JP3786988B2 - リース物件管理装置 - Google Patents

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JP3786988B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、リース物件を統合的に管理するリース物件管理装置に関するものである。
【0002】
近年のリース取引の普及により、リースの借手は、リース取引による調達物件の増加の一途であり、管理事務も増大している。リースが複数あり、しかもリース物件を複数の部門で共用などしている場合に経費負担元毎にリース経費を算出して管理する必要があり、コンピュータシステムを用いて合理的かつ効率的に統括管理することが望まれている。
【0003】
【従来の技術】
従来、リースの借手は、リース取引によって調達した物件(リース物件という)について、以下のいずれかの観点による管理が必要である。
【0004】
(ア) 企業間の取引形態の1つとしての、契約管理の観点
(イ) 物件の名称、設置場所、利用部門、管理部門等の、調達設備として観点
(ウ) リース料や付随する保守料の支払の予定など、支払予定費用としての観点
(エ) リース料や付随する保守料の支払実績など、費用管理としての観点
(オ) リース会計基準に則して会計処理を行うための、リース資産としての観点
これらのうち、(ア)から(エ)は、リース取引契約の付帯的な情報としての管理をコンピュータシステムに入力して行っている。また、リース契約内容の異動(修正、解約、再リースなど)が発生した場合、リースIDをもとに該当するリース契約内容を表示させ、修正したり、解約日をキー入力したり、再リースを入力したりしていた。また、(オ)は、専用の会計システムによって会計処理を行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来、リース取引時の契約情報は、リース番号などをキーに管理されており、リース番号をキーにその契約情報を画面上に表示し、この画面上でリース契約の異動(修正、解約、再リースなど)に対応して、修正したり、登録したり、更新したりなどしていた。また、リース物件が複数の部門で共用されていた場合、管理者が各部門のリース経費をその都度算出していたため、その算出処理に人手が必要になると共に操作が面倒で効率的な管理が困難であるという問題があった。
【0006】
本発明は、これらの問題を解決するため、リース契約情報を入力すると共にリース物件毎の経費負担比率を導入して物件情報の入力時に合わせて入力し、この経費負担比率をもとに経費負担元の配賦金額を自動算出したり、物件一覧から契約情報の異動(修正、解約、再リースなど)を簡易に操作したりすることができるシステムを構築することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
図1において、入力手段2は、入力されたリースの金額および経費負担元11とその経費負担率(経費負担金額)12などを取り込むものである。
【0008】
物件情報設定手段3は、設定(入力)された物件情報(物件名、経費負担元11、経費負担比率(経費負担金額)12など)を取り込むものである。
配賦処理手段4は、リースの金額および経費負担元11とその経費負担比率(経費負担金額)12をもとに各経費負担元11の配賦金額を算出するものである。
【0009】
物件一覧表示手段5は、物件の一覧を表示するものである。
契約情報表示・異動手段6は、物件一覧から選択された物件の契約情報を表示したり、この契約情報の異動に対応して登録/更新したりするものである。
【0010】
リース物件ファイル7は、リース物件の情報を登録するものである。
【0011】
【作用】
本発明は、図1に示すように、入力手段2が画面上などから入力されたリースの金額および経費負担元11とその経費負担比率(経費負担金額)12を取り込み、配賦処理手段4が取り込んだリースの金額および経費負担元11とその経費負担比率(経費負担金額)12をもとに各経費負担元11の配賦金額を算出するようにしている。
【0012】
この際、入力されたリース毎の経費負担比率(経費負担金額)12が100%(入力されたリースの金額)と異なる場合に、エラーメッセージを表示し、修正を促すようにしている。
【0013】
また、配賦処理手段4がリースの金額に経費負担比率12を乗算して各経費負担元11の配賦金額を算出するようにしている。
【0014】
また、リース契約の管理情報およびリース物件の管理情報を格納するリース物件ファイル7を設け、物件一覧表示手段5が操作者が物件を指定することで、該物件のリース契約の管理情報の変更または登録を入力させる画面を表示し、契約情報異動手段が物件一覧表示手段5によって表示された画面に従って、リース物件ファイル7にリース契約の管理情報の変更または登録を行うようにしている。
【0015】
また、配賦処理手段4がリースの金額に、(1つの経費負担元についての経費負担基準額/全ての経費負担元についての経費負担基準額の合計)を乗算して各経費負担元11の配賦金額を算出するようにしている。
【0016】
これらの際に、経費負担基準額の合計を計算によって求めず、直接入力する手段を設けるようにしている。
従って、リース契約情報を入力すると共にリース物件毎の経費負担比率(経費負担金額)12を導入して物件情報の入力時に合わせて入力し、経費負担比率(経費負担金額)12をもとに経費負担元11の配賦処理を自動算出したり、物件一覧から物件の契約情報の異動(修正、解約、再リースなど)を入力して登録/更新したりすることにより、リース物件情報を簡易に管理および各経費負担元毎の配賦金額を簡易かつ自動的に算出することが可能となった。
【0017】
【実施例】
次に、図1から図11を用いて本発明の実施例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、リース物件管理システム1は、リース借手側のリース物件を管理するコンピュータシステムであって、入力手段2、物件情報設定手段3、配賦処理手段4、物件一覧表示手段5、および契約情報表示・異動手段6などから構成されるものである。
【0019】
入力手段2は、入力装置7から利用者によって入力された各種情報(リース番号毎のリース契約情報などの情報)を取り込むものである。
物件情報設定手段3は、画面上で設定(入力)された物件情報(リース番号毎の物件名、設定場所、経費負担元11、経費負担比率12などの物件情報)を取り込むものである。
【0020】
配賦処理手段4は、入力されたリースの金額および経費負担元11とその経費負担比率12をもとに各経費負担元11の配賦金額を算出するものである。
物件一覧表示手段5は、リース物件ファイル7に保存された物件を取り出して物件一覧を画面上に表示するものである。
【0021】
契約情報表示・異動手段6は、リース物件ファイル7から選択された物件の契約情報を取り出して画面上に表示したり、画面上の契約情報の修正に対応してリース物件ファイル7を修正したり、解約日の設定に対応してリース物件ファイル7に当該解約日を登録したり、物件の再リースの設定に対応してリース物件ファイル7に当該再リース情報を登録したりなどするものである。
【0022】
リース物件ファイル7は、リース番号に対応づけてリース契約情報(名称、リース金額など)および物件情報(物件名、設置場所、経費負担元11、経費負担比率12、解約日、再リース日など)を保存するものである。
【0023】
表示装置8は、入力用の各種画面を表示したりなどするものである。
入力装置9は、各種情報を入力したり、画面から選択したりなどするものであって、キーボード91およびマウス92から構成されるものである。
【0024】
出力装置10は、データを出力(印字、外部媒体に格納したりなど)するものである。
次に、図2のフローチャートに示す順序に従い、図1の構成の全体の動作を説明する。
【0025】
図2は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
図2において、S1は、リース契約情報を入力する。これは、例えば後述する図5の契約情報入力画面を表示し、この画面からリース契約情報として、例えば自動採番したリースNoに対応づけて、
・リース料:X円
・支払回数:
・リース期間:
・その他
をキーボード91から入力する。これら入力されたリース契約情報は、図3のリース物件ファイル7に図示のように、リースNoに対応づけてAの部分に保存する。
【0026】
S2は、物件情報を入力する。これは、例えば後述する図7の物件情報設定画面を表示させ、この画面から物件情報として、例えば
・物件名:XX
・設置場所:Aビル
・経費負担元:
・経費負担比率:
・その他
をキーボード91から入力あるいはマウス92で画面上で選択する。これら入力/選択された物件情報は、図3のリース物件ファイル7に図示のように、リースNoに対応づけてBの部分に保存する。
【0027】
S3は、部門配賦処理を行う。これは、後述する図8のフローチャートに従って、リース借手側の各部門(経費負担元11)毎の部門配賦金額を算出する。
S4は、S3で算出した部門配賦金額などを帳票として印刷する。
【0028】
S5は、物件一覧を表示する。これは、後述する図10のフローチャートに従って、リース物件ファイル7から物件を取り出してその一覧を画面上に表示する。
【0029】
S6は、契約情報表示・異動を行う。これは、後述する図11のフローチャートに従って、画面上に表示した物件一覧から選択してその物件の契約情報を修正したり、解約日を登録したり、再リース日を登録したりなどの異動を行う。
【0030】
以上によって、利用者が図5の契約情報入力画面上から契約情報(リース料、リース期間、取得価額など)を入力、および図7の物件情報設定画面上から物件情報(物件名、経費負担元、経費負担比率(比率)、設定場所など)を入力すると、これらが図3のリース物件ファイル7に登録され、このリース物件ファイル7をもとに各経費負担元11の部門配賦金額を自動算出したり、表示した物件一覧から選択した物件の修正、解約日、再リース日の入力に対応してリース物件ファイル7に登録して管理する。これらにより、経費負担比率12を導入して経費負担元11(部門)毎に自動的に配賦金額を算出でき、しかも物件一覧を画面上に表示して任意の物件を選択して契約情報の修正、解約日の登録、再リース日の登録などを簡易かつ迅速に行うことが可能となる。以下順次詳細に説明する。
【0031】
図3は、本発明のリース物件ファイルのレイアウト例を示す。これは、リースNoに対応づけて図示の下記の情報(項目)を保存する。
・名称:
・リース金額:
・再リース金額:
・再リース期間:
・物件名:
・設置場所:
・経費負担比率:
・経費負担元:
・解約日:
・再リース日:
・その他
次に、図4のフローチャートに示す順序に従い、図5の画面例を参照して契約情報の入力について詳細に説明する。
【0032】
図4において、S11は、契約情報入力画面を表示する。これは、図5の契約情報入力画面を表示装置8上に表示する。
S12は、入力する。これは、S11で表示した図5の契約情報入力画面上で、契約情報として、
・契約日:
・支払回数:
・リース期間:
・リース料:金額、消費税
・その他
を入力する。
【0033】
S13は、リース物件ファイルに保存する。これは、既述した図3のリース物件ファイル7のAの部分に示すように保存する。
以上によって、図5の契約情報入力画面上で、リース毎にリースの契約情報を入力してリース物件ファイル7に保存する。
【0034】
図5は、本発明の契約情報入力画面例を示す。この契約情報入力画面は、図1の表示装置8上に表示し、利用者がこの画面上で下線の入力フィールドにキーボード91から入力する。入力された情報は、既述したように図3のリース物件ファイル7のAの部分に保存する。
【0035】
次に、図6のフローチャートに示す順序に従い、図7の画面例を参照して物件情報の入力について詳細に説明する。
図6において、S21は、物件情報設定画面を表示する。これは、図7の物件情報設定画面を表示装置8上に表示する。
【0036】
S22は、入力する。これは、S21で表示した図7の物件情報設定画面上で、物件情報として、
・物件名:
・設置場所:
・経費負担元:
・比率(経費負担比率):
・その他
を入力する。
【0037】
S23は、全ての物件の経費負担比率の合計が100%か判別する。YESの場合には、図7の画面上で入力した物件毎の比率(経費負担比率12)の合計が100%となり正しいと判明したので、S24でリース物件ファイル7に保存する。一方、NOの場合には、物件毎の比率の合計が100%とならなくて間違っていると判明したので、S25でエラーメッセージをホップアップメニュー上に表示し、利用者に知らせて正しい比率を再入力することを促す。そして、S22で正しい比率を入力させ、S23を繰り返す。
【0038】
以上によって、図7の物件情報設定画面上で、物件毎に物件情報を入力してリース物件ファイル7に保存する。
図7は、本発明の物件情報設定画面例を示す。この物件情報設定画面は、図1の表示装置8上に表示し、利用者がこの画面上で下線の入力フィールドにキーボード91から入力する。入力された情報は、既述したように図3のリース物件ファイル7のBの部分に保存する。
【0039】
次に、図8のフローチャートに示す順序に従い、部門配賦金額を算出するときの手順を詳細に説明する。
図8において、S31は、部門別にリース負担情報の要求ありか判別する。YESの場合には、S32に進む。NOの場合には、待機する。
【0040】
S32は、終わりか判別する。これは、リース物件ファイル7から取り出すレコードが終わりか判別する。YESの場合には、リース物件ファイル7から該当する部門のレコードを全て取り出したので、S36からS42によって部門配賦金額を算出する。一方、NOの場合には、S33でリース物件ファイル7から1レコードを取り出し、S34に進む。
【0041】
S34は、リース物件ファイル7から取り出した1レコードが指定された設置場所あるいは経費負担元のレコードか判別する。これは、既述した図3のリース物件ファイル7の先頭から順に1レコードづつ取り出し、当該レコードに設定されている設置場所あるいは経費負担元が、指定された設置場所あるいは経費負担元と等しいか判別する。YESの場合には、S35でそのレコードを保存し、S32以降を繰り返す。一方、NOの場合には、指定された設置場所あるいは経費負担元と等しくなかったので、S32以降を繰り返す。
【0042】
以上のS32からS35を繰り返し、図3のリース物件ファイル7から指定された設置場所あるいは経費負担元11に一致するレコードを取り出して保存する。
【0043】
S36は、指定された設置場所あるいは経費負担元でソートする。これは、S35で保存した指定された設置場所あるいは経費負担元のレコードについて、当該設置場所あるいは経費負担元のコードでソートして順に並べる。
【0044】
S37は、終わりか判別する。これは、S35で保存した全てのレコードについてS38以降の処理を終了したか判別する。YESの場合には、全て終了したので、S42で保存し、終了する(END)。一方、NOの場合には、S38に進む。
【0045】
S38は、ソートした結果から1件を取り出す。
S39は、部門配賦金額=リース金額×経費負担比率
を算出する。これは、物件毎のリース金額に、部門毎(例えば総務課毎)に経費負担比率を乗算し、部門配賦金額を算出する。
【0046】
S40は、同じ経費負担元か判別する。YESの場合には、S41で部門配賦金額を累積し、同じ経費負担元の部門配賦金額の累積値を算出し、S37に戻る。一方、NOの場合には、同じ経費負担元でないと判明したので、S37に戻る。
【0047】
S42は、全てのソートしたレコードの部門配賦金額の算出が終了したので、保存し、終了する(END)。
以上によって、リース物件ファイル7から指定された設置場所あるいは経費負担元のレコードを全て取り出し、この取り出したレコードについて設定場所あるいは経費負担元のコードでソートした後、先頭からレコードを1件づつ取り出して部門配賦金額(=リース金額×経費負担比率)を算出して同じ経費負担元のときは累積することにより、指定された設定場所あるいは経費負担元毎に部門別のリース負担情報(部門配賦金額)を自動算出して表示したり、印字したりすることが可能となる。
【0048】
図9は、本発明の帳票出力フローチャートを示す。
図9において、S51は、保存したレコードを取り出す。これは、例えば図8のS35やS41で保存したレコードを取り出し、指定された部門別、経費負担元別に配賦金額などの情報を帳票として印刷する。
【0049】
図10は、本発明の物件一覧表示フローチャートを示す。
図10において、S61は、特定ありか判別する。これは、物件一覧として表示する対象の特定(例えば特定の経費負担元、設置場所など)がありか判別する。YESの場合には、S62に進む。一方、NOの場合には、待機する。
【0050】
S62は、指定(特定)されたレコードをリース物件ファイル7から全て抽出する。
S63は、S62で抽出したレコードの一覧を画面上に表示する。
【0051】
以上によって、利用者が画面上で物件一覧を表示させたい対象を指定(例えば経費負担元、設置場所など)したことに対応して、図3のリース物件ファイル7から該当するレコードを全て抽出し、その物件一覧を画面上に表示する。これにより、物件毎に指定した一覧を表示させ、任意の物件を選択して各種管理を容易に行うことが可能となる(図11を用いて後述する)。
【0052】
図11は、本発明の契約情報表示・異動フローチャートを示す。
図11において、S71は、一覧表示から対象物件と処理を指定する。これは、既述した図10のフローチャートに従い、指定したレコードをリース物件ファイル7から全て抽出してその物件一覧を表示し、この物件一覧から対象物件と処理(修正、解約、再リース、その他)を指定する。
【0053】
S72は、処理判定し、修正か判別する。YESの場合には、修正と判明し、物件一覧から選択された内容(図3のリース物件ファイル7のレコードの内容)が画面上に表示されているので、S73で対応する契約情報を修正し、S74でその修正された契約情報を図3のリース物件ファイル7に更新し、終了する(END)。一方、S72のNOの場合には、処理が修正ではないと判明したので、S75に進む。
【0054】
S75は、解約か判別する。YESの場合には、S76で画面上で入力された解約日を図3のリース物件ファイル7の該当レコードの解約日の欄の登録し、終了する(END)。一方、NOの場合には、S77に進む。
【0055】
S77は、再リースか判別する。YESの場合には、S78で画面上で入力された再リース金額、再リース期間、再リース日を図3のリース物件ファイル7の該当レコードのそれぞれの欄に登録し、終了する(END)。一方、NOの場合には、ここでは、終了する(END)。
【0056】
以上によって、画面上に表示された物件一覧から任意の物件を選択し、その内容を図3のリース物件ファイル7から取り出して画面上に表示し、利用者から契約情報の修正、解約日の入力、あるいは再リース情報(再リース金額、再リース期間、再リース日)の入力に対応して、自動的に図3のリース物件ファイル7に登録/更新する。これにより、リース物件の異動に対応して画面上に物件一覧を表示して該当する物件を選択してその異動内容を入力して容易にリース物件ファイル7に登録/更新し、管理することが可能となる。
【0057】
図12は、本発明のリース物件ファイルのレイアウト例(その2)を示す。これは、リースNoに対応づけて図示の下記の情報(項目)を保存する。これは、図3のリース物件ファイルのレイアウト例中の“経費負担率”を“経費負担基準額”にしたものである。
【0058】
・名称:
・リース金額:
・再リース金額:
・再リース期間:
・物件名:
・設置場所:
・経費負担基準額:
・経費負担元:
・解約日:
・再リース日:
・その他
図13は、本発明の契約情報入力画面例(その2)を示す。この契約情報入力画面は、図1の表示装置8上に表示し、利用者がこの画面上で下線の入力フィールドにキーボード91から入力する。入力された情報は、既述したように図12のリース物件ファイル7のAの部分に保存する。この図13の画面例は、図5の画面中の左中程の“契約解放金額・1”を“経費負担基準額合計”にしたものである。ここで、経費負担基準額合計の名称は、下記のようなものがある。
【0059】
・取得ベース価額合計
・物件価額計
・取得価額計
・配賦リース料計
・リース料計
・その他
次に、図14のフローチャートに示す順序に従い、図15の画面例を参照して物件情報の入力について詳細に説明する。
【0060】
図14において、S121は、物件情報設定画面を表示する。これは、図15の物件情報設定画面を表示装置8上に表示する。
【0061】
S122は、入力する。これは、S121で表示した図15の物件情報設定画面上で、物件情報として、
・物件名:
・設置場所:
・経費負担元:
・比率(経費負担基準額):
・その他
を入力する。
【0062】
S123は、1つの契約Noについて、全ての経費負担基準額を合計し、経費負担基準額合計を求める。
S124は、1つの契約Noについて、
リース金額×(経費負担基準額/経費負担基準額合計)
の合計が、リース金額に等しいか判別する。YESの場合には、正しいと判明したので、S126でリース物件ファイル7に保存する。一方、NOの場合には、間違っていると判明したので、S125でエラーメッセージをホップアップメニュー上に表示し、利用者に知らせて再入力を促す。そして、S122で正しい入力をさせ、S123およびS124を繰り返す。
【0063】
以上によって、図15の物件情報設定画面上で、物件毎に物件情報を入力してリース物件ファイル7に保存する。
図15は、本発明の物件情報設定画面例(その2)を示す。この物件情報設定画面は、図1の表示装置8上に表示し、利用者がこの画面上で下線の入力フィールドにキーボード91から入力する。入力された情報は、既述したように図12のリース物件ファイル7のB、Cの部分に保存する。
【0064】
図16は、配賦情報設定画面例を示す。これは、配賦先部門毎の配賦割合をそれぞれ入力する画面であって、右側に記載したように、下記の項目について設定する画面である。
【0065】
・経費負担基準額合計
・経費負担基準額
・その他
次に、図17のフローチャートに示す順序に従い、部門配賦金額を算出するときの手順を詳細に説明する。
【0066】
図17において、S31は、部門別にリース負担情報の要求ありか判別する。YESの場合には、S32に進む。NOの場合には、待機する。
【0067】
S32は、終わりか判別する。これは、リース物件ファイル7から取り出すレコードが終わりか判別する。YESの場合には、リース物件ファイル7から該当する部門のレコードを全て取り出したので、S36からS42によって部門配賦金額を算出する。一方、NOの場合には、S33でリース物件ファイル7から1レコードを取り出し、S33’で契約No毎の経費負担基準額の合計を求め、S34に進む。
【0068】
S34は、リース物件ファイル7から取り出した1レコードが指定された設置場所あるいは経費負担元のレコードか判別する。これは、既述した図12のリース物件ファイル7の先頭から順に1レコードづつ取り出し、当該レコードに設定されている設置場所あるいは経費負担元が、指定された設置場所あるいは経費負担元と等しいか判別する。YESの場合には、S35でそのレコードを保存し、S32以降を繰り返す。一方、NOの場合には、指定された設置場所あるいは経費負担元と等しくなかったので、S32以降を繰り返す。
【0069】
以上のS32からS35を繰り返し、図12のリース物件ファイル7から指定された設置場所あるいは経費負担元11に一致するレコードを取り出して保存する。
【0070】
S36は、指定された設置場所あるいは経費負担元でソートする。これは、S35で保存した指定された設置場所あるいは経費負担元のレコードについて、当該設置場所あるいは経費負担元のコードでソートして順に並べる。
【0071】
S37は、終わりか判別する。これは、S35で保存した全てのレコードについてS38以降の処理を終了したか判別する。YESの場合には、全て終了したので、S42で保存し、終了する(END)。一方、NOの場合には、S38に進む。
【0072】
S38は、ソートした結果から1件を取り出す。
S39は、部門配賦金額=リース金額×(経費負担基準額/経費負担基準額合計)
を算出する。これは、物件毎のリース金額に、部門毎(例えば総務課毎)に経費負担基準額/経費負担基準額合計を乗算し、部門配賦金額を算出する。
【0073】
S40は、同じ経費負担元か判別する。YESの場合には、S41で部門配賦金額を累積し、同じ経費負担元の部門配賦金額の累積値を算出し、S37に戻る。一方、NOの場合には、同じ経費負担元でないと判明したので、S37に戻る。
【0074】
S42は、全てのソートしたレコードの部門配賦金額の算出が終了したので、保存し、終了する(END)。
以上によって、リース物件ファイル7から指定された設置場所あるいは経費負担元のレコードを全て取り出し、この取り出したレコードについて設定場所あるいは経費負担元のコードでソートした後、先頭からレコードを1件づつ取り出して部門配賦金額(=リース金額×(経費負担基準額/経費負担基準額合計))を算出して同じ経費負担元のときは累積することにより、指定された設定場所あるいは経費負担元毎に部門別のリース負担情報(部門配賦金額)を自動算出して表示したり、印字したりすることが可能となる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リース契約情報を入力すと共にリース物件毎の経費負担比率12や経費負担基準額などを導入して物件情報の入力時に合わせて入力し、この経費負担比率12や経費負担基準額などをもとに経費負担元11などの配賦処理を自動算出したり、物件一覧から物件などを選択して契約情報の異動(修正、解約、再リースなど)を入力して保存する構成を採用しているため、リース物件情報を簡易に管理および各経費負担元毎の配賦金額を簡易かつ自動的に算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明のリース物件ファイルのレイアウト例である。
【図4】本発明の契約情報入力フローチャートである。
【図5】本発明の契約情報入力画面例である。
【図6】本発明の物件情報設定フローチャートである。
【図7】本発明の物件情報設定画面例である。
【図8】本発明の部門配賦処理フローチャートである。
【図9】本発明の帳票出力フローチャートである。
【図10】本発明の物件一覧表示フローチャートである。
【図11】本発明の契約情報表示・異動フローチャートである。
【図12】本発明のリース物件ファイルのレイアウト例(その2)である。
【図13】本発明の契約情報入力画面例(その2)である。
【図14】本発明の物件情報設定フローチャート(その2)である。
【図15】本発明の物件情報設定画面例(その2)である。
【図16】本発明の配賦情報設定画面例である。
【図17】本発明の部門配賦処理フローチャート(その2)である。
【符号の説明】
1:リース物件管理システム
2:入力手段
3:物件情報設定手段
4:配賦処理手段
5:物件一覧表示手段
6:契約情報表示・異動手段
7:リース物件ファイル
8:表示装置
9:入力装置
91:キーボード
92:マウス
10:出力装置
11:経費負担元
12:経費負担比率(経費負担基準額)

Claims (1)

  1. 1つのリース契約に対し、複数のリース物件を管理するリース物件管理装置において、
    リース契約番号に対し、リース金額情報と、複数のリース物件名情報と、各リース物件の該リース金額情報に対する経費負担基準額情報と、各リース物件の経費負担元部門情報とを対応して記憶したリース物件ファイルと、
    前記リース物件ファイル内の同一の契約番号の前記経費負担基準額の合計から経費負担基準額合計を求め、該経費負担基準額と該経費負担基準額合計とから指定された経費負担元部門の部門別経費負担率を求め、該部門別経費負担率とリース金額情報とから該経費負担部門の経費負担金額を求める配賦処理手段と
    を備え、
    さらにリース物件レコード入力時に、該リース物件レコードに係る全ての経費負担比率の合計比率を求め、当該合計比率と100%とを比較し、前記合計比率が100%と異なる場合にエラーメッセージを表示する表示手段
    を備えたことを特徴とするリース物件管理装置。
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