JP2008112158A - 同期歌詞ファイル配信装置、音楽ファイル管理端末、音楽・同期歌詞再生端末、及び同期歌詞配信システム - Google Patents

同期歌詞ファイル配信装置、音楽ファイル管理端末、音楽・同期歌詞再生端末、及び同期歌詞配信システム Download PDF

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Masakazu Tomita
雅和 冨田
Shinji Tanaka
田中  慎二
Katsutoshi Tanigawa
勝敏 谷川
Rina Oka
理奈 岡
Ikuyasu Muramatsu
郁保 村松
Megumi Watanabe
恵 渡辺
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Abstract

【課題】クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生することのない同期歌詞配信システムを提供する。
【解決手段】暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルを配信する同期歌詞ファイル配信装置は、前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイルDBと、クライアントからの要求に対応した応答処理を行うウェブサービスサーバとを含み、前記ウェブサービスサーバは、前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイルを当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信し、前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対して同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、同期歌詞ファイル配信装置、音楽ファイル管理端末、音楽・同期歌詞再生端末、及び同期歌詞配信システムに関する。
音楽データと、音楽再生に同期して歌詞を表示するための同期情報を含む歌詞データ(以下、同期歌詞データという。)とを含む同期歌詞付き音楽ファイルをクライアントに配信することで、音楽再生に同期してクライアント端末に歌詞を表示することを可能とする同期歌詞配信システムが知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
図31は、特許文献1に開示された従来の同期歌詞配信システム900を説明するために示す図である。従来の同期歌詞配信システム900は、図31に示すように、同期歌詞付き音楽ファイルを配信するプロバイダが所有する同期歌詞付き音楽ファイル配信装置910と、同期歌詞付き音楽ファイルの配信を受けるクライアントが所有するクライアント端末980とを備える。
同期歌詞付き音楽ファイル配信装置910は、音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイルデータベース(以下、データベースのことをDBという。)920と、同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイルDB930と、音楽データと同期歌詞データとから同期歌詞付き音楽ファイルを作成する同期歌詞付き音楽ファイル作成部940と、同期歌詞付き音楽ファイルにDRM(デジタル著作権管理技術)を適用して暗号化された同期歌詞付き音楽ファイル970を作成するDRM部950と、暗号化された同期歌詞付き音楽ファイル970をインターネットを介してクライアント端末980に対して配信するウェブサービスサーバ960とを備える。
クライアント端末980には、予めプロバイダから取得しておいた復号化機能付きの同期歌詞付き音楽ファイル再生プログラムがインストールされている。従って、暗号化された同期歌詞付き音楽ファイル970を受信したクライアント端末980は、復号化機能付きの同期歌詞付き音楽ファイル再生プログラムを用いることにより、暗号化された同期歌詞付き音楽ファイル970を復号化し、その後、復号化された同期歌詞付き音楽ファイルから音楽を再生するとともに音楽再生に同期して表示画面上に歌詞を表示することが可能となる。
従来の同期歌詞配信システム900によれば、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、同期歌詞配信システム900に参加することで、音楽データ及び同期歌詞データを含む同期歌詞付き音楽ファイルをプロバイダから入手することが可能となる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化された同期歌詞付き音楽ファイル970をクライアントに対して配信することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
国際公開第2005/114457号パンフレット 特開2004−318162号公報 大韓民国特許出願公開第2006−26210号明細書
しかしながら、従来の同期歌詞配信システム900においては、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合であっても、音楽再生に同期して歌詞を表示するためには、プロバイダから同期歌詞付き音楽ファイルの配信を受けることが必要となる。その結果、同期歌詞付き音楽ファイルに含まれる音楽データについては既に所有している音楽ファイルに含まれる音楽データと重複して著作権管理を受けることとなってしまい、当該音楽データの取得費用が重複して発生することとなるという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することのない同期歌詞配信システムを提供することを目的とする。
(1)本発明の同期歌詞ファイル配信装置は、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置であって、前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイルDBと、前記同期歌詞ファイルの配信を希望するクライアントからの要求に対応した応答処理を行うウェブサービスサーバとを含み、前記ウェブサービスサーバは、前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信すると共に、前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記暗号化同期歌詞データを復号化するための当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信する同期歌詞ファイル配信装置に関係する。
上記(1)に記載の同期歌詞ファイル配信装置によれば、従来の同期歌詞配信システムの場合とは異なり、同期歌詞付き音楽ファイルではなく同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するため、当該クライアントには重複して音楽データが配信されることがなくなる。その結果、本発明の同期歌詞ファイル配信装置によれば、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することがなくなる。
また、上記(1)に記載の同期歌詞ファイル配信装置によれば、従来の同期歌詞配信システムの場合と同様に、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、本発明の同期歌詞ファイル配信装置に対して同期歌詞ファイルの配信を希望することで得られる同期歌詞ファイルから暗号化同期歌詞データを抽出することにより、自己の所有する音楽ファイルに対応した同期歌詞データを用意できるようになる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するとともに、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、有効期間が定められたライセンスキーを作成するための認証情報を当該クライアントに対して送信することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
(2)上記(1)に記載の同期歌詞ファイル配信装置において、前記同期歌詞配信会員DBをさらに含むことが好ましい。
上記(2)に記載の同期歌詞ファイル配信装置によれば、同期歌詞ファイルの配信を希望するクライアントが同期歌詞配信会員であるか否かを同期歌詞ファイル配信装置の外部にアクセスして検索する必要がなくなり、同期歌詞ファイルと同期歌詞配信会員とを同じ装置内で管理することで、適切な著作権管理をより確実に実現できるようになる。
(3)上記(1)又は(2)に記載の同期歌詞ファイル配信装置において、前記ウェブサービスサーバは、前記同期歌詞データの表示許可要求にかかわらず、前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの前記音楽ファイル管理端末に対して配信することが好ましい。
上記(3)に記載の同期歌詞ファイル配信装置によれば、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、当該クライアントに対して同期歌詞ファイルを送信することで、適切な著作権管理を行うことが可能となる。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか記載の同期歌詞ファイル配信装置において、前記音楽ファイルを記憶する音楽ファイルDBと、前記音楽ファイルDBが記憶する前記音楽ファイルと前記同期歌詞ファイルDBが記憶する前記同期歌詞ファイルとから前記暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞付き音楽ファイルを作成する同期歌詞付き音楽ファイル作成部とをさらに含み、前記ウェブサービスサーバは、前記クライアントからの前記同期歌詞付き音楽ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞付き音楽ファイル作成部によって作成された前記同期歌詞付き音楽ファイルを取得して当該クライアントの前記音楽ファイル管理端末に対して配信する機能をさらに有することが好ましい。
上記(4)記載の同期歌詞ファイル配信装置によれば、クライアントから同期歌詞付き音楽ファイルの配信を希望する旨の要求があった場合には、要求のあった同期歌詞付き音楽ファイルを当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信することが可能となる。
なお、クライアントからこのような要求がある場合としては、クライアントが当該音楽ファイルそのものを所有していない場合が考えられる。このような場合には、そもそもクライアントは当該音楽ファイルそのものを所有していないのであるから、音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することはない。音楽ファイル管理端末は、自らが同期歌詞付き音楽ファイルを作成せずに、同期歌詞ファイル配信装置の同期歌詞付き音楽ファイル作成部が作成した同期歌詞付き音楽ファイルを受信して管理すればよい。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか記載の同期歌詞ファイル配信装置において、ネットワークを介して前記音楽ファイルを取得する音楽ファイル取得サーバと、前記音楽ファイル取得サーバが取得した前記音楽ファイルと前記同期歌詞ファイルDBが記憶する前記同期歌詞ファイルとから前記同期歌詞付き音楽ファイルを作成する同期歌詞付き音楽ファイル作成部とをさらに含み、前記ウェブサービスサーバは、さらに、クライアントからの前記同期歌詞付き音楽ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞付き音楽ファイル作成部によって作成された前記同期歌詞付き音楽ファイルを取得して当該クライアントの前記音楽ファイル管理端末に対して配信する機能をさらに有することが好ましい。
上記(5)に記載の同期歌詞ファイル配信装置によれば、クライアントから同期歌詞付き音楽ファイルの配信を希望する旨の要求があった場合には、要求のあった同期歌詞付き音楽ファイルを当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信することが可能となる。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか記載の同期歌詞ファイル配信装置において、音楽データ及び暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞付き音楽ファイルを記憶する同期歌詞付き音楽ファイルDBをさらに含み、前記ウェブサービスサーバは、クライアントからの前記同期歌詞付き音楽ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞付き音楽ファイルDBから前記同期歌詞付き音楽ファイルを取得して当該クライアントの前記音楽ファイル管理端末に対して配信する機能をさらに有することが好ましい。
上記(6)に記載の同期歌詞ファイル配信装置によれば、クライアントから同期歌詞付き音楽ファイルの配信を希望する旨の要求があった場合には、要求のあった同期歌詞付き音楽ファイルを当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信することが可能となる。
(7)本発明の音楽ファイル管理端末は、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置に対し、前記同期歌詞ファイルの配信要求を行うと共に、音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求を行う送受信部と、前記同期歌詞データを同期化させる音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置から配信された前記同期歌詞ファイルの前記暗号化同期歌詞データと、前記同期歌詞データの表示許可要求に対する前記同期歌詞ファイル配信装置からの当該クライアントの認証情報又は該認証情報に基づいて生成されたライセンスキーとを、音楽・同期歌詞再生端末に対して送信するインタフェース部とを含み、前記認証情報は、前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される情報であり、前記音楽・同期歌詞再生端末が、前記認証情報又はライセンスキーに基づいて前記暗号化同期歌詞データを復号化して前記音楽再生に同期した同期歌詞データの表示を行う音楽ファイル管理端末に関係する。
上記(7)記載の音楽ファイル管理端末によれば、従来の同期歌詞配信システムの場合とは異なり、同期歌詞付き音楽ファイルではなく同期歌詞ファイルがクライアントに対して配信されるため、当該クライアントには重複して音楽データが配信されることがなくなる。その結果、本発明の音楽ファイル管理端末によれば、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することがなくなる。
また、上記(7)に記載の音楽ファイル管理端末によれば、従来の同期歌詞配信システムの場合と同様に、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、本発明の音楽ファイル管理端末に対して同期歌詞ファイルの配信を希望することで得られる同期歌詞ファイルから暗号化同期歌詞データを抽出することにより、自己の所有する音楽ファイルに対応した同期歌詞データを用意できるようになる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するとともに、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、有効期間が定められたライセンスキーを作成するための認証情報を当該クライアントに対して送信することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
上記(7)に記載の音楽ファイル管理端末においては、音楽ファイルとして、MP3、WMA、AAC(ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレーションの登録商標。)などのフォーマット形式の音楽ファイルを好ましく用いることができる。
(8)上記(7)に記載の音楽ファイル管理端末において、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される前記暗号化同期歌詞データを記憶する同期歌詞データ記憶部をさらに含み、前記同期歌詞データ記憶部は、前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、前記暗号化同期歌詞データを記憶し続ける機能を有することが好ましい。
上記(8)に記載の音楽ファイル管理端末によれば、認証情報により当該クライアントが同期歌詞配信会員として有効期間が経過した後であっても、音楽ファイル管理端末は、既に作成した同期歌詞付き音楽ファイルを記憶し続けることが可能となり、音楽・同期歌詞再生端末は、既に記憶している同期歌詞付き音楽ファイルを記憶し続けることが可能となるため、例えばクライアントが同期歌詞配信会員としての参加を取り止めた後、再参加するなどして同期歌詞配信会員として再度有効期間となったような場合であっても、参加を取り止める前に作成しておいた同期歌詞付き音楽ファイルに含まれる暗号化同期歌詞データから音楽再生に同期して歌詞を表示することが可能となる。
(9)上記(7)又は(8)記載の音楽ファイル管理端末において、前記音楽ファイルに含まれる前記音楽データから音楽を再生する音楽再生部と、前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたことを条件に前記同期歌詞データに含まれる前記暗号化同期歌詞データから音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部とをさらに有することが好ましい。
上記(9)に記載の音楽ファイル管理端末によれば、音楽ファイル管理端末を用いることによっても、同期歌詞付き音楽ファイルに含まれる暗号化同期歌詞データから音楽再生に同期して歌詞を表示することが可能となり、クライアントにとっての利便性が高まる。
(10)上記(9)に記載の音楽ファイル管理端末において、前記同期歌詞表示部は、前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、前記同期歌詞データに含まれる前記暗号化同期歌詞データから歌詞の一部を表示することができるように構成されていることが好ましい。
上記(10)に記載の音楽ファイル管理端末によれば、同期歌詞配信会員として有効ではないクライアントに対しては、本発明に係る同期歌詞ファイルの配信システムの機能の一部を体験させることで、本発明に係る同期歌詞ファイルの配信システムの素晴らしさ、楽しさなどを知らしめることができ、同期歌詞配信会員としての参加を促すことが可能となる。また、同期歌詞配信会員としての有効期間が経過したクライアントに対しては、本発明に係る同期歌詞ファイルの配信システムの機能の一部を再体験させることで、本発明に係る同期歌詞ファイルの配信システムの素晴らしさ、楽しさなどを再認識させることができ、同期歌詞配信会員としての再参加を促すことが可能となる。
本発明の音楽ファイル管理端末においては、歌詞の一部として、例えば、曲の頭から45秒間の歌詞を例示することができる。
この場合、音楽ファイル管理端末の同期歌詞表示部は、認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されなかった場合には、暗号化同期歌詞データのうち曲の頭から45秒間の部分の暗号化同期歌詞データのみを復号化することができるように構成されていてもよいし、予め1曲分の暗号化同期歌詞データを復号化しておくとともに、上記場合には曲の頭から45秒間の部分のみ歌詞を表示することができるように構成されていてもよい。
(11)本発明の音楽・同期歌詞再生端末は、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)に基づいて音楽再生に同期して歌詞を表示するための音楽・同期歌詞再生端末であって、前記暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置によって配信された前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイル記憶部と、音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、前記音楽ファイルに含まれる前記音楽データから音楽を再生する音楽再生部と、前記同期歌詞ファイル配信装置からの認証情報に基づいて該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイルに含まれる前記暗号化同期歌詞データを復号化して得られた同期歌詞データを音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部とを含み、前記認証情報は、前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される情報である音楽・同期歌詞再生端末に関係する。
上記(11)に記載の音楽・同期歌詞再生端末によれば、従来の同期歌詞配信システムの場合とは異なり、同期歌詞付き音楽ファイルではなく同期歌詞ファイルがクライアントに対して配信されるため、当該クライアントには重複して音楽データが配信されることがなくなる。その結果、本発明の音楽・同期歌詞再生端末によれば、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することがなくなる。
また、上記(11)に記載の音楽・同期歌詞再生端末によれば、従来の同期歌詞配信システムの場合と同様に、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、同期歌詞ファイルの配信を希望することで得られる同期歌詞ファイルから暗号化同期歌詞データを抽出することにより、自己の所有する音楽ファイルに対応した同期歌詞データを用意できるようになる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するとともに、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、有効期間が定められたライセンスキーを作成するための認証情報を当該クライアントに対して送信することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
上記(11)に記載の音楽・同期歌詞再生端末においては、音楽ファイルとして、MP3、WMA、AAC(ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレーションの登録商標。)などのフォーマット形式の音楽ファイルを好ましく用いることができる。
(12)上記(11)に記載の音楽・同期歌詞再生端末において、前記同期歌詞ファイル記憶部は、前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、前記同期歌詞ファイルを記憶し続ける機能を有することが好ましい。
上記(12)に記載の音楽・同期歌詞再生端末によれば、認証情報により当該クライアントが同期歌詞配信会員として有効期間が経過した後であっても、音楽・同期歌詞再生端末は、既に作成した同期歌詞付き音楽ファイルを記憶し続けることが可能となり、音楽・同期歌詞再生端末は、既に記憶している同期歌詞付き音楽ファイルを記憶し続けることが可能となるため、例えばクライアントが同期歌詞配信会員としての参加を取り止めた後、再参加するなどして同期歌詞配信会員として再度有効期間となったような場合であっても、参加を取り止める前に作成しておいた同期歌詞付き音楽ファイルに含まれる暗号化同期歌詞データから音楽再生に同期して歌詞を表示することが可能となる。
(13)上記(11)又は(12)に記載の音楽・同期歌詞再生端末において、前記音楽再生部は、前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、前記音楽ファイルに含まれる前記音楽データから音楽を再生する機能をさらに有することが好ましい。
上記(13)に記載の音楽・同期歌詞再生端末によれば、認証情報により当該クライアントが同期歌詞配信会員として有効期間が経過した後であっても、歌詞が表示されないだけで音楽を再生することが可能となるため、例えばクライアントが同期歌詞配信会員としての参加を取り止めて無効な同期歌詞配信会員となったとしても、既に作成した同期歌詞付き音楽ファイルが無駄になってしまうということがなくなる。
(14)本発明の同期歌詞配信システムは、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の同期歌詞ファイル配信装置と、音楽ファイル管理端末と、音楽・同期歌詞再生端末とを含み、前記音楽ファイル管理端末が、前記同期歌詞ファイル配信装置に対し、前記同期歌詞ファイルの配信要求を行うと共に、音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求を行い、前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置から配信された前記同期歌詞ファイルの前記暗号化同期歌詞データと、前記同期歌詞データの表示許可要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置からの当該クライアントの認証情報又は該認証情報に基づいて生成されたライセンスキーとを、前記音楽・同期歌詞再生端末に対して送信し、前記音楽・同期歌詞再生端末は、前記音楽ファイル管理端末からの認証情報又は前記ラインセンスキーに基づいて、前記暗号化同期歌詞データを復号化して前記音楽再生に同期した同期歌詞データの表示を行う同期歌詞配信システムに関係する。
上記(14)に記載の同期歌詞配信システムによれば、従来の同期歌詞配信システムの場合とは異なり、同期歌詞付き音楽ファイルではなく同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するため、当該クライアントには重複して音楽データが配信されることがなくなる。その結果、本発明の同期歌詞配信システムによれば、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することがなくなる。
また、上記(14)に記載の同期歌詞配信システムによれば、従来の同期歌詞配信システムの場合と同様に、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、本発明の同期歌詞ファイル配信装置に対して同期歌詞ファイルの配信を希望することで得られる同期歌詞ファイルから暗号化同期歌詞データを抽出することにより、自己の所有する音楽ファイルに対応した同期歌詞データを用意できるようになる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するとともに、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、有効期間が定められたライセンスキーを作成するための認証情報を当該クライアントに対して送信することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
上記(14)に記載の同期歌詞配信システムにおいては、音楽ファイルとして、MP3、WMA、AAC(ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレーションの登録商標。)などのフォーマット形式の音楽ファイルを好ましく用いることができる。
(15)本発明の同期歌詞配信システムは、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信する同期歌詞ファイル配信装置と、前記同期歌詞ファイル配信装置に対して前記同期歌詞ファイルの配信要求を行う上記(7)〜(10)のいずれかに記載の音楽ファイル管理端末と、音楽・同期歌詞再生端末とを含み、前記同期歌詞ファイル配信装置が、前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信すると共に、前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記暗号化同期歌詞データを復号化するための当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信し、前記音楽・同期歌詞再生端末は、前記音楽ファイル管理端末からの認証情報又は前記認証情報に基づいて生成されたライセンスキーに基づいて、前記暗号化同期歌詞データを復号化して前記音楽再生に同期した同期歌詞データの表示を行う同期歌詞配信システムに関係する。
上記(15)に記載の同期歌詞配信システムによれば、従来の同期歌詞配信システムの場合とは異なり、同期歌詞付き音楽ファイルではなく同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するため、当該クライアントには重複して音楽データが配信されることがなくなる。その結果、本発明の同期歌詞配信システムによれば、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することがなくなる。
また、上記(15)に記載の同期歌詞配信システムによれば、従来の同期歌詞配信システムの場合と同様に、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、本発明の同期歌詞ファイル配信装置に対して同期歌詞ファイルの配信を希望することで得られる同期歌詞ファイルから暗号化同期歌詞データを抽出することにより、自己の所有する音楽ファイルに対応した同期歌詞データを用意できるようになる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するとともに、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、有効期間が定められたライセンスキーを作成するための認証情報を当該クライアントに対して送信することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
上記(15)に記載の同期歌詞配信システムにおいては、音楽ファイルとして、MP3、WMA、AAC(ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレーションの登録商標。)などのフォーマット形式の音楽ファイルを好ましく用いることができる。
(16)本発明の同期歌詞配信システムは、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信する同期歌詞ファイル配信装置と、音楽ファイル管理端末と、上記(11)〜(13)のいずれかに記載の音楽・同期歌詞再生端末とを含み、前記同期歌詞ファイル配信装置は、前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信すると共に、前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記暗号化同期歌詞データを復号化するための当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信し、前記音楽ファイル管理端末は、前記同期歌詞ファイル配信装置に対し、前記同期歌詞ファイルの配信要求を行うと共に、音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求を行い、前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置から配信された前記同期歌詞ファイルの前記暗号化同期歌詞データと、前記同期歌詞データの表示許可要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置からの当該クライアントの認証情報又は該認証情報に基づいて生成されたライセンスキーとを、前記音楽・同期歌詞再生端末に対して送信する同期歌詞ファイル配信システムに関係する。
上記(16)に記載の同期歌詞配信システムによれば、従来の同期歌詞配信システムの場合とは異なり、同期歌詞付き音楽ファイルではなく同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するため、当該クライアントには重複して音楽データが配信されることがなくなる。その結果、本発明の同期歌詞配信システムによれば、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することがなくなる。
また、上記(16)に記載の同期歌詞配信システムによれば、従来の同期歌詞配信システムの場合と同様に、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、本発明の同期歌詞ファイル配信装置に対して同期歌詞ファイルの配信を希望することで得られる同期歌詞ファイルから暗号化同期歌詞データを抽出することにより、自己の所有する音楽ファイルに対応した同期歌詞データを用意できるようになる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルをクライアントに対して配信するとともに、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、有効期間が定められたライセンスキーを作成するための認証情報を当該クライアントに対して送信することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
上記(16)に記載の同期歌詞配信システムにおいては、音楽ファイルとして、MP3、WMA、AAC(ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレーションの登録商標。)などのフォーマット形式の音楽ファイルを好ましく用いることができる。
(17)本発明の同期歌詞ファイル配信装置用プログラムは、コンピュータを、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置として機能させるための同期歌詞ファイル配信装置用プログラムであって、前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイルDBと、前記同期歌詞データを同期させる音楽データを含む音楽ファイルを管理するための音楽ファイル管理端末に対して、前記同期歌詞ファイルの配信を希望するクライアントからの要求に対応した応答処理を行うウェブサービスサーバとして前記コンピュータを機能させ、前記ウェブサービスサーバは、前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信すると共に、前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記暗号化同期歌詞データを復号化するための当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信する同期歌詞ファイル配信装置用プログラムに関係する。
上記(17)に記載の同期歌詞ファイル配信装置用プログラムによれば、コンピュータを、上記(1)に記載の同期歌詞ファイル配信装置として機能させることが可能となる。
(18)本発明の音楽ファイル管理端末用プログラムは、コンピュータを、音楽ファイル管理端末として機能させるための音楽ファイル管理端末用プログラムであって、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置に対し、前記同期歌詞ファイルの配信要求を行うと共に、音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求を行う送受信部と、前記同期歌詞データを同期化させる音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置から配信された前記同期歌詞ファイルの前記暗号化同期歌詞データと、前記同期歌詞データの表示許可要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置からの当該クライアントの認証情報又は該認証情報に基づいて生成されたライセンスキーとを、前記認証情報又は前記ライセンスキーに基づいて前記暗号化同期歌詞データを復号化して前記音楽再生に同期した同期歌詞データの表示を行う音楽・同期歌詞再生端末に対して送信するインタフェース部として前記コンピュータを機能させ、前記認証情報は、前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される情報である音楽ファイル管理端末用プログラムに関係する。
上記(18)に記載の音楽ファイル管理端末用プログラムによれば、コンピュータを、上記(7)に記載の音楽ファイル管理端末として機能させることが可能となる。
なお、クライアントは自己のコンピュータ(PC、PDAを含む。)を音楽ファイル管理端末として機能させるためのマネージャプログラム(音楽ファイル管理端末用プログラム)を、予めプロバイダから入手して自己のコンピュータにインストールしておくことが好ましい。クライアントはマネージャプログラムを、CD−ROMなどの記憶媒体を介して入手することもできるし、インターネットを介して入手することもできる。
(19)本発明の音楽・同期歌詞再生端末用プログラムは、コンピュータを、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)に基づいて音楽再生に同期して歌詞を表示するための音楽・同期歌詞再生端末として機能させるための音楽・同期歌詞再生端末用プログラムであって、前記暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置によって配信された前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイル記憶部と、音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、前記音楽ファイルに含まれる前記音楽データから音楽を再生する音楽再生部と、前記同期歌詞ファイル配信装置からの認証情報に基づいて該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイルに含まれる前記暗号化同期歌詞データから音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部として前記コンピュータを機能させ、前記認証情報は、前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される情報である音楽・同期歌詞再生端末用プログラムに関係する。
上記(19)に記載の音楽・同期歌詞再生端末用プログラムによれば、コンピュータを、上記(11)に記載の音楽ファイル管理端末として機能させることが可能となる。
なお、クライアントは自己のコンピュータ(PC、PDAを含む。)を音楽・同期歌詞再生端末として機能させるためのマネージャプログラム(音楽・同期歌詞再生端末用プログラム)を、予めプロバイダから入手して自己のコンピュータにインストールしておくことが好ましい。クライアントはマネージャプログラムを、CD−ROMなどの記憶媒体を介して入手することもできるし、インターネットを介して入手することもできる。
以下、本発明の同期歌詞配信システム、同期歌詞ファイル配信装置、音楽ファイル管理端末、音楽・同期歌詞再生端末、同期歌詞ファイル配信装置用プログラム、音楽ファイル管理端末用プログラム、音楽・同期歌詞再生端末用プログラムについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
実施形態1は、既に音楽ファイルを所有しているクライアントが、本発明の同期歌詞配信システムを利用して同期歌詞ファイルの配信を受ける場合を想定した実施形態である。また、実施形態1は、プロバイダが所有する同期歌詞ファイルを、クライアントが所有する音楽ファイルの音楽再生に同期させて表示する場合を説明するための実施形態である。なお、クライアントにおいて作成された同期歌詞付き音楽ファイルは、後述する実施形態5の場合とは異なり、音楽・同期歌詞再生後もクライアント側に残る。
まず、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の構成について、図1〜図7を用いて説明する。
図1は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100を説明するために示す図である。図2は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における音楽ファイル管理端末としての同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の機能ブロック図である。図3は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における音楽・同期歌詞再生端末としての携帯型音楽・同期歌詞再生端末400の機能ブロック図である。図4は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における同期歌詞ファイル配信装置用プログラムの処理例のフローチャートである。図5は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の受信処理例のフローチャートである。図6は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の再生処理例及び転送処理例のフローチャートである。図7は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における携帯型音楽・同期歌詞再生端末400の処理例のフローチャートである。
実施形態1に係る同期歌詞配信システム100は、図1に示すように、同期歌詞ファイル配信装置200と、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300(広義には、音楽ファイル管理端末)と、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400(広義には、音楽・同期歌詞再生端末)とを備える。実施形態1に係る同期歌詞配信システム100においては、プロバイダが同期歌詞ファイル配信装置200を所有しており、クライアントが同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300及び携帯型音楽・同期歌詞再生端末400を所有している。同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、有線又は無線の伝送路を介して、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対し、予め暗号化された同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルと、該同期歌詞データを同期して表示させる音楽ファイルと、該同期歌詞データを復号化するためのライセンスキーとを転送する。
同期歌詞ファイル配信装置200は、暗号化された同期歌詞データ22(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイル20を記憶する同期歌詞ファイルDB210と、同期歌詞ファイルの配信を希望するクライアントからの要求に対応した応答処理を行うウェブサービスサーバ240とを有する。
同期歌詞配信システム100では、クライアント(より具体的には、クライアントが所有する同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300)からの同期歌詞ファイルの配信要求に対して、同期歌詞ファイル20が配信される。この同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データは、クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して送信される認証情報に基づいて復号化された後に利用できるようになっている。認証情報は、予め同期歌詞配信会員として登録され、かつ現時点で有効な同期歌詞配信会員であるクライアントであることを示す情報である。有効な同期歌詞配信会員とは、予め登録された会員であって、所定の会員条件を満足する会員をいう。この会員条件としては、例えば毎月の登録料の支払いを条件とすることができる。
そこで、同期歌詞配信システム100は、同期歌詞配信システム100に参加する同期歌詞配信会員に関する情報を記憶する同期歌詞配信会員DB230をさらに有する。同期歌詞配信会員DB230には、同期歌詞配信会員に関する情報として、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かを示す情報が登録されている。同期歌詞ファイル配信装置200は、ネットワークを介して同期歌詞配信会員DBが記憶する情報を参照したり、同期歌詞ファイル配信装置200のウェブサービスサーバ240が同期歌詞配信会員DB230に直接アクセスして同期歌詞配信会員DBが記憶する情報を参照したりすることができる。
また、同期歌詞配信システム100は、音楽再生に同期して歌詞を表示するための同期情報を含まない、単なるテキストデータからなる歌詞データ(以下、非同期歌詞データという。)を含む非同期歌詞ファイルを記憶する非同期歌詞ファイルDB220をさらに有することができる。この非同期歌詞ファイルもまた、現時点で有効な同期歌詞配信会員であるクライアントからの配信要求に対して配信される。同期歌詞ファイル配信装置200は、ネットワークを介して非同期歌詞ファイルDB220に記憶される非同期歌詞ファイルを同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して送信させたり、同期歌詞ファイル配信装置200のウェブサービスサーバ240が直接アクセスして非同期歌詞ファイルDB220に記憶される非同期歌詞ファイルを同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して送信させたりすることができる。
同期歌詞ファイル配信装置200のウェブサービスサーバ240は、クライアントから同期歌詞ファイル20の配信を希望する旨の要求(配信要求)があったとき、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であるか否かを同期歌詞配信会員DB230が記憶する情報と照合して、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、同期歌詞ファイルDB210から同期歌詞ファイル20を取得して当該クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して配信する。
また、ウェブサービスサーバ240は、クライアントから、音楽再生に同期した同期歌詞データの表示許可要求があったとき、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であるか否かを同期歌詞配信会員DB230が記憶する情報と照合して、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを示す認証情報(AU)40を当該クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して送信する。
このような同期歌詞ファイル配信装置200(ウェブサービスサーバ240)は、中央演算処理装置(Central Processing Unit:CPU)及びメモリを有し、該メモリに格納されたプログラム(同期歌詞ファイル配信装置用プログラム)を読み込んで該プログラムに対応した処理を実行することで、図4に示す処理を実行することができるようになっている。
図4に示すように、まず、同期歌詞ファイル配信装置200は、ネットワークを介したクライアント側からの各種の要求を監視している。そして、同期歌詞ファイル配信装置200は、ネットワークを介してクライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300から、同期歌詞ファイルの配信要求があったとき(ステップS10:Y)、同期歌詞ファイルDB210を検索して(ステップS12)、要求のあった同期歌詞ファイルを取得する。そして、同期歌詞ファイル配信装置200は、該同期歌詞ファイルを同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して配信し(ステップS14)、ステップS10に戻る(リターン)。
一方、ステップS10において、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300からの要求が同期歌詞ファイルの配信要求ではなく、ネットワークを介してクライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300から、既に配信済みの同期歌詞ファイルに含まれる同期歌詞データの表示許可要求があったとき(ステップS10:N、ステップS16:Y)、同期歌詞ファイル配信装置200は、当該クライアントの識別情報を検索キーとして同期歌詞配信会員DB230を検索して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であるか否かを判別する(ステップS18)。
ステップS18の検索の結果、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であることが確認されると(ステップS20:Y)、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であることを示す認証情報(OK)を当該クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して送信し(ステップS22)、ステップS10に戻る(リターン)。
ステップS18の検索の結果、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であることが確認されなかったとき(ステップS20:N)、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員ではないことを示す認証情報(NG)を当該クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して送信し(ステップS24)、ステップS10に戻る(リターン)。
なお、ステップS16において、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300からの要求が、同期歌詞ファイルに含まれる同期歌詞データの表示許可要求ではないとき(ステップS16:N)、ステップS10に戻る(リターン)。ステップS16において、既に配信済みの同期歌詞ファイルに対する表示許可要求に限定しないことで、同期歌詞ファイルを他の同期歌詞付き音楽ファイル管理端末からコピーして取得した場合でも、有効な同期歌詞配信会員である限り、コピーされた同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300では同期歌詞データの表示を行うことができるようになる。
以上のように、同期歌詞ファイル配信装置200は、当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であるか否かにかかわらず同期歌詞ファイルを配信する。なお、図4では、当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であるか否かにかかわらず同期歌詞ファイルを配信するものとして説明したが、当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることを条件に同期歌詞ファイルを配信するようにしてもよい。
同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300(広義には、音楽ファイル管理端末)は、図2に示すように、同期歌詞ファイル配信装置200との間で各種データの送受信を行う送受信部310と、音楽データ12を含む音楽ファイル10を記憶する音楽ファイル記憶部320と、受信した認証情報40から暗号化同期歌詞データを復号化するためのライセンスキー42を作成するライセンスキー作成部350と、受信した同期歌詞ファイル20を記憶する同期歌詞ファイル記憶部330(暗号化同期歌詞データを記憶する同期歌詞データ記憶部)と、ライセンスキー作成部350により作成されたライセンスキー42を用いて、同期歌詞ファイル記憶部330に記憶された同期歌詞ファイル20から抽出された暗号化同期歌詞データを復号化する復号化部340と、音楽ファイル記憶部320に記憶された音楽ファイル10に含まれる音楽データ12から音楽を再生する音楽再生部360と、復号化部340に復号化された同期歌詞データ24を用いて音楽再生部360による音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部370と、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400との間で各種データの送受信を行うインタフェース部380とを有する。
ライセンスキー作成部350は、有効期間が定められたライセンスキー42を作成する。この有効期間は、例えば当該クライアントが同期歌詞配信会員として有効な期間と同じ期間であってもよいし、認証情報40を受信した時点を基準に所定の期間だけ有効となる期間であってもよい。
送受信部310は、同期歌詞ファイル20の配信を希望する旨の要求を同期歌詞ファイル配信装置200に対して送信する機能と、ライセンスキー42を作成するための認証情報40の送信を希望する旨の要求を同期歌詞データの表示許可要求として同期歌詞ファイル配信装置200に対して送信する機能と、同期歌詞ファイル配信装置200から配信された同期歌詞ファイル20を受信する機能と、同期歌詞ファイル配信装置200から送信された認証情報40を受信する機能とを有する。
また、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の送受信部310は、同期歌詞ファイル配信装置200に対する同期歌詞ファイルの配信要求を行うたびに、上記の表示許可要求を行うことができる。なお、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の送受信部310は、前回の表示許可要求タイミングを基準に所定期間(例えば1ヶ月)が経過したことが検出されたときや、当該月において最初の配信要求を行うときに、上記の配信要求を行うたびに、又は上記の配信要求にかかわらず表示要求を行うようにしてもよい。
同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300(送受信部310)は、同期歌詞ファイル配信装置200に対して、自己が所有する音楽ファイル以外の音楽ファイルに対応する同期歌詞ファイルについては、配信を希望する旨の要求をすることができないように構成されている。
同期歌詞ファイル記憶部330は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員でないことが確認された場合であっても、同期歌詞ファイル20を記憶し続ける機能を有する。すなわち、同期歌詞ファイル記憶部330は、認証情報40により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、暗号化同期歌詞データを記憶し続ける機能を有する。
音楽再生部360は、音楽ファイル記憶部320が記憶している音楽ファイル10に含まれる音楽データ12から音楽を再生する機能と、同期歌詞表示部370に対して音楽再生に同期した同期歌詞の表示のための情報を送信する機能とを有する。なお、音楽再生部360が同期歌詞表示部370に対して音楽再生に同期した同期歌詞の表示のための情報を送信する機能を有する代わりに、同期歌詞表示部370が、音楽再生部360に対して音楽再生に同期した同期歌詞の表示のための情報を送信する機能を有していてもよい。
同期歌詞表示部370は、復号化部340によりライセンスキー42を用いた復号化処理が行われたか否かを確認して、その確認がなされた場合にのみ、暗号化同期歌詞データ22を復号化して得られた同期歌詞データを表示させるように構成されている。
同期歌詞表示部370は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員でないことが確認された場合であっても、同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22から歌詞の一部(例えば、曲の頭から45秒間の歌詞。)を表示することができるように構成されている。
同期歌詞表示部370は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員でないことが確認された場合には、例えば曲の頭から45秒間の部分のみ歌詞を表示することができるように構成されている。従って、復号化部340は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であるか否かにかかわらず、暗号化同期歌詞データの一部を復号化して同期歌詞表示部370に表示させるように構成されている。
インタフェース部380は、音楽ファイル記憶部320に記憶された音楽ファイル10を携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対して送信(転送)する機能と、同期歌詞ファイル記憶部330に記憶された同期歌詞ファイル20を携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対して送信(転送)する機能と、ライセンスキー作成部350により作成されたライセンスキー42を携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対して送信する機能とを有する。
なお、インタフェース部380は、ライセンスキー42に代えて同期歌詞ファイル配信装置200からの認証情報40そのものを携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対して送信し、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に該認証情報40に基づいてライセンスキー42を作成させるようにしてもよい。
このような同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、CPU及びメモリを有し、該メモリに格納されたプログラム(音楽ファイル管理端末用プログラム)を読み込んで該プログラムに対応した処理を実行することで、図5に示す受信処理及び図6に示す再生処理を実行することができるようになっている。
同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300が受信処理を行う場合、図5に示すように、まず、図示しない送信処理において同期歌詞ファイル配信装置200に対して行った同期歌詞ファイルの配信要求に対する応答として、ネットワークを介した同期歌詞ファイル配信装置200からの同期歌詞ファイルの受信を待機している(ステップS30)。そして、同期歌詞ファイルの受信が検出されたとき(ステップS30:Y)、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、受信した同期歌詞ファイル20を同期歌詞ファイル記憶部330に保存し(ステップS32)、ステップS30に戻る(リターン)。
ステップS30において、同期歌詞ファイルの受信ではなく、同期歌詞ファイル配信装置200から認証情報の受信が検出されたとき(ステップS30:N、ステップS34:Y)、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、受信した認証情報40を図示しないバッファに保存する(ステップS36)。
ライセンスキー作成部350は、このバッファに保存された認証情報40に基づいてライセンスキーを作成する。すなわち、受信した認証情報40により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたとき(ステップS38:Y)、ライセンスキー作成部350は、同期歌詞配信会員として有効期間内であると判断して、有効なライセンスキー42を作成し(ステップS40)、ステップS30に戻る(リターン)。
ステップS38において、受信した認証情報40により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されなかったとき(ステップS38:N)、ライセンスキー作成部350は、同期歌詞配信会員として有効期間外であると判断して、所定の非認証処理を行い(ステップS42)、ステップS30に戻る(リターン)。非認証処理としては、無効なライセンスキーを作成して、暗号化同期歌詞データの復号化を正常に処理させないようにしたり、復号化部340の処理自体を停止させたりする。
なお、ステップS34において、同期歌詞ファイル配信装置200から認証情報が受信されなかったとき(ステップS34:N)、ステップS30に戻る(リターン)。
同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300が再生処理を行う場合、図6に示すように、例えばまず音楽生成を行うか否かが判別される。そして、音楽再生を行う場合(ステップS50:Y)、ライセンスキー作成部350により有効なライセンスキー42が作成されているとき(ステップS52:Y)、復号化部340において該ライセンスキー42を用いた暗号化同期歌詞データに対する復号化処理を行う(ステップS54)。そして、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、音楽再生部360による音楽データの音楽再生に同期して、同期歌詞表示部370に復号化処理された同期歌詞データを用いた歌詞を表示させ(ステップS56)、その後、ステップS50に戻る(リターン)。
ステップS58において、認証情報40により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されず、ライセンスキー作成部350からのライセンスキーが無効であるとき(ステップS52:N)、音楽再生部360は、音楽ファイル記憶部320に記憶された音楽ファイル10から音楽再生を行い、音楽再生に同期した歌詞表示を行わず、ステップS50に戻る(リターン)。
ステップS50において、音楽再生ではなく、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対する送信(データ転送)を行うとき(ステップS50:N、ステップS60:Y)、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、音楽ファイル記憶部320に記憶された音楽ファイル10、同期歌詞ファイル記憶部330に記憶された同期歌詞ファイル20及びライセンスキー作成部350で作成された有効なライセンスキー42を、インタフェース部380を介して携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対して送信する(ステップS62、ステップS64、ステップS66)。その後、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、ステップS50に戻る(リターン)。
なお、ステップS60において、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対する送信を行わないとき(ステップS60:N)、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、ステップS50に戻る(リターン)。
携帯型音楽・同期歌詞再生端末400は、図3に示すように、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300との間で各種データの送受信を行うインタフェース部410と、受信した音楽ファイル10を記憶する音楽ファイル記憶部420と、受信したライセンスキー42を記憶するライセンスキー記憶部430と、受信した同期歌詞ファイル20を記憶する同期歌詞ファイル記憶部440と、ライセンスキー記憶部430に記憶されたライセンスキー42を用いて、同期歌詞ファイル記憶部440に記憶された同期歌詞ファイル20から抽出された暗号化同期歌詞データを復号化する復号化部450と、音楽ファイル記憶部420に記憶される音楽ファイル10に含まれる音楽データ12から音楽を再生する音楽再生部460と、復号化部340に復号化された同期歌詞データ24を用いて音楽再生部360による音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部470とを有する。
インタフェース部410は、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300から音楽ファイル10を受信する機能と、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300から同期歌詞ファイル20を受信する機能と、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300からライセンスキー42を受信する機能とを有する。
同期歌詞ファイル記憶部440は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員でないことが確認された場合であっても、同期歌詞ファイル20を記憶し続ける機能を有する。すなわち、同期歌詞ファイル記憶部440は、認証情報40により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、暗号化同期歌詞データを記憶し続ける機能を有する。
音楽再生部460は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員でないことが確認された場合であっても、同期歌詞ファイル20による歌詞の表示を行うことなく、音楽ファイル10に含まれる音楽データ12から音楽を再生する機能をさらに有する。
同期歌詞表示部470は、復号化部450によりライセンスキー42を用いた復号化処理が行われたか否かを確認して、その確認がなされた場合にのみ、暗号化同期歌詞データ22を復号化して得られた同期歌詞データを表示させるように構成されている。
同期歌詞表示部470は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員でないことが確認された場合であっても、同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22から歌詞の一部(例えば、曲の頭から45秒間の歌詞。)を表示することができるように構成されている。
同期歌詞表示部470は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員でないことが確認された場合には、例えば曲の頭から45秒間の部分のみ歌詞を表示することができるように構成されている。従って、復号化部450は、認証情報40により当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であるか否かにかかわらず、暗号化同期歌詞データの一部を復号化して同期歌詞表示部470に表示させるように構成されている。
このような携帯型音楽・同期歌詞再生端末400は、CPU及びメモリを有し、該メモリに格納されたプログラム(音楽・同期歌詞再生端末用プログラム)を読み込んで該プログラムに対応した処理を実行することで、図7に示す処理を実行することができるようになっている。
携帯型音楽・同期歌詞再生端末400が再生処理を行う場合、図7に示すように、ライセンスキー作成部350により有効なライセンスキー42が作成されているとき(ステップS70:Y)、復号化部450において該ライセンスキー42を用いた暗号化同期歌詞データに対する復号化処理を行う(ステップS72)。そして、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400は、音楽再生部460による音楽データの音楽再生に同期して、同期歌詞表示部470に復号化処理された同期歌詞データを用いた歌詞を表示させ(ステップS74)、その後、ステップS70に戻る(リターン)。
ステップS70において、認証情報40により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されず、ライセンスキー記憶部430に有効なライセンスキー42が記憶されていないとき(ステップS70:N)、音楽再生部460は、音楽ファイル記憶部420に記憶された音楽ファイル10から音楽再生を行い、音楽再生に同期した歌詞表示を行わず、ステップS70に戻る(リターン)。
次に、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の利用方法について、図8〜図20を用いて説明する。
図8、図9及び図20は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の利用方法を説明するために示すフローチャートである。図9はクライアントが歌詞配信会員になった場合における利用方法を説明するために示すフローチャートであり、図20はクライアントが歌詞配信会員になっていない場合における利用方法を説明するために示すフローチャートである。図10〜図17及び図19は、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。図18は、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400における表示画面の一例を示す図である。
実施形態1に係る同期歌詞配信システム100を利用しようとするクライアントは、図8に示すように、まず、プロバイダのホームページに接続する。すると、クライアントのコンピュータの表示画面には、プロバイダのトップページが表示される(例えば、図10参照。)。
プロバイダのトップページには、マネージャプログラム(同期歌詞付き音楽ファイル管理端末用プログラム)をダウンロードするための「マネージャプログラムダウンロード」ボタンと、会員登録をするための「会員登録」ボタンと、その他の各種のボタン(例えば、「今月のヒット」ボタン、「今月の新譜情報」ボタンなど。ともに図示せず。)が用意されている。従って、クライアントは、マネージャプログラムをダウンロードすることもできるし(図8の符号A参照。)、会員登録をすることもできるし(図8の符号B参照。)、その他の各種サービスを受けること(例えば、今月のヒット情報を見たり、今月の新譜情報を見たりすること。)もできる(図8の符号C参照。)。
クライアントが「マネージャプログラムダウンロード」ボタンをクリックすると、クライアントのコンピュータにマネージャプログラム(MP)50(図1参照。)がダウンロードされる。その後、クライアントがマネージャプログラム50を自己のコンピュータにインストールすることにより、クライアントのコンピュータが実施形態1に係る歌詞配信システム100における同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300となる。
一方、クライアントが「会員登録」ボタンをクリックすると、会員登録のための設定画面が表示され、この設定画面に従って、住所、氏名、ID、パスワード、料金支払の方法などの情報を順次入力することにより、クライアントは、同期歌詞配信会員として会員登録され、以降、同期歌詞配信会員としての各種サービスの提供を受けることができる。
次に、マネージャプログラムのインストールを行ったクライアントがマネージャプログラム50を起動した場合を説明する。クライアントがマネージャプログラム50を起動すると、自己のコンピュータの表示画面には、図11に示すようなマネージャ画面が表示され、クライアントは、以降このマネージャ画面を利用して、実施形態1に係る歌詞配信システム100における各種サービスの提供(以下の(A)〜(C)参照。)を受けることが可能となる。なお、実施形態1に係る歌詞配信システム100においては、マネージャ画面における太い黒線で囲まれた四角い領域には、プロバイダのホームページがそのまま表示されるように設定されている。
また、自己のコンピュータの表示画面には、既に所有する同期歌詞ファイルや音楽ファイル等をファイル形式で参照するためのエクスプローラ、又は既に所有する音楽ファイル等の中から選択したファイルを見やすいようにジャンル毎やアーティスト毎に整理して参照するためのライブラリが表示される。更に、自己のコンピュータの表示画面には、プレイリストが表示される。プレイリストには、一度再生した音楽ファイルの曲名と、この音楽ファイルに対応した同期歌詞ファイルが存在する場合に付される歌詞マークとが表示される。
(A)同期歌詞ファイル20の受信(図9の符号A参照。)
クライアントが、希望する同期歌詞ファイル20の配信を受けて音楽再生に同期した同期歌詞の表示を行う場合には、図12に示すように、例えば既に所有する音楽ファイルを選択することで、該音楽ファイルの曲名、アルバム名、アーティスト名、再生時間を検索キーとして、同期歌詞ファイル配信装置200に対して検索を行い、再生と同時に同期歌詞ファイルを取得できるようになっている。図12では、音楽ファイル「朝焼け」を選択して再生指示を行ったものとする。
そして、音楽再生に同期して歌詞表示画面に歌詞データを表示させたり、例えば図13に示すようにポップアップ画面に現時点の同期歌詞を強調表示させながら音楽再生に同期した歌詞データを表示させたりする。図13では、音楽ファイル「朝焼け」に対応した同期歌詞データが、歌詞表示画面とポップアップ画面とに表示されている。ここでは、同期歌詞のうち「味気ない牛丼380円なり」の部分が強調表示されている。
なお、自己のコンピュータでは、一度取得した同期歌詞ファイルは、対応する音楽ファイルに関連づけて登録できるようになっている(自動登録モード)。自動登録モードでは、例えば図14に示すように、音楽ファイルを指定して自動登録を実行することで、上記のように、音楽ファイルの曲名、アルバム名、アーティスト名、再生時間を検索キー(図14では、音楽ファイルの曲名「秋」、アーティスト名「くじら」、アルバム名「くじらイズム」、再生時間「04:51」)として、同期歌詞ファイル配信装置200に対して検索を行い、検索した同期歌詞ファイルを当該音楽ファイルに関連づけて登録できる(図15)。これ以降、当該音楽ファイルの再生に同期した同期歌詞データの表示が可能となる。
また、例えば音楽ファイルの曲名に「カラオケ用」や「Instrumental」が設定されているために、同期歌詞ファイル配信装置200の同期歌詞ファイルDB210に検索しても該当ファイルがないと判断されて検索に失敗することがある(図16)。この場合、自己のコンピュータから同期歌詞ファイルDB210に対し、指定した音楽ファイルに対応する同期歌詞ファイルを手動で検索できるようになっている(手動検索モード)。手動検索モードでは、音楽ファイルを指定すると共に、新たに音楽ファイルの曲名、アルバム名、アーティスト名、再生時間のいずれかを指定して手動検索モードを実行することで、同期歌詞ファイル配信装置200に対して検索を行うことできる(図17)。手動検索の結果、該当する同期歌詞ファイルを選択することで、検索した同期歌詞ファイルを当該音楽ファイルに関連づけて登録できる。これ以降、当該音楽ファイルの再生に同期した同期歌詞データの表示が可能となる。
(B)歌詞付き音楽ファイル30の転送(図9の符号B参照。)
クライアントが、音楽ファイル10、同期歌詞ファイル20を携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に送信(転送)する場合には、まず、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に携帯型音楽・同期歌詞再生端末400を接続する。そして、自己が所有する(すなわち、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300が記憶している。)音楽ファイル10及び自己が組み合わせて所有する同期歌詞ファイル20及び音楽ファイル10の曲のリストの中から、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400への転送を希望する音楽ファイル等を指定し、「携帯送信」ボタンをクリックする(図11参照)。すると、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300から携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に対して、該当する音楽ファイル10と同期歌詞ファイル20の送信(転送)が行われる。
これにより、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400に同期歌詞付き音楽ファイルが送信(転送)され、これ以降、クライアントは、図18に示すように、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400を用いて、同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22から音楽再生に同期して歌詞を表示することが可能となる。
(C)同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300を利用した音楽・同期歌詞再生(図9の符号C参照。)
クライアントは同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300を用いて同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22から音楽再生に同期して歌詞を表示(音楽・同期歌詞再生)することもできる。この場合には、図19に示すように、音楽・同期歌詞再生させたい曲を指定した後、マネージャ画面上における「再生」ボタンをクリックする。すると、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における音楽再生部から音楽が再生され、これに同期して同期歌詞表示部により歌詞が表示される(図19における歌詞表示画面参照。)。
なお、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100においては、歌詞表示画面には「非同期歌詞(全文)表示」ボタンが用意されており、この「非同期歌詞(全文)表示」ボタンをクリックすることにより、これに応じてプロバイダから非同期歌詞ファイル(全文)が配信され、マネージャ画面に表示される。その結果、クライアントは、マネージャ画面上で非同期歌詞ファイル(全文)を見ることもできる。
なお、クライアントが同期歌詞配信会員になっていない場合にも、マネージャプログラムを起動すると、クライアントが同期歌詞配信会員になっている場合と同じ画面が表示される。但し、この場合、マネージャプログラム50の機能は制限されており、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300から携帯型音楽・同期歌詞再生端末400には音楽ファイル10及び同期歌詞ファイル20の送信はできず、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300においては、歌詞の一部(例えば、曲の頭から45秒間の歌詞。)についてしか音楽・同期歌詞再生することはできない。また、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400においても、音楽・同期歌詞再生することはできない。しかしながら、クライアントは、図20に示すように、希望する同期歌詞ファイル20の配信を受けることはできるし(図20の符号A参照。)、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300を用いて同期歌詞付き音楽ファイル30に含まれる暗号化同期歌詞データ22から歌詞の一部について音楽再生に同期して歌詞を表示する(図20の符号B参照。)ことができる。
以上のように構成された実施形態1に係る同期歌詞配信システム100によれば、従来の同期歌詞配信システム900の場合とは異なり、同期歌詞付き音楽ファイルではなく同期歌詞ファイル20がクライアント(より具体的にはクライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300)に対して配信されることとなるため、当該クライアントには重複して音楽データが配信されることがなくなる。その結果、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100によれば、クライアントが既に音楽ファイル10を所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することがなくなる。
また、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100によれば、従来の同期歌詞配信システム900の場合と同様に、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100に参加することで、プロバイダから受信した同期歌詞ファイル20から暗号化同期歌詞データ22を抽出することにより、自己が所有する音楽ファイル10に対応した同期歌詞データを用意できるようになる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化同期歌詞データ22を含む同期歌詞ファイル20をクライアントに対して配信するとともに、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、有効期間が定められたライセンスキー42を作成するための認証情報40を当該クライアントに対して送信することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
また、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100によれば、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の同期歌詞ファイル記憶部330及び携帯型音楽・同期歌詞再生端末400の同期歌詞ファイル記憶部440は、認証情報40により有効な同期歌詞配信会員であることが確認されなかった場合であっても、同期歌詞ファイル20を記憶し続ける機能をさらに有する。これにより、認証情報40に基づいて作成されたライセンスキー42の有効期間が経過した後であっても、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、同期歌詞ファイル20を記憶し続けることが可能となり、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400は、同期歌詞ファイル20を記憶し続けることが可能となるため、例えばクライアントが同期歌詞配信システム100への参加を取り止めた後、再参加するなどして認証情報40を再度取得したような場合であっても、参加を取り止める前に作成しておいた同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22から音楽再生に同期して歌詞を表示することが可能となる。
また、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100によれば、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400の音楽再生部460は、認証情報40により有効な同期歌詞配信会員であることが確認されなかった場合であっても、音楽ファイル10に含まれる音楽データ12から音楽を再生する機能をさらに有する。これにより、認証情報40に基づいて作成されたライセンスキー42の有効期間が経過した後であっても、歌詞が表示されないだけで音楽を再生することが可能となるため、例えばクライアントが同期歌詞配信システム100への参加を取り止めてライセンスキー42を失ったとしても、既に購入等により取得した音楽ファイル10が無駄になってしまうということがなくなる。
また、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100によれば、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、音楽再生部360と、同期歌詞表示部370とをさらに有するため、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300を用いることによっても、同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22から音楽再生に同期して歌詞を表示することが可能となり、クライアントにとっての利便性が高まる。
また、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100によれば、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の同期歌詞表示部370は、認証情報40に基づいて作成されたライセンスキー42が有効期間内のものでない場合又はライセンスキー42そのものを所有していない場合であっても、同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22から歌詞の一部(例えば、曲の頭から45秒間の歌詞。)を表示することができるように構成されているため、認証情報40に基づいて作成されたライセンスキー42そのものを所有していないクライアントに対しては、同期歌詞配信システム100の機能の一部を体験させることで、同期歌詞配信システム100の素晴らしさ、楽しさなどを知らしめることができ、同期歌詞配信システム100への参加を促すことが可能となる。また、認証情報40に基づいて作成されたライセンスキー42の有効期間が経過したクライアントに対しては、同期歌詞配信システム100の機能の一部を再体験させることで、同期歌詞配信システム100の素晴らしさ、楽しさなどを再認識させることができ、同期歌詞配信システム100への再参加を促すことが可能となる。
また、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100によれば、ウェブサービスサーバ240は、クライアントから同期歌詞ファイル20の配信を希望する旨の要求があったとき、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、当該クライアントに対して同期歌詞ファイル20を送信することで、適切な著作権管理を行うことが可能となる。
〔変形例1〕
変形例1は、同期歌詞ファイル配信装置200が図1の構成に限定されるものではないことを説明するための変形例である。
図21は、実施形態1の変形例1に係る同期歌詞配信システム100を説明するために示す図である。図21において、図1と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
実施形態1の変形例1に係る同期歌詞配信システム100は、図1の同期歌詞配信システム100の同期歌詞ファイル配信装置200に代えて、同期歌詞ファイル配信装置200aを有する。
同期歌詞ファイル配信装置200aは、同期歌詞ファイル配信装置200の構成に加えて、非同期歌詞ファイルDB220を含み、ウェブサービスサーバ240が非同期歌詞ファイルDB220を検索して、非同期歌詞ファイルをクライアント側に配信できるようになっている。なお、ウェブサービスサーバ240は、有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたクライアントに対してのみ非同期歌詞ファイルを配信するようにしてもよいし、有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、配信を希望するクライアントに対して非同期歌詞ファイルを配信するようにしてもよい。
〔変形例2〕
変形例2もまた、同期歌詞ファイル配信装置200が図1の構成に限定されるものではないことを説明するための変形例である。
図22は、実施形態1の変形例2に係る同期歌詞配信システム100を説明するために示す図である。図22において、図1と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
実施形態1の変形例2に係る同期歌詞配信システム100は、図1の同期歌詞配信システム100の同期歌詞ファイル配信装置200に代えて、同期歌詞ファイル配信装置200bを有する。
同期歌詞ファイル配信装置200bは、同期歌詞ファイル配信装置200の構成に加えて、同期歌詞配信会員DB230を含む。ウェブサービスサーバ240は、クライアントから同期歌詞ファイルの配信要求があったときや同期歌詞ファイルを用いた表示許可要求があったとき、同期歌詞配信会員DB230を参照して、当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であるか否かを確認し、その確認結果を認証情報40として同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して送信する。
〔変形例3〕
変形例3もまた、同期歌詞ファイル配信装置200が図1の構成に限定されるものではないことを説明するための変形例である。
図23は、実施形態1の変形例3に係る同期歌詞配信システム100を説明するために示す図である。図23において、図1と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
実施形態1の変形例3に係る同期歌詞配信システム100は、図1の同期歌詞配信システム100の同期歌詞ファイル配信装置200に代えて、同期歌詞ファイル配信装置200cを有する。
同期歌詞ファイル配信装置200cは、同期歌詞ファイル配信装置200の構成に加えて、非同期歌詞ファイルDB220と同期歌詞配信会員DB230とを含む。
ウェブサービスサーバ240は、非同期歌詞ファイルDB220を検索して、非同期歌詞ファイルをクライアント側に配信できるようになっている。なお、ウェブサービスサーバ240は、有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたクライアントに対してのみ非同期歌詞ファイルを配信するようにしてもよいし、有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、配信を希望するクライアントに対して非同期歌詞ファイルを配信するようにしてもよい。
また、ウェブサービスサーバ240は、クライアントから同期歌詞ファイルの配信要求があったときや同期歌詞ファイルを用いた表示許可要求があったとき、同期歌詞配信会員DB230を参照して、当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であるか否かを確認し、その確認結果を認証情報40として同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して送信する。
〔変形例4〕
変形例4は、クライアントが複数の携帯型音楽・同期歌詞再生端末を使用することができることを説明するための変形例である。
図24は、実施形態1の変形例4に係る同期歌詞配信システム100aを説明するために示す図である。
実施形態1の変形例4に係る同期歌詞配信システム100aは、基本的には実施形態1に係る同期歌詞配信システム100と良く似た構成を有するが、複数の携帯型音楽・同期歌詞再生端末を備える点で、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100とは異なる。また、変形例4に係る同期歌詞配信システム100aにおいては、複数の携帯型音楽・同期歌詞再生端末を備えることに伴い、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末が、送信先の携帯型音楽・同期歌詞再生端末に対応した音楽ファイルに関連づけて同期歌詞ファイル及びライセンスキーを送信するようになっている点が異なる。
すなわち、変形例1に係る同期歌詞配信システム100aにおいては、図24に示すように、携帯型音楽・同期歌詞再生端末として、3種類の携帯型音楽・同期歌詞再生端末400a,400b,400cを備えている。
また、変形例1に係る同期歌詞配信システム100aにおいては、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300aは、実施形態1で説明した機能に加えて、3種類の携帯型音楽・同期歌詞再生端末400a,400b,400cのそれぞれに対応するように音楽ファイルと、同期歌詞ファイル及びライセンスキーとを関連づける機能をさらに有する。
このため、変形例1に係る同期歌詞配信システム100aにおいては、携帯型音楽・同期歌詞再生端末400a,400b,400cは、自己の表示性能に相応しい音楽ファイル10及び同期歌詞ファイル20を取得することが可能となる。例えば、携帯型音楽・同期歌詞再生端末が「白黒、16文字×1行」の表示性能を有する表示装置を備える携帯型音楽・同期歌詞再生端末400aである場合には、これに対応した同期歌詞データを含む同期歌詞ファイル20を取得することが可能となる。また、携帯型音楽・同期歌詞再生端末が「白黒、16文字×2行」の表示性能を有する表示装置を備える携帯型音楽・同期歌詞再生端末400bである場合には、これに対応した同期歌詞データを含む同期歌詞ファイル20を取得することが可能となる。また、携帯型音楽・同期歌詞再生端末が「フルカラー、16文字×2行」の表示性能を有する表示装置を備える携帯型音楽・同期歌詞再生端末400cである場合には、これに対応した同期歌詞データを含む同期歌詞ファイル20を取得することが可能となる。
〔実施形態2〜4〕
実施形態2〜4は、自己が所有している音楽ファイル以外の音楽ファイルについて、上記の同期歌詞データを含む音楽ファイルである同期歌詞付き音楽ファイルの配信を希望するクライアントが、本発明の同期歌詞配信システムを利用して同期歌詞付き音楽ファイルの配信を受ける場合を想定した実施形態である。実施形態2は、プロバイダが所有する同期歌詞ファイルと音楽ファイルとから、プロバイダにおいて同期歌詞付き音楽ファイルを作成する場合を説明するための実施形態である。実施形態3は、プロバイダが所有する同期歌詞ファイルとネットワークを介して取得した音楽ファイルとから、プロバイダにおいて同期歌詞付き音楽ファイルを作成する場合を説明するための実施形態である。実施形態4は、プロバイダが同期歌詞付き音楽ファイルを所有する場合を説明するための実施形態である。なお、同期歌詞付き音楽ファイルは、実施形態1の場合と同様に、音楽・同期歌詞再生後もクライアント側に残る。
図25は、実施形態2に係る同期歌詞配信システム102を説明するために示す図である。図26は、実施形態2に係る同期歌詞配信システム102の同期歌詞付き音楽ファイル作成部の動作を説明するために示す図である。図27は、実施形態3に係る同期歌詞配信システム104を説明するために示す図である。図28は、実施形態4に係る同期歌詞配信システム106を説明するために示す図である。図25、図27及び図28において、図1と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
実施形態2〜4に係る同期歌詞配信システム102,104,106はいずれも、基本的には実施形態1に係る同期歌詞配信システム100と良く似た構成を有するが、同期歌詞ファイル配信装置の構成が、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100とは異なる。
すなわち、実施形態2に係る同期歌詞配信システム102においては、図25に示すように、同期歌詞ファイル配信装置202は、同期歌詞ファイルDB210と、クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300との間で各種データの送受信を行うウェブサービスサーバ242と、音楽ファイル10を記憶する音楽ファイルDB250と、音楽ファイルDB250が記憶する音楽ファイル10と同期歌詞ファイルDB210が記憶する同期歌詞ファイル20とから暗号化同期歌詞データ22を含む同期歌詞付き音楽ファイル30を生成する同期歌詞付き音楽ファイル生成部260とを備えている。ウェブサービスサーバ242は、実施形態1で説明したウェブサービスサーバ240が有する機能に加えて、クライアントから同期歌詞付き音楽ファイル30の配信を希望する旨の要求があったとき、同期歌詞付き音楽ファイル作成部260から同期歌詞付き音楽ファイル30を取得して当該クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して配信する機能をさらに有する。
なお、図25では、非同期歌詞ファイルDB220及び同期歌詞配信会員DB230が、同期歌詞ファイル配信装置202の外部に設けられているが、同期歌詞ファイル配信装置202が、非同期歌詞ファイルDB220及び同期歌詞配信会員DB230の少なくとも一方を含んでもよい。この場合、ウェブサービスサーバ242が、ネットワークを介することなく、非同期歌詞ファイルDB220又は同期歌詞配信会員DB230にアクセスすることができる。ウェブサービスサーバ242が同期歌詞配信会員DB230をアクセスする場合、同期歌詞ファイル配信装置202が同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して認証情報40を送信できる。
同期歌詞ファイル配信装置202の同期歌詞付き音楽ファイル作成部260は、図26に示すように、例えば音楽ファイル10としてWMA形式(Ver.10)の音楽ファイルを用い、暗号化同期歌詞データ22を音楽ファイル10に挿入して同期歌詞付き音楽ファイル30を作成する。より具体的には、同期歌詞付き音楽ファイル作成部260は、音楽ファイル10のヘッダ領域に暗号化同期歌詞データ22を書き込む方法を用いている。
なお、暗号化同期歌詞データ22を音楽ファイル10に挿入する方法としては、音楽ファイル10におけるヘッダ領域などの管理領域に暗号化同期歌詞データを書き込む方法や、電子透かし技術により音楽ファイル10における音楽データ領域に暗号化同期歌詞データ22を書き込む方法などを好ましく用いることができる。さらに、音楽ファイル10としてWMA形式(Ver.10)に限定されるものではなく、MP3、AAC(ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレーションの登録商標。)などのフォーマット形式の音楽ファイルであってもよい。
また、実施形態3に係る同期歌詞配信システム104においては、図27に示すように、同期歌詞ファイル配信装置204は、同期歌詞ファイルDB210と、クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300との間で各種データの送受信を行うウェブサービスサーバ244と、ネットワークを介して音楽ファイル10を取得する音楽ファイル取得サーバ270と、音楽ファイル取得サーバ270が取得した音楽ファイル10と同期歌詞ファイルDB210が記憶する同期歌詞ファイル20とから同期歌詞付き音楽ファイル30を作成する同期歌詞付き音楽ファイル作成部262とを備えている。ウェブサービスサーバ244は、実施形態1で説明したウェブサービスサーバ240が有する機能に加えて、クライアントから同期歌詞付き音楽ファイル30の配信を希望する旨の要求があったとき、同期歌詞付き音楽ファイル作成部262から同期歌詞付き音楽ファイル30を取得して当該クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して配信する機能をさらに有する。
なお、図27では、非同期歌詞ファイルDB220及び同期歌詞配信会員DB230が、同期歌詞ファイル配信装置204の外部に設けられているが、同期歌詞ファイル配信装置204が、非同期歌詞ファイルDB220及び同期歌詞配信会員DB230の少なくとも一方を含んでもよい。この場合、ウェブサービスサーバ244が、ネットワークを介することなく、非同期歌詞ファイルDB220又は同期歌詞配信会員DB230にアクセスすることができる。ウェブサービスサーバ244が同期歌詞配信会員DB230をアクセスする場合、同期歌詞ファイル配信装置204が同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して認証情報40を送信できる。
また、実施形態4に係る同期歌詞配信システム106においては、図28に示すように、同期歌詞ファイル配信装置206は、同期歌詞ファイルDB210と、クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300との間で各種データの送受信を行うウェブサービスサーバ246と、音楽データ12及び暗号化同期歌詞データ22を含む同期歌詞付き音楽ファイル30を記憶する同期歌詞付き音楽ファイルDB280とを備えている。ウェブサービスサーバ246は、実施形態1で説明したウェブサービスサーバ240が有する機能に加えて、クライアントから同期歌詞付き音楽ファイル30の配信を希望する旨の要求があったとき、同期歌詞付き音楽ファイルDB280から同期歌詞付き音楽ファイル30を取得して当該クライアントの同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して配信する機能をさらに有する。
なお、図28では、非同期歌詞ファイルDB220及び同期歌詞配信会員DB230が、同期歌詞ファイル配信装置206の外部に設けられているが、同期歌詞ファイル配信装置206が、非同期歌詞ファイルDB220及び同期歌詞配信会員DB230の少なくとも一方を含んでもよい。この場合、ウェブサービスサーバ246が、ネットワークを介することなく、非同期歌詞ファイルDB220又は同期歌詞配信会員DB230にアクセスすることができる。ウェブサービスサーバ246が同期歌詞配信会員DB230をアクセスする場合、同期歌詞ファイル配信装置206が同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300に対して認証情報40を送信できる。
このため、実施形態2〜4に係る同期歌詞配信システム102,104,106によれば、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100が有する効果に加えて、以下のような効果を有する。すなわち、自己が所有している音楽ファイル以外の音楽ファイルについて同期歌詞付き音楽ファイルの配信を希望するクライアントにとっては、実施形態2〜4に係る同期歌詞配信システム102,104,106に参加することで、プロバイダから、自己が所有している音楽ファイル以外の音楽ファイルに対応する同期歌詞付き音楽ファイルを入手することが可能となり、そのような場合であっても、歌詞データから同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。
なお、この場合、そもそもクライアントは当該音楽ファイルを所有していないのであるから、音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することもない。実施形態2〜4に係る同期歌詞配信システム102,104,106においては、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300は、自らが同期歌詞付き音楽ファイル30を作成せずに、同期歌詞ファイル配信装置202,204,206から受信した同期歌詞付き音楽ファイル30をそのまま管理すればよい。
〔実施形態5〕
実施形態5は、既に音楽ファイルを所有しているクライアントが、本発明の同期歌詞配信システムを利用して同期歌詞ファイルの配信を受ける場合を想定した実施形態である。また、実施形態5は、受信した同期歌詞ファイルから抽出した暗号化同期歌詞データをバッファメモリに記憶させ、この暗号化同期歌詞データから音楽再生に同期して歌詞表示する場合を説明するための実施形態である。なお、プロバイダから配信された同期歌詞ファイルに含まれていた暗号化同期歌詞データは、実施形態1の場合とは異なり、音楽・同期歌詞再生後にはクライアント側から消滅する。
図29は、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108を説明するために示す図である。図30は、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108の利用方法を説明するために示すフローチャートである。
実施形態5に係る同期歌詞配信システム108は、図29に示すように、同期歌詞ファイル配信装置208と、音楽・同期歌詞再生端末500とを備える。実施形態5に係る同期歌詞配信システム108においては、プロバイダが同期歌詞ファイル配信装置208を所有しており、クライアントが音楽・同期歌詞再生端末500を所有している。
同期歌詞ファイル配信装置208は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における同期歌詞ファイル配信装置200と同じものである。このため、同期歌詞ファイル配信装置208についての説明は省略する。
音楽・同期歌詞再生端末500は、図29に示すように、同期歌詞ファイル配信装置208との間で各種データの送受信を行う送受信部510と、受信した同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22を一時的に記憶するバッファメモリ540と、受信した認証情報40に基づいたライセンスキー42を作成するライセンスキー作成部550と、音楽データ12を含む音楽ファイル10を記憶する音楽ファイル記憶部520と、音楽ファイル記憶部520が記憶している音楽ファイル10に含まれる音楽データ12から音楽を再生する音楽再生部560と、認証情報40により当該クライアントが有効な同期歌詞配会員であることが確認された場合にのみライセンスキー42に基づいて、バッファメモリ540に記憶している暗号化同期歌詞データ22から音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部570と、音楽再生が終了するときまでにバッファメモリ540における暗号化同期歌詞データ22に係る記憶領域を開放する制御手段とを有する。また、この制御手段は、バッファメモリ540に記憶された暗号化同期歌詞データ22を、ライセンスキー作成部550により作成されたライセンスキー42を用いて復号化して同期歌詞データを生成する機能も有する。実施形態5に係る同期歌詞配信システム108においては、CPU530が制御手段の機能を実現する。
送受信部510は、同期歌詞ファイル20の配信を希望する旨の要求を同期歌詞ファイル配信装置208に対して送信する機能と、同期歌詞ファイルを用いて音楽再生に同期した歌詞表示の許可要求を同期歌詞ファイル配信装置208に対して送信する機能と、同期歌詞ファイル配信装置208から配信された同期歌詞ファイル20を受信する機能と、同期歌詞ファイル配信装置208から送信された認証情報40を受信する機能とを有する。
音楽ファイル10に含まれる音楽データ12は、曲の進行に合わせて、音楽ファイル記憶部520からCPU530、バッファメモリ540、CPU530を経由して順次音楽再生部560に転送される。
送受信部510で受信された同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22は、CPU530を経由してバッファメモリ540に転送された後、復号化されて復号化同期歌詞データ24となってバッファメモリ540に記憶される。暗号化同期歌詞データ22に係る記憶領域は、暗号化同期歌詞データ22の復号化が終了したときに開放される。
その後、復号化同期歌詞データ24は、曲の進行に応じて、バッファメモリ540からCPU530を経由して同期歌詞表示部570に転送される。音楽・同期再生が終了したとき、復号化同期歌詞データ24に係る記憶領域も開放される。
同期歌詞表示部570は、復号化同期歌詞データ24から音楽再生に同期して歌詞を表示する。これにより、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108においても、暗号化同期歌詞データ22から音楽再生に同期して歌詞を表示することが可能となる。
音楽・同期歌詞再生端末500は、同期歌詞ファイル配信装置208に対して、自己が所有する音楽ファイル以外の音楽ファイルに対応する同期歌詞ファイルについては、配信を希望する旨の要求をすることができないように構成されている。
同期歌詞表示部570は、認証情報40により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されなかった場合には、曲の頭から45秒間の部分のみ歌詞を表示することができるように構成されている。
実施形態5に係る同期歌詞配信システム108においては、音楽ファイル10として、WMA形式(Ver.10)の音楽ファイルを用いている。
次に、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108の利用方法について、図8及び図30を用いて説明する。
実施形態5に係る同期歌詞配信システム100を利用しようとするクライアントは、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の場合と同様に、図8に示すように、マネージャプログラム50をダウンロードすることもできるし(図8の符号A参照。)、会員登録をすることもできるし(図8の符号B参照。)、その他の各種サービスを受けること(例えば、今月のヒット情報を見たり、今月の新譜情報を見たりすること。)もできる(図8の符号C参照。)。
マネージャプログラム50のインストールを行ったクライアントがマネージャプログラム50を起動すると、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の場合と同様に、図11に示すような画面が表示され、その画面を利用して、暗号化同期歌詞データ22から音楽再生に同期して歌詞を表示(音楽・同期歌詞再生)することができる(図30参照。)。
また、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108においては、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の場合と同様に、歌詞表示画面には「非同期歌詞(全文)表示」ボタンが用意されており、この「非同期歌詞(全文)表示」ボタンをクリックすることにより、これに応じてプロバイダから非同期歌詞ファイル(全文)が配信され、マネージャ画面に表示される。その結果、クライアントは、マネージャ画面上で非同期歌詞ファイル(全文)を見ることもできる。
以上のように構成された、実施形態5に係る同期歌詞配信システムによれば、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の場合と同様に、同期歌詞付き音楽ファイルではなく同期歌詞ファイル20がクライアントに対して配信されることとなるため、当該クライアントには重複して音楽データが配信されることがなくなる。その結果、実施形態5に係る同期歌詞配信システム208によれば、クライアントが既に音楽ファイルを所有している場合に音楽データの取得費用が重複して発生してしまうという事態が発生することがなくなる。
また、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108によれば、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の場合と同様に、クライアントにとってもプロバイダにとっても以下のように大きな利益が得られる。すなわち、クライアントにとっては、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108に参加することで、プロバイダから受信した同期歌詞ファイル20に含まれる暗号化同期歌詞データ22から音楽再生に同期して歌詞を表示することが可能となる。このため、同期情報を歌詞データに付加して同期歌詞データを作成するという煩雑な作業をしなくても、音楽再生に同期して自己の端末上に歌詞を表示することが可能となるという利益が得られる。また、プロバイダにとっては、暗号化同期歌詞データ22を含む同期歌詞ファイル20をクライアントに対して配信するとともに、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、有効期間が定められたライセンスキー42を作成するための認証情報40を当該クライアントに対して送信することで、また、クライアントが暗号化同期歌詞データ22から歌詞を表示させた後はバッファメモリ540に記憶している暗号化同期歌詞データ22に係る記憶領域を開放することで、爾後の適切な著作権管理が可能となり、所定条件下での確実な課金が可能となるという利益が得られる。
実施形態5に係る同期歌詞配信システム108においては、同期歌詞表示部570は、認証情報40により有効な同期歌詞配信会員であることが確認されない場合であっても、暗号化同期歌詞データ22から歌詞の一部(例えば、曲の頭から45秒間の歌詞。)を表示することができるように構成されているため、ライセンスキーそのものを所有していないクライアントに対しては、同期歌詞配信システム108の機能の一部を体験させることで、同期歌詞配信システム108の素晴らしさ、楽しさなどを知らしめることができ、同期歌詞配信システム108への参加を促すことが可能となる。また、ライセンスキーの有効期間が経過したクライアントに対しては、同期歌詞配信システム108の機能の一部を再体験させることで、同期歌詞配信システム108の素晴らしさ、楽しさなどを再認識させることができ、同期歌詞配信システム108への再参加を促すことが可能となる。
実施形態5に係る同期歌詞配信システム108においては、ウェブサービスサーバ240は、クライアントから同期歌詞ファイル20の配信を希望する旨の要求があったとき、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であるか否かを同期歌詞配信会員DB230が記憶する情報と照合して、当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、同期歌詞ファイル20を当該クライアントの音楽・同期歌詞再生端末500に対して配信するため、クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員である場合にのみ、当該クライアントに対して同期歌詞ファイル20を配信することで、適切な著作権管理を行うことが可能となる。
以上、本発明の同期歌詞配信システム、同期歌詞ファイル配信装置、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末、携帯型音楽・同期歌詞再生端末、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末用プログラム、音楽・同期歌詞再生端末及び音楽・同期歌詞再生端末用プログラムを、上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)実施形態1又は実施形態5においては、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100と、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108とを別個の同期歌詞配信システム100,108として説明したが、本発明はこれに限定されるものでない。本発明は、実施形態1に係る同期歌詞配信システム100と、実施形態5に係る同期歌詞配信システム108の両方の構成・機能を備える同期歌詞配信システムを含むものである。
(2)上記した各実施形態においては、予め暗号化同期歌詞データ22を復号化して復号化同期歌詞データ24を作成しておくとともに、同期歌詞表示部370,450,570は、認証情報40により有効な同期歌詞配信会員であることが確認されない場合には、復号化同期歌詞データ24から歌詞を表示することができないように構成されているが、本発明はこれに限定されるものでない。同期歌詞表示部370,450,570は、認証情報40により有効な同期歌詞配信会員であることが確認されない場合には、暗号化同期歌詞データを復号化することができないように構成されていてもよい。
(3)上記した各実施形態においては、予め1曲分の暗号化同期歌詞データ22を復号化しておき、認証情報40により有効な同期歌詞配信会員であることが確認されない場合には、同期歌詞表示部370,450,570は、曲の頭から45秒間の部分のみ歌詞を表示することができるように構成されていてもよい。また同期歌詞表示部370,450,570は、暗号化同期歌詞データ22のうち曲の頭から45秒間の部分の暗号化同期歌詞データ22のみを復号化することができるように構成されていてもよい。
(4)実施形態5においては、暗号化同期歌詞データを復号化して復号化同期歌詞データを作成するときに、暗号化同期歌詞データに係る記憶領域を開放することとしているが、本発明はこれに限定されるものでない。音楽・同期歌詞再生が終了するときに暗号化同期歌詞データに係る記憶領域を開放することとしてもよい。
(5)実施形態1又は実施形態5においては、音楽ファイル10として、WMAフォーマット形式の音楽ファイルを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、MP3、AACなどのフォーマット形式の音楽ファイルを用いることもできる。
(6)上記の実施形態において、同期歌詞ファイル配信装置と同期歌詞付き音楽ファイル管理端末との間や、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末と携帯型音楽・同期歌詞再生端末との間では、音楽ファイルと同期歌詞ファイルとを別個に転送するものとして説明したが、音楽ファイルに同期歌詞ファイルを挿入することで作成された同期歌詞付き音楽ファイルを転送するようにしてもよい。同期歌詞付き音楽ファイルは、音楽ファイル10のヘッダ領域に暗号化同期歌詞データ22を書き込んだり、電子透かし技術を用いて、音楽ファイル10の音楽データ領域に暗号化同期歌詞データ22を書き込むことで生成される。
(7)実施形態1又は実施形態5においては、同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300又は音楽・同期歌詞再生端末500は、同期歌詞ファイル配信装置200に対しては、自己が所有する音楽ファイル以外の音楽ファイルに対応する同期歌詞ファイルについては配信を希望する旨の要求をすることができないように構成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。同期歌詞ファイル配信装置200に対しては、自己が所有する音楽ファイル以外の音楽ファイルに対応する同期歌詞ファイルについても配信を希望する旨の要求をすることができるように構成されていてもよい。
実施形態1に係る同期歌詞配信システム100を説明するために示す図である。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の機能ブロック図である。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における携帯型音楽・同期歌詞再生端末400の機能ブロック図である。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における同期歌詞ファイル配信装置用プログラムの処理例のフローチャートである。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の受信処理例のフローチャートである。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300の再生処理例及び転送処理例のフローチャートである。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100における携帯型音楽・同期歌詞再生端末400の処理例のフローチャートである。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の利用方法を説明するために示すフローチャートである。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の利用方法を説明するために示すフローチャートである。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 携帯型音楽・同期歌詞再生端末400における表示画面の一例を示す図である。 同期歌詞付き音楽ファイル管理端末300における表示画面の一例を示す図である。 実施形態1に係る同期歌詞配信システム100の利用方法を説明するために示すフローチャートである。 実施形態1の変形例1に係る同期歌詞配信システム100を説明するために示す図である。 実施形態1の変形例2に係る同期歌詞配信システム100を説明するために示す図である。 実施形態1の変形例3に係る同期歌詞配信システム100を説明するために示す図である。 実施形態1の変形例4に係る同期歌詞配信システム100aを説明するために示す図である。 実施形態2に係る同期歌詞配信システム102を説明するために示す図である。 実施形態2に係る同期歌詞配信システム102の同期歌詞付き音楽ファイル作成部の動作を説明するために示す図である。 実施形態3に係る同期歌詞配信システム104を説明するために示す図である。 実施形態4に係る同期歌詞配信システム106を説明するために示す図である。 実施形態5に係る同期歌詞配信システム108を説明するために示す図である。 実施形態5に係る同期歌詞配信システム108の利用方法を説明するために示すフローチャートである。 従来の同期歌詞配信システム900を説明するために示す図である。
符号の説明
10…音楽ファイル、12…音楽データ、20…同期歌詞ファイル、22…暗号化同期歌詞データ、24…復号化同期歌詞データ、30…同期歌詞付き音楽ファイル、40…認証情報、42…ライセンスキー、50…マネージャプログラム、100,100a,102,104,106,108,900…同期歌詞配信システム、200,202,204,206,208…同期歌詞ファイル配信装置、210…同期歌詞ファイルDB、220…非同期歌詞ファイルDB、230…同期歌詞配信会員DB、240,242,244,246…ウェブサービスサーバ、250,252…音楽ファイルDB、260,262…同期歌詞付き音楽ファイル作成部、270…音楽ファイル取得サーバ、280…同期歌詞付き音楽ファイルDB、300…同期歌詞付き音楽ファイル管理端末、310…送受信部、320…音楽ファイル記憶部、330,440…同期歌詞ファイル記憶部、340,450…復号化部、350…ライセンスキー作成部、360,460…音楽再生部、370,470…同期歌詞表示部、380,410…インタフェース部、400,400a,400b、400c…携帯型音楽・同期歌詞再生端末、420…音楽ファイル記憶部、430…ライセンスキー記憶部、460…音楽再生部、470…同期歌詞表示部、500…音楽・同期歌詞再生端末、510…送受信部、520…音楽ファイル記憶部、530…CPU、540…バッファメモリ、550…ライセンスキー記憶部、560…音楽再生部、570…歌詞表示部、910…同期歌詞付き音楽ファイル配信装置、920…音楽ファイルDB、930…同期歌詞ファイルDB、940…同期歌詞付き音楽ファイル作成部、950…DRM部、960…ウェブサービスサーバ、970…同期歌詞付き音楽ファイル、980…クライアント端末

Claims (19)

  1. 暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置であって、
    前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイルDBと、
    前記同期歌詞ファイルの配信を希望するクライアントからの要求に対応した応答処理を行うウェブサービスサーバとを含み、
    前記ウェブサービスサーバは、
    前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信すると共に、
    前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記暗号化同期歌詞データを復号化するための当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信することを特徴とする同期歌詞ファイル配信装置。
  2. 請求項1に記載の同期歌詞ファイル配信装置において、
    前記同期歌詞配信会員DBをさらに含むことを特徴とする同期歌詞ファイル配信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の同期歌詞ファイル配信装置において、
    前記ウェブサービスサーバは、
    前記同期歌詞データの表示許可要求にかかわらず、前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの前記音楽ファイル管理端末に対して配信することを特徴とする同期歌詞ファイル配信装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか記載の同期歌詞ファイル配信装置において、
    前記音楽ファイルを記憶する音楽ファイルDBと、
    前記音楽ファイルDBが記憶する前記音楽ファイルと前記同期歌詞ファイルDBが記憶する前記同期歌詞ファイルとから前記暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞付き音楽ファイルを作成する同期歌詞付き音楽ファイル作成部とをさらに含み、
    前記ウェブサービスサーバは、
    前記クライアントからの前記同期歌詞付き音楽ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞付き音楽ファイル作成部によって作成された前記同期歌詞付き音楽ファイルを取得して当該クライアントの前記音楽ファイル管理端末に対して配信する機能をさらに有することを特徴とする同期歌詞ファイル配信装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか記載の同期歌詞ファイル配信装置において、
    ネットワークを介して前記音楽ファイルを取得する音楽ファイル取得サーバと、
    前記音楽ファイル取得サーバが取得した前記音楽ファイルと前記同期歌詞ファイルDBが記憶する前記同期歌詞ファイルとから前記同期歌詞付き音楽ファイルを作成する同期歌詞付き音楽ファイル作成部とをさらに含み、
    前記ウェブサービスサーバは、さらに、
    クライアントからの前記同期歌詞付き音楽ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞付き音楽ファイル作成部によって作成された前記同期歌詞付き音楽ファイルを取得して当該クライアントの前記音楽ファイル管理端末に対して配信する機能をさらに有することを特徴とする同期歌詞ファイル配信装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか記載の同期歌詞ファイル配信装置において、
    音楽データ及び暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞付き音楽ファイルを記憶する同期歌詞付き音楽ファイルDBをさらに含み、
    前記ウェブサービスサーバは、
    クライアントからの前記同期歌詞付き音楽ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞付き音楽ファイルDBから前記同期歌詞付き音楽ファイルを取得して当該クライアントの前記音楽ファイル管理端末に対して配信する機能をさらに有することを特徴とする同期歌詞ファイル配信装置。
  7. 暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置に対し、前記同期歌詞ファイルの配信要求を行うと共に、音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求を行う送受信部と、
    前記同期歌詞データを同期化させる音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、
    前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置から配信された前記同期歌詞ファイルの前記暗号化同期歌詞データと、前記同期歌詞データの表示許可要求に対する前記同期歌詞ファイル配信装置からの当該クライアントの認証情報又は該認証情報に基づいて生成されたライセンスキーとを、音楽・同期歌詞再生端末に対して送信するインタフェース部とを含み、
    前記認証情報は、
    前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される情報であり、
    前記音楽・同期歌詞再生端末が、
    前記認証情報又はライセンスキーに基づいて前記暗号化同期歌詞データを復号化して前記音楽再生に同期した同期歌詞データの表示を行うことを特徴とする音楽ファイル管理端末。
  8. 請求項7に記載の音楽ファイル管理端末において、
    前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される前記暗号化同期歌詞データを記憶する同期歌詞データ記憶部をさらに含み、
    前記同期歌詞データ記憶部は、
    前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、前記暗号化同期歌詞データを記憶し続ける機能を有することを特徴とする音楽ファイル管理端末。
  9. 請求項7又は8に記載の音楽ファイル管理端末において、
    前記音楽ファイルに含まれる前記音楽データから音楽を再生する音楽再生部と、
    前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたことを条件に前記同期歌詞データに含まれる前記暗号化同期歌詞データから音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部とをさらに有することを特徴とする音楽ファイル管理端末。
  10. 請求項9に記載の音楽ファイル管理端末において、
    前記同期歌詞表示部は、
    前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、前記同期歌詞データに含まれる前記暗号化同期歌詞データから歌詞の一部を表示することができるように構成されていることを特徴とする音楽ファイル端末。
  11. 暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)に基づいて音楽再生に同期して歌詞を表示するための音楽・同期歌詞再生端末であって、
    前記暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置によって配信された前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイル記憶部と、
    音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、
    前記音楽ファイルに含まれる前記音楽データから音楽を再生する音楽再生部と、
    前記同期歌詞ファイル配信装置からの認証情報に基づいて該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイルに含まれる前記暗号化同期歌詞データを復号化して得られた同期歌詞データを音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部とを含み、
    前記認証情報は、
    前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される情報であることを特徴とする音楽・同期歌詞再生端末。
  12. 請求項11に記載の音楽・同期歌詞再生端末において、
    前記同期歌詞ファイル記憶部は、
    前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、前記同期歌詞ファイルを記憶し続ける機能を有することを特徴とする音楽・同期歌詞再生端末。
  13. 請求項11又は12に記載の音楽・同期歌詞再生端末において、
    前記音楽再生部は、
    前記認証情報により当該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたか否かにかかわらず、前記音楽ファイルに含まれる前記音楽データから音楽を再生する機能をさらに有することを特徴とする音楽・同期歌詞再生端末。
  14. 請求項1乃至6のいずれかに記載の同期歌詞ファイル配信装置と、
    音楽ファイル管理端末と、
    音楽・同期歌詞再生端末とを含み、
    前記音楽ファイル管理端末が、
    前記同期歌詞ファイル配信装置に対し、前記同期歌詞ファイルの配信要求を行うと共に、音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求を行い、前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置から配信された前記同期歌詞ファイルの前記暗号化同期歌詞データと、前記同期歌詞データの表示許可要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置からの当該クライアントの認証情報又は該認証情報に基づいて生成されたライセンスキーとを、前記音楽・同期歌詞再生端末に対して送信し、
    前記音楽・同期歌詞再生端末は、
    前記音楽ファイル管理端末からの認証情報又は前記ラインセンスキーに基づいて、前記暗号化同期歌詞データを復号化して前記音楽再生に同期した同期歌詞データの表示を行うことを特徴とする同期歌詞配信システム。
  15. 暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信する同期歌詞ファイル配信装置と、
    前記同期歌詞ファイル配信装置に対して前記同期歌詞ファイルの配信要求を行う請求項7乃至10のいずれかに記載の音楽ファイル管理端末と、
    音楽・同期歌詞再生端末とを含み、
    前記同期歌詞ファイル配信装置が、
    前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信すると共に、
    前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記暗号化同期歌詞データを復号化するための当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信し、
    前記音楽・同期歌詞再生端末は、
    前記音楽ファイル管理端末からの認証情報又は前記認証情報に基づいて生成されたライセンスキーに基づいて、前記暗号化同期歌詞データを復号化して前記音楽再生に同期した同期歌詞データの表示を行うことを特徴とする同期歌詞配信システム。
  16. 暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信する同期歌詞ファイル配信装置と、
    音楽ファイル管理端末と、
    請求項11乃至13のいずれかに記載の音楽・同期歌詞再生端末とを含み、
    前記同期歌詞ファイル配信装置は、
    前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信すると共に、
    前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記暗号化同期歌詞データを復号化するための当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信し、
    前記音楽ファイル管理端末は、
    前記同期歌詞ファイル配信装置に対し、前記同期歌詞ファイルの配信要求を行うと共に、音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求を行い、前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置から配信された前記同期歌詞ファイルの前記暗号化同期歌詞データと、前記同期歌詞データの表示許可要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置からの当該クライアントの認証情報又は該認証情報に基づいて生成されたライセンスキーとを、前記音楽・同期歌詞再生端末に対して送信することを特徴とする同期歌詞ファイル配信システム。
  17. コンピュータを、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置として機能させるための同期歌詞ファイル配信装置用プログラムであって、
    前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイルDBと、
    前記同期歌詞データを同期させる音楽データを含む音楽ファイルを管理するための音楽ファイル管理端末に対して、前記同期歌詞ファイルの配信を希望するクライアントからの要求に対応した応答処理を行うウェブサービスサーバとして前記コンピュータを機能させ、
    前記ウェブサービスサーバは、
    前記クライアントからの前記同期歌詞ファイルの配信要求に対し、前記同期歌詞ファイルDBから前記同期歌詞ファイルを取得して当該クライアントの音楽ファイル管理端末に対して配信すると共に、
    前記クライアントからの音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認された場合に、前記暗号化同期歌詞データを復号化するための当該クライアントの認証情報を前記音楽ファイル管理端末に対して送信することを特徴とする同期歌詞ファイル配信装置用プログラム。
  18. コンピュータを、音楽ファイル管理端末として機能させるための音楽ファイル管理端末用プログラムであって、
    暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)を含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置に対し、前記同期歌詞ファイルの配信要求を行うと共に、音楽再生に同期した前記同期歌詞データの表示許可要求を行う送受信部と、
    前記同期歌詞データを同期化させる音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、
    前記同期歌詞ファイルの配信要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置から配信された前記同期歌詞ファイルの前記暗号化同期歌詞データと、前記同期歌詞データの表示許可要求に対して前記同期歌詞ファイル配信装置からの当該クライアントの認証情報又は該認証情報に基づいて生成されたライセンスキーとを、前記認証情報又は前記ライセンスキーに基づいて前記暗号化同期歌詞データを復号化して前記音楽再生に同期した同期歌詞データの表示を行う音楽・同期歌詞再生端末に対して送信するインタフェース部として前記コンピュータを機能させ、
    前記認証情報は、
    前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される情報であることを特徴とする音楽ファイル管理端末用プログラム。
  19. コンピュータを、暗号化された同期歌詞データ(以下、暗号化同期歌詞データという。)に基づいて音楽再生に同期して歌詞を表示するための音楽・同期歌詞再生端末として機能させるための音楽・同期歌詞再生端末用プログラムであって、
    前記暗号化同期歌詞データを含む同期歌詞ファイルを配信するための同期歌詞ファイル配信装置によって配信された前記同期歌詞ファイルを記憶する同期歌詞ファイル記憶部と、
    音楽データを含む音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、
    前記音楽ファイルに含まれる前記音楽データから音楽を再生する音楽再生部と、
    前記同期歌詞ファイル配信装置からの認証情報に基づいて該クライアントが有効な同期歌詞配信会員であることが確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイルに含まれる前記暗号化同期歌詞データから音楽再生に同期して歌詞を表示する同期歌詞表示部として前記コンピュータを機能させ、
    前記認証情報は、
    前記同期歌詞データの表示許可要求に対し、各同期歌詞配信会員が有効であるか否かが登録された同期歌詞配信会員DBを参照して当該クライアントが現時点で有効な同期歌詞配信会員であると確認されたことを条件に、前記同期歌詞ファイル配信装置から配信される情報であることを特徴とする音楽・同期歌詞再生端末用プログラム。
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