JPH1132529A - 田植機におけるロータリー式苗植機構 - Google Patents

田植機におけるロータリー式苗植機構

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JPH1132529A
JPH1132529A JP19373697A JP19373697A JPH1132529A JP H1132529 A JPH1132529 A JP H1132529A JP 19373697 A JP19373697 A JP 19373697A JP 19373697 A JP19373697 A JP 19373697A JP H1132529 A JPH1132529 A JP H1132529A
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JP
Japan
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seedling
case
shaft
drive shaft
tip
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JP19373697A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Nishi
陽一朗 西
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ケース10に分割爪17付き苗植体16
の複数個を装着して成るロータリー式苗植機構8におい
て、回転ケースの回転を歯車12,19,20にて苗植
体に伝達して、分割爪先端の運動軌跡22を上下方向に
長い楕円状にする場合に、回転ケースの大型化等を招来
することなく、苗の植付けを40株植えに変更した場合
でも確実に苗の植付けができるようにする。 【手段】 前記回転ケース10が取付く駆動軸11から
各苗植体16が取付く苗植軸15までの軸間距離Lを、
前記略楕円状運動軌跡22の高さ方向のストロークHの
略0.27〜0.33倍に設定し、更に、前記駆動軸1
1を、前記略楕円状運動軌跡22における上死点から当
該運動軌跡における高さ方向のストロークHの略0.2
9〜0.35倍の高さ寸法Gだけ下がった部位に位置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機において、
一つの回転ケースに少なくとも二つの苗植体を備えたロ
ータリー式の苗植機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の田植機において使用されているロ
ータリー式苗植機構は、例えば、特開昭62−1340
19号公報等に記載され、且つ、図6に示すように、田
植機において苗載台31を支持する機体側の伝動ケース
30から略水平横向きに突出して回転する駆動軸32に
回転ケース33を固着し、この回転ケース33における
前記駆動軸32を中心とする円周上の等分箇所に、苗植
軸34を軸支して、この各苗植軸34に、分割爪36を
備えた苗植体35を、その分割爪36が前記苗載台31
の方向に向かうように取付ける一方、前記回転ケース3
3の中心に回転自在に支持した太陽歯車37を、前記伝
動ケース30に対して回転不能に係止し、この太陽歯車
37と前記各苗植軸34に固着した遊星歯車38との間
に、前記回転ケース33の一回転中に各苗植軸34を逆
方向に一回転するようにした中間歯車39を設け、これ
ら各歯車37,38,39を、前記各苗植体35が圃場
面40に向かって下降動する区間において回転ケース3
3の回転を減速して苗植軸34に伝達し、各苗植体35
が圃場面40から離れるように上昇動する区間において
回転ケース33の回転を加速して苗植軸34に伝達する
ようにした偏芯歯車又は非円形歯車等の不等速歯車にし
て、前記分割爪36の先端における運動軌跡41が上下
方向に長い略楕円状になるように構成している。
【0003】一方、この種のロータリー式苗植機構を備
えた田植機においては、前記回転ケース33の回転数を
変速することにより、3.3平方メートル当たりに植付
ける苗の数を、40〜90株植えに変更するように構成
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先行技術
のものでは、前記駆動軸32から各苗植軸34までの軸
間距離L′を、前記分割爪36の先端における略楕円状
運動軌跡41における高さ方向のストロークH′の約
0.26以下に設定している。このように、駆動軸32
から各苗植軸34までの軸間距離L′を、前記分割爪の
先端における略楕円状運動軌跡41における高さ方向の
ストロークH′の約0.26以下に設定した場合には、
苗植軸34から分割爪36の先端までの距離が長くなる
一方、駆動軸32から各苗植軸34までの軸間距離L′
が短くなるから、回転ケースを小型化できると共に、回
転ケース33が下死点にあるときその下端と圃場面の間
に、その間にフロートを配設するための充分な高さを確
保できる利点を有するが、その反面、苗植軸34から分
割爪36の先端までの距離が長くなることにより、前記
略楕円状運動軌跡41における高さ方向のストローク
H′に対する横方向のストロークS′の比率が小さくな
り、換言すると、前記楕円形が横に痩せた形状になっ
て、前記略楕円状運動軌跡41のうち下死点の付近の部
分が尖った形状になるから、以下に述べるように問題が
あった。
【0005】すなわち、前記先行技術の構成では、回転
ケース33を回転しながら田植機を前進走行することに
よって苗の植付けを行う場合において、各分割爪36の
先端が実際に描く走行運動軌跡は、図6に示すように、
回転ケース33の回転数を早くすることによって90株
植えにしたときには曲線41aに、回転ケース33の回
転数を前記よりも遅くすることによって70株植えにし
たときには曲線41bに、回転ケース33の回転数を更
に遅くすることによって50株植えにしたときには曲線
41cに、そして、回転ケース33の回転数を最も遅く
することによって40株植えにしたときには曲線41d
になる。
【0006】この場合において、90株植えのときにお
ける走行運動軌跡41a、及び70株植えのときにおけ
る走行運動軌跡41bのうち圃場面40に対して出入り
する部分の形状は、前進方向に対して後方に向かってU
ターン状であるから、圃場面40に対して大きな植付け
孔をあけることがない。また、50株植えのときにおけ
る走行運動軌跡41cのうち圃場面40に対して出入り
する部分の形状は、前進方向にV字状になっても、その
V字の角度が小さく、従って、圃場面40を横切る寸法
がW1と比較的小さいので、この場合においても、苗の
植付けに際して、圃場面40に対して大きな植付け孔を
あけることがない。
【0007】しかし、40株植えに変更したときにおけ
る走行運動軌跡41dは、前進方向に前方に向かって大
きい角度のV字状になり、圃場面40を横切る寸法がW
2と大きくなることにより、40株植えに変更したとき
に、圃場面40に大きな植付け孔をあけることになっ
て、浮き苗が発生したり、植付けた苗が倒れるたりする
と言う不具合が発生するのであった。
【0008】本発明は、これらの問題を解消したロータ
リー式の苗植機構を提供することを技術的課題とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「田植機における機体側の伝動ケース
から略水平横向きに突出して回転する駆動軸に回転ケー
スを固着し、この回転ケースにおける前記駆動軸を中心
とする円周上の等分箇所に、苗植軸を前記駆動軸と平行
に軸支して、この各苗植軸に、分割爪を備えた苗植体
を、その分割爪が苗載台の方向に向かうように取付ける
一方、前記回転ケースの中心に前記伝動ケースに対して
回転不能に係止するように設けた太陽歯車と前記各苗植
軸に固着した遊星歯車との間に、前記回転ケースの一回
転中に各苗植軸を逆方向に一回転するようにした中間歯
車を設け、これら太陽歯車、遊星歯車及び中間歯車を、
前記各苗植体が圃場面に向かって下降動する区間におい
て回転ケースの回転速度を減速して苗植軸に伝達し、各
苗植体が圃場面から離れるように上昇動する区間におい
て回転ケースの回転速度を加速して苗植軸に伝達するよ
うにした不等速歯車にして、前記分割爪の先端における
運動軌跡が上下方向に長い略楕円状になるように構成し
て成るロータリー式苗植機構。」において、「前記駆動
軸から各苗植軸までの軸間距離を、前記分割爪の先端に
おける略楕円状運動軌跡における高さ方向のストローク
の略0.27〜0.33倍に設定する。」ことを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の作用・効果】このように、駆動軸から各苗植軸
までの軸間距離を、前記分割爪の先端における略楕円状
運動軌跡における高さ方向のストロークの略0.27倍
以上に設定した場合には、苗植軸から分割爪の先端まで
の距離が、前記先行技術の場合によりも長くなることに
より、前記略楕円状運動軌跡における高さ方向のストロ
ークに対する横方向のストロークの比率が大きくなり、
換言すると、前記楕円形が横に太った形状になるから、
前記略楕円状運動軌跡のうち下死点の付近の部分は、前
記先行技術における略楕円状運動軌跡よりも前方向に膨
らんだ形状になる。
【0011】その結果、回転ケースを回転しながら前進
走行にした場合に各分割爪の先端が実際に描く走行運動
軌跡のうち圃場面に対して出入りする部分は、40株植
えにした場合であっても、前記先行技術の場合よりも小
さい角度のV字状なるから、圃場面を横切る寸法を大幅
に短くでき、ひいては、苗の植付けに際して圃場面にあ
く植付け孔を小さくすることができるのである。
【0012】ところで、駆動軸から各苗植軸までの軸間
距離を、前記分割爪の先端における略楕円状運動軌跡に
おける高さ方向のストロークの0.27倍以上に設定し
た場合には、苗植軸から分割爪の先端までの距離が短く
なる一方、駆動軸から各苗植軸までの軸間距離が大きく
なるから、回転ケースが大型化することになる。そこ
で、本発明は、前記駆動軸から各苗植軸までの軸間距離
を、前記分割爪の先端における略楕円状運動軌跡におけ
る高さ方向のストロークの0.33倍以下に設定するこ
とにしたもので、これにより、回転ケースの大型化を僅
少にとどめることができるのである。
【0013】従って、本発明によると、40株植えと言
うように株数を少なくした場合に、圃場面に対して、浮
き苗が発生したり、苗が倒れたりすることなく、確実に
安定して苗の植付けを行うことができることを、回転ケ
ースの大型化を回避し、且つ、この回転ケースの下方に
フロートを配設できる状態のもとで、確実に達成できる
効果を有する。
【0014】なお、駆動軸から各苗植軸までの軸間距離
を、前記したように、分割爪の先端における略楕円状運
動軌跡における高さ方向のストロークの略0.27〜
0.33倍に設定した場合には、回転ケースが下死点に
あるときその下端と圃場面の間の高さが小さくなる。そ
こで、請求項2に記載したように、前記駆動軸を、前記
分割爪の先端における略楕円状運動軌跡における上死点
から当該略楕円状運動軌跡における高さ方向のストロー
クの略0.29〜0.35倍だけ下がった部位に位置す
ることにしたもので、これにより、回転ケースが下死点
にあるときその下端と圃場面の間に、その間にフロート
を配設するための充分な高さを確保できるのである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面について説明する。図1及び図2において符号1は、
乗用型の田植機を示し、この田植機1は、四つの車輪3
にて支持され矢印の方向に前進走行する走行車体2の後
部に、苗植装置4を、リンク機構5にて昇降動可能に装
着したものに構成され、前記苗植装置4は、前記走行車
体2に向かって前向きに傾斜するように配設した苗載台
6と、この苗載台6の下部に後方に延びるように配設し
た複数個の伝動ケース7と、この各伝動ケース7の側面
に取付けたロータリー式の苗植機構8と、前記各伝動ケ
ース7の下面に配設したフロート9によって構成されて
いる。
【0016】前記苗植機構8は、図3〜図5に示すよう
に構成されている。この苗植機構8は、略小判型の中空
体に構成した回転ケース10を備え、この回転ケース1
0は、前記伝動ケース7の側面から水平横向きに突出す
る駆動軸11に対して、駆動軸11にて矢印A方向に回
転するように取付けられている。前記回転ケース10内
の中心部に太陽歯車12を、前記駆動軸11に回転自在
に被嵌して配設し、この太陽歯車12を、当該太陽歯車
12における伝動ケース側の側面から伝動ケース7に向
かって一体的に突出したクラッチ爪部12aを回転ケー
ス10内に嵌着したボールベアリング13内に嵌挿する
ことにより、回転ケース10に対して回転自在に支持す
る。
【0017】また、前記駆動軸11には、前記伝動ケー
ス7に対して回転不能に固着したスリーブ体14を回転
自在に被嵌して、このスリーブ体14の先端に設けたク
ラッチ爪部14aを、前記太陽歯車12におけるクラッ
チ爪部12aに対して、前記ボールベアリング13内で
噛合することにより、前記太陽歯車12を回転しないよ
うに構成する。
【0018】前記回転ケース10の両端部には、前記駆
動軸11からの軸間距離Lが等しい位置に、駆動軸11
と平行に延びる中空状の苗植軸15を回転自在に軸支
し、この各苗植軸15の一端を、前記回転ケース10に
おける伝動ケース7とは反対側の外側面から突出して、
この突出端に、分割爪17を備えた苗植体16を、当該
苗植体16における分割爪17が前記苗載台6に向かう
ような姿勢にして固着する。
【0019】また、前記回転ケース10内には、前記駆
動軸11と各苗植軸15との中間位置に中間軸18を回
転自在に軸支して、この各中間軸18には、前記太陽歯
車12と同じ歯数の中間歯車19を、この中間歯車19
が前記太陽歯車12に対して噛合するように嵌着する一
方、前記各苗植軸15には、前記太陽歯車12と同じ歯
数の遊星歯車20を、当該遊星歯車20が前記中間歯車
19に対して噛合するように嵌着することにより、前記
回転ケース10の矢印A方向への一回転中に、前記各苗
植軸15が逆方向に一回転し、これにより、前記各苗植
軸15に取付けた各苗植体16が、その分割爪17が苗
載台6の方向を向いた姿勢のままで上下方向に旋回する
ように構成する。
【0020】そして、互いに噛合する前記太陽歯車1
2、中間歯車19及び遊星歯車20を、図5に示すよう
に、偏芯歯車等の不等速歯車に構成して、太陽歯車1
2、中間歯車19及び遊星歯車20による各苗植軸15
への回転伝達を、各苗植体16が圃場面21に向かって
下降動する区間において減速し、各苗植体16が圃場面
21から離れるように上昇動する区間において加速する
ように構成することにより、各苗植体16における分割
爪17の先端が、図3に示すように、上下方向に長い楕
円状閉ループの運動軌跡22を描くように構成する。
【0021】そして、前記駆動軸11から各苗植軸15
までの軸間距離Lを、前記分割爪17の先端における略
楕円状運動軌跡22における高さ方向のストロークHの
略0.27〜0.33倍(L=(0.27〜0.33)
×H)に設定し、更に、前記駆動軸11を、前記分割爪
17の先端における略楕円状運動軌跡22における上死
点から当該略楕円状運動軌跡22における高さ方向のス
トロークHの略0.29〜0.35倍の高さ寸法G(G
= 80.29〜0.35)×H)だけ下がった部位に
位置すると言う構成にする。
【0022】このように、駆動軸11から各苗植軸15
までの軸間距離Lを、前記分割爪17の先端における略
楕円状運動軌跡22における高さ方向のストロークHの
略0.27倍以上に設定した場合には、苗植軸15から
分割爪17の先端までの距離が、前記先行技術の場合よ
りも長くなることにより、前記略楕円状運動軌跡22に
おける高さ方向のストロークHに対する横方向のストロ
ークSの比率が大きくなり、換言すると、前記楕円形が
横に太った形状になるから、前記略楕円状運動軌跡22
のうち下死点の付近の部分は、前記先行技術における略
楕円状運動軌跡41よりも前方向に膨らんだ形状にな
る。
【0023】その結果、回転ケース10を回転しながら
前進走行にした場合に各分割爪17の先端が実際に描く
走行運動軌跡は、40株植えにした場合、図3に符号2
2eで示すようになり、この40株植え走行運動軌跡2
2eうち圃場面21に対して出入りする部分は、前記先
行技術の場合よりも小さい角度のV字状なるから、圃場
面21を横切る寸法Wを大幅に短くでき、ひいては、苗
の植付けに際して圃場面21にあく植付け孔を小さくす
ることができるのである。
【0024】この場合において、図3において符号22
aは、90株植えにした場合の走行運動軌跡を、22b
は、70株植えにした場合の走行運動軌跡を、符号22
cは、60株植えにした場合の走行運動軌跡を、そし
て、符号22dは、50株植えにした場合の走行運動軌
跡を各々示す。なお、駆動軸11から各苗植軸15まで
の軸間距離Lを、前記分割爪17の先端における略楕円
状運動軌跡22における高さ方向のストロークHの略
0.27倍以上に設定した場合、前記各苗植軸15の運
動軌跡円15′は、側面視において、図3に示すよう
に、分割爪17の先端における略楕円状運動軌跡22に
対してオーバーラップすることになる。
【0025】また、前記駆動軸11から各苗植軸15ま
での軸間距離Lを、前記分割爪17の先端における略楕
円状運動軌跡22における高さ方向のストロークHの
0.33倍以下に設定する一方、前記駆動軸11を、前
記分割爪17の先端における略楕円状運動軌跡22にお
ける上死点から当該略楕円状運動軌跡22における高さ
方向のストロークHの略0.29〜0.35倍の高さ寸
法Gだけ下がった部位に位置することにより、回転ケー
ス10の大型化を僅少に止めることができると共に、回
転ケース10が下死点にあるときその下端と圃場面21
の間に、その間にフロートを配設するための充分な高さ
寸法Eを確保できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】図4のV−V視断面図である。
【図6】従来のロータリー式苗植機構を示す図である。
【符号の説明】
1 乗用型田植機 7 伝動ケース 8 ロータリー式苗植機構 10 回転ケース 11 駆動軸 12 太陽歯車 15 苗植軸 16 苗植体 17 分割爪 18 中間軸 19 中間歯車 20 遊星歯車 21 圃場面 22 運動軌跡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】田植機における機体側の伝動ケースから略
    水平横向きに突出して回転する駆動軸に回転ケースを固
    着し、この回転ケースにおける前記駆動軸を中心とする
    円周上の等分箇所に、苗植軸を前記駆動軸と平行に軸支
    して、この各苗植軸に、分割爪を備えた苗植体を、その
    分割爪が苗載台の方向に向かうように取付ける一方、前
    記回転ケースの中心に前記伝動ケースに対して回転不能
    に係止するように設けた太陽歯車と前記各苗植軸に固着
    した遊星歯車との間に、前記回転ケースの一回転中に各
    苗植軸を逆方向に一回転するようにした中間歯車を設
    け、これら太陽歯車、遊星歯車及び中間歯車を、前記各
    苗植体が圃場面に向かって下降動する区間において回転
    ケースの回転速度を減速して苗植軸に伝達し、各苗植体
    が圃場面から離れるように上昇動する区間において回転
    ケースの回転速度を加速して苗植軸に伝達するようにし
    た不等速歯車にして、前記分割爪の先端における運動軌
    跡が上下方向に長い略楕円状になるように構成して成る
    ロータリー式苗植機構において、 前記駆動軸から各苗植軸までの軸間距離を、前記分割爪
    の先端における略楕円状運動軌跡における高さ方向のス
    トロークの略0.27〜0.33倍に設定したことを特
    徴とする田植機におけるロータリー式苗植機構。
  2. 【請求項2】前記請求項1において、前記駆動軸を、前
    記分割爪の先端における略楕円状運動軌跡における上死
    点から当該略楕円状運動軌跡における高さ方向のストロ
    ークの略0.29〜0.35倍だけ下がった部位に位置
    したことを特徴とする田植機におけるロータリー式苗植
    機構。
JP19373697A 1997-07-18 1997-07-18 田植機におけるロータリー式苗植機構 Pending JPH1132529A (ja)

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Cited By (5)

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