JP2000090039A - 音楽配信方法、送信装置および方法、ならびに、再生装置および方法 - Google Patents

音楽配信方法、送信装置および方法、ならびに、再生装置および方法

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JP2000090039A
JP2000090039A JP10260132A JP26013298A JP2000090039A JP 2000090039 A JP2000090039 A JP 2000090039A JP 10260132 A JP10260132 A JP 10260132A JP 26013298 A JP26013298 A JP 26013298A JP 2000090039 A JP2000090039 A JP 2000090039A
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music
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽データを配信するシステムにおいて、配
信された音楽データの著作権の保護を十分に配慮する。 【解決手段】 音楽サーバ3とクライアント2とがイン
ターネット1に接続される。クライアント2において、
再生装置11固有のIDに基づき公開鍵及び秘密鍵が作
成される。公開鍵は、サーバ3に送られ登録され、秘密
鍵は、装置11に保持される。クライアント2からサー
バ3に対して、音楽データの配信が要求される。音楽D
B22から取り出された音楽データに対して、登録され
た公開鍵で暗号化が施される。暗号化された音楽データ
がクライアント2に送信され、再生装置11に保存され
る。再生時には、装置11に保持された秘密鍵で音楽デ
ータが復号化されながら再生される。装置11に保存さ
れた音楽データは、装置11固有のIDに基づき作成さ
れた鍵で暗号化されているため、他の再生装置では再生
できない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、著作権に配慮し
つつ、ユーザが無駄なく音楽配信を利用することができ
るような音楽配信方法、送信装置および方法、ならび
に、再生装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットなどのネットワー
クや、衛星を用いたデータ通信の発達に伴い、多数の音
楽データを蓄積した音楽配信サーバから、ユーザに対し
て音楽データの配信を行うサービスが出現しつつある。
【0003】この音楽配信システムの一例として、音楽
配信サーバには、例えばディジタルオーディオデータか
らなる音楽データが所定の方式で以て圧縮符号化され、
多数蓄積される。ユーザは、パーソナルコンピュータな
どを用いて、例えばインターネットを介して音楽配信サ
ーバと接続し、音楽配信サーバに蓄積されている音楽デ
ータの中から所望の音楽データを選択し、ダウンロード
を要求する。音楽配信サーバは、このダウンロード要求
に基づき音楽データを検索し、そのデータをユーザ側に
転送する。ユーザ側では、転送された音楽データを例え
ばパーソナルコンピュータのハードディスクに保存し、
必要に応じて所定の再生手段によって再生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような音楽配信シ
ステムでは、通常、ユーザが音楽配信サーバから音楽デ
ータをダウンロードする際に課金が発生する。すなわ
ち、例えば1音楽データ、あるいは、1回のダウンロー
ドに付き所定の金額を音楽配信サーバ側に支払うこと
で、ユーザはダウンロードを許可され、所望の音楽デー
タを入手することができる。従来では、このようなシス
テムに関し、同一のユーザが過去に課金されダウンロー
ドした音楽データを再度ダウンロードする際にも、再び
課金がなされてしまうという問題点があった。
【0005】また、音楽データは、ディジタルデータと
して配信される。そして、配信された音楽データは、上
述したように、ユーザによって、ディジタルデータとし
て保存される。ディジタルデータは、周知のように、劣
化無く何度でも複製が可能である。そのため、従来で
は、ダウンロードされた音楽データの著作権を保護する
ことが非常に難しいという問題点があった。
【0006】さらに、この問題に対処するために、音楽
データを所定の暗号化方式で以て暗号化し、ユーザは、
音楽配信サーバ側から予め与えられた鍵で、暗号化され
た音楽データを復号化する方法も考えられる。しかしな
がら、この方法でも、何らかの方法で暗号化された音楽
データの鍵が破られてしまった場合、対処する方法が無
いという問題点があった。
【0007】したがって、この発明の目的は、ユーザに
対して2重に課金するようなことが無いような音楽配信
方法、送信装置および方法、ならびに、再生装置および
方法を提供することにある。
【0008】また、この発明の別の目的は、音楽データ
の著作権の保護に対して十分な配慮がなされた音楽配信
方法、送信装置および方法、ならびに、再生装置および
方法を提供することにある。
【0009】また、この発明のさらに別の目的は、音楽
データのセキュリティに対して十分な配慮がなされた音
楽配信方法、送信装置および方法、ならびに、再生装置
および方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、端末装置から要求された音楽デー
タを、端末装置に対して配信する音楽配信方法におい
て、端末装置からの音楽データ配信の要求を受け付ける
第1のステップと、要求に基づき音楽データを端末装置
に対して配信する第2のステップと、要求があった端末
装置の識別情報と、要求された音楽データとを関連付け
る管理情報を蓄積する第3のステップと、要求に基づき
課金処理を行う第4のステップとを有し、第1のステッ
プで端末装置から音楽データ配信の要求を受け付けたと
きに、第3のステップでの管理情報に基づき、端末装置
による音楽データ配信に対して第4のステップでの課金
処理による課金が過去に行われていると判断された場
合、第4のステップで、課金をしないように処理するよ
うにしたことを特徴とする音楽配信方法である。
【0011】また、この発明は、端末装置から要求され
た音楽データを、端末装置に対して配信する送信装置に
おいて、音楽データを保存する音楽データ保存手段と、
端末装置からの音楽データ配信の要求を受信する受信手
段と、受信手段によって受信された要求に基づき音楽デ
ータ保存手段から音楽データを出力する音楽データ出力
手段と、音楽データ出力手段によって出力された音楽デ
ータに対して暗号化を施す暗号化手段と、暗号化された
音楽データを端末に対して送信する送信手段とを有する
ことを特徴とする送信装置である。
【0012】また、この発明は、記憶媒体に記憶された
ディジタルオーディオデータからなる音楽データを再生
する再生装置において、他の再生装置と区別するための
識別情報を保持する識別情報保持手段と、暗号化された
音楽データが記憶される音楽データ記憶手段と、音楽デ
ータ記憶手段に記憶されている音楽データを読み出し、
暗号を復号化する復号化手段と、復号化手段から出力さ
れた音楽データをアナログ変換して音声信号として出力
する音声信号出力手段とを有することを特徴とする再生
装置である。
【0013】また、この発明は、端末装置から要求され
た音楽データを、端末装置に対して配信する送信方法に
おいて、音楽データを保存する音楽データ保存のステッ
プと、端末装置からの音楽データ配信の要求を受信する
受信のステップと、受信のステップによって受信された
要求に基づき音楽データ保存のステップで保存された音
楽データを出力する音楽データ出力のステップと、音楽
データ出力のステップによって出力された音楽データに
対して暗号化を施す暗号化のステップと、暗号化された
音楽データを端末に対して送信する送信のステップとを
有することを特徴とする送信方法である。
【0014】また、この発明は、記憶媒体に記憶された
ディジタルオーディオデータからなる音楽データを再生
する再生方法において、他の再生装置と区別するための
識別情報を保持する識別情報保持のステップと、暗号化
された音楽データが記憶される音楽データ記憶のステッ
プと、音楽データ記憶のステップに記憶されている音楽
データを読み出し、暗号を復号化する復号化のステップ
と、復号化のステップから出力された音楽データをアナ
ログ変換して音声信号として出力する音声信号出力のス
テップとを有することを特徴とする再生方法である。
【0015】また、この発明は、端末装置からサーバに
対して音楽データの配信が要求され、要求に基づきサー
バから端末装置に対して音楽データの配信を行う音楽配
信方法において、端末装置からサーバに対して音楽デー
タ配信を要求する音楽データ配信要求のステップと、音
楽データ配信要求のステップで要求された音楽データが
端末装置に対して過去に配信したことがあるかどうかが
調べられ、その結果に基づき、新規の要求であるとされ
れば課金を行い、過去に配信したことがあるとされれば
課金を行わない課金処理のステップと、音楽データ配信
要求のステップで要求された音楽データに対して、予め
作成された、端末装置に固有の第1の鍵で暗号化を施す
暗号化のステップと、暗号化された音楽データを端末装
置に送信する送信のステップと、送信のステップで送信
された音楽データを受信し、記憶媒体に記憶する記憶の
ステップと、記憶媒体から音楽データを読み出し、読み
出された音楽データに施されている暗号を、予め作成さ
れた端末装置に固有の第2の鍵で、読み出しに伴い復号
化する復号化のステップと、復号化された音楽データを
アナログ変換して音声信号として出力する音声信号出力
のステップとを有することを特徴とする音楽配信方法で
ある。
【0016】上述したように、請求項1に記載の音楽配
信方法によれば、音楽データの配信要求があった端末装
置と既になされた課金処理とが関連付けられた管理情報
に基づき、今回配信が要求された音楽データに対して既
に課金されていれば、今回は課金されないように課金処
理がなされるため、同一の音楽データに対して重複して
課金されることがない。
【0017】また、請求項2または9に記載の送信装置
または方法によれば、配信を要求された音楽データを、
暗号化を施して送信するため、送信された音楽データの
著作権が保護される。
【0018】また、請求項5または10に記載の再生装
置または方法によれば、他の再生装置と区別するための
識別情報が保持されると共に、暗号化が施されたまま記
憶媒体に記憶された音楽データを、記憶媒体から読み出
しながら暗号の復号化を行い、復号化された音楽データ
をアナログ変換して音声信号として再生するため、記憶
媒体に記憶されている音楽データの著作権が保護され
る。
【0019】また、請求項11記載の音楽配信方法によ
れば、端末装置からサーバに対して音楽データの配信が
要求され、要求された音楽データがその端末装置に対し
て既に配信したことがあれば課金が行われず、新規に要
求されたものであれば課金が行われると共に、音楽デー
タは、予め作成された、端末装置に固有の第1の鍵で暗
号化されて端末装置に対して送信され、送信された音楽
データを受信した端末装置では、受信された音楽データ
が記憶媒体に記憶され、再生時に記憶媒体から読み出さ
れた音楽データに対して、予め作成された、端末装置に
固有の第2の鍵で暗号の復号化が行われるため、同一の
音楽データの配信要求に対して重複して課金がなされな
いと共に、音楽データが端末装置に固有の鍵で暗号化/
復号化されるため、音楽データの著作権が保護される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態
を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明に
適用できる音楽配信システムの構成の一例を示す。例え
ばインターネットであるネットワーク1に対して、音楽
データの配信を受ける側であるクライアント2が多数、
接続される。また、ネットワーク1に対して、音楽デー
タの配信を行う側である音楽配信サーバ3が接続され
る。
【0021】この例では、ユーザすなわちクライアント
2と音楽配信サーバ3との間で、特定の契約が交わされ
ることによって、音楽配信サーバ3からクライアント2
に対する音楽データの配信を行うことができるようにな
る。契約されたクライアント2から音楽配信サーバ3に
対して、ネットワーク1を介して音楽データのダウンロ
ードが要求される。音楽配信サーバ3は、この要求に基
づき、音楽データを、ネットワーク1を介して要求のあ
ったクライアント2に対して送信し、音楽データの配信
を行う。
【0022】音楽データは、暗号化されて配信される。
クライアント2では、配信された音楽データを暗号化さ
れたまま保存する。暗号化の方式としては、例えば公開
鍵方式を用いることができる。これは、周知のように、
暗号化のための鍵である公開鍵と、暗号を解読するため
の鍵である秘密鍵との、2つの鍵を用いる方式である。
2つの鍵は、暗号を送られる側で作成される。公開鍵
は、暗号化を行う側に送られ、秘密鍵は暗号を送られる
側で保存される。公開鍵で作成された暗号は、対応する
秘密鍵でしか解読できない。
【0023】クライアント2は、この音楽配信システム
の端末装置として構成され、例えばパーソナルコンピュ
ータ10と、パーソナルコンピュータ10と所定のイン
ターフェイスによって接続可能な携帯用オーディオ再生
装置11とからなる。携帯用オーディオ再生装置11の
代わりに、据置型オーディオ再生装置12を備えてもよ
い。これら再生装置11および12は、オーディオデー
タの記録の機能を有していてもよい。
【0024】音楽配信サーバ3は、複数のサーバからな
るシステムである。音楽配信サーバ3は、暗号鍵サーバ
20,認証システム21,音楽データベース22および
課金システム23を有する。
【0025】暗号鍵サーバ20は、公開鍵の管理などを
行うと共に、配信される音楽データの暗号化を行う。音
楽データベース22には、ディジタルオーディオデータ
からなる音楽データが多数、蓄積されており、ユーザか
らの音楽データの配信要求に基づき、音楽データの検索
を行う。認証システム21は、ユーザに関する情報が管
理されたユーザデータベースを有し、ユーザ情報が蓄積
されると共に、音楽データの配信を要求してきたユーザ
が正規のユーザであるかどうかの認証を行う。また、課
金システム23は、音楽データの配信を要求してきたユ
ーザのうち、課金を行うべきユーザに対して課金処理を
行う。これらのサーバならびにシステム間では、互いに
情報の参照を行うことができる。
【0026】なお、音楽データベース22に蓄積されて
いる音楽データは、所定の方式で圧縮符号化される。こ
れは、圧縮符号化されて音楽データベース22に蓄積さ
れるようにしてもよいし、音楽データベース22から出
力されてから圧縮符号化するようにしてもよい。圧縮符
号化の方式としては、ATRAC(Adaptive TranformAc
oustic Coding:商標) 、ATRACが改良されたAT
RAC2(商標)、MPEG(Moving Picture Experts
Group)オーディオ、TwinVQ(商標)など、様々な
方式を用いることができる。
【0027】クライアント2から音楽配信サーバ3に対
して、ネットワーク1を介して音楽データの配信が要求
される。このとき、予めユーザに与えられた認証用ID
が音楽配信サーバ3に対して送信される。この認証用I
Dが認証システム21で確認され、正規のユーザからの
要求であるとされると、音楽データベース22に対して
要求された音楽データの検索が指示されると共に、課金
システム23に対して、そのユーザに対する課金処理を
行う指示が出される。検索された音楽データは、暗号鍵
サーバ20で、予め認証サーバ21に登録されている、
クライアント2の公開鍵で以て暗号化され、ネットワー
ク1を介して要求を出したクライアント2に対して送信
される。
【0028】クライアント2では、音楽配信サーバ3か
ら配信された音楽データは、暗号化されたまま、例えば
一旦パーソナルコンピュータ10に保存され、音楽デー
タのダウンロードがなされる。そして、音楽データは、
暗号化されたまま携帯用オーディオ再生装置11に転送
される。携帯用オーディオ再生装置11は、使用時には
パーソナルコンピュータ10と切り離して用いられ、パ
ーソナルコンピュータ10から転送された音楽データの
再生がなされる。音楽データは、携帯用オーディオ再生
装置11において、上述の公開鍵と共に予め作成された
秘密鍵で以て、暗号化を解かれながら再生される。
【0029】なお、課金は、例えば図示されない専用の
回線により課金システム23クライアント2とが接続さ
れ、月毎などの単位で集計され、所定の金融機関から引
き落とすようにされる。これに限らず、例えばプリペイ
ドカードを利用しその都度支払うようにしてもよい。
【0030】また、図1の構成は、この例に限定されな
い。例えば、ネットワーク1の代わりに、衛星を利用し
た通信システムを用いることができる。この場合、クラ
イアント2と音楽配信サーバ3とは、所定の回線、例え
ば公衆電話回線で接続される。この回線を通じて、クラ
イアント2から音楽配信サーバ3に対して音楽データの
配信要求が出される。音楽配信システム3では、この要
求に基づき音楽データベース22が検索され、衛星を介
してクライアント2に対して音楽データの配信が行われ
る。
【0031】図2は、携帯用オーディオ再生装置11の
構成の一例を示す。この例では、再生装置11は、音楽
データの記録媒体として半導体メモリを用いた携帯用ヘ
ッドフォンステレオ11である。F−ROM30は、音
楽データを記憶するためのフラッシュメモリである。F
−ROM30は、電気的に内容の消去を行い、データを
書き替えることができる。F−ROM30は、メモリコ
ントローラ31によって、データの読み出しや書き替え
の制御が行われる。例えば、外部インターフェイス39
から供給された音楽データは、メモリコントローラ31
の制御によってF−ROM30に書き込まれる。
【0032】なお、メモリコントローラ31は、後述す
るシスコン36の制御に基づき、F−ROM30から読
み出された音楽データを、秘密鍵を用いて復号化する機
能を有する。この復号化の処理は、音楽データの読み出
しに伴い、リアルタイムで行われる。
【0033】メモリコントローラ31の制御によってF
−ROM30から音楽データが読み出され、暗号の復号
化がなされ、デコーダ32に供給される。音楽データ
は、所定の方式、例えばATRAC2方式で以て圧縮符
号化されている。このデコーダ32で、この圧縮符号化
が解かれディジタルオーディオデータとされた音楽デー
タは、DSP33に供給される。
【0034】DSP33は、後述するシスコン36から
のコマンドにより、供給されたディジタルオーディオデ
ータに対して所定の処理、例えばイコライジング処理や
レベル調整処理などを施す。DSP33から出力された
ディジタルオーディオデータは、図示されないD/A変
換器によってアナログオーディオ信号に変換され、アナ
ログアンプ34に供給される。そして、所定のレベルま
で増幅され、例えばヘッドフォン35に供給され、再生
音声とされる。
【0035】外部インターフェイス39は、F−ROM
30に対して音楽データの転送を行う際に用いられるイ
ンターフェイスである。外部インターフェイス39と後
述するパーソナルコンピュータ10の対応するインター
フェイスとが所定のケーブルで接続され、パーソナルコ
ンピュータ10からこの携帯用ヘッドフォンステレオ1
1に対して音楽データなどの転送が行われる。なお、イ
ンターフェイスはこれに限らず、例えば赤外線信号を利
用したワイヤレスのものを用いることもできる。
【0036】シスコン36は、CPU,ROMおよびR
AMなどを有し、この携帯用ヘッドフォンステレオ11
の全体を制御する。ROMには、初期プログラムやこの
携帯用ヘッドフォンステレオ11のシリアル番号などが
予め記憶される。ROMには、書き替え可能なフラッシ
ュROMを用いるようにできる。また、RAMは、CP
Uが動作するためのワークメモリである。シスコン36
によって、上述したメモリコントローラ31,デコーダ
32およびDSP33が制御される。
【0037】操作部37は、ユーザの操作に基づきシス
コン36に対して制御信号を供給する。また、表示部3
8は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)であり、シス
コン36から供給される表示信号に基づく表示を行う。
【0038】例えば、F−ROM30に書き込まれてい
る音楽データの曲名リストが表示部38に表示される。
ユーザは、この表示に基づき操作部37を操作し、所望
の音楽データの再生を指示する。この指示に基づく制御
信号がシスコン36に供給される。この制御信号によっ
てシスコン36によってメモリコントローラ31が制御
され、F−ROM30から該当する音楽データが読み出
される。読み出された音楽データは、メモリコントロー
ラ31,デコーダ32,DSP33およびアナログアン
プ34でそれぞれ所定の処理をされ、ヘッドフォン35
で再生される。
【0039】図3は、パーソナルコンピュータ10の構
成の一例を示す。この例では、パーソナルコンピュータ
10は、一般的な構成を有し、例えばバス50に対して
CPU51,RAM52およびROM53が接続される
と共に、図示されないディスプレイアダプタを介してデ
ィスプレイ54が接続される。RAM52は、CPU5
1のワークメモリであり、ROM53には、初期プログ
ラムなどが予め記憶される。
【0040】また、バス50に対して、さらに、ハード
ディスクドライブ(HDD)55が接続されると共に、
入出力インターフェイス56が接続される。入出力イン
ターフェイス56は、このパーソナルコンピュータ10
外部とのデータのやり取りを司る。入出力インターフェ
イス56には、例えばキーボード58やマウス59、フ
ロッピーディスクやMO(Magneto-Optical disc)などの
着脱自在な記録媒体を用いる外部記憶装置61、ネット
ワーク1や公衆電話回線などと通信を行うためのモデム
58が接続される。
【0041】また、入出力インターフェイス56には、
上述した携帯用ヘッドフォンステレオ11との通信を行
うためのインターフェイス57が接続される。すなわ
ち、このインターフェイス57と、上述の携帯用ヘッド
フォンステレオ11の外部インターフェイス39とが所
定のケーブルで接続される。これにより、パーソナルコ
ンピュータ10から携帯用ヘッドフォンステレオ11に
対する音楽データの転送が行われる。
【0042】音楽配信サーバ3からネットワーク1を介
して配信された音楽データは、モデム58で受信され、
入出力インターフェイス56およびバス50を介してH
DD55に一旦書き込まれる。音楽データは、HDD5
5から読み出され、バス50および入出力インターフェ
イス56とを介してインターフェイス57に供給され
る。そして、インターフェイス57から携帯用ヘッドフ
ォンステレオ11の外部インターフェイス39に対して
供給される。
【0043】次に、この実施の一形態による、音楽デー
タのダウンロードの方法について説明する。図4は、ダ
ウンロードの際の処理を概略的に示すフローチャートで
ある。図4では、携帯用ヘッドフォンステレオ11,パ
ーソナルコンピュータ10からなるクライアント2、お
よび、音楽配信サーバ3のそれぞれの処理が互いに関連
されて示されている。なお、以下の図中では、携帯用ヘ
ッドフォンステレオは、携帯用HSあるいは単にHSと
省略されて示されている。
【0044】先ず、この図4に示される処理の開始に先
んじて、携帯用ヘッドフォンステレオ11とパーソナル
コンピュータ10とが所定のインターフェイスによって
接続され、互いに通信可能な状態とされる。そして、携
帯用ヘッドフォンステレオ11では、図4のステップS
21の「N」で示されるように、パーソナルコンピュー
タ10との通信待ちの状態とされる。また、音楽配信サ
ーバ3でも、パーソナルコンピュータ10との通信待ち
状態とされる(ステップS25の「N」)。
【0045】ユーザは、音楽配信サーバ3に対する音楽
データのダウンロードの要求を、パーソナルコンピュー
タ10に対して指示する。この指示が出されると、先
ず、パーソナルコンピュータ10から携帯用ヘッドフォ
ンステレオ11に対して、認証用IDが要求される(ス
テップS10)。そして、パーソナルコンピュータ10
は、携帯用ヘッドフォンステレオ11からの認証用ID
の受信待ち状態とされる(ステップS11の「N」)。
【0046】パーソナルコンピュータ10からの要求
は、インターフェイス57を介して携帯用ヘッドフォン
11に対して送信される。携帯用ヘッドフォン11で
は、この要求が外部インターフェイス39およびメモリ
コントローラ31を介してシスコン36に供給される。
そして、受け取ったこの要求に基づき、パーソナルコン
ピュータ10に対して認証用IDを送信する(ステップ
S22)。
【0047】認証用IDは、例えば、この携帯用ヘッド
フォンステレオ11のそれぞれに対して予め与えられ、
シスコン36のROMに記憶された、ユニークなシリア
ル番号を用いることができる。この認証用IDは、例え
ば、この携帯用ヘッドフォンステレオ11の出荷時など
に、認証用サーバ21のユーザデータベースに対して予
め登録しておくことができる。
【0048】この認証用IDがパーソナルコンピュータ
10に受信されたら(ステップS11の「Y」)、処理
はステップS12に移行し、パーソナルコンピュータ1
0から音楽配信サーバ3に対して、認証用IDに基づく
認証の確認が要求される。そして、パーソナルコンピュ
ータ10は、音楽配信サーバ3からの認証結果待ちとさ
れる(ステップS13の「N」)。
【0049】音楽配信サーバ3では、パーソナルコンピ
ュータ10からの認証の確認要求の送信を受けると(ス
テップS25の「Y」)、認証システム21においてユ
ーザデータベースが参照され、送られた認証用IDの確
認が行われる。認証結果は、パーソナルコンピュータ1
0に送信される(ステップS26)。
【0050】認証結果が送信されると、音楽配信サーバ
3側は、パーソナルコンピュータ10からの音楽データ
のダウンロード要求待ちとされる(ステップS27の
「N」)。
【0051】音楽配信サーバ3からの認証結果がパーソ
ナルコンピュータ10に受信されると(ステップS13
の「Y」)、処理はステップS14に移行し、認証結果
の判定が行われる。そして、認証の結果、認証要求を送
信したパーソナルコンピュータ10が音楽データの配信
を受けるのが不適切である(NG)と判断されると、処
理はステップS15に移行し、ユーザに対して理由が通
知され、一連の処理が終了される。音楽データの配信を
受けるのが不適切である理由としては、例えば、(1)
認証用IDが登録されているものではなく、そのユーザ
が正規ユーザではないと判断された場合、(2)複数の
互いに異なるユーザから同一の認証用IDが送信された
場合、などが挙げられる。パーソナルコンピュータ10
のディスプレイ54上に、これらの情報が表示される。
【0052】なお、同一ユーザから互いに異なる複数の
認証用IDが送られてきた場合には、その認証用IDで
の使用を不可とすると良い。また、上述の(2)の例と
しては、ハードウェアをリバースエンジニアなどでまる
ごと不正コピーされた場合が考えられる。
【0053】一方、ステップS14で、認証の結果、認
証要求を送信したパーソナルコンピュータ10が音楽デ
ータの配信を受けるのが適切である(OK)であると判
断されると、処理はステップS16に移行し、パーソナ
ルコンピュータ10から音楽配信サーバ3に対して、音
楽データのダウンロード要求が出される。
【0054】例えば、音楽配信サーバ3が有する音楽デ
ータのリストに基づき、ユーザによって所望の音楽デー
タが選択される。パーソナルコンピュータ10に対して
選択された音楽データを表す情報が入力され、音楽配信
サーバ3に対する音楽データのダウンロード要求が出さ
れる。
【0055】音楽データのリストは、音楽配信サーバ3
側からユーザに対して配付される。ネットワーク1を介
して、ユーザが音楽配信サーバ3から得られるようにし
てもよい。これに限らず、パーソナルコンピュータ11
からネットワーク1を介して音楽データベース22に対
してアクセスし、所望の音楽データを検索するようにも
できる。
【0056】音楽配信サーバ3側では、ステップS27
にてパーソナルコンピュータ10からの音楽データのダ
ウンロード要求が受信される。そして、次のステップS
28で、音楽データベース22に対して、ダウンロード
が要求された音楽データの検索が行われる。検索された
音楽データは、ステップS29で、そのユーザから送ら
れた公開鍵で以て暗号化され、パーソナルコンピュータ
10に送信される。このステップS29での処理につい
ては後述するが、このときに、ユーザに対する課金処理
も行われる。
【0057】なお、図示しないが、音楽データが送信さ
れる際、その旨がユーザ情報と対応付けられて認証シス
テム21のユーザデータベースに格納される。ユーザか
ら音楽データのダウンロード要求があった場合に、この
ユーザデータベースが参照され、過去にそのユーザに対
して該当音楽データをダウンロードしたかどうか、ま
た、そのときの課金情報が調べられる。これにより、同
一のユーザが同一の音楽データをダウンロードする際に
重複して課金されるのを防ぐことができる。
【0058】パーソナルコンピュータ10では、ステッ
プS17のダウンロード待機状態にて、音楽配信サーバ
3から送信された音楽データが受信され、音楽データの
ダウンロードがなされる。次のステップS18でダウン
ロードされた音楽データの保存先が指定される。この例
では、音楽データの保存先を、パーソナルコンピュータ
10のハードディスク55と、携帯用ヘッドフォンステ
レオ11とから選択して指定できる。パーソナルコンピ
ュータ10のハードディスク55への保存を選択した場
合は、処理はステップS19へ移行し、ダウンロードさ
れた音楽データがハードディスク55に保存され、一連
の処理が終了される。なお、音楽データは、暗号化され
たまま、ハードディスク55に保存される。
【0059】一方、ステップS18で、音楽データの保
存先を、携帯用ヘッドフォンステレオ11に選択した場
合、処理はステップS20に移行する。そして、ダウン
ロードされた音楽データが携帯用ヘッドフォンステレオ
11に転送される。
【0060】音楽データは、インターフェイス57を介
して携帯用ヘッドフォンステレオ11に転送される。携
帯用ヘッドフォンステレオ11側では、音楽データは、
外部インターフェイス39から供給され(ステップS2
3)、メモリコントローラ31を介してF−ROM30
に保存される(ステップS24)。この場合も、音楽デ
ータは、暗号化されたままF−ROM33に保存され
る。
【0061】次に、上述のステップS29での、音楽配
信サーバ3における音楽データの暗号化ならびにパーソ
ナルコンピュータ10への転送の処理について、図5の
フローチャートを用いて説明する。ステップS291
は、上述のサーバ3側の処理における、ステップS25
〜ステップS28の処理である。ステップS292で、
ダウンロード要求された音楽データが同一ユーザによっ
て既にダウンロードされたデータであるかどうかが判断
される。これは、上述したように、認証システム21が
有するユーザデータベースを参照することで判断され
る。
【0062】若し、今回ダウンロードを要求された音楽
データがそのユーザによって過去にダウンロードされた
ことがあるものであると判断されたら、処理はステップ
S294に移行する。
【0063】一方、ステップS292で、今回ダウンロ
ード要求が出された音楽データが、そのユーザによって
過去にダウンロードされている音楽データではないとさ
れたら、処理はステップS293に移行し、課金システ
ム23によって課金処理が行われる。この課金処理によ
って、そのユーザに対して、所定金額を支払うような指
示が出される。
【0064】そして、ステップS294で、ダウンロー
ド要求された音楽データに対して、予めそのユーザから
送られ、認証システム21に登録されている公開鍵によ
る暗号化が施される。暗号化された音楽データは、次の
ステップS295で、パーソナルコンピュータ10に対
して転送される。
【0065】次に、認証システム21に対して、新規に
認証用IDを登録する際の手順の例について、図6のフ
ローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャ
ートが実行されるのに先立って、携帯用ヘッドフォンス
テレオ11とパーソナルコンピュータ10とが所定のイ
ンターフェイスによって接続され、互いに通信可能な状
態とされる。
【0066】先ず、ステップS30で、パーソナルコン
ピュータ10から携帯用ヘッドフォンステレオ11に対
して認証用IDが要求される。携帯用ヘッドフォンステ
レオ11では、パーソナルコンピュータ10との通信待
ちの状態(ステップS36の「N」)において、この要
求が受信されると(ステップS36の「Y」)、次のス
テップS37で、パーソナルコンピュータ10に対して
認証用IDが送信される。
【0067】パーソナルコンピュータ10では、認証用
ID受信待ちの状態(ステップS31の「N」)におい
てこの認証用IDを受信すると、次のステップS32
で、受信された認証用IDに基づき、公開鍵と秘密鍵と
が作成される。作成された公開鍵は、認証システム21
に送信される(ステップS33)。また、公開鍵と共
に、そのユーザの認証用IDや、ユーザID、パスワー
ドなども送られる。
【0068】音楽配信サーバ3側では、パーソナルコン
ピュータ10からの鍵の受信待ちの状態(ステップS4
0の「N」)において、この公開鍵が受信されると(ス
テップS40の「Y」)、処理は次のステップS41に
移行する。ステップS41では、認証システム21で、
受信された認証用IDのチェック、パスワードやユーザ
IDのチェックなどが行われる。そして、認証システム
21のユーザデータベースに、受信された公開鍵が登録
される。パーソナルコンピュータ10に送信される音楽
データは、登録された公開鍵を用いて暗号化される。
【0069】一方、パーソナルコンピュータ10では、
ステップS32で作成された秘密鍵が携帯用ヘッドフォ
ンステレオ11に対して転送される(ステップS3
4)。携帯用ヘッドフォンステレオ11では、秘密鍵の
受信待ちの状態(ステップS38の「N」)で、パーソ
ナルコンピュータ10から送られた秘密鍵を受け取ると
(ステップS38の「Y」)、次のステップS39で、
受信された秘密鍵を保存する。秘密鍵は、例えばシスコ
ン36が有する、バッテリバックアップされたRAMに
保存される。シスコン36のROMに書き込むようにし
てもよい。これに限らず、F−ROM30の所定領域に
保存されるようにしてもよい。
【0070】次に、ダウンロードされた音楽データを、
パーソナルコンピュータ10から携帯用ヘッドフォンス
テレオ11に転送し、再生する手順について、図7のフ
ローチャートを用いて説明する。なお、この手順に先ん
じて、パーソナルコンピュータ10に対して、ユーザが
固有に有するユーザIDとパスワードとが予め入力さ
れ、例えばハードディスク55の所定領域に記憶されて
いるものとする。また、携帯用ヘッドフォンステレオ1
1固有の認証用IDがパーソナルコンピュータ10に予
め記憶されており、ユーザIDおよびパスワードと関連
付けられる。
【0071】図7のフローチャートにおいて、最初のス
テップS50で、パーソナルコンピュータ10から携帯
用ヘッドフォンステレオ11に対して認証用IDが要求
される。携帯用ヘッドフォンステレオ11では、パーソ
ナルコンピュータ10との通信待ちの状態(ステップS
56の「N」)において、この要求が受信されると(ス
テップS56の「Y」)、次のステップS57で、パー
ソナルコンピュータ10に対して認証用IDが送信され
る。
【0072】パーソナルコンピュータ10では、認証用
ID受信待ちの状態(ステップS51の「N」)におい
てこの認証用IDを受信すると、次のステップS52
で、受信された認証用IDがチェックされる。このと
き、パーソナルコンピュータ10上で、そのユーザに対
して決められたユーザIDおよびパスワードの入力が要
求される。チェックは、例えば、入力されたユーザID
およびパスワードの組み合わせが判定されると共に、こ
れらユーザIDおよびパスワードと、携帯用ヘッドフォ
ンステレオ11固有の認証用IDとが互いに対応するか
どうかを調べることでなされる。
【0073】若し、これら認証用IDとユーザIDおよ
びパスワードとが所定の関係になければ、チェックの結
果がNG(No Good) とされ、処理はステップS55に移
行する。そして、ステップS55で、その理由がパーソ
ナルコンピュータ10のディスプレイ上に表示される。
一例としては、「ユーザIDあるいはパスワードが間違
っています」、「不正な認証用IDです」などと表示さ
れる。
【0074】一方、ステップS52で、認証用IDとユ
ーザIDおよびパスワードとが所定の関係にあり、認証
結果がOKであるとされれば、処理はステップS53に
移行する。そして、ユーザにより選曲がなされ、パーソ
ナルコンピュータ10から携帯用ヘッドフォンステレオ
11に対して転送する音楽データが選択される。ステッ
プS54で、選択された音楽データがヘッドフォンステ
レオ11に対して転送される。上述したように、音楽デ
ータは、ハードディスク55上に暗号化されたまま保存
されている。ステップS54での転送も、音楽データが
暗号化されたまま、行われる。
【0075】携帯用ヘッドフォンステレオ11側では、
パーソナルコンピュータ10からの音楽データの転送待
ちの状態(ステップS58の「N」)において、この音
楽データが受信されると(ステップS58の「Y」)、
次のステップS59で、受信された音楽データがF−R
OM30に対して保存される。
【0076】携帯用ヘッドフォンステレオ11におい
て、F−ROM30に保存された音楽データの再生がス
テップS60で指示される。この指示により、F−RO
M30に保存された音楽データがメモリコントローラ3
1の制御に基づき読み出される。読み出された音楽デー
タは、上述の図6のステップS39で、予め携帯用ヘッ
ドフォンステレオ11に対して記憶された秘密鍵を用い
て復号化されながら(ステップS61)、デコーダ32
に供給される。
【0077】なお、秘密鍵による音楽データの復号化
は、この例では、ハードウェア的に処理される。例え
ば、暗号を解くためのアルゴリズムが内蔵された集積回
路に対して、秘密鍵がパラメータとして与えられ、暗号
化された音楽データの復号化がなされる。また、これに
限らず、ハードウェアが十分な処理速度を有していれ
ば、ソフトウェア的な処理で復号化を行ってもよい。
【0078】音楽データは、デコーダ32で、音楽配信
サーバ3側で施された圧縮符号化が解かれ(ステップS
62)、DSP33に供給され所定の信号処理を施され
る。DSP33の出力は、図示しないD/A変換器によ
ってアナログオーディオ信号に変換され(ステップS6
3)、アンプ34で増幅されヘッドフォン35で再生さ
れる。
【0079】次に、この発明による、音楽データに対す
るセキュリティ、すなわち、著作権を保護するための機
構について、図8を用いて説明する。クライアント2側
では、携帯用ヘッドフォンステレオ11における、例え
ばユニークなシリアル番号を認知用IDとして、この認
知用IDに基づいて秘密鍵101および公開鍵100を
作成する。秘密鍵101は、携帯用ヘッドフォンステレ
オ11に保存され、公開鍵100は、サーバ3に送ら
れ、保存ならびに管理される。
【0080】既に述べたように、音楽データは、サーバ
3からクライアント2に対して転送される際に、転送す
るユーザから送られた公開鍵によって暗号化される。ま
た、携帯用ヘッドフォンステレオ11では、音楽データ
は、暗号化されたまま保存され、再生時に秘密鍵を用い
て再生される。
【0081】そのため、クライアント2側では、こうし
て転送された音楽データは、公開鍵100と対応する秘
密鍵101を有する携帯用ヘッドフォンステレオ11で
しか再生できない。例え、転送された音楽データをハー
ドディスク55に保存し、別の携帯用ヘッドフォンステ
レオ11’(図示しない)で再生しようとしても、その
携帯用ヘッドフォンステレオ11’は、公開鍵100に
対応する秘密鍵101を有していないので、再生できな
い。したがって、音楽データを複製しても、複製された
音楽データは、公開鍵100に対応する秘密鍵101を
持たない他の機器では再生できず、その音楽データの著
作権が保護されることになる。
【0082】また、何らかの方法で秘密鍵101が破ら
れてしまった場合でも、対応が可能である。一例とし
て、例えば悪意の第三者による秘密鍵の盗用などが行わ
れた場合、その秘密鍵と対応する公開鍵をサーバ3側で
消去すると共に、正規のユーザに対して、新しい認知用
IDを配付する。これは、例えば携帯用ヘッドフォンス
テレオ11のファームウェアの書き替えを行い、シリア
ル番号を変更することでなされる。この新しい認知用I
Dに基づき、新規に、公開鍵100および秘密鍵101
とを作成することで、盗用された秘密鍵を使用すること
ができなくなる。
【0083】なお、上述では、音楽データの暗号化に公
開鍵方式を用いているが、これはこの例に限定されな
い。例えばDES(Data Encryption Standard)方式とい
った、共通鍵方式を用いて音楽データの暗号化を行うよ
うにしてもよい。この場合、共通鍵は、サーバ3からク
ライアント2へ、予め配付される。
【0084】また、上述では、音楽データは、携帯用ヘ
ッドフォンステレオ11において再生時に復号化される
としたが、これはこの例に限定されない。例えば、暗号
化されたままF−ROM30に記憶された音楽データ
を、例えばバッファメモリなどを利用して予め復号化し
ておき、再びF−ROM30に書き戻すことも考えられ
る。
【0085】さらに、上述では、クライアント2におい
てパーソナルコンピュータ10を用いて端末装置が構成
されているが、これはこの例に限定されない。他の情報
機器、例えば衛星放送などを受信するためのセットトッ
プボックスを、このパーソナルコンピュータ10の代わ
りに用いることもできる。また、この音楽配信に専用の
情報機器を設けることもできる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、一度ダウンロードして課金された音楽データに対し
て、次回のダウンロードからは課金がなされない。その
ため、ユーザは、連続再生するだけの容量を有したハー
ドディスクなどの記録媒体を用意すればよいという効果
がある。
【0087】また、同じ音楽データに対して課金がなさ
れないため、ユーザは、必要なときに音楽データのダウ
ンロードを行うことができる。そのため、音楽データの
バックアップなどを行う必要がないという効果がある。
【0088】さらに、この発明では、音楽データは、暗
号化されてダウンロードされると共に、暗号化されたま
まユーザの下に保存される。そして、音楽データの再生
は、再生装置に固有の鍵で復号化されながら行われる。
そのため、音楽データの著作権が十分保証されるという
効果がある。
【0089】さらにまた、この実施の一形態では、暗号
化鍵が破られた場合にも対処可能であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に適用できる音楽配信システムの構成
の一例を示す略線図である。
【図2】携帯用ヘッドフォンステレオの構成の一例を示
すブロック図である。
【図3】パーソナルコンピュータの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】音楽データのダウンロードの際の処理を概略的
に示すフローチャートである。
【図5】音楽データの暗号化ならびにパーソナルコンピ
ュータへの転送の処理を説明するためのフローチャート
である。
【図6】認証システムに対して新規に認証用IDを登録
する際の手順の一例を説明するためのフローチャートで
ある。
【図7】ダウンロードされた音楽データをパーソナルコ
ンピュータから携帯用ヘッドフォンステレオに転送し再
生する手順を説明するためのフローチャートである。
【図8】音楽データの著作権を保護するための機構につ
いて説明するための図である。
【符号の説明】
1・・・ネットワーク、2・・・クライアント、3・・
・音楽配信サーバ、10・・・パーソナルコンピュー
タ、11・・・携帯用ヘッドフォンステレオ、20・・
・暗号鍵サーバ、21・・・認証システム、22・・・
音楽データベース、23・・・課金システム、30・・
・フラッシュメモリ、31・・・メモリコントローラ、
36・・・シスコン、39・・・外部インターフェイ
ス、51・・・CPU、55・・・ハードディスク、5
7・・・携帯用ヘッドフォンステレオと接続するための
インターフェイス、100・・・公開鍵、101・・・
秘密鍵
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 AA16 AA22 AB01 AC03 AD06 AE09 CE08 DD03 DD06 DD07 5D108 BA04 BA06 BC01 BF11 BF12 BF13 BF20 BH10 5K101 KK18 MM07 NN03 NN18 NN21 NN48 TT06 UU16 UU19 UU20 VV06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置から要求された音楽データを、
    端末装置に対して配信する音楽配信方法において、 端末装置からの音楽データ配信の要求を受け付ける第1
    のステップと、 上記要求に基づき上記音楽データを上記端末装置に対し
    て配信する第2のステップと、 上記要求があった上記端末装置の識別情報と、上記要求
    された上記音楽データとを関連付ける管理情報を蓄積す
    る第3のステップと、 上記要求に基づき課金処理を行う第4のステップとを有
    し、 上記第1のステップで端末装置から音楽データ配信の要
    求を受け付けたときに、上記第3のステップでの上記管
    理情報に基づき、該端末装置による該音楽データ配信に
    対して上記第4のステップでの上記課金処理による課金
    が既に行われていると判断された場合、上記第4のステ
    ップで、課金をしないように処理するようにしたことを
    特徴とする音楽配信方法。
  2. 【請求項2】 端末装置から要求された音楽データを、
    端末装置に対して配信する送信装置において、 音楽データを保存する音楽データ保存手段と、 端末装置からの音楽データ配信の要求を受信する受信手
    段と、 上記受信手段によって受信された要求に基づき上記音楽
    データ保存手段から音楽データを出力する音楽データ出
    力手段と、 上記音楽データ出力手段によって出力された上記音楽デ
    ータに対して暗号化を施す暗号化手段と、 上記暗号化された上記音楽データを上記端末に対して送
    信する送信手段とを有することを特徴とする送信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の送信装置において、 端末装置で秘密鍵と共に作成された公開鍵を受信する鍵
    受信手段と、 上記鍵受信手段で受信された上記公開鍵と、該公開鍵を
    作成した端末装置情報とを管理する鍵管理手段とをさら
    に有し、 上記暗号化手段は、上記鍵管理手段の管理情報に基づ
    き、上記要求のあった上記端末装置に対応した上記公開
    鍵によって上記音楽データに対する上記暗号化を施すこ
    とを特徴とする送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の送信装置において、 上記音楽データ保存手段では、音楽データは、圧縮符号
    化されて上記保存されていることを特徴とする送信装
    置。
  5. 【請求項5】 記憶媒体に記憶されたディジタルオーデ
    ィオデータからなる音楽データを再生する再生装置にお
    いて、 他の再生装置と区別するための識別情報を保持する識別
    情報保持手段と、 暗号化された音楽データが記憶される音楽データ記憶手
    段と、 再生時に、上記音楽データ記憶手段に記憶されている音
    楽データを読み出し、上記暗号を復号化する復号化手段
    と、 上記復号化手段から出力された音楽データをアナログ変
    換して音声信号として出力する音声信号出力手段とを有
    することを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の再生装置において、 上記復号化手段は、上記音楽データ記憶手段に記憶され
    ている音楽データを読み出しながら、上記復号化を行う
    ことを特徴とする再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の再生装置において、 上記識別情報に基づき公開鍵と共に作成された秘密鍵を
    保存する秘密鍵保存手段をさらに有し、 上記復号化手段は、上記鍵保存手段に保存された上記秘
    密鍵によって上記暗号の上記復号化を行うことを特徴と
    する再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の再生装置において、 上記記憶手段は、半導体メモリからなることを特徴とす
    る再生装置。
  9. 【請求項9】 端末装置から要求された音楽データを、
    端末装置に対して配信する送信方法において、 音楽データを保存する音楽データ保存のステップと、 端末装置からの音楽データ配信の要求を受信する受信の
    ステップと、 上記受信のステップによって受信された要求に基づき上
    記音楽データ保存のステップで保存された音楽データを
    出力する音楽データ出力のステップと、 上記音楽データ出力のステップによって出力された上記
    音楽データに対して暗号化を施す暗号化のステップと、 上記暗号化された上記音楽データを上記端末に対して送
    信する送信のステップとを有することを特徴とする送信
    方法。
  10. 【請求項10】 記憶媒体に記憶されたディジタルオー
    ディオデータからなる音楽データを再生する再生方法に
    おいて、 他の再生装置と区別するための識別情報を保持する識別
    情報保持のステップと、 暗号化された音楽データが記憶される音楽データ記憶の
    ステップと、 再生時に、上記音楽データ記憶のステップに記憶されて
    いる音楽データを読み出し、上記暗号を復号化する復号
    化のステップと、 上記復号化のステップから出力された音楽データをアナ
    ログ変換して音声信号として出力する音声信号出力のス
    テップとを有することを特徴とする再生方法。
  11. 【請求項11】 端末装置からサーバに対して音楽デー
    タの配信が要求され、該要求に基づきサーバから端末装
    置に対して音楽データの配信を行う音楽配信方法におい
    て、 端末装置からサーバに対して音楽データ配信を要求する
    音楽データ配信要求のステップと、 上記音楽データ配信要求のステップで要求された該音楽
    データが該端末装置に対して既に配信したことがあるか
    どうかが調べられ、その結果に基づき、新規の要求であ
    るとされれば課金を行い、過去に配信したことがあると
    判断されれば上記課金を行わない課金処理のステップ
    と、 上記音楽データ配信要求のステップで要求された上記音
    楽データに対して、予め作成された、上記端末装置に固
    有の第1の鍵で暗号化を施す暗号化のステップと、 上記暗号化された上記音楽データを上記端末装置に送信
    する送信のステップと、 上記送信のステップで送信された上記音楽データを受信
    し、記憶媒体に記憶する記憶のステップと、 再生時に、上記記憶媒体から上記音楽データを読み出
    し、上記読み出された音楽データに施されている上記暗
    号を、予め作成された上記端末装置に固有の第2の鍵
    で、上記読み出しに伴い復号化する復号化のステップ
    と、 上記復号化された音楽データをアナログ変換して音声信
    号として出力する音声信号出力のステップとを有するこ
    とを特徴とする音楽配信方法。
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