JP3779790B2 - シール包装された包装体の検査方法 - Google Patents

シール包装された包装体の検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3779790B2
JP3779790B2 JP05038297A JP5038297A JP3779790B2 JP 3779790 B2 JP3779790 B2 JP 3779790B2 JP 05038297 A JP05038297 A JP 05038297A JP 5038297 A JP5038297 A JP 5038297A JP 3779790 B2 JP3779790 B2 JP 3779790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
contents
individual
sealed
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05038297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10246707A (ja
Inventor
良二 杉浦
岩男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokiwa Sangyo Co ltd
Original Assignee
Tokiwa Sangyo Co ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokiwa Sangyo Co ltd filed Critical Tokiwa Sangyo Co ltd
Priority to JP05038297A priority Critical patent/JP3779790B2/ja
Publication of JPH10246707A publication Critical patent/JPH10246707A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3779790B2 publication Critical patent/JP3779790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、粉状、粒状あるいは液状等の流動性を有する内容物、たとえば、鉄粉からなる脱酸素剤等をシール包装した個々の包装体を帯状に多数連設した帯状包装体を移動させながら帯状包装体における個々の包装体のシール不良部分や内容物の過不足などを可及的正確に検出して当該包装体の良否を判定するためのシール包装体の検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記粉末状の脱酸素剤や粉状の薬剤、液体又は粉体の調味料等の各種の流動性を有する内容物を収納した包装体は、通常内容物を充填したのち、包材の周囲をシールして得られるものであるが、この包装体にシール不良の部分があると内容物が漏れ出したり、空気が入り込んで内容物を劣化し商品価値を喪失させる原因となり、さらに包装体の内容物に過不足があるものも商品として取り扱うことができない。
【0003】
動性の内容物をシール包装した包装体のシール不良の有無を検査する方法として、出願人は先に特平6−100595号(特開平7−280735号)に記載の検査方法を提案した。
この検査方法は、流動性を有する内容物をシール包装した包装体にあらかじめ上下反転等の位置変更を与えて、すべてのシール部に流動性の内容物を強制的に接触させてシール不良部に内容物を侵入させ、これをCCDカメラなどの検査用視覚装置で画像として捉え、得た画像と内容物がシール内に侵入していない正常な包装体の画像と比較してシール不良の包装体を検出するという方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の検査方法は、内容物の持つ流動性を巧妙に利用してシール不良の有無を判断する点で優れている。しかしながら、蛍光灯などの400〜600nmの波長の可視光のもとでCCDカメラなどを使用して包装体の画像をキャッチすると、使用する包材に印刷された文字や図柄、色彩等(以下、これを「包材柄」と称する。)があたかも実際のシール不良の部分と同等の画像であるかのようにキャッチされる場合が生じ、正確なシールの良否の判定ができない場合があることが判明した。
【0005】
すなわち、鉄粉を主体とした脱酸素剤をシール包装した包装体の背面から蛍光灯の光線を照射しながらCCDカメラで包装体を撮像し、これをコンピュータによる処理画像として表示すると、脱酸素剤の黒い鉄粉が一応黒の陰影として現れるが、同時にシールの部分の包材柄も黒っぽい陰影として現れ、コンピュータはこの包材柄をシール不良のパターンとして捉えるという間違った判断をしてしまう。この現象は蛍光灯の照度や光量を種々に変化させてもほとんど変わりがなく、また、包材柄を薄い色彩の印刷としてもあまり変わらず、結局のところ蛍光灯などの可視光の使用には限界があることが判明した。
【0006】
この発明はそのような現状に鑑み、流動性を有する内容物がシール包装された包装体のシールの良否又は/及び内容物の過不足を高精度で的確に判断することができるシール包装された包装体の検査方法を提供することを目的としたものである。
【0007】
すなわち、この発明の目的は、流動性を有する内容物を充填しシールして得られた個々の包装体当該シール部の一部を共有させて帯状に多数連設させることによって構成される帯状包装体における個々の包装体のシール不良、内容物の過不足を高精度で迅速かつ的確に判断することができる流動性を有する内容物がシール包装された包装体の検査方法を提供するものである。
【0008】
特に、この発明の目的は、鉄粉を主体とする脱酸素剤をシール包装した個々の包装体を帯状に多数連設させた帯状包装体における個々の包装体についてシールの良否又は/及び内容物の過不足を高精度で迅速かつ的確に判断することできるシール包装された包装体の検査方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この発明は、
(1) 流動性を有する内容物がシール包装された個々の包装体を隣り合う包装体の間に共有シール部分を設けて帯状に多数連設した帯状包装体を移動させながら検査する包装体の検査方法であって、前記共有シール部分の所定の位置に位置決め用の微細な透孔を穿設し、該透孔に可視光を照射し、該透孔を透過する光線を検知してその検知結果を基準にして、帯状包装体を構成する個々の包装体の背面に波長800〜1000nmの近赤外線を照射し、それにより得られる個々の包装体内の内容物の陰影から個々の包装体のシールの良否又は/及び内容物の過不足を検出することを特徴とするシール包装された包装体の検査方法である。
【0010】
また、この発明は、
(2) 帯状包装体を構成する個々の包装体のすべてのシール部分に流動性を有する内容物を強制的に接触させて、波長800〜1000nmの近赤外線光を照射する前記(1)の包装体の検査方法;および、
(3) 個々の包装体内にシール包装されている流動性を有する内容物が、鉄粉を主体とする脱酸素剤である前記(1)または(2)の包装体の検査方法;
である。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明のシール包装された包装体の検査方法は、帯状包装体を構成する個々の包装体の背面から照射した赤外線光が、包材柄に吸収されずにこの包材柄を通過し、個々の包装体内の実際の流動性を有する内容物のみを陰影として表示することができるという知見に基づくものである。
【0012】
照射する赤外線光としては、波長800〜1000nmの範囲にある近赤外線光を使用する。この近赤外線光を個々の包装体の一側面(背面)から照射すると、近赤外線光は前記包材柄の有無に関係なく包装体を通過し、個々の包装体に収容された内容物のみを陰影として他の側面(正面)から正確に写しとることができる。
したがって、シール不良の部分に入り込んだ当該内容物の陰影も正確に捉えることができるので、これによってシール不良部分の検出、内容物の過不足等を容易に検出することができるものである。
(以下、帯状包装体を構成する個々の包装体を「包装体」といい、また波長800〜1000nmの近赤外線光を単に「近赤外線光」ということがある。)
【0013】
具体的には、包装体に波長800〜1000nmの近赤外線光を照射しながら該包装体を通過した近赤外線光による内容物の陰影をCCDカメラで撮影し、これをコンピュータで処理することによって達成される。
たとえば、流動性の内容物をシール包装した包装体の背面から波長800〜1000nmの近赤外線光を照射し、包装体を透過する近赤外線光による陰影を包装体の正面に配置したCCDカメラで光信号として読み取り、この光信号を電気信号としてコンピュータに入力し、該コンピュータにおいて所定のフォーマットにしたがって画像処理を行い、この処理画像に基づいて実際のシールの不良や充填された内容物の過不足を自動的に判断するものである。
【0014】
上記画像処理のより好ましい具体例としては、CCDカメラに入力された前記の陰影をコンピュータで処理して陰影の濃淡に基づく濃度のヒストグラムを算出し、このヒストグラムから2つの異なった入力の値、すなわち、全濃度値に対する濃い濃度値と薄い濃度値に分けるための中間値(しきい値)を採択し、このしきい値に基づいて、たとえば、高い濃度値の部分の画素を0とし、濃度値の低い部分の画素を1とするような2値化を行う。
【0015】
この2値化した画像から不要な雑像を除去するなどの処理を行って残された陰影のパターンからシールの不良や充填された内容物の過不足を自動的に判断するもので、これらの操作は実際には前記コンピュータで所定のフォーマットにしたがって演算処理されて、あらかじめ設定された基準値との比較において瞬時にして高精度で判定されるものである。
【0016】
この発明では、このような処理は、流動性を有する内容物をシール包装した個々の包装体を帯状に多数連設した帯状包装体を移動させながら個々の包装体について連続的に実施する
【0017】
これらの判定をより正確に行うためには、前記近赤外線光の照射による検出に当たって、あらかじめ、包装体自体に振動、反転、捩じり等を与えて個々の包装体のすべてのシールの部分に内容物を満遍なく強制接触させ、シール不良の部分に内容物を入り込ませることがよく、それによってこの発明の目的がより良く達成される。
【0018】
この発明では、個々の包装体の近赤外線光の照射による前記検出に際して、近赤外線光を個々の包装体の背面に正確に位置させて照射するために、帯状包装体における隣り合う包装体の間の共有シール部分に蛍光灯などの可視光の照射によって当該可視光を透過するに足る微細な透孔を穿設し、照射した可視光が前記透孔の透過した位置を基準にして、前記近赤外線光を個々の包装体に照射するので、陰影を正確に読み取ることができて、高精度の検出が可能である
【0019】
前記の透孔は用いられる可視光線が透過できる最小限度の大きさのものであればよく、その設定部位は、隣り合う包装体の間の共有シール部分であって且つ穿設によって包装体のシール自体に悪影響を及ぼさない部位であれば特に制限はないが、隣り合う個々の包装体の連設に用いられた共有シール部分の中間部に設けることが好ましいまた透孔の数にも特別な制限はない。
【0020】
【作用】
この発明のシール包装体の検査方法は、検査のための照射光として波長800〜1000nmの近赤外線光を帯状包装体を構成する個々の包装体の背面から照射することによって、該近赤外線光が包装体の包材柄に吸収されることなく、実質的に包装体内の内容物のみを陰影として的確に捉えることができるので、この陰影によって個々の包装体のシール不良部分、内容物の過不足などを可及的正確に検出して当該包装体の良否を判定することができる。
この発明のシール包装体の検査方法は、帯状包装体における隣り合う包装体の間の共有シール部分に位置決めのための微細な透孔を穿設し、該透孔部位に照射した可視光が透孔を透過した位置を基準にして前記近赤外線光を個々の包装体の背面に正確に位置させて照射するので、個々の包装体の陰影を正確に読み取ることができて、高精度の検出が可能である
【0021】
この発明の検査方法は、流動性の内容物として鉄粉を主体とする脱酸素剤をシール包装した個々の包装体を帯状に多数連設した帯状包装体を高速移動させながら個々の包装体について前記の検査を的確にしかも高い信頼度によって達成することができ
【0022】
【実施例】
以下、この発明のシール包装された包装体の検査方法の実施例として、脱酸素剤を収納した包装体の検査方法について具体的に説明する。
図1は、この発明のシール包装された包装体の検査方法の構成を示す説明図である。
検査せんとする包装体は、通気性を有するポリエステルフィルムと紙の積層体に、前記ポリエステルフィルムよりも低融点のポリエチレンフィルムをラミネートして得た所定の幅と厚みを有する長尺の包材を、長手方向の中央から低融点のポリエチレンフィルム面を対峙させて二つ折りし、この二つ折りの部分を底部として包材を所定の間隔で縦方向にシールし、残された上部の開口部から鉄粉と補助成分からなる脱酸素剤Aを充填したのち、開口部をシールして多数の包装体1a,1a,1a・・・が帯状に連設した帯状包装体1としたものである。
【0023】
図1は、帯状包装体1の二つ折りした底部を上にして示してあり、個々の包装体1a,1a・・・は、両側の縦方向にシールxとyを、横方向にはシールzをそれぞれ形成して3方シールによる包装体1aを構成している。
なお、隣合った包装体1a,1aの縦方向の各シールx,yは、2倍のシール幅、すなわち、x+yのシール幅で繋がっており、この検査の後の工程で図の点線部分から切断されて個々の包装体1a,1aに分離されるものである。
また、この切断されるべき部分には位置決めに用いられる光を透過する微小な透孔2,2・・が穿設されている。
【0024】
上記帯状包装体1は、検査に先立ってバイブレータなどによる振動や天地返し、捩じりなどを行って各包装体1aの前記シールx,yおよびzの部分に内側から脱酸素剤Aを満遍なく強制接触させるように操作し、これによって各包装体1aに不良シール部x1などがあるときはこれらx1などの部分のすべてに脱酸素剤Aを侵入させておくものである。
【0025】
一方、この帯状包装体1の検査装置3は、ディスプレイ5と図示しないキーボード等を付随させたコンピュータ4、近赤外線光源6、CCDカメラ7および前記透孔2を検出して個々の包装体1aを近赤外線光源6の照射位置に正しく位置決めするためのセンサーを構成する可視光の投光部8aと該投光部8aの照射光を受けてコンピュータ4に入力する受光部8bからなるものである。
【0026】
内容物である脱酸素剤Aをシールx,yおよびzの内側の部分に満遍なく接触させるための前記の工程を経た帯状包装体1は、矢視のとおり図の右方に向けて移動する。
この移動する帯状包装体1には、投光部8aからの可視光が照射され、その照射光が隣合った包装体1a,1aのシールxとyを繋ぐ点線部に穿設された透孔2,2・・を透過して受光部8bで受光されると、その位置を基準にして所定の包装体1aの背面に配置された近赤外線光源6から波長800〜1000nmの近赤外線光が包装体1aの背面を均等に照射するよう構成されている。
【0027】
この照射された近赤外線光は、包装体1aの表面に印刷した包材柄などに吸収されずに、内部の脱酸素剤Aのみを陰影として正確に捉えて包装体1aの正面に配置したCCDカメラ7によって撮影される。
【0028】
CCDカメラ7で撮影された陰影は、コンピュータ4に電気信号として入力され、陰影の濃淡に基づくしきい値の採択及びこれに基づく2値化を行い、2値化した陰影から不要な雑像を除去する演算処理を経て、あらかじめ設定したシール不良がなく適正な充填量の包装体の陰影と比較してディスプレイ5に表示すると共に、シールの不良や充填された脱酸素剤Aの過不足を自動的にかつ迅速に判断する。
【0029】
図2は近赤外線光の照射による上記の操作で得た包装体1aの検査結果を、2値化の陰影として例示したもので、図3は蛍光灯による可視光を照射して得た包装体1aの検査結果を同様に2値化の陰影としたものである。
【0030】
図2における近赤外線光の照射結果は、左右の縦方向のシールx,yと、下部の横方向のシールzの部分の表面の各包材柄の写りがほとんどなく、填された内容物である脱酸素剤Aのみを黒の陰影として所定のレベル(高さ)で捉えて鮮明な陰影が形成される。
これは内容物の充填の程度を明瞭に示すと共に、シールxの部分に生じたシール不良部分x1に脱酸素剤Aが入り込んでいることまでも充分正確に検出しているので、シール不良x1の部分や充填された脱酸素剤Aの過不足を誤りなく判断することができる。
【0031】
これに対して図3の可視光による結果では、各シールx,yおよびzの表面の包材柄の黒や濃い色彩の柄模様、文字などが中央の充填部の脱酸素剤Aとほゞ同黒い陰影として捉えられている。また、シールの部分と中央の充填部との境界の周辺部分がぼやけて大きな陰影部分を形成しているため、シールx,yやzの部分に不良のシールx1などがあってもこれらを検出することが難しく、コンピュータがそのような不鮮明な陰影から包装体1aのシールの適否を判断することは困難である。
【0032】
特に、シールの部分の前記濃い柄模様や文字等は、単なる包装柄なのか、内容物が入り込んだシール不良によるものかを正確に捉えて判断することは困難であるため、適正な包装体を欠陥のある包装体と見做して帯状包装体1から除外したり、欠陥のある包装体を適正なものとして製品の包装体のグループに組み入れてしまうといった誤判断の危険を侵すおそれが多分にある。また、このような不鮮明な陰影から包装体内部の脱酸素剤Aの過不足を判断することも困難である。
【0033】
【発明の効果】
この発明のシール包装された包装体の検査方法は、波長800〜1000nmの近赤外線を検査のための照射光として包装体の背面から照射し、該包装体の正面においてその陰影を撮像することによって、包材柄等を表示せずに、実際の内容物のみを陰影として表示させ、この陰影に基づいて包装体のシール不良部分、内容物の過不足などを可及的正確に検出して当該包装体の良否を判定することができ
【0034】
特に、この発明で使用する赤外線光として近赤外線光を用いることにより、包装体の表面に印刷された文字や図柄、さらには色彩などに吸収されることなく、包装体内に収容された内容物のみを陰影としてより正確に捉えるので、包材柄を濃淡が大きく強いコントラストの印刷で形成することが可能となり、これによって包装体の商品価値を高めることができる。
この発明では、個々の包装体の背面に近赤外線光の照射による前記検出に際して、近赤外線光を個々の包装体の背面に正確に位置させて照射するために、帯状包装体における隣り合う包装体の間の共有シール部分に、蛍光灯などの可視光の照射によって当該可視光を透過するに足る微細な透孔を穿設し、照射した可視光が前記透孔の透過した位置を基準にして、前記近赤外線光を個々の包装体に照射するので、陰影を正確に読み取ることができて、高精度の検出が可能である
【0035】
この発明の検査方法は、流動性の内容物として鉄粉を主体とする脱酸素剤をシール包装した包装体について有効に使用することができ、特に、この脱酸素剤の包装体を帯状に多数連設した帯状包装体を高速移動させながら個々の包装体について前記の検査を的確にしかも高い信頼度によって達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のシール包装された包装体の検査方法の構成を示す説明図である。
【図2】 この発明のシール包装された包装体の検査方法に基づいて得られた包装体の陰影を例示した正面図である。
【図3】 従来の可視光による包装体の検査方法に基づいて得られた包装体の陰影を例示した正面図である。
【符号の説明】
1 帯状包装体
1a 包装体
2 透孔
3 検査装置
4 コンピュータ
5 ディスプレイ
6 近赤外線光源
7 CCDカメラ
8a 投光部
8b 受光部
A 脱酸素剤
x,y,z シール

Claims (3)

  1. 流動性を有する内容物がシール包装された個々の包装体を隣り合う包装体の間に共有シール部分を設けて帯状に多数連設した帯状包装体を移動させながら検査する包装体の検査方法であって、前記共有シール部分の所定の位置に位置決め用の微細な透孔を穿設し、該透孔に可視光を照射し、該透孔を透過する光線を検知してその検知結果を基準にして、帯状包装体を構成する個々の包装体の背面に波長800〜1000nmの近赤外線を照射し、それにより得られる個々の包装体内の内容物の陰影から個々の包装体のシールの良否又は/及び内容物の過不足を検出することを特徴とするシール包装された包装体の検査方法。
  2. 帯状包装体を構成する個々の包装体のすべてのシール部分に流動性を有する内容物を強制的に接触させて、波長800〜1000nmの近赤外線光を照射する請求項1に記載の包装体の検査方法
  3. 個々の包装体内にシール包装されている流動性を有する内容物が、鉄粉を主体とする脱酸素剤である請求項1または2に記載の包装体の検査方法
JP05038297A 1997-03-05 1997-03-05 シール包装された包装体の検査方法 Expired - Lifetime JP3779790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05038297A JP3779790B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 シール包装された包装体の検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05038297A JP3779790B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 シール包装された包装体の検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10246707A JPH10246707A (ja) 1998-09-14
JP3779790B2 true JP3779790B2 (ja) 2006-05-31

Family

ID=12857333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05038297A Expired - Lifetime JP3779790B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 シール包装された包装体の検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3779790B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4034033B2 (ja) * 2000-08-08 2008-01-16 シーケーディ株式会社 錠剤の外観検査装置およびptp包装機
US20020033943A1 (en) * 2000-09-19 2002-03-21 Horst Clauberg Device and method for the optical inspection, assessment, and control of colored plastic articles and/or container contents
US7272916B2 (en) * 2003-07-02 2007-09-25 Van Der Stahl Scientific, Inc. Method and device for inspecting and monitoring the seal integrity of sterile packages
JP2006153633A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 被検査物体の欠陥判定装置
JP2006170941A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Ishizuka Glass Co Ltd 海苔の包装体の検査方法及び装置
JP4664769B2 (ja) * 2005-08-01 2011-04-06 三菱電機エンジニアリング株式会社 充填容器の接着状態検査装置
JP2007085907A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 充填容器の検査装置
CN101802595B (zh) * 2007-09-26 2013-09-04 株式会社石田 检查装置
JP2009156822A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Nihon Tetra Pak Kk 品質検査方法及び品質検査装置
JP2010236896A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Daiwa Can Co Ltd 赤外線を使用した容器のシール不良検査方法
JP5390652B2 (ja) * 2012-03-01 2014-01-15 株式会社明治 検査装置における良品判定基準設定方法及び良品判定基準設定装置
JP5509260B2 (ja) * 2012-05-31 2014-06-04 株式会社旭金属 小袋連続体折りたたみ装置
CN109416328A (zh) * 2017-02-22 2019-03-01 株式会社悠心 包装体的图像检查系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0238903B2 (ja) * 1983-11-02 1990-09-03 Fuji Electric Co Ltd Kapuserugaikankensasochi
JPS60195439A (ja) * 1984-03-17 1985-10-03 Ikegami Tsushinki Co Ltd 物品の表面検査方法
JPS60204431A (ja) * 1984-03-30 1985-10-16 社団法人 日本包装機械工業会 不良熱シ−ル部を有する包装製品選別方法および装置
JP3376090B2 (ja) * 1994-04-14 2003-02-10 株式会社常盤産業 包装体のシール不良検査方法
JP3549656B2 (ja) * 1996-01-10 2004-08-04 シオノギクオリカプス株式会社 錠剤印刷装置
JPH09231342A (ja) * 1996-02-26 1997-09-05 Sanyo Electric Co Ltd 錠剤検査方法及び装置
JPH10267865A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Asahi Chem Ind Co Ltd Ptpシートの検査方法及び検査装置
JP3557081B2 (ja) * 1997-08-29 2004-08-25 シーケーディ株式会社 捺印錠剤の外観検査方法と捺印錠剤の外観検査装置
JP2000135268A (ja) * 1998-08-26 2000-05-16 Yuyama Seisakusho:Kk 錠剤検査装置
JP3929647B2 (ja) * 1999-07-16 2007-06-13 シーケーディ株式会社 錠剤の外観検査装置及びptp包装機
JP3976961B2 (ja) * 1999-10-04 2007-09-19 ライオンエンジニアリング株式会社 物品の外観検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10246707A (ja) 1998-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3779790B2 (ja) シール包装された包装体の検査方法
TWI673209B (zh) 檢查裝置及ptp包裝機
JP5789083B2 (ja) 検査装置
WO2017115514A1 (ja) 吸収性物品の包装製品の検査方法、及び検査装置
US20070296963A1 (en) Methods and Apparatus for Inspecting the Sealing and Integrity of Blister Packages
US9989478B2 (en) Method and device for inspecting packaging welds
JP4647643B2 (ja) 不良検査装置及びptp包装機
JP2005024549A (ja) X線検査装置
JP2005291939A (ja) Ptpシートの検査装置及び検査方法
JP2010256313A (ja) 遮光性熱シール包装材のシール不良検査装置及びその方法
JP2020106504A (ja) ラベル検査装置およびラベル検査方法
JP6997036B2 (ja) 包装体検査方法および包装体検査装置
JP2005241302A (ja) 熱シール包装材のシール不良検査装置
JP5337086B2 (ja) X線検査装置
JP2000238724A (ja) シール検査方法
US11660825B2 (en) Manufacturing device of package and manufacturing method of package
JP2019196182A (ja) 包装体検査方法および包装体検査装置
JPH044222B2 (ja)
JPS62271818A (ja) 密封シ−ル部分の検査方法
JPS6363A (ja) 削り節用包装袋
JP2915785B2 (ja) 透明チューブ及び袋の加熱シール部分の不良検出方法
JP2019196184A (ja) 包装体検査方法および包装体検査装置
JP2006105746A (ja) 包装体の検査装置及び検査方法
JP4251325B2 (ja) 外観検査装置及びptp包装機
JP2005153982A (ja) 蓋ずれ検知装置及び蓋ずれ検知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term