JP3774027B2 - アーム一体型チェーンテンショナ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のタイミング用および動力伝達用のアプリケーションにおいてチェーン駆動装置とともに使用されるテンショナに関し、詳細には、一体化されたテンショナボディおよびテンショナアームを備えた液圧テンショナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
<発明の背景>
液圧チェーンテンショナのような緊張力付加装置が、複数のスプロケット間を走行する動力伝達用チェーンあるいは他の類似の動力伝達装置の制御装置として用いられている。
【0003】
一般に、ノイズやスリップあるいは歯飛び(tooth jumping)を防止するために、チェーンにある程度の緊張力を与えてこれを維持することは重要なことである。このような歯飛びを防止することは、内燃機関におけるチェーン駆動のカムシャフトの場合にとくに重要である。というのは、歯飛びによりカムシャフトのタイミングが数度ずれ、その結果、エンジンが作動不良を起こしたり、損傷が発生したりするからである。
【0004】
しかしながら、内燃機関が運転される過酷な環境下においては、チェーンの緊張力は、温度の幅広い変化や、チェーンおよびテンショナを含む、エンジンの種々の部品間の線膨張係数の違いにより、非常に高い値と低い値との間で変化し得る。その上、長期間の使用によるチェーン部品の摩耗がチェーンの緊張力の低下をもたらし得る。また、カムシャフトおよびクランクシャフトにより生じる捩じり振動がチェーンの緊張力を著しく変化させる。このような緊張力の変化が、チェーンの剛性によって決定されるチェーンの伸びにつながることになる。
【0005】
液圧チェーンテンショナは、一般に、チャンバ内にスライド可能に設けられかつチェーンに緊張力を作用するためのスプリングによって外方に付勢されたプランジャを有している。プランジャの端部には、チェーンに緊張力を付加するのを補助するためにレバー、アームあるいはシューが用いられることが多い。オイルポンプ等の外部の加圧流体源からの液圧は、ハウジング内に形成される流路を通ってチャンバ内に流入する。液圧およびスプリング力の合力によって、プランジャは容易に外方に移動させられる。
【0006】
一方、プランジャが逆方向(内方)に移動してチェーンから離れようとする場合には、一般に、チャンバからの流体の流出を制限するチェックバルブが設けられる。このようにして、テンショナは、一方向(外方)には容易に移動するが逆方向(内方)には移動しにくいといういわゆる逆止機能を獲得するのである。
【0007】
チェーンに緊張力を付加するための液圧テンショナと枢支レバーとを用いたチェーンテンショナの一例は、佐藤らによる米国特許第 5,318,482号に記述されている。佐藤らは、チェーンに適切な緊張力を作用させるために枢支レバーをチェーン側に押圧するプランジャを備えた従来の液圧テンショナを示している。
【0008】
しかしながら、この液圧テンショナおよび枢支レバーは、互いに完全に分離されている。さらに、この液圧テンショナは、チェーンの走行方向と直交する方向に配置されている。
【0009】
チェーンに緊張力を付加するための液圧テンショナとシューとを使用するチェーンテンショナの他の例は、鈴木らによる米国特許第 5,314,388号に記述されている。鈴木らは、チェーンに緊張力を作用させるためにシューをチェーン側に押圧するプランジャを備えた、オイル作動型のテンショナを示している。テンショナには、オイルポンプのような外部の流体源から絶えずオイルが供給されている。さらに、シューは、テンショナの外側においてプランジャ外側端に取り付けられている。
【0010】
佐藤らのチェーンテンショナと同様に、この液圧テンショナもまた、チェーンの走行方向と直交する方向に配置されている。
【0011】
本発明においては、液圧テンショナを有するテンショナボディはテンショナアームと一体的に組み合わされている。テンショナボディはまた、液圧テンショナに流体を供給するための流体リザーバを有している。テンショナボディの液圧テンショナは、緊張力が作用させられるチェーンおよびテンショナアームに実質的に平行に配置されている。これにより、本発明の一体型チェーンテンショナでは、とくに狭小の取付スペースにおいて据付けが簡単かつ容易になる。
【0012】
このように本発明の目的は、据付けを容易かつ簡単に行うことができる、テンショナボディおよびテンショナアーム一体型の液圧テンショナ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、流体リザーバおよびテンショナ孔を有するテンショナボディと、前記流体リザーバを前記テンショナ孔に接続するとともに、前記流体リザーバから前記テンショナ孔への流体の流れを許容しかつ前記テンショナ孔から前記流体リザーバへの流体の流れを制限するチェックバルブと、前記テンショナ孔内にスライド可能に設けられたプランジャと、連結部材を介して前記テンショナボディに連結されるとともに、枢支孔を有するテンショナアームとを備え、前記テンショナボディおよびテンショナアームが、前記連結部材に沿って走行するチェーンを挟んで互いに逆側に配置されており、さらに、前記テンショナアームが据付ブロックに対して回動するように、前記枢支孔内に配置された枢支ピンと、前記据付ブロックに固定されたボスとを備え、前記テンショナボディが、前記流体リザーバ内への流体の流れを許容する開口をテンショナアーム側とは逆側に有しており、前記テンショナ孔内への流体の流れが前記プランジャを該テンショナ孔内から前記ボス側に突出させて、前記テンショナボディおよびテンショナアームを回動させるようになっていることを特徴としている。
【0014】
請求項2の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項1において、前記テンショナ孔内において前記プランジャの外周面に沿って配置され、前記テンショナ孔および流体リザーバ間の流体の連絡を許容する開口を有するシールカップと、前記開口の近傍で前記シールカップ内に配置され、前記チェックバルブを受け入れるように設けられた中央の孔を有する支持プレートと、前記プランジャおよび支持プレート間に配置されたスプリングとをさらに備えたことを特徴としている。
【0015】
請求項3の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項2において、前記プランジャが開孔の形成された上端部を有し、エアベントディスクが、前記プランジャの上端部およびスプリング間に配置されていることを特徴としている。
【0016】
請求項4の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項1において、前記流体リザーバ内に流体を保持するための流体保持プレートが前記テンショナボディの開口内に配置されていることを特徴としている。
【0017】
請求項5の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項4において、前記流体保持プレートが、中央のオリフィスと、該オリフィスを通って前記流体リザーバから漏出した流体を保持するための複数のポケット部とを有していることを特徴としている。
【0018】
請求項6の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項5において、前記流体保持プレートが、前記中央のオリフィスに流体を導くための漏斗形状の部分を有していることを特徴としている。
【0019】
請求項7の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項1において、前記ボスが、突出する前記プランジャを受け入れかつ前記プランジャの突出量の増加につれて前記テンショナボディを前記ボスから離れる側に前記枢支ピンの回りを回動させるように配置された面を有していることを特徴としている。
【0020】
請求項8の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項7において、前記ボスが溝を有しており、前記溝は、前記プランジャの上端部を受け入れるとともに、前記プランジャおよびテンショナボディがチェーン全体を含む平面と直交する方向に移動するのを防止している。
【0021】
請求項9の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項1において、前記テンショナボディおよびテンショナアームがそれぞれチェーンの逆側に配置されていることを特徴としている。
【0022】
請求項10の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項1において、前記プランジャがチェーンの走行方向と実質的に平行な方向に突出するようになっていることを特徴としている。
【0023】
請求項11の発明に係るアーム一体型チェーンテンショナは、請求項1において、前記テンショナボディの回動が前記テンショナアームの回動を引き起こし、前記テンショナアームの回動がチェーンに緊張力を作用させるようになっていることを特徴としている。
【0024】
本発明に係るアーム一体型チェーンテンショナによれば、テンショナボディにテンショナアームが一体的に連結され、プランジャのボス側への突出によりテンショナボディおよびテンショナアームが回動してチェーンに緊張力が作用するように構成されており、テンショナボディは、チェーンおよびテンショナアームに実質的に平行に配置されている。これにより、とくに狭小の取付スペースにおいて装置の据付けを簡単かつ容易に行えるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】
<発明の要約>
本発明は、一体型のテンショナボディおよびテンショナアームを備えたチェーンテンショナを提供する。テンショナボディは、流体リザーバとテンショナ孔とを有している。テンショナアームは、該テンショナアームを枢支可能に取り付けるための、枢支ピンが配置された枢支孔を有している。連結部材が、テンショナアームおよびテンショナボディを連結している。
【0026】
流体リザーバをテンショナ孔に接続するチェックバルブは、テンショナ孔内への流体の流れを許容し、流体リザーバへの流体の流れは許容しない。プランジャがテンショナ孔内にスライド可能に設けられており、テンショナ孔内の液圧によってテンショナ孔から外側に付勢されている。これにより、プランジャが固定ボス側に押し付けられ、その結果、テンショナボディおよびテンショナアームが回動するようになっている。
【0027】
本発明の一実施態様においては、テンショナボディは、流体が流体リザーバ内に流入するのを許容する開孔を有している。テンショナボディはまた、テンショナボディの開孔内に配置されかつ流体リザーバ内に流体を保持するための流体保持プレートを有している。
【0028】
本発明のチェーンテンショナは次のように運転される。チェーンテンショナは、テンショナボディおよびテンショナアーム間を走行する、緊張力を作用させるべきチェーンとともに枢支ピンの回りに配置されるとともに、該枢支ピンの回りに枢支可能に取り付けられている。
【0029】
プランジャは、スプリングによってテンショナボディから外方に付勢されている。これにより、流体リザーバからの流体がテンショナ孔内に引き込まれる。スプリング力とテンショナ孔内の液圧との合力により、プランジャが固定ボスに当接して、チェーンテンショナが枢支ピンの回りにかつ固定ボスから遠ざかる側に回動する。このチェーンテンショナの回動により、テンショナアームが上方のチェーンに押し付けられる。
【0030】
<好ましい実施態様の詳細な説明>
以下、本発明の実施態様について図面を用いて説明する。
図1は、チェーン2に緊張力を維持させるために使用される、本発明によるチェーンテンショナを示している。このチェーンテンショナ10は、緊張力を作用させるべきチェーン2に対向配置されている。チェーン2が摩耗して伸び始めると、図2に示すように、チェーンテンショナ10がチェーン2に押付力を及ぼしてチェーン2の緊張力を維持させる。
【0031】
図1および図2に最もよく示されている本発明の好ましい実施態様においては、本発明によるチェーンテンショナ10は、テンショナボディ11、テンショナアーム12および液圧テンショナ14から構成されている。テンショナボディ11、テンショナアーム12および液圧テンショナ14は、ただ一つの全体要素でチェーンテンショナ10を構成するように一体化されている。
【0032】
チェーンテンショナ10のテンショナボディ11およびテンショナアーム12は、ナイロン、アルミニウムあるいは鋼のような強固で耐久性のある材料から構成されている。テンショナボディ11およびテンショナアーム12は、重量の点からナイロンのような合成材料から形成されているのが好ましい。
【0033】
また、テンショナアーム12のチェーン走行面に耐久性のある耐摩耗材料が取り付けられているのが好ましい。この取付けには、高耐摩耗性および高耐久性の特徴を有するたとえばナイロンのような合成材料が用いられる。とくにナイロン6/6は、使用され得る市販材料の一つである。あるいは、同様に高耐摩耗性および高耐久性の特徴を有するPEEK(polyester ethylene ketone) を使用するようにしてもよい。
【0034】
図1および図2に最もよく示されるように、テンショナボディ11は、第1の側面16と、これとは逆側の第2の側面18とを有している。第1の端部20は、第1および第2の側面16,18間に配置されている。第2の端部22は、第1の端部20の逆側において第1および第2の側面16,18間に配置されている。第1および第2の端部20,22は、第1および第2の側面16,18に連結されて一体型の部材を構成しているのが好ましい。
【0035】
流体リザーバ24は、テンショナボディ11の第1,第2の側面16,18および第1,第2の端部20,22の少なくとも一部に形成されたキャビティによって画成されている。流体リザーバ24を満たす流体はどんな種類の流体であってもよい。好ましくは、流体リザーバ24は、オイルもしくはオートマチックトランスミッションの作動油のような潤滑油で満たされる。
【0036】
図1および図2に示すように、テンショナ孔30はテンショナボディ11の第2の側面18に形成されている。テンショナ孔30は、流体リザーバ24と連係して、液圧テンショナ14の流体チャンバとして作用する。液圧テンショナ14は、緊張力を作用させるべきテンショナアーム12およびチェーン2に実質的に平行に配置されている。
【0037】
テンショナアームと直交する方向にテンショナからピストンが突出する従来の設計と異なり、本発明による配置は、チェーンテンショナを狭小なスペース内に設置するのを可能にする。このことは、チェーンテンショナの上,下方の空間がチェーンテンショナのサイズを制限する場合にとくに重要である。
【0038】
図3に最もよく示されているように、液圧テンショナ14は、シールカップ32と、プランジャ31と、支持プレート37と、スプリング33と、チェックバルブ35とを備えている。
【0039】
シールカップ32は、テンショナ孔30内にシール可能に取り付けられている。シールカップ32は、テンショナ孔30またはテンショナボディ11の第2の側面18と一体的に形成されているか、あるいは別個の部材で構成されているのが好ましい。シールカップ32は、流体リザーバ24からテンショナ孔30内に流体が流入するのを許容する開孔34を有している。シールカップ32の目的は、テンショナ孔30内の液圧テンショナ14をシールするのを補助して、液圧テンショナ14が流体を漏出するのを制限することにある。
【0040】
プランジャ31は、シールカップ32内にスライド可能に設けられている。プランジャ31は、開孔が形成された上端部36を有している。
【0041】
支持プレート37は、開孔34近傍においてシールカップ32にシール可能に取り付けられている。支持プレート37もまた中央の開孔39を有している。
【0042】
スプリング33は、プランジャ31と支持プレート37との間に配置されている。スプリング33は、テンショナ孔30およびシールカップ32から外方にかつボス5と対向する側にプランジャ31を付勢している。
【0043】
たとえばエンジンブロック、ハウジングまたはチェーンケースである据付ブロック3にボス5を固定するために締結部材7が用いられる。あるいは、ボス5は据付ブロック3と一体的に形成される。ボス5は、プランジャ31が突出して該ボス5に圧接するときにテンショナボディ11を回動させるために設けられている。
【0044】
またボス5は、プランジャ31の上端部36を受け入れるための面6を有している。好ましくは、面6の少なくとも一部は、チェーン2の摩耗状態下でチェーンテンショナ10が回動するときにプランジャ31が面6に対して容易に動けるように、プランジャ31から離れる側に湾曲している。
【0045】
面6は、図3に示すようにプランジャ31を受け入れるように設けられた溝8を有している。溝8は、プランジャ31したがってテンショナボディ11がチェーン走行方向と直交する方向に動くのを防止するのに役立つ。
【0046】
支持プレート37の中央の開孔39には、チェックバルブ35が配置されている。チェックバルブ35は、流体リザーバ24およびシールカップ32の開孔34から中央の開孔39を通って流体が流れるのを許容する。またチェックバルブ35は、流体が中央の孔39からシールカップ32の開孔34を通って流体リザーバ24内に戻るのを制限する。
【0047】
一般に、本発明の液圧テンショナにおいては、どんな型のチェックバルブを用いてもよい。
【0048】
たとえば木村らによる米国特許第 4,708,696号に開示されるようなボールチェックバルブが、本発明の液圧テンショナに使用される。あるいは、ポール・ジュニアの米国特許第 3,896,834号に開示されるようなスプリングチェックバルブが、本発明の液圧テンショナに使用される。さらに、チョーの米国特許第 5,116,284号に開示されるようなボールスプリングチェックバルブが、本発明の液圧テンショナに使用される。また、モットの米国特許第 5,277,664号に開示されるような可変オリフィスチェックバルブもまた本発明の液圧テンショナに使用される。
【0049】
なお、上記各米国特許の全開示内容は、引用することによってそれぞれ本明細書の中に含まれる。
【0050】
チェックバルブ35に加えて、液圧テンショナ14は、図3に示すように、プランジャ31の上端部36とスプリング33との間に配置されたエアベントディスク40をさらに有している。エアベントディスク40により、液圧テンショナ14内のエアをプランジャ上端部36の開孔38を通って取り除くことができる。
【0051】
本発明の液圧テンショナに使用され得るエアベントディスクの一例は、ハンターらによる米国特許第 5,346,436号に開示されており、その全開示内容は、引用することによって本明細書の中に含まれる。
【0052】
あるいは、エアベントディスク40は、チェックバルブ35の背面側(図示せず)に一体的に形成されていてもよい。この場合には、エアベントディスクが、エアを流体リザーバ24内に直接通気することができる。
【0053】
図1、図2および図4に示すように、テンショナボディ11の第1の端部20には、開口44が形成されている。開口44は、テンショナボディ11の第1の端部20を通って流体リザーバ24内に流体が流入するのを許容する。
【0054】
また開口44の上方においてチェーン2上には、チェーンガイド48が設けられている。チェーンガイド48は、チェーン2をガイドするのに加えて、流体を集め、集めた流体をテンショナボディ11の第1の端部20内の開口44を通って流体リザーバ24内に導入するように、設計されている。
【0055】
また開口44内には、流体保持プレート50が配置されている。図6に示すように、流体保持プレート50は、第1の側面51と、第2の側面52と、第1,第2の側面51,52間に配置された第3の側面53と、第1,第2の側面51,52間において第3の側面53の逆側に配置された第4の側面54とを有している。
【0056】
流体保持プレート50はまた、オリフィス56を中央に有している。オリフィス56は流体リザーバ24内に流体が流入するのを許容する一方、流体保持プレート50内の残りの流体は流体リザーバ24から流体が流出するのを制限する。流体保持プレート50によって流体リザーバ24内に貯えられた流体は、液圧テンショナ14に対してその運転に必要な量の流体を供給する。
【0057】
図1、図2および図6に示すように、流体保持プレート50は、漏斗形状をしており、流体リザーバ24から離れてチェーンガイド48に向かうにしたがい開口が大きくなっている。この漏斗形状により、流体保持プレート50で集められた流体は中央のオリフィス56に導入されて、流体リザーバ24内に流入する。
【0058】
さらに、流体保持プレート50の側面には、一つまたはそれ以上のポケット部57が設けられている。好ましくは、第1,第2の側面51,52のそれぞれに二つのポケット部57が設けられ、第3,第4の側面53,54のそれぞれに一つのポケット部57が設けられている。
【0059】
各ポケット部57は、過激な振動状態のような運転状態下で流体リザーバ24から中央のオリフィス56を通って飛散したあるいは漏出した流体を集める。この運転状態が終了すると、ポケット部57で集められた流体は、中央のオリフィス56を通って流体リザーバ24内に戻る。
【0060】
好ましくは、流体保持プレート50は、開口44内にスナップ・フィット(snap fit)している(すなわち、パチンと嵌まっている)。図6に示すように、このスナップ・フィットは、流体保持プレート50の側面に複数のロック用タブ58を設けることによって達成されている。好ましくは、流体保持プレート50の第1,第2の側面51,52の両方に二つのロック用タブ58が設けられる。
【0061】
図1および図2に示すように、テンショナアーム12は、第1の側部60と、これとは逆側の第2の側部62とを有している。第1の端部64は、第1,第2の側部60,62間に配置されている。第2の端部66は、第1,第2の側部60,62間において第1の端部64の逆側に配置されている。好ましくは、第1,第2の端部64,66は、第1,第2の側部60,62を連結して、全体として一体的な部材を構成している。
【0062】
テンショナアーム12の第1の端部64は、緊張力を作用させるべきチェーン2と接触するチェーン摩耗面を提供している。好ましくは、第1の端部64は、適切なチェーン走行面を提供するように弧状に形成されている。第1の端部64については、製造上指図されるような適切な形状であればいかなる形状でもよいことは、当該技術分野の当業者には当然理解されることである。
【0063】
図1および図2に示されるように、テンショナアーム12の第1の側部60には、枢支孔26が設けられている。枢支孔26内には、チェーン2の近傍でテンショナアーム12を枢支するための枢支ピン28が配置されている。
【0064】
テンショナアーム12はまた、第1,第2の側部60,62間に配置された一つまたはそれ以上のキャビティ68を有している。これらのキャビティ68を設けることによって、チェーン摩耗面64を十分に支持する一方でテンショナアーム12を軽量化することができる。
【0065】
図1および図2に示すように、テンショナボディ11の第2の端部22とテンショナアーム12の第1の端部64とを連結する連結部材13が設けられている。連結部材13は、好ましくは、テンショナボディ11の第2の端部22およびテンショナアーム12の第1の端部64と一体に形成されるが、これらと別個の部材としてもよい。連結部材13は、テンショナボディ11およびテンショナアーム12の双方の中心からオフセットされて配置されている。
【0066】
チェーンテンショナ10によって緊張力を作用させられるチェーン2は、テンショナボディ11およびテンショナアーム12間を走行する。図4および図5に示すように、チェーン2は、テンショナボディ11およびテンショナアーム12双方の中心と実質的に整列している。これにより、チェーン2は、連結部材13の内側に沿って走行する。
【0067】
本発明によるチェーンテンショナ10は、以下のように運転される。
チェーンテンショナ10は、テンショナボディ11およびテンショナアーム12間を走行するチェーン2に対して、枢支ピン28の回りに枢支可能に取り付けられている。
【0068】
スプリング33が、テンショナ孔30およびシールカップ32から外方にプランジャ31を付勢している。これにより、液圧テンショナ14が、シールカップ32の開孔34を通って流体リザーバ24から流体を引き込む。スプリング33の付勢力およびシールカップ32内の液圧の合力が、プランジャ31をボス5に当接させる。
【0069】
図2に示すように、ボス5に接触するプランジャ31は、テンショナボディ11したがってテンショナアーム12を枢支ピン28の回りにボス5から離れる側に回動させる。枢支ピン28の回りのテンショナアーム12の回動により、テンショナアーム12が上方のチェーン2に押し付けられる。
【0070】
一方、チェックバルブ35は、液圧テンショナ14内への流体の流れのみを許容し、液圧テンショナ14から流出する流体の流れを制限するので、液圧テンショナ14内の液圧は一定に維持される。したがって、液圧は、スプリング33による付勢力とともに、プランジャ31をボス5側に付勢し続け、これによって、テンショナアーム12がチェーン2に緊張力を維持させている。
【0071】
本発明は、水平もしくはほぼ水平に配置されたスプロケット間で心間距離の短いチェーンを有する内燃機関のタイミングシステムにとくに有利に適用される。また、鉛直もしくはほぼ鉛直に配置されたスプロケット間で心間距離の短いチェーンを有する内燃機関のタイミングシステムにも本発明が適用できるようにテンショナボディ11を変更できることは、当該技術分野の当業者には当然に理解されるところである。
【0072】
本発明が鉛直もしくはほぼ鉛直に配置されたスプロケットとともに使用される場合には、流体リザーバ24内に流体が流入するのを許容する開口が、テンショナボディ11の第1の端部20ではなく、第2の側面18に配置される。
【0073】
なお、テンショナボディ11の側面、端部およびテンショナアーム12が、与えられたスペース内で所望の緊張力を作用させるのに必要なものであればいかなる長さでもよいことも、当該技術分野の当業者には理解される。
【0074】
同様に、液圧テンショナ14のプランジャ31の長さも、与えられたスペース内で所望の緊張力を提供するのに必要な適切な長さであれば、いかなる長さであってもよい。本発明が他の種類の装置に緊張力を作用させるのに使用できることもまた容易に明らかである。
【0075】
本発明が関連する技術分野の当業者は、とくに上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神あるいは本質的な特徴から外れることなく、本発明の原理を利用する種々の変形例やその他の実施態様を構築し得る。上述の実施態様はあらゆる点で単なる例示としてのみみなされるべきものであり、限定的なものではない。それゆえ、本発明の範囲は、上記記述内容よりもむしろ特許請求の範囲に示されている。
【0076】
したがって、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてきたものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の範囲内においてではあるが、当該分野の当業者にとって明らかであろう。
【0077】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る液圧テンショナ装置によれば、据付けを容易かつ簡単に行うことができるようになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるテンショナボディおよびテンショナアーム一体型のチェーンテンショナの側面断面図。
【図2】図1のチェーンテンショナの側面断面図であって、プランジャが突出してチェーンに緊張力を維持させている状態を示している。
【図3】図1のチェーンテンショナの III-III線断面図。
【図4】図1のチェーンテンショナの IV-IV線断面図。
【図5】図1のチェーンテンショナの V-V線断面図。
【図6】図1のチェーンテンショナに使用される流体保持プレートの全体斜視図。
【符号の説明】
2 チェーン
3 据付ブロック
5 ボス
10 チェーンテンショナ
11 テンショナボディ
12 テンショナアーム
24 流体リザーバ
26 枢支孔
28 枢支ピン
30 テンショナ孔
31 プランジャ
35 チェックバルブ
Claims (11)
- アーム一体型チェーンテンショナであって、
流体リザーバおよびテンショナ孔を有するテンショナボディと、
前記流体リザーバを前記テンショナ孔に接続するとともに、前記流体リザーバから前記テンショナ孔への流体の流れを許容しかつ前記テンショナ孔から前記流体リザーバへの流体の流れを制限するチェックバルブと、
前記テンショナ孔内にスライド可能に設けられたプランジャと、
連結部材を介して前記テンショナボディに連結されるとともに、枢支孔を有するテンショナアームとを備え、
前記テンショナボディおよびテンショナアームが、前記連結部材に沿って走行するチェーンを挟んで互いに逆側に配置されており、
さらに、前記テンショナアームが据付ブロックに対して回動するように、前記枢支孔内に配置された枢支ピンと、
前記据付ブロックに固定されたボスとを備え、
前記テンショナボディが、前記流体リザーバ内への流体の流れを許容する開口をテンショナアーム側とは逆側に有しており、
前記テンショナ孔内への流体の流れが前記プランジャを該テンショナ孔内から前記ボス側に突出させて、前記テンショナボディおよびテンショナアームを回動させるようになっている、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項1記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記テンショナ孔内において前記プランジャの外周面に沿って配置され、前記テンショナ孔および流体リザーバ間の流体の連絡を許容する開口を有するシールカップと、
前記開口の近傍で前記シールカップ内に配置され、前記チェックバルブを受け入れるように設けられた中央の孔を有する支持プレートと、
前記プランジャおよび支持プレート間に配置されたスプリングと、
をさらに備えたアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項2記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記プランジャが開孔の形成された上端部を有し、エアベントディスクが、前記プランジャの上端部およびスプリング間に配置されている、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項1記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記流体リザーバ内に流体を保持するための流体保持プレートが前記テンショナボディの開口内に配置されている、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項4記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記流体保持プレートが、中央のオリフィスと、該オリフィスを通って前記流体リザーバから漏出した流体を保持するための複数のポケット部とを有している、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項5記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記流体保持プレートが、前記中央のオリフィスに流体を導くための漏斗形状の部分を有している、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項1記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記ボスが、突出する前記プランジャを受け入れかつ前記プランジャの突出量の増加につれて前記テンショナボディを前記ボスから離れる側に前記枢支ピンの回りを回動させるように配置された面を有している、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項7記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記ボスが溝を有しており、前記溝は、前記プランジャの上端部を受け入れるとともに、前記プランジャおよびテンショナボディがチェーン全体を含む平面と直交する方向に移動するのを防止している、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項1記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記テンショナボディおよびテンショナアームがそれぞれチェーンの逆側に配置されている、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項1記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記プランジャがチェーンの走行方向と実質的に平行な方向に突出するようになっている、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。 - 請求項1記載のアーム一体型チェーンテンショナにおいて、
前記テンショナボディの回動が前記テンショナアームの回動を引き起こし、前記テンショナアームの回動がチェーンに緊張力を作用させるようになっている、
ことを特徴とするアーム一体型チェーンテンショナ。
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