JP3776096B2 - 養殖魚用配合飼料 - Google Patents

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本発明は、マグロ類(クロマグロ・ミナミマグロなど)、ハマチ、カンパチ、ヒラマサ、シマアジ、ハタ類(マハタ・クエなど)、ヒラメ、トラフグ、マダイ、サケ、マスなどの海面養殖魚、特にマグロ類、カンパチ、ハマチ、ヒラマサなどの大型養殖魚に好適な養殖魚用配合飼料に関する。
魚類は、成長に応じて適度な大きさで且つ適度な柔らかさを持った餌を選択的に摂餌する。また、水温変動に応じて餌の柔らかさの選択幅が狭くなる。更に、季節変動や魚体サイズによって栄養要求量と成分のバランスが異なり、適正な餌を適正量摂餌しないと成長や太りが悪化する。魚類養殖では、如何に魚の成長や季節に応じて適正な大きさ及び柔らかさと適正な栄養バランスを持つ餌を給餌するかが、生産性の重要な要素となっている。
漁獲されたアジ、サバ、イワシ類(マイワシ・カタクチイワシなど)、イカナゴ、イカ類などを鮮魚もしくは凍結状態で切断して又は丸のまま餌として用いる通称「生餌」は、天然界で魚類が摂餌している餌そのものであるため、活発な摂餌を示すが、水中での栄養分溶出による水質汚染、それに伴い疾病の発生率も高くなる。また、天然物のため入手できる魚種に制限があり、品質のバラツキもあるため、餌のサイズや栄養バランスが調整できない。更に、保管には冷凍を要するため、保管設備に多額の設備投資を要するという欠点がある。
水質汚染を抑制し、栄養バランスの調整をねらって、「生餌」と魚粉、小麦粉、大豆油かす、米ぬかなどを主原料とし、これに各種ビタミン・ミネラル類、更にアルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、グァガムなどの粘結剤を配合して粉末状にした配合飼料と魚油や大豆油などのオイルもしくは高油脂含有固形飼料とを混合して造粒した、通称「モイストペレット」は、「生餌」に匹敵する摂餌性を示すが、「生餌」を使用するため、品質のバラツキをカバーしきれず、また保管設備、製造設備に多額の設備投資を要し更に、給餌作業も増える。また、ペレットの強度が低く、大型のモイストペレットを製造することができない。
配合飼料のみを使用し、スチームペレッターもしくはエクストルーダーで成型した固形養魚飼料は、栄養成分の調整が「生餌」や「モイストペレット」に比べ幅広く可能であり、製造過程で加熱処理が行われるため常温保管できるので、近年普及しているタイプの養殖魚用飼料である。しかし、現行の製造法では、直径40mm及び長さ60mm程度のサイズが上限であり、粗脂肪含量も40質量%程度が限界である。また、低水温期には「生餌」や「モイストペレット」に比べ、やや摂餌性が低下する。
サイズの大型化が可能な養殖魚用飼料として、生魚ミンチもしくはモイストペレットに塩やリン酸塩などを添加し撹拌後、常温もしくは品温70℃以下で加熱を行い、ゲル形成をさせてペレット化したカマボコタイプの養殖魚用配合飼料が知られている。このカマボコタイプの養殖魚用配合飼料は、大型サイズでもペレットの強度を十分に保持しているが、栄養成分の調整、特に最大粗脂肪含量が30質量%程度と限界があり、大型養殖魚には適していない。
また、可食性フィルムで飼料を封入した腸詰めタイプの養殖魚用配合飼料が知られている。例えば、特許文献1には、カラギーナンケーシングにモイストペレットを充填した養殖魚用配合飼料が提案されている。しかし、この養殖魚用配合飼料は、魚が正常に摂餌する物性や成育する成分について検討されておらず、またモイストペレットが用いられているため、品質のバラツキや常温保管ができないなどの問題がある。
従って、養殖魚生産者は、養殖魚の成長、季節変動及び水温変動に応じて給餌する餌の種類を変えているが、マグロなどの大型養殖魚では、適正な栄養バランスと適正な大きさ及び柔らかさを持つ餌を給餌できず、成長するに従って肥満度が低下し、成長効率が悪化しているのが現状である。
摂餌性の良い柔らかさとサイズを実現し、高い成長効率で且つ常温で保存が可能な取り扱いの簡便な養殖魚用配合飼料が望まれている。
特開平4−40861号公報
本発明の目的は、養殖魚、なかでもマグロ類などの大型養殖魚に最適な栄養バランスと最適な大きさ及び柔らかさを持ち且つその形態を維持し、養殖魚が生育可能な全ての水温で活発な摂餌と優れた成長をする、常温で保存が可能な養殖魚用配合飼料を提供することにある。
本発明は、粗脂肪含量25〜70質量%及び水分含量5〜20質量%であって水分活性が0.800以下の配合飼料を、コラーゲンからなる厚さ20〜40μmの可食性フィルムで封入した、長さ10〜300mm及び直径5〜100mmの大きさを有し且つ破断強度20g/mm以下の柔らかさを有する、常温で保存可能な養殖魚用配合飼料を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明によれば、養殖魚、なかでもマグロ類などの大型養殖魚に最適な栄養バランスと最適な大きさ及び柔らかさを持ち且つその形態を維持し、養殖魚が生育可能な全ての水温で活発な摂餌と優れた成長をする、常温で保存が可能な養殖魚用配合飼料を提供することができる。
以下、本発明の養殖魚用配合飼料の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
上記可食性フィルムの厚さは、物性、経済性及び取り扱い面から20〜40μmが最適である。
可食性フィルムの形成材料であるコラーゲンは、天然物由来のものであり、摂餌させても養殖魚に悪影響を及ぼすことはない。また、ケーシング材として充分な強度を持ち、ハンドリングも容易である。更に、封入する配合飼料によって破壊されることがないものである。
上記可食性フィルムに封入する配合飼料の原材料としては、従来の養殖魚用配合飼料の原材料を用いることができる。例えば、魚粉、大豆油かす、コーングルテンミールなどのタンパク質、澱粉、小麦粉、グルテンなどのデンプン質、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、グァガムなどの粘結剤、ビタミン、ミネラル類などである。
上記配合飼料は、これらの原材料を、粗脂肪含量を25〜70質量%となるように配合する。多量の粗脂肪含量は、養殖魚の成長及び成長効率に優れた効果を奏するが、粗脂肪含量を70質量%超配合すると、必然的に他の配合成分が減少し、栄養バランスの調整が困難となる。尚、ここでいう粗脂肪とは、原材料由来の脂肪分に加えて、魚油などの動物性油脂や大豆油などの植物性油脂を含むものである。
上記配合飼料は、水分活性が0.800以下、より好ましくは0.600以下となるように調整する。この水分活性は、微生物の発育を抑制し、飼料を常温保存するために重要な数値である。この水分活性の調整は、配合飼料の組成により調整することができる。例えば、添加する水分量の調整により、配合飼料の水分活性を低くすることができる。また、塩類(食塩、リンゴ酸ソーダ、乳酸ソーダなど)、糖類(砂糖、乳糖、マルトース、ソルビットなど)、アミノ酸、核酸関連物質、有機酸類、アルコール類、プロピレングリコース、グリセリン、澱粉類、蛋白類などの水分活性調整剤の添加により、配合飼料の水分活性を調整してもよい。
上記配合飼料の水分含量は、水分活性の調整や、得られる養殖魚用配合飼料の柔らかさ及び栄養バランスなどの観点から、5〜20質量%とする。
而して、本発明の養殖魚用配合飼料は、上記配合飼料を上記可食性フィルムで封入したものであり、長さ60mm以上及び直径40mm以上の大きさに製造することが可能である。
本発明の養殖魚用配合飼料の大きさを、長さ10〜300mm及び直径5〜100mmとしたのは、大きさが長さ10mm未満又は直径5mm未満の餌が適した養殖魚では、従来の固形配合飼料でも充分な摂餌及び成長をすることができるためであり、長さ300mm超又は直径100mm超の大きさでは、養殖魚に対して飼料のサイズが大きすぎるためである。例えば、マグロ類、カンパチ、ハマチ及びヒラマサなどの大型養殖魚の場合は、好ましくは長さ60〜300mm及び直径40〜100mm、より好ましくは長さ60〜200mm及び直径40〜70mmの大きさにするとよい。
また、本発明の養殖魚用配合飼料は、破断強度20g/mm以下の柔らかさを有するものである。破断強度とは、「破断応力/凹み」で求められる数値である。ここで、破断応力及び凹みは、測定装置としてサンレオテックスSD700(株式会社サン科学製)を用い、直径5mmの球形プランジャーにて、プランジャー速度60mm/分、プランジャー加重35gの条件で測定されたものである。測定方法は、プランジャーを測定物に垂直に押し当てていき、測定物が抵抗を失って破断するのに要した力〔=破断応力(g)〕とそのときの距離〔=凹み(mm)〕を求めるものである。破断応力と凹みは、正の比例関係を有するため、破断応力を凹みで割り、その係数を破断強度(g/mm)とした。
本発明の養殖魚用配合飼料の破断強度は、可食性フィルムに封入する配合飼料の組成や製造条件により調整することができる。例えば、オイルや水分などの液状原料を多く配合することにより、養殖魚用配合飼料を柔らかくすることができ、逆に魚粉などの粉原料を多く配合することにより、養殖魚用配合飼料を硬くすることができる。また、可食性フィルムに封入する配合飼料の量によっても、養殖魚用配合飼料の破断強度を調整することができる。
上記可食性フィルムへの上記配合飼料の封入方法としては、制限されるものではなく、例えば、筒状に成形した可食性フィルムに配合飼料を充填し、両端をシールする方法、2枚の可食性フィルムの間に配合飼料を置き、四方をシールする方法などにより行われる。
本発明の養殖魚用配合飼料は、加熱を必要としないため、熱に弱い酵素やビタミンなども有効に利用することが可能である。更に、環境水への溶出が全くないため、栄養剤や薬剤を無駄なく魚に取り込ませることも可能である。
本発明の養殖魚用配合飼料は、大型養殖魚、特にマグロ類、カンパチ、ハマチ、ヒラマサなどに好適なものである。
以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例によって何ら制限を受けるものではない。尚、実施例2の試料2及び3、実施例3、実施例4、実施例6のNo.1及びNo.3は参考例である。
〔実施例1〕
魚粉40.0部(質量基準、以下同じ)、大豆油かす19.0部、ビタミン及びミネラル類1.0部、水5.0部、魚油35.0部をよく混合して配合飼料を調製した。この配合飼料は、粗脂肪含量38質量%、水分含量10質量%、水分活性0.800であった。
直径27mmで厚さ30μmの筒状コラーゲンケーシングに長さ150mm分、上記配合飼料を充填(配合飼料量75g)し、両端をヒートシーラーにて密封して、本発明の養殖魚用配合飼料を得た。
この養殖魚用配合飼料は、破断強度15g/mmの柔らかさを有していた。
〔実施例2〕
下記の試料1〜5について、それぞれを50m×50m×15mの海面生け簀に収容した平均魚体重約30kgのクロマグロ1500尾に給餌して摂餌状態を観察した。クロマグロは、試験に供するまで「生餌」(イカナゴやサバなど)を給餌されていたものである。
試料1:実施例1で得られた本発明の養殖魚用配合飼料
試料2:コラーゲンケーシングへの配合飼料の充填量を110gとした以外は実施例1
と同様にして製造した破断強度33g/mmの柔らかさを有する本発明の養殖
魚用配合飼料
試料3:コラーゲンケーシングへの配合飼料の充填量を165gとした以外は実施例1
と同様にして製造した破断強度57g/mmの柔らかさを有する本発明の養殖
魚用配合飼料
試料4:凍結魚ミンチ75部、配合飼料(林兼産業株式会社製、商品名「ファイヤーボ
ール」)24部、ビタミン及びミネラル類1部を品温40℃でゲル形成させ、
直径30mm及び長さ120mmの大きさにペレット化した、破断強度70g
/mmの養殖魚用配合飼料
試料5:ゲル形成温度を品温55℃とした以外は試料4と同様にして製造した、破断強
度152g/mmの養殖魚用配合飼料
観察結果は次の通りであった。
試料1は、投餌するとすぐに食いつき、嚥下していた。吐き出す行動は認められなかった。試料2及び3も試料1と同様にすぐに食いつき、嚥下されていた。試料4ではすぐに食いつくものの嚥下する個体が少なく、試料5ではほとんどの魚で嚥下まで認められず、試料4及び5の何れとも、嚥下した個体も数m先で吐き出す行動が多く見られたことから、本発明の養殖魚用配合飼料の破断強度の限界が60g/mmにあることが分かる。
〔実施例3〕
魚粉40.0部、小麦グルテン3.0部、魚油16.0部、ビタミン及びミネラル類1.5部、水39.5部をミキサーにてよく混合して配合飼料を調製した。この配合飼料は、粗脂肪含量20質量%、粗蛋白含量29質量%、水分含量43質量%、水分活性0.860であった。
直径15mmで厚さ30μmの筒状コラーゲンケーシングに上記配合飼料を充填(配合飼料量6g)し、両端をヒートシーラーにて密封し、本発明の養殖魚用配合飼料(直径15mm×長さ25mm)を得た。
この養殖魚用配合飼料は、破断強度19g/mmの柔らかさを有していた。
この養殖魚用配合飼料を用いてカンパチの飼育を24日間行った(水温22℃)。一方、比較用に市販のEP飼料(林兼産業株式会社製、粗脂肪含量20質量%、粗蛋白含量43質量%、水分含量8質量%)を用いて同様の飼育を行った。その結果を下記表1に示す。
Figure 0003776096
上記表1に示す結果から明らかなように、本発明の養殖魚用配合飼料は、従来の養魚飼料よりも優れた結果を奏する。また、本実施例で得られた本発明の養殖魚用配合飼料をヒラメに与えて飼育したところ、上記のカンパチの飼育の場合と同様の優れた飼育結果が得られた。
〔実施例4〕
魚粉50.5部、大豆油かす20.0部、魚油20.0部、ビタミン及びミネラル類1.5部、水8.0部をミキサーにてよく混合して配合飼料を調製した。この配合飼料は、粗脂肪含量24質量%、粗蛋白含量43質量%、水分含量11質量%、水分活性0.800であった。
直径13mmで厚さ30μmの筒状コラーゲンケーシングに上記配合飼料を充填(配合飼料量3.5g)し、両端をヒートシーラーにて密封し、本発明の養殖魚用配合飼料(直径13mm×長さ15mm)を得た。
この養殖魚用配合飼料は、破断強度17g/mmの柔らかさを有していた。
この養殖魚用配合飼料を用いてカンパチの飼育を32日間行った。水温はカンパチでは低水温にあたる18℃であった。一方、比較用に市販のEP飼料(林兼産業株式会社製、粗脂肪含量24質量%、粗蛋白含量43質量%、水分含量8質量%)を用いて同様の飼育を行った。その結果を下記表2に示す。
Figure 0003776096
上記表2に示す結果から明らかなように、本発明の養殖魚用配合飼料は、低水温条件下においても、従来の養魚飼料よりも優れた結果を奏する。
〔実施5〕
実施例1で得られた本発明の養殖魚用配合飼料を、平均魚体重50kg前後のクロマグロに30日間給餌した。一方、比較用にイカナゴ、サバなどの生餌(粗脂肪含量7〜16質量%、粗蛋白含量18〜21質量%、水分含量61〜78質量%)を用いて同様の飼育を行った。30日間の飼育終了時の肥満度をそれぞれ測定したところ、本発明の養殖魚用配合飼料を給餌した場合の肥満度は22.8〜24.1であり、生餌を給餌した場合の肥満度は21.3〜23.4であった。肥満度とは魚の太り具合を示す数値であり、数値が高いほど太っていることとなる。この結果から明らかなように、本発明の養殖魚用配合飼料は、クロマグロに適正な栄養バランスを給餌することができ、従来の生餌主体の養殖より優れた結果が得られる。
〔実施例6〕
下記表3に示す原料配合とした以外は、実施例1と同様にして配合飼料(No.1〜3)をそれぞれ調製した。これらの配合飼料の粗脂肪含量、粗蛋白含量、水分含量及び水分活性を下記表3に示す。
これらの配合飼料を用いて、実施例1と同様にして本発明の養殖魚用配合飼料をそれぞれ得た。これらの養殖魚用配合飼料の破断強度も下記表3に示す。この結果から明らかなように、本発明の養殖魚用配合飼料は、水分活性の調整が可能である。
また、得られた本発明の養殖魚用配合飼料をマグロに給餌したところ、全ての飼料で活発な摂餌が認められた。
Figure 0003776096

Claims (4)

  1. 粗脂肪含量25〜70質量%及び水分含量5〜20質量%であって水分活性が0.800以下の配合飼料を、コラーゲンからなる厚さ20〜40μmの可食性フィルムで封入した、長さ10〜300mm及び直径5〜100mmの大きさを有し且つ破断強度20g/mm以下の柔らかさを有する、常温で保存可能な養殖魚用配合飼料。
  2. 長さ60〜300mm及び直径40〜100mmの大きさを有する、請求項1記載の養殖魚用配合飼料。
  3. 養殖魚がマグロ類、カンパチ、ハマチ及びヒラマサである、請求項1又は2記載の養殖魚用配合飼料。
  4. 配合飼料の水分活性を、水分活性調整剤の添加により調整する、請求項1〜の何れかに記載の養殖魚用配合飼料。
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