗号化音楽データを復号する第
2の携帯電話の固有IDに基づいて生成された第2の暗
号化コンテンツキー、著作権情報、および暗号化音楽デ
ータを第1の携帯電話から受信するので、第2の携帯電
話は音楽情報サーバに電話しなくても音楽情報を容易に
コピーできる。また、第三者は第1の媒体、第2の媒体
から暗号化音楽データを復号できず、著作権を有効に保
護できる。
【0029】また、請求項5に係る発明は、請求項1か
ら請求項4のいずれか1項に記載された音楽配信システ
ムにおいて、第1の携帯電話は、第1の媒体に記録した
第1の暗号化コンテンツキーが第1の固有IDに基づい
て暗号化されたものである場合に限り暗号化音楽データ
を再生でき、第2の携帯電話は、第2の媒体に記録した
第2の暗号化コンテンツキーが第2の固有IDに基づい
て暗号化されたものである場合に限り暗号化音楽データ
を再生できる音楽配信システムである。
【0030】請求項5に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話は、第1の媒体に記録された
第1の暗号化コンテンツキーを読み出し、その読み出し
た第1の暗号化コンテンツキーが第1の固有IDに基づ
いて暗号化されたものであると判別された場合だけ第1
の媒体から音楽データを再生できる。また、第2の携帯
電話は、第2の媒体に記録された第2の暗号化コンテン
ツキーを読み出し、その読み出した第2の暗号化コンテ
ンツキーが第2の固有IDに基づいて暗号化されたもの
であると判別された場合だけ第2の媒体から音楽データ
を再生できる。
【0031】従って、請求項5に記載された発明によれ
ば、固有ID、暗号化コンテンツキー、著作権情報、お
よび暗号化音楽データを記録した媒体が、固有ID等を
記録した携帯電話と異なる携帯電話に装着された時でも
暗号化コンテンツキーが固有IDに基づいて暗号化され
たものであれば、媒体に記録された音楽データを再生で
きる。しかし、固有ID、暗号化コンテンツキー、著作
権情報、および暗号化音楽データを記録した媒体から固
有ID等を記録した携帯電話と異なる携帯電話にデータ
コピーされた場合、暗号化コンテンツキーは、その媒体
を装着した携帯電話の固有IDに基づいて暗号化されて
たものではないので、音楽データを再生できない。
【0032】その結果、音楽情報サーバから正規に音楽
データを受信した媒体を他人に貸すことが可能である
が、他人のデータを自分のIDを記録した媒体にコピー
した場合は、音楽データを再生できず、著作権保護が可
能となり、不法なコピーを防止できる。
【0033】また、請求項6に係る発明は、請求項1か
ら請求項5のいずれか1項に記載の音楽配信システムに
おいて、第1の携帯電話は、第2の暗号化コンテンツキ
ー、著作権情報、および暗号化音楽データを第2の携帯
電話へ送信した後、第1の媒体に記録されている第2の
暗号化音楽データを消去する音楽配信システムである。
【0034】請求項6に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話は音楽情報サーバから暗号化
音楽データ等を受信し、第1の媒体に記録した後、その
受信した暗号化音楽データを他人にプレゼントするため
の暗号化音楽データ、著作権情報、および第2の暗号化
コンテンツキーを第2の携帯電話へ送信する。そして、
その際に第1の携帯電話から第2の暗号化コンテンツキ
ーを消去する。
【0035】従って、請求項6に記載された発明によれ
ば、音楽情報サーバから受信した暗号化音楽データを、
1回、他の媒体にコピーした後は、更にコピーすること
ができず、不法なコピーを防止して著作権を保護した音
楽配信システムを構築できる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
つつ説明する。図1を参照して、本願発明に係る音楽配
信システムについて説明する。音楽配信システム100
は、第1の携帯電話k1(TEL1)と、第2の携帯電
話k2と、メモリカードMと、メモリカードMMと、音
楽情報サーバ10とから成る。メモリカードMは、第1
の携帯電話k1に挿脱可能であり、第1の携帯電話k1
に第1の固有ID20、第1の暗号化コンテンツキー1
9、暗号化音楽データに関する著作権情報18、暗号化
音楽データ17、および第2の暗号化コンテンツキー1
6が記録可能であり、メモリカードMMは、第2の固有
ID200、第2の暗号化コンテンツキー16、著作権
情報18、および暗号化音楽データ17が記録可能であ
る。第1の固有ID20は、第1の携帯電話k1の電話
番号に依存したIDを使用するものとし、第1の携帯電
話k1が電話番号から生成し、第2の固有ID200
は、第2の携帯電話k2の電話場号に依存したIDを使
用するものとし、第2の携帯電話k2が電話番号から生
成する。例えば、第1の携帯電話k1の電話番号が「0
9000000001」であれば、「90999999
999」のように決定され、第2の携帯電話k2の電話
番号が「91003500201」であれば、「089
96499799」のように決定される。
【0037】また、音楽情報サーバ10には、各種の音
楽データ、その音楽データの曲名、その音楽データの作
曲者、その音楽データの作詞者、その音楽データの実演
家(歌手名)、その音楽データに関する著作権情報等が
記録されており、携帯電話からアクセス可能になってい
る。また、著作権情報としては、著作物財産権、著作者
人格権、著作物送信権等の著作物に関する権利全般が含
まれる。更に、記録されている音楽データは暗号化され
ている。
【0038】第1の携帯電話k1の持ち主は、ある音楽
をある人にプレゼントしたいと思ったときは、第1の携
帯電話k1から音楽情報サーバ10へ電話をし、希望す
る音楽の曲名を指定するとともに、音楽をプレゼントし
たい人が所有する第2の携帯電話k2の電話番号を通知
する。そうすると、音楽情報サーバ10は、第1の携帯
電話k1からの通話に基づいて、第1の携帯電話k1の
電話番号「09000000001」を介して第1の携
帯電話k1の第1の固有ID20を認識し、その認識し
た第1の固有ID20に基づいて、指定された音楽デー
タを暗号化するコンテンツキーを暗号化した第1の暗号
化コンテンツキー19を生成し、第2の携帯電話k2の
電話番号「91003500201」を介して第2の携
帯電話k2の第2の固有ID200を認識し、その認識
した第2の固有ID200に基づいて、指定された音楽
データを暗号化するコンテンツキーを暗号化した第2の
暗号化コンテンツキー16を生成する。その生成した第
1の暗号化コンテンツキー19、第2の暗号化コンテン
ツキー16、指定された暗号化音楽データ17、およ
び、その暗号化音楽データ17に関する著作権情報18
を第1の携帯電話k1に送信する。この場合、第1の暗
号化コンテンツキー19は、第1の固有ID20「90
999999999」と、コンテンツキーとに基づいて
「PSW15XZ19A1Z」のように暗号化され、第
2の暗号化コンテンツキー16は、第2の固有ID20
0「08996499799」と、コンテンツキーとに
基づいて「QWP51HL13HYK」のように暗号化
される。また、第1の携帯電話k1から音楽サーバ10
への通話料は、通常の電話料に著作権料を追加した料金
となる。また、著作権料は、第1の携帯電話の持ち主が
自分のために暗号化音楽データ17を受信する場合より
も高くなっており、音楽を他人にプレゼントする分も含
まれている。これにより、第1の携帯電話k1の持ち主
は、正規の著作権料を支払って希望する音楽を取得し、
その取得した音楽を他人にプレゼントできる。
【0039】第1の携帯電話k1に第1の暗号化コンテ
ンツキー19、著作権情報18、暗号化音楽データ1
7、および第2の暗号化コンテンツキー16が送信され
ると、第1の携帯電話k1は、自己に固有の第1の固有
ID20と、音楽情報サーバ10から送信された第1の
暗号化コンテンツキー19、著作権情報18、暗号化音
楽データ17、および第2の暗号化コンテンツキー16
をメモリカードMに記録する。
【0040】図2を参照して、メモリカードMの構成に
ついて説明する。メモリカードMは、メモリ30とメモ
リコントローラ40とから構成され、メモリ30は第三
者に読み出し不可能なセキュリティー領域300と、読
み出し可能なデータ領域310とから成る。ここで、
「第三者に読み出し不可能」とは、例えば、パスワード
を知っている特定の人は読み出すことができるが、特定
の人以外の人は読み出すことができないという意味であ
る(以下同じ)。そして、第1の携帯電話k1により第
1の固有ID20、第1の暗号化コンテンツキー19、
著作権情報18、暗号化音楽データ17、および第2の
暗号化コンテンツキー16の記録が行われる際には、メ
モリコントローラ40は、第1の固有ID20と第1の
暗号化コンテンツキー19とをメモリ30のセキュリテ
ィー領域300に記録し、著作権情報18、暗号化音楽
データ17、および第2の暗号化コンテンツキー16
を、メモリ30のデータ領域310に記録するようにコ
ントロールする。この場合、メモリコントローラ40
は、メモリ30から第1の固有ID20、第1の暗号化
コンテンツキー19、著作権情報18、暗号化音楽デー
タ17、および第2の暗号化コンテンツキー16の読み
出しは可能であるが、第三者は外部からメモリコントロ
ーラ40を通して第1の固有ID20と第1の暗号化コ
ンテンツキー19とを読み出すことができない。これに
より、第1の固有ID20は、第三者により外部から読
み出し不可能になり、基本キーが漏れることを防止でき
ると共に、暗号化音楽データ17を第三者に不法にコピ
ーされても、第1の暗号化コンテンツキー19はコピー
されないので、その第三者はコピーした暗号化音楽デー
タ17を復号できず、結局、再生できない。一方、第2
の暗号化コンテンツキー16、暗号化音楽データ17、
および著作権情報18は、読み出し可能なデータ領域3
10に記録されるためメモリカードMから暗号化音楽デ
ータ17をコピーする場合には、暗号化音楽データ1
7、著作権情報18、第2の暗号化コンテンツキー16
を第2の携帯電話k2に送信すれば良く、著作権を保護
して簡単に他人に音楽をプレゼントできる。
【0041】再び、図1を参照して、第1の携帯電話k
1がメモリ30に暗号化音楽データ17等を記録した
後、第1の携帯電話k1は、第1の暗号化コンテンツキ
ー19を読み出し、その第1の暗号化コンテンツキー1
9が第1の固有ID20に基づいて暗号化されているか
を判別し、第1の固有ID20に基づいて暗号化されて
いる場合に限り、記録した暗号化音楽データ17を第1
の携帯電話k1に接続したヘッドホーン15を通して聴
くことができる。
【0042】第1の携帯電話k1の持ち主が第2の携帯
電話k2の持ち主に暗号化音楽データ17をプレゼント
したいときは、第1の携帯電話k1から第2の携帯電話
k2に著作権情報18、暗号化音楽データ17、および
第2の暗号化コンテンツキー16を送信する。第2の携
帯電話k2は、第2の固有ID200と、受信した著作
権情報18、暗号化音楽データ17、および第2の暗号
化コンテンツキー16とをメモリカードMMに記録す
る。
【0043】図3を参照して、メモリカードMMの構成
について説明する。メモリカードMMは、メモリ35と
メモリコントローラ40とから構成され、メモリ35は
第三者に読み出し不可能なセキュリティー領域350
と、読み出し可能なデータ領域360とから成る。そし
て、第2の携帯電話k2により第2の固有ID200、
第2の暗号化コンテンツキー16、著作権情報18、お
よび暗号化音楽データ17の記録が行われる際には、メ
モリコントローラ40は、第2の固有ID200と第2
の暗号化コンテンツキー16とをメモリ35のセキュリ
ティー領域350に記録し、著作権情報18、および暗
号化音楽データ17を、メモリ35のデータ領域360
に記録するようにコントロールする。この場合、メモリ
コントローラ40は、メモリ35から第2の固有ID2
00、第2の暗号化コンテンツキー16、著作権情報1
8、および暗号化音楽データ17の読み出しは可能であ
るが、第三者は外部からメモリコントローラ40を通し
て第2の固有ID200と第2の暗号化コンテンツキー
16とを読み出すことができない。これにより、第2の
固有ID200は、第三者により外部から読み出し不可
能になり、基本キーが漏れることを防止できると共に、
暗号化音楽データ17を第三者に不法にコピーされて
も、第2の暗号化コンテンツキー16はコピーされない
ので、その第三者はコピーした暗号化音楽データ17を
復号できず、結局、再生できない。
【0044】再び、図1を参照して、暗号化音楽データ
17等をメモリカードMMに記録した第2の携帯電話k
2の持ち主は、メモリカードMMから第2の暗号化コン
テンツキー16を読み出し、その第2の暗号化コンテン
ツキー16が第2の固有ID200に基づいて暗号化さ
れているかを判別し、第2の固有ID200に基づいて
暗号化されている場合に限り、記録した暗号化音楽デー
タ17を第2の携帯電話k2に接続したヘッドホーン1
5を通して聴くことができる。
【0045】図4を参照して、音楽配信システム100
のフローチャートについて説明する。ステップS51で
スタートすると、ステップS52で第1の携帯電話から
音楽情報サーバへ電話され、希望する音楽データを指定
するとともに、その音楽データをプレゼントした人の携
帯電話の電話番号を通知する。そして、ステップS53
で音楽情報サーバは、第1の携帯電話の電話番号を介し
て第1の固有IDを知り、その第1の固有IDに基づい
て、指定された暗号化音楽データを復号するコンテンツ
きーを暗号化した第1の暗号化コンテンツキーを生成す
ると共に、第2の携帯電話の電話番号を介して第2の固
有IDを知り、その第2の固有IDに基づいて、指定さ
れた暗号化音楽データを復号するコンテンツキーを暗号
化した第2の暗号化コンテンツキーを生成し、ステップ
S54で、音楽情報サーバから指定された暗号化音楽デ
ータ、その暗号化音楽データに関する著作権情報、およ
び、生成した第1および第2の暗号化コンテンツキーが
第1の携帯電話へ送信される。その後、ステップS55
で第1の携帯電話は、自己に固有の第1の固有IDと、
音楽情報サーバから受信した暗号化音楽データ、著作権
情報、第1の暗号化コンテンツキー、および第2の暗号
化コンテンツキーとを装着した第1の媒体に記録する。
そして、ステップS56で記録した第1の暗号化コンテ
ンツキーを読み出し、ステップS57で読み出した第1
の暗号化コンテンツキーが第1の固有IDを用いて復号
できるかが判別され、第1の固有IDを用いて復号でき
ないときは、第1の携帯電話は暗号化音楽データの再生
動作が不能となり(ステップS58)、その後ストップ
する(ステップS59)。第1の固有IDを用いて復号
できるときは、第1の携帯電話は媒体から暗号化音楽デ
ータを再生し(ステップS60)、第1の携帯電話の持
ち主は音楽を楽しむことができる。そして、暗号化音楽
データの再生が終了した後、システムは終了する(ステ
ップS61)。
【0046】第1の携帯電話の持ち主が第2の携帯電話
の持ち主に音楽データをプレゼントするときは、ステッ
プS55の後、第1の携帯電話は、著作権情報、暗号化
音楽データ、第2の暗号化コンテンツキーを第2の携帯
電話に送信し(ステップS62)、第2の携帯電話は第
1の携帯電話から受信した第2の暗号化コンテンツキ
ー、暗号化音楽データ、および著作権情報と、第2の固
有IDとを第2の媒体に記録する(ステップS63)。
これにより、第1の携帯電話の持ち主から第2の携帯電
話の持ち主への音楽のプレゼントは終了する。その後、
第2の携帯電話の持ち主は、第2の媒体から第2の暗号
化コンテンツキーを読み出し(ステップS64)、その
読み出した第2の暗号化コンテンツキーが第2の固有I
Dを用いて復号できるかを判別する(ステップS6
5)。その結果、第2の暗号化コンテンツキーが第2の
固有IDを用いて復号できない場合は、第2の携帯電話
は再生動作不能になり(ステップS66)、システムは
ストップする(ステップS67)。一方、第2の暗号化
コンテンツキーが第2の固有IDを用いて復号できる場
合は、第2の携帯電話は第2の媒体から音楽データを再
生し、第2の携帯電話の持ち主は音楽を楽しむことがで
きる(ステップS68)。そして、音楽の再生が終了し
た後、システムは終了する(ステップS69)。
【0047】図5を参照して、第1の携帯電話k1によ
り暗号化音楽データ17等が記録されたメモリカードM
が第1の携帯電話k1から抜かれ、別の第2の携帯電話
k2に装着され、メモリカードMに記録された第1の固
有ID20が書き換えられなかった場合は、第2の携帯
電話k2は、メモリ30から暗号化音楽データ17を再
生することができ、第2の携帯電話k2の持ち主はヘッ
ドホーン15を通して音楽を聴くことができる。この場
合は、第2の携帯電話k2によりメモリ30から第1の
暗号化コンテンツキー19が読み出され、その読み出し
た第1の暗号化コンテンツキー19は第1の固有ID2
0に基づいて暗号化されているからである。これは、音
楽データが記録されたCD(コンパクトディスク)を他
人に貸すことに相当する。しかし、この行為は、上記図
4を参照して説明した音楽データのプレゼント行為とは
異なる。
【0048】第1の携帯電話k1の持ち主から暗号化音
楽データ17をプレゼントされた第2の携帯電話k2の
持ち主も、上記の同様にして自己のメモリカードMMを
更に別の人に貸すことも可能である。
【0049】第1の携帯電話k1に用いるメモリカード
Mは、図2に示す構成にものに限らず、図6に示す構成
のメモリカードM1であっても良い。メモリカードM1
は、メモリ70とメモリコントローラ40とから構成さ
れ、メモリ70は第三者に読み出し不可能なセキュリテ
ィー領域700と、読み出し可能なデータ領域710と
から成る。そして、第1の携帯電話k1により第1の固
有ID20、第1の暗号化コンテンツキー19、著作権
情報18、暗号化音楽データ17、および第2の暗号化
コンテンツキー16の記録が行われる際には、メモリコ
ントローラ40は、第1の暗号化コンテンツキー19を
メモリ70のセキュリティー領域700に記録し、第1
の固有ID20、著作権情報18、暗号化音楽データ1
7、および第2の暗号化コンテンツキー16を、メモリ
70のデータ領域710に記録するようにコントロール
する。この場合、メモリコントローラ40は、メモリ7
0から第1の固有ID20、第1の暗号化コンテンツキ
ー19、著作権情報18、暗号化音楽データ17、およ
び第1の暗号化コンテンツキー16の読み出しは可能で
あるが、第三者は外部からメモリコントローラ40を通
して第1の暗号化コンテンツキー19を読み出すことが
できない。これにより、暗号化音楽データ17を第三者
に不法にコピーされても、第1の暗号化コンテンツキー
19はコピーされないので、その第三者はコピーした暗
号化音楽データ17を復号できず、結局、再生できな
い。一方、第2の暗号化コンテンツキー16、暗号化音
楽データ17、および著作権情報18は、読み出し可能
なデータ領域310に記録されるためメモリカードM1
から暗号化音楽データ17をコピーする場合には、暗号
化音楽データ17、著作権情報18、第2の暗号化コン
テンツキー16を第2の携帯電話k2に送信すれば良
く、著作権を保護して簡単に他人に音楽をプレゼントで
きる。
【0050】また、第2の携帯電話k2に用いるメモリ
カードMMは、図3に示す構成のカードに限らず、図7
に示すメモリカードMM1であってもよい。メモリカー
ドMM1は、メモリ80とメモリコントローラ40とか
ら構成され、メモリ80は第三者に読み出し不可能なセ
キュリティー領域800と、読み出し可能なデータ領域
810とから成る。そして、第2の携帯電話k2により
第2の固有ID200、第2の暗号化コンテンツキー1
6、著作権情報18、および暗号化音楽データ17の記
録が行われる際には、メモリコントローラ40は、第2
の暗号化コンテンツキー16をメモリ80のセキュリテ
ィー領域800に記録し、第2の固有ID200、著作
権情報18、および暗号化音楽データ17を、メモリ8
0のデータ領域810に記録するようにコントロールす
る。この場合、メモリコントローラ40は、メモリ80
から第2の固有ID200、第2の暗号化コンテンツキ
ー16、著作権情報18、および暗号化音楽データ17
の読み出しは可能であるが、第三者は外部からメモリコ
ントローラ40を通して第2の暗号化コンテンツキー1
6を読み出すことができない。これにより、暗号化音楽
データ17を第三者に不法にコピーされても、第2の暗
号化コンテンツキー16はコピーされないので、その第
三者はコピーした暗号化音楽データ17を復号できず、
結局、再生できない。
【0051】本願発明においては、上記図1に示した音
楽配信システム100において、携帯電話により音楽情
報サーバ10から記録、またはプレゼントされた音楽デ
ータ等を、更に、他の媒体、例えば、光ディスク等にコ
ピーすることもできる。即ち、図8を参照して、第1の
携帯電話k1により上記説明したようにメモリカードM
に記録された暗号化音楽データ17等は、例えば、DV
Dプレーヤ60を用いてDVD61に記録することがで
きる。この場合、メモリカードMに記録された第1の暗
号化コンテンツキー19、著作権情報18、および第1
の固有ID20も同時にDVD61に記録されるため、
DVDプレーヤ60で暗号化音楽データ17を再生する
場合、暗号化コンテンツキー19が第1の固有ID20
に基づいて暗号化されていない場合は、DVDプレーヤ
60は、DVD61から暗号化音楽データ17を再生で
きない。従って、暗号化音楽データ17と同時に第1の
暗号化コンテンツキー19、著作権情報18、および第
1の固有ID20も記録することにより著作権を保護し
たコピーを行うことになる。暗号化音楽データ17をプ
レゼントされた携帯電話の持ち主が、自己のメモリカー
ドMM(若しくはMM1)からDVD等の他の媒体にコ
ピーする場合も、上記と同様にして可能である。
【0052】一方、自己の携帯電話以外の携帯電話で音
楽データ等を記録したメモリカードM3を自己の携帯電
話に装着してDVDプレーヤ60によりDVD61に暗
号化音楽データ17等をコピーすることはできない。本
願発明においては、携帯電話で暗号化音楽データをメモ
リカード等に記録した後、そのメモリカードを他人に貸
すことはできるが、そのメモリカードを借りた他人はメ
モリカード以外の光ディスクに音楽データ等をコピーで
きない。これにより著作権を保護するためである。これ
に対し、自己の携帯電話で著作権料を支払って取得した
暗号化音楽データ等を、自己の携帯電話を通して他の媒
体にコピーすることは正当である。本願発明は、かかる
コピーを自由に行うことができるようにすることにより
著作権保護とコピーフリーとの両立を図り、配信業者、
アーティスト、音楽リスナー、機器製造業者に公正なシ
ステムを構築するものである。
【0053】また、本願発明においては、第1の携帯電
話k1に用いるメモリカードMは、好ましくは、図9に
示す構成のメモリカードM2が用いられる。メモリカー
ドM2は、メモリ90とメモリコントローラ40とから
構成され、メモリ90は第三者に読み出し不可能なセキ
ュリティー領域900と、読み出し可能なデータ領域9
10とから成る。そして、第1の携帯電話k1により第
1の固有ID20、第1の暗号化コンテンツキー19、
著作権情報18、暗号化音楽データ17、および第2の
暗号化コンテンツキー16の記録が行われる際には、メ
モリコントローラ40は、第1の暗号化コンテンツキー
19、第2の暗号化コンテンツキー16、および第1の
固有ID20をメモリ90のセキュリティー領域900
に記録し、著作権情報18、および暗号化音楽データ1
7を、メモリ90のデータ領域910に記録するように
コントロールする。この場合、メモリコントローラ40
は、メモリ90から第1の固有ID20、第1の暗号化
コンテンツキー19、著作権情報18、暗号化音楽デー
タ17、および第1の暗号化コンテンツキー16の読み
出しは可能であるが、第三者は外部からメモリコントロ
ーラ40を通して第1の暗号化コンテンツキー19と第
2の暗号化コンテンツキー16とを読み出すことができ
ない。これにより、暗号化音楽データ17を第三者に不
法にコピーされても、第1の暗号化コンテンツキー19
および第2の暗号化コンテンツキー16はコピーされな
いので、その第三者はコピーした暗号化音楽データ17
を復号できず、結局、再生できない。一方、暗号化音楽
データ17、および著作権情報18は、読み出し可能な
データ領域910に記録されるためメモリカードM2か
ら暗号化音楽データ17をプレゼントする場合には、暗
号化音楽データ17、著作権情報18、第2の暗号化コ
ンテンツキー16を第2の携帯電話k2に送信すれば良
く、著作権を保護して簡単に他人に音楽をプレゼントで
きる。
【0054】また、第1の携帯電話k1に用いられるメ
モリカードMは、好ましくは、図10に示すメモリカー
ドM3であってもよい。メモリカードM3は、メモリ9
5とメモリコントローラ40とから構成され、メモリ9
5は第三者に読み出し不可能なセキュリティー領域95
0と、読み出し可能なデータ領域960とから成る。そ
して、第1の携帯電話k1により第1の固有ID20、
第1の暗号化コンテンツキー19、著作権情報18、暗
号化音楽データ17、および第2の暗号化コンテンツキ
ー16の記録が行われる際には、メモリコントローラ4
0は、第1の暗号化コンテンツキー19、および第2の
暗号化コンテンツキー16をメモリ95のセキュリティ
ー領域950に記録し、著作権情報18、暗号化音楽デ
ータ17、および第1の固有ID20を、メモリ95の
データ領域960に記録するようにコントロールする。
この場合、メモリコントローラ40は、メモリ95から
第1の固有ID20、第1の暗号化コンテンツキー1
9、著作権情報18、暗号化音楽データ17、および第
1の暗号化コンテンツキー16の読み出しは可能である
が、第三者は外部からメモリコントローラ40を通して
第1の暗号化コンテンツキー19と第2の暗号化コンテ
ンツキー16とを読み出すことができない。これによ
り、暗号化音楽データ17を第三者に不法にコピーされ
ても、第1の暗号化コンテンツキー19および第2の暗
号化コンテンツキー16はコピーされないので、その第
三者はコピーした暗号化音楽データ17を復号できず、
結局、再生できない。一方、暗号化音楽データ17、お
よび著作権情報18は、読み出し可能なデータ領域96
0に記録されるためメモリカードM3から暗号化音楽デ
ータ17をプレゼントする場合には、暗号化音楽データ
17、著作権情報18、第2の暗号化コンテンツキー1
6を第2の携帯電話k2に送信すれば良く、著作権を保
護して簡単に他人に音楽をプレゼントできる。
【0055】図11を参照して、図1に示す音楽配信シ
ステム100を構成する携帯電話k1と音楽情報サーバ
10の具体的構成について説明する。
【0056】第1の携帯電話k1は、固有ID生成部1
15と、コントローラ110と、メモリコントローラ4
0と、バス112と、データ再生部113と、データ記
録部114と、データ読み出し部109と、受信部11
7と、送信部116と、メモリカードMとを備える。
【0057】固有ID生成部115は、携帯電話k1の
電話番号に基づいて第1の固有ID20を生成する。例
えば、携帯電話k1の電話番号が「090000000
01」の場合、第1の固有ID20は、「909999
99999」のように生成される。
【0058】また、コントローラ110は、携帯電話k
1の各部を制御する。
【0059】また、メモリコントローラ40は、コント
ローラ110の制御に基づいてメモリカードMに第1の
固有ID20、第1の暗号化コンテンツキー19、著作
権情報18、暗号化音楽データ17、および第2の暗号
化コンテンツキー16を記録および/または再生のため
にデータ記録部114、データ再生部113を制御す
る。
【0060】また、バス112は、各部が第1の固有I
D20、第1の暗号化コンテンツキー19、著作権情報
18、暗号化音楽データ17、および第2の暗号化コン
テンツキー16を入出力する経路である。
【0061】また、データ再生部113は、メモリカー
ドMに記録された暗号化音楽データ17を第1の暗号化
コンテンツキー19により復号し、再生する。
【0062】また、データ記録部114は、受信部11
7が音楽情報サーバ10から受信した第1の暗号化コン
テンツキー19、著作権情報18、暗号化音楽データ1
7、および第2の暗号化コンテンツキー16と、固有I
D生成不115が生成した第1の固有ID20とをバス
112を介してメモリカードMに記録する。
【0063】また、受信部117は、音楽情報サーバ1
0から第1の暗号化コンテンツキー19、著作権情報1
8、暗号化音楽データ17、および第2の暗号化コンテ
ンツキー16のデータを受信する。
【0064】データ読み出し部109は、入力部118
からの入力信号に基づいてメモりカードMから著作権情
報18、暗号化音楽データ17、および第2の暗号化コ
ンテンツキー16を読み出す。
【0065】送信部116は、データ読み出し部109
が読み出した著作権情報18、暗号化音楽データ17、
および第2の暗号化コンテンツキー16を第1の携帯電
話k2へ送信する。
【0066】また、入力部118は、各種の入力を行
う。
【0067】次に、音楽情報サーバ10は、受信部11
9と、第1の固有ID認識回路120と、第2の固有I
D認識回路121と、第1の暗号化コンテンツキー生成
回路122と、第2の暗号化コンテンツキー生成回路1
23と、データ部124と、送信部125とを備える。
【0068】受信部119は、第1の携帯電話k1から
の通話を受信し、第1の携帯電話k1の電話番号を第1
の固有ID認識回路120へ出力し、第2の携帯電話k
2の電話番号を第2の固有ID認識回路121へ出力
し、指定された音楽データに関する情報をデータ部12
4へ出力する。
【0069】また、第1の固有ID認識回路120は、
受信部119で受信した第1の携帯電話k1の電話番号
から第1の携帯電話k1の第1の固有ID20を認識す
る。
【0070】また、第2の固有ID認識回路121は、
受信部119で受信した第2の携帯電話k2の電話番号
から第2の携帯電話k2の第2の固有ID200を認識
する。
【0071】また、第1の暗号化コンテンツキー生成回
路122は、第1の固有ID認識回路120が認識した
第1の固有ID20に基づいて、第1の携帯電話k1か
らの通話により指定された暗号化音楽データを復号する
コンテンツキーを暗号化して第1の暗号化コンテンツキ
ーを生成し、その生成した第1の暗号化コンテンツキー
を送信部125へ出力する。
【0072】また、第2の暗号化コンテンツキー生成回
路123は、第2の固有ID認識回路121が認識した
第2の固有ID200に基づいて、第1の携帯電話k1
からの通話により指定された暗号化音楽データを復号す
るコンテンツキーを暗号化して第2の暗号化コンテンツ
キーを生成し、その生成した第2の暗号化コンテンツキ
ーを送信部125へ出力する。
【0073】また、データ部124は、暗号化音楽デー
タ、暗号化音楽データに関する著作権情報、および暗号
化音楽データを復号するコンテンツキーがセットとして
収納しており、「コンテンツキー1、暗号化音楽データ
1、著作権情報1」、「コンテンツキー2、暗号化音楽
データ2、著作権情報2」、・・・・・のように複数の
暗号化音楽データが著作権情報、およびその暗号化音楽
データを復号するコンテンツキーと共に収納されてい
る。そして、受信部119から指定された音楽データに
関する情報を入力し、その指定された暗号化音楽データ
を復号するコンテンツキーを第1、および第2の暗号化
コンテンツキー生成回路122、123へ出力し、暗号
化音楽データと著作権情報とを送信部125へ出力す
る。例えば、暗号化音楽データ1が指定された場合に
は、コンテンツキー1を第1、および第2の暗号化コン
テンツキー生成回路122、123へ出力し、暗号化音
楽データ1と著作権情報1とを送信部125へ出力す
る。
【0074】また、送信部125は、暗号化音楽デー
タ、第1、および第2の暗号化コンテンツキー、および
著作権情報を第1の携帯電話k1へ送信する。
【0075】音楽情報サーバ10から暗号化音楽データ
を購入し、その購入した暗号化音楽データを他人にプレ
ゼントしたい場合は、音楽情報サーバ10の電話番号
と、暗号化音楽データをプレゼントしたい人の電話番
号、即ち第2の携帯電話k2を入力部118から入力
し、音楽情報サーバ10へ電話する。そして、音楽情報
サーバ10と通話状態になると音楽情報サーバ10が有
する暗号化音楽データのリストが第1の携帯電話k1の
表示部(図示省略)に表示され、第1の携帯電話k1の
持ち主は、そのリストの中から希望する暗号化音楽デー
タの番号を入力部118から入力する。
【0076】音楽情報サーバ10の受信部119は、第
1の携帯電話k1からの通話により第1の携帯電話k1
の電話番号、第2の携帯電話k2の電話番号、および希
望する音楽データを指定する暗号化音楽データの番号と
を受信し、第1の携帯電話k1の電話番号を第1の固有
ID認識回路120へ出力し、第2の携帯電話k2の電
話番号を第2の固有ID認識回路121へ出力し、音楽
データを指定する暗号化音楽データの番号をデータ部1
24へ出力する。
【0077】第1の固有ID認識回路120は、入力し
た第1の携帯電話k1の電話番号から第1の携帯電話k
1の第1の固有ID20を認識し、その認識した第1の
固有ID20を第1の暗号化コンテンツキー生成回路1
22へ出力する。
【0078】また、第2の固有ID認識回路121は、
入力した第2の携帯電話k2の電話番号から第2の携帯
電話k2の第2の固有ID200を認識し、その認識し
た第2の固有ID200を第2の暗号化コンテンツキー
生成回路123へ出力する。
【0079】データ部124は、受信部119から音楽
データを指定する暗号化音楽データの番号を入力する
と、その番号に対応する暗号化音楽データと、その暗号
化音楽データに関する著作権情報を送信部125へ出力
し、その暗号化音楽データを復号するコンテンツキーを
第1、および第2の暗号化コンテンツキー生成回路12
2、123へ出力する。
【0080】第1の暗号化コンテンツキー生成回路12
2は、データ部124から入力したコンテンツキーを第
1の固有ID認識回路120から入力した第1の固有I
D20に基づいて暗号化し、その暗号化した第1の暗号
化コンテンツキーを送信部125へ出力する。
【0081】また、第2の暗号化コンテンツキー生成回
路123は、データ部124から入力したコンテンツキ
ーを第2の固有ID認識回路121から入力した第2の
固有ID200に基づいて暗号化し、その暗号化した第
2の暗号化コンテンツキーを送信部125へ出力する。
【0082】送信部125は、暗号化音楽データ、著作
権情報、第1の暗号化コンテンツキー、および第2の暗
号化コンテンツキーを第1の携帯電話k1へ送信する。
【0083】第1の携帯電話k1は、音楽情報サーバ1
0から第1の暗号化コンテンツキー19、著作権情報1
8、暗号化音楽データ17、および第2の暗号化コンテ
ンツキー16を受信すると、メモリコントローラ40
は、コントローラ110からの制御に基づいて、第1の
暗号化コンテンツキー19、著作権情報18、暗号化音
楽データ17、および第2の暗号化コンテンツキー16
をデータ記録部114を介してメモリカードMに記録す
る。また、固有ID生成回路115は、第1の携帯電話
k1の電話番号に基づいて第1の固有ID20を生成す
るので、メモリコントローラ40は、その生成した第1
の固有ID20もデータ記録部114を介してメモリカ
ードMに記録する。これにより、メモリカードMへの第
1の固有ID20、第1の暗号化コンテンツキー19、
著作権情報18、暗号化音楽データ17、および第2の
暗号化コンテンツキー16の記録は終了する。
【0084】暗号化音楽データ17を再生する場合に
は、コントローラ110は、メモリカードMに記録した
第1の固有ID20、第1の暗号化コンテンツキー1
9、および暗号化音楽データ17を再生するようにデー
タ再生部113を制御する。
【0085】データ再生部113は、後述する方法によ
り暗号化音楽データ17を再生する。
【0086】音楽情報サーバ10の構成は、図11に示
すものに限らず、図12に示す構成であっても良い。図
12においては、第1の携帯電話k1の構成は図11に
示す第1の携帯電話k1の構成と同じであるので、その
説明を省略する。
【0087】音楽情報サーバ10は、受信部119と、
第1の固有ID認識回路120と、第2の固有ID認識
回路121と、第1の暗号化コンテンツキー生成回路1
22と、第2の暗号化コンテンツキー生成回路123
と、コンテンツキー生成回路126と、データ部127
と、暗号化回路128と、送信部125とを備える。
【0088】受信部119、第1および第2の固有ID
認識回路120、121、第1および第2の暗号化コン
テンツキー生成回路122、123、および送信部12
5の機能は図11の場合と同じであるので、その説明を
省略する。
【0089】コンテンツキー生成回路126は、音楽デ
ータを暗号化した暗号化音楽データを復号するコンテン
ツキーを生成し、その生成したコンテンツキーを第1、
おいび第2の暗号化コンテンツキー生成回路122、1
23と暗号化回路128とへ出力する。
【0090】データ部127は、暗号化されていない音
楽データをその著作権情報と共に収納しており、受信部
119から音楽データを指定されると、その指定された
暗号化されていない音楽データを暗号化回路128へ出
力し、その音楽データに関連する著作権情報を送信部1
25へ出力する。
【0091】暗号化回路128は、データ部127から
入力した音楽データを、コンテンツキー生成回路126
から入力したコンテンツキーにより暗号化し、その暗号
化した暗号化音楽データを送信部125へ出力する。
【0092】第1の携帯電話k1の持ち主が音楽情報サ
ーバ10から音楽データを購入し、その購入した音楽デ
ータを再生等する動作について説明する。
【0093】第1の携帯電話k1から音楽情報サーバ1
0へ通話し、購入したい音楽データを指定する動作は図
11の説明と同じである。
【0094】音楽情報サーバ10の受信部119は、第
1の携帯電話k1からの通話により、第1の携帯電話k
1の電話番号と、第2の携帯電話k2の電話番号と、購
入する音楽データの番号とを受信し、第1の携帯電話k
1の電話番号を第1の固有ID認識回路120へ出力
し、第2の携帯電話k2の電話番号を第2の固有ID認
識回路121へ出力し、音楽データの番号をデータ部1
27へ出力する。
【0095】第1の固有ID認識回路120は、入力し
た第1の携帯電話k1の電話番号から第1の固有ID2
0を認識し、その認識した第1の固有ID20を第1の
暗号化コンテンツキー生成回路122へ出力する。
【0096】また、第2の固有ID認識回路121は、
入力した第2の携帯電話k2の電話番号から第2の固有
ID200を認識し、その認識した第2の固有ID20
0を第2の暗号化コンテンツキー生成回路123へ出力
する。
【0097】データ部127は、受信部119から購入
する音楽データの番号を入力すると、その番号に対応す
る音楽データを暗号化回路128へ出力し、その音楽デ
ータに関する著作権情報を送信部125へ出力する。
【0098】コンテンツキー生成回路126は、コンテ
ンツキーを生成し、その生成したコンテンツキーを第
1、および第2の暗号化コンテンツキー生成回路12
2、123と暗号化回路128とへ出力する。
【0099】第1の暗号化コンテンツキー生成回路12
2は、コンテンツキー生成回路126から入力したコン
テンツキーを、第1の固有ID認識回路120から入力
した第1の固有ID20に基づいて暗号化し、その暗号
化した第1の暗号化コンテンツキーを送信部125へ出
力する。
【0100】第2の暗号化コンテンツキー生成回路12
3は、コンテンツキー生成回路126から入力したコン
テンツキーを、第2の固有ID認識回路121から入力
した第2の固有ID200に基づいて暗号化し、その暗
号化した第2の暗号化コンテンツキーを送信部125へ
出力する。
【0101】暗号化回路128は、データ部127から
入力した音楽データを、コンテンツキー生成回路126
から入力したコンテンツキーにより暗号化し、その暗号
化した暗号化音楽データを送信部125へ出力する。
【0102】送信部125は、暗号化音楽データ、第1
および第2の暗号化コンテンツキー、および著作権情報
を第1の携帯電話k1へ送信する。
【0103】暗号化音楽データ、第1および第2の暗号
化コンテンツキー、および著作権情報を受信した第1の
携帯電話k1の動作は図11の説明と同じであるので、
その説明を省略する。
【0104】図13を参照して、第1の携帯電話k1か
ら第2の携帯電話k2への音楽データのプレゼントにつ
いて説明する。音楽データをプレゼントするときは、第
1の携帯電話k1の入力部118からプレゼントしたい
音楽データを指定する信号を入力する。データ読み出し
部109は、入力部から入力された信号に基づいて、第
1のメモリ部130に装着されたメモリカードMからバ
ス112を介して暗号化音楽データ17と、その暗号化
音楽データ17を復号する第2の暗号化コンテンツキー
16と、著作権情報18とを読み出す。そして、読み出
した著作権情報18、暗号化音楽データ17、および第
2の暗号化コンテンツキー16を送信部116へ出力す
る。
【0105】送信部116は、データ読み出し部109
からの著作権情報18、暗号化音楽データ17、および
第2の暗号化コンテンツキー16を第2の携帯電話k2
に送信する。
【0106】第2の携帯電話k2の受信部140は、第
1の携帯電話k1から著作権情報18、暗号化音楽デー
タ17、および第2の暗号化コンテンツキー16を受信
し、データ記録部146へ入力する。データ記録部14
6は、入力した著作権情報18、暗号化音楽データ1
7、および第2の暗号化コンテンツキー16を第2のメ
モリ部143に装着されたメモリカードに記録する。ま
た、固有ID生成部145は、第2の携帯電話k2の第
2の固有ID200を生成するので、その生成した第2
の固有ID200をデータ記録部146は第2のメモリ
部に装着されたメモリカードに記録する。これにより第
1の携帯電話k1から第2の携帯電話k2への暗号化音
楽データのプレゼントが終了する。
【0107】図13、14を参照して、第1の携帯電話
k1、および第2の携帯電話k2における暗号化音楽デ
ータの再生について説明する。第1の携帯電話k1のデ
ータ再生部113は、第1の復号器150と第2の復号
器151とから構成される。第1の復号器150は、メ
モリコントローラ40の制御によりバス112を介して
メモりカードMから第1の固有ID20、および第1の
暗号化コンテンツキー19を読み出し、入力する。そし
て、入力した第1の暗号化コンテンツキー19が第1の
固有ID20に基づいて暗号化されているか否かを判別
する。第1の暗号化コンテンツキー19が第1の固有I
D20に基づいて暗号化されている場合は、第1の復号
器150は第1の暗号化コンテンツキー19を復号し、
その復号したコンテンツキーを第2の復号器151へ出
力する。第1の暗号化コンテンツキー19が第1の固有
ID20に基づいて暗号化されていない場合は、第1の
復号器150は第1の暗号化コンテンツキー19を復号
しないので暗号化音楽データを再生できない。従って、
第1の暗号化コンテンツキー19が第1の固有ID20
に基づいて暗号化されている場合に限り暗号化音楽デー
タ17を再生できる。
【0108】第2の復号器151は、メモリコントロー
ラ40の制御に基づいてバス112を介してメモりカー
ドMから暗号化音楽データ17を読み出し、入力する。
そして、入力した暗号化音楽データ17を第1の復号器
150から入力したコンテンツキーにより復号してD/
A変換器131へ出力する。D/A変換器131は、デ
ータ再生部113からの復号された音楽データをディジ
タルからアナログへ変換してヘッドホーン15等の外部
出力器へ出力する。これにより第1の携帯電話k1の持
ち主は音楽を聴くことができる。
【0109】第2の携帯電話k2のデータ再生部147
も図14に示すデータ再生部113と同じ構成である。
この場合、第1の復号器150は、メモリカードから第
2の固有ID200と、第2の暗号化コンテンツキー1
6とを読み出し、第2の暗号化コンテンツキー16が第
2の固有ID200に基づいて暗号化されている場合に
限り、第2の暗号化コンテンツキー16を復号して第2
の復号器151へ、復号したコンテンツキーを出力す
る。従って、第2の携帯電話k2においても、第2の暗
号化コンテンツキー16が第2の固有ID200に基づ
いて暗号化されている場合に限り、プレゼントされた暗
号化音楽データ17を再生することができる。その後の
動作は、第1の携帯電話k1の説明と同じであるので、
その説明を省略する。
【0110】上記の説明においては、第1の携帯電話k
1から第2の携帯電話k2へ暗号化音楽データがプレゼ
ントされた場合でも、第1の携帯電話k1用のメモリカ
ードMからプレゼントした暗号化音楽データを復号する
第2の暗号化コンテンツキー16が消去されなかった
が、好ましくは、第2の暗号化コンテンツキー16は暗
号化音楽データが第2の携帯電話k2へプレゼントされ
た後は、消去される。
【0111】図15を参照して、第1の携帯電話k1
は、図14に示す構成に加えて、データ消去部132を
有する。上記において説明したように第1の携帯電話k
1が音楽情報サーバ10から第1の暗号化コンテンツキ
ー19、著作権情報18、暗号化音楽データ17、およ
び第2の暗号化コンテンツキー16を受信し、その受信
した第1の暗号化コンテンツキー19、著作権情報1
8、暗号化音楽データ17、および第2の暗号化コンテ
ンツキー16をデータ記録部114により第1のメモリ
部130に装着されたメモリカードMに記録した後、第
1の携帯電話k1の持ち主が暗号化音楽データ17を第
2の携帯電話k2の持ち主にプレゼントしたい時は、入
力部118からプレゼントしたい暗号化音楽データ17
を特定する信号を入力する。そうすると、入力部118
からデータ読み出し部109へ暗号化音楽データ17を
特定する信号が出力され、データ読み出し部109は、
入力した信号に基づいてバス112を介して第1のメモ
リ部130に装着されたメモリカードMから特定された
暗号化音楽データ17、その暗号化音楽データ17に関
連する著作権情報18、および暗号化音楽データ17を
復号するための第2の暗号化音楽データ16を読み出
す。そして、送信部116は、データ読み出し部109
が読み出した暗号化音楽データ17、著作権情報18、
および第2の暗号化コンテンツキー16を第2の携帯電
話k2へ送信する。また、入力部118から入力された
信号がデータ消去部132へも入力され、データ消去部
132は、データ読み出し部109がメモリカードMか
ら暗号化音楽データ17、著作権情報18、および第2
の暗号化コンテンツキー16を読み出した後、バス11
2を介してメモリカードMから第2の暗号化コンテンツ
キー16を消去する。このように、暗号化音楽データ1
7を第2の携帯電話k2へプレゼントした後に、第2の
暗号化コンテンツキー16を消去するのは、第2の暗号
化コンテンツキー16を消去しなければ、何枚ものメモ
リカードに第1の携帯電話k1が音楽情報サーバ10か
ら受信した暗号化音楽データ17をコピーして販売する
ことも可能になり、1回、音楽情報サーバ10から第2
の暗号化コンテンツキー16を取得すれば、著作権料を
支払わなくても自由なコピーが可能となり、著作権を保
護した音楽データの配信システムを構築することができ
ないからである。
【0112】第1の携帯電話k1から暗号化音楽データ
17、著作権情報18、および第2の暗号化コンテンツ
キー16を受信した第2の携帯電話k2の動作は図13
の説明と同じであるので、その説明を省略する。また、
図15のデータ再生部113、147は、図14と同じ
構成を有する。
【0113】第1の携帯電話k1用のメモリカードMか
ら暗号化音楽データが第2の携帯電話k2へプレゼント
されたとき、暗号化音楽データを復号する第2の暗号化
コンテンツキー16が消去される場合のフローチャート
は、上記図4のフローチャートのステップS63とステ
ップ64との間に「第1の携帯電話は、第2の暗号化コ
ンテンツキーを第1の媒体から消去する」というステッ
プを挿入したフローチャートになる。
【0114】なお、上記の説明においては、音楽情報サ
ーバ10から受信する暗号化音楽データは1曲として説
明したが、これに限定されるものではなく、何曲でも受
信可能である。音楽情報サーバ10から複数の曲を受信
した後、そのうちの1曲を誰かにプレゼントする場合
は、受信した暗号化音楽データ、その暗号化音楽データ
に関連する著作権情報、およびその暗号化音楽データを
プレゼントされる携帯電話の持ち主が復号するための暗
号化コンテンツキーのリストを携帯電話の表示部に表示
した後にプレゼントした暗号化音楽データを特定するよ
うにすることが可能である。この場合、図13、15に
示す第1の携帯電話k1の構成に表示部を追加するだけ
で良い。
【0115】また、上記説明においては、音楽情報サー
バ10から受信した暗号化音楽データ17を一人の人に
プレゼントしたが、これに限られるものではなく、複数
人にプレゼントすることも可能である。この場合、音楽
情報サーバ10は、暗号化音楽データ17をプレゼント
する複数人の電話番号から各々の固有IDを認識し、そ
の認識した固有IDに基づいて暗号化音楽データ17を
復号する暗号化コンテンツキーを生成し、第1の携帯電
話k1に送信する。従って、音楽情報サーバ10は、複
数の固有ID認識回路と暗号化コンテンツキー生成回路
とを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の音楽配信システムを示す図である。
【図2】図1の第1の携帯電話に用いるメモリカードの
構成図である。
【図3】図1の第2の携帯電話に用いるメモリカードの
構成図である。
【図4】図1に示す音楽配信システムのフローチャート
である。
【図5】音楽データ等を記録した媒体を他人に貸す概念
を説明する図である。
【図6】図1の第1の携帯電話に用いるメモリカードの
他の構成図である。
【図7】図1の第2の携帯電話に用いるメモリカードの
他の構成図である。
【図8】本願発明の音楽配信システムの応用例を示す図
である。
【図9】図1の第1の携帯電話に用いるメモリカードの
更に他の構成図である。
【図10】図1の第1の携帯電話に用いるメモリカード
のまた更に他の構成図である。
【図11】図1の携帯電話と音楽情報サーバの構成を示
す図である。
【図12】図1の携帯電話と音楽情報サーバの他の構成
を示す図である。
【図13】第1の携帯電話と第2の携帯電話の構成を示
す図である。
【図14】図13に示す第1および第2の携帯電話のデ
ータ再生部の構成を示す図である。
【図15】第1の携帯電話と第2の携帯電話の他の構成
を示す図である。
【符号の説明】
10・・・音楽情報サーバ 15・・・ヘッドホーン 16・・・第2の暗号化コンテンツキー1 17・・・暗号化音楽データ 18・・・著作権情報 19・・・第1の暗号化コンテンツキー 20・・・第1の固有ID1 30、35、70、80、90、95・・・メモリ 40、142・・・メモリコントローラ 60・・・DVDプレーヤ 61・・・DVD 100・・・音楽配信システム 109・・・データ読み出し部 110、141・・・コントローラ 112、144・・・バス 113、147・・・データ再生部 114、146・・・データ記録部 115、145・・・固有ID生成部 116、125・・・送信部 117、119、140・・・受信部 118・・・入力部 120・・・第1の固有ID認識回路 121・・・第2の固有ID認識回路 122・・・第1の暗号化コンテンツキー生成回路 123・・・第2の暗号化コンテンツキー生成回路 124、127・・・データ部 126・・・コンテンツキー生成回路 128・・・暗号化回路 130・・・第1のメモリ部 131、148・・・D/A変換器 132・・・データ消去部 143・・・第2のメモリ部 150・・・第1の復号器 151・・・第2の復号器 200・・・第2の固有ID 300、350、700、800、900、950・・
・セキュリティー領域 310、360、710、810、910、960・・
・データ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/66 H04M 3/42 J 9A001 1/72 11/08 H04B 7/26 109S 3/42 H04L 9/00 601E 11/08 601A 673B (72)発明者 牧野 恵 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 金森 美和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 三谷 健一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5J104 AA01 AA12 AA16 EA16 EA26 NA02 NA21 NA33 NA36 PA02 PA07 5K024 AA61 AA71 BB04 DD06 5K027 AA11 BB01 HH21 HH23 5K067 AA21 BB04 BB21 DD16 DD17 EE02 EE25 GG01 GG11 HH05 HH22 HH23 HH36 5K101 KK18 LL12 MM07 NN21 PP03 9A001 EE03 JJ71 JZ19 JZ27 KK43 KK62

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の携帯電話の電話番号に依存した第
    1の固有IDと、前記第1の固有IDに基づいて暗号化
    された第1の暗号化コンテンツキーと、第2の携帯電話
    の電話番号に依存した第2の固有IDに基づいて暗号化
    された第2の暗号化コンテンツキーと、著作権情報と、
    コンテンツキーによって暗号化された暗号化音楽データ
    とを記録可能な第1の媒体と、 前記第2の固有IDと、前記第1の媒体に記録された前
    記第2の暗号化コンテンツキー、前記著作権情報、およ
    び前記暗号化音楽データとを記録可能な第2の媒体と、 第1の携帯電話からの通話に基づいて前記第1および第
    2の暗号化コンテンツキーを生成し、その生成した第1
    および第2の暗号化コンテンツキーと、前記著作権情報
    と、前記暗号化音楽データとを第1の携帯電話に送信す
    る音楽情報サーバと、 前記第1の固有IDと、前記音楽情報サーバから受信し
    た第1および第2の暗号化コンテンツキー、前記著作権
    情報、および前記暗号化音楽データとを前記第1の媒体
    に記録し、その記録した暗号化音楽データを再生すると
    共に、前記第2の暗号化コンテンツキー、前記著作権情
    報、および前記暗号化音楽データを第2の携帯電話に送
    信する第1の携帯電話と、 前記第2の固有IDと、前記第1の携帯電話から受信し
    た前記第2の暗号化コンテンツキー、前記著作権情報、
    および前記暗号化音楽データとを前記第2の媒体に記録
    し、その記録した暗号化音楽データを再生する第2の携
    帯電話とから成る音楽配信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の媒体は、第三者に
    読み出し不可能なセキュリティー領域と、読み出し可能
    なデータ領域とから成り、 前記第1の携帯電話は、前記第1の固有IDと前記第1
    の暗号化コンテンツキーとを前記セキュリティー領域に
    記録し、前記著作権情報、前記暗号化音楽データ、およ
    び前記第2の暗号化コンテンツキーを前記データ領域に
    記録し、 前記第2の携帯電話は、前記第2の固有IDと前記第2
    の暗号化コンテンツキーとを前記セキュリティー領域に
    記録し、前記著作権情報、および前記暗号化音楽データ
    を前記データ領域に記録する請求項1記載の音楽配信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の媒体は、第三者に
    読み出し不可能なセキュリティー領域と、読み出し可能
    なデータ領域とから成り、 前記第1の携帯電話は、前記第1の暗号化コンテンツキ
    ーを前記セキュリティー領域に記録し、前記第1の固有
    ID、前記著作権情報、前記暗号化音楽データ、および
    前記第2の暗号化コンテンツキーを前記データ領域に記
    録し、 前記第2の携帯電話は、前記第2の暗号化コンテンツキ
    ーを前記セキュリティー領域に記録し、前記第2の固有
    ID、前記著作権情報、および前記暗号化音楽データを
    前記データ領域に記録する請求項1記載の音楽配信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の媒体は、第三者に
    読み出し不可能なセキュリティー領域と、読み出し可能
    なデータ領域とから成り、 前記第1の携帯電話は、少なくとも前記第1の暗号化コ
    ンテンツキーと前記第2の暗号化コンテンツキーとを前
    記セキュリティー領域に記録し、前記著作権情報、およ
    び前記暗号化音楽データを前記データ領域に記録し、 前記第2の携帯電話は、前記第2の暗号化コンテンツキ
    ーを前記セキュリティー領域に記録し、前記第2の固有
    ID、前記著作権情報、および前記暗号化音楽データを
    前記データ領域に記録する請求項1記載の音楽配信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記第1の携帯電話は、前記第1の媒体
    に記録した第1の暗号化コンテンツキーが前記第1の固
    有IDに基づいて暗号化されたものである場合に限り前
    記暗号化音楽データを再生でき、 前記第2の携帯電話は、前記第2の媒体に記録した第2
    の暗号化コンテンツキーが前記第2の固有IDに基づい
    て暗号化されたものである場合に限り前記暗号化音楽デ
    ータを再生できる請求項1から請求項4のいずれか1項
    に記載の音楽配信システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の携帯電話は、前記第2の暗号
    化コンテンツキー、前記著作権情報、および前記暗号化
    音楽データを前記第2の携帯電話へ送信した後、前記第
    1の媒体に記録されている前記第2の暗号化音楽データ
    を消去する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載
    の音楽配信システム。
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