JP3786402B2 - 固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法 - Google Patents

固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および問題点】
近年、酸素イオン伝導体を用いた固体電解質型燃料電池に関心が高まりつつある。特にエネルギーの有効利用という観点から、固体燃料電池はカルノー効率の制約を受けないため本質的に高いエネルギー変換効率を有し、さらに良好な環境保全が期待されるなどの優れた特長を持っている。
【0003】
しかしながら、固体電解質型燃料電池は、主要部分がセラミックで構成されているため、製造コストが高い。これが固体電解質型燃料電池の普及を妨げている。ここで、この電池の動作温度を現在の1000℃から800℃またはそれ以下にすることで、金属の使用が可能となる。これにより、主要な体積を占めるインターコネクタ部分を安価な金属に替えることができ、大幅なコスト低減につながる。
【0004】
この低温化には電解質のイオン電導度の向上、電解質の薄膜化などが検討されている。固体電解質としては、希土類添加ジルコニア((1−x)ZrO2−xA23,AはLa,Pr,Ce,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Yb,Lu,Y,Sc,Al,Gaの中から選ばれる少なくとも1種類の元素で、0.025≦x≦0.15)及び、ランタンガレート系電解質Ln1-xx1-yMgy3(LnはLa,Pr,Nd,Smの中の一種類以上の元素でその総量が1−x,AはSrまたはCaまたは両方の元素でその総量xが0.1≦x≦0.4、BはGaまたはAlまたはその両方で、Mgの総量yは0.1≦y≦0.3)が主に検討されている。これらの他に、空気極などの電極の性能の大幅な向上が必要である。これは、低温化により電気化学反応速度が急激に低下するためである。
【0005】
燃料電池セルは、電解質を挟んで空気極と燃料極が設けられているが、これらの電極は、ガスと電子を電解質まで供給し、電解質との界面において電気化学反応を起こす場を提供している。この反応場は、ガスと電子そしてイオンが接するため三相界面と呼ばれている。電子と酸素イオンに対して共に伝導体である電極活性酸化物がこの電解質に接している場合、反応場、すなわち三相界面が著しく拡大し、電極特性が改善されるとされている。
【0006】
電極活性酸化物の代表的な物質として、La(Sr)CoO3,La(Sr)Fe(Co)O3,Ce0.8Sm0.22などが知られている。これらを従来材料であるLa(Sr)MnO3などに混合した原料粉末を用いて、空気極を焼結形成することもできる。
【0007】
しかし、セルを作製する過程で1300℃程度の高温に曝され、これらの材料と電解質とが反応し界面に劣化物を生成する。たとえばジルコニア系電解質とランタン系ペロブスカイト酸化物では絶縁体のLa2Zr27、またはSrZrO3、セリアとジルコニアとは酸素イオン電導度が非常に低いCe0.5Zr0.52が生じる。
【0008】
またランタンガレート系電解質と他のペロブスカイト酸化物は固溶体を生じやすく、これは特にイオン電導度の低下をもたらすためセル特性を損なう。ジルコニアとの界面が1300℃まで安定なのはLa1-d-xSrxMnO3、La1-d-xCaxMnO3(0.05≦x≦0.25、d〜0.02)が知られているのみである。この様に、セルの電極と電解質は、動作温度の700℃から1000℃に比べ、かなり高い温度域についても劣化反応を抑制することが求められ、この結果、使用できる材料が限定されてしまっている。
【0009】
【本発明の目的】
本発明は固体電解質用セルの作製法に求められている、空気極の電極特性を改善するために、混合導電体を電解質との界面付近に導入し且つ劣化物を生じない作製方法を提供することを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、本発明による固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法は、緻密な固体電解質とその両面に設けられた多孔質の燃料極と空気極で構成された燃料電池セルを備えた燃料電池の前記空気極への電極活性酸化物の導入方法において、前記空気極及び固体電解質を焼結形成した後、多孔質の空気極内部に電子伝導と酸素イオン伝導を共に有する電極活性酸化物を有機金属溶液、または無機金属塩溶液の形で含浸させたのち熱分解酸化反応により、所望の組成の電極活性酸化物を固体電解質との界面付近へ導入することを特徴とする。
【0011】
すなわち、本発明は、空気極そして最も高温の焼成過程である固体電解質の焼成が終了した後に、空気極内に有機金属溶液または無機金属塩溶液の形で電極活性酸化物を形成させる液を含浸させる。この後に劣化反応の起きない適当な温度でこれに熱分解酸化反応を生じさせて固体電解質界面付近に所望の混合導電体、すなわち電極活性酸化物を導入するものである。
【0012】
ここで、セルを作製する方法として、最初に空気極を形成しその上に電解質、燃料極を形成する場合は、電解質を作製した直後または燃料極を作製した後に溶液を含浸させる。空気極を最後に形成する場合は、空気極を形成した後に含浸させる。インターコネクタなど全てを一体焼成する場合は、その焼成後に含浸させる。
【0013】
【作用】
以下に本発明の作用を説明する。
【0014】
空気極には、ジルコニア系電解質またはランタンガレート系電解質などと反応劣化しにくいAサイトのランタンが2at%程度欠損した不定比組成のLa(Sr)MnO3などの粉体を焼成したものを用いる。
【0015】
これにより空気極および電解質の焼成は、充分高い温度とすることができ、機械強度の充分に高い空気極、そして緻密な固体電解質が得られる。これらの焼成を終えた後に、有機金属溶液、または無機金属塩溶液を含浸させる。空気極は多孔質体とはいえ微細な気孔を有しているため、通常の粉体を溶液に展開したスラリでは電解質界面まで充分に浸透させることが難しい。
【0016】
しかし、ここで用いる電極活性酸化物を形成させる溶液は固形物を含まないため空気極を浸透し電解質と空気極の界面付近まで到達する。この溶液が熱分解酸化反応によりLaCoO3などの電極活性酸化物が生じる。ここで電極活性酸化物の組成は溶液に含まれる金属元素の量をあらかじめ制御することで容易に制御することができる。
【0017】
この電極活性酸化物は電子と酸素イオンを共に伝導させることができるため電極反応に寄与する三相界面がこの電極活性酸化物全体に広がる。このため空気極の電極特性が大幅に向上する。
【0018】
以上の方法により、セルの製造過程における焼成温度の制約をあまり受けずに電極活性な電極活性酸化物を空気極内部に導入することができ、高性能な固体電解質型燃料電池用の空気極を実現できる。
【0019】
【実施例】
以下に本発明の実施例を説明する。なお、当然のことであるが本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0020】
【実施例1】
実施例で使用した燃料電池セルおよびこれを用いて組み立てた燃料電池を図1および図2に示す。図1および図2より明らかなように、緻密な固体電解質1の一方の面に空気極2が、他方の面に燃料極3が形成されており、前記空気極2及び燃料極3には白金の集電メッシュ4が設けられた構造になっている。なお図において、5は白金端子、6はガスシールである。
【0021】
まずドクターブレード法で焼成した0.2mm厚Sc23、Al23添加ジルコニア(SASZまたは、0.895ZrO2−0.10Sc23−0.005Al23)固体電解質基板1の片面にNiO−SASZのスラリ(10mol%Sc23、0.5mol%Al23添加ジルコニア、NiOが60wt%)を塗布しこの上に白金の集電メッシュ4の集電体を乗せて1300℃1時間焼成し燃料極3を設けた。
【0022】
次にその裏面にLSM−1(La0.78Sr0.2MnO3)のスラリを塗布し、1200℃1時間の条件で焼成し空気極2とした。燃料極3、空気極2ともに6mm径とした。この燃料電池セルをセル#0−1とする。
【0023】
同様の条件でLSM−1に替えてLCM−1(La0.78Ca0.2MnO3)を用いたセルをセル#0−2、同様の条件でLSM−1に替えて電極活性酸化物として電極活性酸化物であるLC(LaCoO3)を用いたセルをセル#0−3、LSM−1に替えてLSC(La0.8Sr0.2CoO3)を用いたセルをセル#0−4、LCM−1に替えてLCC(La0.8Ca0.2CoO3)を用いたセルをセル#0−5、LSM−1に替えてLSM−1と電極活性酸化物LSC(La0.8Sr0.2CoO3)をモル比9:1で混合したスラリを用いたセルをセル#0−6、LSM−1に替えてLCM−1と電極活性酸化物LCC(La0.8Ca0.2CoO3)をモル比9:1で混合したスラリを用いたセルをセル#0−7、とする。これらを比較例とする。
【0024】
この他の比較例としてLSM−1に替えてPSM−1(Pr0.78Sr0.2MnO3)、NSM−1(Nd0.73Sr0.25MnO3)、SSM−1(Sm0.73Sr0.25MnO3)、ESM−1(Er0.73Sr0.25MnO3)を電極活性酸化物として用いたセルを#0−8〜#0−11とした。
【0025】
次に電極活性酸化物材料のLa,Coを1:1のモル比で4wt%含むアルコキシドのトルエン溶液を先のセル#0−1と同じ型のセルの空気極に含浸させ、900℃の条件で焼成してセル#1−1とした。
【0026】
同様に、セル#0−2にLa,Coが1:1となるアルコキシド溶液を含浸させて900℃で焼成し、セル#1−2とした。
【0027】
同様に、セル#0−1にLa,Sr,Coのモル比が0.8:0.2:1.0となるアルコキシド溶液を含浸させて900℃で焼成し、セル#1−3とした。
【0028】
同様に、セル#0−1にLa,Ca,Coのモル比が0.8:0.2:1.0となるアルコキシド溶液を含浸させて900℃で焼成し、セル#1−4とした。
【0029】
セル#0−2にLa,Sr,Coのモル比が0.8:0.2:1.0となるアルコキシド溶液を含浸させて900℃で焼成し、セル#1−5とした。
【0030】
セル#0−2にLa,Ca,Coのモル比が0.8:0.2:1.0となるアルコキシド溶液を含浸させて900℃で焼成し、セル#1−6とした。
【0031】
焼成により先のアルコキシド液は熱分解し酸化反応により電極活性酸化物となる電極活性酸化物のLaCoO3などの酸化物微粒子が空気極内に形成された。
【0032】
これらのセルを図2に示す燃料電池に組み立て800℃においてセルの発電試験を行った。ここで、燃料極3には水素ガス、空気極2には酸素ガスを流した。開放起電力としては、1.13Vが得られた。
【0033】
各セルの空気極組成と電極活性酸化物組成および300mA/cm2における出力電圧を表1に示す。セル#1−1〜#1−6は#0−1〜#0−11に比べて高いセル出力が得られた。
【0034】
ところで、セル#0−3〜#0−7セルが#0−1セルに比べても低い出力にとどまったのはジルコニア電解質と空気極内のLa(Sr)CoO3などと反応し劣化物La2Zr27が生成されたためと考えられる。
【0035】
以上の様に本発明の製造方法により従来の方法に比べて優れた特性のセルを作製することに成功した。
【0036】
【実施例2】
実施例1のセル#1−1において、電極活性酸化物としてLaCoO3に替えてLa0.6Sr0.4CoO3,La0.2Sr0.8CoO3,PrCoO3,Pr0.6Sr0.4CoO3,Pr0.2Sr0.8CoO3,Nd0.6Sr0.4CoO3,Sm0.6Sr0.4CoO3,Eu0.5Sr0.5CoO3,Gd0.5Sr0.5CoO3,Tb0.5Sr0.5CoO3の組成となる様に溶液を調製して含浸させて実施例1と同様の実験を行った。
【0037】
この結果を表2のセル#2−1〜#2−10に示す。いずれも比較例であるセル#0−1〜#0−11に比べ良好なセル出力特性が得られた。
【0038】
【実施例3】
実施例1のセル#1−2において、電極活性酸化物としてLa0.6Ca0.4CoO3,La0.2Ca0.8CoO3,PrCoO3,Pr0.6Ca0.4CoO3,Pr0.2Ca0.8CoO3,Nd0.6Ca0.4CoO3,Sm0.6Ca0.4CoO3,Eu0.5Ca0.5CoO3,Gd0.5Ca0.5CoO3,Tb0.5Ca0.5CoO3の組成となる様に溶液を調製して含浸させて実施例1と同様の実験を行った。
【0039】
この結果を表3のセル#3−1〜#3−10に示す。いずれも比較例であるセル#0−1〜#0−11に比べ良好なセル出力特性が得られた。
【0040】
【実施例4】
実施例1のセル#1−1において、電極活性酸化物としてLa0.6Sr0.4Co0.8Mn0.23,La0.6Sr0.4Co0.6Mn0.43,La0.6Sr0.4Co0.8Fe0.23,La0.6Sr0.4Co0.4Fe0.63,La0.6Sr0.4Co0.8Ni0.23,La0.9Sr0.1Co0.5Ni0.53,La0.6Sr0.4Co0.7Ga0.33,La0.6Sr0.4Co0.1Ga0.93,La0.6Sr0.4Co0.85Al0.153,La0.6Sr0.4Co0.1Al0.93,LaGa0.6Ni0.43,La0.9Sr0.1Ca0.7Ni0.33,LaCo0.3Ni0.73,La0.6Sr0.4Co0.5Mn0.10Fe0.10Ni0.10Ga0.10Al0.103,La0.6Ca0.4Co0.5Mn0.10Fe0.10Ni0.10Ga0.10Al0.103,Pr0.6Sr0.4Co0.5Mn0.10Fe0.10Ni0.10Ga0.10Al0.103,Tb0.6Sr0.4Co0.5Mn0.10Fe0.10Ni0.10Ga0.10Al0.103の組成となる様に溶液を調製して含浸させて実施例1と同様の実験を行った。
【0041】
この結果を表4のセル#4−1〜#4−17に示す。いずれも比較例であるセル#0−1〜#0−11に比べ良好なセル出力特性が得られた。
【0042】
【実施例5】
実施例1のセル#1−1において、電極活性酸化物としてLa0.8Sr0.2FeO3,La0.6Sr0.4FeO3,La0.2Sr0.8FeO3,La0.6Sr0.4Fe0.8Mn0.23,La0.6Sr0.4Fe0.8Co0.23,La0.6Sr0.4Fe0.8Ni0.23,LaFe0.3Ni0.73,La0.6Sr0.4Fe0.7Ga0.33,La0.6Sr0.4Fe0.1Ga0.93,La0.6Sr0.4Fe0.85Al0.153,La0.6Sr0.4Fe0.1Al0.93,La0.6Sr0.4Fe0.5Mn0.10Co0.10Ni0.10Ga0.10Al0.103,La0.6Ca0.4Fe0.5Mn0.10Co0.10Ni0.10Ga0.10Al0.103,Pr0.6Sr0.4Fe0.5Mn0.10Co0.10Ni0.10Ga0.10Al0.103,Tb0.6Sr0.4Fe0.5Mn0.10Co0.10Ni0.10Ga0.10Al0.103の組成となる様に溶液を調製して含浸させて実施例1と同様の実験を行った。
【0043】
この結果を表5のセル#5−1〜#5−15に示す。いずれも比較例であるセル#0−1〜#0−11に比べ良好なセル出力特性が得られた。
【0044】
【実施例6】
実施例1のセル#1−1において、電極活性酸化物としてLaCoO3に替えてLa0.64Sr0.35MnO3,La0.49Sr0.5MnO3,La0.19Sr0.8MnO3,Pr0.49Sr0.5MnO3,Pr0.49Sr0.5MnO3,Nd0.49Sr0.5MnO3,Sm0.49Sr0.5MnO3,Eu0.49Sr0.5MnO3,Gd0.49Sr0.5MnO3,La0.49Ca0.5MnO3,Gd0.49Ca0.5MnO3,La0.49Ba0.5MnO3,Gd0.49Ba0.5MnO3,La0.59Sr0.40Mn0.90Fe0.103,La0.59Sr0.40Mn0.90Co0.103,La0.59Sr0.40Mn0.90Co0.103,La0.59Sr0.40Mn0.90Ga0.103,La0.59Sr0.40Mn0.90Al0.103,La0.59Sr0.40Mn0.90Mg0.103の組成となる様に溶液を調製して含浸させて実施例1と同様の実験を行った。
【0045】
この結果を表6のセル#6−1〜#6−19に示す。いずれも比較例であるセル#0−1〜#0−11に比べ良好なセル出力特性が得られた。
【0046】
【実施例7】
実施例1のセル#1−1において、電極活性酸化物としてCe0.9Sm0.12,Ce0.8Sm0.22,Ce0.6Sm0.42,Ce0.8La0.22,Ce0.8Pr0.22,Ce0.8Nd0.22,Ce0.8Eu0.22,Ce0.8Gd0.22,Ce0.8Tb0.22,Ce0.8Dy0.22,Ce0.8Ho0.22,Ce0.8Er0.22,Ce0.8Yb0.22,Ce0.8Lu0.22,Ce0.80.22,Ce0.8Sm0.10.12,Ce0.8Sm0.1Sc0.12,Ce0.8Sm0.10.12,Ce0.7Sm0.2Ti0.12,Ce0.6Sm0.2Ti0.22,Ce0.6Sm0.10.1Ti0.22の組成となる様に溶液を調製して含浸させて実施例1と同様の実験を行った。ただし、含浸後の熱分解のための熱処理条件を1100℃とした。
【0047】
この結果を表7のセル#7−1〜#7−20に示す。いずれも比較例であるセル#0−1〜#0−11に比べ良好なセル出力特性が得られた。
【0048】
【実施例8】
実施例1のセル#1−1において、電極活性酸化物としてBi23,Bi1.7La0.33,Bi1.7Ce0.33,Bi1.6Nd0.33,Bi1.8Lu0.23,Bi1.80.23,Bi1.8Nb0.23,Bi1.8Ta0.23,Bi1.80.23,Bi1.8Mo0.23,Bi1.8Zr0.23の組成となる様に溶液を調製して含浸させて実施例1と同様の実験を行った。
【0049】
ただし、Sc23を7モル%添加した0.1mm厚の安定化ジルコニアの固体電解質基板上に実施例1と同様の方法で燃料極と空気極を焼き付けたものを用いている。
【0050】
比較例のセルのうちセル#8−0−1と#8−0−2は、実施例1のセル#0−1と#0−2と同じ条件で作製したセルを700℃で測定したものである。この他のセルについては含浸後の熱分解のための熱処理条件を750℃とした。セルの測定温度はやはり700℃とした。
【0051】
この結果を表8のセル#8−1〜#8−11に示す。いずれも比較例であるセル#8−0−1〜#8−0−3の700℃での特性に比べ良好な結果が得られた。
【0052】
【実施例9】
実施例9では、まず固相反応法で焼成したLa0.8Sr0.2Ga0.85Mg0.153粉末を26mm径のペレット状にプレス成形し、1500℃で焼成した。これを0.3mm厚まで研磨し固体電解質基板とした。この片面にNiO−YSZのスラリ(8mol%Y23添加ジルコニア、NiOが60wt%)を塗布しこの上に白金メッシュの集電体を乗せて1200℃1時間焼成し燃料極を設けた。
【0053】
次にその裏面にLSM−1(La0.78Sr0.2MnO3)のスラリを塗布し、1200℃1時間の条件で焼成し空気極とした。燃料極、空気極ともに6mm径とした。この燃料電池セルをセル#9−0−1とする。
【0054】
同様の条件でLSM−1に替えてLCM−1(La0.78Ca0.2MnO3)を用いたセルをセル#9−0−2、同様の条件でLSM−1に替えて電極活性酸化物であるLC(LaCoO3)を用いたセルをセル#9−0−3、LSM−1に替えてLSC(La0.8Sr0.2CoO3)を用いたセルをセル#9−0−4、LSM−1に替えてLCC(La0.8Ca0.2CoO3)を用いたセルをセル#9−0−5、LSM−1に替えてLSM−1と電極活性酸化物LSC(La0.8Sr0.2CoO3)をモル比9:1で混合したスラリを用いたセルをセル#9−0−6、LSM−1に替えてLCM−1と電極活性酸化物LCC(La0.8Ca0.2CoO3)をモル比9:1で混合したスラリを用いたセルをセル#9−0−7、とする。これらを比較例とした。
【0055】
次に電極活性酸化物材料のLa,Coを1:1のモル比で4wt%含むアルコキシドのトルエン溶液を先のセル#9−0−1と同じ型のセルの空気極に含浸させ、900℃の条件で焼成してセル#9−1−1とした。
【0056】
同様に、セル#9−0−2にLa,Coが1:1となるアルコキシド溶液を含浸させて900℃で焼成し、セル#9−1−2とした。
【0057】
同様にセル#9−0−1にLa,Sr,Coがモル比で0.8:0.2:1.0となるアルコキシド溶液を調製して含浸させて900℃で焼成し、セル#9−1−3とした。
【0058】
同様に、セル#9−0−1にLa,Ca,Coがモル比で0.8:0.2:1.0となるアルコキシド溶液を調製して含浸させて900℃で焼成し、セル#9−1−4とした。
【0059】
セル#9−0−2にLa,Sr,Coがモル比で0.8:0.2:1.0となるアルコキシド溶液を含浸させて900℃で焼成し、セル#9−1−5とした。
【0060】
セル#9−0−2にLa,Ca,Coが0.8:0.2:1.0となるアルコキシド溶液を調製して含浸させて900℃で焼成し、セル#9−1−6とした。
【0061】
この他に、La,Sr,Co,Mnを0.6:0.4:0.8:0.2のモル比で4wt%含むアルコキシドのトルエン溶液を先のセル#9−0−1と同じ型のセルの空気極に含浸させ、900℃の条件で焼成してセル#9−1−7とした。
【0062】
同様の組成比で、La,Sr,Co,Feを含む溶液を含浸させたセル、La,Sr,Co,Niを含む溶液を含浸させたセル、La,Sr,Co,Gaを含む溶液を含浸させたセルをそれぞれ#9−1−8、#9−1−9、#9−1−10とした。
【0063】
そして、La,Sr,Co、Alを0.6:0.4:0.85:0.15のモル比で含む溶液を調製して含浸させて同様に作製したセルを#9−1−11とした。
【0064】
La,Sr,Feを0.6:0.4:1.0のモル比で含む溶液を調製し、またLa,Sr,Fe,Mn及びLa,Sr,Fe,Co及びLa,Sr,Fe,Ni及びLa,Sr,Fe,Gaを0.6:0.4:0.80:0.20のモル比で、La,Sr,Fe,Alを0.6:0.4:0.85:0.15のモル比で、そして、La,Sr,Mnを0.5:0.5:1.0のモル比で含む溶液を調製して含浸させて同様の方法で作製したセルを#9−1−12、#9−1−13、#9−1−14、#9−1−15、#9−1−16、#9−1−17、#9−1−18とした。
【0065】
また、セル#9−1−19については、CeとSmを0.8:0.2のモル比で含む溶液を調製したものを用いて同様の方法でセルを作製した。
【0066】
ただし、含浸後の熱処理温度は1100℃とした。焼成により先のアルコキシド液は熱分解し酸化反応により電極活性酸化物となる電極活性酸化物のLaCoO3などの酸化物微粒子が空気極内に形成された。
【0067】
これらのセルを実施例1と同様の燃料電池を組立て800℃においてセルの発電試験を行った。ここで、燃料極には水素ガス、空気極には酸素ガスを流した。開放起電力としては、1.0Vが得られた。
【0068】
300mA/cm2におけるセルの出力電圧を比較例と共に表9に示す。セル#9−1−1〜#9−1−19は#9−0−1〜#9−0−7に比べて高いセル出力が得られた。
【0069】
セル#9−1−20については、BiとCeを1.7:0.3のモル組成比で含む溶液を用い、含浸後の熱処理温度は750℃、セル特性の評価は700℃で行った。このセルは比較例であるセル#9−0−8(セル#9−0−1を用いて700℃で測定)に比べ優れた特性を持っている。
【0070】
以上の様に本発明の製造方法により従来の方法に比べて優れた特性のセルを作製することに成功した。
【0071】
【実施例10】
実施例1で使用したセル#1−1において含浸させる溶液を硝酸ランタン水溶液と硝酸コバルト水溶液の混合体とし、そのモル組成比La:Coを1:1とした溶液に替えて、実施例1と同様の熱処理行程で作製したセルをセル#10−1とした。
【0072】
実施例7で使用したセル#7−1において含浸させる溶液を硝酸セリウム水溶液と硝酸サマリウム水溶液の混合体とし、そのモル組成比Ce:Smを0.8:0.2とした溶液に替えて、実施例7と同様の熱処理行程で作製したセルをセル#10−2とした。
【0073】
これらのセルを用いて実施例1と同様の試験を800℃で行った。この結果を表10に示す。比較例であるセル#0−1〜#0−7に比べ優れたセル特性を示した。
【0074】
以上の様に本発明の製造方法により従来の方法に比べて優れた特性のセルを作製することに成功した。
【0075】
【表1】
Figure 0003786402
【0076】
【表2】
Figure 0003786402
【0077】
【表3】
Figure 0003786402
【0078】
【表4】
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【0079】
【表5】
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【0080】
【表6】
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【0081】
【表7】
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【0082】
【表8】
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【0083】
【表9】
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【0084】
【表10】
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【0085】
【表11】
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【0086】
【表12】
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【0087】
【表13】
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【0088】
【表14】
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【0089】
【表15】
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【0090】
【表16】
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【0091】
【表17】
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【0092】
【表18】
Figure 0003786402
【0093】
【表19】
Figure 0003786402
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように、空気極と固体電解質を焼成した後に混合導電体酸化物を構成するための金属元素を含む有機属塩または無機塩の溶液を空気極に含浸させ、その後熱分解反応によりこの酸化物を電解質との界面付近に形成した。これにより焼成過程にあまり制約を受けずに高性能な固体電解質型燃料電池用空気極を得ることに成功した。本発明は固体燃料電池の高効率化に大きな貢献をなすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における単セルおよび燃料電池セルの構造を示す図。
【図2】実施例における燃料電池の構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 固体電解質
2 空気極
3 燃料極
4 集電メッシュ
5 白金端子
6 ガスシール

Claims (8)

  1. 緻密な固体電解質とその両面に設けられた多孔質の燃料極と空気極で構成された燃料電池セルを備えた燃料電池の固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法において、前記空気極及び固体電解質を焼結形成した後、多孔質の空気極内部に電子伝導と酸素イオン伝導を共に有する電極活性酸化物の材料を有機金属溶液、または無機金属塩溶液の形で含浸させたのち熱分解酸化反応により、所望の組成の電極活性酸化物を固体電解質との界面付近へ導入することを特徴とする固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法。
  2. 請求項1において、前記固体電解質は、希土類元素、Al,Gaの群より選択された一種以上を添加したジルコニア系固体電解質、またはランタンガレート系固体解質で、かつ空気極がLnyxMnO3(LnはLa,Pr,Nd,Smの中の一種類以上の元素でその総量yが0.999−xと0.950−xの間で、AはSrまたはCaまたは両方の元素でその総量xが0.05≦x≦0.25)であることを特徴とする固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法。
  3. 請求項2において、電極活性酸化物の組成が、Ln1-xxCo1-yy3(LnはLa,Pr,Nd,Sm,Eu,Gdの中の一種類以上の元素でその総量が1−xで、AはSrまたはCaまたは両方の元素でその総量xが0.0≦x≦0.8、BはMn,Fe,Ni,Ga、Al、Mgから選ばれた1種類以上の元素でBの総量yは0.0≦y≦0.9、そして、その総量yに占めるMnの量は0.4以下、Feの場合は0.7以下、Niの場合は0.7以下で、Ga,Alの場合は0.9以下、Mgの場合は0.3以下)であることを特徴とする固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法。
  4. 請求項2において、電極活性酸化物の組成が、Ln1-xxFe1-yy3(LnはLa,Pr,Nd,Sm,Eu,Gdの中の一種類以上の元素でその総量が1−x、AはSrまたはCaまたは両方の元素でその総量xが0.0≦x≦0.8、BはMn,Ni,Co,Ga,Al,Mgから選ばれた1種類以上の元素で、Bの総量yは0.0≦y≦0.9、そして、その総量yに占めるMnの量は0.4以下、Niの場合は0.7以下、Coの場合は0.8以下、Ga,Alの場合は0.9以下、Mgの場合は0.3以下)であることを特徴とする固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法。
  5. 請求項2において、電極活性酸化物の組成が、LnzxMn1-yy3(LnはLa,Pr,Nd,Sm,Eu,Gdの中の一種類以上の元素でその総量zが0.999−x≦z≦0.95−xで、AはSr,Ca,Baの中の1つ以上の元素で、その総量xが0.35≦x≦0.80、BはCo,Fe,Ni,Ga,Al,Mgから選ばれた一種類以上の元素でBの総量yは0.0≦y≦0.2)であることを特徴とする固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法。
  6. 請求項2において、電極活性酸化物の組成がCe1-x-yxTiy2(AはLa,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Yb,Lu,Y,Scの中の一種類以上の元素でその総量xが0.10と0.4の間で、yは0と0.2との間)であることを特徴とする固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法。
  7. 請求項2において、電極活性酸化物の組成がBi1-xx1.5(Aは希土類または遷移金属の中の一種類以上の元素でその総量xが0.3以下)であることを特徴とする固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法。
  8. 請求項1から7のいずれかにおいて、前記電極活性酸化物を形成する電極活性酸化物材料を、アルコキシド溶液または硝酸溶液の形で前記多孔質の空気極に含浸させることを特徴とする固体電解質型燃料電池用空気極への電極活性酸化物の導入方法。
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