JP2006105314A - 断熱パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却システムの施工なども含めた断熱箱体の実施工を想定した上で真空断熱材の被覆面積を高め、断熱性のきわめて高い断熱パネルを提供する。
【解決手段】間隔を開けて互いに対向する面材102と、面材102を固定する枠材105と、面材間の内部空間に配設される複数枚の真空断熱材103と、面材102間の真空断熱材103以外の内部空間に充填発泡される充填断熱材104とで構成される断熱パネル101において、枠材105が発泡性部材から成るため、信頼性を確保した上で真空断熱材103と枠材105との距離を小さくすることができ、断熱パネル101に対する真空断熱材103の被複率を高め断熱パネル101の断熱性能を大幅に向上することが出来る。
【選択図】図4

Description

本発明は、低温や高温に温度を一定に保つ断熱箱体などに用いられる断熱パネルに関するものである。
近年、地球温暖化防止の観点から様々な分野で省エネルギー化が大きな課題となっている。中でも食品の冷凍冷蔵や室内空間の温度制御に必要となる電気エネルギーの省力化も必須課題であり、様々な省エネルギー化の取組みがなされている。
本課題を解決する一つの策として、食品の冷凍や冷蔵に用いる大型倉庫や小型プレハブを構成する断熱パネルの断熱性能を高めて省エネルギー化を図るべく、断熱パネルに真空断熱材を用いることが考案された。具体的には、真空断熱材だけで断熱パネルを構成することは、生産性や信頼性の観点から極めて困難なため、断熱パネル内部に真空断熱材を配設した後、断熱パネル内にウレタンフォームを充填し断熱パネルを構成する方法がとられてきた。
例えば、断熱パネルを構成する枠材と、真空断熱材端部との隙間をある程度確保しウレタンフォームを充填性を確保し適正な断熱性能を確保すると共に、枠材などの部材と真空断熱材との距離を確保し破袋を防止するため、真空断熱材を枠材や連結装置に対して紐やワイヤーを用いて支持する方法がとられていた(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上述した従来の断熱パネルを説明する。
図9は、特許文献1記載の断熱パネル1の断面図である。図9に示すように、従来の断熱パネル1は、間隔を開けて互いに対向している一対の面材2と、この面材2間の内部空間に配置された板状の真空断熱材3と、面材2間の真空断熱材3以外の内部空間に充填発泡された充填断熱材4と、対向する面材2を連結して断熱パネルを略密閉空間として構成するための枠材5と、複数の断熱パネル1を連結して断熱箱体を構成するための連結装置6と、真空断熱材3を連結装置6に対して支持する線状材7を備えている。
以上のように構成された断熱パネル1について、以下その作用を説明する。
対向する面材2の内部に配設される真空断熱材3は、断熱パネル1の面積よりもある程度小さく、枠材5に接合された連結部材6に対して線状材7で位置決めされている。そのため、充填断熱材4を充填する際に、真空断熱材3が充填圧力に押されて移動してしまうといった問題が生じないとともに、線状材7で位置決めしているため充填断熱材4の充填性を損なうような邪魔な障害物がないため充填断熱材4が充填しきれず空隙ができてしまうといった問題が生じない。その結果、真空断熱材3を用いない場合と比較して高い断熱性能を得ることができると期待できる。
一方、他の従来例では複数個の真空断熱材を充填断熱材であるウレタンフォームに複層して断熱パネルを構成することにより、施工現場において任意の寸法に断熱パネルが切断される場合においても全ての真空断熱材が破袋しない構成を実現して断熱性能の劣化を抑制する方法が考案された(例えば、特許文献2参照)。
図10は、特許文献2記載の断熱パネル1の正面図である。図10に示すように、従来の断熱パネル1は、間隔を開けて互いに対向している一対の面材2と、この面材2間の内部空間に配置された複数個の真空断熱材3と、面材2間の真空断熱材3以外の内部空間に充填発泡された充填断熱材4と、対向する面材2を連結して断熱パネルを略密閉空間として構成するための枠材5とを備えている。
以上のように構成された断熱パネル1について、以下その作用を説明する。
対向する面材2の内部に真空断熱材3が複数個設けられているため、施工時に所定寸法に断熱パネル1を切断する場合などにおいても全ての真空断熱材3が破袋して断熱性能が悪化するといったことがなく、現場施工にて切断したとしても、充填断熱材4のみで構成される断熱パネル1よりも優れた断熱性能を有することができる。
特開平11−142049号公報 特開平10−219866号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、充填断熱材4を円滑に充填するために枠材5に連結支持された連結装置6と真空断熱材3との距離をある程度大きく開けるため、真空断熱材3が存在せず充填断熱材4のみで断熱性を確保する部分が大きく残ることとなる。
その結果、断熱パネル1の大部分の断熱性能を真空断熱材3により高めることは可能ではあるが、断熱パネル1を連結して構成する断熱箱体として考える場合には、真空断熱材3が存在する部分の断熱性能と、充填断熱材4のみで断熱される部分の断熱性能と、断熱パネル1の連結部分の断熱性能に起因して侵入熱量が決まるため、真空断熱材3と充填断熱材4との断熱性能差と比較して、箱体としての断熱性能は期待したほど向上しないという課題を有していた。
また、特許文献2に記載の構成では、複数の真空断熱材3を複層しているため施工現場で任意に断熱パネル1を切断しても切断部以外の真空断熱材3の断熱効果により充填断熱材4のみでの断熱と比較すると高い断熱性能を得ることはできるが、真空断熱材3を複層した断熱パネル1を用いることによる断熱箱体としての極めて高い断熱性能を得るためには断熱箱体の表面積に対して真空断熱材3の被覆面積を高く維持するための工夫が必要であった。更に、現場施工にて任意に断熱パネル1を切断した場合には局所的に充填断熱材4以下の断熱性能になる部分ができるため、断熱性能を精度良く設計することが難しく、最悪の場合には結露が発生する心配があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、箱体としての高い断熱性能を得るための真空断熱材を用いた断熱パネルを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の断熱パネルは、断熱パネルの枠材における少なくとも真空断熱材と近接する部分が、前記真空断熱材と当接しても前記真空断熱材を傷つけ難い軟質材料または弾力性のある材料で構成されているので、真空断熱材と枠材間の間隔を小さくしても真空断熱材が破袋する心配が無い。そのため、真空断熱材の被覆率を大きくして高い断熱性能を得ることができる。
また、施工用部材や貫通孔が配設される断熱パネルにおいては、施工用部材や貫通孔を予め避けて複数の真空断熱材を配設することにより、施工用部材や貫通孔近傍におけるウレタンフォームのみで断熱する部分を最小限に留めることができる。
つまり、断熱パネルに対する真空断熱材の被覆面積を最大限大きくする上での信頼性を高めることが出来るという作用を有する。
本発明の断熱パネルは、信頼性の高い現場施工性を確保した上で真空断熱材の被覆面積を最大化することにより、断熱性能が極めて高い断熱パネルを提供することができる。
請求項1に記載の断熱パネルの発明は、間隔を開けて互いに対向する面材と、前記面材を固定する枠材と、前記面材間の内部空間に配設される真空断熱材と、前記面材間の前記真空断熱材以外の内部空間に充填発泡される充填断熱材とで構成される断熱パネルにおいて、前記枠材における少なくとも前記真空断熱材と近接する部分が、前記真空断熱材と当接しても前記真空断熱材を傷つけ難い軟質材料または弾力性のある材料で構成したことにより、真空断熱材と枠材との間隔を小さくしても真空断熱材が破袋する心配が無く、高い信頼性を確保した上で断熱パネルに対する真空断熱材の被覆面積を最大限大きくすることが可能となり、断熱パネルの断熱性能を極めて高くすることができる。
請求項2に記載の断熱パネルの発明は、間隔を開けて互いに対向する面材と、前記面材を固定する枠材と、前記面材間の内部空間に配設される真空断熱材と、前記面材間の前記真空断熱材以外の内部空間に充填発泡される充填断熱材とで構成される断熱パネルにおいて、前記真空断熱材に保護部材を設けたことにより、断熱パネルの組み付け用ボルトなどの施工用部材と真空断熱材との間隔を小さくしても真空断熱材が破袋する心配が無く、高い信頼性を確保した上で断熱パネルに対する真空断熱材の被覆面積を最大限大きくすることが可能となり、断熱パネルの断熱性能を極めて高くすることができる。
請求項3に記載の断熱パネルの発明は、請求項1または2に記載の発明における前記真空断熱材が、ガスバリア性フィルムと、前記ガスバリア性フィルムの間に介在した芯材とから構成され、減圧下で前記芯材の周囲に位置する前記ガスバリア性フィルム同士を溶着することにより形成されており、前記溶着部を芯材面に沿うように折り曲げてあることにより、真空断熱材と真空断熱材あるいは枠材などとの間隔を小さくすることができ断熱パネルに対する真空断熱材の被覆面積を最大限大きくすることが可能となり、断熱パネルの断熱性能を極めて高くすることができる。
請求項4に記載の断熱パネルの発明は、請求項3に記載の発明における前記ガスバリア性フィルムが、金属箔とプラスチックを積層してなり芯材の一方の面を覆う金属箔フィルムと、金属蒸着層とプラスチックを積層してなり前記芯材の他方の面を覆う金属蒸着フィルムとから成り、前記金属箔フィルム側に前記溶着部を折り曲げたことにより、真空断熱材のガスバリア性フィルムを介して生じる断熱方向へのヒートブリッジ現象を熱容量の小さい金属蒸着フィルムで抑制することが可能となり、断熱パネルの断熱性能を更に高めることができる。
請求項5に記載の断熱パネルの発明は、請求項4に記載の発明における前記真空断熱材の金属蒸着フィルム側を高温側の面材に向けて配設したことにより、真空断熱材の高温面側で受熱した熱量が真空断熱材の周囲にある溶着部に向けて伝導する現象を熱容量の小さい金属蒸着フィルムで抑制することとなり、ヒートブリッジ現象を低減して断熱パネルの断熱性能を更に高めることができる。
請求項6に記載の断熱パネルの発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明における前記真空断熱材を複数配設することにより、施工用部材や冷却システム配管用の貫通孔などの配置に合わせて、基本的な矩形型などの真空断熱材を組み合わせるだけで断熱パネルに対する真空断熱材の被複面積を高めることが可能となり、断熱パネルの断熱性能を高めることができる。
また、現場施工により特定部分に貫通孔などを後から設けたために、真空断熱材が破袋して万が一どれかの真空断熱材が本来の断熱性能を発揮できない場合においても、他の真空断熱材の高い断熱効果により、断熱パネル全体ではある程度の断熱性能を維持することができる。
請求項7に記載の断熱パネルの発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、少なくとも面材間の内部空間に施工用部材が配設される部位や貫通孔が設けられる部位には真空断熱材を配設しないことにより、充填断熱材であるウレタンフォームの断熱性能を確実に得ることが出来ることとなり、断熱パネル全体ではより確実な断熱性能を得ることができる。
請求項8に記載の断熱パネルの発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明において、前記真空断熱材が配設されていない位置の面材に予め加工が施されたことにより、断熱パネル製作後である現場施工時に予め設けた加工痕を目印に適正な位置に確実に施工用部材や貫通孔を設けることが出来るため、断熱パネル製作時により大きい被複面積で真空断熱材を配設できることとなり、断熱パネルの断熱性能を高めることができる。
また、現場施工時の不用意な加工を防止する効果もあり、真空断熱材の破袋を防止し高い信頼性を確保することができる。
請求項9に記載の断熱パネルの発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の発明において、少なくとも施行用部材を設ける位置においては、真空断熱材の厚みが断熱パネルの厚みと施行用部材の断熱パネルに対する埋め込み深さとの差未満であることにより、断熱パネルで構成した断熱箱体の冷却システムの温度制御盤などをビスなどの固定部材で断熱パネル表面に固定する部位においても、真空断熱材を複層することが可能となり、断熱パネルの断熱性能を高くすることができる。
請求項10に記載の断熱パネルの発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の発明において、施行用部材や貫通孔を設ける断熱パネルには寸法の異なる複数の真空断熱材を配設すると共に、それ以外の断熱パネルには略同一寸法の複数の真空断熱材を配設することにより、基本的な矩形型などの真空断熱材の組み合わせにより施工用部材や貫通孔がある断熱パネルにおいても高い被複率を実現すると共に、それ以外の断熱パネルの真空断熱材は略同一寸法であることから高い被複率を実現し、かつ大量生産が可能となるため、高い断熱性能を有する断熱パネルを比較的容易に低コスト化することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における断熱パネルを連結してなる断熱箱体の斜視図である。図2(a)は同実施の形態の断熱パネルの平面図、図2(b)は図2(a)におけるC−C断面図である。図3は同実施の形態の断熱パネルに用いた真空断熱材の断面図、図4は図1のD−D断面位置における断熱パネル接合部の拡大断面図である。図5は、同実施の形態の断熱箱体天面部における断熱パネルの断面図である。図6は図1のE部における断熱パネルの断面図である。図7は断熱箱体における侵入熱量の低減効果の特性図である。
まず、断熱箱体110の基本的な構成について説明する。図1に示すように、断熱箱体110は断熱パネル101を複数連結して構成されている。そして、一般的には庫内を一定温度に維持するための冷却システム(図示せず)と、冷却システムを制御するための制御ボックス117が取り付けられている。
断熱パネル101は、大別すると断熱箱体110の天井を構成するパネルと、側壁を構成するパネルと、床を構成するパネルと、開閉部材やガスケットを設けることにより開閉自在に取り付けられた扉パネルに分けることができる。また、断熱パネル101は幅900mmが基本寸法であり、高さはニーズ応じて1800mm程度以上の様々な寸法が用意されている。本実施の形態では、3坪(2700×3600×2000mm)の断熱箱体110を想定している。
次に、断熱パネル101の基本構成について説明する。断熱パネル101は、互いに間隔を開けて対向する一対の略矩形の面材102と、面材102の端部に配設されている枠材105を備えており、面材102の端部に形成されたフランジが枠材105を覆うことにより断熱パネル101の周縁部を塞いでいる。
面材102は、厚み0.4mm程度の鉄板を用いることが一般的であり、枠材105は、本実施の形態では断熱性を有しかつ若干の弾力性を有する押出し成形による発泡ポリスチレンを用いている。発泡ポリスチレンの熱伝導率は0.030W/mK程度であり、断熱パネルの強度を確保する機能も有することから基本厚みは10mmとしている。
また、枠材105には互いに断面形状が異なる凸型枠材105aと凹型枠材105bとがあり、枠材105同士を突き合わした後、シリコンなどの目地シール材108で固定され断熱パネル101は連結される。
なお、本実施の形態では冷蔵用保冷庫を想定しているため断熱パネル101の厚み、つまり枠材105の幅は40mmとしている。参考までに、シリコンの熱伝導率は0.2W/mK程度が一般的である。
一方、充填断熱材104であるウレタンフォームに埋設する真空断熱材103は、両面テープやホットメルトで断熱箱体101の庫内側の側面材102に密着固定する。ここで、断熱箱体110の側壁に位置する断熱パネル101においては、縦925mm程度、横435mm程度の略同一寸法の真空断熱材103を4枚配設している。
また、天面や床面などその他の断熱パネル101においても、基本的には真空断熱材103と枠材105の距離の関係は同様であり、天面や床面においては縦1335m程度、横435mm程度の真空断熱材を4枚配設している。
そして真空断熱材103が配設された後、ウレタンフォーム104を断熱パネル101内部に充填発泡し、断熱パネル101内の空間を埋めることにより断熱パネル101が完成する。ここで、ウレタンフォーム104の熱伝導率は0.02W/mK程度である。
次に、真空断熱材103の構成およびその配設方法について更に詳しく述べる。
真空断熱材103は、粉体や発泡体或いは繊維から成る芯材113と、ガスバリア性のあるフィルムから成り、金属箔フィルム111であるアルミ箔フィルムと、金属蒸着フィルム112であるアルミ蒸着フィルムとから構成されている。ここで、両フィルムは大別して熱溶着層と、ガスバリア層と、保護層の3層構造を成し、金属箔フィルム111はガスバリア層としてアルミ箔層を採用し、金属蒸着フィルム112はガスバリア層としてアルミ蒸着層を採用している。
そして真空断熱材103は、アルミ箔フィルム111とアルミ蒸着フィルム112の三辺を熱溶着した後に芯材113を封入し、真空引きした後に、残る一辺を熱溶着して完成する。その結果、真空断熱材103は熱伝導率で0.002〜0.004W/mK程度の性能を有しウレタンフォーム104の熱伝導率に対して5〜10倍の高い断熱性能を得ることが出来る。
ここで、断熱箱体110の断熱パネル101への組み付けに際しては、真空断熱材103の周囲にある溶着部をアルミ箔フィルム111側へ折り返した後に、アルミ蒸着フィルム112側を断熱パネル101の庫内側の面材102に固定している。この結果、真空断熱材103と枠材105との距離を溶着部の幅以下に抑えることが可能であり、実際には真空断熱材103の端部と枠材105の間隔は約5mm以下に設定しており、部分的に接触するほど近接して構成している。
次に、断熱箱体110天面部における断熱パネル101の構成について説明する。
図5に示すように、天面部には複数の真空断熱材103を複層した断熱パネル101を4枚用いる。ここで、両脇の2枚の断熱パネル101は基本構成どおり縦1335mm、横435mmの真空断熱材103を4枚複層している。
これに対し、中央の断熱パネル101には冷却システム116を吊り下げるためのボルトおよび冷媒配管用の貫通孔115を設ける必要があるため断熱パネル101の製作時に予め貫通孔115を設け、その後ウレタンフォーム104を充填発泡し断熱パネル101を完成させる。
更にこの場合には、貫通孔115を設ける部位には真空断熱材103を配設しない様に貫通孔125を避け、かつ被覆面積が最大になるように寸法の異なる矩形型の真空断熱材103を配設する。この場合には、真空断熱材103の端部と貫通孔の距離は5mmから10mm程度としている。
次に、図1のE部に示す冷却システムの制御ボックス117を取り付ける断熱パネル101の構成について説明する。
図6に示すように、制御ボックス117は施工用部材であるビス114などにより取り付けられるが、この場合ビスの長さは20mmから30mm程度のものを使用し、ウレタンフォーム104にビス114を締め込むことにより制御ボックス117を固定する。一方、真空断熱材103はビス締め付け部に位置する部位を予め型押しして厚みを薄くしておき、その部分に両面テープを用いてフォーム材などの保護部材109を貼り付けている。
以上のように構成された断熱パネルについて、以下にその動作、作用を説明する。
まず、断熱パネル101からの侵入熱量の構成概念を簡単に説明すると、図7に示すように、ウレタンフォーム104のみで断熱した場合には断熱パネル101の一枚当たりの侵入熱量は26W程度であり、断熱パネル101のウレタンフォーム104部からの侵入熱量Uが85%、枠材105を含む断熱パネル101の連結部近傍からの侵入熱量Sが15%程度と考えられる。なお、侵入熱量の値は実験や机上計算ならびにコンピュータシミュレーションからの推算値である。
ここで、従来例1では真空断熱材3を複層したことにより、断熱パネル1からの侵入熱量(UとVの合計)は約50%程度低減できると考えられるが、連結部からの侵入熱量Sが低減できないため、断熱箱体10全体としての侵入熱量の合計量は半減できない。つまり、真空断熱材3を複層した部分の断熱性能は、ウレタンフォーム4のみの場合と比較して3倍以上向上しているが、枠材105を含め断熱パネル1の集合体である断熱箱体全体の侵入熱量の合計は20〜30%程度しか低減できないと推察される。
この場合と同様に、真空断熱材103の溶着部を折り曲げずにウレタンフォーム104に埋設する場合にも、溶着部の長さが約20mmあることから、真空断熱材103の端部と枠材105との距離は少なくとも20mmから30mm程度設ける必要がある。
また、本実施の形態のように複数枚の真空断熱材103を複層する場合には、真空断熱材自身の寸法ばらつきもあるため更に枠材105との距離を設ける必要がある。その結果、真空断熱材103の破袋を防止するためには被複率は70〜80%程度が限界となり、真空断熱材103を複層できないウレタンフォーム104のみの部分および枠材105を含む断熱パネル103連結部近傍からの侵入熱量を抑制することができず、断熱性能を2倍以上高めることは到底できない。
一方、本実施の形態の場合にはアルミ蒸着フィルムを外側にして溶着部が芯材113に沿うように折り曲げてあるため真空断熱材103のガスバリア性フィルムを介して生じる断熱方向へのヒートブリッジ現象を抑えることができると同時に、枠材105の極近傍まで真空断熱材103を被覆することができる。
更に、枠材105を断熱性がありかつ弾力性のある発泡ポリスチレン性としているため真空断熱材103が枠材105に接触あるいは押し付けられても破袋する心配が無い。この結果、真空断熱材103と枠材105の間のウレタンフォーム104のみで断熱する部分を殆ど残す必要がなくなるため、断熱パネル101の面積に対する真空断熱材103の被覆率は95%以上まで高めることができ、連結部まで含めた断熱パネル103全体からの侵入熱量を50%程度削減することが可能となる。
この結果、貯蔵物や扉開閉による熱負荷を考慮しても冷蔵に必要な冷却量が約25%程度低減できるため、冷却システムのランクダウンまで考慮すれば従来の冷蔵に必要となる電気エネルギーを25%から30%程度低減することが可能となり、大幅な省エネルギー化が図れる。
また、この効果は断熱箱体110からの侵入熱量に比べて貯蔵物や扉開閉による熱負荷の比率が小さくなる大型の冷蔵庫の方が大きな省エネ効果を得ることができるため市場の大半を占める3坪以上の断熱箱体110では上述した以上に更に大きな省エネルギー効果を期待できる。
また、真空断熱材103の金属蒸着フィルム112側を高温側の面材に向けて配設したことにより、真空断熱材103の高温面側で受熱した熱量が真空断熱材103の周囲にある溶着部に向けて伝導する現象を熱容量の小さい金属蒸着フィルム112で抑制することとなり、ヒートブリッジ現象を低減して断熱パネル101の断熱性能を更に高めることができる。
また、真空断熱材103が複数配設されることにより、断熱箱体110天面部の冷却システム配管用の貫通孔115を避けて寸法の異なる矩形型の真空断熱材103を組み合わせることにより断熱パネル101に対する真空断熱材103の被複面積を高めることが可能となるため、比較的安価に断熱パネル101の断熱性能を高めることができる。
ここで、貫通孔115を避けずに複数枚の真空断熱材103を複層する場合でも、現場施工により特定部分に貫通孔などを後から設けたために真空断熱材が破袋して万が一どれかの真空断熱材が本来の断熱性能を発揮できない場合でも他の真空断熱材の高い断熱効果により、断熱パネル全体ではある程度の断熱性能を維持することができる。
更に、貫通孔115が設けられる部位には真空断熱材103を配設しないことにより、充填断熱材であるウレタンフォーム104の断熱性能を確実に得ることが出来ることとなり、断熱パネル101全体ではより確実な断熱性能を得ることができる。
更に、真空断熱材103が配設されない位置の面材102に予め何らかの加工を施すことにより、断熱パネル101製作後である現場施工時に予め設けた加工痕を目印に適正な位置に確実に施工用部材114や貫通孔115を設けることが出来るため断熱パネル101製作時により大きい被複面積で真空断熱材103を配設できることとなり、断熱パネル101の断熱性能を高めることができる。また、現場施工時の不用意な加工を防止する効果もあり、真空断熱材103の破袋を防止し高い信頼性を確保することができる。
また、制御ボックス117を固定するために施行用部材114であるビスを設ける位置においては、真空断熱材103の厚み10mmが断熱パネル101の厚み40mmと施行用部材114であるビスの断熱パネルに対する埋め込み深さ約25mmとの差未満としているため、制御ボックス117を固定する断熱パネルにおいても真空断熱材を複層することが可能となり、更に断熱箱体110の断熱性能を高めることができる。
更に、真空断熱材103に保護部材109が設けられていることにより、制御ボックス117の施工用部材であるビス114と真空断熱材103との間隔を小さくしても真空断熱材103が破袋する心配が無く、高い信頼性を確保した上で断熱パネル101に対する真空断熱材103の被覆面積を最大限大きくすることが可能となり、断熱パネル101の断熱性能を極めて高くすることができる。
また、断熱箱体110天面部における冷却システム吊り下げ用の貫通孔115を設ける断熱パネル101は予め貫通孔115を設けることにより、真空断熱材103と貫通孔115の距離を5〜10mm程度に抑えることができるため、真空断熱材103の被複面積を大きくすることが可能であり、それ以外の貫通孔115や施工用部材114を設けない断熱パネル101の真空断熱材103は略同一寸法であることから高い被複率を実現し、かつ大量生産が可能となるため、高い断熱性能を有する断熱パネル101を比較的容易に低コスト化することができる。
以上の構成のように実仕様に合わせて工夫を施すことにより、信頼性を維持した上で各断熱パネル101に対する真空断熱材103の被複率を85〜95%程度に高めることができ、断熱箱体110全体の侵入熱量を大幅に低減し、極めて高い断熱性能を比較的低コストに実現することが可能となる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における断熱パネルの平面図である。
断熱パネル201の基本構成は実施の形態1の断熱パネル101と同様であるので同じ構成については説明を省略する。
断熱パネル201に複層している真空断熱材203は、複数の芯材213をガスバリア性フィルムにより覆い真空引きしたあと、外周囲および芯材213同士の間を全て熱溶着することにより形成している。各芯材は縦横215mm、芯材間の溶着幅は3mmとしている。本仕様により縦1800mm、横900mmの標準的な断熱パネル201に略同一寸法の芯材を32個配置することができる。
また、断熱パネル201には冷却システム配管等に用いる貫通孔215を予め形成し、真空断熱材203のその部位に相当する芯材213を除去し芯材除去部218を形成している。
以上のように構成された断熱パネルについて、以下にその動作、作用を説明する。
本実施の形態のように複数の芯材213で構成される真空断熱材203を断熱パネル201に複層することにより、実施工上の貫通孔215に対応して寸法の異なる真空断熱材を準備することなく被覆率を高めることができ断熱パネル201の断熱性能を大幅に向上することができる。
また、芯材213の寸法が200mm程度以下になるとガスバリア性フィルムを介して生じるヒートブリッジにより真空断熱材203の断熱性能が低下する場合があるが、本実施の形態では芯材213の寸法を215mmとしているため本問題が生じることもない。
また、貫通孔215に応じて芯材除去部218を設けることによりウレタンフォームにより貫通孔215近傍も確実に断熱することができ、現場施工により芯材除去部218以外に貫通孔が設けられた場合でも、その部位に相当する芯材213における断熱性能が低下するだけに止まり他の芯材213による高い断熱性能は維持されるので当初設計に近い断熱性能を維持することができる。
更に、真空断熱材203は基準となる寸法を定め大量生産し必要寸法に切断することにより様々な寸法の断熱パネル201に対応可能であるため、比較的容易に低コスト化を図ることができる。
以上のように、本発明にかかる断熱パネルは、施工性を考慮した上で真空断熱材を用いた断熱パネル全体の断熱性能を高めることが出来るため、低温や高温に温度を一定に保つ冷凍冷蔵庫や倉庫ならびに屋外のATMプレハブなど様々な空調空間を構成する断熱箱体や断熱壁に用いることができ、温度コントロールに必要となる電気エネルギーの省力化に大きく貢献できる。
本発明の実施の形態1における断熱パネルを連結してなる断熱箱体の斜視図 (a)は同実施の形態における断熱パネルの平面図、(b)は同断熱パネルのC−C断面図 同実施の形態の断熱パネルに用いた真空断熱材の断面図 図1のD−D断面図 同実施の形態における断熱箱体天面の断熱パネルの断面図 同実施の形態における断熱パネルの施工部材配設部の要部断面図 同実施の形態における侵入熱量の低減効果を示す特性図 本発明の実施の形態2における断熱パネルの平面図 特許文献1記載の従来例における断熱パネル連結部の断面図 特許文献2記載の従来例における断熱パネルの平面図
符号の説明
101,201 断熱パネル
102 面材
103,203 真空断熱材
104,204 充填断熱材
105,205 枠材
108 保護部材
111 金属箔フィルム
112 金属蒸着フィルム
113,213 芯材
114 施工用部材
115,215 貫通孔

Claims (10)

  1. 間隔を開けて互いに対向する面材と、前記面材を固定する枠材と、前記面材間の内部空間に配設される真空断熱材と、前記面材間の前記真空断熱材以外の内部空間に充填発泡される充填断熱材とで構成される断熱パネルにおいて、前記枠材における少なくとも前記真空断熱材と近接する部分が、前記真空断熱材と当接しても前記真空断熱材を傷つけ難い軟質材料または弾力性のある材料で構成されていることを特徴とする断熱パネル。
  2. 間隔を開けて互いに対向する面材と、前記面材を固定する枠材と、前記面材間の内部空間に配設される真空断熱材と、前記面材間の前記真空断熱材以外の内部空間に充填発泡される充填断熱材とで構成される断熱パネルにおいて、前記真空断熱材に保護部材が設けられていることを特徴とする断熱パネル。
  3. 前記真空断熱材は、ガスバリア性フィルムと、前記ガスバリア性フィルムの間に介在した芯材とから構成され、減圧下で前記芯材の周囲に位置する前記ガスバリア性フィルム同士を溶着することにより形成されており、前記溶着部を芯材面に沿うように折り曲げてあることを特徴とする請求項1または2に記載の断熱パネル。
  4. 前記ガスバリア性フィルムは、金属箔とプラスチックを積層してなり芯材の一方の面を覆う金属箔フィルムと、金属蒸着層とプラスチックを積層してなり前記芯材の他方の面を覆う金属蒸着フィルムとから成り、前記金属箔フィルム側に前記溶着部を折り曲げたことを特徴とする請求項3に記載の断熱パネル。
  5. 前記真空断熱材の金属蒸着フィルム側を高温側の面材に向けて配設したことを特徴とする請求項4に記載の断熱パネル。
  6. 前記真空断熱材が複数配設されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の断熱パネル。
  7. 少なくとも面材間の内部空間に施工用部材が配設される部位や貫通孔が設けられる部位には真空断熱材を配設しないことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の断熱パネル。
  8. 前記真空断熱材が配設されていない位置の面材に予め加工が施されたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の断熱パネル。
  9. 少なくとも施行用部材を設ける位置においては、真空断熱材の厚みが断熱パネルの厚みと施行用部材の断熱パネルに対する埋め込み深さとの差未満であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の断熱パネル。
  10. 施行用部材や貫通孔を設ける断熱パネルには寸法の異なる複数の真空断熱材を配設すると共に、それ以外の断熱パネルには略同一寸法の複数の真空断熱材を配設することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の断熱パネル。
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