JP2810427B2 - 電子式金銭登録機 - Google Patents

電子式金銭登録機

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JP2810427B2
JP2810427B2 JP1201868A JP20186889A JP2810427B2 JP 2810427 B2 JP2810427 B2 JP 2810427B2 JP 1201868 A JP1201868 A JP 1201868A JP 20186889 A JP20186889 A JP 20186889A JP 2810427 B2 JP2810427 B2 JP 2810427B2
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fraction
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健作 駒井
安秀 中村
房弘 塩野
正幸 住本
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、いわゆる端数処理を行うことができる新規
な電子式金銭登録機に関する。
従来の技術 消費税の実施によって、1円または10円単位の端数金
額を取扱う必要が生じてきている。特に高額商品を扱う
店では、このような1円または10円単位の小額部分の扱
いは、むやみに手間がかかる。したがってこのような小
額部分を、たとえば値引くなどして、端数処理したいと
いう要望が高まってきている。
従来からの電子式金銭登録機では、このような小額部
分の端数処理を行うために、各取引き毎に、小計の値引
き登録操作を行い、これによって小額部分を値引いてい
る。
このような先行技術では、各取引き毎に小計の値引き
登録操作を行わなければならず、自動的にこのような値
引き登録が行われないので、手間がかかるという問題が
ある。
また小額部分の端数処理を、従来からの電子式金銭登
録機を用いて行う場合、自動値引き機能を有している電
子式金銭登録機では、締め登録時に、合計額に対して1
円の位だけを自動的に値引くように構成されている。
発明が解決すべき課題 このような先行技術では、1円の位だけの扱いであ
り、しかも値引きしかできず、切上げまたは四捨五入な
どを行うことができず不便である。
本発明の目的は、取引き金額の小額部分を、希望する
ように、切捨て、切上げまたは四捨五入などの端数処理
することができるようにした新規な電子式金銭登録機を
提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、取引き金額を入力する入力手段と、内税方
式の取引き金額に対する複数種類の第1端数演算式およ
び外税方式の取引き金額に対する複数種類の第2端数演
算式をストアするメモリと、複数種類の第1端数演算式
のうちの1つを選択して設定するとともに、複数種類の
第2端数演算式のうちの1つを選択して設定する手段
と、入力手段から入力された取引き金額が、内税方式で
ある場合には、設定手段によって設定されかつ前記メモ
リにストアされた第1端数演算式によって前記取引き金
額の端数演算を行い、外税方式である場合には、設定手
段によって設定されかつ前記メモリにストアされた第2
端数演算式によって前記取引き金額と外税額との和の端
数演算を行う端数演算手段と、前記入力手段からの取引
き金額と、前記端数演算手段からの端数演算された金額
との差額を累計してストアする差額メモリと、前記差額
メモリにストアされた差額累計を表示あるいは印字する
出力手段とから構成される電子式金銭登録機である。
作 用 本発明によれば、端数演算手段は設定手段により選択
して設定されたメモリの第1および第2端数演算式によ
って端数処理演算を行い、差額メモリには、入力手段か
らの取引き金額と、端数演算処理によって端数演算され
た金額との差額が累計されてストアされており、このス
トアされた差額累計は、出力手段から出力される。これ
により、希望する単位で端数処理を行うことができると
共に、店主が差額累計を参考にして、端数処理の変更が
できるので、操作性が向上する。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のブロック図である。こ
の電子式金銭登録機は、たとえば店などで用いることが
でき、各種の希望する端数処理を行うことができる。こ
の電子式金銭登録機は、マイクロコンピュータなどによ
って実現される処理回路1と、取引き金額およびその他
の金額などを目視表示するための陰極線管または液晶表
示素子などによって実現される目視表示手段2と、取引
き金額などをレシートなどの記録紙に印字表示するため
のプリンタ3と、置数キーおよび動作を制御するモード
キーなどを備えて取引き金額およびその他の情報を入力
する入力手段4と、硬貨および紙幣などの貨幣などを収
納する引出しであるドロア5と、処理回路1の演算動作
を制御するプログラムがストアされているリードオンメ
モリ6と、取引き演算のために用いられるランダムアク
セスメモリ7とを有する。このランダムアクセスメモリ
7は、一取引き分の売上げ小計をストアするメモリM1
と、一取引き分の課税対象額の小計を加算してストアす
るメモリM2と、端数処理演算を行う前の金額と端数処理
演算を行った後の金額との正または負の金額の合計値を
求めてストアするメモリである差額合計器M3と、端数処
理モードを設定するメモリM4とを有する。前述のメモリ
M2では、一取引き分の課税対象額の小計がストアされ、
この値は、課税対象商品の売上げを表す。
第2図は、端数処理演算の態様を設定する動作を説明
するためのフローチャートである。ステップa1からステ
ップa2に移り、入力手段4の操作によって端数処理演算
モードを設定し、その端数処理演算モードをランダムア
クセスメモリ7の一部であるメモリM4にストアする。こ
の設定した端数処理演算モードは、プリンタ3によって
第3図に示されるレシートなどの記録紙8に、参照符9
で示すように表示し、確認することができる。この第3
図に示される実施例では、49捨50入を表し、換言する
と、取引き金額が49円以下は零円とし、50円〜99円は10
0円とする端数処理演算モードを表す。
前述の第2図のステップa2で示される端数処理演算モ
ードの設定のための入力手段4における具体的な操作手
順は、第4図に示されている。このような端数処理演算
モードの設定のために、入力手段4において「274」を
まず入力し、次に小数点を入力し、次に掛算の演算を行
うために操作される掛算キーを操作する。その後、第1
表のA〜Fに示すように合計6桁の数字を入力する。
ここで内税というのは、商品の取引き金額、すなわち
支払い金額をAとするとき、商品の売上げ金額に対して
3%の消費税が加算されるものとすると、3A/103であ
り、課税対象額は100A/103である。また外税というの
は、商品の取引き金額、すなわち支払い金額をBとする
とき、0.03・Bであり、課税対象額はBである。
このような6桁の数字A〜Fを入力した後、端数処理
演算モードの設定を終了するために、現金締めキーであ
る表示「現/預」がされているキーを操作する。
第2図のメモリM4にストアされる端数処理演算の各モ
ードは、第2表において1〜12で例示される。
処理回路1は、このメモリM4にストアされている端数
処理演算のモード1〜12に従って、演算動作を行う。
第5図(1)を参照して、登録モードを説明する。ス
テップb1からステップb2に移り、入力手段4の操作によ
って、その商品が属する部門、PLU(price look up)コ
ードおよびJAN(journal)コードなどを入力して、商品
登録を行う。これによって取引きの商品の単価、部門お
よびその商品が内税または外税方式の課税商品であるか
どうかがランダムアクセスメモリ7にストアされている
内容によって判断される。
ステップb3では、入力された商品の単価と個数の積で
ある登録額を、メモリM1に加算してストアし、売上げ小
計を求める。またその商品が課税対象商品であれば、ス
テップb2において課税対象商品の課税対象額の小計を加
算して求める。ステップb4において登録が終了したこと
が判断されると、ステップb5で、顧客から現金を預か
り、入力手段4によって締め登録を行う。
ステップb6では、メモリ7に予めストアされている消
費税の税率を、メモリM2にストアされている内税方式お
よび外税方式の各課税対象金額に掛算して、消費税の税
額を求める。顧客によって支払われるべき金額は、メモ
リM1にストアされている一取引き分の売上げ小計と、外
税方式の商品の外税額の和を計算して合計額を求める。
ステップb7では、この合計額に対して、メモリM4にス
トアされている端数処理演算のモードに応じて、端数処
理演算を行い、顧客によって実際に支払われるべき最終
の合計を求める。これとともにメモリM3には、前記合計
と前記最終の合計との差額を演算し、メモリM3の値に加
算する。
ステップb8では、端数処理演算後の前記最終合計に対
して、締め登録の処理を行い、こうして第6図に示され
るレシートである記録締10への印字表示を行う。この第
6図の実施例では、登録された売上げ小計は、2,350円
であり、外税対象額は2,350円であり、3%の消費税を
外税額として求めると、70円となり、したがって売上げ
小計と外税額との合計は2,420円となる。メモリM4に、
たとえば第2表の端数処理演算モード9がストアされて
おり、20捨80入であるものとすれば、この実施例では、
20円を切捨てて、最終合計2,400円になる。したがって
現金表示は、2,400円として印字を行う。こうして顧客
は、2,400円を支払うことになり、前述の20円の端数処
理演算が行われたことになり、このような小額20円の硬
貨を扱う煩わしさを解消することができる。
第5図(2)で示されるように本件電子式金銭登録機
の点検/精算モードでは、ステップc1からステップc2に
移り、全項目、すなわち全商品にわたっ点検/精算を行
い、メモリM3における差額合計などが表示されるととも
に、内税額および外税額などが求められる。
上述の実施例では、一取引き金額を加算した額に外税
額を加算して、端数処理を演算するように構成されたけ
れども、本発明の他の実施例として第7図に示されるよ
うに、各取引き金額、すなわち1商品の単価毎に端数処
理の演算を行って合計を求めるようにしてもよい。すな
わちステップd1からステップd2に移り、商品毎の登録を
入力手段4によって行い、次にステップd3では、単価の
端数処理の演算を行う。ステップd4では、端数処理演算
結果を一取引き分順番に加算して合計する。この合計し
た値は、ステップd5においてプリンタ3によって印字表
示されて、ステップd6で一連の一取引きを終了する。
プリンタ3によって印字表示される内容およびその他
の内容は、目視表示手段2によってもまた表示すること
ができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、希望する端数処理を容
易に行うことができ、操作性が向上され、手間がかから
ずに、端数処理演算を行うことができる。また端数処理
の際における計算誤りなどを防ぐことができる。さらに
また複雑な端数処理を自動的に行うことができて都合が
よく、色々な店の要望に細かく対応することができる電
子式金銭登録機が実現される。しかもまたこのような端
数処理を希望する態様で行うことができるので、小額部
分の硬貨または紙幣を実際に取扱うことなしに、取引き
を行うことができ、煩わしさが解消される。本発明によ
れば、端数演算手段は設定手段により選択して設定され
たメモリの第1および第2端数演算式によって端数処理
演算を行い、差額メモリには、入力手段からの取引き金
額と、端数演算手段によって端数演算された金額との差
額が累計されてストアされており、このストアされた差
額累計は、出力手段から出力される。これにより、希望
する単位で端数処理を行うことができると共に、店主が
差額累計を参考にして、端数処理の変更ができるので、
操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体のブロック図、第2図
は端数処理演算モードの設定動作を説明するためのフロ
ーチャート、第3図はこの端数処理演算モードを設定し
た後に確認のためにプリンタ3によって記録紙8に印字
した状態を示す図、第4図は端数処理演算モードの設定
時の操作を説明するための図、第5図は処理回路1によ
る登録モードおよび点検/精算モードの動作を説明する
ためのフローチャート、第6図は一取引き分の終了時に
おけるプリンタ3によって印字表示された記録紙10の正
面図、第7図は本発明の他の実施例の動作を説明するた
めのフローチャートである。 1……処理回路、2……目視表示手段、3……プリン
タ、4……入力手段、5……ドロア、6……リードオン
リメモリ、7……ランダムアクセスメモリ、M1〜M4……
メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住本 正幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−201798(JP,A) 特開 昭58−192165(JP,A) 特開 平1−109493(JP,A) 実開 昭59−28740(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07G 1/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取引き金額を入力する入力手段と、 内税方式の取引き金額に対する複数種類の第1端数演算
    式および外税方式の取引き金額に対する複数種類の第2
    端数演算式をストアするメモリと、 複数種類の第1端数演算式のうちの1つを選択して設定
    するとともに、複数種類の第2端数演算式のうちの1つ
    を選択して設定する手段と、 入力手段から入力された取引き金額が、内税方式である
    場合には、設定手段によって設定されかつ前記メモリに
    ストアされた第1端数演算式によって前記取引き金額の
    端数演算を行い、外税方式である場合には、設定手段に
    よって設定されかつ前記メモリにストアされた第2端数
    演算式によって前記取引き金額と外税額との和の端数演
    算を行う端数演算手段と、 前記入力手段からの取引き金額と、前記端数演算手段か
    らの端数演算された金額との差額を累計してストアする
    差額メモリと、 前記差額メモリにストアされた差額累計を表示あるいは
    印字する出力手段とから構成される電子式金銭登録機。
JP1201868A 1989-08-03 1989-08-03 電子式金銭登録機 Expired - Lifetime JP2810427B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58192165A (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 Tokyo Electric Co Ltd デ−タのまるめ処理方法
JPS5928740U (ja) * 1982-08-19 1984-02-22 カシオ計算機株式会社 端数処理機能を有する電子レジスタ
JPS63201798A (ja) * 1987-02-17 1988-08-19 オムロン株式会社 Pos端末装置

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