JP3783876B2 - 負圧吸引ブラスト装置並びにその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
〔産業上の利用分野〕
本発明はサンドブラストに関し、特に砥粒を負圧気体を用いて被研磨材に噴出衝突させ、酸化物のスケール落し、メッキの下地仕上げ、梨地仕上げ、素面粗し等の金属表面を加工する負圧吸引ブラスト装置並びにその方法に関する。
【0002】
〔従来の技術〕
従来より砂吹き加工と呼ばれているサンドブラスト工法を用い、被加工物体の表面加工を行う方法は、砥粒を3.5〜7.0Kg/cm程度の圧縮気体で、これらの被加工物体の表面に吹付けるか、或は羽根車等を高速回転させ、遠心力を利用してスチール製砥粒等を被加工物体の表面に叩き付ける等の方法で、鋳物の砂落し、バリ取り、スケール落し、金属の塗装・メッキの下地仕上げ、文字或は模様書き等、幅広く利用されて来た。
【0003】
この表面加工方法は、圧縮気体を用いるので、装置には耐圧力を持たせねばならないため、機械的強度が必要であり、他にコンプレツサからのドレイン或はオイル等が研磨砥粒に混入し、被研磨材に悪影響を及ぼすことがあり、これらを除去するための設備を必要とすること、或は遠心力を利用してブラストを行う方法も、遠心力に耐える機械的強度を必要とする等の、コストアツプ要因を包含していた。
【0004】
ブラストノズルからの気体流の噴出並びに研磨材の噴出についても種々の問題点を内蔵しており、気体流に関しては、噴射される気体流の拡散が狭いため、研磨材の拡散も少く、加工される表面も挾いものとなり、更にブラストノズルより噴出する気体流の脈動も無視できず、ブラストむらを生じ易い欠点が存在した。
又、ブラストノズルからの研磨材の噴出の点でも、高圧気体の気体流は容易に高速が得られるが、消費エネルギーに比してブラスト効果の効率が悪く、加えて被加工物体が薄い物体で構成されていた場合、噴出する気体流の影響を受け、被加工物体が変形する等の問題点が存在した。
【0005】
加えて噴出気体流に乗せて研磨材である珪砂等を噴出するのであるから、噴出研磨材が作業場に飛散し、作業員の健康管理にも悪影響を及ぼす等の、労働災害を発生させる可能性がある等の、種々の問題点を内蔵していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の高圧気体の噴出によるサンドブラスト法では、低率な研磨効率、コストアツプ要因、労働災害発生の可能性等の種々の欠陥が存在した。本発明に係る負圧吸引式サンドブラスト装置は、従来の高圧気体噴流に代えて負圧を用い、周囲の大気圏周辺より流入する気体流に研磨砥粒を乗せ、被研磨物体に砥粒を衝突させて表面加工を行うものであるから、気体圧差も少くて済み、且つ砥粒は負圧の閉鎖環境の中で被加工物体に噴出させるのであるから、作業場内に飛散することも無く、又効率を向上させるためノズル・ガイド等の構造的工夫と相まつて、従来の高圧気体による噴出ブラストの有する欠陥を改良せんと試みるものである。本発明は、上記説明した従来技術の問題点を解決することを出発点としてなされたものであり、その目的は、被研磨材である線材表面を効率的に研磨することのできる負圧吸引式サンドブラスト装置および方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る負圧吸引式サンドブラスト装置は、以下の構成を有する。すなわち、大気圧よりも負圧を発生する減圧装置と、塵埃を除去する集塵機と、線材を研磨する線材ブラスト装置と、各装置を接続し、各々に負圧を供給する排気吸引管とより成る負圧吸引ブラスト装置であって、大気圧流入口より流入する可変負圧気体と研磨砥粒とが混合された負圧混合気体流を生成する研磨材供給筒と、負圧閉鎖空間を形成する筒体壁を有するブラストチユーブと、前記筒体壁に設けられ、前記負圧混合気体流を前記負圧混合気体流の圧力よりも低い圧力に維持されている前記負圧閉鎖空間内に噴出するブラストノズルと、前記ブラストノズルの直下でかつ前記ブラストチユーブの略中心に位置した線材を挟むようにして配置された、前記線材と略平行に伸びた左右一対のブロック体からなり、前記左右一対のブロック体によって形成される開口部が前記ブラストノズル側に広く開口して前記線材に向かって狭くなるように、前記左右一対のブロック体がテーパ状の表面を持つことにより、前記ブラストノズルの噴射口から前記線材に前記負圧混合気体流を誘導するブラストガイドと、前記ブラストノズルに対面する筒体壁を保護するブロテクタと、を有し、前記左右一対のブロック体は前記ブラストノズルと離れて配置され、かつ前記ブラストノズル側に開口した前記左右一対のブロック体の先端の間隔は前記ブラストノズルの噴射口の径より大きいことを特徴とする。
【0008】
〔作 用〕
装置を稼動して負圧気体を発生させる一方で、被研磨線材若しくはバー材等をブラストチユーブ内を通して他方端より頭部を露出させ、その時点でブラストチユーブ内に負圧を供給すれば、ブラスト受口に滴下する研磨砥粒と、大気圧流入口より流入する負圧気体流が混合されて、ブラストチユーブ内に噴出する。
ブラストチユーブ内では、ガイドによりこの混合気体流が案内されて、被研磨材を一方から研磨するが、同時に四方から噴出する混合気体流で内研磨材は全面の研磨を受ける。
このとき被研磨材を適当な速度で一方に移動させれば、被研磨材は全面・全長にわたつて研磨される。
研磨に使用した研磨砥粒は集められ、サイクロンセパレータで分離され、研磨材タンクに戻されて再利用される。
【0009】
〔実 施 例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明実施例の負圧吸引ブラスト装置の全体構成図である。
図2は本発明実施例の負圧吸引ブラスト装置のブラストチユーブに、研磨材供給筒を取付けた状態を示す斜視図である。
図3は本発明実施例の負圧吸引ブラスト装置のブラストチユーブ並びに研磨材供給筒部分の断面図及び排気吸引管部の断面図である。
図4は本発明実施例の負圧吸引ブラストチユーブにおけるブラスト面の縦断面及び横断面である。
【0010】
通常の大気圧は、1013ミリバール(mbar)であるが、日本に毎年来襲する大形台風と呼ばれる台風の気圧は、大略950mbar程度であつて、大気圧より約10%程度負圧になつたに過ぎないにも拘わらず、激烈なる災害を及ぼすことは良く知られている。
従つて10%程度以上に負圧とすれば、可成りの大きな負圧エネルギーを得られることは容易に想像できるので、従来より多用された高圧気体の噴出に代えて、負圧吸引気体を用いた負圧吸引式サンドブラストを提案する。
ノズルより気体の噴出という点より見れば、高圧噴出・負圧噴出の両者は、大気圧を中心とした相対的なものであつて、負圧であるからと云つて不都合を生ずるものでもなく、逆に負圧なるが故に生ずる利益も存在する。
このような発想に基き、本発明の負圧吸引式サンドブラスト法を開発したものであつて、実施例を図に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の負圧吸引サンドブラスト装置の全体図を示すものであつて、減圧装置16、集塵機17、並びに線材ブラスト装置18と圧力的に閉鎖された各装置を接続する排気吸引管25より成る。
【0012】
減圧装置16は、サイレンサ2を備えた排気ポンプ1から成り、防音室3内に設置されている。
排気ポンプは、圧力として−1000〜−8000mmAq(900〜200mbar)程度の圧力が得られれば良いので、この程度の負圧ならば、通常の油回転ポンプ若しくはルーツポンプで充分対応できる圧力であるから、特別な設備ではない。
但し、排気量は比較的大量の気体量となるから、排気音を消音するサイレンサ2を必要とし、且つ防音室3内に設置し、作業場周辺を騒音から遮音しなければならない。
減圧装置16にて得られた負圧は、排気吸引管25により、次段階装置が負圧に吸引される。
【0013】
集塵機17は、研磨砥粒並びに切削された研磨片等の塵埃を除去し、減圧装置を保護するために設けるものであつて、線材ブラスト装置18より吸引された塵埃を含む排気を、集塵フイルタの下方から導入し、線材ブラスト装置18で除去できなかつた研磨砥粒と研磨片等の塵埃を、気体流から分離し、その下部に貯溜する。
集塵フイルタ部4の下部には常時閉口の集塵排出口5があり、これを開口することにより、集塵箱6の中に塵埃を排出する。
【0014】
線材ブラスト装置18は、本発明の要部であつて、サイクロンセパレータ7、砥粒調整用オリフイスを備えた研磨材排出口29を有する研磨材タンク8、両端に閉鎖口12を有するブラストチユーブ9、ガイドローラ11、操作盤13、ブラストチユーブ9に取付けられた研磨材供給筒21、ブラストチユーブ9の両端部に接続されているブラスト吸引管10と、この両者を接続する吸引管集合部32と、サイクロンセパレータ7と吸引管集合部32間を接続する排出吸引管33より成つており、排気吸引管25により最大−8000mmAq程度の負圧が供給されている。
【0015】
サイクロンセパレータ7は、ブラストチユーブ9で被研磨材を研磨した後の研磨砥粒と、被加工物体より切削された切削片等の塵埃を、負圧気体流より分離するための設備であつて、サイクロンセパレータ7、中間タンク34、4個の弁351、352、353、354並びにそれ等を相互に接続する接続管361、362と補助接続管371、372、373より成り、分離された研磨砥粒は、その最下部にある研磨材タンク8に戻され、再利用できるようになつている。
サイクロンセパレータ7の頂部には、排気吸引管25が接続され、線材ブラスト装置18で必要とする最大−8000mmAq程度の負圧が供給されている。又、サイクロンセパレータ7の頂部付近背面より、最下部にある吸引管集合部32に排出吸引管33(−点鎖線で示す)が接続されており、ブラストチユーブ9に負圧が供給されている。
【0016】
研磨材タンク8は、被研磨物体を研磨するための研磨砥粒を収容貯蔵するためのタンクで、研磨に使用する砥粒としては、スチール系のシヨツト材、グリツト材、アルミナ(Al)系としては褐色アルミナ、白色アルミナ、人造エメリ、アルミナジルコニア等があり、炭化珪素(SiC)系としては黒色炭化珪素、緑色炭化珪素等、その他の材料としてはCBN、ダイヤモンド等があり、被加工物体とその使途に応じ、粒度並びにその種類を選択して使用する。
研磨材タンク8の下部には、複数の砥粒調整用オリフイスを備えた研磨材排出口29があり、ここから研磨砥粒を研磨材供給筒21のブラスト受口21に必要量づつ自然落下させて供給できるようになつている。
【0017】
研磨材タンク8の下部には、ブラストチユーブ9とブラスト受口26を有する研磨材供給筒21が、水平に、そしてこの両者が直交するように配置され、研磨材供給筒21のブラストチユーブ側の端部は閉口であつて、その近傍よりブラスト分岐管27が45度の角度で分岐し、ブラストチユーブ9の壁体の一辺に固定されている。
この方式以外の別の実施例として、図3(C)に示すように、研磨材供給筒21をブラスト分岐管27に代り、ブラストノズル22に斜45度の角度で取付けても良い。
ブラスト受口側の端部には、気体流の流入量が可変できる開口の大気流入口30が設けられ、研磨砥粒と流入する負圧気体の混合比を適当な量に調節し、研磨効率の向上を図つている。
但し特別に大気流入口30を設けなくても、ブラスト受口26を兼用させ、研磨砥粒との混合負圧気体流を得ることもできる。
【0018】
ブラストチユーブ9は、被研磨材の研磨を行うための負圧閉鎖空間であつて、サイクロンセパレータ7に接続されている排出吸引管33により最大−8000mmAq程度の負圧に吸引されている。
本実施ではブラストチユーブ9を四角筒で説明するが、それ以外の多角筒、円筒若しくは橢円筒等であつても差支えない。
ブラストチユーブ9の両端は、閉鎖口12とその近傍の壁体にはブラスト吸引管10が取付けられた負圧閉鎖空間を構成する四角筒で、その対角線が上下方向並びに水平方向に位置する角度で床上に設置されている。
【0019】
ブラストチユーブ9の両端に位置する閉鎖口12には、被研磨材14の大きさに応じた径を持ち、入口部が広く出口部が狭いテーパ状をなした超合金若しくは焼入加工を施した金属体で製作された通りガイド15が、ブラストチユーブ9の管壁内外からネジ止め等の手段で強固に取付けられている。
通りガイド15の孔部分は開口なので、ブラストチユーブ9内の負圧に引かれて周辺の大気圧が流入し、研磨効率を下げる場合があるので、中心部に切れ目等を入れたゴム製の防圧材28を取付け、大気圧の流入を妨げる工夫が有効である。
【0020】
ブラストチユーブ9の壁体には、ブラストノズル22がネジ込み等の手段で強固に取付けられ、ブラストノズル22の先端の一部がブラストチユーブ9の管内に一部突出しており、このブラストノズル22に、ブラスト分岐管27が同様にネジ込み等の手段で強固に取付けられている。
図示の例ではブラストノズル22は、ブラストチユーブ9の右上辺の管壁に取付けられているが、その他の管壁の右下辺、左上辺並びに左下辺の4管壁にも同様にしてブラストノズル22が取付けられており、被研磨材14に対し、4方向より研磨加工を実施する。
又、図4(B)に示すように、ブラストノズル22は1方向1個ではなく、図示例のように複数個並列配置をすれば研磨効率は一段と向上する。
加えて、ブラストノズル22のネジ込み行程を長く取り、被研磨材14との距離を可変可能に構成すれば、更に研磨効率の向上が望める。
【0021】
ブラストチユーブ9の内部には、図4に示すょうに、ブラストノズル22の噴射口の直下で、且つブラストチユーブ9の略々中心付近に研磨される被研磨材14が配置され、その両側はブラストガイド23で挾まれたガイド空間が形成されている。
ブラストガイド23は、ノズル側が約6〜7度程度、両側で約12〜14度程度ブラストノズル側に開口した形状をしており、それに続く被研磨材14を挾む両側の空間部分は平行空間であつて、ブラストノズル22から噴出する負圧気体と研磨砥粒の混合気体流を、被研磨材14に誘導するに適した形状の、左右一対のブロツク体で構成されている。
【0022】
ブラストノズル22が対面するブラストチユーブ9の管壁には、ブラストノズル22より噴射される研磨砥粒と負圧気体の混合気体流より、ブラストチユーブ9の管壁を保護する目的で、中心部分を凹状の溝に形成したブロツク状のブロテクタ24が配置されている。
【0023】
上記の実施例では、ブラストガイド23並びにブロテクタ24は、ブロツク体として説明しているが、使用する砥粒の種類により、樹脂製又はゴム製のブラストガイド並びにブロテクタを用いても良い。
【0024】
ブラストノズル22、ブラストガイド23並びにブロテクタ24は、研磨砥粒と負圧気体の混合気体流により、常時被研磨材14と同様な研磨作用を受けているので、その消耗が甚だしく、これらの部品が容易に交換できるように、ネジ止め等の手段で取付け、取外しが容易な構造である必要がある。
ブラストチユーブ9も同様な作用を受けるので、一本の筒体で構成するのではなく、鉄板をネジ止めする等の組立方式で、ブラストチユーブ9を構成することが望ましい。
【0025】
ブラストチユーブ9の両端部近傍には、ブラスト吸引管10が接続されており、吸引管集合部32を通り、排出吸引管33を通してサイクロンセパレータ7に接続され、ブラストチユーブ9内を最大−8000mmHg程度の負圧が供給されている。
本実施例では、ブラスト吸引管10、吸引管集合部32を用いてブラストチユーブ9内に負圧を供給する方式で説明しているが、排出吸引管33をブラストチユーブ9の略々中央部に接続し、負圧を供給する方式でも差支えない。
【0026】
線材ブラスト装置18の両外側フレームには、ガイドローラ11が取付けられており、ブラストチユーブ9にて研磨される被研磨材14を水平に支え、前述の通りガイド15と共働してブラストチユーブ内に被研磨材14を円滑に送り込む機能を持たせている。
【0027】
本発明のブラスト装置の動作を図に基づいて説明する。
研磨実施に先立ち、装置の一方から被研磨材14の線材若しくはバー材等を、ガイドローラ11並びに通りガイド15を通してブラストチユーブ9内に挿入し、他端からその頭部を露出させる。
準備完了した段階で操作盤13を操作し、減圧装置16を起動して最大−8000mmAq程度の負圧を発生させる。
この発生した負圧は、排気吸引管25、排出吸引管33、ブラストチユーブ9を通じ、研磨材供給筒21の大気圧流入口30の個所まで負圧となつている。
【0028】
この時点で操作盤13を操作し、研磨材排出口29より研磨砥粒を必要量排出し、ブラスト受口26に向け自然落下させると、研磨砥粒は研磨材供給筒21内に落下すると共に、大気圧流入口30より流入する気体流と混合して負圧混合気体流となり、ブラスト分岐管27を通り、ブラストノズル22よりブラストチユーブ9内に噴出する。
噴出した負圧混合気体流は、ブラストガイド23により誘導され、被研磨材14に四方より噴出する負圧混合気体流となつて衝突し、被研磨材14を研磨する。
【0029】
被研磨材14は、図示しない牽引装置により左から右若しくはその逆に牽引され、ガイドローラ11、通りガイド15を有する閉鎖口12を通つて左から右へ移動し、その間に噴出する負圧混合気体流により研磨される。
被研磨材14の研磨が終了すると、操作盤13を操作して研磨材排出口29を閉口し、続いて減圧装置16を停止し、全ての負圧を解除する。
次いで、新たなる被研磨材14を装着し、前記手順で新たなる研磨を開始する。
【0030】
研磨中に使用された研磨砥粒と負圧気体の混合気体流は、ブラストチユーブ9の両端に接続されているブラスト吸引管で集められ、吸引管集合部32、排出吸引管33を経てサイクロンセパレータ7に戻され、ここで研磨砥粒と負圧気体に分離され、研磨砥粒は研磨材タンク8に戻されて再利用される。
排出吸引管33内を通る研磨砥粒と負圧気体の混合気体流は、サイクロンセパレータ7の中へ背面から導かれるが、ここで混合気体流は狭い排出吸引管33内より、急激に広いサイクロンセパレータ7の中へ放出されるので、ベルヌーイの定理により急激に混合気体流の流速が減少するから、研磨砥粒はそれ自身の持つ自重により下方へ落下し、負圧気体流と分離されてサイクロンセパレータ7の底部に滞溜する。
【0031】
線材ブラスト装置18が停止中は、弁351、352を開けばサイクロンセパレータ7の底部に滞溜していた研磨砥粒は、接続管361、弁351、中間タンク34、弁352並びに接続管362を通つて研磨材タンク8に戻されるが、線材ブラスト装置18が稼動中の場合は、まず弁353を開いて中間タンク34を負圧にし、続いて弁351を開いてサイクロンセパレータ7の底部に滞溜した砥粒を中間タンク34へ移送する。
その後弁351、353を閉じ、弁354を開けば中間タンク34内は常圧となり、弁352を開けば研磨砥粒は接続管362を通つて研磨材タンク8に戻される。
このように、線材ブラスト装置18が稼動中、停止中に拘わらず、研磨砥粒を研磨材タンク8に戻すことが可能である。
【0032】
本発明の実施例は、線材・バー材等の研磨で説明しているが、その主旨を逸脱しない範囲での他の材料若しくは用途への利用は可能である。
本実施例のごとく研磨ではなく、負圧気体流に塗料若しくは薬品を吸引噴霧させ、物体表面に塗装授しくは薬品による洗浄等を行うことも可能である。
この場合、使用する薬品・塗料等は、負圧閉鎖空間で閉じ込められているので、職場内に飛散することがなく、職場環境保全に対する効果が大きい。
又ブラストチユーブの形状は、本実施例のごとく四角筒ではなく、その他の多角筒でも可能であると共に、例えば球体等のブラストチユーブで構成し、研磨砥粒との負圧混合気体流を千鳥配列のブラストノズルより球体内に噴出し、被研磨物体を研磨することも可能である。
物体研磨のみならず、物体表面の脱脂、伸線工程で付着した潤滑剤除去等の利用も見込める。
【0033】
以上に実施例として詳述したように、本実施例の負圧吸引式の線材ブラスト装置には、数多くの利点がある。負圧吸引式であるから、ポンプで発生するドレイン又は油等が研磨砥粒に混入する機会は全く無く、常に清浄なる研磨砥粒で被研磨材を研磨するので、被研磨材は汚染されることがなく、製品の仕上り品質の向上に大きな効果を発揮する。
【0034】
装置で用いる負圧は−8000〜−1000mmAq程度の負圧なので、装置の内圧・機械的強度等に特殊な考慮を払う必要も無く、通常の設備のものが利用できるから、製作費も廉価で済み、コストアツプ要因がないと共に、従来機の自損・廃滅の範囲を小さくできるメリツトもある。
又、大気圧圏から負圧空間に流入する通常1/2程度に減圧した気体流を用いるので、気体圧差と圧力変動幅も少く、1/3〜1/4程度の減圧とすれば、薄い物体にブラスト加工しても被加工物体を変形させる割合が少い。
【0035】
負圧を利用するため、被加工物体の周囲を負圧閉鎖空間としなければならないため、研磨砥粒が職場内に飛散することが無く、研磨砥粒が原因となつて発生する職業病等の労働災害の発生を生じないため、職場に特別な設備を設けなくても済む。研磨砥粒も負圧空間で集合されて再利用できるから、材料費が軽減でき、コストダウンに役立つ等の数多くの利点がある。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、負圧を利用して被加工物体の周囲を負圧閉鎖空間とするため研磨砥粒が職場内に飛散することが無く、更に、ブラストチューブ内に噴出された研磨砥粒を含む負圧気体流を、左右一対のブロック体からなり、この左右一対のブロック体がブラストノズルと離れて配置され、かつブラストノズル側に開口した左右一対のブロック体の先端の間隔がブラストノズルの噴射口の径より大きいブラストガイドを用いて被研磨材である線材まで案内することができるため線材表面を効率的に研磨することができる負圧吸引式サンドブラスト装置および方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明実施例に係る負圧吸引ブラスト装置の全体構成図である。
【図 2】本発明実施例に係る負圧吸引ブラスト装置における、ブラストチユーブに研磨材供給筒を取付けた状態を示す斜視図である。
【図 3】本発明実施例に係る負圧吸引ブラスト装置における、ブラストチユーブ並びに研磨材供給筒部分の断面図である。
【図 4】本発明実施例に係る負圧吸引ブラスト装置における、ブラストチユーブのブラスト面断面を拡大した図である。
【図 5】本発明実施例に係る負圧吸引ブラスト装置におけるブラストチユーブの閉鎖口部分の説明図である。
【図 6】本発明実施例に係る負圧吸引ブラスト装置におけるサイクロンセパレータを用いて研磨砥粒を回収する系統図である。
【符号の説明】
1:排気ポンプ 2:サイレンサ
3:防音室 4:集塵フイルタ
5:集塵排出口 6:集塵箱
7:サイクロンセパレータ 8:研磨材タンク
9:ブラストチユーブ 10:ブラスト吸引管
11:ガイドローラ 12:閉鎖口
13:操作盤 14:被研磨材
15:通りガイド 16:減圧装置
17:集塵機 18:線材ブラスト装置
21:研磨材供給筒 22:ブラストノズル
23:ブラストガイド 24:ブロテクタ
25:排気吸引管 26:ブラスト受口
27:ブラスト分岐管 28:防圧材
29:研磨材排出口 30:大気圧流入口
31:ガイド開口部 32:吸引管集合部
33:排出吸引管 34:中間タンク
351〜354:弁 361〜362;接続管
371〜373:補助接続管

Claims (7)

  1. 大気圧よりも負圧を発生する減圧装置と、塵埃を除去する集塵機と、線材を研磨する線材ブラスト装置と、各装置を接続し、各々に負圧を供給する排気吸引管とより成る負圧吸引ブラスト装置であって、
    大気圧流入口より流入する可変負圧気体と研磨砥粒とが混合された負圧混合気体流を生成する研磨材供給筒と、
    負圧閉鎖空間を形成する筒体壁を有するブラストチユーブと、
    前記筒体壁に設けられ、前記負圧混合気体流を前記負圧混合気体流の圧力よりも低い圧力に維持されている前記負圧閉鎖空間内に噴出するブラストノズルと、
    前記ブラストノズルの直下でかつ前記ブラストチユーブの略中心に位置した線材を挟むようにして配置された前記線材と略平行に伸びた左右一対のブロック体からなり、前記左右一対のブロック体によって形成される開口部が前記ブラストノズル側に広く開口して前記線材に向かって狭くなるように、前記左右一対のブロック体がテーパ状の表面を持つことにより、前記ブラストノズルの噴射口から前記線材に前記負圧混合気体流を誘導するブラストガイドと、
    前記ブラストノズルに対面する筒体壁を保護するブロテクタと、
    を有し、
    前記左右一対のブロック体は前記ブラストノズルと離れて配置され、かつ前記ブラストノズル側に開口した前記左右一対のブロック体の先端の間隔は前記ブラストノズルの噴射口の径より大きいことを特徴とする負圧吸引ブラスト装置。
  2. 前記ブラストチユーブの両端部若しくは中央部に設けられたブラスト吸引管と、前記ブラスト吸引管を集合する集合部とサイクロンセパレータとに接続される排出吸引管とを有し、使用済の前記負圧混合気体流より研磨砥粒と負圧気体を分離し、研磨砥粒を再利用することを特徴とする請求項1記載の負圧吸引ブラスト装置。
  3. 前記開口部は前記ブラストノズルに向かって12〜14度開口したテーパ状の表面を持ち、前記線材を挟む両側の空間部分は平行空間であるブラストガイドを有することを特徴とする請求項1記載の負圧ブラスト装置。
  4. 前記ブラストノズルに対面する箇所に、凹面をしたブロテクタを配置したことを特徴とする請求項1記載の負圧吸引ブラスト装置。
  5. 前記ブラストノズル、前記ブラストガイド、前記ブロテクタ並びに前記ブラストチユーブの筒体壁は、組立・分解可能な構造であることを特徴とする請求項1記載の負圧吸引ブラスト装置。
  6. 大気圧よりも負圧を発生する減圧装置と、塵埃を除去する集塵機と、線材を研磨する線材ブラスト装置と、各装置を接続し、各々に負圧を供給する排気吸引管とより成る負圧吸引ブラスト装置を用いる負圧吸引ブラスト方法であって、
    大気圧流入口より流入する可変負圧気体と研磨砥粒とを混合して負圧混合気体流を生成する工程と、
    負圧閉鎖空間を形成する筒体壁に設けられたブラストノズルから前記負圧混合気体流を前記負圧混合気体流の圧力よりも低い圧力に維持されている前記負圧閉鎖空間内に噴出する工程と、
    前記ブラストノズルの直下でかつ前記ブラストチユーブの略中心に位置した線材を挟むようにして配置された前記線材と略平行に伸びた左右一対のブロック体からなり、前記左右一対のブロック体によって形成される開口部が前記ブラストノズル側に広く開口して前記被研磨材に向かって狭くなるように、前記左右一対のブロック体がテーパ状の表面を持つブラストガイドを用いて、前記ブラストノズルの噴射口から前記被研磨材に前記負圧混合気体流を誘導する工程と、
    前記誘導された負圧混合気体流で前記被研磨材を研磨する工程と、
    を有し、
    前記左右一対のブロック体は前記ブラストノズルと離れて配置され、かつ前記ブラストノズル側に開口した前記左右一対のブロック体の先端の間隔は前記ブラストノズルの噴射口の径より大きいことを特徴とする負圧吸引ブラスト方法。
  7. 前記負圧吸引ブラスト装置は、前記ブラストチユーブの両端部若しくは中央部に設けられたブラスト吸引管と、前記ブラスト吸引管の集合部よりサイクロンセパレータに接続される排出吸引管とを有し、使用済の前記負圧混合気体流より研磨砥粒を分離して再利用する工程を更に有することを特徴とする請求項6に記載の負圧吸引ブラスト方法。
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