JPH09224435A - 田植機におけるロータリー式苗植機構 - Google Patents

田植機におけるロータリー式苗植機構

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JPH09224435A
JPH09224435A JP8056895A JP5689596A JPH09224435A JP H09224435 A JPH09224435 A JP H09224435A JP 8056895 A JP8056895 A JP 8056895A JP 5689596 A JP5689596 A JP 5689596A JP H09224435 A JPH09224435 A JP H09224435A
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JP
Japan
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gear
coil spring
transmission case
case
scissors
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Application number
JP8056895A
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English (en)
Inventor
Kunio Doi
邦夫 土井
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】伝動ケース7から突出の駆動軸11に固着した
回転ケース10に取付けた各苗植体16を、回転ケース
の一回転中に太陽歯車12、これに噛合する第1中間歯
車19、これと一体の第2中間歯車20及び前記苗植体
と一体の遊星歯車21にて逆方向に一回転する苗植機構
において、前記各歯車間のバックラッシュを回転ケース
を大型化することなく、安定して確実に消去する。 【手段】 前記太陽歯車12の伝動ケースと反対側の側
面に、第1中間歯車19に噛合する第1シザーズ歯車2
3と、そのばね付勢用の第1コイルばね24とを設ける
一方、前記遊星歯車21の伝動ケース7側の側面に、第
1中間歯車19に噛合する第2シザーズ歯車27と、そ
のばね付勢用の第2コイルばね28とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機において、
一つの回転ケースに少なくとも二つの苗植体を備えたロ
ータリー式の苗植機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の田植機において使用されているロ
ータリー式苗植機構は、例えば、特開昭62−1340
19号公報等に記載されているように、田植機における
機体側の伝動ケースから略水平横向きに突出する駆動軸
に回転ケースを固着し、この回転ケースにおける前記駆
動軸を中心とする円周上の等分箇所に、苗植軸を前記駆
動軸と平行に軸支して、この各苗植軸に、分割爪を備え
た苗植体を取付ける一方、前記回転ケースの中心に回転
自在に支持した太陽歯車を、前記伝動ケースに回転不能
に係止し、この太陽歯車と前記各苗植軸に固着した遊星
歯車との間に、前記回転ケースの一回転中に各苗植軸を
逆方向に一回転するようにした中間歯車を設けて、各苗
植体における分割爪の先端が上下方向に閉ループ状の運
動軌跡を描くように構成している。
【0003】ところで、この構成のロータリー式苗植機
構において、太陽歯車及び歯車列における各歯車の相互
間にはバックラッシュが存在するための、このバックラ
ッシュのために前記した運動軌跡が変動し、苗載台から
の苗の取り出し量及び圃場面に対する苗の植付けが不安
定になるばかりか、振動及び騒音が増大することにな
る。
【0004】そこで、先行技術としての特開昭62−2
59502号公報は、前記太陽歯車、中間歯車及び遊星
歯車の各々にシザーズ歯車を、これら各シザーズ歯車の
各々が互いに噛合するようにばね付勢して設けることに
より、太陽歯車と中間歯車との間のバックラッシュ、及
び中間歯車と遊星歯車との間のバックラッシュを消去す
ることを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先行技術
のものでは、バックラッシュを消去するためのシザーズ
歯車を、太陽歯車、中間歯車及び遊星歯車の各々に設け
たものであることにより、一つの苗植体に対して二枚の
シザーズ歯車が必要あると言うように、多数枚のシザー
ズ歯車を必要とするから、これら各歯車を収納する回転
ケースの大型化、ひいては、苗植装置の大型化及び重量
のアップ、並びに、価格のアップを招来すると言う問題
があった。
【0006】本発明は、この問題を、回転ケースの大型
化を招来することなく、解消したロータリー式の苗植機
構を提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「田植機における機体側の伝動ケース
から略水平横向きに突出する駆動軸に回転ケースを固着
し、この回転ケースにおける前記駆動軸を中心とする円
周上の等分箇所に、苗植軸を前記駆動軸と平行に軸支し
て、この各苗植軸に、分割爪を備えた苗植体を取付ける
一方、前記回転ケースの中心に前記伝動ケースに回転不
能に係止するように設けた太陽歯車と前記各苗植軸に固
着した遊星歯車との間に、前記回転ケースの一回転中に
各苗植軸を逆方向に一回転するようにした中間歯車を設
けて、各苗植体における分割爪の先端が上下方向に閉ル
ープ状の運動軌跡を描くように構成し、更に、前記各中
間歯車を、太陽歯車に噛合する第1中間歯車と、遊星歯
車に噛合する第2中間歯車とで構成して成るロータリー
式の苗植機構。」において、「前記各第2中間歯車及び
各遊星歯車を、太陽歯車における左右両側面のうち伝動
ケースと反対側の側面に配設し、前記太陽歯車における
伝動ケースと反対側の側面に、前記第1中間歯車に噛合
する第1シザーズ歯車と、この第1シザーズ歯車を太陽
歯車に対してばね付勢するための第1コイルばねとを、
駆動軸に被嵌して設ける一方、前記遊星歯車における左
右両側面のうち伝動ケース側の側面に、前記第1中間歯
車に噛合する第2シザーズ歯車と、この第2シザーズ歯
車を遊星歯車又は苗植軸に対してばね付勢するための第
2コイルばねとを苗植軸に被嵌して設ける。」と言う構
成にした。
【0008】
【発明の作用・効果】この構成において、太陽歯車と第
1中間歯車との間におけるバックラッシュを、太陽歯車
に対してばね付勢して設けた第1シザーズ歯車にて、第
2中間歯車と遊星歯車との間におけるバックラッシュ
を、遊星歯車又は苗植軸に対してばね付勢して設けた第
2シザーズ歯車にて各々消去することができることによ
り、バックラッシュを消去するためのに必要とするシザ
ーズ歯車の数を、前記先行技術の場合よりも、少なくす
ることができるのであり、しかも、前記第1シザーズ歯
車を太陽歯車に対してばね付勢するためのばね、及び、
前記第2シザーズ歯車を遊星歯車又は苗植軸に対してば
ね付勢するためのばねの各々をコイルばねにしたことに
より、各シザーズ歯車を大きい弾力性をもって付勢する
ことができるから、確実、且つ、安定してバックラッシ
ュの消去を行うことができるのである。
【0009】これに加えて、前記太陽歯車における伝動
ケースと反対側の側面に、前記第1中間歯車に噛合する
第1シザーズ歯車と、この第1シザーズ歯車を太陽歯車
に対してばね付勢するための第1コイルばねとを、駆動
軸に被嵌して設ける一方、前記遊星歯車における左右両
側面のうち伝動ケース側の側面に、前記第1中間歯車に
噛合する第2シザーズ歯車と、この第2シザーズ歯車を
遊星歯車又は苗植軸に対してばね付勢するための第2コ
イルばねとを苗植軸に被嵌して設けると言う構成にした
ことにより、駆動軸に被嵌する第1シザーズ歯車及び第
1コイルばねは、第2中間歯車とこれに噛合する遊星歯
車とを含む平面上に位置することになる一方、各苗植軸
に被嵌する第2シザーズ歯車及び第2コイルばねは、太
陽歯車とこれに噛合する第1中間歯車とを含む平面上に
位置することになって、前記第1シザーズ歯車及び第1
コイルばねにおける軸方向に沿った寸法の一部を、第2
中間歯車及び遊星歯車における軸方向の厚さ寸法にオー
バラップすることができる一方、前記第2シザーズ歯車
及び第2コイルばねにおける軸方向に沿った寸法の一部
も、太陽歯車及び第1中間歯車における軸方向の厚さ寸
法にオーバラップすることができるから、駆動軸上に第
1シザーズ歯車及び第1コイルばねを設けること、及
び、各苗植軸上に第2シザーズ歯車及び第2コイルばね
を設けることのために、回転ケースにおける厚さ寸法が
増大することを僅少にとどめることができるのである。
【0010】従って、本発明によると、前記回転ケース
内に各歯車におけるバックラッシュを確実且つ安定して
消去することのために、回転ケースが大型化すること、
及び回転ケースの重量が増大することを回避できて、苗
植機構の小型・軽量化を図ることができると共に、苗植
機構における価格の低減を図ることができる効果を有す
る。
【0011】特に、「請求項2」に記載したように、前
記第1コイルばねと、前記第2コイルばねとを、同じ寸
法形状のコイルばねにすることにより、部品を共通化で
きるから、価格をより低減できる。また、「請求項3」
に記載したように、前記第1コイルばねを、前記回転ケ
ースにおける左右両内側面のうち伝動ケースと反対側の
内側面と前記第1シザーズ歯車との間に介挿したスペー
サリング体内に設けることにより、前記スペーサリング
体を利用して、前記第1コイルばねが座屈変形すること
を防止できるから、この第1コイルばねによるバックラ
ッシュの消去を安定にすることができる利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面について説明する。図1及び図2において符号1は、
乗用型の田植機を示し、この田植機1は、四つの車輪3
にて支持され矢印の方向に前進走行する走行車体2の後
部に、苗植装置4を、リンク機構5にて昇降動可能に装
着したものに構成され、前記苗植装置4は、前記走行車
体2に向かって前向きに傾斜するように配設した苗載台
6と、この苗載台6の下部に後方に延びるように配設し
た複数個の伝動ケース7と、この各伝動ケース7の側面
に取付けたロータリー式の苗植機構8と、前記各伝動ケ
ース7の下面に配設したフロート9によって構成されて
いる。
【0013】前記苗植機構8は、図3〜図10に示すよ
うに構成されている。この苗植機構8は、略小判型の中
空体に構成した回転ケース10を備え、この回転ケース
10は、前記伝動ケース7の側面から水平横向きに突出
する駆動軸11に対して、駆動軸11にて矢印A方向に
回転するように取付けられている。前記回転ケース10
内の中心部に太陽歯車12を、前記駆動軸11に回転自
在に被嵌して配設し、この太陽歯車12を、当該太陽歯
車12における伝動ケース側の側面から伝動ケース7に
向かって一体的に突出したクラッチ爪部12aを回転ケ
ース10内に嵌着したボールベアリング13内に嵌挿す
ることにより、回転ケース10に対して回転自在に支持
する。
【0014】また、前記駆動軸11には、前記伝動ケー
ス7に対して回転不能に固着したスリーブ体14を回転
自在に被嵌して、このスリーブ体14の先端に設けたク
ラッチ爪部14aを、前記太陽歯車12におけるクラッ
チ爪部12aに対して、前記ボールベアリング13内で
噛合することにより、前記太陽歯車12を回転しないよ
うに構成する。
【0015】前記回転ケース10の両端部には、前記駆
動軸11からの距離が等しい位置に、駆動軸11と平行
に延びる中空状の苗植軸15を回転自在に軸支し、この
各苗植軸15の一端を、前記回転ケース10における伝
動ケース7とは反対側の外側面から突出して、この突出
端に、分割爪17を備えた苗植体16を、当該苗植体1
6における分割爪17が前記苗載台6に向かうような姿
勢にて固着する。
【0016】また、前記回転ケース10内には、前記駆
動軸11と各苗植軸15との中間位置に中間軸18を回
転自在に軸支して、この各中間軸18には、前記太陽歯
車12と同じ歯数の第1中間歯車19及び第2中間歯車
20を、第1中間歯車19が前記太陽歯車12に対して
噛合するようにスプライン嵌合にて嵌着する一方、前記
各苗植軸15には、前記太陽歯車12と同じ歯数の遊星
歯車21を、当該遊星歯車21が前記第2中間歯車20
に対して噛合するようにスプライン嵌合にて嵌着するこ
とにより、前記回転ケース10の矢印A方向への一回転
中に、前記各苗植軸15が矢印Bで示す逆方向に一回転
し、これにより、前記各苗植軸15に取付けた各苗植体
16が、その分割爪17が苗載台6の方向を向いた姿勢
のままで上下方向に旋回するように構成する。
【0017】この場合において、前記第2中間歯車20
及び遊星歯車21は、前記太陽歯車12及び第1中間歯
車19における左右両側面のうち前記伝動ケース7とは
反対側の側面に配設されている。しかも、互いに噛合す
る前記第2中間歯車20及び遊星歯車21を、図5及び
図7に示すように、前記回転ケース10の回転に伴って
各苗植軸17に不等速回転を伝えるようにした非円形歯
車等の不等速歯車にすることにより、各苗植体16にお
ける分割爪17の先端が、図3及び図10に示すよう
に、上下方向に長い楕円状閉ループの運動軌跡22を描
くように構成する。
【0018】この場合において、図面における図3、図
5、図6、図9及び図10は、回転ケース12を、駆動
軸11の中心を通る水平線32に対してその回転方向と
逆方向に沿って適宜角度θだけ手前の位相に位置してい
る状態を示し、この回転ケース12は、前記伝動ケース
7内等に設けたクラッチ機構にて当該回転ケース12の
動力伝達を遮断した場合に、前記した位置において停止
するように構成されている。
【0019】そして、前記太陽歯車12における左右両
側面のうち前記伝動ケース7とは反端側の側面には、前
記第1中間歯車19に噛合する金属板製の第1シザーズ
歯車23を、駆動軸11に回転自在に被嵌して設けて、
この第1シザーズ歯車23を、前記太陽歯車12との間
に駆動軸11に被嵌するように設けたコイルばね24に
て、太陽歯車12に対して回転方向に付勢するように構
成する。
【0020】すなわち、太陽歯車12の側面から軸線方
向に延びるように植設したピン25を、前記第1シザー
ズ歯車23に穿設の円弧状長溝孔23aより突出し、こ
のピン23と、前記第1シザーズ歯車23から軸線方向
に延びるように植設したピン26とに、前記コイルばね
24の両端を係合することにより、前記第1シザーズ歯
車23を太陽歯車12に対して回転方向に付勢する。
【0021】この場合において、前記第1シザーズ歯車
23は、当該第1シザーズ歯車23と回転ケース10に
おける左右両内側面のうち伝動ケース7と反対側の内側
面との間に駆動軸11に被嵌するように設けたスペーサ
リング体31にて太陽歯車の側面に密接するように保持
され、且つ、このスペーサリング体31内に、前記第1
コイルばね24が設けられている。
【0022】更に、前記各遊星歯車21における左右両
側面のうち前記伝動ケース7側の側面の各々には、前記
第1中間歯車19に噛合する金属板製の第2シザーズ歯
車27を、苗植軸15に回転自在に被嵌して設けて、こ
の第2シザーズ歯車27を、前記遊星歯車21との間に
苗植軸15に被嵌するように設けたコイルばね28に
て、遊星歯車21に対して回転方向に付勢するように構
成する。
【0023】すなわち、遊星歯車21の側面から軸線方
向に延びるように植設したピン29を、前記第2シザー
ズ歯車27に穿設の円弧状長溝孔27aより突出し、こ
のピン29と、前記第2シザーズ歯車27から軸線方向
に延びるように植設したピン30とに、前記コイルばね
28の両端を係合することにより、前記第2シザーズ歯
車27を遊星歯車21に対して回転方向に付勢する。
【0024】なお、このコイルばね28は、遊星歯車2
1と第2シザーズ歯車27との間に設けることに代え
て、苗植軸15と第2シザーズ歯車27との間に設ける
ように構成しても良い。この構成において、太陽歯車1
2と、これが噛合する第1中間歯車19との間における
バックラッシュは、太陽歯車12に対してコイルばね2
4にてばね付勢される第1シザーズ歯車23にて消去す
ることができる一方、第2中間歯車20と、これが噛合
する遊星歯車21との間におけるバックラッシュは、遊
星歯車21に対してコイルばね28にてばね付勢される
第2シザーズ歯車27にて消去することができる。
【0025】また、前記構成において、前記第1シザー
ズ歯車23及び第1コイルばね24における軸線方向の
寸法は、第1中間歯車19における軸方向の厚さ寸法に
対して一部オーバーラップしている一方、前記第2シザ
ーズ歯車27及び第2コイルばね28における軸線方向
の寸法は、第2中間歯車20における軸方向の厚さ寸法
に対して一部オーバーラップしているから、駆動軸11
上に第1シザーズ歯車23及び第1コイルばね24を設
けること、及び、各苗植軸15上に第2シザーズ歯車2
7及び第2コイルばね28を設けることのために、回転
ケース10における厚さ寸法が増大することを僅少にと
どめることができるのである。
【0026】更にまた、前記第1コイルばね24は、第
1シザーズ歯車23を太陽歯車12に密接させるための
スペーサリング体31内に設けられていることにより、
この第1コイルばね24が座屈変形することを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】図4のV−V視断面図である。
【図6】図4のVI−VI視断面図である。
【図7】歯車機構の分解図である。
【図8】図4の要部拡大図である。
【図9】図6の要部拡大図である。
【図10】苗植体における分割爪先端の運動軌跡を示す
図である。
【符号の説明】
1 乗用型田植機 7 伝動ケース 8 ロータリー式苗植機構 10 回転ケース 11 駆動軸 12 太陽歯車 13 ボールベアリング 14 スリーブ体 15 苗植軸 16 苗植体 17 分割爪 18 中間軸 19 第1中間歯車 20 第2中間歯車 21 遊星歯車 22 分割爪先端の運動軌跡 23 第1シザーズ歯車 24 第1コイルばね 27 第2シザーズ歯車 28 第2コイルばね 31 スペーサリング体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】田植機における機体側の伝動ケースから略
    水平横向きに突出する駆動軸に回転ケースを固着し、こ
    の回転ケースにおける前記駆動軸を中心とする円周上の
    等分箇所に、苗植軸を前記駆動軸と平行に軸支して、こ
    の各苗植軸に、分割爪を備えた苗植体を取付ける一方、
    前記回転ケースの中心に前記伝動ケースに回転不能に係
    止するように設けた太陽歯車と前記各苗植軸に固着した
    遊星歯車との間に、前記回転ケースの一回転中に各苗植
    軸を逆方向に一回転するようにした中間歯車を設けて、
    各苗植体における分割爪の先端が上下方向に閉ループ状
    の運動軌跡を描くように構成し、更に、前記各中間歯車
    を、太陽歯車に噛合する第1中間歯車と、遊星歯車に噛
    合する第2中間歯車とで構成して成るロータリー式の苗
    植機構において、前記各第2中間歯車及び各遊星歯車
    を、太陽歯車における左右両側面のうち伝動ケースと反
    対側の側面に配設し、前記太陽歯車における伝動ケース
    と反対側の側面に、前記第1中間歯車に噛合する第1シ
    ザーズ歯車と、この第1シザーズ歯車を太陽歯車に対し
    てばね付勢するための第1コイルばねとを、駆動軸に被
    嵌して設ける一方、前記遊星歯車における左右両側面の
    うち伝動ケース側の側面に、前記第1中間歯車に噛合す
    る第2シザーズ歯車と、この第2シザーズ歯車を遊星歯
    車又は苗植軸に対してばね付勢するための第2コイルば
    ねとを苗植軸に被嵌して設けたことを特徴とする田植機
    におけるロータリー式苗植機構。
  2. 【請求項2】前記「請求項1」において、前記第1コイ
    ルばねと、前記第2コイルばねとを、同じ寸法形状のコ
    イルばねにしたことを特徴とする田植機におけるロータ
    リー式苗植機構。
  3. 【請求項3】前記「請求項1」において、第1コイルば
    ねを、前記回転ケースにおける左右両内側面のうち伝動
    ケースと反対側の内側面と前記第1シザーズ歯車との間
    に介挿したスペーサリング体内に設けたことを特徴とす
    る田植機におけるロータリー式苗植機構。
JP8056895A 1996-02-19 1996-02-19 田植機におけるロータリー式苗植機構 Pending JPH09224435A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104322187A (zh) * 2014-10-23 2015-02-04 江苏大学 一种穴盘苗图像采集装置和方法
CN104429247A (zh) * 2014-10-20 2015-03-25 浙江理工大学 剪叉式变距移钵机械手

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