JP3771063B2 - 正倒立両用トリガー式液体噴出容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は正倒立両用のトリガー式液体噴出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開平1‐ 69658号が示すように、噴出器本体を、基筒の後部内から吸上げ筒を起立する第1主部材と、上記吸上げ筒外面へ嵌着させた外筒下部からシリンダを、かつ上端部から射出筒を、それぞれ吸上げ筒と連通させて前方突出し、又シリンダ後方底壁を兼用壁として外筒下部に付設した外向きフランジ状壁の外周から垂設した覆合筒を上記基筒の上部外面へ嵌着させた第2主部材とで形成し、上記基筒下部に付設した外向きフランジの先端部上面へ、筒上端に付設した内向きフランジを係合させて回動可能に装着筒を垂下し、該装着筒を容器体口頸部外面へ螺合させたトリガー式の液体噴出容器が知られている。尚該液体噴出容器は、上記射出筒前部に枢着させてトリガーを垂下し、該トリガー上部の後面に、上記シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジヤ前端を連結し、トリガー揺動によるプランジヤの揺動で容器体内液体を吸込み弁を介してシリンダ内へ吸込み、かつ該シリンダ内液体を吐出弁を介して射出筒前端へ嵌合させたノズルから噴出可能としている。
【0003】
又上記液体噴出容器にあっては、上記吸上げ筒下部内に玉弁付きの三方分岐管部材の主管を嵌合させ、該主管下端から下方へ分岐する第1支管を介して容器体底部内へ吸上げパイプを垂下すると共に、主管下端から第2支管を上方へ起立させて、容器正立時にあっては第1支管と主管とを介して、又倒立時にあっては第2支管と主管とを介して容器体内液体がシリンダ内へ吸込みされるよう設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記液体噴出容器は、第1主部材の吸上げ筒下部内へ主管上端部を嵌着させて玉弁付きの三方分岐管部材を容器体内へ垂下し、更に主管下端から下方に分岐する第1支管から吸上げパイプを垂下するから、容器体内への液体補充等の際における、容器体からの噴出器の取外し、および容器体に対する噴出器装着の際に上記三方分岐管部材が邪魔となり易く、又その三方分岐管部材と噴出器の第1主部材とは、該第1主部材の吸上げ筒内へ三方分岐管部材の主管を嵌合させるだけで連結するから、例えば、上記液体補充に際して容器体内へ吸上げパイプおよび三方分岐管部材を入れる際、それ等が容器体口頸部へ触れると、噴出器に対して三方分岐管部材を側方へ押圧する力が生じ、かつその力は吸上げ筒下端から垂下する主管部分の上端へ集中することとなるため、該部に損傷が生じ易いものであった。
【0005】
本発明は、既述第1主部材の基筒の一部を変形すると共に、該基筒下部内へ、別に設けた吸上げパイプ付設筒の第1周壁上部を嵌合させ、かつ該第1周壁下部内へ弁付き部材を嵌合させることで、上記玉弁付きの三方分岐管部材該当部を設けて、これを第1主部材下端に接して形成して、上記容器体口頸部内への着脱が容易かつ安全に行えるよう設けると共に、構成部材数も少くてよく、更に射出筒先端を下方へ向けた、容器水平状態での液体噴出も可能であるよう設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として基筒3の後部内から吸上げ筒4を起立する第1主部材2と、
上記吸上げ筒外面へ嵌着させた外筒12下部からシリンダ13を、かつ上端部から射出筒14を、それぞれ吸上げ筒と連通させて前方突出し、かつシリンダの後部底壁を兼用壁として外筒下部に付設した外向きフランジ状壁15の外周から垂設した覆合筒16を上記基筒3の上部外面へ嵌着させた第2主部材11とで噴出器本体1を形成し、
上記基筒3中間部に付設した外向きフランジ3aの先端部上面へ、筒上端に付設した内向きフランジ22を係合させて回動可能に装着筒21を垂下し、該装着筒を容器体口頸部外面へ螺合させたトリガー式の液体噴出器において、
上記第1主部材2は、上面開口の基筒3の中間部内面に仕切板31を横設して、該仕切板後部に下部を貫設して吸上げ筒4を起立すると共に、
上記基筒3の下部内へ、底板42外周から起立する第1周壁43上部を水密に嵌合させると共に、底板後部から、該底板上面へ開口させて吸上げパイプ7を垂下する吸上げパイプ付設筒41を設け、
又上記第1周壁43の下部内へ、頂板53外周から垂下する第2周壁54を嵌合させると共に、頂板後部に下部を貫設して起立させた連結筒52上部を吸上げ筒4下部内へ嵌着させて該連結筒と吸上げパイプ7とを連通させ、更に頂板前部を下部小径のテーパ状弁座55として該弁座上へ玉弁57を載置し、又頂板53下方の連結筒一部を開口して、該開口58と弁座下端の弁孔56とを連通する弁付き部材51を設け、
第1主部材仕切板31の前部から玉弁57上方へ下面開口の弁室32を垂下し、かつ第1周壁43の前部上方に倒立時用液体流入孔45を穿設すると共に、該孔と弁室内とを連通する倒立時用液体流入路34を設け、更に弁室内前壁面を、下端から上後方への傾斜面33に形成して、該傾斜面下端を玉弁57の上部前面へ近接させた。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に第2主部材11の外向きフランジ状壁15前部に第1小透孔17を、又倒立時用液体流入孔45から周方向に離れた第1主部材仕切板31の左右いずれかの側方部分に第2小透孔35を、該第2小透孔下方の基筒3部分内面ないし第1周壁43外面のいずれかの一方に縦溝46を、それぞれ穿設して、上記第1小透孔17と、仕切板上方の基筒3部分内空間と、第2小透孔35と、縦溝46とで容器体内への外気供給路を形成した。
【0008】
第3の手段として、上記第1、又は第2の手段を有すると共に容器体23の下端前部を前方へ張出し23a させると共に、吸上げパイプ7下端を上記張出し部分内下方に位置させた。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明する。まず従来公知の部分について説明すると、噴出器本体1は、第1主部材2と、第2主部材11とで形成されている。
第1主部材は、基筒3の後部から吸上げ筒4を起立し、その吸上げ筒下部内に吸込み弁5を、又吸上げ筒上部内に吐出弁6を有する。基筒の中間部には外向きフランジ3aを付設している。
第2主部材11は、上記吸上げ筒4外面へ嵌着させた外筒12下部からシリンダ13を、かつ上端から射出筒14を、それぞれ吸上げ筒4と連通させて前方突出し、かつシリンダ後部底壁を兼用壁として外筒下部に付設した外向きフランジ状壁15の外周から垂設した覆合筒16を上記基筒3の上部外面へ嵌着させている。その覆合筒が囲む外向きフランジ状壁前部には、外気供給路形成用の第1小透孔17を穿設している。該第2主部材はカバー18で外面を覆合している。
【0010】
上記のように形成した噴出器本体1の下部からは、外向きフランジ3aの先端部上面へ、筒上端に付設した内向きフランジ22を係合させて装着筒21を回動可能に垂設し、該装着筒を容器体23の口頸部に着脱自在に螺合させている。
尚噴出器本体の射出筒14前部に枢着させてトリガー24が垂下され、該トリガーの上方後部にシリンダ13内へ嵌合させたプランジヤ25前端部を係合させ、そのトリガーの揺動でプランジヤ25を進退させ、プランジヤ後退によるシリンダ内加圧で吐出弁6を介して射出筒前端に嵌合させたノズル筒26のノズル孔から液体噴出させ、又プランジヤ前進によるシリンダ内負圧化で吸込み弁5および吸上げ筒4から垂設した吸上げパイプ7を介して容器体内液体を吸上げるよう設けられている。
【0011】
上記第1小透孔17は、前方付勢されているプランジヤ25が前限にある状態で、その後端部外周面により閉塞され、付勢に抗してトリガーを引寄せてプランジヤを後退させたときにだけ第1小透孔17を上端開口とする外気供給路が開くよう設けられている。
【0012】
本発明にあって第1主部材2の基筒3の上面を開口し、基筒中間部内面に仕切板31を横設し、該仕切板後部から、該後部に下方筒部を貫設して吸上げ筒4を起立した。又その仕切板前部からは、後述の玉弁上方に位置させて下面開口の弁室32を垂下した。弁室32の後壁は図示のように仕切板下方の吸上げ筒4部分前壁で形成するとよい。弁室32の前壁は下端から上後方への傾斜面33に形成する。
【0013】
上記基筒3の下部内へは、底板42外周から起立した第1周壁43の上部を水密に嵌着させて吸上げパイプ付設筒41を垂設する。該吸上げパイプ付設筒は、底板42後部を開口させて該開口周縁から吸上げパイプ7を嵌着させた筒部44を垂設しており、又第1周壁43の前部上方には、倒立時用の液体流入孔45を穿設させている。
【0014】
上記第1周壁43の下部内へは、吸上げ筒4下部内へ連結筒52上部を嵌着させて弁付き部材51を嵌合させる。該部材は、頂板53外周から第2周壁54を垂下し、かつ頂板後部に下方筒部を貫設して連結筒52を起立する。連結筒52の下方後部と第2周壁54の後部とは兼用ないし共用壁としており、その第2周壁54は第1周壁43下部内へ水密に嵌合させる。又頂板53前部は凹陥させて下部小径のテーパ状弁座55となし、該弁座下端は開口させて弁孔56としている。その弁座上へは玉弁57を載置している。弁座下面と吸上げパイプ付設筒41の底板42との間には間隙を設け、又その間隙と連結筒52下部内とを連通させる開口58を、頂板53下方の連結筒下部に設けている。連結筒52下端と吸上げパイプ7とは水密に連通させる。
【0015】
既述弁室32前壁の傾斜面33下端は、上記玉弁57の上部前面へ近接させて設け、射出筒14を下方へ向けて容器体23をほぼ水平としたとき、上記玉弁57は上記傾斜面33下端部上へ乗上げして停止して弁座55から僅かに離れるよう設ける。更に容器体を倒立させると、玉弁57は傾斜面33に沿って弁室上方(倒立時における下方)へ移動し、停止する。尚弁室32には図2が示すように、既述倒立時用液体流入孔45と弁室32内とを連通する倒立時用液体流入路34を設けておく。
【0016】
又既述外気供給路として、第1主部材仕切板31の左右いずれかの側方部分に図3が示すように第2小透孔35を穿設し、又該第2小透孔下方の基筒3部分の内面ないし、吸上げパイプ付設筒41の第1周壁43外面のいずれかの一方に、図5が示すように縦溝46を穿設し、既述第2主部材の外向きフランジ状壁15前部に穿設した第1小透孔17と、仕切板31上方の基筒3部分内空間と、上記第2小透孔35、および縦溝46とで上記容器体内への外気供給路を形成している。その外気供給路は通気性があって通水性を有しないシートで一部を閉塞してもよく、又その供給路一部を通気性のみ有し、通水性を有しない小透孔ないし小溝で形成して、容器倒立時において、その外気供給路から液洩れすることを防止するが望ましい。第2小透孔35および縦溝46は、倒立時用液体流入孔45から周方向において離れた位置に穿設しており、このようにすることで、容器体倒立時において外気供給路を通って容器体内へ入った外気が、倒立時用液体流入孔45を通ってシリンダ13内へ入ることがないよう設ける。
【0017】
容器体23の下方前部は、図1が示すように前方へ張出し23a させて設けるとよく、又吸上げパイプ7下端は、上記張出し部分内下方に位置させる。
上記構成において、容器正立状態にあっては倒立時用液体流入孔45が容器体内液面上方に位置するが、その液体流入孔45と、倒立時用液体流入路34と、弁孔56と、弁座下面と底板42との間の間隙と、開口58とが形成する倒立時用液体通路は玉弁57が閉塞しているため、その通路を通って液面上方の空気が連結筒52内へ入ることはなく、よって通常のトリガー式液体噴出器の場合と同様に、吸上げパイプ7、連結筒52、吸上げ筒4を通ってシリンダ13内へ吸込まれ、又該シリンダ内液体は射出筒14を通って噴出される。
【0018】
容器を倒立させてトリガー操作する際には、倒立により吸上げパイプ7下端は液面上方へ露出し、玉弁57は弁室32上方へ移動して弁孔56が開き、倒立時用液体流入孔45は水中に没する。又吸上げパイプ中に入っている液体は、容器体内液体と上記倒立時用液体通路を介して連通するため、倒立状態にある容器体内液面と吸上げパイプ内液体の液面とはほぼ同一高さに位置することとなる。該状態からトリガー24を操作すると、上記倒立時用液体通路を通って容器体内液体がシリンダ13内へ吸込みされ、又該シリンダ内液体は射出筒を通って噴出されることとなる。吸上げパイプ内液体は、上記のように容器体内液体と連通しているため、上記シリンダ内への液体吸込みに際してもその吸上げパイプ内液体だけが吸込みされることはなく、該パイプ内には、容器体内液体の液面高さと該パイプ内液体の液面高さとがほぼ同一高さとなるだけの液体が入っていることとなり、よって吸上げパイプ下端が液面上方へ露出するに拘らず、該吸上げパイプ内を通って液面上方の空気がシリンダ内へ入るおそれはない。
【0019】
本発明にあっては、又射出筒14前端を下向きとして、容器体をほぼ水平状態とした状態でも、液体噴出が可能に設けている。
容器体を上記のようにほぼ水平にすると、玉弁57は弁座55から離れるが、該玉弁は傾斜面33下端部に接して停止する。
【0020】
容器体内液体が減少して、倒立時用液体流入孔45よりも下方(容器正立状態では前方)に液面が位置する状態でシリンダ13内が負圧化すると、その流入孔45を通って液面上方の空気が吸込みされるが、弁座55に近い位置に玉弁57が傾斜面33下端部に接して停止しているため、上記空気が玉弁57を弁座55に押付けて弁孔を閉塞することとなり、よって上記倒立時用液体通路を通って空気が流入することはなく、従って吸上げパイプ7下端が水中に没しておれば、該吸上げパイプを通ってシリンダ内へ液体吸込みされることとなる。
液面が倒立時用液体流入孔45よりも上方(容器正立状態では後方)にある場合は、上記空気に代って液体が上記流入孔から入り、玉弁57を弁座55に押付ける弁孔を閉塞することとなり、吸上げパイプ7を介して容器体内液体をシリンダ内へ吸込む。
【0021】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、噴出器本体の下部を形成する基筒3の下部内に吸上げパイプ付設筒41の第1周壁43を嵌着させ、それ等基筒と吸上げパイプ付設筒41との間に弁付き部材51を嵌合させて、これ等で既述従来例における玉弁付きの三方分岐管部材該当部を形成するから、該三方分岐管部材該当部を噴出器本体下面に接して形成でき、従って従来のように上記三方分岐管部材該当部が容器体への着脱の際に邪魔となることがない。又上記基筒3の下部内面へ第1周壁43の上部を嵌合させているから、その基筒3の下部を三方分岐管該当部の一部として形成でき、よって吸上げ筒4の下部内に三方分岐管部材の主管上部を嵌合させるだけで、第1主部材と三方分岐管部材との連結を行っている従来例に比して、その連結部を一体的に強化させることが出来る。又基筒3の仕切板前部から弁室32を垂下するから、該弁室を有する部材を別に設ける必要はなく、部材数を少くすることが出来る。更に弁室前壁面を下端から上後方へ傾斜する傾斜面33として、その下端を弁座上へ載置した玉弁57の上部前面へ近接させたから、射出筒14前端が下向きとなるよう容器体をほぼ水平としても、玉弁57はその傾斜面下端後面に接した位置で停止して弁座から僅かに離れて位置することとなり、よって該水平状態において、倒立時用液体流入孔45および倒立時用液体流入路34を通って弁室32内へ入り、更に弁孔56を通過しようとする空気又は液体が、玉弁57を弁座55へ押付けて弁孔を閉塞することとなり、よって上記容器体水平状態での液体噴出も可能とすることが出来る。
【0022】
請求項2記載の場合のように第1周壁43の前部上方に設けた倒立時用液体流入孔45から周方向に離れた第1主部材仕切板31の左右いずれかの側方部分に第2小透孔35を、該第2小透孔下方の基筒部分内面ないし第1周壁外面のいずれかの一方に縦溝46を穿設してこれ等と、第2主部材外向きフランジ状壁15前部に穿設した第1小透孔17とを連通させて外気供給路を形成することで、容器体倒立状態でその外気供給路を通って容器体内へ入る外気が倒立時用液体流入孔45から吸込みされることがない。
【0023】
請求項3のように容器体前部を前方へ張出し、かつ該張出し部分内下方に吸上げパイプ下端を位置させることで、射出筒前部を下向きとした容器体水平状態での液体噴出が行い易く、かつ容器体内液体を残さずに液体噴出するに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明液体噴出容器の縦断面図である。
【図2】 図1A−A線を矢示方向へみた拡大横断面図である。
【図3】 図1噴出容器の主要部材を縦断して示す拡大斜視図である。
【図4】 図1噴出容器の他の主要部材を縦断して示す拡大斜視図である。
【図5】 図1噴出容器の更に他の主要部材を縦断して示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
2…第1主部材 3…基筒
11…第2主部材 15…外向きフランジ状壁
17…第1小透孔 31…仕切板
32…弁室 33…傾斜面
34…倒立時用液体流入路 35…第2小透孔
41…吸上げパイプ付設筒 45…倒立時用液体流入孔
46…縦溝 51…弁付き部材
52…連結筒
Claims (3)
- 基筒3の後部内から吸上げ筒4を起立する第1主部材2と、上記吸上げ筒外面へ嵌着させた外筒12下部からシリンダ13を、かつ上端部から射出筒14を、それぞれ吸上げ筒と連通させて前方突出し、かつシリンダの後部底壁を兼用壁として外筒下部に付設した外向きフランジ状壁15の外周から垂設した覆合筒16を上記基筒3の上部外面へ嵌着させた第2主部材11とで噴出器本体1を形成し、
上記基筒3中間部に付設した外向きフランジ3aの先端部上面へ、筒上端に付設した内向きフランジ22を係合させて回動可能に装着筒21を垂下し、該装着筒を容器体口頸部外面へ螺合させたトリガー式の液体噴出器において、
上記第1主部材2は、上面開口の基筒3の中間部内面に仕切板31を横設して、該仕切板後部に下部を貫設して吸上げ筒4を起立すると共に、
上記基筒3の下部内へ、底板42外周から起立する第1周壁43上部を水密に嵌合させると共に、底板後部から、該底板上面へ開口させて吸上げパイプ7を垂下する吸上げパイプ付設筒41を設け、
又上記第1周壁43の下部内へ、頂板53外周から垂下する第2周壁54を嵌合させると共に、頂板後部に下部を貫設して起立させた連結筒52上部を吸上げ筒4下部内へ嵌着させて該連結筒と吸上げパイプ7とを連通させ、更に頂板前部を下部小径のテーパ状弁座55として該弁座上へ玉弁57を載置し、又頂板53下方の連結筒一部を開口して、該開口58と弁座下端の弁孔56とを連通する弁付き部材51を設け、
第1主部材仕切板31の前部から玉弁57上方へ下面開口の弁室32を垂下し、かつ第1周壁43の前部上方に倒立時用液体流入孔45を穿設すると共に、該孔と弁室内とを連通する倒立時用液体流入路34を設け、更に弁室内前壁面を、下端から上後方への傾斜面33に形成して、該傾斜面下端を玉弁57の上部前面へ近接させた
ことを特徴とする正倒立両用トリガー式液体噴出容器。 - 第2主部材11の外向きフランジ状壁15前部に第1小透孔17を、又倒立時用液体流入孔45から周方向に離れた第1主部材仕切板31の左右いずれかの側方部分に第2小透孔35を、該第2小透孔下方の基筒3部分内面ないし第1周壁43外面のいずれかの一方に縦溝46を、それぞれ穿設して、上記第1小透孔17と、仕切板上方の基筒3部分内空間と、第2小透孔35と、縦溝46とで容器体内への外気供給路を形成した
ことを特徴とする請求項1記載の正倒立両用トリガー式液体噴出容器。 - 容器体23の下端前部を前方へ張出し23a させると共に、吸上げパイプ7下端を上記張出し部分内下方に位置させた
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の正倒立両用トリガー式液体噴出容器。
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1998
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