JP3781238B2 - 加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属支持体上に感光層を設けた感光性平版印刷原版を、露光後に搬送しつつ加熱する加熱装置に関し、特に印刷原版を熱現像する装置として適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】
ハロゲン化銀、還元剤、及び重合性化合物を含む感光材料を画像露光し、ハロゲン化銀を現像して、これにより画像状に重合性化合物を重合させてポリマー画像を形成する方法が、特公平3−12307号及び同3−12308号公報(米国特許4629676号及び欧州特許0174634号明細書)に記載されている。この方法においては、ハロゲン化銀を還元した還元剤の酸化体ラジカル(還元剤の酸化体の分解によって生じるラジカルであってもよい。以下、単に酸化体ラジカルと呼ぶ。)によって重合が開始される。即ち、感光材料を加熱して、ハロゲン化銀を現像し、重合性化合物の硬化画像を形成する熱現像を実施する。
【0003】
以上述べた画像形成方法は、印刷版の製造にも適用できる。
印刷版の製造に好適な感光材料は、特開昭64−17047号公報(米国特許4985339号及び欧州特許0298522号各明細書)、特開平5−249667号公報(米国特許5122443号及び欧州特許0426192号明細書)及び特開平4−191856号公報(米国特許5290659号)、特開平5−142775号、同6−27652号、同5−107764号公報に記載されている。これらの公報に記載された感光材料は、ハロゲン化銀を光センサとする硬化反応を利用することを特徴とし、支持体上に少なくとも重合性化合物又は架橋性ポリマーを含む硬化性層、ハロゲン化銀を含む感光性層及び塩基プレカーサを含むオーバーコート層の三つの層が順次積層されており、何れかの層に還元剤が含まれてなる(以後、この感光材料を銀トリガー重合型感光材料と呼ぶ)。印刷版の製造方法では、上記の熱現像により重合性化合物又は架橋性ポリマーを硬化させてから、溶出液を用いて未硬化部を除去し、残存する硬化画像を印刷版の画像として利用する。
尚、印刷版では、金属板(一般にはアルミニウム板)を支持体として用いる。
【0004】
以上のように、銀トリガー重合型感光材料を金属支持体に設けた印刷原板に画像形成する場合、熱処理装置が必要となる。
このような熱処理に関して、例えば特開平4−240643号公報に記載されているような、印刷原版にヒータからの熱線を照射する非接触加熱方式と、印刷原版とヒータとが接触する接触加熱方式とに大別されている。
【0005】
接触加熱方式を適用した加熱装置は、例えば図8に示すように、印刷原版114を無端ベルト138によって加熱プレート130の間に挟持するように被覆し、無端ベルト138の移動に伴って、印刷原版114を加熱プレート130に摺接させつつ搬送するとともに、加熱プレート130の熱によって加熱するように構成されている。この加熱プレート130の表面は、円弧状に湾曲されており、印刷原版114はこの湾曲に沿って曲がるのに充分に薄くできており、摺接される無端ベルト138はこの印刷原版114を加熱プレート130側に押圧する張力を付与される。加熱プレート130の搬送方向前方及び後方には、搬送ローラ122,124がそれぞれ設けられており、矢印Aで示すように、印刷原版114を加熱プレート130と無端ベルト138の間に搬入又は搬出する。
【0006】
そして、搬送ローラ122,124によって加熱プレート130と無端ベルト138の間に搬入された印刷原版114は、無端ベルト138の矢印Dで示す回転に伴って加熱プレート130に摺接されつつ搬送され、加熱プレート130の熱によって加熱される。この際、無端ベルト138には、加熱プレート表面の湾曲部130Bによって張力が付与されており、これにより印刷原版114は、無端ベルト138によって加熱プレート側に押圧されて密着し、加熱が全体に行き渡る。なお、銀トリガー重合型感光材料の加熱温度としては70〜200℃程度が利用される。
【0007】
ところで、印刷原版114は支持体が金属板であるため、加熱により熱膨張を起こす。印刷原版114は無端ベルト138によって加熱プレート130へ押圧されて密着しているため、両端のずれが制限され、熱膨張による延びは端縁から内方へと向かい、通常、印刷版はその中央部が略全長に渡り隆起するように変形する。そして、この熱膨張により印刷原版114が歪む結果、印刷原版114と加熱プレート130との接触が不均一となり、不完全接触部では熱現像の効率が低下する。その結果、この部分の重合硬化画像が欠損したり、硬化の程度が低下し画像強度が低下して、印刷版として使用した場合には部分的に耐刷性が低下する問題が発生する。また、例えば網線数200線で網点面積率2%のような微小点を形成しようとした場合に、不完全接触部の熱現像の効率が低下し硬化不足となるため、完全接触部に比べて形成される微小な網点のサイズが小さく形成され、色調が部分的に異なるなど印刷版として使用するための均一性が満足されないという問題点が発生する。
【0008】
一方、前記非接触加熱方式には、図9に示すように構成した加熱装置がある。この加熱装置は、断熱ケース141内にヒータ142及び印刷原版をガイドするためのガイド板143を設けるとともに、断熱ケース141の周囲をケース144で覆った構成になっている。また、ケース144内には、矢印A方向から挿入される印刷原版を加熱装置内に搬入する搬入ローラ145及び搬出ローラ146が設けられている。
この加熱装置にあっては、矢印A方向から挿入された印刷原版は、一定速度でヒータ142の下部を走行し、加熱された後に搬出ローラ146にニップされて次工程に搬送される。
そして、ヒータ142の発熱は、ヒータ142に設けた温度センサによって検出した温度によりヒータ各部温度を制御していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
非接触加熱方式では、接触加熱方式に付随する問題点、すなわち印刷原版の中央部が略全長にわたり隆起するような変形による加熱不良は生じない。
しかし、非接触加熱方式では、印刷原版の温度を測定した結果、印刷原版の部位に応じて、図10に示すように先後端の到達温度に偏差が生じていた。これは、加熱している部分と未加熱部分間に温度勾配が生じ、エネルギーが移動することによって、先端部の温度が低くなり、後端部の温度が高くなってしまうからである。したがって、印刷原版は均一に加熱されていなかった。
更に、断熱ケース141内の温度、言い換えれば加加熱部内の雰囲気温度の時間的安定性もよくなく、これが加熱ムラの一因になっていた。
【0010】
本発明は上記の状況に鑑みてなされたものであり、印刷原版に与えられる熱量を進行方向からの各部位に応じて制御し、印刷原版の加熱温度が均一になる加熱装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 金属支持体上に感光層を設けた印刷原版を、熱源から放射される熱雰囲気中に搬送させて加熱する加熱装置において、前記印刷原版と前記熱源との間に遮熱部材を可動に設け、更に前記印刷原版の先端及び後端を検出する検出手段を設け、前記印刷原版の先端検出により先端部が前記熱源の下部を通過する間の搬送速度を制御して先端部の加熱量を制御するとともに、後端検出により前記遮熱部材を駆動して前記印刷原版の後端部の加熱量を制御することを特徴とする加熱装置。
) 金属支持体上に感光層を設けた印刷原版を、熱源から放射される熱雰囲気中に搬送させて加熱する加熱装置において、前記印刷原版の先端及び後端を検出する検出手段を設け、前記印刷原版の先端検出により先端部が前記熱源の下部を通過する間の搬送速度を制御して先端部の加熱量を制御するとともに、後端検出により前記熱源を駆動する電力量を制御して前記印刷原版の後端部の加熱量を制御することを特徴とする加熱装置。
) 加熱装置内の雰囲気温度及び搬入ローラの温度及び加熱装置を設置している室内温度及び加熱前の印刷原版温度を検出する手段を設け、検出したこれらの温度に基づいて前記熱源の温度を制御する前記(1)又は(2)記載の加熱装置。
) 加熱部出口を前記印刷原版の表裏に接して波打ち変形に追従する柔軟性部材で密閉することを特徴とする前記(1)〜()の何れかに記載の加熱装置。
【0012】
前記遮熱部材としては、熱源の背面側にある反射板を鉛直面内で回転可能に構成して、熱源と印刷原版との間に進退移動させて熱を遮蔽することができる。
また、遮熱部材としては、熱源と印刷原版の間に進退移動可能に設けた遮熱板を用いることができる。
印刷原版の搬送速度の制御は、印刷原版の先端部が熱源の下部を通過する際に低速度で、それ以外の部位で高速度に制御する。
上記の如き、非接触加熱方式の加熱装置において、遮熱部材を適当な位置に移動させて、熱源から発生した熱を適宜遮蔽することにより、印刷原版の部位に応じて正確な加熱処理を行うことができ、均一に加熱することができる。
また、印刷原版の搬送速度を印刷原版の部位に応じて制御することにより、印刷原版に与えられる熱量を制御することができ、印刷原版を均一に加熱することができる。
【0013】
本発明の対象とする加熱処理とは、画像露光によって酸を発生し、加熱処理によって硬膜・不溶化させる処理、画像露光によって形成された銀潜像を加熱処理によって現像し、発生したラジカルによって硬化させる処理、画像露光により開始した反応を加熱処理によって促進させる処理等を含む。
【0014】
また、本発明の対象となる感光材料は、加熱により現像される感光材料又は湿式現像前に加熱処理が必要な感光材料であれば特に制限されるものではない。前述した特開昭64−17047号公報(米国特許4985339号及び欧州特許0298522号各明細書)、特開平5−249667号公報(米国特許5122443号及び欧州特許0426192号明細書)及び特開平4−191856号公報(米国特許5290659号)、特開平5−142775号、同6−27652号、同5−107764号公報に記載されている銀トリガー重合型感光材料も好ましい感光材料として使用することができる。
【0015】
また、特開平7−20625号公報及び特願平10−22404号明細書に、下記(A)〜(D)を含有してなることを特徴とするネガ型画像記録材料が記載されている。
(A)光又は熱により分解して酸を発生する化合物。
(B)酸により架橋する架橋剤。
(C)アルカリ可溶性樹脂の少なくとも1種。
(D)赤外吸収剤。
以上のようなネガ型画像記録材料を用いた平版印刷用版材は波長760nmから1200nmの赤外線を放射する固体レーザ及び半導体レーザにより画像露光される。レーザ照射後すぐに現像処理を行ってもよいが、レーザ照射工程と現像工程の間に加熱処理を行うことが好ましく、加熱処理の条件は80℃〜150℃の範囲内で10秒から5分間行うことが望ましい。本発明はこの加熱処理にも有功である。この材料は、必要に応じて加熱処理を行った後、アルカリ水溶液にて現像することによって、末硬化部を除去し残存する硬化画像を印刷版の画像として利用する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に図示の実施形態により、本発明を銀トリガー重合型感光材料に適用して説明する。
図1は、本発明の加熱装置1を適用した製版装置を示す概略断面図である。
印刷原版2は、支持体上に画像形成層が設けられて構成されている。支持体は金属、代表的にはアルミニウム又はアルミニウム合金からなる薄板である。
【0017】
加熱処理に際し、印刷原版2を加熱装置1の搬入口3に挿入しようとすると、搬入センサー4が検出して加熱装置1を駆動する。印刷原版2は搬入ローラ5によってニップされ、加熱部6内に搬送されてガイドワイヤー7上を矢印Aで示した下流側に搬送される。搬送ローラの近傍には印刷原版2の先端及び後端を検出する位置検出センサ26が配置されている。
ガイドワイヤー7上には2個のヒータ8a,8bが配設され、ガイドワイヤー7上を搬送される印刷原版2を輻射熱により加熱する。ヒータ8a,8b上には、回転可能な反射板9a,9bが配設されていて、これらを回転させることにより印刷原版2に与えられる熱量を制御できるようになっている。なお、反射板9a,9bによる加熱制御については、後に図2及び図3を参照して詳細に説明する。
加熱された印刷原版2は、搬出口12に設けた一対の出口ブレード13の間を通過して下流側に搬送され、ここで冷却ファン14により冷却されて搬送ローラ15にニップされ、冷却ローラ31を介して次の溶出部40に搬送される。
【0018】
溶出部40において、印刷原版2は入口搬送ローラ41及びガイドローラ42によって現像液(例えば、富士写真フイルム(株)製PS版用現像液DP−4)中へ案内される。この後、印刷原版2はガイド板43に沿って現像液中を進み搬送ローラ対44に挟持され、搬送方向に対して正回転するブラシローラ45に現像面が接するように案内される。更に、印刷原版2はガイドローラ46,47により現像液面上に案内されて一対のスクイズローラ48に挟持され水洗部50へ搬送される。
【0019】
溶出部40には、ヒータ80と冷却水流通パイプ82が設けられており、現像液を加熱・冷却することにより、現像液の温度が適温に調節されている。また、溶出部40には、補充ポンプにより補充液が適宜補充され、余分な液はオーバーフローして排出されるようになっている。また、水補充ポンプにより、蒸発した水分を補うための水が補充される。更に、溶出部40は、配管84と、現像液Dの汚れを除去するフィルタ86と、ポンプ88とにより構成された循環系統を備えている。
【0020】
水洗部50においては、印刷原版2が、搬送ローラ51によって搬送され、スプレーノズル52によって洗浄水を吹き付けられる。
搬送ローラ51は、スプレーノズル52を挟んで進行方向A上流側及び下流側に、それぞれ印刷原版2を挟んで上下一対ずつ設けられており、印刷原版2を挟持した状態で回転することにより、印刷原版2を搬送方向Aに搬送する。スプレーノズル52は、印刷原版2の両面にそれぞれ対向して配置されており、循環ポンプ53によって受水槽54から汲み上げられた洗浄水を、印刷原版2の両面に吹き付ける。なお吹き付けられた洗浄水は、印刷原版2から落下した後、受け皿55によって受水槽54内に回収される。
【0021】
ガム液塗布部60においては、印刷原版2が、搬送ローラ61によって搬送され、スプレーノズル62によってガム液を吹き付けられる。
搬送ローラ61は、スプレーノズル62を挟んで進行方向A上流側及び下流側に、それぞれ印刷原版10を挟んで上下一対ずつ設けられており、印刷原版2を挟持した状態で回転することにより、印刷原版2を搬送方向Aに搬送する。スプレーノズル62は、印刷原版2の画像形成層に対向して配置されており、循環ポンプ63によってガム液槽64から汲み上げられたガム液(例えば、富士写真フイルム(株)製PS版用ガム液GU−7)を、印刷原版2の画像形成層に吹き付ける。なお吹き付けられたガム液は、印刷原版2から落下した後、受け皿65によってガム液槽64内に回収される。
【0022】
乾燥部70においては、印刷原版2が、搬送ローラ71によって搬送され、ドライヤ72によって乾燥される。
搬送ローラ71は、ドライヤ72を挟んで進行方向A上流側及び下流側に、それぞれ印刷原版2を挟んで上下一対ずつ設けられており、印刷原版2を挟持した状態で回転することにより、印刷原版2を進行方向Aに搬送する。ドライヤ72は、印刷原版2の両面にそれぞれ対向して二対設けられており、温風を印刷原版2の両面に吹き付けることにより、ガム処理後の印刷原版2を乾燥する。
【0023】
印刷原版2を処理する一連の流れとしては、まず、図示しない露光装置内で、印刷原版2の画像形成層側に原稿フィルムを密着させるとともに、500nmの光を通すバンドパスフィルタを介在させ、500ワットのタングステンランプを用いて1.5秒間露光し、露光済みの印刷原版を作成する。そして、図1のように、印刷原版2は、加熱部1から、溶出部40、水洗部50及びガム液塗布部60を経て、乾燥部70まで連続して搬送され、各部において順次所定の処理を施される。
つまり、加熱処理された印刷原版2は、冷却ローラ31によって冷却された後、溶出部40において溶出処理が施され、画像形成促進層、感光性層及び硬化性層の未硬化部分、すなわち硬化性層の硬化部分を除いた画像形成層の非画像領域が溶出される。そして印刷原版2は、水洗部50において水洗処理され、溶出液を除去された後、ガム液塗布部60においてガム処理され、更に乾燥部70において表面に付着したガム液を乾燥される。乾燥後の印刷原版2はトレイ74に搬送されて集積される。
【0024】
次に、本発明の第1実施形態として加熱装置1を説明する。この加熱装置1は、図1に示した製版装置において搬入センサー4から加熱部6、更に搬送ローラ15までの工程を含む装置であり、図2に拡大断面図で示す。
図示されるように、加熱装置1は、ケース21内に加熱部6全体を収納した構成になっている。加熱部6の上部全体は断熱カバー22により覆われ、ガイドワイヤー7の下側は遮蔽板23により覆われているが、遮蔽板23の一部に排気口を設け、加熱部6の底面に排熱ファン24が設けられている。
【0025】
加熱部6内の上流側(図2の左方)には、ガイドワイヤー7に対し所定高さの位置に2個のヒータ8a,8bが配設され、その上側に横断面半円状の反射板9a、9bが回動自在に設けられている。なお、ヒータ8a,8bは本発明でいう熱源に相当するものであり、遠赤外セラミックヒータが好適である。
反射板9a,9bは、印刷原版2へ与えられる熱量を調整するためのものである。反射板9a,9bが図2のようにヒータ8a,8bの上部に位置制御されている場合は、ヒータ8a,8bの放射熱が遮蔽されず、しかも熱反射があるので、印刷原版2は最高熱量で加熱される。そして、反射板9a,9bをヒータ8a,8bの側面から下側に制御することにより、放射熱の遮蔽量が増加し、印刷原版2へ与えられる熱量が低く制御される。
【0026】
雰囲気温度センサー11は加熱部6内の温度を検出し、ローラ温度検出センサー25は搬入ローラ5の温度を検出するものである。前記センサー11,25と排熱ファン24とによって、加熱部6内の温度制御が行われる。
すなわち、ヒータ8a,8bの適正設定温度をQとすると、
Q=A・(T−To)+B・((T+To)/2−T1)・・・(1)
但し、前記(1)式において、A,B:定数、T:加熱温度、To:搬入ローラ温度、T1:加熱部内雰囲気温度である。そして、温度Toは搬入ローラ温度検出センサー25により検出され、温度T1が雰囲気センサー11により検出される。
更に、加熱部6内の雰囲気温度が適正雰囲気温度である加熱温度T以上に達すると排熱ファン24を駆動して温度を低下させ、常に適正雰囲気温度Tが維持されるように制御する。
前記適正設定温度Q及び適正雰囲気温度Tの維持と、反射板9a,9bによる印刷原版2へ与えられる熱量の制御は、図示しない制御装置により総合的に行われ、印刷原版2は定速度で搬送される。
【0027】
印刷原版2を加熱処理する場合、印刷原版2を搬入口3に挿入すると搬入センサー4により検出され、次いで搬送ローラ5が回転することにより搬送され、位置検出センサ26に検出され、これをトリガーとして反射板9a,9bの回動角度が図3に示すように行われる。
前記挿入検出時点0からT1時点までは、反射板9a,9bは所定角度、例えば図2に示すようにヒータ8a,8bの上部に位置決め制御する。このときの位置がθ1であり、通常θ1は水平方向に対して0゜である。次いで、T1〜T2間において回転角をθ1からθ2に制御し、以後T3まで回転角θ2を維持する。次に、T3〜T4間において回転角をθ2からθ3に制御し、T4〜T5間において回転角θ3を維持し、T5時点に達した時点で回転角θ1に復動させる。
【0028】
今仮に、角度θ1において反射板9a,9bがヒータ8a,8bの上部に位置決めされ、角度θ2,θ3が段階的にヒータ8a,8bの下部に位置決め制御されるとすると、0〜T1間においてヒータ8a,8bの下部が最大加熱量になり、次いで2段階に加熱量が低下し、再び最大加熱量に復帰する。一方、印刷原版2は、ヒータ8a,8bの下部を定速で搬送しているのであるから、先ず先端部が最大加熱量で加熱され、次いで中央部がやや低い加熱量で加熱され、後端部が更に低い加熱量で加熱されることになる。
【0029】
このように加熱された印刷原版2は、搬出口12から一対の出口ブレード13の間を通過して加熱部6外に搬送される。そして、冷却ファン14によって例えば100℃程度に冷却され、搬送ローラ15にニップされて図1を参照して説明したように次工程に搬送される。
出口ブレード13は柔軟性を有する材料からなり、印刷原版2の表裏に接することにより、加熱部1の密閉性を向上させ、加熱ムラをなくすことができる。印刷原版2の表面だけに出口ブレードを設けると、印刷原版2が加熱によって熱膨張変形し波打った場合に、上に凸になった部分の裏面から外気が加熱部1内に侵入し、これにより印刷原版2が部分的に冷却され加熱ムラが生じる。しかし、上記のように、柔軟性を有する一対の出口ブレード13を設けることにより、印刷原版2の加熱ムラを防止することができる。
【0030】
以上に述べたように、本実施形態ではヒータ8a,8bの放射熱を制御するのではなく、放射熱は前記のように一定に制御したうえで、反射板9a,9bを回動させて遮熱することにより印刷原版2への加熱量を制御する。
したがって、加熱及び遮熱にタイムラグがなく、印刷原版2の部位に応じて極めて正確に加熱することができる。
【0031】
次に、図4及び図5を参照して本発明の第2実施形態を説明する。なお、本実施形態と前記第1実施形態との相違点は、遮熱部材として反射板を利用せず、別部材としての遮熱板を適用したことにあるので、前記同様の作用を行う部材には同一の符号を付してある。
遮熱板16は、図4に実線で示し位置からヒータ8a,8bの下側に横動制御できる構成になっている。この構成にあっては、遮熱板16が実線で示す位置に位置決めされている場合、印刷原版2はヒータ8a,8bの放射熱で直に加熱され、ヒータ8a,8bの下側に位置制御された場合は、その位置に対応して遮熱されるので、加熱量が制御されることになる。
【0032】
印刷原版2を加熱処理する場合、印刷原版2を搬入口3に挿入すると搬入センサー4により検出されて搬送が開始され、引き続き位置検出センサー26により検出され、これをトリガーとして遮熱板15の位置が図4に示す位置からヒータ8a,8bの下側に位置制御される。
前記挿入検出時点0からT6時点までは、遮熱板16は所定位置、例えば図4に示すようにヒータ8a,8bの下部から外れた位置に制御する。次いで、T6〜T7間において位置をX1からX2に制御し、以後T8まで位置X2を維持する。次に、T8〜T9間において位置をX2からX3に制御し、T9〜T10間において位置X3を維持し、T10時点に達した時点で位置X1、すなわち元の位置に復動させる。
【0033】
今仮に、位置X1において遮熱板15がヒータ8a,8bの外側に位置決めされ、位置X2,X3が段階的にヒータ8a,8bの下部に位置決め制御されるとすると、0〜T6間においてヒータ8a,8bの下部が最大加熱量になり、次いで2段階に加熱量が低下し、再び最大加熱量に復帰する。一方、印刷原版2は、ヒータ8a,8bの下部を定速で搬送しているのであるから、先ず先端部が高加熱量により加熱され、次いで中央部がやや低い加熱量で加熱され、後端部が更に低い加熱量で加熱されることになる。
【0034】
このように加熱された印刷原版2は、搬出口12から出口ブレード13をすり抜けて加熱部6外に搬送される。そして、冷却ファン14によって例えば100℃程度に冷却され、搬送ローラ15にニップされて図1を参照して説明したように次工程に搬送される。
【0035】
以上に述べたように、本実施形態ではヒータ8a,8bの放射熱を制御するのではなく、放射熱は前記のように一定に制御したうえで、遮熱板16の位置を移動させて遮熱することにより印刷原版2への加熱量を制御する。
したがって、加熱及び遮熱にタイムラグがなく、印刷原版2の部位に応じて極めて正確に加熱することができる。
【0036】
次に、図6を参照して本発明の第3実施形態を説明する。なお、本実施形態は印刷原版2の速度制御を行いながら加熱温度の制御を行うものであり、この制御は前記実施形態で説明した加熱装置1のいずれにも適用できるが、搬入ローラ5の駆動モータと搬出ローラ15の駆動モータとは独立し、各ローラは個別に制御されるようになっている。
加熱時に、印刷原版2の先端が位置検出センサー26により検出されると、搬入ローラ5の搬送速度が定常速度Vsから図6のt1時点に示すように低速度Vaに切り換えられる。この制御が図2に示した加熱装置1に適用される場合は、印刷原版2は低速度Vaでヒータ8a,8bの下側を搬送される。しかし、反射板9a,9bは図示の状態、すなわち図3を参照して説明したθ1の位置にあり、ヒータ8a,8bから発生した熱は遮蔽されることなく、印刷原版2を加熱する。
また、この制御が図4に示した加熱装置1に適用される場合は、遮蔽板23は図5を参照して説明したX1の位置にあり、ヒータ8a,8bから発生した熱は遮蔽されることなく、印刷原版2を加熱する。
【0037】
印刷原版2は、低速度Vaで搬送されるが、その搬送量は予め知ることができる。そして、印刷原版2の先端部から予め設定した部分がヒータ8a,8bの下部を通過した時点t2で、搬送速度を低速度Vaから定常速度Vsに制御する。したがって、印刷原版2の先端部分は、低速度Vaで搬送されながら多量の熱量を受けるように加熱されることになる。
以下、図2に示した加熱装置1について動作を説明すると、印刷原版2はt2時点以降はt1〜t2間に比較してヒータ8a,8bの下部を高速度で搬送される。しかし、反射板9a,9bについては、図6の下部に示すようにθ1のままであるから、印刷原版2への加熱エネルギーは減少することになる。
【0038】
このようにして印刷原版2の搬送と加熱とを継続すると、印刷原版2の後端が位置検出センサー26によって検出される。後端が検出された時点では、印刷原版2の中間部分はヒータ8a,8bの下部にあるが、後端から前方寄りの一部、すなわち後端部分はヒータ8a,8bの手前にある。
そして、後端が検出されてから所定の時間が経過した時点t3で図6の下部に示すように反射板9a,9bが駆動され、角度θaに設定される。この角度θaは、前記角度θ2,θ3に限定されず、印刷原版2の搬送速度に関連して適宜に設定される。
なお、前記制御が第2実施形態で説明した加熱装置1に適用される場合は、遮蔽板23によるヒータ8a,8bの遮蔽位置が設定されることになる。この間、搬出ローラ15の搬送速度は定常速度Vsに一定に制御される。
【0039】
このようにして、印刷原版2の搬送速度の制御と反射板9a,9bによる加熱制御とを合わせ行うことにより、印刷原版2の先端部分はヒータ8a,8bによる加熱時間が長くなる。そして中間部分では、搬送速度が定常速度Vsに制御され、後端部はヒータ8a,8bの熱が一部遮蔽されて、熱エネルギーの均一化が図られる。
したがって、本実施形態においても加熱及び遮熱にタイムラグがなく、印刷原版2の部位に応じて極めて正確に加熱することができる。
【0040】
次に、図7を参照して本発明の第4実施形態を説明する。前記実施形態では、ヒータ8a,8bを発熱させる供給電力を一定にして一定の発熱量を維持し、反射板9a,9bや遮蔽板23により印刷原版2の加熱温度を制御している。しかし、以下に記載する実施形態に示すように、印刷原版2の搬送位置に応じてヒータ8a,8bを加熱する供給電力量を制御することにより、ヒータ8a,8bの発熱量を制御する構成にすることもできる。
加熱時に、印刷原版2の先端が位置検出センサー26により検出されると、搬入ローラ5の搬送速度が定常速度Vsから図7のt1時点に示すように低速度Vaに切り換えられる。この制御が図2に示した加熱装置1に適用される場合は、印刷原版2は低速度Vaでヒータ8a,8bの下側を搬送される。しかし、反射板9a,9bは図示の状態、すなわち図3を参照して説明したθ1の位置にあり、ヒータ8a,8bから発生した熱は遮蔽されることなく、印刷原版2を加熱する。
また、この制御が図4に示した加熱装置1に適用される場合は、遮蔽板23は図5を参照して説明したX1の位置にあり、ヒータ8a,8bから発生した熱は遮蔽されることなく、印刷原版2を加熱する。
【0041】
印刷原版2は、低速度Vaで搬送されるが、その搬送量は予め知ることができる。そして、印刷原版2の先端から予め設定した部分がヒータ8a,8bの下部を通過した時点t2で、搬送速度を低速度Vaから定常速度Vsに制御する。したがって、印刷原版2の先端部分は、低速度Vaで搬送されながら多量の熱量を受けるように加熱されることになる。
以下、図2に示した加熱装置1について動作を説明すると、印刷原版2はt2時点以降はt1〜t2間に比較してヒータ8a,8bの下部を高速度で搬送される。しかし、反射板9a,9bについてはθ1のままであるから、印刷原版2の加熱エネルギーは減少することになる。
【0042】
このようにして印刷原版2の搬送と加熱とを継続すると、印刷原版2の後端が位置検出センサー26によって検出される。後端が検出された時点では、印刷原版2の中間部分はヒータ8a,8bの下部にあるが、後端から前方寄りの一部、すなわち後端部分はヒータ8a,8bの手前にある。
そして、後端が検出されてから所定の時間が経過した時点t3までは、ヒータ8a,8bを加熱する電力量は図7の下部に示すように定常の供給電力Psに制御されているが、後端検出後の時点t3から電力が下げられ低電力Paに制御される。この結果、印刷原版2の搬送速度は、定常速度Vsであるが、印刷原版2を加熱する熱エネルギーは低下する。
【0043】
このようにして、印刷原版2の搬送速度の制御とヒータ8a,8bによる加熱制御とを合わせ行うことにより、印刷原版2の先端部分はヒータ8a,8bによる加熱時間が長くなる。そして中間部分では、搬送速度が定常速度Vsに制御され、後端部はヒータ8a,8bの熱が低下して、熱エネルギーの均一化が図られる。
したがって、本実施形態においても、印刷原版2の部位に応じて極めて正確に加熱することができる。この間、搬出ローラ15の搬送速度は定常速度Vsに一定に制御される。
【0044】
なお、前記第3及び第4実施形態では、t2以降は印刷原版2の搬送速度が定常速度Vsに制御される。したがって、図1を参照して説明した次の工程における処理プロセスに影響を及ぼすことがなく、一連の加熱、現像処理を円滑に行うことができる。
また、搬入ローラ6と搬出ローラ15とを独立に制御することによって、或る印刷原版2が加熱部6から搬出される前に引き続き次の印刷原版2を加熱することができるので、ユーザーは待ち時間等がなく、装置全体の使い勝手が向上する。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、遮熱板の位置制御により熱源からの熱の到達量を制御したり、印刷原版の搬送速度制御により加熱時間を制御したり、熱源の電力制御により加熱能力を制御したり、これらを組み合わせて制御することにより、印刷原版の部位に応じた加熱を行う。
したがって、印刷原版を均一に加熱することができ、加熱ムラの発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱装置を適用した製版装置を示す概略断面図である。
【図2】本発明の加熱装置の第1実施形態を示す概略断面図である。
【図3】反射板の回転角対時間の関係を示す特性図である。
【図4】加熱装置の第2実施形態を示す概略断面図である。
【図5】遮熱板の移動位置対時間の関係を示す特性図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す速度及び熱制御の特性図である。
【図7】本発明の第4実施形態を示す速度及び熱制御の特性図である。
【図8】従来の接触方式の加熱装置の一例を示す概略断面図である。
【図9】従来の非接触方式の加熱装置の一例を示す概略断面図である。
【図10】印刷原版の加熱ムラを示す温度特性図である。
【符号の説明】
1 加熱装置
2 印刷原版
4 搬入センサー
5 搬入ローラ
6 加熱部
8a,8b ヒータ
9a,9b 反射板
11 雰囲気温度センサー
14 冷却ファン
15 搬送ローラ
23 遮熱板
24 排熱ファン
25 ローラ温度検出センサー
26 位置検出センサー

Claims (4)

  1. 金属支持体上に感光層を設けた印刷原版を、熱源から放射される熱雰囲気中に搬送させて加熱する加熱装置において、
    前記印刷原版と前記熱源との間に遮熱部材を可動に設け、更に前記印刷原版の先端及び後端を検出する検出手段を設け、前記印刷原版の先端検出により先端部が前記熱源の下部を通過する間の搬送速度を制御して先端部の加熱量を制御するとともに、後端検出により前記遮熱部材を駆動して前記印刷原版の後端部の加熱量を制御することを特徴とする加熱装置。
  2. 金属支持体上に感光層を設けた印刷原版を、熱源から放射される熱雰囲気中に搬送させて加熱する加熱装置において、
    前記印刷原版の先端及び後端を検出する検出手段を設け、前記印刷原版の先端検出により先端部が前記熱源の下部を通過する間の搬送速度を制御して先端部の加熱量を制御するとともに、後端検出により前記熱源を駆動する電力量を制御して前記印刷原版の後端部の加熱量を制御することを特徴とする加熱装置
  3. 加熱装置内の雰囲気温度及び搬入ローラの温度及び加熱装置を設置している室内温度及び加熱前の印刷原版温度を検出する手段を設け、検出したこれらの温度に基づいて前記熱源の温度を制御する請求項1又は2に記載の加熱装置
  4. 加熱部出口を前記印刷原版の表裏に接して波打ち変形に追従する柔軟性部材で密閉することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の加熱装置。
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