JP3778406B2 - フォトセンサおよびイメージセンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に光半導体装置に係り、特に複数の波長の入射光ビームを検出できるフォトセンサに関する。
フォトセンサは光情報通信等の分野において、光ファイバを経由して入来する光信号を検出するのに広く使われている。
【0002】
一方、フォトセンサの重要な用途の一つに、イメージセンサがある。イメージセンサでは、フォトセンサをアレイ状に配列して、外部の光学系によりかかるアレイ上に結像された光学的イメージを検出する。イメージセンサは可視光領域から赤外光領域にわたる幅広い波長領域で使われるが、6〜9μm帯の赤外光領域で動作する赤外線イメージセンサは、熱源の探知や暗視装置等において重要である。特に、従来より、複数の波長において動作可能な赤外線イメージセンサが求められている。
【0003】
【従来の技術】
図1は、二つの波長λ1 およびλ2 で動作可能な従来の赤外線イメージセンサ10の構成を示す。
図1を参照するに、半絶縁性GaAsよりなる支持層11上にはn型GaAsよりなる下側コンタクト層12がエピタキシャルに形成され、前記下側コンタクト層12上には共通電極13がオーミックに形成される。
【0004】
前記下側コンタクト層12上において前記共通電極13の一方の側の領域12A上にはフォトセンサ14Aが、また他方の領域12B上には前記フォトセンサ14Aと実質的に同一の構成を有するフォトセンサ14Bが形成される。その際、フォトセンサ14Aとフォトセンサ14Bとは、前記赤外線イメージセンサ10を構成するセンサアレイにおいて、それぞれ画素を形成する。
【0005】
前記フォトセンサ14Aおよび14Bは、いずれも前記コンタクト層12上に形成されたエピタキシャル層よりなる下側多重量子井戸構造15と、前記多重量子井戸構造15上にエピタキシャルに形成されたn型GaAsよりなる中間コンタクト層16と、前記中間コンタクト層16上にエピタキシャルに形成された上側多重量子井戸構造17と、前記上側多重量子井戸構造17上にエピタキシャルに形成されたn型GaAsよりなる上側コンタクト層18とよりなる積層構造体よりなり、前記積層構造体の上面および側壁面は薄い絶縁膜19により覆われる。さらに、前記絶縁膜19のうち、前記上側コンタクト層18を覆う部分の上にはオーミック電極20Aおよび20Bが形成される。このうち、電極20Aは前記絶縁膜19に形成されたコンタクトホールを介して前記上側コンタクト層18にオーミックコンタクトし、また前記電極20Bは前記絶縁膜19上を延在する導体パターン21を介して前記中間コンタクト層16にオーミックコンタクトする。
【0006】
前記GaAs支持層11は、実際には図示しないGaAs基板上にエピタキシャルに形成されるが、図1の構造が形成された後、前記GaAs基板は適当なエッチングストッパ膜を使ったウェットエッチングにより、選択的に除去される。図1の構造では、前記フォトセンサ14A,14Bに下方から、前記支持層11を介して波長がλ1 およびλ2 の光ビームが入来し、波長λ1 の光ビーム成分は下側MQW構造15により、また波長λ2 の光ビーム成分は上側MQW構造17により検出される。前記下側MQW構造15および前記上側MQW構造17は、いずれもGaAs量子井戸層とAlGaAsバリア層を交互に繰り返し積層した構造を有するが、前記下側MQW構造15では、MQW構造中の前記量子井戸層の厚さおよび前記バリア層のAl組成が、MQW構造15中に形成される量子準位が前記波長λ1 の光ビーム成分に共鳴するように設定され、また前記上側MQW構造17は、MQW構造中の前記量子井戸層の厚さおよび前記バリア層のAl組成が、MQW構造17中に形成される量子準位が前記波長λ2 の光ビーム成分に共鳴するように設定される。また、前記支持層11に略垂直に入来する光ビームと量子井戸層との光学的な相互作用を促進するために、前記上側コンタクト層18には回折格子18Aが形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図1の赤外線イメージセンサ10において、前記フォトセンサ14Aあるいは14B中のMQW構造15あるいはMQW構造17を使って波長がλ1 あるいはλ2 の入来光ビームを検出する場合には、前記MQW構造15あるいは17をバイアス電圧を印加することにより駆動する必要がある。
【0008】
図2(A)は、図1のフォトセンサ14Aあるいは14Bにおいて、前記上側MQW構造17を駆動する場合を示す。ただし、図2(A)の構成は図1よりも簡素化して示してあり、前記オーミック電極20Bは前記中間コンタクト層16上に直接に形成されている。
図2(A)を参照するに、前記共通電極13は接地され、前記オーミック電極20Aに所定の駆動電圧+V1 が印加される。かかる構成では、前記波長がλ2 の光ビームの入来に応じて前記上側MQW層17中において光電流が発生し、かかる光電流が前記電極20Aにおいて検出される。
【0009】
一方、図2(A)よりわかるように、このような構成では、前記下側MQW構造15にもある程度の電圧+V(<V1 )が必然的に印加されるため、下側MQW構造15も同時に活性化されてしまう問題が生じる。このように下側MQW構造15が同時に活性化されてしまうと、前記オーミック電極20Aにおいて検出されるMQW構造17で形成された光電流に、下側MQW構造15において形成された光電流が混入してしまう。
【0010】
図2(B)は、前記下側MQW構造15を所定の電圧V2 で駆動する場合を示す。このように下側MQW構造15を電圧V2 で駆動した場合、上側MQW構造17を同時に駆動しようとすると、前記駆動電圧V1 として非常に高い電圧(V1 >V2 )が必要になってしまう。また、図2(B)の構成においても、前記オーミック電極20Aに得られる光電流には、下側MQW構造15の光電流の効果が含まれており、波長λ1 の光ビームの検出と波長λ2 の光ビームの検出とを分離するのが困難である。
【0011】
さらに、図1に示す従来の赤外線イメージセンサ10では、フォトセンサ14A,14Bを駆動するのにV1 およびV2 の二種類の駆動電圧が必要になるが、かかる赤外線イメージセンサ10の駆動を信号処理系を含むSi集積回路で行なう場合には、このような複数の駆動電圧を供給するのは、回路構成が複雑になるため費用上好ましくない。
【0012】
そこで本発明は上記の課題を解決した新規で有用なフォトセンサ、およびかかるフォトセンサを使ったイメージセンサを提供することを概括的課題とする。
本発明のより具体的な課題は、複数の波長に対応した複数の光吸収層を備え、前記光吸収層を同一の駆動電圧により、それぞれ同時に、あるいは独立に駆動でき、それぞれの光吸収層において生じた光電流が混合することのないフォトセンサ、およびかかるフォトセンサを使ったイメージセンサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を、請求項1に記載したように、
支持層と、前記支持層上に形成され、素子分離構造により画成された第1のコンタクト層と、前記第1のコンタクト層上に形成され、第1の波長の光を吸収する第1の光吸収層と、前記第1のコンタクト層上に電気的にコンタクトする第1のオーミック電極と、前記第1の光吸収層上に形成された第2のコンタクト層と、前記第2のコンタクト層に電気的にコンタクトする第2のオーミック電極と、前記第2のコンタクト層上に形成された第2の光吸収層と、前記第2の光吸収層上に形成された第3のコンタクト層と、前記第3のコンタクト層に電気的にコンタクトする第3のオーミック電極とを備え、前記第2のオーミック電極と前記第3のオーミック電極は、前記第3のコンタクト層上に形成された高抵抗層上に設けられていることを特徴とするフォトセンサにより解決する。
【0014】
請求項1記載の本発明の特徴によれば、前記第1のコンタクト層が素子分離構造により画成されているため、前記第2のオーミック電極を共通電極として使い、前記第1のコンタクト層に形成した第1のオーミック電極により前記第1の光吸収層で形成された光電流を検出することが可能になる。その際、前記第1のオーミック電極に現れる光電流は、前記第2の光吸収層における光吸収の結果形成され前記第3のオーミック電極に現れる光電流と混合することがない。また、前記第2のオーミック電極を共通電極として使うことにより、前記第1の光吸収層と第2の光吸収層とを同一の駆動電圧により駆動することが可能になり、かかるフォトセンサを駆動する駆動集積回路の構成が簡素化される。
【0015】
特に、請求項2記載の本発明の特徴によれば、前記第2のオーミック電極を接地することにより、フォトセンサは、前記第1のオーミック電極および第3のオーミック電極に同一の駆動電圧を供給することで駆動され、駆動集積回路の構成が非常に簡単になる。
前記素子分離構造は、前記支持層を露出する素子分離溝より構成しても、また前記第1のコンタクト層中に形成された、電気的に不活性な領域より構成してもよい。特に前記素子分離構造を前記第1のコンタクト層中に形成された深い不純物を含む領域より構成することにより、前記電気的不活性領域の形成をフォトセンサ中の別の電気的不活性領域の形成と同じに実行することが可能になり、フォトセンサの製造工程が簡素化される。
【0016】
請求項3記載の本発明の特徴によれば、さらに、前記高抵抗層中に、前記第3のコンタクト層を露出するように第1のコンタクトホールを形成し、前記高抵抗層中に、前記第2の光吸収層を貫通し前記第2のコンタクト層を露出するように第2のコンタクトホールを形成し、前記高抵抗層中に、前記第2の光吸収層と前記第2のコンタクト層と前記第1の光吸収層を貫通し、前記第1のコンタクト層を露出するように第3のコンタクトホールを形成し、前記第3のオーミック電極を、前記高抵抗層上に、前記第1のコンタクトホールにおいて前記第3のコンタクト層とコンタクトするように形成し、前記第2のオーミック電極を、前記高抵抗層上に、前記第2のコンタクト層のうち、前記第2のコンタクトホールにより露出された部分に、前記第2のコンタクトホールの側壁面上を延在する第1の導体パターンを介して電気的にコンタクトするように形成し、前記第3のオーミック電極を、前記高抵抗層上に、前記第1のコンタクト層のうち、前記第3のコンタクトホールにより露出された部分に、前記第3のコンタクトホールの側壁面上を延在する第2の導体パターンを介して電気的にコンタクトするように形成したことにより、前記第1〜第3のオーミック電極が実質的に一平面上に配列し、フォトセンサを表面実装に適した形状に形成することができる。
【0017】
特に前記第1〜第3のオーミック電極を前記高抵抗層上において相互に分離して形成し、各々にバンプ電極を設けることにより、かかるバンプ電極を介して前記フォトセンサを剛性の高い駆動集積回路あるいは配線基板上に実装することが可能になるが、かかる構成によれば、フォトセンサの製造工程の始めに前記支持層の下に存在する半導体基板を、前記フォトセンサが剛性基板上に実装された状態でエッチング除去することが可能になり、入射光ビームが前記第1あるいは第2の光吸収層に到達するまでに通過しなければならない半導体層の厚さが最小化され、これに伴いかかる半導体層による光吸収の問題が軽減される。
【0018】
前記第2のコンタクトホールでは、請求項4に記載したように、前記第1の導体パターンが延在する部分に第1の高抵抗領域が形成されており、また前記第3のコンタクトホールでは、前記第2の導体パターンが延在する部分に第2の高抵抗領域が形成されており、これにより配線に使われる第1あるいは第2の導体パターンからコンタクトホールを構成する半導体層へのリーク電流の発生が回避される。
【0019】
請求項5に記載したように、請求項1〜4のフォトセンサを複数個、前記支持層上に、前記素子分離構造により相互に分離して配列することにより、前記フォトセンサを画素とするイメージセンサが形成される。特に前記第1および第2の光吸収層の吸収光波長を赤外光領域に設定することにより、熱源の探知や暗視装置等に適した赤外線イメージセンサが得られる。
[作用]
図3および図4は本発明の原理を示す。ただし図中、先に説明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0020】
図3を参照するに、本発明のフォトセンサ14は図1に示したフォトセンサ14A,14Bと実質的に同様な構成を有するが、n型GaAsよりなる前記下側コンタクト層12が、その下側の半絶縁性GaAsよりなる前記支持層11を露出する素子分離溝12A,12Bにより画成されている点で異なっている。すなわち、本発明ではフォトセンサ14は、前記支持層11上において隣接するフォトセンサから電気的に分離して形成されている。
【0021】
図4は図3のフォトセンサ14の動作を示す。ただし、図2と同様に、図4は図3のフォトセンサ14を簡素化して示している。
図4を参照するに、本発明のフォトセンサ14では前記下側コンタクト層12が素子分離溝12A,12Bにより画成されているため、他のフォトセンサと共用されることがなく、従って前記下側コンタクト層12上の下側オーミック電極13において前記下側MQW構造15により形成された光電流のみを取り出すように構成することができる。このために、図4の構成では、前記中間コンタクト層16を下側MQW構造15と上側MQW構造17と共用し、前記中間コンタクト層16を前記オーミック電極20Bにより接地する。さらに、前記オーミック電極13およびオーミック電極20Aに+V1 の駆動電圧を印加する。
【0022】
かかる構成により、前記MQW構造15,17に波長がλ1 およびλ2 の入射光が入来しても、対応する光電流を、それぞれ電極20Aおよび13から、別々に、相互に干渉を生じることなく取り出すことが可能になる。
これに対し、図1に示す従来のフォトセンサ14Aでは、前記下側コンタクト層12が隣接するフォトセンサ14Bと共用されているため、前記オーミック電極13からフォトセンサ14AのMQW構造15で形成された光電流のみを取り出すことはできない。
【0023】
【発明の実施の形態】
図5(A),(B)は、本発明の一実施例によるフォトセンサ40の構成を示すそれぞれ平面図、および図5(A)の平面図中、線A−A’に沿った断面図を示す。ただし、図5(B)の断面図は図5(A)中、前記線A−A’に沿った断面を矢印の方向から見たものであり、前記断面の向こう側に透視される部分を破線で示してある。
【0024】
最初に図5(B)の断面図を参照するに、非ドープGaAsよりなる支持層41上にn+ 型GaAsよりなる下側コンタクト層42がエピタキシャルに形成され、前記下側コンタクト層42上には後で図6を参照しながら説明するMQW構造43が形成される。
前記MQW構造43上にはさらにn+ 型GaAsよりなる第2のコンタクト層44が形成され、前記第2のコンタクト層44上にはさらに別のMQW構造45が形成される。
【0025】
前記別のMQW構造45上にはn+ 型GaAsよりなる第3のコンタクト層46が形成され、さらに前記コンタクト層46は非ドープGaAsよりなる高抵抗光結合層47により覆われる。また、前記光結合層47中には回折格子47Aが形成される。前記MQW構造43および45は、本実施例においては6〜9μm帯においてそれぞれの波長の赤外光を吸収するが、本発明はかかる特定の波長に限定されるものではない。
【0026】
本発明実施例によるフォトセンサ40は、図5(A)の平面図よりわかるように、矩形形状の外形を有し、図5(B)の断面図に示すように深い素子分離溝40Xにより囲まれている。前記素子分離溝40Xは前記フォトセンサ40の回りを連続的に包囲し、図示の例では前記第1のコンタクト層42をその底部において露出する。また、前記第1のコンタクト層42のうち、前記素子分離溝40Xの底部に対応する部分には、O+ にイオン注入により、高抵抗素子分離領域40Yが、前記素子分離溝40Xに沿って形成される。図5(A)の平面図において、前記フォトセンサ40は隣接する同様な構成のフォトセンサと、前記素子分離溝40Xおよびその底部の高抵抗領域40Yにより、電気的に分離される。
【0027】
さらに、図5(B)の断面図よりわかるように、前記フォトセンサ40を構成する半導体層中には、前記第2のコンタクト層44を露出する第1の凹部40Aが前記半導体層47〜45を貫いて形成され、また、前記第1のコンタクト層42を露出する第2の凹部40Bが前記半導体層47〜43を貫いて形成される。その際、前記凹部40Aの底部において露出された前記コンタクト層44中にはAuGe/Ni/Au積層構造を有するオーミック電極44Aが形成され、また前記凹部40Bにより露出されたコンタクト層42中にも、同様にしてオーミック電極42Aが形成される。
【0028】
さらに、図5(A)の平面図に示すように、前記高抵抗光結合層47上にはTi/Au積層構造を有する電極パッド48A,48B,48Cが、相互に分離して形成され、前記電極パッド48Aは、前記凹部40Aの底部において露出されたn+ 型コンタクト層44と、前記凹部40Aの側壁面を延在する導体パターン40aにより電気的に接続される。前記導体パターン40aが前記凹部40Aの側壁面上を延在するため、前記側壁面のうち、前記導体パターン40aが形成される部分には、O+ のイオン注入により、高抵抗領域40bが形成されている。
【0029】
同様に、前記電極パッド48Bは、前記凹部40Bの底部において露出されたn+ 型コンタクト層42と、前記凹部40Bの側壁面を延在する導体パターン40cにより電気的に接続される。図5(A)の平面図を参照。その際、前記導体パターン40cが凹部40Bの側壁面上を延在するため、前記側壁面のうち、前記導体パターン40cが形成される部分にも、O+ のイオン注入により、高抵抗領域40dが形成される。
【0030】
一方、前記電極パッド48Cは、前記光結合層47中に形成されたコンタクトホール47B(図5(A))を介してその下のコンタクト層46にコンタクトする。前記電極パッド48A〜48Cは、前記光結合層47上において、入射光を反射するミラーとしても作用する。
さらに、前記電極パッド48A〜48C上にはInよりなる電極バンプ49A〜49Cがそれぞれ形成され、このようにして得られた構造のうち、露出部がSiON等の絶縁膜50により覆われる。
【0031】
かかる構成のフォトセンサ40は、前記GaAs支持層41上に多数配列されて赤外線イメージセンサを形成するが、各々のフォトセンサ40において前記バンプ電極49A〜49Cは実質的に同一平面上に形成されるため、こうして得られた赤外線イメージセンサは、プリント配線基板やフォトセンサアレイを駆動する集積回路上に、表面実装技術により容易に実装することができる。その際、フォトセンサ40を相互に結合するGaAs支持層41は次に説明するように非常に薄く、実質的な機械的強度は有さないが、個々のフォトセンサ40を剛性を有する前記プリント回路基板や集積回路上に実装することにより、前記赤外線イメージセンサは機械的に安定に保持される。前記支持層41の厚さが薄いため、図5(B)に矢印で示すように前記MQW層43あるいは45に前記支持層41を通って入来する光ビームが支持層41により吸収される問題は効果的に軽減される。
【0032】
前記非ドープGaAs支持層41は、実際には図5(A),(B)に示されないGaAs基板上にエピタキシャル層として形成されるが、図5(A),(B)の完成したフォトセンサ40においては、前記基板はエッチングにより除去されている。
以下、図5(A),(B)のフォトセンサ40の製造工程について説明する。
【0033】
前記フォトセンサ40あるいはフォトセンサ40を多数一体的に配列した赤外線イメージセンサの製造に当たっては、最初に図6に示す半導体層構造が形成される。
図6を参照するに、前記GaAs支持層41は半絶縁性GaAs基板61の(100)面上に、間に厚さが約100nmのGaAsバッファ層62と非ドープInGaPよりなるエッチングストッパ層63とを介して、約900nmの厚さにエピタキシャルに形成され、前記GaAs支持層41上にはn+ 型GaAsよりなる前記下側コンタクト層42が、典型的には100nmの厚さにエピタキシャルに形成される。
【0034】
前記下側コンタクト層42上にはn型InGaPよりなるエッチングストッパ膜64とn型GaAsよりなるバッファ層65とが、それぞれの厚さで順次エピタキシャルに形成され、前記MQW構造43は、このようにして形成された前記バッファ層65上に形成される。
より具体的には、前記MQW構造43は組成がAl0.3 Ga0.7 Asで厚さが40nmの非ドープAlGaAsバリア層と厚さが4nmの非ドープGaAs量子井戸層とを20回繰り返しエピタキシャルに堆積した構成を有し、前記量子井戸層中には7μmの波長に対応する量子準位が、電子について形成されている。すなわち、適当なバイアス下において前記MQW構造43に前記波長の光が入射すると、前記量子井戸において電子が励起され、光吸収が生じる。また励起された電子は、前記入射光の検出を示す光電流を形成する。
【0035】
前記MQW構造43上には前記n型GaAsよりなる第2のコンタクト層44が約400nmの厚さでエピタキシャルに形成され、さらに前記コンタクト層44上には、いずれもエピタキシャルに形成されたInGaPエッチングストッパ層66と厚さが50nmのn型GaAsバッファ層67とを介して前記量子磯層45が、組成がAl0.24Ga0.76Asで厚さが40nmの非ドープAlGaAsバリア層と厚さが5nmの非ドープGaAs量子井戸層とを20回繰り返しエピタキシャルに堆積することにより形成される。前記MQW構造45の量子井戸層中には、9μmの波長に対応する量子準位が、電子について形成されている。前記MQW構造45においても、前記MQW構造43と同様に、波長が9μmの入射光の入来に応じて前記量子井戸中において電子が励起され、光吸収が発生すると同時に、これに伴う光電流が形成される。
【0036】
前記MQW構造45上には、さらにn型GaAsよりなる上側コンタクト層46が約400nmの厚さでエピタキシャルに形成され、前記上側コンタクト層46上には組成がAl0.3 Ga0.7 Asの非ドープAlGaAsエッチングストッパ層68を介して、厚さが約500nmの非ドープGaAs高抵抗層69がエピタキシャルに形成される。さらに、前記GaAs高抵抗層69上には、組成がAl0.3 Ga0.7 Asの非ドープAlGaAsエッチングストッパ層70が形成され、前記エッチングストッパ層70上には前記光結合層47が、非ドープGaAs膜のエピタキシャル成長により、典型的には700nmの厚さに形成される。
【0037】
図6の層構造において、前記n型コンタクト層42,44および46、また前記n型GaAsバッファ層65および67、さらに前記n型InGaPエッチングストッパ層64および66は、典型的には5×1017cm-3のキャリア濃度にドープされている。
図7(A)〜図8(J)は、図6の層構造から出発して、図5(A),(B)に示すフォトセンサ40を形成するまでの工程を示す。ただし、図7(A)〜8(J)は簡略化して示してあり、したがって、これらの図には図6の全ての半導体層が示されているわけではない。
【0038】
図7(A)を参照するに、前記GaAs光結合層47上にレジストパターン71が形成され、レジスト開口部71Aに対応して、アラインメントマークが前記光結合層47中に形成される。
次に、図7(B)の工程において前記レジストパターン71は除去され、新たなレジストパターン72をマスクに前記光結合層47をドライエッチングによりパターニングすることにより、前記光結合層47中に回折格子パターン47Aが形成される。図7(B)では簡単のため、回折格子パターン47Aは単一の溝しか図示されていないが、実際には前記溝47Aは光結合層47中に繰り返し形成される。前記溝47Aをドライエッチングにより形成する際に、図6のAlGaAs層70がエッチングストッパとして作用する。
【0039】
さらに、図7(B)の工程では、前記回折格子47Aの他に、前記上側コンタクト層46を露出するコンタクトホール47Bが、前記レジストパターン72を使ったドライエッチングにより、前記光結合層47中に形成される。図7(B)の工程では、前記コンタクトホール47Bは、まだ前記上側コンタクト層46までは到達していない。回折格子47Aおよびコンタクトホール47Bの形成の後、露出しているAlGaAs層70はウェットエッチングにより除去される。
【0040】
次に、図7(C)の工程において、図7(B)の構造上に開口部73Aを有するレジストパターン73が形成され、前記レジストパターン73をマスクに、前記光結合層47〜前記GaAsバッファ層67までを、前記InGaP層66をエッチングストッパとしてウェットエッチングすることにより、前記MQW構造45中に図5(A),(B)の前記凹部40Bに対応した凹部40B’を形成する。
【0041】
さらに、前記レジストパターン73および露出したInGaP層66を除去した後、図7(D)の工程において前記凹部40B’に対応した開口部74Bおよび図5(A),(B)の凹部40Aに対応した開口部74Aを有するレジストパターン74をマスクにウェットエッチングを行ない、前記MQW構造45中に前記凹部40Aを、また前記MQW構造43中に凹部40Bを形成する。その際、前記InGaP層66が前記凹部40A形成の際のエッチングストッパとして使われ、また前記InGaP層64が凹部40B形成の際のエッチングストッパとして使われる。
【0042】
次に、図7(E)の工程において、前記レジストパターン74が除去され、前記凹部40Aの一部に対応した開口部75Aおよび前記凹部40Bの一部に対応した開口部75Bを有するレジストパターン75を形成する。さらに前記レジストパターン75をマスクにO+ のイオン注入を行なうことにより、前記凹部40Aの側壁面に前記高抵抗領域40bが、また前記凹部40Bの側壁面に高抵抗領域40dが形成される。
【0043】
さらに、図8(F)の工程において、前記コンタクトホール47Bに対応した開口部を有する図示を省略したレジストパターンを使ってドライエッチングを行ない、前記コンタクトホール47Bにおいて前記上側コンタクト層68を露出する。さらに、前記レジストパターン上にAuGe/Ni/Au構造の導体膜76を一様に堆積した後、前記導電膜76をリフトオフ除去することで前記凹部40A,40Bの底部においてそれぞれオーミック電極44Aあるいは42Aを形成する。同様なオーミック電極は、前記コンタクトホール47Bにおいても形成される。
【0044】
次に、図8(G)の工程において、前記凹部40Aおよび40Bの側壁面上に、Au/Ti構造の高反射率導体パターン40aおよび40cを、それぞれレジストパターン77を用いたリフトオフ法により形成する。前記導体パターン40aは前記オーミック電極パッド48Aの一部を形成し、同様に前記導体パターン40cは前記オーミック電極パッド48Bの一部を形成する。さらに、前記コンタクトホール47Bに対応して、前記上側コンタクト層46にコンタクトしたオーミック電極パッド48Cが形成される。
【0045】
次に、図8(H)の工程において、レジストパターン77が除去され、前記素子分離溝40Xに対応した開口部78A,78Bを有するレジストパターン78が代わりに形成される。さらに、前記レジストパターン78をマスクに、前記半導体層を、前記InGaP層65が露出するまでドライエッチングとInGaPを除去するウェットエッチングとを繰り返し行ない、前記素子分離溝40Xを形成する。さらに、前記素子分離溝40Xの形成の後、前記溝40Xの底部において露出している前記InGaP層65をウェットエッチングにより除去し、さらに前記同じレジストパターン78をマスクにO+ をイオン注入することにより、前記溝40X底部において露出された前記下側コンタクト層42中に高抵抗素子分離領域40Yを形成する。
【0046】
さらに、図8(I)の工程において、前記レジストパターン78が除去され、前記SiON絶縁膜50が図8(H)の構造上に一様に堆積される。さらに、前記絶縁膜50をパターニングして前記オーミック電極パッド48A〜48Cを露出した後、前記露出されたオーミック電極パッド48A〜48C上にそれぞれTi/Au膜48a〜48cをそれぞれ形成する。
【0047】
次に図8(J)の工程において前記オーミック電極パッド48A〜48C上に前記In電極バンプ49A〜49Cがそれぞれリフトオフにより形成され、これにより赤外線フォトセンサ40が形成される。かかる工程では、多数の赤外線フォトセンサ40が同一のGaAs基板61上に形成され、赤外線イメージセンサが形成される。
【0048】
このようにして得られた赤外線イメージセンサは、前記In電極パッド49A〜49Cを使って剛性を有する基板上に実装され、その状態で前記GaAs基板61を、前記GaInP層63をエッチングストッパとしてウェットエッチングすることにより除去する。さらに前記GaInP層63を別のエッチャントによりエッチング除去することにより、図5(A),(B)に示した構成の、受光面を形成する底面においてGaAs支持層41が露出したフォトセンサ40あるいはかかるフォトセンサ40を1次元あるいは2次元配列した赤外線イメージセンサが得られる。
【0049】
上記本実施例の構成において、勿論前記素子分離溝を前記支持層41に到達するように形成し、その代わりに前記高抵抗領域40Yの形成を省略することも可能である。この場合には、前記溝40Xの底部において露出したInGaPエッチングストッパ層64をウェットエッチングにより除去し、さらに前記GaAsコンタクト層42に対してドライエッチングを行なう。
【0050】
また、本実施例では、前記凹部40Aあるいは40Bの側壁面を延在する導体パターン40a,40cの絶縁を、前記側壁面上に深い不純物元素のイオン注入により高抵抗領域40bあるいは40dを形成することにより実現したが、勿論SiO2 やSiN、あるいはSiON等の絶縁膜を介在させることにより絶縁を確保してもよい。
【0051】
さらに、本実施例によるフォトセンサ40では、図8(I)の工程においてポリイミド膜等の塗布により平坦化を行なってもよい。このような平坦化を行なう場合には、Al等の配線パターンによりコンタクト層42あるいは44からの配線を、電極パッドが形成された平坦化膜上に引き出すようにすればよい。
さらに、本実施例によるフォトセンサ40あるいはイメージセンサは、決して赤外線波長における光検出に限定されるものではなく、可視光波長の光検出にも適用可能である。さらに、前記フォトセンサ40において光吸収を行ない光電流を発生するのに、前記MQW構造以外の構造あるいは半導体層を使うことも可能である。
【0052】
さらに、本実施例によるフォトセンサは二つの波長の光のみを検出するように構成されているが、かかるフォトセンサを組み合わせることにより、あるいは層構造を増やすことにより、三つの波長あるいはそれ以上の波長の光を検出するように本実施例を変形することも可能である。
以上、本発明を好ましい実施例について説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】
本発明の特徴によれば、二つの活性層を積層した構成のフォトセンサにおいて、中間のコンタクト層を共通電極層として使うことにより、単一の電源を使って、それぞれ異なった二つの波長に対応した活性層を同時に、あるいは切替えて駆動することが可能になる。その際、前記二つの波長に対応した光電流が混合してしまう問題も、回避される。また、前記フォトセンサを同一支持層上において隣接する別のフォトセンサと、素子分離構造により分離しておくことにより、隣接のフォトセンサとの干渉を効果的に抑止できる。また、本発明によるフォトセンサ、あるいはイメージセンサは表面実装技術によりプリント配線基板や他の集積回路上に実装するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の二波長フォトセンサを使った赤外線イメージセンサの構成を示す図である。
【図2】(A),(B)は、図1の従来の装置の問題点を説明する図である。
【図3】本発明の原理を説明する図(その1)である。
【図4】本発明の原理を説明する図(その2)である。
【図5】(A),(B)は、本発明の一実施例によるフォトセンサの構成を示す図である。
【図6】図5のフォトセンサにおいて使われる半導体層構造を説明する図である。
【図7】(A)〜(E)は、図5のフォトセンサの製造工程を説明する図(その1)である。
【図8】(F)〜(J)は、図5のフォトセンサの製造工程を説明する図(その2)である。
【符号の説明】
10 フォトセンサおよびイメージセンサ
11 支持層
12 共通コンタクト層
13 共通電極
14,14A,14B フォトセンサ
15,17 MQW構造
16 中間コンタクト層
18 光結合層
18A 回折格子
19 絶縁膜
20A,20B オーミック電極
40 フォトセンサ
40A,40B 凹部
40a,40c 導体パターン
40c,40d 高抵抗領域
40X 素子分離溝
40Y 高抵抗領域
41 支持層
42 下側コンタクト層
42A オーミックコンタクト
43,45 MQW構造
44 共通コンタクト層
46 上側コンタクト層
47 光結合層
47A 回折格子
47B コンタクトホール
48A〜48C オーミック電極パッド
49A〜49C Inバンプ電極
61 基板
62,65,67 バッファ層
63,64,66 InGaPエッチングストッパ層
68,70 AlGaAsエッチングストッパ層
71,72,73,74,75,77,78 レジスト
76 導体膜

Claims (5)

  1. 支持層と、
    前記支持層上に形成され、素子分離構造により画成された第1のコンタクト層と、
    前記第1のコンタクト層上に形成され、第1の波長の光を吸収する第1の光吸収層と、
    前記第1のコンタクト層上に電気的にコンタクトする第1のオーミック電極と、
    前記第1の光吸収層上に形成された第2のコンタクト層と、
    前記第2のコンタクト層に電気的にコンタクトする第2のオーミック電極と、
    前記第2のコンタクト層上に形成された第2の光吸収層と、
    前記第2の光吸収層上に形成された第3のコンタクト層と、
    前記第3のコンタクト層に電気的にコンタクトする第3のオーミック電極とを備え
    前記第2のオーミック電極と前記第3のオーミック電極は、前記第3のコンタクト層上に形成された高抵抗層上に設けられていることを特徴とするフォトセンサ。
  2. 前記第2のオーミック電極は接地、もしくはバイアス源を介して接地されることを特徴とする請求項1記載のフォトセンサ。
  3. さらに、前記高抵抗層中に、前記第3のコンタクト層を露出するように形成された第1のコンタクトホールと、前記高抵抗層中に、前記第2の光吸収層を貫通し前記第2のコンタクト層を露出するように形成された第2のコンタクトホールと、前記高抵抗層中に、前記第2の光吸収層と前記第2のコンタクト層と前記第1の光吸収層を貫通し、前記第1のコンタクト層を露出するように形成された第3のコンタクトホールとを備え、前記第3のオーミック電極は、前記高抵抗層上に、前記第1のコンタクトホールにおいて前記第3のコンタクト層とコンタクトするように形成され、前記第2のオーミック電極は、前記高抵抗層上に、前記第2のコンタクト層のうち、前記第2のコンタクトホールにより露出された部分に、前記第2のコンタクトホールの側壁面上を延在する第1の導体パターンを介して電気的にコンタクトするように形成され、前記第3のオーミック電極は、前記高抵抗層上に、前記第1のコンタクト層のうち、前記第3のコンタクトホールにより露出された部分に、前記第3のコンタクトホールの側壁面上を延在する第2の導体パターンを介して電気的にコンタクトするように形成されたことを特徴とする請求項1または2記載のフォトセンサ。
  4. 前記第2のコンタクトホールは、前記第1の導体パターンが延在する部分に第1の高抵抗領域が形成されており、前記第3のコンタクトホールは、前記第2の導体パターンが延在する部分に第2の高抵抗領域が形成されていることを特徴とする請求項3記載のフォトセンサ。
  5. 請求項1〜3のうち、いずれか一項に記載した複数のフォトセンサを、前記支持層上に、前記素子分離構造により相互に分離して配列したことを特徴とするイメージセンサ。
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