JP3773124B2 - 田植機におけるロータリー式苗植機構 - Google Patents

田植機におけるロータリー式苗植機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、田植機において、一つの回転ケースに二つの苗植体を備えたロータリー式の苗植機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の田植機において使用されているロータリー式苗植機構は、例えば、特開昭63−44807号公報及び特開昭63−44808号公報等に記載されているように、田植機における機体側の伝動ケースから略水平横向きに突出する駆動軸に中空状の回転ケースを固着し、この回転ケースにおける左右両端部の各々に苗植軸を前記駆動軸と平行に軸支して、この両苗植軸に、分割爪を備えた苗植体を取付ける一方、前記回転ケースを、前記伝動ケースに近い側のケース体と伝動ケースより遠い側のケース体との二つ割りにしてその両ケース体を複数本のボルトにて締結したものに構成し、この回転ケース内に、その中心に前記伝動ケースに対して回転不能に係止した太陽歯車と、この太陽歯車に噛合する中間歯車と、前記両苗植軸に前記中間歯車に噛合するように嵌着した遊星歯車とを設け、これら各歯車の各々を、回転ケースの回転に伴って両苗植軸に不等速回転を伝えるようにした偏芯歯車又は非円形歯車等の不等速歯車に構成することにより、両苗植体における分割爪の先端が上下方向に長い楕円状閉ループの運動軌跡を描くように構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のロータリー式の苗植機構は、両苗植体における分割爪の先端が上下方向に長い楕円状閉ループの運動軌跡を描くようにすることのために、太陽歯車、中間歯車及び遊星歯車の全てを偏芯歯車又は非円形歯車等の不等速歯車に構成したものであって、これら各歯車において、その回転中心から最大直径部までの最大旋回半径が大きいにもかかわらず、回転ケースにおける両ケース体を互いに接合するためのボルトを、前記各公報に記載されているように、中間歯車を挟んで左右両側の部位と、回転ケースの先端部における左右両側の部分とに配設すると言う構成にしていることにより、前記各ボルトのうち中間歯車を挟んで左右両側に位置する両ボルト間の間隔を、中間歯車の最大旋回半径が大きいことに合わせて広くしなければならないから、回転ケースの横幅寸法が大きくなり、苗植機構の大型化を招来すると言う問題があった。
【0004】
また、回転ケースにおける両ケース体を互いに接合するためのボルトを、前記したように、中間歯車を挟んで左右両側の部位と、回転ケースの先端部における左右両側の部分とに配設すると言う構成にしていることにより、各ボルトにおける回転ケースの周囲に沿ってのピッチ間隔が広くなるから、両ケース体の接合面に潤滑油の漏れが発生するおそれが大きいと言う問題もあった。
【0005】
本発明は、これらの問題を解消することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本発明は,
「田植機における機体側の伝動ケースから略水平横向きに突出する駆動軸に中空状の回転ケースを固着し,この回転ケースにおける左右両端部の各々に苗植軸を前記駆動軸と平行に軸支して,この両苗植軸に,分割爪を備えた苗植体を取付ける一方,前記回転ケースを,前記伝動ケースに近い側のケース体と伝動ケースより遠い側のケース体との二つ割りにてその両ケース体を複数本のボルトにて締結したものに構成し,この回転ケース内の中心に,前記回転ケースの一回転により前記両苗植軸を逆方向に一回転するための太陽歯車を,前記伝動ケースに対して回転不能に係止するように配設して成るロータリー式苗植機構において,
前記回転ケース内のうち駆動軸と両苗植軸との間の部分に中間軸を軸支し,この両中間軸上に,太陽歯車に噛合する第1中間歯車と,前記両苗植軸上の遊星歯車に噛合する第2中間歯車とを,これらが一体に回転するように設け,前記太陽歯車及び第1中間歯車を真円歯車に構成する一方,前記第2中間歯車及び遊星歯車を,回転ケースの回転に伴って両苗植軸に不等速回転を伝えるようにした不等速歯車にして,両苗植体における分割爪の先端が上下方向に長い楕円状閉ループの運動軌跡を描くように構成し,更に,前記回転ケースにおける両ケース体を接合するボルトを,前記太陽歯車を挟んで左右両側の部位と,前記中間歯車と遊星歯車との略中間における左右両側の部位と,回転ケースの先端における左右両側の部位とに配設する。」
と言う構成にした。
【0007】
【発明の作用・効果】
両苗植体における分割爪の先端における運動軌跡を上下方向に長い楕円状閉ループとする場合において,前記したように,回転ケース内のうち駆動軸と両苗植軸との間の部分に中間軸を軸支し,この両中間軸上に,太陽歯車に噛合する第1中間歯車と,前記両苗植軸上の遊星歯車に噛合する第2中間歯車とを,これらが一体に回転するように設け,前記太陽歯車及び第1中間歯車を真円歯車に構成する一方,前記第2中間歯車及び遊星歯車を,回転ケースの回転に伴って両苗植軸に不等速回転を伝えるようにした不等速歯車に構成したことにより,前記太陽歯車は,真円歯車であって,その回転中心から外周面までの旋回半径を,当該太陽歯車を従来のように不等速歯車に構成する場合よりも小さくすることができる。
【0008】
そこで,前記回転ケースにおける両ケース体を接合するボルトを,前記したように真円歯車である前記太陽歯車を挟んで左右両側の部位と,前記中間歯車と遊星歯車との略中間における左右両側の部位と,回転ケースの先端における左右両側の部位とに配設することにより,前記各ボルトのうち太陽歯車を挟んで左右両側に位置する両ボルト間の間隔を,真円歯車による前記太陽歯車の旋回半径が小さい分だけ狭くすることができると共に,前記各ボルトのうち中間歯車と遊星歯車との略中間における左右両側に位置する両ボルトの間隔も,当該両ボルトを中間歯車と遊星歯車との略中間に位置したことで狭くすることができる。
【0009】
しかも、前記各ボルトを、太陽歯車を挟んで左右両側の部位と、前記中間歯車と遊星歯車との略中間における左右両側の部位と、回転ケースの先端における左右両側の部位とに配設したことにより、前記各ボルトにおける回転ケースの周囲に沿ってのピッチ間隔を従来の場合よりも大幅に小さくすることができる。
従って、本発明によると、回転ケースにおける横幅寸法を小さくできて、その小型・軽量化を図ることができると共に、潤滑油の漏れが発生するおそれを確実に低減できる効果を有する。
【0010】
特に、「請求項2」に記載したように、回転ケースの伝動ケースと反対側の外側面にボス部を一体的に突出し、このボス部内に前記駆動軸の先端部を挿入し、更に、前記ボス部内に、駆動軸と略直角方向に延びるテーパ状コッタピンを、当該コッタピンが前記駆動軸の先端部に接当するように貫通して、このコッタピンをこれに螺合するナットにて締結する一方、前記回転ケースにおける両ケース体を接合するボルトを、前記回転ケースにおける両ケース体のうち伝動ケース側の一方のケース体から他方のケースにおける雌ねじ孔に螺合するように構成することにより、回転ケースの駆動軸に対する取付けに際して、前記コッタピンの締結を緩めて回転ケースを伝動ケースに近付けたり、伝動ケースから離したりするように回転ケースを駆動軸の軸線に沿って移動することで苗植えの条間隔を増減調節ができるものでありながら、前記回転ケースにおける両ケース体を接合するボルトを、前記太陽歯車を挟んで左右両側の部位に配設することができるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面について説明する。
図1及び図2において符号1は、乗用型の田植機を示し、この田植機1は、四つの車輪3にて支持され矢印の方向に前進走行する走行車体2の後部に、苗植装置4を、リンク機構5にて昇降動可能に装着したものに構成され、前記苗植装置4は、前記走行車体2に向かって前向きに傾斜するように配設した苗載台6と、この苗載台6の下部に後方に延びるように配設した複数個の伝動ケース7と、この各伝動ケース7の側面に取付けたロータリー式の苗植機構8と、前記各伝動ケース7の下面に配設したフロート9によって構成されている。
【0012】
前記苗植機構8は、図3〜図8に示すように構成されている。
この苗植機構8は、略小判型の中空体に構成した回転ケース10を備え、この回転ケース10は、前記伝動ケース7の側面から水平横向きに突出する駆動軸11に対して、当該駆動軸11の軸線方向に沿った任意の位置において駆動軸11にて矢印A方向に回転するように取付けられている。
【0013】
すなわち、前記駆動軸11の先端部に、その軸線方向に延びる切欠平面11aを設ける一方、前記回転ケース10の伝動ケース7とは反対側の外側面にボス部10aを一体的に設け、このボス部10aを前記駆動軸11と直角方向に貫通するテーパ状コッタピン12を、前記駆動軸11における切欠平面11aに接当した状態で、ナット13にて締結することにより、前記回転ケース10を、駆動軸11に対して回転不能に取付ける一方、前記回転ケース10の駆動軸11に対する取付け位置を、駆動軸11の軸線方向に沿って移動できるように構成する。
【0014】
この場合において、前記駆動軸11の先端部は、前記ボス部10aから外側に突出しないように構成することにより、ボス部10a内に泥水等が侵入しないように構成されている。
前記回転ケース10内の中心部に太陽歯車14を、前記駆動軸11に回転自在に被嵌して配設し、この太陽歯車14を、当該太陽歯車14の一側面から伝動ケース7に向かって一体的に突出したクラッチ爪14aを回転ケース10内に嵌着したボールベアリング15内に嵌挿することにより、回転ケース10に対して回転自在に支持する。
【0015】
また、前記駆動軸11には、前記伝動ケース7に対して回転不能に固着したスリーブ体16を回転自在に被嵌して、このスリーブ体16の先端に設けたクラッチ爪16aを、前記太陽歯車14におけるクラッチ爪14aに対して、前記ボールベアリング15内で噛合することにより、前記太陽歯車14を回転しないように構成する。
【0016】
前記回転ケース10の両端部には、前記駆動軸11からの距離が等しい位置に、駆動軸11と平行に延びる中空状の苗植軸17を回転自在に軸支し、この各苗植軸17の一端を、前記回転ケース10における移動ケース7とは反対側の外側面から突出して、この突出端に、分割爪19を備えた苗植体18を、当該苗植体18における分割爪19が前記苗載台6に向かうような姿勢にて固着する。
【0017】
また、前記回転ケース10内には、前記駆動軸11と各苗植軸17との中間位置に中間軸20を回転自在に軸支して、この各中間軸20には、前記太陽歯車14と同じ歯数の第1中間歯車21及び第2中間歯車22を、第1中間歯車21が前記太陽歯車14に対して噛合するようにスプライン嵌合にて嵌着する一方、前記各苗植軸17には、前記太陽歯車14と同じ歯数の遊星歯車23を、当該遊星歯車23が前記第2中間歯車22に対して噛合するようにスプライン嵌合にて嵌着することにより、前記回転ケース10の矢印A方向への一回転中に、前記各苗植軸17が矢印Bで示す逆方向に一回転し、これにより、前記各苗植軸17に取付けた各苗植体18が、その分割爪19が苗載台6の方向を向いた姿勢のままで上下方向に旋回するように構成する。
【0018】
しかも,互いに噛合する前記太陽歯車14及び前記第1歯車21を,真円歯車に構成する一方,互いに噛合する前記第2中間歯車22及び遊星歯車23を,前記回転ケース10の回転に伴って各苗植軸17に不等速回転を伝えるようにした偏芯歯車又は非円形歯車等の不等速歯車にすることにより,各苗植体18における分割爪19の先端が,図3及び図9に示すように,上下方向に長い楕円状閉ループの運動軌跡24を描くように構成する。
【0019】
そして、前記回転ケース10を、伝動ケース7に近い側のケース体10′と、伝動ケース7より遠い側のケース体10″との二つ割りにして、これら両ケース体10′,10″を、複数本のボルト25の締結にて接合したものに構成するにおいて、前記各ボルト25を、前記回転ケース10における両ケース体10′,10″のうち伝動ケース7側の一方のケース体10′におけるボルト孔26内に、他方のケース10″における雌ねじ孔27に螺合するように構成する一方、この各ボルト25を、前記太陽歯車14を挟んで左右両側の部位と、前記両中間歯車21,22と遊星歯車23との略中間における左右両側の部位と、回転ケース10の先端における左右両側の部位とに配設すると言う構成にする。
【0020】
なお,前記回転ケース10における両ケース体10′,10″の接合面には,この両ケース体10′,10″の相互間における位置決め用の一対のノックピン28が設けられている。
両苗植体18における分割爪19の先端における運動軌跡24を上下方向に長い楕円状閉ループとする場合において,前記したように,回転ケース10内のうち駆動軸11と両苗植軸17との間の部分に中間軸20を軸支し,この両中間軸20上に,太陽歯車14に噛合する第1中間歯車21と,前記両苗植軸17上の遊星歯車23に噛合する第2中間歯車22とを,これらが一体に回転するように設け,前記太陽歯車14及び前記第1歯車21を,真円歯車に構成する一方,前記第2中間歯車22及び遊星歯車23を,回転ケース10の回転に伴って両苗植軸17に不等速回転を伝えるようにした不等速歯車に構成したことにより,前記太陽歯車14は,真円歯車であって,その回転中心から外周面までの旋回半径を,当該太陽歯車を従来のように不等速歯車に構成する場合よりも小さくすることができる。
【0021】
そこで,前記回転ケース10における両ケース体10′,10″を接合するボルト25を,前記太陽歯車14を挟んで左右両側の部位と,前記両中間歯車21,22と遊星歯車23との略中間における左右両側の部位と,回転ケース10の先端における左右両側の部位とに配設することにより,前記各ボルト15のうち太陽歯車14を挟んで左右両側に位置する両ボルト間の間隔を,太陽歯車が真円歯車でその旋回半径が小さい分だけ狭くすることができると共に,前記各ボルト25のうち両中間歯車21,22と遊星歯車23との略中間における左右両側に位置する両ボルトの間隔も,当該両ボルトを両中間歯車と遊星歯車との略中間に位置したことで狭くすることができる。
【0022】
しかも、前記各ボルト25を、太陽歯車14を挟んで左右両側の部位と、前記両中間歯車21,22と遊星歯車23との略中間における左右両側の部位と、回転ケース10の先端における左右両側の部位とに配設したことにより、前記各ボルト25における回転ケース10の周囲に沿ってのピッチ間隔を従来の場合よりも大幅に小さくすることができるのである。
【0023】
また、コッタピン12に対するナット13による締結を緩めることにより、回転ケース10を、その中心における太陽歯車14をスリーブ体16により回転不能に保持した状態のもとで、伝動ケース7に近付けたり、伝動ケース7から離したりすると言うように、駆動軸11の軸線に沿って移動することができ、この移動位置でコッタピン12をナット13にて締結することにより駆動軸11に対して回転不能に固定できるから、この取付け移動により、苗植えの条間隔を増減調節することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】図4のV−V視断面図である。
【図6】図4のVI−VI視断面図である。
【図7】図4のVII −VII 視拡大断面図である。
【図8】図4のVIII−VIII視拡大断面図である。
【図9】苗植体における分割爪先端の運動軌跡を示す図である。
【符号の説明】
1 乗用型田植機
7 伝動ケース
8 ロータリー式苗植機構
10 回転ケース
10′,10″ ケース体
10a ボス部
11 駆動軸
12 コッタピン
14 太陽歯車
16 スリーブ体
17 苗植軸
18 苗植体
19 分割爪
20 中間軸
21,22 中間歯車
23 遊星歯車
24 分割爪先端の運動軌跡
25 ボルト
26 ボルト孔
27 雌ねじ孔

Claims (2)

  1. 田植機における機体側の伝動ケースから略水平横向きに突出する駆動軸に中空状の回転ケースを固着し,この回転ケースにおける左右両端部の各々に苗植軸を前記駆動軸と平行に軸支して,この両苗植軸に,分割爪を備えた苗植体を取付ける一方,前記回転ケースを,前記伝動ケースに近い側のケース体と伝動ケースより遠い側のケース体との二つ割りにてその両ケース体を複数本のボルトにて締結したものに構成し,この回転ケース内の中心に,前記回転ケースの一回転により前記両苗植軸を逆方向に一回転するための太陽歯車を,前記伝動ケースに対して回転不能に係止するように配設して成るロータリー式苗植機構において,
    前記回転ケース内のうち駆動軸と両苗植軸との間の部分に中間軸を軸支し,この両中間軸上に,太陽歯車に噛合する第1中間歯車と,前記両苗植軸上の遊星歯車に噛合する第2中間歯車とを,これらが一体に回転するように設け,前記太陽歯車及び第1中間歯車を真円歯車に構成する一方,前記第2中間歯車及び遊星歯車を,回転ケースの回転に伴って両苗植軸に不等速回転を伝えるようにした不等速歯車にして,両苗植体における分割爪の先端が上下方向に長い楕円状閉ループの運動軌跡を描くように構成し,更に,前記回転ケースにおける両ケース体を接合するボルトを,前記太陽歯車を挟んで左右両側の部位と,前記中間歯車と遊星歯車との略中間における左右両側の部位と,回転ケースの先端における左右両側の部位とに配設したことを特徴とする田植機におけるロータリー式苗植機構。
  2. 前記回転ケースの伝動ケースと反対側の外側面にボス部を一体的に突出し,このボス部内に前記駆動軸の先端部を挿入し,更に,前記ボス部内に,駆動軸と略直角方向に延びるテーパ状コッタピンを,当該コッタピンが前記駆動軸の先端部に接当するように貫通して,このコッタピンをこれに螺合するナットにて締結する一方,前記回転ケースにおける両ケース体を接合するボルトを,前記回転ケースにおける両ケース体のうち伝動ケース側の一方のケース体から他方のケースにおける雌ねじ孔に螺合するように挿入したことを特徴とする前記請求項1に記載した田植機におけるロータリー式苗植機構。
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