JP2001078266A - 情報配信システム - Google Patents

情報配信システム

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JP2001078266A
JP2001078266A JP26043799A JP26043799A JP2001078266A JP 2001078266 A JP2001078266 A JP 2001078266A JP 26043799 A JP26043799 A JP 26043799A JP 26043799 A JP26043799 A JP 26043799A JP 2001078266 A JP2001078266 A JP 2001078266A
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Application number
JP26043799A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Hori
吉宏 堀
Toshiaki Hioki
敏昭 日置
Megumi Makino
恵 牧野
Yoshikazu Kanamori
美和 金森
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報配信システムにおいて、配信を受けたデ
ータを配信元の権利を保護した上で、第3者に譲渡でき
るようにする。 【解決手段】 携帯電話機51は、譲渡権に関する譲渡
管理データベースを備える配信サーバ60から、譲渡す
るためデータの配信を受け、携帯電話機51の電話番号
に関連した固有ID、固有IDにて復号できる暗号化コ
ンテンツキー、復号したコンテンツキーにて復号できる
暗号化音楽データ、譲渡権のある譲渡配信コードをメモ
リカード50に記録する。配信サーバでは譲渡管理デー
タベースに譲渡の発生を記録する。メモリカード50を
携帯電話機53に譲渡した場合、携帯電話機53は配信
サーバ60をアクセスして、固有ID、暗号化コンテン
ツキー、譲渡権のない譲渡配信コードを上書して、所有
者の変更を行う。配信サーバ60では譲渡管理データベ
ース62を更新して、譲渡が成立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話網を用い
た情報配信システム、特に、音楽データを主に配信する
情報配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、音楽情報はCD(コンパクトディ
スク)やMD(ミニディスク)等の固体メディアに記録
し、提供されており、また、最近では特定の場所に設置
された通信手段によって音楽情報を配信し、利用者がこ
の配信音楽情報を自己の所有するメディアに記録すると
いったシステムの提案がされている。
【0003】しかし、上記システムでは特定の場所に設
置された機器でのみしか音楽情報を記録することができ
ず利便性に欠けるものであった。そこで、本出願人は著
作権を保護した上での音楽配信として、配信端末機能及
び音楽再生機能を携帯電話機に持たせたシステムとして
特願平11−75916号を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ステムでは、配信サーバより音楽データの配信を受ける
際に固有IDにより、音楽データの所有者を特定してい
るため、プレゼント等で音楽データを他人へ譲渡する場
合に問題が発生する。
【0005】そこで、本発明は、係る問題を解決し、譲
渡の際にも支障なく音楽データの配信を行える配信シス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
固有IDによって復号できる暗号化コンテンツキーを生
成する手段と、生成した前記暗号化コンテンツキー、前
記暗号化コンテンツキーを復号したコンテンツキーにて
復号できる暗号化データ、及び配信を管理するため少な
くとも譲渡の有無を示す譲渡配信コードとを配信する配
信手段とを備える配信サーバと、前記固有ID、前記暗
号化コンテンツキー、前記暗号化データ、譲渡配信コー
ドを記録する記録媒体と、前記固有IDと前記暗号化コ
ンテンツキーと前記暗号化データ及び前記譲渡配信コー
ドを前記記録媒体に記録する記録手段と、前記固有ID
と前記暗号化コンテンツキーから前記コンテンツキーを
復号する第1の復号手段と、前記コンテンツキーと前記
暗号化データからデータを復号する第2の復号手段と、
前記配信サーバと無線基地局を介して通信を行う通信手
段と、前記記録媒体を本体に装着或いは脱着できる挿脱
手段とを備える第1及び第2の携帯電話機とを備える情
報配信システムであって、前記第1の携帯電話機におい
て前記配信サーバより受信した第1の携帯電話機にて復
号できる第1の暗号化コンテンツキーと第1の暗号化コ
ンテンツキーを復号したコンテンツキーにて復号できる
暗号化データと第1の譲渡配信コードとを記録した前記
記録媒体を前記第1の携帯電話機から取り外し、前記第
2の携帯電話機にて装着し、且つ、前記第1の譲渡配信
コードが譲渡有りを示す場合、前記第2の携帯電話機
は、前記配信サーバをアクセスし、第2の携帯電話機に
て復号でき、且つ、復号したコンテンツキーと前記暗号
化データからデータを復号できる第2の暗号化コンテン
ツキーを前記配信サーバを受信し、前記第1の暗号化コ
ンテンツキーに変えて前記第2の暗号化コンテンツキー
を前記記録媒体に記録することを特徴とする情報配信シ
ステムである。
【0007】従って、請求項1の発明によれば、配信を
受けた暗号化データを第三者に対して、記録媒体ごと譲
渡することができるようになるとともに、暗号化データ
配信元の権利を守ることができるようになる。
【0008】請求項2に係る発明は、固有IDによって
復号できる暗号化コンテンツキーを生成する手段と、生
成した前記暗号化コンテンツキー、前記暗号化コンテン
ツキーを復号したコンテンツキーにて復号できる暗号化
データ、及び配信を管理するため少なくとも譲渡の有無
を示す譲渡配信コードとを配信する配信手段とを備える
配信サーバと、 前記固有ID、前記暗号化コンテンツ
キー、前記暗号化データ、譲渡配信コードを記録する記
録媒体と、前記固有IDと前記暗号化コンテンツキーと
前記暗号化データ及び前記譲渡配信コードを前記記録媒
体に記録する記録手段と、前記固有IDと前記暗号化コ
ンテンツキーから前記コンテンツキーを復号する第1の
復号手段と、前記コンテンツキーと前記暗号化データか
らデータを復号する第2の復号手段と、前記配信サーバ
と無線基地局を介して通信を行う通信手段とを備える第
1及び第2の携帯電話機とを備える情報配信システムで
あって、前記第1の携帯電話機にて復号できる第1の暗
号化コンテンツキーと第1の暗号化コンテンツキーを復
号したコンテンツキーにて復号できる暗号化データと譲
渡配信コードとを前記第1の携帯電話機に備えられた記
録媒体に記録し、前記第1の記録媒体に記録された少な
くとも前記暗号化データ及び前記譲渡配信コードとを、
前記第2の携帯電話機に備えられた記録媒体に複製し、
且つ、複製した譲渡配信コードが譲渡有りを示す場合、
前記第2の携帯電話機は前記配信サーバをアクセスし、
前記第2の携帯電話機にて復号でき、且つ、復号したコ
ンテンツキーと前記暗号化データからデータを復号でき
る第2の暗号化コンテンツキーを前記配信サーバから受
信し、前記第1のコンテンツキーに変えて第2の携帯電
話機に備えた記録媒体に記録することを特徴とする情報
配信システムである。
【0009】従って、請求項2の発明によれば、配信を
受けた暗号化データを第三者に対して、第三者の所有す
る記録媒体に複製させることで譲渡することができるよ
うになるとともに、暗号化データ配信元の権利を守るこ
とができるようになる。
【0010】請求項3に係る発明は、固有IDによって
復号できる暗号化コンテンツキーを生成する手段と、生
成した前記暗号化コンテンツキー、前記暗号化コンテン
ツキーを復号したコンテンツキーにて復号できる暗号化
データ、及び配信を管理するため少なくとも譲渡の有無
を示す譲渡配信コードとを配信する配信手段とを備える
配信サーバと、前記固有ID、前記暗号化コンテンツキ
ー、前記暗号化データ、譲渡配信コードを記録する第1
及び第2の記録媒体と、前記固有IDと前記暗号化コン
テンツキーと前記暗号化データ及び前記譲渡配信コード
を前記記録媒体に記録する記録手段と、前記固有IDと
前記暗号化コンテンツキーから前記コンテンツキーを復
号する第1の復号手段と、前記コンテンツキーと前記暗
号化データからデータを復号する第2の復号手段と、前
記配信サーバと無線基地局を介して通信を行う通信手段
と、前記記録媒体を本体に装着或いは脱着できる挿脱手
段とを備える第1及び第2の携帯電話機とを備える情報
配信システムであって、前記第1の携帯電話機にて復号
できる第1の暗号化コンテンツキーと第1の暗号化コン
テンツキーを復号したコンテンツキーにて復号できる暗
号化データと第1の譲渡配信コードとを記録した前記第
1の記録媒体を、前記第2の携帯電話機の前記挿脱手段
にて装着した場合、又は、前記第1の携帯電話機にて復
号できる第1の暗号化コンテンツキーと第1の暗号化コ
ンテンツキーを復号したコンテンツキーにて復号できる
暗号化データと第1の譲渡配信コードとを記録した前記
第2の記録媒体から、少なくとも前記暗号化データ、前
記第1の譲渡配信コードとを、前記第2の携帯電話機に
装着した前記第1の記録媒体に複製した場合、前記第2
の携帯電話機は、前記配信サーバと通信を行い、第2の
携帯電話機にて復号でき、且つ、復号したコンテンツキ
ーと前記暗号化データからデータを復号できる第2の暗
号化コンテンツキーを受信し、受信した前記第2の暗号
化コンテンツキーを、前記第1のコンテンツキーに変え
て第2の記録媒体に記録することを特徴とする情報配信
システムである。
【0011】従って、請求項3の発明によれば、配信を
受けた暗号化データを第三者に対して、記録媒体ごと譲
渡或いは第三者が所有する別の記録媒体に複製させるこ
とで暗号化データを譲渡できるようになるとともに、暗
号化データ配信元の権利を守ることができるようにな
る。
【0012】請求項4に係る発明は、前記暗号化データ
に関連する暗号化されない付加情報を、前記暗号化デー
タと共に配信する配信サーバと、前記付加情報を前記記
録媒体に記録する機能を備える第1及び第2の携帯電話
機とを備える請求項1から請求項3に至るいずれかに記
載の情報配信システムである。
【0013】従って、請求項4の発明によれば、所有す
る暗号化データに関する情報を容易に知ることができる
ようになる。
【0014】請求項5に係る発明は、前記付加情報に
は、少なくとも暗号データの著作権情報が含まれること
を特徴とする請求項4記載の情報配信システムである。
【0015】従って、請求項5の発明によれば、所有す
る暗号化データに関する著作権情報を容易に知ることが
できるようになる。
【0016】請求項6に係る発明は、前記付加情報に
は、少なくとの前記配信サーバへの接続するための接続
情報が含まれることを特徴とする請求項4の情報配信シ
ステムである。
【0017】従って、請求項6の発明によれば、所有す
る暗号化データを譲渡する際、或いは譲渡された暗号化
データを再生するために配信サーバに接続する際に、容
易に接続先を知ることができるようになる。
【0018】請求項7に係る発明は、前記付加情報に
は、少なくとの前記配信サーバにおいて、前記暗号化デ
ータを容易にアクセスできる情報が含まれることを特徴
とする請求項4の情報配信システムである。
【0019】従って、請求項7の発明によれば、所有す
る暗号化データを譲渡する際、或いは譲渡された暗号化
データを再生するために配信サーバに接続した後、容易
に暗号化データに関する情報を配信サーバがアクセスで
きるようになり、処理速度の向上を図ることができるよ
うになる。
【0020】請求項8に係る発明は、前記付加情報とし
て記録されている接続情報に基づいて、自動発呼し、配
信サーバをアクセスするアクセス手段を備える請求項6
記載の情報配信システムである。
【0021】従って、請求項8の発明によれば、譲渡さ
れた暗号化データを再生しようとしさえすれば、自動的
に配信ーバに接続することができるようになる。
【0022】請求項9に係る発明は、前記第2の携帯電
話機において暗号化コンテンツキーを記録する場合に、
前記第1の記録媒体に記録されている譲渡有りを示す譲
渡配信コードを、譲渡無しを示す譲渡配信コードに書き
換えることを特徴とする請求項1から請求項3に至るい
ずれかに記載の情報配信システムである。
【0023】従って、請求項9の発明によれば、暗号化
データの譲渡処理の終了を携帯電話機においても検知す
ることができるようになり、不要配信サーバへの接続を
押さえることができる。
【0024】請求項10に係る発明は、前記第1の携帯
電話機に備えられた前記記録媒体に記録されている暗号
化データを複製させた場合に、前記記録媒体に記録され
ている譲渡有りを示す譲渡配信コードを、譲渡無しを示
す譲渡配信コードに書き換え記録することを特徴とする
請求項2に記載の情報配信システムである。
【0025】従って、請求項10の発明によれば、暗号
化データの譲渡処理の終了を携帯電話機においても検知
することができるようになり、不要配信サーバへの接続
を押さえることができる。
【0026】請求項11に係る発明は、前記第1の携帯
電話機において、前記第2の記録媒体に記録されている
暗号化データを複製させた場合に、前記第2の記録媒体
に記録されている譲渡有りを示す譲渡配信コードを、譲
渡無しを示す譲渡配信コードに書き換え記録することを
特徴とする請求項3に記載の情報配信システムである。
【0027】従って、請求項11の発明によれば、暗号
化データの譲渡処理の終了を携帯電話機においても検知
することができるようになり、不要配信サーバへの接続
を押さえることができる。
【0028】請求項は12に係る発明は、譲渡無しの譲
渡配信コードを配信する配信手段を備える配信サーバを
備えることを特徴とする請求項1から請求項3に至るい
ずれかに記載の情報配信システムである。
【0029】従って、請求項12の発明によれば、譲渡
を目的としない配信において譲渡配信コードの配信を行
う必要がなく、通信時間の軽減を図ることができる。
【0030】請求項は13に係る発明は、譲渡無しの譲
渡配信コードを生成する手段を備える第1及び第2の携
帯電話機を備えることを特徴とする請求項1から請求項
3に至るいずれかに記載の情報配信システムである。
【0031】従って、請求項13の発明によれば、譲渡
を目的としない配信において譲渡配信コードの配信を行
う必要がなく、通信時間の軽減を図ることができる。
【0032】請求項14に係る発明は、複数の第三者に
対して複製による譲渡を許可する譲渡配信コードを配信
できることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれ
かに記載の情報配信システムである。
【0033】従って、請求項14の発明によれば配信サ
ーバから、一度、譲渡は威信コードの配信を受けるだけ
でア複数の人に、暗号化音楽データを譲渡できるように
なる。
【0034】請求項15に係る発明は、前記暗号化音楽
データを前記第1の携帯電話機から前記第2の携帯電話
機に譲渡することのできる情報配信システムであって、
前記第2の携帯電話機の電話番号を送信する送信手段を
備える第1の携帯電話機と、前記第1の携帯電話機より
受信した前記第2の携帯電話機の電話番号を記録する記
録手段を備える配信サーバと、前記配信サーバに暗号化
コンテンツキーの配信を要求する第2の携帯電話機とか
ら構成される情報配信システムにおいて、前記第2の携
帯電話機以外からのから配信要求に対して、新たな暗号
化コンテンツキーの配信を行わないことを特徴とする請
求項1,請求項2、請求項3、請求項14のいずれかに
記載の情報配信システムである。
【0035】従って、請求項15の発明によれば、暗号
化音楽データの配信を受けた第1の携帯電話機の利用者
が、譲渡したい相手に対し、確実に譲渡することができ
るようになる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、図を参照し
つつ説明する。図1は本発明に係る情報配信システムの
概念図であり、配信される情報が音楽の場合を示してい
る。
【0037】配信サーバ60は、配信する音楽情報とし
て、暗号化した暗号化音楽データと、前記暗号化音楽デ
ータを復号する鍵となるコンテンツキーを暗号化した暗
号化コンテンツキー、前記音楽データの曲名、実演者
(歌手、演奏家等)、作曲家、作詞家等のその音楽デー
タに関する著作権情報や配信サーバ60に対するアクセ
ス情報等の付加情報、及び音楽データに関する管理情報
である譲渡配信コードを配信する。
【0038】第1の携帯電話機51、第2の電話機53
は電話番号がそれぞれ「090−△△△△−×××
1」、「090−△○○△−×××2」であり、本体か
ら記録媒体、ここでは半導体メモリによるメモリーカー
ド50を挿脱できる機構を備えている。ヘッドホーン5
2、54はそれぞれ携帯電話機51、53に接続して、
配信を受けた音楽を、利用者が聴くための手段である。
【0039】配信サーバ60は、図2に示すように配信
する音楽データを暗号化した音楽データ、その暗号化音
楽データを復号するコンテンツキー、及び前記音楽デー
タの曲名、実演者(歌手、演奏家等)、作曲家、作詞家
等のその音楽データに関する著作権情報を含む付加情報
等を記録した配信情報データベース61と、配信した音
楽データの譲渡を管理をするための譲渡管理データベー
ス62と、配信に対する課金の情報を管理するための課
金データベース63と、前記各データベースの管理及び
運用を行うコンピュータ64と携帯電話網との通信制御
を行う通信装置65とを備えており、通信装置65は専
用線或いはディジタル公衆回線(ISDN、パケット交
換網)等の通信網を介して携帯電話網と接続されてい
る。
【0040】メモリーカード50内には、図3に示すよ
うに携帯電話機の電話番号に基づいて設定される固有I
Dと、音楽情報として配信サーバ60より配信された固
有IDを鍵として復号可能な暗号化コンテンツキー、復
号されたコンテンツキーを鍵として復号できる暗号化音
楽データ、前記暗号化音楽データに関する著作権情報、
配信サーバの電話番号等の付加情報、配信された前記暗
号化音楽データの譲渡に関する取り扱いを管理する譲渡
配信コードが記録される。又、固有IDはメモリカード
50外に取り出すことのできないよう構成され、メモリ
カード50は音楽データ対するセキュリーティ機能を備
えている。
【0041】第1の携帯電話機51及び第2の携帯電話
機53は、例えば、図4に示すように構成される。尚、
説明の簡素化のため本発明の情報配信システムに関わる
ブロックのみ記載し、携帯電話機が本来備えている通話
機能に関するブロックについては、一部割愛されてい
る。
【0042】図4において、携帯電話機51本体は次に
示すブロックにて構成される。20は例えばマイクロコ
ンピュータによって構成され、携帯電話機51の総合的
な制御を各ブロックと個々に制御信号を授受することで
行うコントローラである。ここでは、簡単化のために各
種制御信号の表記は割愛されている。
【0043】21はアンテナ、22は通話データ或いは
データの通信を行うための送受信部、23は受信した通
話データを通話音声ディジタル再生する音声再生部、2
4は利用者がコントローラに指示を出すためのダイヤル
キーや特殊キー等の入力手段であるキー、25は文字等
の情報を表示する表示手段であるディスプレイ、26は
メモリカード50内にて暗号化コンテンツキーを復号し
たコンテンツキーを鍵として、メモリカード50内に記
録されている暗号化音楽データを復号して音楽データを
導出するデータ復号部、27は前記データ復号部26に
て導出された音楽データを入力として音楽をディジタル
再生する音楽再生部、28は前記音声再生部23からの
ディジタル通話音声及び音楽再生部27からのディジタ
ル音楽を入力とし、いずれか一方選択して出力する、或
いは/且つ、両者を所定の比率で混合して出力する機能
を有する混合器、29はディジタル信号をアナログ信号
に変換するDA変換器、30は再生されたアナログ信
号、即ち、再生した通話音声又は音楽を外部に出力する
出力端子であるイヤホンジャックである。
【0044】また、メモリカード50は次に示すブロッ
クにて構成される。41は、コントローラ20からの指
示に従ってメモリカード50の制御を行うメモリコント
ローラである。メモリカード内の各ブロックと個々に制
御信号を授受することで行う。ここでは、簡単化のため
に各種制御信号の表記は割愛されている。42は暗号化
音楽データ、暗号化コンテンツキー、固有ID、付加情
報及び譲渡配信コードを記録できる記録媒体であるメモ
リ、43は前記メモリ42に記録された固有IDを鍵と
してメモリ42に記録された暗号化コンテンツキーを復
号してコンテンツキーを導出するコンテンツキー復号
部、44は携帯電話機の電話番号に関連した固有IDを
生成する固有ID生成部、45はメモリ42に記録され
た固有IDが携帯電話機51の電話番号に関連した固有
IDであるか否かを判断する固有ID判定部である。
【0045】更に、バスAは携帯電話機51のデータバ
スを、バスBはメモリカード50内のデータバスを示
し、46はバスAとバスBを接続するバスインタフェー
スであり、バスインタフェース46を境界として、携帯
電話機51からメモリカード50を容易に挿脱できるコ
ネクタを備えている。
【0046】図1を参照してシステムの原理について説
明する。第1の携帯電話機51の利用者が第三者、ここ
では第2の携帯電話機53の利用者に音楽データを譲渡
するために、配信サーバ60にアクセスすると、配信サ
ーバ60では配信情報データベース61よりコンテンツ
キー、暗号化音楽データ、付加情報、コンテンツキーを
読み出し、第1の携帯電話機51の電話番号に関連した
固有IDを鍵としてにて復号できる暗号化コンテンツキ
ーと、譲渡された第三者に対して新たな暗号化コンテン
ツキーの配信を改めて受けることのできる権利、即ち、
譲渡権のある譲渡配信コードを生成し、音楽データとし
て暗号化コンテンツキー、譲渡配信コード、付加情報及
び暗号化音楽データを配信する。又、譲渡管理データベ
ース62を更新することで譲渡権の発生を記録する。第
1の携帯電話機では、この配信された音楽データがメモ
リカード50に記録する。
【0047】配信を受けた第1の携帯電話機51よりメ
モリカード50を抜き取り、第2の携帯電話機53の利
用者にメモリカード50を譲渡する。第2の携帯電話機
53の利用者は譲渡されたメモリカード50を第2の携
帯電話機53に挿入する。第2の携帯電話機53におい
て、メモリカード50に記録された音楽データを初めて
再生する時、第2の携帯電話機53から、配信サーバ6
0をアクセスし、第2の携帯電話機53の電話番号に関
連した固有IDにて復号可能な暗号化コンテンツキー、
譲渡権のない譲渡配信コードの配信を受け、固有ID、
暗号化コンテンツキー、譲渡配信コードを書き換えるこ
とで所有権の変更を行う。配信サーバ60では譲渡管理
データベース62を更新して、譲渡の終了を記録する。
次に、フローチャトを用いて動作について説明する。
【0048】<音楽データの購入処理>第1の携帯電話
機51の利用者が音楽データを購入する場合の動作を図
5、図6及び図9を用いて説明する。尚、図5は第1の
携帯電話機51での購入処理、図6は配信サーバ60で
の配信処理を示すフローチャート、また、図9のAは配
信を受けた際のメモリカード50内を示す図であり、上
段は、前記第1の携帯電話機51の利用者が自己所有を
目的として配信を受けた場合、下段は譲渡目的で配信を
受けた場合である。
【0049】メモリカード50内には、第1の携帯電話
機51の電話番号「090−△△△△−×××1」に関
連した固有IDである固有ID(1)71と、配信サー
バ60より配信された固有ID(1)71にて復号可能
な暗号化コンテンツキー(1)72と、暗号化コンテン
ツキー(1)72を復号したコンテンツキーにて復号可
能な暗号化音楽データ75、音楽データに対する著作権
情報や配信サーバ60への接続情報等の付加情報74
と、上段では譲渡権を持たない譲渡配信コード(0)7
8、下段では譲渡権を持つ譲渡配信コード(1)73が
記録される。
【0050】第1の携帯電話機51で音楽データの配信
を受けるために、第1の携帯電話機51の利用者がキー
24を操作して、配信サーバ60の電話番号を含む配信
サーバ60への接続情報を入力する(ステップ101)
と、コントローラ20はキー24からの前記接続情報を
受けて、送受信部22,アンテナ21を介して携帯電話
網に配信サーバ60の電話番号をダイヤルし、配信サー
バ60との回線を接続する(ステップ102)。
【0051】一方、配信サーバ60は第1の携帯電話機
51からの着信に応じて(ステップ201)、携帯電話
機との回線接続を行うと同時に第1の携帯電話機51の
電話番号「090−△△△△−×××1」を携帯電話網
から取得する(ステップ202)。
【0052】次いで、配信サーバ60は、例えばベスト
10、推薦曲等を含む配信できる音楽データの選曲情報
を送信する(ステップ203)。第1の携帯電話機51
では、選択情報を受信し、ディスプレイ25に、受信し
た選択情報を表示する(ステップ103)。利用者はデ
ィスプレイ25に表示された選曲情報を参考にして、配
信を求める音楽データの選曲と利用者本人が自己所有す
る(譲渡No)か、第三者に譲渡する(譲渡Yes)か
を示す譲渡目的を決定し、キー24を介して入力する
(ステップ104)。コントローラ20はキー24から
の入力を受け、配信サーバに対して前記選曲及び配信目
的を送信する(ステップ105)。
【0053】配信サーバ60は、前記選曲と配信目的を
受信する(ステップ204)。受信した選曲に従って配
信情報データベース61から付加情報74、暗号化音楽
データ75を取得し、第1の携帯電話機51に送信する
(ステップ205)。
【0054】付加情報74、暗号化音楽データ75の送
信を終了すると、前記電話番号「090−△△△△−×
××1」に関連した固有ID(1)71を生成し、前記
選曲によって指示された音楽データの暗号化音楽データ
75を復号できるコンテンツキーを配信情報データベー
ス61から取得して、前記生成した固有ID(1)71
によって前記コンテンツキーを復号できる暗号化コンテ
ンツキー(1)72を生成する(ステップ206)。次
いで、配信目的のチェックを行い(ステップ207)、
配信目的が第1の携帯電話機51の利用者が自己所有の
場合(譲渡No)、譲渡権がない譲渡配信コード(0)
78を生成する(ステップ210)。配信目的が第三者
への譲渡の場合、譲渡管理データベース62をアクセス
し、譲渡管理データベース62に登録されていない新た
な管理コードを譲渡配信コード(1)73を生成する
(ステップ208)。そして、前記譲渡配信コード
(1)73にて管理される譲渡情報を追加するために、
譲渡管理データベース62の更新を行う(ステップ20
9)。
【0055】次いで、ステップ206にて生成した暗号
化コンテンツキー(1)72及びステップ208或いは
ステップ210にて生成した譲渡配信コードを送信し
(ステップ211)、第1の携帯電話機51からの配信
受理の受信待ちの状態になる(ステップ212)。
【0056】第1の携帯電話機51では、配信サーバ6
0から送信される付加情報74、暗号化音楽データ75
をアンテナ21を介して、送受信部22でデータとして
取り出し、メモリカード50内のメモリ42に順次記録
する。続いて、譲渡配信コード(1)73或いは譲渡配
信コード(0)78及び暗号化コンテンツキー(1)7
2を受信し(ステップ107)、受信が終了すると全て
のデータの受信が終了したことを配信サーバ60に通知
するために、配信受理を送信する(ステップ108)。
【0057】配信受理の送信が終了すると、第1の携帯
電話機51は回線を切断し(ステップ109)、受信し
た譲渡配信コードと暗号化コンテンツキー(1)72を
メモリカード50内のメモリ42に記録し(ステップ1
10)て購入処理を終了する(ステップ111)。
【0058】配信サーバ60は第1の携帯電話機51か
らの配信受理の受信すると、第1の携帯電話機51との
回線を切断(ステップ213)、前記音楽データの配信
に対する課金を行うため課金データベース63の更新を
行い(ステップ214)、配信処理を終了する(ステッ
プ215)。
【0059】<所有者による音楽データの再生処理>配
信を受けた第1の携帯電話機51の利用者が、第1の携
帯電話機51にて音楽を再生する場合、即ち、音楽デー
タの所有者が音楽を再生する場合について図7に従って
説明する。図7は第1の携帯電話機51での再生処理を
示すフローチャートである。
【0060】音楽の再生が指示される(ステップ12
0)と、譲渡配信コードのチェックを行う(ステップ1
21)。利用者が所有することを目的として配信を受け
た場合、図9のA上段に示すように譲渡権のない譲渡配
信コード(0)78が記録されており(譲渡No)、ス
テップ123に進む。また、譲渡するために配信を受け
た場合、図9のA下段に示すように譲渡権のある譲渡配
信コード(1)73が記録されており(譲渡Yes)、
ステップ122へ進み、メモリカード50内のメモリ4
2に記録されている固有ID(1)71が第1の携帯電
話機51の電話番号「090−△△△△−×××1」に
関連したものかどうかを固有ID判定部45にてチェッ
クし、所有者の判定を行う(ステップ122)。ここで
は、第1の携帯電話機51にて配信を受けた音楽データ
であるため、譲渡が終了するまではメモリカード50に
記録された第1の携帯電話機51の電話番号に関連した
固有ID(1)71によって、第1の携帯電話機51の
利用者が音楽データの所有者はであると判断されステッ
プ123に進む。
【0061】次いで、メモリカード50内のメモリ42
より固有ID(1)71、暗号化コンテンツキー(1)
72を読み出し、コンテンツキー復号部43にてのコン
テンツキーの復号を試る(ステップ123)。復号でき
る場合、復号されたコンテンツキーをデータ復号部26
に、復号の正常終了(復号Yes)をコントローラ20
にバスインタフェース46を介して通知する。復号でき
ない場合、復号の異常終了(復号No)をコントローラ
20にバスインタフェース46を介して通知する。ま
た、コントローラ20はコンテンツキー復号部43の復
号結果を受けて、復号Yesの場合、再生可能であると
判断してステップ124へ、復号No場合、再生不可で
あると判断してステップ125へ進むよう判断する。こ
こでは、必ず、暗号化コンテンツキー(1)72の復号
ができる。故に、必ずステップ124へ進む。
【0062】コントローラ20は、復号されたコンテン
ツキーをデータ復号部26に供給、次いでメモリコント
ローラ41にはメモリ42から暗号化音楽データ75を
読み出し、データ復号部26に供給するように指示す
る。コントローラ20はメモリ42から暗号化音楽デー
タ75の読み出しが始まるとデータ復号部26、音楽再
生部27に音楽を再生するように、混合器28に音楽再
生部27からの再生音楽データを選択して出力するよう
に、DA変換器29に混合器28からの再生音楽データ
をアナログに変換してイヤホンジャック30に出力する
ように指示を出す。
【0063】データ復号部26はコンテンツキー復号部
43から入力された復号したコンテンツキーを鍵とし
て、メモリ42より読み出されてくる暗号化音楽データ
75を復号して、MIDI、MPEG Audio等の符号化音楽デー
タを得る。音楽再生部23は前記データ復号部26にて
復号された符号化音楽データを、符号化方式に従って再
生し再生音楽データを得る。混合器28は前記再生音楽
データを選択して、DA変換器29に供給する。DA変
換器29は前記再生音楽データをアナログ信号に変換し
て音楽を再生する。再生された音楽はイヤホンジャック
30から出力される。第1の携帯電話機51の利用者は
ヘッドホーン52を、イヤホンジャック30に接続して
再生音楽を楽しむことができる(ステップ124)。
【0064】再生が終了すると再生処理をストップする
(ステップ125)。第2の携帯電話機53の利用者
が、第1の携帯電話機51の利用者からメモリーカード
50を譲られて或いは借りて、第2の携帯電話機53に
て音楽を再生する場合について図7及び図8に従って説
明する。図7は第2の携帯電話機53での再生処理を示
すフローチャート、図8は配信サーバ60での譲渡処理
を示すフローチャートである。メモリカード50を譲ら
れるとは、図9のAの下段の状態にあるメモリカード5
0を、借りるとは、図9のAの上段の状態にあるメモリ
カード50を第2の携帯電話機53にて再生する場合で
ある。
【0065】<借用した音楽データの再生処理>第2の
携帯電話機53の利用者によって、メモリカード50が
第2の携帯電話機53に挿入され、音楽再生するよう指
示される(ステップ120)と、譲渡配信コードのチェ
ックが行われる(ステップ121)。
【0066】メモリカード50か借り物である場合(譲
渡No)、ステップ123に進み、メモリカード50内
のメモリ42より固有ID(1)71、暗号化コンテン
ツー(1)72を読み出し、コンテンツキー復号部43
にてのコンテンツキーの復号を試る(ステップ12
3)。
【0067】復号できる場合、復号されたコンテンツキ
ーをデータ復号部26に、復号の正常終了(復号Ye
s)をコントローラ20にバスインタフェース46を介
して通知する。音楽を再生し(ステップ124)、再生
が終了すると、再生処理を終了する(ステップ12
5)。
【0068】復号できない場合、固有IDはメモリカー
ド50から読み出すことのできないセキュリティ領域に
記録されているため複製できないために、何らかの不当
な手段で音楽データの複製を行っため音楽データであ
り、暗号化コンテンツキーが複製できない(復号No)
ものと判定されステップ125に至って、音楽を再生す
ることなく処理を終了する。
【0069】<譲渡された音楽データの再生処理>メモ
リーカード50を譲られた場合(譲渡Yes)ステップ
121からステップ122に進む。メモリカード50内
の固有ID(1)71と固有ID生成部44にて生成す
る第2の携帯電話機53の電話番号「090−△○○△
−×××2」に関連した固有ID(2)76との対応を
固有ID判定部45にて行い、所有者の判定を行う(ス
テップ122)。この時、メモリカード50は図9のB
の状態であり、音楽データの所有者は第1の携帯電話機
51の利用者である。故に、所有者は第2の携帯電話機
53の利用者でなく(所有者No)、ステップ126へ
進む。
【0070】メモリカード50内のメモリ42に記録さ
れた付加情報74に記録された配信サーバ60の接続情
報である電話番号を参照して、送受信部22、アンテナ
21を介して自動的にダイヤルし、配信サーバ60と回
線を接続する(ステップ126)。続いて、譲渡配信コ
ード(1)73を配信サーバ60に送信する(ステップ
127)。
【0071】配信サーバ60は第2の携帯電話機53か
ら着信によって処理をスタートし(ステップ220)、
第2の携帯電話機53との回線を接続、第2の携帯電話
機の電話番号「090−△○○△−×××2」を携帯電
話網から得る(ステップ221)。次いで、譲渡配信コ
ード(1)73を受信する(ステップ223)。受信し
た譲渡配信コード(1)73に従って、譲渡管理データ
ベース62をアクセスし、受信した譲渡配信コード
(1)73が有効か否を判断する(ステップ224)。
【0072】譲渡配信コード(1)73が有効な場合
(譲渡Yes)、携帯電話網から得た第2の携帯電話機
の電話番号「090−△○○△−×××2」に基づいて
固有ID(2)76を生成し、譲渡を受ける音楽データ
のコンテンツキーを配信情報データベース61から取得
して、固有ID(2)76にて復号できる新たな暗号化
コンテンツキー(2)77を生成する(ステップ22
5)。生成した暗号化コンテンツキー(2)77と、譲
渡権を持たない譲渡配信コード(0)78を第2の携帯
電話機53に送信する(ステップ226)。次いで、譲
渡に関わる暗号化コンテンツキー(2)77の送信が終
了すると、第2の携帯電話機53からの配信受理待ちの
状態となる(ステップ227)。配信サーバ60は第2
の携帯電話機53からの配信受理を受信すると、譲渡管
理データベース62の更新を行い、譲渡の終了を記録す
る(ステップ228)。第2の携帯電話機53との回線
を切断(ステップ229)、配信サーバ60における譲
渡処理を終了する(ステップ230)。
【0073】譲渡配信コード(1)73が無効な場合
(譲渡No)、即ち、譲渡配信コード(1)73に係る
譲渡処理が、既に終了している、或いは、譲渡配信コー
ド(1)73に係るデータが譲渡管理データべース62
に存在しない時、譲渡不可を通知し(ステップ23
1)、第2の携帯電話機53との回線を切断(ステップ
229)、配信サーバ60における譲渡処理を、譲渡不
成立にて終了する(ステップ230)。
【0074】第2の携帯電話機53では、配信サーバか
らの暗号化コンテンツキー(2)77及び譲渡配信コー
ト゛(0)78を受信、或いは、譲渡不可の通知を受信し
(ステップ128)、受信後、受信した受信結果のチェ
ックを行う(ステップ129)。
【0075】暗号化コンテンツキー(2)77及び譲渡
配信コード(0)78を受信した場合、配信データの受
信の終了を配信サーバ60に通知するため配信受理を送
信し(ステップ130)、回線を切断する(ステップ1
31)。メモリカード50内のメモリ42に記録されて
いる固有ID(1)71を第2の携帯電話機53の電話
番号「090−△○○△−×××2」に関連した固有I
D(2)76に、暗号化コンテンツキー(1)72を、
受信した固有ID(2)76を鍵としてコンテンツキー
を復号でき、且つ、復号して得られたコンテンツキーを
鍵として暗号化音楽データ75を復号できる暗号化コン
テンツキー(2)77に、譲渡配信コード(1)73を
譲渡権のない譲渡配信コード(0)78に書き換え、図
9のCの状態になる(ステップ132)。この時、メモ
リカード50に記録されている音楽データの所有者は第
1の携帯電話機51の利用者から第2の携帯電話機53
の利用者へと改められて、第2の携帯電話機53の利用
者が該音楽データを第2の携帯電話機53を用いて配信
を受けた場合と同じデータ構成となる。
【0076】次いで、固有ID(2)76を鍵として暗
号化コンテンツキー(2)77からコンテンツキー復号
部43にてコンテンツキーを復号し(ステップ13
3)、前記復号したコンテンツキーとメモリ42に記録
されている暗号化音楽データ75をデータ復号部26に
対して入力、前記コンテンツキーを鍵として暗号化音楽
データ75を復号し音楽データを得る。復号された音楽
データは音楽再生部27、混合器28、DA変換器2
9、イヤホンジャック30を経て、音楽として再生され
る(ステップ124)。第2の携帯電話機53の利用者
はヘッドホーン54をイヤホンジャック30に接続し
て、前記再生された音楽を楽しむことができる。音楽の
再生が終了すると、再生処理がが終了する(ステップ1
25)。
【0077】譲渡不可を受信した場合、コンテンツキー
復号部43にてメモリカード50内のメモリ42に記録
された固有ID(1)71を鍵として、暗号化コンテン
ツキー(1)72の復号をコンテンツキー復号部43で
試みる(ステップ123)。復号された場合、音楽の再
生を行う(ステップ124)。第2の携帯電話機53の
利用者はメモリカード50を借用したものとして扱わ
れ、ヘッドホーン54を介して再生音楽を楽しむことが
できる。再生が終了すると再生処理が終了する(ステッ
プ125)。逆に、復号されない場合(復号No)、メ
モリーカード内の音楽データは不当入手であると判断さ
れ、音楽再生されないまま処理が終了する(ステップ1
25)。
【0078】譲渡処理によりメモリカード50内のメモ
リ42に記録されている固有ID、暗号化コンテンツキ
ー及び譲渡配信コードが改められるため、譲渡処理を含
めた再生処理が行われ後は、前記音楽データの所有者が
第2の携帯電話機53の利用者となる。従って、以降に
再生を行う場合には、先に説明した配信を受けた本人が
音楽データを再生する場合の再生フローに従うようにな
る。
【0079】フローチャートには記述されていないが、
電波状態が悪く、携帯電話網における配信サーバ60へ
の接続ができない場合には、配信サーバ60へのアクセ
スを断念して、メモリカード50を借用したものとして
扱い、譲渡に係る処理を先に延期した上で音楽の再生を
行うことも可能である。
【0080】第1の携帯電話機51の利用者がメモリカ
ード50により、第2の携帯電話機53の利用者に音楽
データを譲渡した時のメモリカード50におけるデータ
の変遷と、譲渡管理データベース62の変遷を、図9及
び図10を参照して説明する。図9はメモリカード50
の、図10は譲渡管理データベース62の変遷を示して
いる。
【0081】譲渡配信コードは、譲渡管理データベース
62においてデータを管理するためにユニークに割り当
てられた管理コードであり、譲渡権のない譲渡配信コー
ドに用いられる譲渡配信コード(0)78は、予約コー
ドとして「0000」を準備し、譲渡管理データベース
62に現れないようになっている。情報管理コードは、
配信情報データベース61において、配信する音楽デー
タを管理する管理コード、被配信者電話番号は譲渡権の
ある音楽データの配信を受けた携帯電話機の電話番号で
ある。譲渡フラグは、譲渡による暗号化コンテンツキー
の配信状態を示すフラグであり、「1」は未譲渡、
「0」は譲渡済みを示している。
【0082】図10のAは、第1の携帯電話機51の利
用者が配信を受ける前の状態である。ここには情報管理
コード「0001」から「0024」の24組のデータ
列が記録されており、最下段のデータ列は譲渡配信コー
ド「0024」、譲渡の対象となる音楽データは配信情
報サーバ61の情報管理コード「0932」の音楽デー
タであり、電話番号「090―○○△×−1113」の
利用者が配信を受け、未だ、譲渡が行われていないこと
を示している。また、4段目のデータ列は、譲渡配信コ
ード「0004」、譲渡の対象となる音楽データは配信
情報サーバ61の情報管理コード「0064」の音楽デ
ータであり、電話番号「090―△△○○−6789」
の利用者が配信を受け、既に、譲渡が行われたこを示し
ている。従って、新たに譲渡配信コード「0004」を
用いて配信サーバ60に対して、譲渡による暗号化コン
テンツキーの配信を求めても、前記暗号化コンテンツキ
ーの配信は拒絶される。図10のAでは第1の携帯電話
機51による譲渡を伴う配信に関するデータは、まだ、
記録されていない。
【0083】図10のBは第1の携帯電話機51の利用
者が、譲渡を目的とした配信を受けた直後の譲渡管理デ
ータベース62の状態である。新たに、最下段にデータ
列が追加されている。電話番号は「090−△△△△−
×××1」の第1の携帯電話機51が譲渡するために情
報管理コード「1000」の音楽データの配信を受けた
ことを示している。譲渡配信コード(1)73は「00
25」となる。
【0084】図10のCは、第1の携帯電話機51の利
用者から第2の携帯電話機53の利用者に対して、メモ
リカード50が譲渡され、第2の携帯電話機53の利用
者が少なくとも一度、譲渡された音楽データの再生を行
うことで、配信サーバ60にアクセスし、譲渡が成立し
た後の状態である。譲渡フラグが「1」から「0」に変
化し、譲渡が成立したことを示している。
【0085】第1の携帯電話機51の利用者が第2の携
帯電話機53の利用者に譲渡したときのメモリカード5
0におけるデータの変化を、図9を参照して説明する。
【0086】図9のA下段は、第1の携帯電話機51の
利用者が譲渡を目的として音楽データの配信を受けた直
後の第1の携帯電話機51におけるメモリカード50内
の状態である。譲渡配信コード(1)73は、配信サー
バ60の譲渡管理データベース62をアクセスできる
「0025」を記録している。また、固有ID(1)7
1は、第1の携帯電話機51の電話番号「090−△△
△△−×××1」に関連した固有IDである。
【0087】前記音楽データを、第1の携帯電話機51
の利用者が再生している限り、固有ID(1)71、暗
号化コンテンツキー(1)72及び譲渡配信コード
(1)73は書き換えが行われないようになっている。
【0088】図9のBは、第1の携帯電話機51の利用
者が第2の携帯電話番号53の利用者に、メモリカード
50を譲渡し、第2の携帯電話機53の利用者が第2の
携帯電話機53にメモリカード50を挿入した状態であ
る。固有ID(1)71、暗号化コンテンツキー(1)
72及び譲渡配信コード(1)73がメモリカード50
に記録されたままの状態である。従って、前記音楽デー
タの所有者は第1の携帯電話機51の利用者ということ
になる。
【0089】図9のCは、少なくとも一度、音楽を再生
し、配信サーバ60をアクセスした後の状態である。第
2の携帯電話機53は配信サーバから、暗号化コンテン
ツキー(2)77と、譲渡権のない譲渡配信コード
(0)78の配信を受け、図9のBの状態からメモリカ
ード50に記録されている固有ID(1)71、暗号化
コンテンツキー(1)72及び譲渡配信コード(1)7
3を、それぞれ、固有ID(2)76、暗号化コンテン
ツキー(2)77及び暗号化コンテンツキー(2)78
に書き換え、音楽データの所有者が第2の携帯電話機5
3の利用者に変更された状態である。
【0090】このようにして、譲渡による所有者の変更
を、配信サーバ60内の譲渡管理データベース62にて
管理しているため、不当なメモリカードの複製に対して
暗号化コンテンツキーを配信することが無く、音楽デー
タの配信元の権利を保護することができる。
【0091】付加情報74としては、例えば、曲名や実
演家(歌手名、演奏者)や著作権所有者等の著作権情
報、配信サーバ60の電話番号(配信元電話番号)や音
楽データの管理コード等の接続情報、再生時間、歌詞、
楽譜、ジャケット画像等の付加価値のある情報等が考え
られる。付加情報は前記暗号化音楽データ75に対し
て、配信元で対をなして付与し、メモリカード50に記
録されるものであればいかなる情報であっても例外でな
い。
【0092】譲渡配信コードは、前記譲渡管理データベ
ース62をアクセスするための管理コードと被配信者向
け配信を意味する前記管理番号として付与されることの
ない固定コードの組み合わせた管理コードとして説明し
たが、譲渡を目的とする配信(譲渡権のある配信)か否
(譲渡権のない配信)かを識別することのできるコード
体系であればいかなるものであっても例外でない。
【0093】また、譲渡権を持たない譲渡配信コード
(0)78を配信サーバ60にて生成し、配信後、メモ
リカード50に記録するように説明したが、譲渡配信コ
ード(0)78は携帯電話機側で、一定のコードを割り
あててメモリカード50に記録しても例外ではない。
【0094】次に、本発明の係わる情報配信システムの
第2の実施例について説明する。本実施例は、第1の実
施例における譲渡を行うために配信を受けた場合のメモ
リカード50における音楽データの構成を変更したもの
である。
【0095】図11は、図9のAの下段、及び、図9の
Bのメモリカード50のデータ構成のみを変更したもの
であり、図中、図9を同一の構成要素については同一番
号を付してある。
【0096】図12は、図4における固有ID判定部4
5を省いたものである。図中、図4と同一ブロックにつ
いては同一番号を付して説明を割愛する。メモリコント
ローラ41における所有者による音楽データの再生処理
に関わるプログラムの一部が変更になっただけで、その
他のブロックについては同一の処理を行う。
【0097】メモリ構造の変更に伴う携帯電話機の再生
処理フローを示すフローチャートを図13に示す。図7
のフローチャートのステップ122をステップ135に
変更した点を除き、図7と同一の処理を行う。
【0098】ステップ135で、携帯電話機の電話番号
を固有ID生成部44に入力し、固有IDを生成する。
そして生成した固有IDを鍵としてメモリ42に記録さ
れている暗号化コンテンツキーの復号をコンテンツキー
復号部43にて試みる。復号できれば音楽データを購入
した購入者であり、譲渡処理が行われるまでの所有者で
ある(所有Yes)。逆に、復号できない場合には所有
者ではない(所有No)ことになる。
【0099】図11のAの状態、即ち、暗号化コンテン
ツキーが復号できる状態では、音楽データの被配信者
が、譲渡前に音楽を試聴するために再生を行っており、
音楽データの所有者(所有Yes)であると判断し、ス
テップ124でメモリ42に記録された暗号化音楽デー
タから音楽を再生する。
【0100】逆に、図11のBの状態、即ち、暗号化コ
ンテンツキーを復号できない状態では、メモリカード6
0が譲渡されたが譲渡に係わる配信サーバ60へのアク
セスが行われていないため所有者の変更が行われていな
い(所有者No)と判断し、ステップ126〜ステップ
132を行うことで、所有者の変更を行い、図11のC
の状態となる。ステップ133及びステップ124で、
音楽の再生を行う。
【0101】配信サーバ60の構成及び携帯電話機にお
ける購入処理フロー、配信サーバ60における配信処理
と譲渡処理フローは第1の実施例と同一であるため説明
を割愛する。
【0102】図11を参照して、第2の実施例における
音楽の再生について説明する。図11のAの上段は第1
の携帯電話機51の利用者が、音楽データを自己所有す
るために配信を受けた状態である。固有ID(1)71
及び固有ID(1)71に対応した暗号化コンテンツキ
ー(1)72が共に、メモリカード50に記録されてお
り、再生は可能である。譲渡配信コード(0)78は譲
渡権のない譲渡配信コードである。
【0103】図11のA下段は第1の携帯電話機51の
利用者が、譲渡を目的とした配信を受けた直後のメモリ
カード50の状態である。固有IDが記録されていない
固有ID領域は記録されていない<空>の状態である。
暗号化コンテンツキー(1)72は音楽データの配信を
受けた第1の携帯電話機51の電話番号に関連した固有
ID(1)71に対応した暗号化コンテンツキー、譲渡
配信コード(1)73は譲渡権のある譲渡配信コードで
ある。この状態は、第1の携帯電話機51の利用者の
み、第1の携帯電話機51の電話番号「090−△△△
△−×××1」から固有ID生成部44において固有I
D(1)71を生成することで、音楽の再生が可能であ
る。また、配信を受けた第1の携帯電話機51にて再生
している限り、固有IDの記録及び暗号化コンテンツキ
ーと譲渡配信コードの再記録は行われない。
【0104】図11のBは、第1の携帯電話機51の利
用者から第2の携帯電話番号53の利用者に対して、メ
モリカード50が譲渡され、第2の携帯電話機53の利
用者がメモリカード50を挿入した状態である。この
時、固有ID領域は<空>、暗号化コンテンツキー
(1)72と譲渡配信コード(1)73は記録されたま
まである。メモリカード50に記録された暗号化コンテ
ンツキー(1)72を復号する鍵となる固有ID(1)
71は、第2の携帯電話機53にて生成することができ
ないため、音楽を再生することができない。この状態
で、第2の携帯電話機53の利用者が音楽の再生を行う
と、付加情報に基づき自動的にダイヤルして、配信サー
バ60に接続し、配信サーバ60から暗号化音楽データ
75を復号するためのコンテンツキーを暗号化した暗号
化コンテンツキー(2)77、譲渡権のない譲渡配信コ
ード(0)78の配信を受け、前記暗号化コンテンツキ
ー(2)77と前記譲渡配信コード(0)78をメモリ
カード50に上書きにて記録、第2の携帯電話機53の
電話番号「090−△○○△−×××2」に関連した固
有ID(2)76を新たに記録することで、所有者の変
更が行われる。この時、配信サーバ60においては、暗
号化コンテンツキー(2)77及び譲渡配信コード
(0)78を配信するとともに、譲渡管理データベース
62を更新して、譲渡配信コード(1)73に係わる譲
渡が終了したことを記録する。
【0105】図11のCは、譲渡が成立して音楽データ
の所有者が第2の携帯電話機53の利用者に変更された
後の状態である。第2の携帯電話機53の電話番号に関
連した固有ID(2)76及び固有ID(2)76に対
応した暗号化コンテンツキー(2)77が共に、メモリ
カード50に記録された状態であり、再生は可能であ
る。譲渡配信コード(0)78は譲渡権のない譲渡配信
コードである。
【0106】このように、メモリカード50を譲渡した
場合における音楽データの所有者の変更を配信サーバの
管理の元で行うことができる。また、譲渡による所有者
の変更を、配信サーバ60内の譲渡管理データベース6
2にて管理しているため、不当なメモリカードの複製に
対して暗号化コンテンツキーを配信することが無く、配
信元の権利を保護することができる。
【0107】次に、本発明に係る情報配信システムの第
3の実施例について説明する。第1及び第2の実施例に
おける配信サーバ60における譲渡データベース62の
構成を変更し、譲渡先電話番号を加えることで、配信を
受けた携帯電話機の利用者である被配信者が、譲渡する
第三者を指定できるように情報配信システムを拡張した
ものである。
【0108】図14は第三の実施例における譲渡管理デ
ータベース62の構成例であり、音楽データを購入した
被配信者が、譲渡する相手を指定するために譲渡の対象
となる第三者の携帯電話機の電話番号(譲渡先電話番
号)を指定できるようにしたものである。
【0109】図14について説明する。第1の携帯電話
機51の利用者が第2の携帯電話機53の利用者に譲渡
するために配信を受けた後の譲渡管理データベース62
の状態である。最下段が前記配信の結果である。譲渡配
信コード「0025」、被配信者電話番号「090―△
△△△−×××1」、譲渡先電話番号「090−△○○
△―×××2」、情報管理コード「1000」、譲渡配
信フラグ「1」である。これは電話番号「090―△△
△△−×××1」の第1の携帯電話機51の利用者が、
電話番号「090−△○○△―×××2」の第2の携帯
電話機53の利用者に対して譲渡する目的で、配信情報
データベース61にて、情報管理コード「1000」に
て管理される音楽データの配信を受け、譲渡が終了して
いないことを示している。
【0110】譲渡配信コード「0025」を用いて第2
の携帯電話機53以外のものが配信サーバ60に対し
て、暗号化コンテンツキーの配信を求めても、前記暗号
化コンテンツキーの配信は行われない。第2の携帯電話
機53より譲渡配信コード「0025」にて暗号化コン
テンツキーの配信を求められると、暗号化コンテンツキ
ー(2)77を配信して、配信が終了すると譲渡フラグ
が「1」から「0」に更新される。
【0111】また、4段目のデータ列のように譲渡先電
話番号が記載されていない場合、譲渡する相手を特定し
ないことを示している。
【0112】図15は第1の携帯電話機51での購入処
理、図16は配信サーバ60での配信処理、図17は配
信サーバの60での譲渡処理を示すフローチャートであ
る。携帯電話機における再生処理は第1の実施例と同一
処理にて実現できるためフローチャートは割愛する。
【0113】図15は図5のステップ104以降にステ
ップ112、ステップ113及びステップ114を追加
し、ステップ105をステップ115に変更した点を除
き、同一処理を行う。また、図16は図6のステップ2
04、ステップ209をそれぞれステップ216、ステ
ップ217に、図17は図8のステップ224をステッ
プ232に変更した点を除き、同一の処理を行う。第1
の実施例から変更のあった音楽データの購入処理及び譲
渡された音楽データの再生処理について説明し、第1の
実施例と同一の処理である所有者による音楽データの再
生処理、借用による音楽データの再生処理の説明は割愛
する。
【0114】<音楽データ購入処理>第1の実施例にか
らの変更点のみ説明する。第1の携帯電話機51は、第
一の実施例同様、選曲、配信目的を入力(ステップ10
4)、加えて、譲渡先指定の有無を入力(ステップ11
2)を利用者に要求する。利用者により入力が終了する
と、譲渡先の有無の判定を行う(ステップ113)。譲
渡先を指定される場合には、再び利用者に対して譲渡先
電話番号の入力を要求し、電話番号の入力を受ける(ス
テップ114)。利用者による入力が終了すると、第1
の携帯電話機51は、選曲、配信目的及び譲渡先指定の
有無、譲渡先電話番号等の譲渡先に関する情報を配信サ
ーバ60に送信する(ステップ115)。
【0115】配信サーバ60にて、携帯電話機から送信
された選曲、配信目的、及び譲渡先指定の有無、譲渡先
電話番号等の譲渡先に関する情報を受信する(ステップ
216)。受信結果が譲渡目的(譲渡Yes)と判断さ
れた場合(ステップ207)、譲渡配信コード(1)7
3を生成(ステップ208)、譲渡管理データベース6
2を更新し、生成した譲渡配信コード(1)73にてア
クセスできる譲渡情報として、被配信者電話番号と受信
した選曲、譲渡先指定の有無、譲渡先電話番号等の譲渡
先情報等を記録する(ステップ217)。
【0116】<譲渡された音楽データの再生処理>第1
の実施例にからの変更点のみ説明する。配信サーバ60
は、譲渡配信コードを受信し(ステップ223)、受信
した譲渡配信コードが有効か無効か判断する(ステップ
232)。受信した譲渡配信コード(1)73が、譲渡
管理データベース62に記録されていて、譲渡配信コー
ド(1)73にてアクセスできる譲渡フラグが「0」、
且つ、譲渡先電話番号が譲渡を求めて接続している第2
の携帯電話機53の電話番号と一致する場合、譲渡可能
(譲渡Yes)と判断し、それ以外の場合には譲渡不可
(譲渡No)と判断する。
【0117】このように、購入した音楽データを、予め
指定した第三者に譲渡することができるようになり、配
信元の権利の保護、配信を受けた被配信者の譲渡に関す
る意志を守ることができるようになる。
【0118】次いで、本発明に係る情報配信システムの
第4の実施例を説明する。図18は本発明に係る別の音
楽データを配信する情報配信システムの概念図、図19
は携帯電話機における音楽データの購入処理フローを示
すフローチャート、図20は配信サーバ68における音
楽データの配信処理フローを示すフローチャート、図2
1は譲渡におけるメモリーカード内の状態変遷を示す図
である。
【0119】図18の配信サーバ68は本実施例におけ
る音楽データの複製による譲渡を提供する配信サーバで
ある。第1の携帯電話機51は音楽データの配信を受け
る携帯電話機、第3の携帯電話機56は第1の携帯電話
機51の利用者より譲渡を受ける携帯電話機である。メ
モリカード50は配信された音楽データを記録したメモ
リカード、メモリカード55は複製による譲渡を受ける
メモリカードである。図中、第1の実施例と同一の構成
要素については同一番号を付して説明を割愛する。更
に、配信サーバ68は図2にて、第1の携帯電話機51
及び第3の携帯電話機56は図4にて、音楽の再生に係
わる再生処理フローは図7、配信サーバ68における譲
渡処理フローは図8にて実現可能であるため説明を割愛
する。
【0120】第1の携帯電話機51の利用者が、音楽デ
ータとして暗号化音楽データ75を所有する場合、図2
1のAに示すようにメモリカード50には第1の携帯電
話機51の電話番号に関連した固有ID(1)71、固
有ID(1)71にて復号可能な暗号化コンテンツキー
(1)72,譲渡権を持たない譲渡配信コード(0)7
8、付加情報74、暗号化音楽データ75が記録されて
いる。
【0121】前記所有する音楽データを第3の携帯電話
機56の利用者に譲渡する場合、配信サーバ68をアク
セスして譲渡権のある譲渡配信コード(1)73の配信
を受け、メモリカード50内の譲渡配信コード(0)7
8に上書して譲渡配信コード(1)73を記録する。こ
の時、メモリカード50は図21のBの状態になる。
【0122】また、メモリカード50に記録されていな
い音楽データを譲渡権のある形で配信を受ける場合、第
1の携帯電話機51の電話番号に関連した固有ID
(1)71て復号可能な暗号化コンテンツキー(1)7
2,譲渡権のある譲渡配信コード(1)73、付加情報
74、暗号化音楽データ75の配信を受けメモリカード
50に記録し、同様に図21のBの状態になる。
【0123】配信サーバ68では譲渡権を持つ譲渡配信
コード(1)73を配信すると共に、譲渡管理データベ
ース62を更新して譲渡発生を記録する。
【0124】第1の携帯電話機51の利用者はメモリカ
ード50に記録された音楽データから、暗号化コンテン
ツキー(1)72、譲渡権のある譲渡配信コード(1)
73、付加情報74、暗号化音楽データ75を有線或い
は無線(トランシーバモード、携帯電話網を含む)にて
第3の携帯電話機56のメモリカード55に複製させる
ことで音楽データの譲渡を行う。この時、第1の携帯電
話機51の譲渡配信コード(1)73は譲渡権のない譲
渡配信コード(0)78に書き換えられる。このよう
に、図21のCの状態となる。第3の携帯電話機56
は、メモリカード55に暗号化音楽データ75を第3の
携帯電話機56にて復号できる暗号化コンテンツキーが
記録されていないため音楽の再生はできない。固有ID
(3)80は予めメモリカード55に記録されている。
【0125】固有ID(1)71を除く全てのデータを
複製するよう述べたが、少なくとも譲渡配信コード
(1)73、付加情報74及び暗号化音楽データ75を
複製させれば、同様の結果が得られる。
【0126】第3の携帯電話機56の利用者が初めて再
生すると付加情報74に基づき、自動的に配信サーバ6
8へアクセスし、第3の携帯電話機56にて少なくとも
暗号化音楽データ75を復号できる暗号化コンテンツキ
ー(3)81及び譲渡配信コード(0)78の配信を受
け、メモリカード55に譲渡配信コード(1)73を譲
渡権のない譲渡配信コード(0)78に書き換えること
で所有権の変更を行い、図21のDの状態となる。配信
サーバ68では前記アクセスにより譲渡管理データベー
ス62を更新して、譲渡の終了を記録する。
【0127】<音楽データの購入処理>第1の携帯電話
機51の利用者が音楽データの配信を受ける場合の処理
フローを図19及び図20に従って説明する。第1の携
帯電話機51で音楽データの配信を受けるために、第1
の携帯電話機51の利用者が携帯電話機51のキー24
を操作して、配信サーバ68の電話番号を含む配信サー
バ68への接続情報を入力すると、コントローラ20は
キー24からの前記接続情報を受けて、送受信部22,
アンテナ21を介して携帯電話網に配信サーバ68の電
話番号をダイヤルし、配信サーバ68との回線を接続す
る(ステップ141)。
【0128】一方、配信サーバ68は第1の携帯電話機
51からの着信に応じて、携帯電話機との回線接続を行
うと同時に第1の携帯電話機51の電話番号「090−
△△△△−×××1」を携帯電話網から取得する(ステ
ップ241)。続いて、例えばベスト10、推薦曲等を
含む配信できる音楽データの選曲情報を送信する(ステ
ップ242)。
【0129】第1の携帯電話機51では、選択情報を受
信し、ディスプレイ25に、受信した選択情報を表示す
る(ステップ142)。第1の携帯電話機51の利用者
はディスプレイ25に表示された選曲情報を参考にし
て、配信を求める音楽データを選曲、自己所有するため
に配信を受けるか、音楽データの複製により第三者に譲
渡するために譲渡権のある譲渡配信コードのみの配信を
受けるか、これら両方の配信を受けるかを配信目的とし
て、キー24を介して入力する(ステップ143)。コ
ントローラ20はキー24からの入力を受け、配信サー
バ68に対して前記選曲及び配信目的を送信する(ステ
ップ144)。
【0130】配信サーバ68では、前記選曲と配信目的
を受信し(ステップ243)、配信目的をチェックする
(ステップ244)。第三者への譲渡権のみの配信の場
合(譲渡Only)、ステップ255へ進む。暗号化音
楽データを含む音楽データの配信を受ける場合(音楽デ
ータ配信有)、ステップ245へ進む。
【0131】音楽データの配信する場合、配信情報デー
タベース61から得た付加情報74、暗号化音楽データ
75を送信する(ステップ245)。続いて、前記電話
番号「090−△△△△−×××1」に関連した固有I
D(1)71を生成、前記選曲によって指示された音楽
データを暗号化音楽データ75から再生するコンテンツ
キーを配信情報データベース61から得て、前記生成し
た固有ID(1)71によって前記コンテンツキーを復
号できる暗号化コンテンツキー(1)72を生成し、
(ステップ246)、前記暗号化コンテンツキー(1)
72を送信する(ステップ247)。続いて、配信目的
のチェックを再度行い(ステップ248)、配信目的が
第1の携帯電話機51の利用者が自己所有を目的とする
場合(譲渡No)、ステップ249へ進み、譲渡権がな
い譲渡配信コードを譲渡配信コード(0)78を生成
(ステップ249)、譲渡配信コード(0)78を送信
する(ステップ250)。
【0132】配信目的が、第三者への譲渡を含む場合、
即ち、ステップ244で配信目的が譲渡Onlyと判断
された場合、又は、ステップ248で譲渡権の配信が必
要と判断された場合(譲渡Yes)、譲渡管理データベ
ース62をアクセスし、譲渡配信データベース62に新
たに登録可能な管理コードである譲渡配信コード(1)
73を生成する(ステップ255)。続いて、譲渡配信
コード(1)73に基づく譲渡管理データベース62の
更新を行う(ステップ256)。譲渡管理データベース
62の更新が終了すると、譲渡配信コード(1)73を
送信する(ステップ250)。
【0133】第1の携帯電話機51では、音楽データの
配信を受ける場合、ステップ145にて配信目的に音楽
データの配信が含まれる(音楽データ配信有)と判断さ
れステップ126に進む。アンテナ21を介して、送受
信部22でデータとして取り出し、付加情報74と暗号
化音楽データ75をメモリカード50内のメモリ42に
順次記録する(ステップ146)。続いて、暗号化コン
テンツキー(1)72と譲渡配信コード(1)73を受
信する(ステップ147)。全てのデータの受信が終了
すると、配信データの受信終了を配信サーバ68に通知
するために配信受理を送信する(ステップ148)。配
信受理の送信後、配信サーバ68との回線を切断し、
(ステップ149)、暗号化コンテンツキー(1)72
と譲渡配信コード(1)73をメモリカード50内のメ
モリ42に記録し(ステップ150)、購入処理を終了
する(ステップ151)。この結果、購入者が自己所有
のみを目的とした場合、譲渡配信コードは、譲渡権のな
い譲渡配信コード(0)78を受信して、図21のAの
状態に、購入者が譲渡権を同時に受けた場合には、図2
1Bの状態になる。
【0134】また、譲渡権のみ購入する場合、配信サー
バ68をアクセスする直前は図21のAの状態であり、
メモリ42には、既に、譲渡権のない譲渡配信コード
(0)78、暗号化コンテンツキー(1)72、付加情
報74及び暗号化音楽データ75は記録されている。従
って、ステップ145にて、配信目的が譲渡権のみの購
入と判断されステップ152に進む。譲渡権のある譲渡
配信コード(1)73の配信を配信サーバ68から受
け、譲渡配信コード(1)73を受信する(ステップ1
52)。譲渡配信コード(1)73の受信を配信サーバ
68に通知するために配信受理を送信する(ステップ1
53)。配信受理の送信後、配信サーバ68との回線を
切断し(ステップ154)、メモリ42に記録されてい
る譲渡配信コード(0)78を、受信した譲渡配信コー
ド(1)73に書き換え(ステップ155)、購入処理
を終了する(ステップ150)。図21のAの状態から
Bの状態になる。
【0135】配信サーバ68では、配信受理を受信し
(ステップ251)、配信受理の受信にて第1の携帯電
話機51における購入処理が終了したと判断して、第1
の携帯電話機51との回線を切断する(ステップ25
2)。次いで、配信に対する課金を行うため課金データ
ベース63を更新し(ステップ253)、配信処理を終
了する(ステップ254)。
【0136】所有者による音楽データの再生処理、借用
による音楽データの再生処理、譲渡された音楽データの
再生処理については第1の実施例と同一の処理であるた
め説明を割愛する。
【0137】次いで、本発明の第5に実施例を説明す
る。図22は本発明に係る別の音楽データを配信する情
報配信システムの概念図である。
【0138】配信サーバ69は本実施例における音楽デ
ータのメモリーカードの譲渡に伴う音楽データの譲渡及
び複製による譲渡を提供する配信サーバである。第1の
携帯電話機51は音楽データの配信を受ける携帯電話
機、第2の携帯電話機53はメモリカード50の譲渡に
伴う音楽データの譲渡を受ける携帯電話機、第3の携帯
電話機56は音楽データの複製による譲渡を受ける携帯
電話機である。メモリカード50は配信された音楽デー
タを記録したメモリカード、メモリカード55は複製に
よる譲渡を受けるメモリカードである。図中、第1の実
施例と同一の構成要素については同一番号を付して説明
を割愛する。更に、配信サーバ69は図2にて、第1の
携帯電話機51及び第3の携帯電話機56は図4にて、
携帯電話機における音楽データの購入処理は図19のフ
ローチャートにて、配信サーバ68における譲渡処理
は、図8のフローチャートにて実現可能である。配信サ
ーバ69における配信処理、携帯電話機における再生処
理のフローチャートを、それぞれ図23、図24に示
す。
【0139】第1の実施例におけるメモリカード50の
譲渡による音楽データの譲渡と第4の実施例におけるメ
モリカード55に対する音楽データの複製による音楽デ
ータの譲渡を共に採用したシステムであり、配信目的の
選択項目をメモリーカードの譲渡による音楽データの譲
渡(メモリカード譲渡)、音楽データの複製による音楽
データの譲渡(複製譲渡)に分類し、音楽データ購入処
理における配信目的の項目を増やした構成である。ま
た、譲渡された音楽データの再生処理において、メモリ
カード50内のメモリ42に記録された固有IDと暗号
化コンテンツキーとの関係から、譲渡手段の判定を行う
ことができる(ステップ166)。
【0140】メモリカード50の譲渡による音楽データ
の譲渡は第1の実施例と、他のメモリカード55への音
楽データの複製による譲渡は第4の実施例と同様である
ため、説明は割愛する。
【0141】第5の実施例として第1の実施例である媒
体譲渡と第4の実施例である複製譲渡の複合システムに
ついて述べたが、第2の実施例であるメモリカード譲渡
と第4の実施例である複製譲渡の複合システムも容易に
構築できる。
【0142】固有IDとして、図25の如くメモリカー
に複数の音楽データが記録されている場合、各音楽デー
タ毎に、暗号化コンテンツキー92A、92
B、.....、92N、譲渡配信コード93A、93
B、.....、93N、付加情報94A、94
B、.....、94N、暗号化音楽データ95A、9
5B、.....、95Nをそれぞれ一組にして音楽デ
ータとして記録し、共通の固有ID91メモリカード初
期化時等に予め記録しておくように構成しても、図26
の如く各音楽データ毎に固有IDを生成し、固有ID9
1A、91B、.....、91Nをそれぞれの音楽デ
ータと一組をして記録しても良い。
【0143】更に、譲渡を受けた第2の携帯電話機53
又は第3の携帯電話機56が配信サーバ60、68、6
9のいずれかにアクセスする時に、付加情報74に、そ
れぞれの配信サーバ60、68、69のいずれかにアク
セスする電話番号等の接続情報を記録しておき、譲渡を
受けた音楽データを初めて再生する自動的にダイヤルし
て、第2の携帯電話機53においては暗号化コンテンツ
キー(2)77、第3の携帯電話機56においては暗号
化コンテンツキー(3)81の配信を受けるように説明
したが、利用者が付加情報74に記録された接続情報に
基づき、携帯電話機を操作することでアクセスしても良
い。
【0144】第4及び第5の実施例では、複製による譲
渡権のある譲渡配信コードの配信を受けた時、第1の携
帯電話機51の利用者に対して課金するよう説明した
が、譲渡を受けた第3の携帯電話機56に対して暗号化
コンテンツキー(3)81の配信を行った時に、第1の
携帯電話機51の利用者に対して課金するようにして
も、また、両配信を行った時に、第1の携帯電話機51
の利用者に対して一定比率で課金するようにしても良
い。
【0145】更に、第4及び第5の実施例において、第
1の携帯電話機51のメモリーカード50に記録された
音楽データを、第3の携帯電話機56のメモリカード5
5に複製した時、第1の携帯電話機51のメモリカード
50に記録された譲渡権を持つ譲渡配信コード(1)7
3を、譲渡権を持たない譲渡配信コード(0)78に書
き換えるように説明したが、配信サーバ68又は69の
譲渡管理データベース62にで譲渡を管理しているた
め、書き換えを行わなくても本実施例における情報配信
システムは成立する。
【0146】更に、第4及び第5の実施例において、一
人に対して複製による譲渡が行える譲渡配信コードの配
信を行うように説明したが、複数の人に複製による譲渡
を行える譲渡配信コードを配信する場合も例外ではな
い。配信サーバ68又は69の譲渡管理データベース6
2に記録されている譲渡フラグに譲渡人数を管理する歩
進機能を持たせれば容易に拡張できる。更には、携帯電
話機に配信される譲渡配信コードの一部に譲渡人数を管
理する歩進機能を持たせることもできる。
【0147】更に、固有IDを配信サーバ60、68、
69のいずれかにおいて、通信回線接続時に携帯電話網
から自動的に送られ電話番号に関係した固有IDを自動
的に認識するものとして、固有IDの送受信に関する説
明を省略した。固有IDを回線接続後に第1の携帯電話
機51から配信サーバに対して送信するようにしても良
い。
【0148】更には、配信サーバにて固有IDを生成
し、携帯電話機に対して配信するようにしても良く、固
有IDの生成を携帯電話機、配信サーバのいずれか又は
両方で行うかは問題ではなく、携帯電話機及び配信サー
バが携帯話機の電話番号に基づく同一の固有IDを扱い
さえすれば、全て例外ではない。
【0149】更に、音楽データの配信及び譲渡に係わる
処理を同一のサーバを用いて行うよう説明したが、配信
サーバを音楽データの配信を目的とするデータ配信サー
バと譲渡による暗号化コンテンツキーの配信を目的とす
る譲渡サーバといったように複数のサーバに分ける構成
も考えられる。ここでは、少なくとも譲渡管理データベ
ース62を共通のデータベースとして譲渡時の暗号化コ
ンテンツキーの配信を行える配信サーバであればいかな
る構成であっても例外ではない。
【0150】更に、配信サーバの配信するデータを音楽
データとして説明したが、携帯電話機の電話番号に関係
する固有IDを鍵として復号可能な暗号化コンテンツキ
ー、復号したコンテンツキーにて復号可能な暗号化デー
タを備えるデータ構成であれば特に音楽データに限定す
るものではなく、文字データ、音声データ、地図デー
タ、画像データ等の如何なる情報であってもかまわな
い。
【0151】また、本実施例では、固有IDを、電話番
号に基づいて設定される情報として説明したが、本実施
例に限るものではなく、メモリーカードを識別するため
のユニークな管理情報や、装置を識別するためのユニー
クな管理情報に基づいて固有IDを設定してもよい。
【0152】また、本実施例では、記録媒体として、メ
モリカードを用いて説明しているが、本実施例に限るも
のではなく、光磁気ディスク等の光磁気記録媒体やハー
ドディスク等の磁気記録媒体により構成される記録媒体
でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報配信システムの概念を示す図であ
る。
【図2】本発明における配信サーバの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明におけるメモリ内のデータ構成を示す図
である。
【図4】本発明における携帯電話機の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明におけるデータ購入に関する携帯電話機
のフローチャートである。
【図6】本発明におけるデータ配信に関する配信サーバ
のフローチャートである。
【図7】本発明におけるデータ再生に関する携帯電話機
のフローチャートである。
【図8】本発明におけるデータ譲渡に関する配信サーバ
のフローチャートである。
【図9】本発明におけるメモリカード内のデータの変遷
を示す図である。
【図10】本発明における譲渡管理データベースの構成
例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例におけるメモリカード
内のデータの変遷を示す図である。
【図12】本発明に第2の実施例における携帯電話機の
一実施例を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施例におけるデータ再生に
関する携帯電話機のフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施例における譲渡管理デー
タベースの構成例を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施例におけるデータ購入に
関する携帯電話機のフローチャートである。
【図16】本発明の第3の実施例におけるデータ配信に
関する配信サーバのフローチャートである。
【図17】本発明の第3の実施例におけるデータ譲渡に
関する配信サーバのフローチャートである。
【図18】本発明の別の譲渡形態における情報配信シス
テムの概念を示す図である。
【図19】本発明の第4の実施例におけるデータ購入に
関する携帯電話機のフローチャートである。
【図20】本発明の第4の実施例におけるデータ配信に
関する配信サーバのフローチャートである。
【図21】本発明第4の実施例におけるメモリカード内
のデータの変遷を示す図である。
【図22】本発明の別の譲渡形態における情報配信シス
テムの概念を示す図である。
【図23】本発明の第5の実施例におけるデータ配信に
関する配信サーバのフローチャートである。
【図24】本発明の第5の実施例におけるデータ再生に
関する携帯電話機のフローチャートである。
【図25】本発明におけるメモリ内のデータ構成を示す
図である。
【図26】本発明におけるメモリ内の別のデータ構成を
示す図である。
【符号の説明】
26・・・データ復号部 42・・・メモリ 43・・・コンテンツキー復号部 44・・・固有ID生成部 45・・・固有ID判定部 50・・・メモリカード 51・・・携帯電話機 53・・・携帯電話機 55・・・メモリカード 56・・・携帯電話機 60・・・配信サーバ 61・・・配信情報データベース 62・・・譲渡管理データベース 63・・・課金データベース 71・・・固有ID(1) 72・・・暗号化コンテンツキー(1) 73・・・譲渡配信コード(1) 74・・・付加情報 75・・・暗号化音楽データ 78・・・譲渡配信コード(0)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 恵 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 金森 美和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5J104 AA07 KA01 KA04 NA36 NA37 PA02 5K067 AA21 BB04 BB21 DD17 EE02 GG01 GG11 HH22 HH23 HH24 KK15

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有IDによって復号できる暗号化コン
    テンツキーを生成する手段と、生成した前記暗号化コン
    テンツキー、前記暗号化コンテンツキーを復号したコン
    テンツキーにて復号できる暗号化データ、及び配信を管
    理するため少なくとも譲渡の有無を示す譲渡配信コード
    とを配信する配信手段とを備える配信サーバと、 前記固有ID、前記暗号化コンテンツキー、前記暗号化
    データ、譲渡配信コードを記録する記録媒体と、 前記固有IDと前記暗号化コンテンツキーと前記暗号化
    データ及び前記譲渡配信コードを前記記録媒体に記録す
    る記録手段と、前記固有IDと前記暗号化コンテンツキ
    ーから前記コンテンツキーを復号する第1の復号手段
    と、前記コンテンツキーと前記暗号化データからデータ
    を復号する第2の復号手段と、前記配信サーバと無線基
    地局を介して通信を行う通信手段と、前記記録媒体を本
    体に装着或いは脱着できる挿脱手段とを備える第1及び
    第2の携帯電話機とを備える情報配信システムであっ
    て、 前記第1の携帯電話機において前記配信サーバより受信
    した第1の携帯電話機にて復号できる第1の暗号化コン
    テンツキーと第1の暗号化コンテンツキーを復号したコ
    ンテンツキーにて復号できる暗号化データと第1の譲渡
    配信コードとを記録した前記記録媒体を前記第1の携帯
    電話機から取り外し、前記第2の携帯電話機にて装着
    し、且つ、前記第1の譲渡配信コードが譲渡有りを示す
    場合、 前記第2の携帯電話機は、前記配信サーバをアクセス
    し、第2の携帯電話機にて復号でき、且つ、復号したコ
    ンテンツキーと前記暗号化データからデータを復号でき
    る第2の暗号化コンテンツキーを前記配信サーバを受信
    し、前記第1の暗号化コンテンツキーに変えて前記第2
    の暗号化コンテンツキーを前記記録媒体に記録すること
    を特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 固有IDによって復号できる暗号化コン
    テンツキーを生成する手段と、生成した前記暗号化コン
    テンツキー、前記暗号化コンテンツキーを復号したコン
    テンツキーにて復号できる暗号化データ、及び配信を管
    理するため少なくとも譲渡の有無を示す譲渡配信コード
    とを配信する配信手段とを備える配信サーバと、 前記固有ID、前記暗号化コンテンツキー、前記暗号化
    データ、譲渡配信コードを記録する記録媒体と、前記固
    有IDと前記暗号化コンテンツキーと前記暗号化データ
    及び前記譲渡配信コードを前記記録媒体に記録する記録
    手段と、前記固有IDと前記暗号化コンテンツキーから
    前記コンテンツキーを復号する第1の復号手段と、前記
    コンテンツキーと前記暗号化データからデータを復号す
    る第2の復号手段と、前記配信サーバと無線基地局を介
    して通信を行う通信手段とを備える第1及び第2の携帯
    電話機とを備える情報配信システムであって、 前記第1の携帯電話機にて復号できる第1の暗号化コン
    テンツキーと第1の暗号化コンテンツキーを復号したコ
    ンテンツキーにて復号できる暗号化データと譲渡配信コ
    ードとを前記第1の携帯電話機に備えられた記録媒体に
    記録し、前記第1の記録媒体に記録された少なくとも前
    記暗号化データ及び前記譲渡配信コードとを、前記第2
    の携帯電話機に備えられた記録媒体に複製し、且つ、複
    製した譲渡配信コードが譲渡有りを示す場合、前記第2
    の携帯電話機は前記配信サーバをアクセスし、前記第2
    の携帯電話機にて復号でき、且つ、復号したコンテンツ
    キーと前記暗号化データからデータを復号できる第2の
    暗号化コンテンツキーを前記配信サーバから受信し、前
    記第1のコンテンツキーに変えて第2の携帯電話機に備
    えた記録媒体に記録することを特徴とする情報配信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 固有IDによって復号できる暗号化コン
    テンツキーを生成する手段と、生成した前記暗号化コン
    テンツキー、前記暗号化コンテンツキーを復号したコン
    テンツキーにて復号できる暗号化データ、及び配信を管
    理するため少なくとも譲渡の有無を示す譲渡配信コード
    とを配信する配信手段とを備える配信サーバと、 前記固有ID、前記暗号化コンテンツキー、前記暗号化
    データ、譲渡配信コードを記録する第1及び第2の記録
    媒体と、 前記固有IDと前記暗号化コンテンツキーと前記暗号化
    データ及び前記譲渡配信コードを前記記録媒体に記録す
    る記録手段と、前記固有IDと前記暗号化コンテンツキ
    ーから前記コンテンツキーを復号する第1の復号手段
    と、前記コンテンツキーと前記暗号化データからデータ
    を復号する第2の復号手段と、前記配信サーバと無線基
    地局を介して通信を行う通信手段と、前記記録媒体を本
    体に装着或いは脱着できる挿脱手段とを備える第1及び
    第2の携帯電話機とを備える情報配信システムであっ
    て、 前記第1の携帯電話機にて復号できる第1の暗号化コン
    テンツキーと第1の暗号化コンテンツキーを復号したコ
    ンテンツキーにて復号できる暗号化データと第1の譲渡
    配信コードとを記録した前記第1の記録媒体を、前記第
    2の携帯電話機の前記挿脱手段にて装着した場合、又
    は、前記第1の携帯電話機にて復号できる第1の暗号化
    コンテンツキーと第1の暗号化コンテンツキーを復号し
    たコンテンツキーにて復号できる暗号化データと第1の
    譲渡配信コードとを記録した前記第2の記録媒体から、
    少なくとも前記暗号化データ、前記第1の譲渡配信コー
    ドとを、前記第2の携帯電話機に装着した前記第1の記
    録媒体に複製した場合において、 前記第2の携帯電話機は、前記配信サーバと通信を行
    い、第2の携帯電話機にて復号でき、且つ、復号したコ
    ンテンツキーと前記暗号化データからデータを復号でき
    る第2の暗号化コンテンツキーを受信し、受信した前記
    第2の暗号化コンテンツキーを、前記第1のコンテンツ
    キーに変えて第2の記録媒体に記録することを特徴とす
    る情報配信システム。
  4. 【請求項4】 前記暗号化データに関連する暗号化され
    ない付加情報を、前記暗号化データと共に配信する配信
    サーバと、 前記付加情報を前記記録媒体に記録する機能を備える第
    1及び第2の携帯電話機とを備える請求項1から請求項
    3に至るいずれかに記載の情報配信システム。
  5. 【請求項5】 前記付加情報には、少なくとも前記暗号
    化データの著作権情報が含まれることを特徴とする請求
    項4記載の情報配信システム。
  6. 【請求項6】 前記付加情報には、少なくとも前記配信
    サーバへ接続するための接続情報が含まれることを特徴
    とする請求項4記載の情報配信システム。
  7. 【請求項7】 前記付加情報には、少なくとも前記配信
    サーバにおいて、前記暗号化データを容易にアクセスで
    きる情報が含まれることを特徴とする請求項4記載の情
    報配信システム。
  8. 【請求項8】 前記付加情報として記録されている接続
    情報に基づいて、自動発呼し、配信サーバへアクセスす
    るアクセス手段を備える請求項6記載の情報配信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記第2の携帯電話機において、暗号化
    コンテンツキーの書き換えて記録する場合に、前記第1
    の記録媒体に記録されている譲渡有りを示す譲渡配信コ
    ードを、譲渡無しを示す譲渡配信コードに書き換え記録
    するとを特徴とする請求項1から請求項3に至るいずれ
    かに記載の情報配信システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の携帯電話機に備えられた前
    記記録媒体に記録されている暗号化データを複製させた
    場合に、前記記録媒体に記録されている譲渡有りを示す
    譲渡配信コードを、譲渡無しを示す譲渡配信コードに書
    き換え記録することを特徴とする請求項2に記載の情報
    配信システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の携帯電話機において、前記
    第2の記録媒体に記録されている暗号化データを複製さ
    せた場合に、前記第2の記録媒体に記録されている譲渡
    有りを示す譲渡配信コードを、譲渡無しを示す譲渡配信
    コードに書き換え記録することを特徴とする請求項3に
    記載の情報配信システム。
  12. 【請求項12】 譲渡無しの譲渡配信コードを配信する
    配信手段を備える配信サーバを備えることを特徴とする
    請求項1から請求項3に至るいずれかに記載の情報配信
    システム。
  13. 【請求項13】 譲渡無しの譲渡配信コードを生成する
    手段を備える第1及び第2の携帯電話機を備えることを
    特徴とする請求項1から請求項3に至るいずれかに記載
    の情報配信システム。
  14. 【請求項14】 前記第1の携帯電話機において、複数
    の第三者に対して複製による譲渡を許可する譲渡配信コ
    ードを配信できることを特徴とする請求項2又は請求項
    3のいずれかに記載の情報配信システム。
  15. 【請求項15】 前記暗号化音楽データを前記第1の携
    帯電話機から前記第2の携帯電話機に譲渡することので
    きる情報配信システムであって、 前記第2の携帯電話
    機の電話番号を送信する送信手段を備える第1の携帯電
    話機と、 前記第1の携帯電話機より受信した前記第2の携帯電話
    機の電話番号を記録する記録手段を備える配信サーバ
    と、 前記配信サーバに暗号化コンテンツキーの配信を要求す
    る第2の携帯電話機とから構成される情報配信システム
    において、 前記第2の携帯電話機以外からのから配信要求に対し
    て、新たな暗号化コンテンツキーの配信を行わないこと
    を特徴とする請求項1,請求項2、請求項3、請求項1
    4のいずれかに記載の情報配信システム。
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