JP3786755B2 - 断熱パネル - Google Patents

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    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/10Insulation, e.g. vacuum or aerogel insulation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の断熱材として使用可能な断熱パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築物の断熱材としてはグラスウールを用いるのが一般的であり、現在においても主流を占めている。しかしながら、近年の住宅に対する高気密・高断熱化の高まりから、より断熱性能の優れた硬質ウレタンフォームが使われ出している。
【0003】
硬質ウレタンフォームを用いた住宅用断熱材としては、公開実用新案公報に記載の実開平3−36432号公報や特開平7−102655号公報などがある。
【0004】
これらはいずれも、平板と枠体とで囲まれた空間部分に硬質ウレタンフォームなどからなる硬質合成樹脂発泡断熱材を充填したものであり、主たる効果としては、断熱性能の向上や、パネル化による施工性改善などが挙げられる。
【0005】
特に、実開平3−36432号公報では、グラスウールに比べ軽量であり、かつ、耐吸水性や耐吸湿性に優れることから、経時性能においても優れているとしている。
【0006】
一方、硬質ウレタンフォームよりも更に断熱性能の優れた断熱材として、特開平7−332587号公報で述べられている真空断熱体がある。その内容は、連続気泡構造を有する熱可塑性樹脂多孔質体シートを芯材として用いたものであり、従来の粉末真空断熱体に比べて軽量であるとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公知の技術では次のような問題がある。
【0008】
実開平3−36432号公報や特開平7−102655号公報のような公知技術では、断熱材として硬質ウレタンフォームを単独で使用していることから、発泡剤のもつ気体熱伝導率以下にすることができず、断熱性能の向上に限界がある。
【0009】
したがって、寒冷地などにおいては住宅壁厚を薄くすることができないため、居住スペースが狭くなったり、壁厚が厚いことによる施工期間の長期化といった問題がある。
【0010】
一方、特開平7−332587号公報で述べられている真空断熱体では、熱可塑性樹脂多孔質体シートを作製するのにコストがかかり、かつ、得られる真空断熱体の性能も0.0070〜0.0095kcal/mh℃であり、真空断熱体としては十分とは言えない性能である。
【0011】
本発明は上記課題を鑑み、安価で高性能な真空断熱体と硬質ウレタンフォームとを複層した断熱パネルを得ることで、住宅壁厚の低減による施工性の改善や、住宅の高断熱化を図ろうとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の断熱パネルは、一対の面材と枠材とで囲まれた空間部分に、蒸着層または金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材と芯材とを備えた複数の真空断熱体と、これら真空断熱体を覆う発泡断熱材とを有する断熱パネルであって、複数の真空断熱体は前記面材に垂直な方向に2列に配列されており、一方の列には複数の真空断熱体が他方の列の真空断熱体の寸法より小さい間隔をあけて配設され、他方の列の真空断熱体は、一方の列の隣接する前記真空断熱体の間の真空断熱体がないために断熱性能が相対的に悪くなる部分を補うように配設されている。
【0013】
したがって、真空断熱体の断熱性能が非常に優れているため、硬質ウレタンフォームなどの発泡断熱材と併用した場合、断熱パネル全体の断熱性能が硬質ウレタンフォームなどを単独で使用した場合よりも優れたものとなる。
【0014】
また、真空断熱体が発泡断熱材で覆われているため、真空断熱体に直接衝撃が加わることが無く、破袋などによって真空断熱体の断熱性能が著しく悪化するといった問題もない。
【0015】
また、施工時において所定寸法に断熱パネルを切断する場合なども、真空断熱体を複数個設けているため、真空断熱体全てが破袋して断熱性能が悪化するといったことがなく、現場施工にて切断したとしても、公知の断熱パネルよりも優れた断熱性能を有することができる。
【0016】
また、本発明の断熱パネルでは面材を有している。したがって、発泡断熱材が外気と直接触れる面積が小さくてすみ、空気の侵入によって断熱性能が経時的に悪化するといったことが改善される。
【0017】
また、本発明の断熱パネルは枠体を有している。
したがって、枠体どうしを連結させることで住宅断熱壁を容易に形成することができ、かつ、真空断熱体が発泡断熱材で覆われているため、施工時の衝撃によって破袋するといった問題がなく、施工性のよい高性能断熱パネルを得ることができる。また、断熱性能が優れていることから、壁厚を薄くすることが可能となり、パネル厚みが低減することから、現場での施工性が更に向上する。
【0018】
また、複数の真空断熱体は面材に垂直な方向に2列に配列されており、一方の列には複数の真空断熱体が他方の列の真空断熱体の寸法より小さい間隔をあけて配設され、他方の列の真空断熱体は、一方の列の隣接する前記真空断熱体の間の真空断熱体がないために断熱性能が相対的に悪くなる部分を補うように配設されているので、隣接する真空断熱体の間の真空断熱体がない部分の断熱性能の悪化を防止できる。
【0019】
また、本発明の断熱パネルは、面材と発泡断熱材との間に水分吸着剤を設けているため、面材を透過してくる水分を吸着除去でき、断熱性能の悪化が低減できる。
【0020】
また、本発明の断熱パネルは、金属箔を有する面材を用いた断熱パネルである。
【0021】
したがって、大気中の水分などが面材を透過するのを防止でき、断熱性能の悪化が低減できる。その結果、長期に亘って使用した場合においても、真空断熱体の断熱性能が著しく悪化することに起因して断熱パネル全体の断熱性能が悪化し、結露が発生するといった問題が解決される。
【0022】
また、面材に金属箔を用いていることから、面材自身の難燃性が向上するため、断熱パネルとしての難燃性も向上させることができる。
【0023】
また、本発明の断熱パネルは、一方の面に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備え、他方の面に金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備えた真空断熱体を用いている。
【0024】
さらに、真空断熱体は、一方の面に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備え、他方の面に金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備えているため、金属箔によるヒートリークがない。この結果、住宅断熱壁に適用した場合において、ヒートリークによって局所的に断熱性能が悪化して結露が生じ、これが原因でカビなどが発生するといった問題もない。
【0025】
外被材に用いている蒸着層は微量のガスを透過させ、特に、水分は透過しやすいことから、真空断熱体の真空度を維持させるためには如何にして水分による悪影響を低減させるかが重要となる。
【0026】
硬質ウレタンフォームなどの気泡中には水分が殆どないことから、本発明のように、真空断熱体を硬質ウレタンフォームのような発泡断熱材で被覆することで、水分の影響を低減させることが可能となる。
【0027】
本発明では、更に、金属箔を有する面材と併用しているため、大気中の水分が断熱パネル内部に拡散してくることがない。したがって、真空断熱体の外被材に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムを用いた場合においても、その断熱性能を長期に亘って維持することが可能となる。
【0028】
更に、硬質ウレタンフォームなどの発泡断熱材における気泡内部のガス置換も抑制されるため、パネル全体の断熱性能を長期に亘って維持することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、一対の面材と枠材とで囲まれた空間部分に、蒸着層または金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材と芯材とを備えた複数の真空断熱体と、これら真空断熱体を覆う発泡断熱材とを有する断熱パネルであって、複数の真空断熱体は前記面材に垂直な方向に2列に配列されており、一方の列には複数の真空断熱体が他方の列の真空断熱体の寸法より小さい間隔をあけて配設され、他方の列の真空断熱体が、一方の列の隣接する前記真空断熱体の間の真空断熱体がないために断熱性能が相対的に悪くなる部分を補うように配設されている断熱パネルである。
【0030】
以上のような断熱パネルでは、真空断熱体の断熱性能が非常に優れているため、硬質ウレタンフォームなどの発泡断熱材と併用した場合、断熱パネル全体の断熱性能が硬質ウレタンフォームなどを単独で使用した場合よりも優れたものとなる。
【0031】
また、真空断熱体に直接衝撃が加わることが無く、破袋などによって真空断熱体の断熱性能が著しく悪化するといった問題もない。
【0032】
また、施工時など、所定寸法に断熱パネルを切断する場合などにおいても、真空断熱体を複数個設けているため、真空断熱体全てが破袋して断熱性能が悪化するといったことがない。したがって、現場施工にて切断したとしても、公知の断熱パネルよりも優れた断熱性能を有することができる。
【0033】
また、一対の面材と枠材とで囲まれた空間部分に、蒸着層または金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材と芯材とを備えた複数の真空断熱体と、これら真空断熱体を覆う発泡断熱材とを有する。
【0034】
さらに、枠体どうしを連結させることで住宅断熱壁を容易に形成することができ、かつ、真空断熱体が発泡断熱材で覆われているため、施工時の衝撃によって破袋するといった問題がなく、施工性のよい高性能断熱パネルを得ることができる。
【0035】
また、断熱性能が優れていることから、壁厚を薄くすることが可能となり、パネル厚みが低減することから、現場での施工性が更に向上する。
【0036】
また、複数の真空断熱体は面材に垂直な方向に2列に配列されており、一方の列には複数の真空断熱体が他方の列の真空断熱体の寸法より小さい間隔をあけて配設され、他方の列の真空断熱体が、一方の列の隣接する前記真空断熱体の間の真空断熱体がないために断熱性能が相対的に悪くなる部分を補うように配設されているので、隣接する真空断熱体の間の真空断熱体がない部分の断熱性能の悪化を防止できる。
【0037】
また、本発明の請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、面材と発泡断熱材との間に水分吸着剤を設けた断熱パネルである。
【0038】
一般に、ウレタンフォームなどを住宅断熱壁などに適用した場合、外気の水分などが面材を通してウレタンフォーム内に拡散浸透し、その結果、気体熱伝導率が増大するため断熱性能が悪化してしまう。
【0039】
本発明では、面材と発泡断熱材との間に水分吸着剤を設けているため、面材を透過してくる水分を吸着除去でき、断熱性能の悪化が低減できる。
【0040】
したがって、長期に亘って使用した場合においても、大気中の水分の影響によって真空断熱体の断熱性能が悪化し、その結果断熱パネル全体の断熱性能が悪化することで、結露が発生するといった問題もない。
【0041】
また、本発明の請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、金属箔を有する面材を用いた断熱パネルである。
【0042】
したがって、大気中の水分などが面材を透過することを防止でき、断熱性能の悪化が低減できる。その結果、長期に亘って使用した場合においても、真空断熱体の断熱性能が著しく悪化することに起因して断熱パネル全体の断熱性能が悪化し、結露が発生するといった問題が解決される。
【0043】
また、面材に金属箔を用いていることから、面材自身の難燃性が向上するため、断熱パネルとしての難燃性も向上させることができる。
【0044】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項1〜3記載の発明における真空断熱体が、一方の面に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備え、他方の面に金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備えた断熱パネルである。
【0045】
したがって、真空断熱体は、一方の面に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備え、他方の面に金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備えているため、
【0046】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0047】
(実施例1)
図1は本発明の一実施例における断熱パネルの外観図であり、図2は同実施例における断熱パネルの断面図、図3は同実施例における断熱パネルの断面図である。図において、1は断熱パネル、2は硬質ウレタンフォームからなる発泡断熱材、3はシリカ粉末を用いた真空断熱体、4は石膏ボードからなる面材、5は木製の枠体、6は縦材である。
【0048】
以上のような構成からなる断熱パネル1は、発泡断熱材2と真空断熱体3とを併用しているため、従来の硬質ウレタンフォームからなる断熱パネルに比べ優れた断熱性能を有する。
【0049】
その結果、断熱パネルの壁厚を低減でき、施工性が著しく改善できる。
また、真空断熱体3が発泡断熱材2によって覆われているため、外的衝撃が真空断熱体3に直接加わることがない。この結果、施工時などの衝撃において真空断熱体が破袋し、断熱パネルの性能が悪化することが原因で、結露が生じるといった問題が解決される。
【0050】
また、真空断熱体3が複数個設けられているため、施工時などにおいて、断熱パネルを所定寸法に切断した場合においても、一部の真空断熱体が破袋するだけであり、全体に与える影響が小さい。したがって、現場施工において切断をしたとしても、従来の断熱パネルよりも優れた断熱性能を有する。
【0051】
なお、真空断熱体3の配設方法については特に限定されるものではないが、本実施例で図示しているように、真空断熱体3を複数個配設した場合に生じる隣接する真空断熱体3の間の真空断熱体3がないために断熱性能が相対的に悪くなる部分の断熱性能の悪化を防止するように、複数の真空断熱体3を面材4に垂直な方向に2列に配列し、一方の列には複数の真空断熱体3が他方の列の真空断熱体3の寸法より小さい間隔をあけて配設され、他方の列の真空断熱体3が、一方の列の隣接する真空断熱体3の間の真空断熱体3がないために断熱性能が相対的に悪くなる部分を補うように配設されている方が望ましい。
【0052】
また、真空断熱体3は面材4に直接貼り付けても良いが、望ましくは本実施例で図示しているように、発泡断熱材2で全体を覆った方が良い。
【0053】
発泡断熱材2で覆うことにより、大気中の水分や空気などが真空断熱体3に侵入する量が低減し、真空度の悪化を防止することができるためである。
【0054】
また、真空断熱体3全体を発泡断熱材2で覆う方法としては、予め真空断熱体3にスペーサを取り付け(図示せず)、面材4にスペーサを介して真空断熱体3を取り付けることで、真空断熱体3と面材4との間に所定の間隔を設けることができる。その後、発泡断熱材2を充填することにより、真空断熱体3全体を発泡断熱材2で覆うことができる。
【0055】
スペーサの材質については特に限定されるものではなく、プラスチックなどの有機材料やガラス繊維からなる支柱などの無機材料でも良いが、好ましくは、発泡断熱材2と同じ材料が好ましい。
【0056】
また、真空断熱体3に使用するコア材としてはシリカ粉末に限定されるものではなく、パーライト粉末や珪酸カルシウム粉末、珪藻土粉末などの無機粉末材料や、珪酸カルシウム板、グラスウールなどの無機材料および連通フォームなどの有機材料、などの公知材料を使用しても良い。
【0057】
また、発泡断熱材2については、硬質ウレタンフォームに限定されるものではなく、フェノールフォームなどの難燃性の高い材料やスチルフォームなどを使用することもでき、発泡剤についても、HCFC−141bやシクロペンタン、水などをはじめ、公知材料全てを使用することができる。
【0058】
また、断熱パネル1は枠体5を有することから、枠体5どうしを釘打ちなどで連結することにより容易に断熱壁を形成することができ、施工性を著しく向上することができる。
【0059】
また、断熱パネル1は縦材6によって区画されている。この結果、枠体5の剛性が高まることから、住宅断熱壁としての構造強度を更に高めることが可能となる。その結果、歪みによって断熱パネルが変形し、その影響で真空断熱体が破袋するといったことがない。
【0060】
また、真空断熱体3が区画内に収容されているので、発泡断熱材2を注入した時の発泡圧によって真空断熱体3が移動してしまい、所望の断熱性能が得られないといったことが改善される。
【0061】
尚、枠体5や縦材6の材質については特に限定されるものではないが、木や鉄などの材料を用いることが好ましい。
【0062】
また、縦材6以外に横材も用いて、区画を細分化しても良い。
また、面材4の材料についても特に限定されるものではなく、有機材料、無機材料いずれの材料を用いてもよいが、パネル全体の難燃性を考慮すると無機材料の方がよい。
【0063】
また、面材4と枠体5を接着させる方法についても特に限定されるものではなく、公知の施工方法全てが適用できるが、発泡断熱材2の接着特性を利用する場合、面材4と枠体5が重なる部分(図示せず)に発泡断熱材2が充填されない場合がある。したがって、予め、面材4と枠体5を接着剤などで一体化させておいた方が好ましい。
【0064】
(実施例
は本発明の一実施例における断熱パネルの断面図であり、1は断熱パネル、2は硬質ウレタンフォームからなる発泡断熱材、3はシリカ粉末を用いた真空断熱体、4は石膏ボードからなる面材、5は木製の枠体、6は縦材、7はゼオライトなどからなる水分吸着剤である。
【0065】
このような構成からなる断熱パネル1は、面材4と発泡断熱材2との間に水分吸着剤7が設けられているため、大気中の水分が面材4を透過して発泡断熱材2の気泡内部に侵入して断熱性能を悪化させたり、真空断熱体3の内部に侵入して断熱性能を悪化させるといった問題がない。
【0066】
したがって、長期に亘って断熱壁として使用した場合、水分の影響による断熱性能の著しい悪化に起因して結露が発生するといった問題がない。
【0067】
なお、水分吸着剤としてはゼオライトに限定されるものではなく、水酸化カルシウムや塩化カルシウム、塩化リチウム、活性炭やシリカゲルなど、一般公知の水分吸着剤を使用できる。
【0068】
吸着能力的には、水酸化カルシウムや塩化カルシウム、塩化リチウムなどの化学吸着が優れているが、取り扱い性を考慮すると物理吸着であるゼオライトや活性炭などが適している。
【0069】
また、水分吸着剤7の形態についても特に限定されず、通気性を有する不織布などに所定量充填後、面材4に貼り付けても良いし、成型によって得た所定形状の水分吸着剤7を用いても良い。
【0070】
(実施例
は、本発明の一実施例における断熱パネルの断面図であり、1は断熱パネル、2は硬質ウレタンフォームからなる発泡断熱材、3はシリカ粉末を用いた真空断熱体、4は石膏ボードからなる面材、5は木製の枠体、6は縦材、8はアルミ箔などからなる金属箔である。
【0071】
このような構成からなる断熱パネル1は、アルミ箔8を有するため、水分や空気などが面材4を透過して侵入してくることができない。したがって、断熱パネル1を構成する発泡断熱材2の気泡内部のガス置換によって断熱性能が悪化したり、真空断熱体3の真空度悪化に起因した断熱性能の悪化といった問題がない。
【0072】
特に、金属箔8を用いていることから、水分をはじめとする気体成分全ての透過を防止できることから、長期に亘って使用した場合の断熱性能維持が容易となり、断熱性能の悪化による結露発生といった問題が解決される。
【0073】
さらに、断熱パネル1が金属箔8を有することから、断熱パネル全体の難燃性も向上させることが可能となる。
【0074】
なお、金属箔8として使用する材料はアルミ箔に限定されるものではなく、鉄箔やステンレス箔、銅箔、鉛箔などの既存材料全てを使用することが可能であるが、耐食性などを考慮するとステンレス箔やアルミ箔が好ましく、更に好ましくは低コストで汎用性があるアルミ箔が良い。
【0075】
また、金属箔8の配設についても特に限定されるものではなく、面材4の内部に積層しても良いが、本実施例で図示したように、面材4と発泡断熱材2との間に金属箔8が配設されるよう、面材4に貼り付ける方法が好ましい。
【0076】
(実施例
は本発明の一実施例における断熱パネルの断面図であり、1は断熱パネル、2は硬質ウレタンフォームからなる発泡断熱材、3は真空断熱体、4は石膏ボードからなる面材、5は木製の枠体、6は縦材、8はアルミ箔などからなる金属箔である。
【0077】
は真空断熱体3の詳細断面図であり、硬質ウレタンフォームを粉砕して得た粉末からなる芯材9と通気性を有する不織布10と外被材11とからなり、外被材11は片面がALなどの金属蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムであり、他方の面がALなどの金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムである。
【0078】
このような構成からなる断熱パネル1は、使用している真空断熱体3が硬質ウレタンフォームを粉砕して得た粉末を有するため、冷蔵庫の断熱材や住宅建材に使用されている硬質ウレタンフォームの再利用が可能となる。
【0079】
この結果、硬質ウレタンフォーム廃材を使用できることから、真空断熱体のコストを著しく低減することが可能となり、断熱パネルのコストを抑えることができる。
【0080】
なお、使用する硬質ウレタンフォーム粉末については、平均粒径が500μm以下のものが使用可能であり、500μmよりも大きくなると独立気泡が残存するため所望の断熱性能を得ることができない。
【0081】
好ましい平均粒径としては300μm以下であり、最も適している平均粒径としては150〜250μmである。
【0082】
また、粉砕した硬質ウレタンフォーム粉末を単独で使用する以外に、無機粉末などで表面改質を行ってもよい。改質材として使用する無機粉末としては、シリカ、アルミナ、珪酸カルシウム、パーライトなどの公知材料を使用することができるが、好ましくはシリカ粉末が適している。
【0083】
また、真空断熱体3に用いる外被材11が、片面にALなどの金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムと、他方の面にALなどの蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムとからなる外被材であるため、金属箔によるヒートリークに起因した断熱性能の悪化がない。
【0084】
更に、芯材9が粉末材料であるため圧力依存性が低く、片面に蒸着層を有する外被材11を用いても、真空度の悪化による断熱性能の悪化がない。
【0085】
外被材11の構成材料としては特に限定されるものではないが、例えば、最外層にポリエチレンテレフタレート樹脂、中間層にAL箔、最内層に高密度ポリエチレン樹脂からなるプラスチックラミネートフィルムと、例えば、最外層にポリエチレンテレフタレート樹脂、中間層にAL蒸着層を有するエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(商品名エバール、クラレ(株)製)、最内層に高密度ポリエチレン樹脂からなるプラスチックラミネートフィルムとを袋状にしたものなどがある。
【0086】
外被材の構成上の役割としては、最外層は衝撃などに対応するためであり、中間層はガスバリヤ性を確保するためのものであり、最内層は熱溶着によって密閉するためである。したがって、これらの目的に叶うものであれば、すべての公知材料が使用可能である。
【0087】
最外層に使用する材料としては、耐衝撃性などからポリエチレンテレフタレート樹脂が好ましいが、他の材料として、ポリ塩化ビニル樹脂やナイロン樹脂、ポリプロピレン樹脂、などを使用することができ、更に、ポリエチレンテレフタレート樹脂の外層にナイロン樹脂などを付与することで耐突き刺し性を向上させたりすることもできる。
【0088】
中間層に使用する材料としては、蒸着仕様の場合、蒸着する基材が重要となり、本実施例で述べているエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂が適しているが、他の材料としてポリ塩化ビニリデン樹脂や、ポリビニルアルコール樹脂などを使用することができる。また、更にガスバリヤ性を向上させるために、AL蒸着層を有する前記記載の樹脂などを2層設けたりしても良い。
【0089】
この場合、AL蒸着層どうしが重なるようにラミネートすればガスバリヤ性がより一層向上する。
【0090】
また、中間層に金属箔を使用する場合、本実施例で述べているようにAL箔が望ましく、ヒートリークの影響とピンホールの影響を考慮するとAL箔の厚みは3μm以上7μm以下が望ましい。
【0091】
AL箔の厚みが3μmよりも薄くなると、ピンホールの発生が指数関数的に増大するためガスバリヤ性が著しく悪化してしまう。また、AL箔の厚みが7μmよりも大きくなってしまうとヒートリークの影響が無視できない。
【0092】
したがって、真空断熱体の外被材として使用する場合には、AL箔の厚みは3μm以上7μm以下が望ましい。
【0093】
また、熱溶着する最内層としてはシール性やケミカルアタック性などから高密度ポリエチレン樹脂が好ましいが、この他に、ポリプロピレン樹脂やポリアクリルニトリル樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、などを用いても良い。
【0094】
また、外被材の形態としては、袋状にすることでコストが低減できるが、作業性などを考慮して容器状のものを使用しても良い。
【0095】
更に、本発明の断熱パネル1は、面材4にアルミ箔などの金属箔11を設けたものであるので、大気中の水分などが断熱パネル内部に透過侵入してくることがない。したがって、本発明のように、外被材の片面に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムを用いたとしても、水分の影響で断熱性能が悪化するといったことがない。
【0096】
【発明の効果】
以上のように、本発明の断熱パネルは、複数個からなる真空断熱体を発泡断熱材によって覆っている。
【0097】
したがって、真空断熱体の断熱性能が非常に優れているため、硬質ウレタンフォームなどの発泡断熱材と併用した場合、断熱パネル全体の断熱性能が硬質ウレタンフォームなどを単独で使用した場合よりも優れたものとなる。
【0098】
また、真空断熱体が発泡断熱材で覆われているため、真空断熱体に直接衝撃が加わることが無く、破袋などによって真空断熱体の断熱性能が著しく悪化するといった問題もない。
【0099】
また、施工時において所定寸法に断熱パネルを切断する場合なども、真空断熱体を複数個設けているため、真空断熱体全てが破袋して断熱性能が悪化するといったことがなく、現場施工にて切断したとしても、公知の断熱パネルよりも優れた断熱性能を有することができる。
【0100】
また、本発明の断熱パネルでは面材を有している。したがって、発泡断熱材が外気と直接触れる面積が小さくてすみ、空気の侵入によって断熱性能が経時的に悪化するといったことが改善される。
【0101】
また、本発明の断熱パネルは枠体を有している。
したがって、枠体どうしを連結させることで住宅断熱壁を容易に形成することができ、かつ、真空断熱体が発泡断熱材で覆われているため、施工時の衝撃によって破袋するといった問題がなく、施工性のよい高性能断熱パネルを得ることができる。また、断熱性能が優れていることから、壁厚を薄くすることが可能となり、パネル厚みが低減することから、現場での施工性が更に向上する。
【0102】
また、本発明の断熱パネルは、複数の真空断熱体は面材に垂直な方向に2列に配列されており、一方の列には複数の真空断熱体が他方の列の真空断熱体の寸法より小さい間隔をあけて配設され、他方の列の真空断熱体は、一方の列の隣接する前記真空断熱体の間の真空断熱体がないために断熱性能が相対的に悪くなる部分を補うように配設されている。
【0103】
したがって、隣接する真空断熱体の間の真空断熱体がない部分の断熱性能の悪化を防止できる。
【0104】
また、本発明の断熱パネルは、面材と発泡断熱材との間に水分吸着剤を設けているため、面材を透過してくる水分を吸着除去でき、断熱性能の悪化が低減できる。
【0105】
また、本発明の断熱パネルは、金属箔を有する面材を用いた断熱パネルである。
【0106】
したがって、大気中の水分などが面材を透過するのを防止でき、断熱性能の悪化が低減できる。その結果、長期に亘って使用した場合においても、真空断熱体の断熱性能が著しく悪化することに起因して断熱パネル全体の断熱性能が悪化し、結露が発生するといった問題が解決される。
【0107】
また、面材に金属箔を用いていることから、面材自身の難燃性が向上するため、断熱パネルとしての難燃性も向上させることができる。
【0108】
また、本発明の断熱パネルは、一方の面に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備え、他方の面に金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備えた真空断熱体を用いている。
【0109】
さらに、真空断熱体が、一方の面に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備え、他方の面に金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備えているため、金属箔によるヒートリークがない。この結果、住宅断熱壁に適用した場合において、ヒートリークによって局所的に断熱性能が悪化して結露が発生し、これが原因でカビなどが発生するといった問題もない。
【0110】
また、本発明の断熱パネルは、蒸着層を有する外被材と金属箔を有する面材を用いている。
【0111】
外被材に用いている蒸着層は微量のガスを透過させ、特に、水分は透過しやすいことから、真空断熱体の真空度を維持させるためには如何にして水分による悪影響を低減させるかが重要となる。
【0112】
硬質ウレタンフォームなどの気泡中には水分が殆どないことから、本発明のように、真空断熱体を硬質ウレタンフォームのような発泡断熱材で被覆することで、水分の影響を低減させることが可能となる。
【0113】
本発明では、更に、金属箔を有する面材と併用しているため、大気中の水分が断熱パネル内部に拡散してくることがない。したがって、真空断熱体の外被材に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムを用いた場合においても、その断熱性能を長期に亘って維持することが可能となる。
【0114】
更に、硬質ウレタンフォームなどの発泡断熱材における気泡内部のガス置換も抑制されるため、パネル全体の断熱性能を長期に亘って維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1による断熱パネルの外観図
【図2】 本発明の実施例1による断熱パネルの断面図
【図3】 本発明の実施例1による断熱パネルの断面
【図4】 本発明の実施例2による断熱パネルの断面
【図5】 本発明の実施例3による断熱パネルの断面図
【図6】 本発明の実施例4による断熱パネルの断面図
【図7】 本発明の実施例4による断熱パネルに用いた真空断熱体の断面図
【符号の説明】
1 断熱パネル
2 発泡断熱材
3 真空断熱体
4 面材
5 枠体
6 縦材
7 水分吸着剤
8 金属箔
9 芯材
10 不織布
11 外被材

Claims (4)

  1. 一対の面材と枠材とで囲まれた空間部分に、蒸着層または金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材と芯材とを備えた複数の真空断熱体と、これら真空断熱体を覆う発泡断熱材とを有する断熱パネルであって、複数の真空断熱体は前記面材に垂直な方向に2列に配列されており、一方の列には複数の真空断熱体が他方の列の真空断熱体の寸法より小さい間隔をあけて配設され、他方の列の真空断熱体は、一方の列の隣接する前記真空断熱体の間の真空断熱体がないために断熱性能が相対的に悪くなる部分を補うように配設されている断熱パネル。
  2. 面材と発泡断熱材との間に水分吸着剤を設けた請求項記載の断熱パネル。
  3. 金属箔を有する面材を用いた請求項記載の断熱パネル。
  4. 真空断熱体は、一方の面に蒸着層を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備え、他方の面に金属箔を有するプラスチックラミネートフィルムからなる外被材を備えた請求項1〜3記載の断熱パネル。
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