JP2000308129A - 音楽配信システム - Google Patents

音楽配信システム

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JP2000308129A
JP2000308129A JP11109617A JP10961799A JP2000308129A JP 2000308129 A JP2000308129 A JP 2000308129A JP 11109617 A JP11109617 A JP 11109617A JP 10961799 A JP10961799 A JP 10961799A JP 2000308129 A JP2000308129 A JP 2000308129A
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JP
Japan
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mobile phone
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music data
music
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Pending
Application number
JP11109617A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hioki
敏昭 日置
Yoshihiro Hori
吉宏 堀
Megumi Makino
恵 牧野
Yoshikazu Kanamori
美和 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピーされたデータに対しても著作権の保護
を行う配信システムを提供する。 【解決手段】 音楽配信システム100は、第1の携帯
電話k1と、第2の携帯電話k2と、メモリカードM
と、メモリカードMMと、音楽情報サーバ10とから成
る。第1の携帯電話k1から音楽情報サーバ10へ電話
することにより音楽情報サーバ10から著作権情報1
7、暗号化音楽データ16、第1の固有ID19に基づ
いた第1の暗号化コンテンツキー18が第1の携帯電話
k1へ送信され、第1の携帯電話k1は、第1の暗号化
コンテンツキー18、暗号化音楽データ17、著作権情
報17、第1の固有ID19、および購入マーク170
をメモリカードMに記録する。第2の携帯電話k2は、
第1の携帯電話k1から暗号化音楽データ16と著作権
情報17をコピーし、著作権情報17を音楽情報サーバ
10へ通話し、音楽情報サーバ10から第2の固有ID
190に基づいた第2の暗号化コンテンツキー180を
受信し、購入マーク170と共にメモリカードMMに記
録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピーされた音楽
に対する著作権保護を実現した携帯電話による音楽配信
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、音楽情報を記録したCD(コンパ
クトディスク)が販売されており、CDから光磁気ディ
スク(MD)への音楽情報のコピーは自由に行うことが
できる。
【0003】一方、CDからMDへ音楽情報をコピーし
た場合、MDから更に他のMDに音楽情報をコピーする
ことは、著作権を侵害するとして不可能である。
【0004】即ち、現在では、親から子へのコピーは自
由に行うことができるが、孫へのコピーはできないこと
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在のような
システムでは、音楽情報の自由な供給が困難であり、音
楽情報を記録再生する機器を製造する製造業者にとって
も不公正なシステムになっている。
【0006】一方、自由に音楽情報をコピーできるよう
にした場合、著作権侵害の問題も生じる。
【0007】そこで、本願発明は、かかる問題を解決
し、コピーされた音楽に対して著作権の保護を行い、配
信業者、アーティスト、音楽リスナー、機器製造業者に
公正なシステムを構築することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に係る発明は、第1の携帯電話の電話番号に依存した
第1の固有IDと、第1の固有IDに基づいて暗号化し
た第1の暗号化コンテンツキーと、著作権情報と、暗号
化音楽データとを記録可能な第1の媒体と、第2の携帯
電話の電話番号に依存した第2の固有IDと、第2の固
有IDに基づいて暗号化した第2の暗号化コンテンツキ
ーと、著作権情報と、暗号化音楽データとを記録可能な
第2の媒体と、第1の携帯電話からの通話に基づいて第
1の暗号化コンテンツキーを生成し、その生成した第1
の暗号化コンテンツキーと、著作権情報と、暗号化音楽
データとを第1の携帯電話に送信すると共に、第1の携
帯電話と異なる第2の携帯電話から著作権情報の通話が
あったときは、第2の携帯電話の電話番号に依存した第
2の固有IDに基づいて暗号化した第2の暗号化コンテ
ンツキーを生成し、その生成した第2の暗号化コンテン
ツキーを第2の携帯電話に送信する音楽情報サーバと、
第1の固有IDと、音楽情報サーバから受信した第1の
暗号化コンテンツキー、著作権情報、および暗号化音楽
データとを第1の媒体に記録し、その記録した暗号化音
楽データを再生する第1の携帯電話と、第1の携帯電話
より少なくとも著作権情報、および暗号化音楽データを
第2の媒体にコピーし、音楽情報サーバへ第2の媒体か
ら読み出した著作権情報を通話すると共に、音楽情報サ
ーバから受信した第2の暗号化コンテンツキーを第2の
媒体に記録し、暗号化音楽データを再生する第2の携帯
電話とから成る音楽配信システムであって、第1の携帯
電話は、第1の固有ID、第1の暗号化コンテンツキ
ー、著作権情報、および暗号化音楽データを第1の媒体
に記録する際に著作権情報に含めて暗号化音楽データを
正規に取得したことを表す購入マークを記録し、第2の
携帯電話は、第2の暗号化コンテンツキーを第2の媒体
に記録する際に著作権情報に含めて暗号化音楽データを
正規に取得したことを表す購入マークを記録する音楽配
信システムである。
【0009】請求項1に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話から音楽情報サーバへ通話さ
れると、音楽情報サーバは、通話した第1の携帯電話の
電話番号を介して第1の固有IDを知り、その第1の固
有IDに基づいて暗号化された音楽データを復号するコ
ンテンツキーを暗号化した第1の暗号化コンテンツキー
を生成する。そして、その生成した第1の暗号化コンテ
ンツキーと、第1の携帯電話からの通話により指定され
た暗号化音楽データと、その暗号化音楽データに関する
著作権情報とを通話した第1の携帯電話に送信する。第
1の携帯電話は、第1の固有IDと、音楽情報サーバか
ら受信した第1の暗号化コンテンツキー、著作権情報、
および暗号化音楽データとを第1の媒体に記録すると共
に、その際に暗号化音楽データを正規に取得したことを
表す購入マークを著作権情報に含めて第1の媒体に記録
する。そして、記録した暗号化音楽データを再生する。
【0010】また、第2の携帯電話は、第1の携帯電話
かた少なくとも著作権情報、および暗号化音楽データを
第2の媒体にコピーし、そのコピーした著作権情報を第
2の媒体から読み出し、音楽情報サーバへ著作権情報を
通話する。そうすると、音楽情報サーバは、第2の携帯
電話の電話番号を介して第2の固有IDを知り、その第
2の固有IDに基づいて暗号化された音楽データを復号
するコンテンツキーを暗号化した第2の暗号化コンテン
ツキーを生成する。そして、音楽情報サーバは、その生
成した第2の暗号化コンテンツキーを第2の携帯電話に
送信し、第2の携帯電話は、音楽情報サーバから受信し
た第2の暗号化コンテンツキーを第2の媒体に記録する
と共に、その際に暗号化音楽データを正規に取得したこ
とを表す購入マークを著作権情報に含めて第2の媒体に
記録する。そして、記録した暗号化音楽データを再生す
る。
【0011】従って、請求項1に記載された発明によれ
ば、第1の携帯電話により暗号化音楽データ等が正規に
取得され、記録された第1の媒体から暗号化音楽デー
タ、および著作権情報をコピーする第2の携帯電話は、
音楽情報サーバに対し、第1の携帯電話により第1の媒
体に記録された著作権情報を送信すれば、音楽情報サー
バから第2の暗号化コンテンツキーが送信され、その送
信された第2の暗号化コンテンツキーを第2の媒体に媒
体に記録するだけで、著作権情報を保護しながら音楽デ
ータをコピーできる。また、第1の携帯電話および第2
の携帯電話は、暗号化音楽データを正規に取得したこと
を表す購入マークを著作権情報に含めて記録するので、
著作権保護をより完全に行うことができる。
【0012】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載された音楽配信システムにおいて、第1の媒体、お
よび第2の媒体は、第三者に読み出し不可能なセキュリ
ティー領域と、読み出し可能なデータ領域とから成り、
第1の暗号化コンテンツキーと第1の固有IDとを第1
の媒体のセキュリティー領域に記録し、第2の暗号化コ
ンテンツキーと第2の固有IDとを第2の媒体のセキュ
リティー領域に記録し、著作権情報、および暗号化音楽
データは、第1、および第2の媒体のデータ領域に記録
する音楽配信システムである。
【0013】請求項2に記載された音楽配信システムに
おいては、第1、および第2の媒体は、第三者に読み出
し不可能なセキュリティー領域と、読み出し可能なデー
タ領域とから成り、第1の暗号化コンテンツキーと第1
の固有IDとは、第1の媒体のセキュリティー領域に記
録され、第2の暗号化コンテンツキーと第2の固有ID
とは、第2の媒体のセキュリティー領域に記録される。
そして、暗号化音楽データと、著作権情報とは第1の媒
体、および第2の媒体のデータ領域に記録される。
【0014】従って、請求項2に記載された発明によれ
ば、第1もしくは第2の携帯電話の電話番号に依存した
第1もしくは第2の固有IDを第三者は読み出すことが
できず、個人情報を保護できる。また、第1および第2
の暗号化コンテンツキーを第三者は読み出すことができ
ないため、暗号化音楽データを不法にコピーしても第三
者は暗号化音楽データを復号する暗号化コンテンツキー
を取得できず、暗号化音楽データを再生できないため不
法なコピーを防止できる。
【0015】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載された音楽配信システムにおいて、第1の媒体、お
よび第2の媒体は、第三者に読み出し不可能なセキュリ
ティー領域と、読み出し可能なデータ領域とから成り、
第1の暗号化コンテンツキーを第1の媒体のセキュリテ
ィー領域に記録し、第1の固有ID、著作権情報、およ
び暗号化音楽データを第1の媒体のデータ領域に記録
し、第2の暗号化コンテンツキーを第2の媒体のセキュ
リティー領域に記録し、第2の固有ID、著作権情報、
および暗号化音楽データを第2の媒体のデータ領域に記
録する音楽配信システムである。
【0016】請求項3に記載された音楽配信システムに
おいては、第1および第2の暗号化コンテンツキーは、
媒体のセキュリティー領域に記録され、それ以外の情報
は、媒体のデータ領域に記録される。
【0017】従って、請求項3に記載された発明によれ
ば、第1および第2の暗号化コンテンツキーを第三者は
読み出すことができないため、暗号化音楽データを不法
にコピーしても第三者は暗号化音楽データを復号する暗
号化コンテンツキーを取得できず、暗号化音楽データを
再生できないため不法なコピーを防止できる。
【0018】また、請求項4に係る発明は、請求項1か
ら請求項3のいずれか1項に記載された音楽配信システ
ムにおいて、第1の携帯電話は、第1の媒体に記録した
第1の暗号化コンテンツキーが第1の固有IDに基づい
て暗号化されているものである場合に限り暗号化音楽デ
ータを再生でき、第2の携帯電話は、第2の媒体に記録
した第2の暗号化コンテンツキーが第2の固有IDに基
づいて暗号化されているものである場合に限り暗号化音
楽データを再生できる音楽配信システムである。
【0019】請求項4に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話は、第1の媒体に記録した第
1の暗号化コンテンツキーを読み出し、その読み出した
第1の暗号化コンテンツキーが第1の固有IDに基づい
て暗号化されたものであると判別された場合だけ第1の
媒体から暗号化音楽データを再生できる。
【0020】また、第2の携帯電話は、第2の媒体に記
録した第2の暗号化コンテンツキーを読み出し、その読
み出した第2の暗号化コンテンツキーが第2の固有ID
に基づいて暗号化されたものであると判別された場合だ
け第2の媒体から暗号化音楽データを再生できる。
【0021】従って、請求項4に記載された発明によれ
ば、固有ID、暗号化コンテンツキー、著作権情報、お
よび暗号化音楽データを記録した媒体が、固有ID等を
記録した携帯電話と異なる携帯電話に装着された時でも
暗号化コンテンツキーが固有IDに基づいて暗号化され
たものであれば媒体に記録された暗号化音楽データを再
生できる。
【0022】その結果、音楽情報サーバから正規に音楽
データを受信して記録した媒体を他人に貸すことが可能
であり、正規に音楽データを受信した媒体から著作権情
報、暗号化音楽データをコピーしただけで、音楽情報サ
ーバから暗号化コンテンツキーを入手しなければ暗号化
音楽データを再生できず、著作権を保護して不法なコピ
ーを防止できる。
【0023】また、請求項5に係る発明は、第1の携帯
電話の電話番号に依存した第1の固有IDと、第1の固
有IDに基づいて暗号化したn個の第1の暗号化コンテ
ンツキーと、n個の著作権情報と、n個の暗号化音楽デ
ータとを記録可能な第1の媒体と、第2の携帯電話の電
話番号に依存した第2の固有IDと、第2の固有IDに
基づいて暗号化したm個の第2の暗号化コンテンツキー
と、m個の著作権情報と、m個の暗号化音楽データとを
記録可能な第2の媒体と、第1の携帯電話からの通話に
基づいてn個の第1の暗号化コンテンツキーを生成し、
その生成したn個の第1の暗号化コンテンツキーと、n
個の著作権情報と、n個の暗号化音楽データとを第1の
携帯電話に送信すると共に、第1の携帯電話と異なる第
2の携帯電話からm個の著作権情報の通話があったとき
は、第2の携帯電話の電話番号に依存した第2の固有I
Dに基づいて暗号化したm個の第2の暗号化コンテンツ
キーを生成し、その生成したm個の第2の暗号化コンテ
ンツキーを第2の携帯電話に送信する音楽情報サーバ
と、第1の固有IDと、音楽情報サーバから受信したn
個の第1の暗号化コンテンツキー、n個の著作権情報、
およびn個の暗号化音楽データとを第1の媒体に記録
し、その記録したn個の暗号化音楽データを再生する第
1の携帯電話と、第1の携帯電話より少なくともm個の
著作権情報、およびm個の暗号化音楽データを第2の媒
体にコピーし、音楽情報サーバへ第2の媒体から読み出
したm個の著作権情報を通話すると共に、音楽情報サー
バから受信したm個の第2の暗号化コンテンツキーを第
2の媒体に記録し、m個の暗号化音楽データを再生する
第2の携帯電話とから成る音楽配信システムであって、
第1の携帯電話は、第1の固有ID、n個の第1の暗号
化コンテンツキー、n個の著作権情報、およびn個の暗
号化音楽データを第1の媒体に記録する際にn個の著作
権情報の各々に含めて暗号化音楽データを正規に取得し
たことを表す購入マークを記録し、第2の携帯電話は、
m個の第2の暗号化コンテンツキーを第2の媒体に記録
する際にm個の著作権情報の各々に含めて暗号化音楽デ
ータを正規に取得したことを表す購入マークを記録する
音楽配信システムである。
【0024】請求項5に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話から音楽情報サーバへ通話さ
れると、音楽情報サーバは、通話した第1の携帯電話の
電話番号を介して第1の固有IDを知り、その第1の固
有IDに基づいて暗号化された音楽データを復号するコ
ンテンツキーを暗号化した第1の暗号化コンテンツキー
を生成する。この場合、第1の携帯電話からは希望する
n個の暗号化音楽データが指定されるので、音楽情報サ
ーバは、そのn個の暗号化音楽データに対応してn個の
第1の暗号化コンテンツキーを生成する。そして、その
生成したn個の第1の暗号化コンテンツキーと、第1の
携帯電話からの通話により指定されたn個の暗号化音楽
データと、そのn個の暗号化音楽データに関するn個の
著作権情報とを通話した第1の携帯電話に送信する。第
1の携帯電話は、第1の固有IDと、音楽情報サーバか
ら受信したn個の第1の暗号化コンテンツキー、n個の
著作権情報、およびn個の暗号化音楽データとを第1の
媒体に記録すると共に、その際に暗号化音楽データを正
規に取得したことを表す購入マークをn個の著作権情報
の各々に含めて第1の媒体に記録する。そして、記録し
たn個の暗号化音楽データを随時、再生する。
【0025】また、第2の携帯電話は、第1の携帯電話
から少なくともm個の著作権情報、およびm個の暗号化
音楽データを第2の媒体にコピーし、そのコピーしたm
個の著作権情報を第2の媒体から読み出し、音楽情報サ
ーバへm個の著作権情報を通話する。そうすると、音楽
情報サーバは、第2の携帯電話の電話番号を介して第2
の固有IDを知り、その第2の固有IDに基づいて暗号
化された音楽データを復号するコンテンツキーを暗号化
した第2の暗号化コンテンツキーを生成する。この場
合、第2の携帯電話からはm個の著作権情報が送信され
るので、音楽情報サーバは、そのm個の暗号化音楽デー
タに対応してm個の第2の暗号化コンテンツキーを生成
する。そして、音楽情報サーバは、その生成したm個の
第2の暗号化コンテンツキーを第2の携帯電話に送信
し、第2の携帯電話は、音楽情報サーバから受信したm
個の第2の暗号化コンテンツキーを第2の媒体に記録す
ると共に、その際に暗号化音楽データを正規に取得した
ことを表す購入マークをm個の著作権情報の各々に含め
て第2の媒体に記録する。そして、記録したm個の暗号
化音楽データを随時、再生する。
【0026】従って、請求項5に記載された発明によれ
ば、第1の携帯電話によりn個の暗号化音楽データ等が
正規に取得され、記録された第1の媒体からm個の暗号
化音楽データ、およびm個の著作権情報をコピーする第
2の携帯電話は、音楽情報サーバに対し、第1の携帯電
話により第1の媒体に記録されたn個の著作権情報のう
ちコピーしたm個の著作権情報を音楽情報サーバへ送信
すれば、音楽情報サーバからm個の第2の暗号化コンテ
ンツキーが送信され、その送信されたm個の第2の暗号
化コンテンツキーを第2の媒体に媒体に記録するだけ
で、著作権情報を保護しながら音楽データをコピーでき
る。また、第1の携帯電話および第2の携帯電話は、暗
号化音楽データを正規に取得したことを表す購入マーク
を複数の著作権情報の各々に含めて記録するので、著作
権保護をより完全に行うことができる。
【0027】また、請求項6に係る発明は、請求項5に
記載された音楽配信システムにおいて、第1の媒体、お
よび第2の媒体は、第三者に読み出し不可能なセキュリ
ティー領域と、読み出し可能なデータ領域とから成り、
n個の第1の暗号化コンテンツキーと第1の固有IDと
を第1の媒体のセキュリティー領域に記録し、n個の著
作権情報、およびn個の暗号化音楽データを第1の媒体
のデータ領域に記録し、m個の第2の暗号化コンテンツ
キーと第2の固有IDとを第2の媒体のセキュリティー
領域に記録し、m個の著作権情報、およびm個の暗号化
音楽データは第2の媒体のデータ領域に記録する音楽配
信システムである。
【0028】請求項6に記載された音楽配信システムに
おいては、第1、および第2の媒体は、第三者に読み出
し不可能なセキュリティー領域と、読み出し可能なデー
タ領域とから成り、n個の第1の暗号化コンテンツキー
と第1の固有IDとは、第1の媒体のセキュリティー領
域に記録され、m個の第2の暗号化コンテンツキーと第
2の固有IDとは、第2の媒体のセキュリティー領域に
記録される。そして、n個もしくはm個の暗号化音楽デ
ータと、n個もしくはm個の著作権情報とは第1の媒
体、もしくは第2の媒体のデータ領域に記録される。
【0029】従って、請求項6に記載された発明によれ
ば、第1もしくは第2の携帯電話の電話番号に依存した
第1もしくは第2の固有IDを第三者は読み出すことが
できず、個人情報を保護できる。また、n個の第1の暗
号化コンテンツキー、およびm個の第2の暗号化コンテ
ンツキーを第三者は読み出すことができないため、n個
もしくはm個の暗号化音楽データを不法にコピーしても
第三者はそのコピーした暗号化音楽データを復号する暗
号化コンテンツキーを取得できず、暗号化音楽データを
再生できないため不法なコピーを防止できる。
【0030】また、請求項7に係る発明は、請求項5に
記載された音楽配信システムにおいて、第1の媒体、お
よび第2の媒体は、第三者に読み出し不可能なセキュリ
ティー領域と、読み出し可能なデータ領域とから成り、
n個の第1の暗号化コンテンツキーを第1の媒体のセキ
ュリティー領域に記録し、第1の固有ID、n個の著作
権情報、およびn個の暗号化音楽データを第1の媒体の
データ領域に記録し、m個の第2の暗号化コンテンツキ
ーを第2の媒体のセキュリティー領域に記録し、第2の
固有ID、m個の著作権情報、およびm個の暗号化音楽
データを第2の媒体のデータ領域に記録する音楽配信シ
ステムである。
【0031】請求項7に記載された音楽配信システムに
おいては、n個の第1の暗号化コンテンツキーおよびm
個の第2の暗号化コンテンツキーは、媒体のセキュリテ
ィー領域に記録され、それ以外の情報は、媒体のデータ
領域に記録される。
【0032】従って、請求項7に記載された発明によれ
ば、n個の第1の暗号化コンテンツキーおよびm個の第
2の暗号化コンテンツキーを第三者は読み出すことがで
きないため、暗号化音楽データを不法にコピーしても第
三者は暗号化音楽データを復号する暗号化コンテンツキ
ーを取得できず、暗号化音楽データを再生できないため
不法なコピーを防止できる。
【0033】また、請求項8に係る発明は、請求項5か
ら請求項7のいずれか1項に記載された音楽配信システ
ムにおいて、第1の携帯電話は、第1の媒体に記録した
n個の第1の暗号化コンテンツキーの各々が第1の固有
IDに基づいて暗号化されているものである場合に限り
暗号化音楽データを再生でき、第2の携帯電話は、第2
の媒体に記録したm個の第2の暗号化コンテンツキーの
各々が第2の固有IDに基づいて暗号化されているもの
である場合に限り暗号化音楽データを再生できる音楽配
信システムである。
【0034】請求項8に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話は、第1の媒体に記録したn
個の第1の暗号化コンテンツキーを読み出し、その読み
出したn個の第1の暗号化コンテンツキーが第1の固有
IDに基づいて暗号化されたものであると判別された場
合だけ第1の媒体から暗号化音楽データを再生できる。
【0035】また、第2の携帯電話は、第2の媒体に記
録したm個の第2の暗号化コンテンツキーを読み出し、
その読み出したm個の第2の暗号化コンテンツキーが第
2の固有IDに基づいて暗号化されたものであると判別
された場合だけ第2の媒体から暗号化音楽データを再生
できる。
【0036】従って、請求項8に記載された発明によれ
ば、固有ID、暗号化コンテンツキー、著作権情報、お
よび暗号化音楽データを記録した媒体が、固有ID等を
記録した携帯電話と異なる携帯電話に装着された時でも
暗号化コンテンツキーが固有IDに基づいて暗号化され
たものであれば媒体に記録された暗号化音楽データを再
生できる。
【0037】その結果、音楽情報サーバから正規に音楽
データを受信して記録した媒体を他人に貸すことが可能
であり、正規に音楽データを受信した媒体から著作権情
報、暗号化音楽データをコピーしただけで、音楽情報サ
ーバから暗号化コンテンツキーを入手しなければ暗号化
音楽データを再生できず、著作権を保護して不法なコピ
ーを防止できる。
【0038】また、請求項9に係る発明は、請求項1か
ら請求項8のいずれか1項に記載の音楽配信システムに
おいて、第1の携帯電話は、購入マークを第1の媒体に
記録したときは、購入マークをディスプレイに表示し、
第2の携帯電話は、購入マーク、および暗号化音楽デー
タを正規に購入していないことを表す不購入マークを第
2の媒体に記録したときは、購入マーク、および不購入
マークをディスプレイに表示する音楽配信システムであ
る。
【0039】請求項9に記載された音楽配信システムに
おいては、第1の携帯電話は、暗号化音楽データを正規
に購入し、購入マークと共に暗号化音楽データ等を第1
の媒体に記録したときは、その購入マークをディスクプ
レイに表示し、第2の携帯電話は、購入マーク、および
暗号化音楽データを正規に購入していないことを表す不
購入マークを第2の媒体に記録したときは、購入マー
ク、および不購入マークをディスプレイに表示する。
【0040】従って、請求項9に記載された発明によれ
ば、第1の携帯電話の持ち主、第2の携帯電話の持ち主
は、どの曲が正規に購入したかが解り、便利である。特
に、第2の携帯電話の持ち主は、当初、正規に購入して
いなくても、その後、購入したいと思えば、購入するこ
とができ、コピーした音楽を自由に選択できるので便利
である。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
つつ説明する。図1を参照して、本願発明に係る音楽配
信システムについて説明する。音楽配信システム100
は、第1の携帯電話k1(TEL1)と、第2の携帯電
話k2と、メモリカードMと、メモリカードMMと、音
楽情報サーバ10とから成る。メモリカードMは、第1
の携帯電話k1に挿脱可能であり、第1の携帯電話k1
に固有の第1の固有ID19、暗号化された暗号化音楽
データを復号する第1の暗号化コンテンツキー18、暗
号化音楽データに関する著作権情報17、および暗号化
音楽データ16が記録可能である。第1の固有ID19
は、第1の携帯電話k1の電話番号に依存したIDを使
用するものとし、第1の携帯電話k1が電話番号から生
成する。例えば、第1の携帯電話k1の電話番号が「0
9000000001」であれば、「90999999
999」のように決定される。また、メモリカードMM
は、第2の携帯電話k2に挿脱可能であり、第2の携帯
電話k2に固有の第2の固有ID190、第2の暗号化
コンテンツキー、著作権情報17、および暗号化音楽デ
ータ16が記録可能である。第2の固有ID190は、
第2の携帯電話k2の電話番号に依存したIDを使用す
るものとし、第2の携帯電話k2が電話番号から生成す
る。例えば、第2の携帯電話k2の電話番号が「910
03500201」であれば、「0899649979
9」のように決定される。
【0042】また、音楽情報サーバ10には、各種の音
楽データ、その音楽データの曲名、その音楽データの作
曲者、その音楽データの作詞者、その音楽データの実演
家(歌手名)、その音楽データに関する著作権情報等が
記録されており、携帯電話からアクセス可能になってい
る。また、著作権情報としては、著作物財産権、著作者
人格権、著作物送信権等の著作物に関する権利全般が含
まれる。更に、記録されている音楽データは暗号化され
ている。
【0043】第1の携帯電話k1の持ち主は、ある音楽
を聴きたいと思ったときは、第1の携帯電話k1から音
楽情報サーバ10へ電話をし、希望する音楽の曲名を指
定する。そうすると、音楽情報サーバ10は、第1の携
帯電話k1からの通話に基づいて、第1の携帯電話k1
の電話番号「09000000001」を介して第1の
携帯電話k1の第1の固有ID19を認識し、その認識
した第1の固有ID19に基づいて指定された音楽デー
タを暗号化するコンテンツキーを暗号化した第1の暗号
化コンテンツキー18を生成し、その生成した第1の暗
号化コンテンツキー18、指定された暗号化音楽データ
16、および、その暗号化音楽データ16に関する著作
権情報17を第1の携帯電話k1に送信する。この場
合、第1の暗号化コンテンツキー18は、第1の固有I
D19「90999999999」と、コンテンツキー
とに基づいて「PSW15XZ19A1Z」のように暗
号化される。また、第1の携帯電話k1から音楽情報サ
ーバ10への通話料は、通常の電話料に著作権料を追加
した料金となる。これにより、第1の携帯電話k1の持
ち主は、正規の著作権料を支払って希望する音楽を聴く
ことができる。
【0044】第1の携帯電話k1に第1の暗号化コンテ
ンツキー18、暗号化音楽データ16、および著作権情
報17が送信されると、第1の携帯電話k1は、自己に
固有の第1の固有ID19と、音楽情報サーバ10から
送信された第1の暗号化コンテンツキー18、暗号化音
楽データ16、および著作権情報17とをメモリカード
Mに記録する。また、第1の携帯電話k1は、暗号化音
楽データ16等をメモリカードMに記録する際に、正規
に暗号化音楽データ16を取得したことを表す購入マー
ク170を著作権情報17に含めてメモリカードMに記
録する。
【0045】図2を参照して、メモリカードMの構成に
ついて説明する。メモリカードMは、メモリ20とメモ
リコントローラ40とから構成され、メモリ20は第三
者に読み出し不可能なセキュリティー領域200と、読
み出し可能なデータ領域210とから成る。ここで、
「第三者に読み出す不可能」とは、パスワードを知って
いる特定の人は読み出し可能であるが、それ以外の人は
読み出し不可能であるという意味である(以下、おな
日。)。そして、第1の携帯電話k1により第1の固有
ID19、第1の暗号化コンテンツキー18、暗号化音
楽データ16、著作権情報17、および購入マーク17
0の記録が行われる際には、メモリコントローラ40
は、第1の固有ID19と第1の暗号化コンテンツキー
18とをメモリ20のセキュリティー領域200に記録
し、暗号化音楽データ16、著作権情報17、および購
入マーク170を、メモリ20のデータ領域210に記
録するようにコントロールする。この場合、メモリコン
トローラ40は、メモリ20から第1の固有ID19、
第1の暗号化コンテンツキー18、著作権情報17、暗
号化音楽データ16、および購入マーク170の読み出
しは可能であるが、第三者は外部からメモリコントロー
ラ40を通して第1の固有ID19および第1の暗号化
コンテンツキー18を読み出すことができない。これに
より、第1の固有ID19を第三者が外部から読み出す
ことが不可能になり、基本キーが漏れることを防止でき
る。また、第1の暗号化コンテンツキー18も第三者は
外部から読み出すことができないため、暗号化音楽デー
タ16を不法にコピーして取得しても、その暗号化音楽
データを再生することができず、不法なコピーを防止で
きる。暗号化音楽データ16、および著作権情報17
は、読み出し可能なデータ領域210に記録されるため
メモリ20から暗号化音楽データ16をコピーする場合
には、後述するように、その暗号化音楽データ16の著
作権情報17を読み出し、その著作権情報17を音楽情
報サーバ10へ送信すれば良く、著作権を保護して簡単
にコピーするのに用いることができる。
【0046】また、図3を参照して、メモリカードMM
の構成について説明する。メモリカードMMは、メモリ
30とメモリコントローラ40とから構成され、メモリ
30は第三者に読み出し不可能なセキュリティー領域3
00と、読み出し可能なデータ領域310とから成る。
そして、第2の携帯電話k2により第2の固有ID19
0、第2の暗号化コンテンツキー180、暗号化音楽デ
ータ16、著作権情報17、および購入マーク170の
記録が行われる際には、メモリコントローラ40は、第
2の固有ID190と第2の暗号化コンテンツキー18
0とをメモリ30のセキュリティー領域300に記録
し、暗号化音楽データ16、著作権情報17、および購
入マーク170を、メモリ30のデータ領域310に記
録するようにコントロールする。この場合、メモリコン
トローラ40は、メモリ30から第2の固有ID19
0、第2の暗号化コンテンツキー180、著作権情報1
7、暗号化音楽データ16、および購入マーク170の
読み出しは可能であるが、第三者は外部からメモリコン
トローラ40を通して第2の固有ID190および第2
の暗号化コンテンツキー180を読み出すことができな
い。これにより、第2の固有ID190を第三者が外部
から読み出すことが不可能になり、基本キーが漏れるこ
とを防止できる。また、第2の暗号化コンテンツキー1
80も第三者は外部から読み出すことができないため、
暗号化音楽データ16を不法にコピーして取得しても、
その暗号化音楽データを再生することができず、不法な
コピーを防止できる。
【0047】再び、図1を参照して、第1の携帯電話k
1がメモリ20に暗号化音楽データ16等を記録した
後、第1の携帯電話k1は、第1の暗号化コンテンツキ
ー18を読み出し、その読み出した第1の暗号化コンテ
ンツキー18が第1の固有ID19に基づいて暗号化さ
れているかを判別し、第1の固有ID19に基づいて暗
号化されている場合に限り、記録した暗号化音楽データ
16を第1の携帯電話k1に接続したヘッドホーン15
を通して聴くことができる。
【0048】第1の携帯電話k1により暗号化音楽デー
タ16等が記録されたメモリカードMが第1の携帯電話
k1から抜かれ、別の第2の携帯電話k2(TEL2)
に装着され、メモリカードMに記録された第1の固有I
D19が書き換えられなかった場合は、第2の携帯電話
k2は、メモリ20から暗号化音楽データ16を再生す
ることができ、第2の携帯電話k2の持ち主はヘッドホ
ーン15を通して音楽を聴くことができる。この場合
は、第2の携帯電話k2によりメモリ20から第1の暗
号化コンテンツキー18が読み出され、その読み出した
第1の暗号化コンテンツキー18は第1の固有ID19
に基づいて暗号化されているからである。これは、音楽
データが記録されたCD(コンパクトディスク)を他人
に貸すことに相当する。そして、この場合にも、正規に
暗号化音楽データを取得したことを表す購入マーク17
0はメモリカードMに記録されたままである。
【0049】しかし、第1の携帯電話k1により暗号化
音楽データ16等が記録されたメモリカードMから暗号
化音楽データ16、および著作権情報17が第2の携帯
電話k2のメモリカードMMへコピーされ、メモリカー
ドMMに第2の携帯電話k2に固有の第2の固有ID1
90が記録された状態では、第2の携帯電話k2の持ち
主はコピーした暗号化音楽データ16を再生できない。
暗号化音楽データ16を復号する第2の携帯電話k2用
の第2の暗号化コンテンツキー180がメモリカードM
Mに記録されていないからである。従って、第2の携帯
電話k2は、第1の携帯電話k1から暗号化音楽データ
16と著作権情報17とをコピーしたときに、正規に暗
号化音楽データ16を取得していないことを表す不購入
マーク171を著作権情報17に含めてメモりカードM
Mに記録する。従って、著作権情報17に購入マーク1
70が含まれているときは、暗号化音楽データ16を正
規に取得したことが解り、不購入マーク171が含まれ
ているときは、暗号化音楽データ16を正規に取得して
いないことが解る。
【0050】第1の携帯電話k1から暗号化音楽データ
16と著作権情報17をコピーした第2の携帯電話k2
が暗号化音楽データ16を再生するためには、次のよう
にする。即ち、第2の携帯電話k2は、メモリカードM
Mから著作権情報17を再生し、その再生した著作権情
報17を音楽情報サーバ10へ通知する。そうすると、
音楽情報サーバ10は、第2の携帯電話k2の電話番号
を介して第2の固有ID190を認識し、その認識した
第2の固有ID190に基づいて通知された著作権情報
17に対応する音楽データを暗号化するコンテンツキー
を暗号化した第2の暗号化コンテンツキー180を生成
し、その生成した第2の暗号化コンテンツキー180を
第2の携帯電話k2に送信する。この場合、第2の暗号
化コンテンツキー180は、第2の固有ID190「0
8996499799」と、コンテンツキーとに基づい
て「QW78TYH31KN5」のように暗号化され
る。また、第2の携帯電話k2から音楽情報サーバ10
への通話料は、通常の電話料に著作権料を追加した料金
となる。これにより、第2の携帯電話k2の持ち主は、
正規の著作権料を支払って希望する音楽を聴くことがで
きる。
【0051】第2の暗号化コンテンツキー180を受信
した第2の携帯電話k2は、第2の暗号化コンテンツキ
ー180をメモリカードMMに記録する。この際、第2
の携帯電話k2は、音楽情報サーバ10から第2の暗号
化コンテンツキー180を受信しており、暗号化音楽デ
ータ16を再生できるので、暗号化音楽データ16を正
規に取得したことを表す購入マーク170を著作権情報
17に含めて記録する。これにより、第2の携帯電話k
2は、メモリカードMMのメモリ30から第2の暗号化
コンテンツキー180を読み出すことができ、第2の暗
号化コンテンツキー180は、第2の固有ID190に
基づいて暗号化されているので、暗号化音楽データ16
を再生でき、第2の携帯電話k2の持ち主はヘッドホー
ン15を介して音楽を聴くことができる。
【0052】図4を参照して、音楽配信システム100
のフローチャートについて説明する。ステップS51で
スタートすると、ステップS52で第1の携帯電話から
音楽情報サーバへ電話され、希望する音楽データを指定
する。そして、ステップS53で音楽情報サーバは、第
1の携帯電話の電話番号を介して第1の固有IDを知
り、その第1の固有IDに基づいて、指定された暗号化
音楽データを復号するコンテンツキーを暗号化した第1
の暗号化コンテンツキーを生成し、ステップS54で、
音楽情報サーバから指定された暗号化音楽データ、その
暗号化音楽データに関する著作権情報、および、生成し
た第1の暗号化コンテンツキーが第1の携帯電話へ送信
される。その後、ステップS55で第1の携帯電話は、
自己に固有の第1の固有IDと、音楽情報サーバから受
信した暗号化音楽データ、著作権情報、第1の暗号化コ
ンテンツキー、および購入マークとを装着した第1の媒
体に記録する。そして、ステップS56で記録した第1
の暗号化コンテンツキーを読み出し、ステップS57で
読み出した第1の暗号化コンテンツキーが第1の固有I
Dを用いて復号できるかが判別され、第1の固有IDを
用いて復号できないときは、第1の携帯電話は暗号化音
楽データの再生動作が不能となり(ステップS58)、
その後ストップする(ステップS59)。第1の固有I
Dを用いて復号できるときは、第1の携帯電話は第1の
媒体から暗号化音楽データを再生し(ステップS6
0)、第1の携帯電話の持ち主は音楽を楽しむことがで
きる。そして、暗号化音楽データの再生が終了した後、
システムは終了する(ステップS61)。
【0053】第1の携帯電話により第1の媒体に記録さ
れた暗号化音楽データ等をコピーするときは、ステップ
S55の後、第2の携帯電話は第1の携帯電話から暗号
化音楽データ、および著作権情報を第2の媒体へコピー
し、コピーした第2の媒体から著作権情報を読み出す
(ステップS62)。そして、第2の携帯電話は、音楽
情報サーバへ電話を掛け、読み出した著作権情報を音楽
情報サーバへ送信する(ステップS63)。音楽情報サ
ーバは、受信した著作権情報に基づいて暗号化音楽デー
タを特定し、その暗号化音楽データを復号するコンテン
ツキーを認識すると共に、第2の携帯電話の電話番号を
介して第2の携帯電話の第2の固有IDを認識する。そ
して、認識した第2の固有IDに基づいてコンテンツキ
ーを暗号化した第2の暗号化コンテンツキーを生成し
(ステップS64)、その生成した第2の暗号化コンテ
ンツキーを第2の携帯電話へ送信する(ステップS6
5)。第2の携帯電話は、第2の固有IDと、音楽情報
サーバから受信した第2の暗号化コンテンツキーとを装
着した第2の媒体に記録する(ステップS66)。この
場合、暗号化音楽データを正規に取得したことを表す購
入マークも著作権情報に含めて記録される。これにより
コピー動作は終了する。コピーが終了した後、第2の携
帯電話は、第2の媒体から第2の暗号化コンテンツキー
を読み出し(ステップS67)、その読み出した第2の
暗号化コンテンツキーが第2の固有IDを用いて復号で
きるかを判別する(ステップS68)。その結果、第2
の暗号化コンテンツキーが第2の固有IDを用いて復号
できない場合は、第2の携帯電話は再生動作不能になり
(ステップS69)、システムはストップする(ステッ
プS70)。一方、第2の暗号化コンテンツキーが第2
の固有IDを用いて復号できる場合は、第2の携帯電話
は第2の媒体から音楽データを再生し、第2の携帯電話
の持ち主は音楽を楽しむことができる(ステップS7
1)。そして、音楽の再生が終了した後、システムは終
了する(ステップS72)。
【0054】第1の携帯電話k1に用いるメモリカード
Mは、図2に示す構成にものに限らず、図5に示す構成
のメモリカードM1であっても良い。メモリカードM1
は、メモリ50とメモリコントローラ40とから構成さ
れ、メモリ50は第三者に読み出し不可能なセキュリテ
ィー領域500と、読み出し可能なデータ領域510と
から成る。そして、第1の携帯電話k1により第1の固
有ID19、第1の暗号化コンテンツキー18、著作権
情報17、および暗号化音楽データ16の記録が行われ
る際には、メモリコントローラ40は、第1の暗号化コ
ンテンツキー18をメモリ50のセキュリティー領域5
00に記録し、第1の固有ID19、著作権情報17、
暗号化音楽データ16、および購入マーク170を、メ
モリ50のデータ領域510に記録するようにコントロ
ールする。この場合、メモリコントローラ40は、メモ
リ50から第1の固有ID19、第1の暗号化コンテン
ツキー18、著作権情報17、暗号化音楽データ16、
および購入マーク170の読み出しは可能であるが、第
三者は外部からメモリコントローラ40を通して第1の
暗号化コンテンツキー18を読み出すことができない。
これにより、暗号化音楽データ16を第三者に不法にコ
ピーされても、第1の暗号化コンテンツキー18はコピ
ーされないので、その第三者はコピーした暗号化音楽デ
ータ16を復号できず、結局、再生できない。
【0055】また、第2の携帯電話k2に用いるメモリ
カードMMは、図3に示す構成のカードに限らず、図6
に示すメモリカードMM1であってもよい。メモリカー
ドMM1は、メモリ60とメモリコントローラ40とか
ら構成され、メモリ60は第三者に読み出し不可能なセ
キュリティー領域600と、読み出し可能なデータ領域
610とから成る。そして、第2の携帯電話k2により
第2の固有ID190、第2の暗号化コンテンツキー1
80、著作権情報17、および暗号化音楽データ16の
記録が行われる際には、メモリコントローラ40は、第
2の暗号化コンテンツキー180をメモリ60のセキュ
リティー領域600に記録し、第2の固有ID190、
著作権情報17、および暗号化音楽データ16を、メモ
リ60のデータ領域610に記録するようにコントロー
ルする。この場合、メモリコントローラ40は、メモリ
60から第2の固有ID190、第2の暗号化コンテン
ツキー180、著作権情報17、および暗号化音楽デー
タ16の読み出しは可能であるが、第三者は外部からメ
モリコントローラ40を通して第2の暗号化コンテンツ
キー180を読み出すことができない。これにより、暗
号化音楽データ16を第三者に不法にコピーされても、
第2の暗号化コンテンツキー180はコピーされないの
で、その第三者はコピーした暗号化音楽データ16を復
号できず、結局、再生できない。
【0056】上記説明においては、メモリカードM、M
Mに記録される暗号化音楽データが1曲の場合について
説明したが、これに限られるものでは、一般に複数の暗
号化音楽データを記録することが可能である。
【0057】図7を参照して、3曲の暗号化音楽データ
を記録する場合について説明する。第1の携帯電話k1
に用いるメモリカードMには、第1の携帯電話k1に固
有の第1の固有ID70、暗号化音楽データ(1)8
0、暗号化音楽データ(2)81、暗号化音楽データ
(3)82、暗号化音楽データ(1)80を復号する第
1の暗号化コンテンツキー(1)71、暗号化音楽デー
タ(2)81を復号する第1の暗号化コンテンツキー
(2)72、暗号化音楽データ(3)82を復号する第
1の暗号化コンテンツキー(3)73、暗号化音楽デー
タ(1)80に対応する著作権情報(1)74、暗号化
音楽データ(2)81に対応する著作権情報(2)7
5、暗号化音楽データ(3)82に対応する著作権情報
(3)76、購入マーク77、購入マーク78、および
購入マーク79が記録される。そして、第1の暗号化コ
ンテンツキー(1)71、第1の暗号化コンテンツキー
(2)72、第1の暗号化コンテンツキー(3)73は
メモリカードMのメモリ20のセキュリティー領域20
0に記録され、第1の固有ID70は、セキュリティー
領域200若しくはデータ領域210に記録され、暗号
化音楽データ(1)80、暗号化音楽データ(2)8
1、暗号化音楽データ(3)82、著作権情報(1)7
4、著作権情報(2)75、著作権情報(3)76、購
入マーク77、購入マーク78、および購入マーク79
はデータ領域210に記録される。
【0058】第1の携帯電話k1が音楽情報サーバ10
から暗号化音楽データ1を取得する際には、第1の携帯
電話k1から音楽情報サーバ10へ電話をし、希望する
3曲の暗号化音楽データを暗号化音楽データ(1)8
0、暗号化音楽データ(2)81、暗号化音楽データ
(3)82を指定する。そうすると、音楽情報サーバ1
0は、上記図1で説明したように、第1の携帯電話k1
の電話番号から第1の固有ID70を認識し、その認識
した第1の固有ID70に基づいて指定された暗号化音
楽データ(1)80、暗号化音楽データ(2)81、暗
号化音楽データ(3)82の各々を暗号化するコンテン
ツキーを暗号化した第1の暗号化コンテンツキー(1)
71、第1の暗号化コンテンツキー(2)72、第1の
暗号化コンテンツキー(3)73を生成し、その生成し
た第1の暗号化コンテンツキー(1)71、第1の暗号
化コンテンツキー(2)72、第1の暗号化コンテンツ
キー(3)73、および暗号化音楽データ(1)80、
暗号化音楽データ(2)81、暗号化音楽データ(3)
82の各々に対応する著作権情報(1)74、著作権情
報(2)75、著作権情報(3)76を第1に携帯電話
k1に送信する。第1の暗号化コンテンツキー(1)7
1、第1の暗号化コンテンツキー(2)72、第1の暗
号化コンテンツキー(3)73、および著作権情報
(1)74、著作権情報(2)75、著作権情報(3)
76を受信した第1の携帯電話k1は、第1の固有ID
70、暗号化音楽データ(1)80、暗号化音楽データ
(2)81、暗号化音楽データ(3)82、第1の暗号
化コンテンツキー(1)71、第1の暗号化コンテンツ
キー(2)72、第1の暗号化コンテンツキー(3)7
3、著作権情報(1)74、著作権情報(2)75、著
作権情報(3)76、購入マーク77、購入マーク7
8、および購入マーク79をメモリカードMに記録す
る。その後、第1の携帯電話k1の持ち主は、上記図1
で説明したようにして所望の音楽を再生し、ヘッドホー
ン15を通して聴くことができる。
【0059】第2の携帯電話k2に用いるメモリカード
MMもメモリカードMと同じように第2の固有ID70
0、第2の暗号化コンテンツキー710等を記録可能で
ある。第2の携帯電話k2は、第1の携帯電話k1から
暗号化音楽データをコピーしたときは、暗号化音楽デー
タ(1)80、暗号化音楽データ(2)81、暗号化音
楽データ(3)82、著作権情報(1)74、著作権情
報(2)75、および著作権情報(3)76をコピー
し、コピーした暗号化音楽データ(1)80、暗号化音
楽データ(2)81、暗号化音楽データ(3)82の3
曲のうち、聴きたい暗号化音楽データ(1)80、およ
び暗号化音楽データ(3)82に対応する著作権情報
(1)74、著作権情報(3)76をメモリカードMM
から読み出し、その読み出した著作権情報(1)74、
著作権情報(3)76を音楽情報サーバ10へ通知す
る。音楽情報サーバ10は、第2の携帯電話k2からの
著作権情報(1)74、著作権情報(3)76の通知に
基づいて上記説明した方法により著作権情報(1)74
に対応する暗号化音楽データ(1)80を復号する第2
の暗号化コンテンツキー(1)710と、著作権情報
(3)76に対応する暗号化音楽データ(3)82を復
号する第2の暗号化コンテンツキー(3)730とを生
成し、第2の携帯電話k2に送信する。第2の携帯電話
k2は、受信した第2の暗号化コンテンツキー(1)7
10と第2の暗号化コンテンツキー(3)730とをメ
モリカードMMに記録する。この場合、第2の暗号化コ
ンテンツキー(1)710と第2の暗号化コンテンツキ
ー(3)730とがメモリカードMMに記録されたこと
に伴い、暗号化音楽データ(1)80と暗号化音楽デー
タ(3)82とを正規に取得したことを表す購入マーク
77が著作権情報(1)74に含めて、購入マーク79
が著作権情報(3)76に含めて記録される。暗号化音
楽データ(2)81を復号する第2の暗号化コンテンツ
キー(2)720は音楽情報サーバ10から送信されな
いので、著作権情報(2)75には、不購入マーク78
0が記録される。これにより第2の携帯電話k2の持ち
主は暗号化音楽データ(1)80と暗号化音楽データ
(3)82とを再生することができ、図1に示したヘッ
ドホーン15を介して音楽を楽しむことができる。この
ようにして、第2の携帯電話k2の持ち主は、第1の携
帯電話k1からコピーした3曲の暗号化音楽データ
(1)80、(2)81、(3)82のうち、自分が聴
きたいと思う暗号化音楽データ(1)80と暗号化音楽
データ(3)82とを正規に取得して聴くことができ
る。
【0060】メモリカードM、MMに複数の暗号化音楽
データを記録する場合にも、第1の携帯電話k1は、第
1の固有ID70に基づいて第1の暗号化コンテンツキ
ー(1)71、(2)72、(3)73が暗号化されて
いる場合に限り暗号化音楽データ(1)80、(2)8
1、(3)82を再生でき、第2の携帯電話k2は、第
2の固有ID700に基づいて第2の暗号化コンテンツ
キー(1)710、(3)730が暗号化されている場
合に限り暗号化音楽データ(1)80、(3)82を再
生できる。
【0061】メモリカードM、MMに記録する暗号化音
楽データの曲数は3曲に限らず、一般には、メモリカー
ドMには、n曲の暗号化音楽データと、それに対応する
n個の第1の暗号化コンテンツキー、n個の著作権情報
が記録可能であり、メモリカードMMには、m曲(m≦
n)の暗号化音楽データと、それに対応すm個の第2の
暗号化コンテンツキー、m個の著作権情報が記録可能で
ある。
【0062】本願発明においては、著作権情報に暗号化
音楽データを正規に取得したことを表す購入マークを含
めて記録することにより、著作権を保護した自由なコピ
ーが可能なシステムを構築することができる。
【0063】上記説明したように、本願発明において
は、暗号化音楽データを正規に購入したことを表す購入
マーク77、78、79、および暗号化音楽データを正
規に購入していないことを示す不購入マーク780をメ
モリカードM、MMに記録すると説明したが、購入マー
ク77、78、79、および不購入マーク780を第1
の携帯電話k1、第2の携帯電話k2のディスプレイに
表示するようにしても良い。図8を参照して、第1の携
帯電話k1は音楽情報サーバ10から暗号化音楽データ
(1)80等を受信すると、メモリカードMに暗号化音
楽データ(1)80等を記録すると共に、ディスプレイ
D1に暗号化音楽データ(1)80、暗号化音楽データ
(1)81、暗号化音楽データ(1)82を正規に購入
したことを示す購入マーク77、78、79を表示す
る。これにより、第1の携帯電話k1の持ち主は、どの
曲を正規に購入したかを容易に知ることができ、便利で
ある。
【0064】また、第1の携帯電話k1から希望する暗
号化音楽データ(1)80、暗号化音楽データ(3)8
2を購入した第2の携帯電話k2も、正規に購入したこ
とを示す購入マーク77、79、正規に購入していない
ことを示す不購入マーク780を第2の携帯電話k2の
ディスプレイD2に表示する。これにより、第2の携帯
電話k2の持ち主は、どの曲を正規に購入したかを容易
に知ることができ、便利である。
【0065】局数が1曲でも3曲以上になっても同様に
表示する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の音楽配信システムを示す図である。
【図2】図1の第1の携帯電話に用いるメモリカードの
構成図である。
【図3】図1の第2の携帯電話に用いるメモリカードの
構成図である。
【図4】図1に示す音楽配信システムのフローチャート
である。
【図5】図1の第1の携帯電話に用いるメモリカードの
他の構成図である。
【図6】図1の第2の携帯電話に用いるメモリカードの
他の構成図である。
【図7】複数の暗号化音楽データを記録する場合のメモ
リカードの構成図である。
【図8】購入マーク、不購入マークをディスクプレイに
表示することを説明する図である。
【符号の説明】
10・・・音楽情報サーバ 15・・・ヘッドホーン 16・・・暗号化音楽データ 17・・・著作権情報 18・・・第1の暗号化コンテンツキー 19、70・・・第1の固有ID 20、30、50、60・・・メモリ 40・・・メモリコントローラ 71・・・第1の暗号化コンテンツキー(1) 72・・・第1の暗号化コンテンツキー(2) 73・・・第1の暗号化コンテンツキー(3) 74・・・著作権情報(1) 75・・・著作権情報(2) 76・・・著作権情報(3) 80・・・暗号化音楽データ(1) 81・・・暗号化音楽データ(2) 82・・・暗号化音楽データ(3) 100・・・音楽配信システム 77、78、79、170・・・購入マーク 171、780・・・不購入マーク 180・・・第2の暗号化コンテンツキー 190、700・・・第2の固有ID 200、300、500、600・・・セキュリティー
領域 210、310、510、610・・・データ領域 710・・・第2の暗号化コンテンツキー(1) 730・・・第2の暗号化コンテンツキー(3)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 恵 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 金森 美和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5J104 AA01 AA13 AA16 EA04 EA16 EA26 JA03 MA05 NA02 NA33 NA36 PA00 PA01 PA12 5K067 AA21 BB04 DD11 DD17 DD51 EE02 FF02 FF23 HH23 HH24 HH36 KK15 5K101 KK18 LL12 NN22 PP03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の携帯電話の電話番号に依存した第
    1の固有IDと、前記第1の固有IDに基づいて暗号化
    した第1の暗号化コンテンツキーと、著作権情報と、暗
    号化音楽データとを記録可能な第1の媒体と、 第2の携帯電話の電話番号に依存した第2の固有ID
    と、前記第2の固有IDに基づいて暗号化した第2の暗
    号化コンテンツキーと、著作権情報と、暗号化音楽デー
    タとを記録可能な第2の媒体と、 第1の携帯電話からの通話に基づいて前記第1の暗号化
    コンテンツキーを生成し、その生成した第1の暗号化コ
    ンテンツキーと、著作権情報と、暗号化音楽データとを
    第1の携帯電話に送信すると共に、 前記第1の携帯電話と異なる第2の携帯電話から前記著
    作権情報の通話があったときは、前記第2の携帯電話の
    電話番号に依存した第2の固有IDに基づいて暗号化し
    た第2の暗号化コンテンツキーを生成し、その生成した
    第2の暗号化コンテンツキーを前記第2の携帯電話に送
    信する音楽情報サーバと、 前記第1の固有IDと、前記音楽情報サーバから受信し
    た前記第1の暗号化コンテンツキー、前記著作権情報、
    および前記暗号化音楽データとを前記第1の媒体に記録
    し、その記録した暗号化音楽データを再生する第1の携
    帯電話と、 前記第1の携帯電話より少なくとも前記著作権情報、お
    よび前記暗号化音楽データを第2の媒体にコピーし、前
    記音楽情報サーバへ前記第2の媒体から読み出した著作
    権情報を通話すると共に、前記音楽情報サーバから受信
    した前記第2の暗号化コンテンツキーを前記第2の媒体
    に記録し、前記暗号化音楽データを再生する第2の携帯
    電話とから成る音楽配信システムであって、 前記第1の携帯電話は、前記第1の固有ID、前記第1
    の暗号化コンテンツキー、前記著作権情報、および前記
    暗号化音楽データを前記第1の媒体に記録する際に前記
    著作権情報に含めて暗号化音楽データを正規に取得した
    ことを表す購入マークを記録し、 前記第2の携帯電話は、前記第2の暗号化コンテンツキ
    ーを前記第2の媒体に記録する際に前記著作権情報に含
    めて暗号化音楽データを正規に取得したことを表す購入
    マークを記録する音楽配信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の媒体、および前記第2の媒体
    は、第三者に読み出し不可能なセキュリティー領域と、
    読み出し可能なデータ領域とから成り、 前記第1の暗号化コンテンツキーと前記第1の固有ID
    とを前記第1の媒体のセキュリティー領域に記録し、前
    記第2の暗号化コンテンツキーと前記第2の固有IDと
    を前記第2の媒体のセキュリティー領域に記録し、前記
    著作権情報、および前記暗号化音楽データは前記第1、
    および第2の媒体のデータ領域に記録する請求項1記載
    の音楽配信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の媒体、および前記第2の媒体
    は、第三者に読み出し不可能なセキュリティー領域と、
    読み出し可能なデータ領域とから成り、 前記第1の暗号化コンテンツキーを前記第1の媒体のセ
    キュリティー領域に記録し、前記第1の固有ID、前記
    著作権情報、および前記暗号化音楽データを前記第1の
    媒体のデータ領域に記録し、前記第2の暗号化コンテン
    ツキーを前記第2の媒体のセキュリティー領域に記録
    し、前記第2の固有ID、前記著作権情報、および前記
    暗号化音楽データを前記第2の媒体のデータ領域に記録
    する請求項1記載の音楽配信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の携帯電話は、前記第1の媒体
    に記録した第1の暗号化コンテンツキーが前記第1の固
    有IDに基づいて暗号化されているものである場合に限
    り前記暗号化音楽データを再生でき、 前記第2の携帯電話は、前記第2の媒体に記録した第2
    の暗号化コンテンツキーが前記第2の固有IDに基づい
    て暗号化されているものである場合に限り前記暗号化音
    楽データを再生できる請求項1から請求項3のいずれか
    1項に記載の音楽配信システム。
  5. 【請求項5】 第1の携帯電話の電話番号に依存した第
    1の固有IDと、前記第1の固有IDに基づいて暗号化
    したn個の第1の暗号化コンテンツキーと、n個の著作
    権情報と、n個の暗号化音楽データとを記録可能な第1
    の媒体と、 第2の携帯電話の電話番号に依存した第2の固有ID
    と、前記第2の固有IDに基づいて暗号化したm個の第
    2の暗号化コンテンツキーと、m個の著作権情報と、m
    個の暗号化音楽データとを記録可能な第2の媒体と、 第1の携帯電話からの通話に基づいて前記n個の第1の
    暗号化コンテンツキーを生成し、その生成したn個の第
    1の暗号化コンテンツキーと、n個の著作権情報と、n
    個の暗号化音楽データとを第1の携帯電話に送信すると
    共に、 前記第1の携帯電話と異なる第2の携帯電話から前記m
    個の著作権情報の通話があったときは、前記第2の携帯
    電話の電話番号に依存した第2の固有IDに基づいて暗
    号化したm個の第2の暗号化コンテンツキーを生成し、
    その生成したm個の第2の暗号化コンテンツキーを前記
    第2の携帯電話に送信する音楽情報サーバと、 前記第1の固有IDと、前記音楽情報サーバから受信し
    た前記n個の第1の暗号化コンテンツキー、前記n個の
    著作権情報、および前記n個の暗号化音楽データとを前
    記第1の媒体に記録し、その記録したn個の暗号化音楽
    データを再生する第1の携帯電話と、 前記第1の携帯電話より少なくとも前記m個の著作権情
    報、および前記m個の暗号化音楽データを第2の媒体に
    コピーし、前記音楽情報サーバへ前記第2の媒体から読
    み出したm個の著作権情報を通話すると共に、前記音楽
    情報サーバから受信した前記m個の第2の暗号化コンテ
    ンツキーを前記第2の媒体に記録し、前記m個の暗号化
    音楽データを再生する第2の携帯電話とから成る音楽配
    信システムであって、 前記第1の携帯電話は、前記第1の固有ID、前記n個
    の第1の暗号化コンテンツキー、前記n個の著作権情
    報、および前記n個の暗号化音楽データを前記第1の媒
    体に記録する際に前記n個の著作権情報の各々に含めて
    暗号化音楽データを正規に取得したことを表す購入マー
    クを記録し、 前記第2の携帯電話は、前記m個の第2の暗号化コンテ
    ンツキーを前記第2の媒体に記録する際に前記m個の著
    作権情報の各々に含めて暗号化音楽データを正規に取得
    したことを表す購入マークを記録する音楽配信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第1の媒体、および前記第2の媒体
    は、第三者に読み出し不可能なセキュリティー領域と、
    読み出し可能なデータ領域とから成り、 前記n個の第1の暗号化コンテンツキーと前記第1の固
    有IDとを前記第1の媒体のセキュリティー領域に記録
    し、前記n個の著作権情報、および前記n個の暗号化音
    楽データを前記第1の媒体のデータ領域に記録し、前記
    m個の第2の暗号化コンテンツキーと前記第2の固有I
    Dとを前記第2の媒体のセキュリティー領域に記録し、
    前記m個の著作権情報、および前記m個の暗号化音楽デ
    ータは前記第2の媒体のデータ領域に記録する請求項5
    記載の音楽配信システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の媒体、および前記第2の媒体
    は、第三者に読み出し不可能なセキュリティー領域と、
    読み出し可能なデータ領域とから成り、 前記n個の第1の暗号化コンテンツキーを前記第1の媒
    体のセキュリティー領域に記録し、前記第1の固有I
    D、前記n個の著作権情報、および前記n個の暗号化音
    楽データを前記第1の媒体のデータ領域に記録し、前記
    m個の第2の暗号化コンテンツキーを前記第2の媒体の
    セキュリティー領域に記録し、前記第2の固有ID、前
    記m個の著作権情報、および前記m個の暗号化音楽デー
    タを前記第2の媒体のデータ領域に記録する請求項5記
    載の音楽配信システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の携帯電話は、前記第1の媒体
    に記録したn個の第1の暗号化コンテンツキーの各々が
    前記第1の固有IDに基づいて暗号化されているもので
    ある場合に限り前記暗号化音楽データを再生でき、 前記第2の携帯電話は、前記第2の媒体に記録したm個
    の第2の暗号化コンテンツキーの各々が前記第2の固有
    IDに基づいて暗号化されているものである場合に限り
    前記暗号化音楽データを再生できる請求項5から請求項
    7のいずれか1項に記載の音楽配信システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の携帯電話は、前記購入マーク
    を前記第1の媒体に記録したときは、前記購入マークを
    ディスプレイに表示し、 前記第2の携帯電話は、前記購入マーク、および暗号化
    音楽データを正規に購入していないことを表す不購入マ
    ークを前記第2の媒体に記録したときは、前記購入マー
    ク、および前記不購入マークをディスプレイに表示する
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の音楽配信
    システム。
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