JP3769449B2 - キャプチャコントローラおよび画像キャプチャ処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、周辺装置、たとえば、多機能ディジタル複写機からのビデオ画像をキャプチャすることができ、キャプチャしたビデオ画像データを文書画像管理サーバに転送することができるビデオ画像キャプチャコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
ある環境下においては、周辺装置からのビデオ画像データをキャプチャし、キャプチャしたビデオ画像データを文書画像管理サーバに転送できるようにすることが好ましい場合がある。この周辺装置は、多機能ディジタル複写機のようなスキャナを含むものである。この状況において、文書画像管理サーバは中央サーバであって、複数のビデオ画像データを保存することができると共に、ネットワークを介してアクセスされることが可能なものである。
【0003】
このタイプのシステムにおいて、ネットワークに接続される複数のユーザは、ネットワークを通して周辺装置からキャプチャされるビデオ画像データにアクセスすることができる。なお、このネットワークには、文書画像管理サーバも接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのようなシステムにおいて、キャプチャされた周辺装置からの生ビデオ画像データ(未加工のビデオ画像データ)は、大きな情報量を含むものであり、その情報量は、たとえば、非常に大きなデータファイルに相当するようなものである。したがって、そのようなシステムを一般的に実行可能にするため、文書画像管理サーバに保存する前に、キャプチャした周辺装置からの生ビデオ画像データを圧縮しなければならない。このように、キャプチャした生ビデオ画像データを圧縮しなければならないことにすると、ある種の問題が発生することになる。
【0005】
より詳細には、ビデオ画像データをキャプチャするため、周辺装置としてのハイスピード多機能ディジタル複写機で文書をスキャンすることにすると、そのようなスキャニングを非常に高速度で実行することができる。しかしながら、そのようなスキャン生ビデオ画像データ(走査して得た未加工のビデオ画像データ)を圧縮するオペレーションは、文書をスキャンして生ビデオ画像データを生成するオペレーションより相当遅い。したがって、生ビデオ画像データを圧縮するオペレーションは、全体的なシステム性能におけるボトルネックとなる。
【0006】
その結果、文書の圧縮ビデオ画像データが文書画像管理サーバに与えられることになっている場合、多機能ディジタル複写機である周辺装置における文書の走査速度は、生ビデオ画像データを圧縮することができる速度に一致するように減少させられる。
【0007】
周辺装置が多機能高速ディジタル複写機である場合、この結果は特に問題を含む。より詳細には、上述したように、多機能高速ディジタル複写機としての周辺装置が文書をスキャンしてスキャン文書生ビデオ画像データを生成している場合に、スキャン文書生ビデオ画像データを圧縮することができる速度と一致させるためにスキャンオペレーションのスピードを落とされなければならない。そのように走査速度を遅くすると、第1に、多機能高速ディジタル複写機を利用する目的に本質的に反することになる。言うまでもなく、走査速度を遅くすると、多機能高速ディジタル複写機を利用することにおいて、生産性を低下させることになると共に、遅延を増加させることになる。
【0008】
そのようなシステムにおいて起こる可能性がある別の問題は、スキャン生ビデオ画像データが転送される場合に、スキャン生ビデオ画像データが生ビデオ画像データのページサイズ,ページ解像度等のデータを示す制御コードを伴って転送されるということである。ある環境においては、スキャン生ビデオ画像データの転送に関し、制御コードを転送することで遅延が生じる場合がある。この場合、その制御コードと共に進行するスキャン生ビデオ画像データについて何らかのロスが生じる可能性がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題および他の問題を考慮してなされたものである。本発明のある特定の目的は、前述した問題および他の問題を解決することにある。
【0010】
より詳細に、本発明の目的は新規な画像管理システムを提供することであり、より詳細には、そこで利用される新規なビデオ画像キャプチャコントローラを提供することであって、周辺装置が高速度多機能ディジタル複写機であっても、周辺装置の持つ速い走査速度で動作可能なものを提供することにある。
【0011】
それにより、本発明は新規な画像データ保存システムを提供するものであって、より詳細には、新規なビデオキャプチャコントローラをそこに設けてつぎのようなファイリングモードにおけるオペレーションを可能にするものである。すなわち、周辺装置から生ビデオ文書画像データを生成する速度を減少させることなく、たとえば、多機能ディジタル複写機のような周辺装置から生成されるビデオ画像データを文書画像管理サーバに与えることができるというオペレーションである。
【0012】
本発明は新規な画像データ記憶システムを提供することによってこれらおよび他の目的を達成するものであって、より詳細には、新規なビデオ画像キャプチャコントローラをそこに設け、周辺装置からの生ビデオ画像データをキャプチャすることができるようにすると共に、キャプチャされた生ビデオ画像データに基づく圧縮画像データを画像管理サーバに転送することができるようにするものである。本発明の新規なビデオ画像キャプチャコントローラは、制御プロセッサ,第1のメモリおよび第2のメモリを含んでいる。第1のメモリは、制御プロセッサの制御の下、周辺装置からの生ビデオ画像データを保存する。そして、第1のメモリに保存されている生ビデオ画像データは圧縮ビデオ画像データに変換され、再び制御プロセッサの制御の下、第2のメモリに保存される。そして、第2のメモリに保存されている圧縮ビデオ画像データは画像管理サーバに転送される。さらに、本発明において、制御プロセッサは、第1のメモリが生ビデオ画像データを保存している間、第1のメモリに保存されている生ビデオ画像データを圧縮ビデオ画像データに変換するあらゆる実行中のオペレーションを停止させると共に、第2のメモリから画像管理サーバに圧縮ビデオ画像データを転送するあらゆる実行中のオペレーションを停止させる。本発明におけるそのようなオペレーションは、スキャンオペレーションを高速度で続けることができるように、スキャンされた生ビデオ画像データをすばやく第1のメモリに保存できるということを保証する。生ビデオ画像データの全てが第1のメモリに保存された後のみに、制御プロセッサがそのような保存された生ビデオ画像データを圧縮するために動作し、続いて圧縮ビデオ画像データを画像管理サーバに転送する。
【0013】
本発明の別の目的は、生ビデオ画像データが周辺装置から提供される場合、特に、生ビデオ画像データを伴う制御コードを提供する際に遅延が生じる場合に、そのような生ビデオ画像データが消失してしまうことはないということを保証することである。生ビデオ画像データおよび制御コードが別々の通信回線上で提供される場合に、この状況は特に問題となる場合がある。この問題について取り組むことにより、周辺装置において高速スキャンオペレーションを継続することができるということを保証する。
【0014】
さらに、最初に生ビデオ画像データを第1のメモリに保存する前述した構成およびオペレーションでさえ、周辺装置で実行可能なスキャニングと同様な高速度で生ビデオ画像データを第1のメモリに保存することができない場合、未だに問題が生じる可能性がある。
【0015】
本発明のさらなる目的を達成するため、周辺装置および第1のメモリの間にDMAエンジンおよび第3のメモリを追加することができる。この第3のメモリはページメモリの形式をとることが可能なものであり、周辺装置から生ビデオ画像データを最初に受信すると、ページメモリのページサイズ情報を周辺装置から提供可能な最大ページサイズデータにセットし、そして適切な制御コードを受信した後に、セットしたページサイズデータを変更する。本発明におけるそのようなオペレーションにより、制御コードが周辺装置から提供される生ビデオ画像データに対して遅れる場合、制御コードが提供されるまで、生ビデオ画像データは消失することなく保存されることになる。
【0016】
この第3のメモリを利用する本発明の更なる利点は、第1のメモリに生ビデオ画像データを保存するオペレーションが、文書をスキャンして生ビデオ画像データを生成するオペレーションよりわずかに遅い場合であっても、第3のメモリがバッファを提供するということである。
【0017】
添付の図面と共に以下の詳細な説明を参照することによって本発明がより良く理解されることになることから、本発明のより完全な評価およびそれに付随する長所の多くを容易に得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しつつ本発明の好適な実施の形態について説明する。図1には本発明にかかるビデオ画像キャプチャおよび記憶システムの全体が示されている。なお、いくつかの図にわたって示される同様の参照符号は、同一または対応する構成要素を示している。
【0019】
図1に示すように、本発明のビデオ画像キャプチャおよび記憶システムは多機能周辺装置(MFP:multi-function peripheral unit)10を含んでおり、それは典型的に多機能ディジタル複写機の形式をとることが可能なものである。以下の開示を通して周辺装置10は多機能ディジタル複写機として記述される場合があるが、周辺装置10は他の類似したデバイスの形式をとることができることにもう一度留意すべきである。
【0020】
また、キャプチャコントローラ20は、二つの通信回線を介して周辺装置10に接続される。通信回線41はシリアル通信回線であり、周辺装置10からキャプチャコントローラ20に制御コードを転送するものである。通信回線41は典型的にRS232シリアル通信回線の形式をとる場合がある。一方、通信回線42は第2の通信回線であり、周辺装置10からキャプチャコントローラ20に生ビデオ画像データを提供するものである。この通信回線42は、典型的にコントロール信号およびクロック信号を持つパラレルデータラインの形式をとる場合がある。
【0021】
また、図1に示すように、キャプチャコントローラ20は文書画像管理サーバ(IMS:document image management server)30に接続されている。文書画像管理サーバ30はストレージサーバであって、典型的にビデオ画像データをビットマップデータとして保存するものである。文書画像管理サーバ30は、たとえば、パーソナルコンピュータまたはワークステーションによって数人のユーザが接続されるネットワーク(図示せず)に一般的に接続されるものである。そのような構成により、ネットワークに接続される数人の異なるユーザは文書画像管理サーバ30にアクセスすることができる。この状況において、ネットワークに接続されるユーザは、文書画像管理サーバ30に保存されているビデオ画像データを検索したり、閲覧したりすることができる。
【0022】
そのような本発明のシステムにおいて、いくつかの使用法を見いだすことができる。本発明にかかるシステムの一つの使用法は、コピーされた文書の完全な冗長性を保証することである。より詳細には、本発明における一つのオペレーションとして、周辺装置10によって作成されるあらゆるコピーを文書画像管理サーバ30に保存することにしても良い。これにより、あらゆる許可された者が全てのコピーされた文書を利用できることを保証する。
【0023】
これに対し、多機能ディジタル複写機周辺装置10でコピーされるいずれの文書が文書画像管理サーバ30に保存されるかについてユーザが決定できるように、本発明を実装することができる。この場合、ユーザは周辺装置10のオペレータであっても良いし、またはシステムコントローラであっても良い。この例において、コピージョブが開始されることになっている際に、ユーザはコピージョブでコピーされる文書が文書管理サーバ30に保存されることになっているか、または、文書管理サーバ30にファイルされることになっているかについて指示を与えることができる。
【0024】
この指示については様々な方法で与えることができる。すなわち、全体のシステムコントローラは、あるコピージョブを予め指定し、コピーされた文書のビデオ画像データが文書画像管理サーバ30に保存されるようにすることができ、また、タッチパッドを周辺装置10に取り付けることにより、周辺装置10が「ファイルモード」で動作し、それによってコピー文書のビデオ画像データをキャプチャコントローラ20に転送することになっているかユーザが指示することができ、さらに、周辺装置10にそれ自身の「ファイルモード設定」ボタンを設け、コピーされることになっている文書のビデオ画像データがキャプチャコントローラ20に転送されることになっているかどうかをユーザが指示することができる等である。
【0025】
「ファイルモード」は、コピージョブの文書のビデオ画像データが文書画像管理サーバ30に与えられることになっているということを示すものである。もちろん、本発明のシステムに、「ファイルモード非選択」指示が与えられていない限り、上述した方法または同等の方法のいずれかでコピーされる文書の全てのビデオ画像データを指定してキャプチャコントローラ20に転送されるようにするというようなデフォルトモードで動作させることも可能である。
【0026】
図2は、周辺装置10の詳細を示す図であって、特に周辺装置10が多機能ディジタル複写機として実装される場合を示すものである。図2に示すように、周辺装置10はスキャナ11,FAXコントローラ12およびプリンタコントローラ13を含んでいる。そのようなデバイスのオペレーションは良く知られたものである。また、周辺装置10は、画像データを印刷するためのプロッタ15を含んでいる。周辺装置10はまた、エンジンコントローラ14を含んでおり、エンジンコントローラ14はスキャナ11,FAXコントローラ12,プリンタコントローラ13およびプロッタ15の各々にさまざまな制御データを与える。
【0027】
このようなエンジンコントローラ14のオペレーションも良く知られたものである。また、エンジンコントローラ14は、通信回線41を介して制御データ、即ちコマンド/ステータスデータをキャプチャコントローラ20に提供すると共に、キャプチャコントローラ20からコマンド/ステータスデータを受信する。なお、通信回線41は、上述したように、典型的にRS232シリアル通信回線であっても良い。
【0028】
また、周辺装置10は、様々なスイッチ16,17および18を含んでいる。スイッチ18の出力は、通信回線42を介してキャプチャコントローラ20に生ビデオ画像データを提供する。前述したように、通信回線42は典型的に、コントロールおよびクロック信号を持つパラレルデータラインの形式をとるものであっても良い。
【0029】
スイッチ16,17および18は、スキャナ11,FAXコントローラ12,プリンタ13およびプロッタ15からの出力を制御する。それにより、これらのスイッチは周辺装置10のユニットを選択するためにセットされ、生ビデオ文書画像データをキャプチャコントローラ20に提供することができる。
【0030】
多機能周辺装置10が複写機として使用される場合、生ビデオ画像データを提供することについての一つの一般的な例は、スキャナ11から生ビデオ画像データを提供することである。上述したように、周辺装置10としての高速度多機能ディジタル複写機は、それが高速の走査速度で動作する場合に効率的に動作する。しかしながら、多機能ディジタル複写機10のスキャナ11がスキャンを行い、生ビデオ画像データを出力する速度と同一の高速度でキャプチャコントローラ20が生ビデオ画像データを処理することができない場合、スキャナ11の処理速度を遅くしなければならなくなる。その上、上述したように、このことは多機能ディジタル複写機10の高速動作という目的の達成を不可能にすると共に、生産性を落とすことになる。
【0031】
図3は、キャプチャコントローラ20の詳細を示す図である。図3に示すように、キャプチャコントローラ20はシリアルドライバ21を含んでおり、シリアルドライバ21は周辺装置10に接続された通信回線41に接続されている。このシリアルドライバ21は、周辺装置10とコマンド/ステータスデータをやり取りする。また、キャプチャコントローラ20は、文書画像管理サーバ30に接続されたイーサネットドライバ22を含んでおり、データを文書画像管理サーバ30とやり取りする。
【0032】
さらに、キャプチャコントローラ20はいくつかのコントロールプロセスを含んでおり、それらはジョブプロセス25,サーバコミュニケーションプロセス26(SCM),ビデオ画像キャプチャプロセス(CAP)27,画像圧縮およびTIFFフォーマット変換プロセス(TIF)28,ならびに画像ファイル転送プロセス(FTR)29である。これらのプロセス25〜29は実際上、キャプチャコントローラ20の制御プロセッサ200を構成する。
【0033】
また、キャプチャコントローラ20は、二つの異なるメモリ23および24を含んでいる。メモリ23は、ビデオデータ画像キャプチャプロセスCAP27からの生ビデオ画像データを保存し、その生ビデオ画像データを画像圧縮およびフォーマット変換プロセスTIF28に与えるものである。第2のメモリ24は、TIF28から圧縮およびフォーマット変換されたビデオ画像データを受け取り、そのデータを保存し、その後その圧縮ビデオ画像データを画像ファイル転送プロセスFTR29に与えるものである。
【0034】
また、図3に示すように、周辺装置10は通信回線42を介して生ビデオ画像データをビデオ画像キャプチャプロセスCAP27に与える。さらに、画像ファイル転送プロセスFTR29はイーサネットドライバ22に圧縮ビデオ画像データを与え、イーサネットドライバ22はその圧縮ビデオ画像データを文書画像管理サーバ30に与える。また、ジョブプロセス25は、他のプロセスSCM26,CAP27,TIF28およびFTR29全体を制御するメインプロセスである。また、JOBプロセス25は、シリアルドライバ21を介してコマンド/ステータスデータを周辺装置10とやり取りする。
【0035】
つぎに本発明の全体的なオペレーションについて説明し、そして図3に示した各プロセスで実行される制御オペレーションについて特に詳細に説明することにする。
【0036】
図1〜図3に示すキャプチャコントローラ20は、周辺装置10が生ビデオ画像データをビデオ画像キャプチャプロセスCAP27に与えるように動作する。また、制御データ、即ちコマンド/ステータスデータは、シリアル通信回線41を介して周辺装置10からシリアルドライバ21に提供される。
【0037】
前述したように、周辺装置10から提供される生ビデオ画像データの圧縮を直ちに開始するようなシステムにあっては、圧縮オペレーションが周辺装置で実行されるスキャニングオペレーションより時間のかかるオペレーションであるという点を欠点として有してしまうことになる。換言すれば、そのようなシステムにおいて、ビデオ画像キャプチャプロセスCAP27は、生ビデオ画像データを圧縮し、文書画像管理サーバ30に送信する速度より速い速度で周辺装置10から生ビデオ画像データを受け取ることになる。
【0038】
そのような状況を避けるため、本発明においては、生ビデオ画像データの全てが周辺装置10から供給されるまで、キャプチャコントローラ20は周辺装置10から受信した生ビデオ画像データの圧縮を実行しないことにしている。本発明において、ビデオ画像キャプチャプロセスCAP27は、周辺装置10から受信した生ビデオ画像データをメモリ23に最初に直ちに保存する。生ビデオ画像データの全てを周辺装置10から受信すると共に、メモリ23に保存した後にのみ、本発明のキャプチャコントローラ20が動作して生ビデオ画像データを圧縮し、続いて圧縮ビデオ画像データを文書画像管理サーバ30に転送する。
【0039】
これらの状況の下、メモリ23は、周辺装置10から供給される生ビデオ画像データが展開されるものであり、その情報量は大量であることから、多量のデータを保存することができるものである必要がある。したがって、メモリ23はハードディスクのような大容量メモリでなければならない。ハードディスクが高速度で多量のデータを保存することができると共に、現在は比較的安価なデバイスであるため、ハードディスクはメモリ23に十分適したものであるといえる。また、メモリ24が圧縮されたビデオ画像データを受信するものであるため、メモリ24はハードディスクであっても良いが、メモリ23より小さな容量を有するものであっても良い。
【0040】
本発明においては、全ての生ビデオ画像データがメモリ23に保存された後、画像圧縮およびTIFFフォーマット変換プロセスがTIFプロセス28によって実行され、そして、圧縮ビデオ画像データがメモリ24に保存される。そして、メモリ24に保存されている圧縮ビデオ画像データは、画像ファイル転送プロセスFTR29によってイーサネットドライバ22に転送され、続いてイーサネットドライバ22は圧縮ビデオ画像データを文書画像管理サーバ30に転送する。
【0041】
前述したように、画像圧縮およびフォーマット変換プロセスTIF28によって実行される生ビデオ画像データの圧縮オペレーションは比較的時間のかかるオペレーションである。そのため、以下のような状況が発生する場合がある。すなわち、第1のコピージョブが完了し、第1のコピージョブの生ビデオ画像データがメモリ23に保存された後であり、かつ、画像圧縮およびフォーマット変換プロセスTIF28が実行されている際に、第2のコピージョブの実行が周辺装置10によって開始されるという状況である。
【0042】
この状況においては、全てのリソースがビデオ画像キャプチャプロセスCAP27に割り当てられるように、画像圧縮およびフォーマット変換プロセスTIF28ならびに画像ファイル転送プロセスFTR29を両方とも停止させる。プロセスCAP27の実行時にそのようなプロセスTIF28およびFTR29を停止させることにより、周辺装置10のスキャニングオペレーションを再び高速度で実行することができる。なぜなら、第2のコピージョブの生ビデオ画像データの全てがメモリ23に保存されるまで、ビデオ画像キャプチャプロセスCAP27のみが実行されていることになるからである。
【0043】
そして、第2のコピージョブが完了し、それによる全ての生ビデオ画像データがメモリ23に保存された後、画像圧縮およびフォーマット変換プロセスTIF28ならびに画像ファイル転送プロセスFTR29をメモリ23に保存されている第1のジョブの生ビデオ画像データに対して再開させることができる。
【0044】
つぎに、キャプチャコントローラ20の制御プロセッサ200を構成する様々なプロセス25〜29によって実行される特定のオペレーションについて、さらに詳細に説明する。
【0045】
JOBプロセス25は、主に他のリソースプロセスの全て、即ちSCM26,CAP27,TIF28およびFTR29を制御すると共に、シリアルドライバ21を介して周辺装置10とコマンド/ステータス情報の通信を行うという役割を有している。
【0046】
JOBプロセス25は、サーバ通信プロセスSCM26を介して文書画像管理サーバ30からのコマンドを受信し、たとえば、ユーザID情報,パスワード,日付時間データ等のような情報を保存する。また、JOBプロセス25は、周辺装置10から「キャプチャジョブスタート(capture job start)」コマンドを受信する。その「キャプチャジョブスタート」コマンドは、「ファイルモード(file mode)」が指定されるコピージョブが開始されることを示すものである。
【0047】
そして、JOBプロセス25は、ジョブが「ファイルモード」で実行されることを示す「ジョブ−ID(job-ID)」ディレクトリを作成すると共に、他のあらゆる所望の関連する情報を作成し、ビデオ画像キャプチャプロセスCAP27に「ジョブスタート」メッセージを戻す。「ジョブスタート」メッセージは、ビデオ画像キャプチャプロセスCAP27に対し、ビデオ画像キャプチャジョブが開始されることを指示するものである。
【0048】
さらに、JOBプロセス25は、周辺装置10から「キャプチャページスタート(capture page start)」コマンドを受信する。そのコマンドは、ある文書の特定ページの生ビデオ画像データの生成、即ちスキャニングの開始を示すものである。また、JOBプロセス25は、必要に応じて「ページサイズ(page size)」および「ページ解像度(page resolution)」データを様々な他のプロセスに送信し、スキャンされているページの生ビデオデータの情報を通知する。
【0049】
ビデオ画像キャプチャプロセスCAP27は、周辺装置10においてスキャンされる文書の各ページ毎にビデオ画像データを処理し、そのデータを「ジョブ−ID」ディレクトリの下に保存する。そして、「ジョブ−ID」ディレクトリに生ビデオ画像データの各ページを保存した後、「ページエンド(page end)」メッセージをJOBプロセス25に送信する。コピージョブの完了後、JOBプロセス25は周辺装置10から「キャプチャジョブエンド(capture job end)」信号を受信し、「ジョブエンド(job end)」メッセージをビデオ画像キャプチャCAPプロセス27に送信する。
【0050】
そして、第2のコピージョブが実行されていないと仮定すると、JOBプロセス25は、生ビデオ画像データを圧縮ビデオ画像データに変換するTIFF変換を開始するため、「ジョブスタート」メッセージを画像圧縮およびフォーマット変換プロセスTIF28に送信する。
【0051】
TIFプロセス28は、キャプチャされた各生ビデオ画像をメモリ23から読み出し、キャプチャされた各生ビデオ画像を圧縮し、それによって圧縮TIF画像ファイルを保存する。圧縮およびフォーマット変換が各ページ毎に完了した後、TIFプロセス28は「ページエンド」シグナルをJOBプロセス25に送信する。そして、JOBプロセス25は、圧縮済みの生ビデオ画像データを「ジョブ−ID」ディレクトリから削除する。
【0052】
メモリ23に保存されたジョブの全ての生ビデオ画像データについてTIF変換が実行された後、「ジョブエンド」信号がTIFプロセス28から生成される。そして、第2のコピージョブが実行されていないと仮定すると、JOBプロセス25は「ジョブスタート」コマンドを送信してファイル転送プロセスFTR29を開始させ、圧縮ビデオ画像データの全てをメモリ24から文書画像管理サーバ30に送信する。
【0053】
FTRプロセス29が完了すると、JOBプロセス25はFTRプロセス29から「ジョブエンド」信号を受信する。そして、JOBプロセス25は転送された圧縮ビデオ画像データについての「ジョブ−ID」ディレクトリを削除する。
【0054】
各プロセスから「ページエンド」および「ジョブエンド」信号の全てを受信した後、JOBプロセス25は「容量通知(notify capacity)」コマンドをSCMプロセス26に送信し、メモリ23および24の容量に関する情報、たとえば、どのくらいのハードディスク容量がこれらのメモリにおいてさらに利用可能であるかを提供する。
【0055】
サーバ通信プロセスSCM26は、イーサネットドライバ22を介して文書画像管理サーバ30に対する初期設定および接続を提供するものであって、文書画像管理サーバ30からコマンドを受信し、メッセージとしてそのようなコマンドをJOBプロセス25に転送し、さらにJOBプロセス25からのメッセージを受信し、IMSコマンドとしてそのメッセージを文書画像管理サーバ30に送信する。
【0056】
画像キャプチャプロセスCAP27は、JOBプロセス25から「ジョブスタート」コマンドを受信し、それに応じて生ビデオ画像キャプチャオペレーションのセットアップを行い、確認(confirmation)「ジョブスタート」メッセージをJOBプロセス25に送信し、CAP27がビデオ画像キャプチャを開始したことを示し、または、ビデオ画像キャプチャプロセスCAP27にエラーが発生した場合や周辺装置10から生ビデオ画像データをキャプチャすることができない場合に「例外(exception)」メッセージを送信する。
【0057】
また、ビデオ画像データが、画像キャプチャプロセスCAP27にソフトウェア割込みとして受信されるようにしても良い。その場合、画像キャプチャプロセスCAP27は「ページスタート」メッセージをJOBプロセス25に送信し、生ビデオ画像データをメモリ23にキャプチャする。そして、生ビデオ画像データの各ページがメモリ23に保存された後、「ページエンド」メッセージをJOBプロセス25に送信する。
【0058】
また、画像キャプチャプロセスCAP27は、JOBプロセス25から「ジョブエンド」制御コマンドを受信し、メモリ23に保存された総ページ数の通知と共に「ジョブエンド」確認信号をJOBプロセス25に送信する。
【0059】
画像圧縮およびフォーマット変換プロセスTIF28は、メモリ23の「ジョブ−ID」ディレクトリから生のビットマップビデオ画像データを読み出し、生のビットマップ画像データを、たとえば、MMRオペレーションで圧縮し、そして「ジョブ−ID」ディレクトリの下にTIFF画像ファイルを保存する。MMR圧縮オペレーションは、「modified modified read(MMR)」圧縮オペレーションであって、それはG4ファクシミリ用のCCITT規格の圧縮方法であり、TIFプロセス28によって実行可能な圧縮オペレーションの一例である。
【0060】
さらに、TIFプロセス28はタグ画像ファイルフォーマット(TIFF)でデータファイルを生成することができるものであって、そのフォーマットはアドビ(adobe)による標準画像フォーマットである。また、変換が問題なく実行された後、TIFプロセス28はソースである生ビデオ画像ファイルを削除する。そして、全ての生ビデオ画像ファイルが圧縮された後、TIFプロセス28は、「ジョブ−ID」ディレクトリの下の文書記述ファイルを、生ビデオ画像データが圧縮されたことを示すXMLファイルに変換する。
【0061】
ファイル転送プロセスFTR29は、たとえば、FTPプロトコルで文書画像管理サーバ30に接続し、指定されたユーザ名ログインやパスワード等でログインすることができる。FTPプロトコルは使用可能なプロトコルの例であり、そのプロトコルはインターネットにおけるファイル転送用として普及しているプロトコルである。FTP(file transfer protocol:ファイル転送プロトコル)は、RFC959(RFCはコメント用リクエストを表す)として定義され、大部分のUnixマシン,NetwareおよびNTサーバは、そのようなプロトコルをファイル転送のためにサポートしている。
【0062】
また、ファイル転送プロセスFTR29はスプーラーディレクトリに移動することができ、名前,日付,時間等で適切なディレクトリを作成でき、そして作成したディレクトリに移動することができる。また、イーサネットドライバ22を介してファイルを文書画像管理サーバ30に転送することを開始すると、ファイル転送プロセスFTR25は「ジョブスタート」メッセージをJOBプロセス25に送信する。全てのファイルが転送された後、ファイル転送プロセスFTR29は「ジョブエンド」信号をJOBプロセス25に送信する。そして、JOBプロセス25はこの「ジョブエンド」信号に応じて「ジョブ−ID」ディレクトリおよびその内容を削除する。
【0063】
図4〜図8は、図3に示した制御プロセッサ200を構成する様々なプロセス25〜29のオペレーション間におけるデータの特定の流れを示すものである。
【0064】
図4は、キャプチャコントローラ20に最初に電源が投入された際に実行されるブートアップオペレーションを特に示している。
【0065】
図4に示すように、初期のオペレーションにおいてJOBプロセス25は、アプリケーション登録信号(application registration signal)を多機能周辺装置(MFP)10に送信し、キャプチャコントローラ20が認識された外部デバイスであることを示すと共に、多機能ディジタル複写機が周辺装置10として準備ができているか判定する。ブートアップにおいてJOBプロセス25は、さらに「スタートアッププロセス(start-up process)」信号をプロセスSCM26,CAP27,TIF28およびFTR29の各々に送信する。
【0066】
これらの「スタートアッププロセス」信号は、これらのプロセス26〜29が初期化されなければならないことを示すものである。そして、SCM26は「IMSに接続(connect to IMS)」信号に示すように、イーサネットドライバ22を介して文書画像管理サーバIMS30に接続し、適切に接続された場合にIMS30が「SCMに接続(connect to SCM)」信号をSCM26に戻す。そして、SCM26およびIMS30は、「リクエスト/受信ステータス(request/receive)」信号として示すようにステータス情報を交換する。そして、SCM26は、「パラメータ送信(send parameters)」信号として示すように、受信したステータスデータをJOBプロセス25に送信する。
【0067】
さらに、ジョブの実行中にキャプチャコントローラ20がオフにされた場合に、「停止ジョブ情報のリストア(restore stopped job info)」オペレーションを実行することができる。キャプチャコントローラ20がジョブの実行中にオフにされない場合、リストアされるジョブは存在しない。
【0068】
図5は、キャプチャコントローラ20において実行される生ビデオ画像データのキャプチャオペレーションを示す図である。
【0069】
図5に示すように、最初に「ファイルモード(file mode)」が選択されたか否かが判定されなければならない。前述したように、本発明における一つのオペレーションは、ユーザまたはオペレータがコピーされる文書の画像データを文書画像管理サーバ30に保存するか否かを決定することができるということである。前述したように、いくつかの方法でこの決定を行うことができる。
【0070】
このように、図5に示すように「ファイルモード」が選択されたかどうかが最初に判定されなければならず、それによってキャプチャされたビデオ画像データが文書画像管理システム30に転送されることになっているかを判定しなければならない。キャプチャコントローラ20がMFP10からの全ての文書の全てのビデオ画像をキャプチャするようにプログラムされている場合、「ファイルモード」が選択されているか否かを判定する必要はない。
【0071】
そして、「スタートキャプチャ(start capture)」ルーチンは、MFP10が「キャプチャジョブスタート(capture job start)」信号をJOBプロセス25に送信することで実行される。その後、JOBプロセス25は、「リクエストステータス(request status)」信号として示すようにSCM26を介してIMS30のステータスをリクエストし、IMS26はリクエストされた情報、「ユーザ情報等の送信(send user information etc.)」および「パラメータの送信(send parameters)」をSCM26を介してJOBプロセス25に送信する。
【0072】
TIFプロセス28およびFTRプロセス29のいずれか一方がこのとき現に実行されているような場合、これらのプロセスは、JOBプロセス25から出力される「存在する場合、カレントジョブを停止(stop current job, if exists)」コマンドで停止させられる。前述したように、本発明の一つの特徴として、CAP27において生ビデオ画像データがキャプチャされることになっている場合、ビデオ画像データが高速度でキャプチャされるように他の全てのプロセスを終了させ、多機能周辺装置10の走査速度の低下を防止することにしている。
【0073】
そして、JOBプロセス25は、「ジョブスタート(job start)」信号をCAPプロセス27に送信し、それにより、周辺装置10から生ビデオ画像データをキャプチャするためにキャプチャオペレーションをセットアップする。CAPプロセス27は、それからJOBプロセス25に確認(confirmation)「ジョブスタート」信号を返す。
【0074】
図5における、つぎのオペレーションは、生ビデオ画像データのページを実際にキャプチャするオペレーション、即ち、「キャプチャページ画像(capture page image)」オペレーションである。図5に示すように、MFP10はCAPプロセス27に生ビデオ画像データの最初のページ、即ち「ページイメージビデオ(page image video)」信号を送信し、CAPプロセス27は「ページスタート(page start)」信号をJOBプロセス25に送信する。これらのオペレーションは、CAPプロセス27が最初のページの生ビデオ画像データをキャプチャしたことを示している。
【0075】
また、MFP10は、シリアル通信回線41を介して「キャプチャページスタート(capture page start)」データを送信し、生ビデオ画像データの送信ページのパラメータを知らせる。応答において、JOBプロセス25は、CAPプロセス27にページサイズ,ページ解像度等をセットアップする。これらのオペレーションは、「ディスクにセーブ(save to disk)」ボックスとして示すように、文書の第1のページについての生ビデオ画像データをメモリ23に保存するものである。
【0076】
そして、CAPプロセス27は「ページエンド(page end)」信号をJOBプロセス25に送信し、最初のページの生ビデオ画像データがメモリ23に保存されたことを知らせる。つぎに、JOBプロセス25は「容量通知(notify capacity)」信号をSCM26に送信し、メモリ23の空きスペース量、即ち、利用可能なハードディスク容量を知らせる。それから、SCMプロセス26は「『buf』コマンド送信("send 'buf' command")」をIMS30に送信し、キャプチャコントローラ20中のメモリ23の容量をIMS30に知らせる。
【0077】
図5において、「キャプチャページ画像」オペレーションのプロセスは、MFP10で各ページがコピーされる毎に繰り返し実行される。最後のページのジョブに到達すると、「エンドキャプチャ(end capture)」オペレーションが実行される。そこでは、MFP10が最初に「キャプチャジョブエンド(capture job end)」信号をJOBプロセス25に送信し、JOBプロセス25は「ジョブエンド(job end)」信号をCAPプロセス27に送信する。
【0078】
そして、CAPプロセス27は、JOBプロセス25に確認「ジョブエンド」信号を返す。そして、JOBプロセス25は「容量通知」信号をSCMプロセス26に再び送信し、SCMプロセスは「『buf』コマンド送信」を再びIMS30に送信して、キャプチャコントローラ20中のメモリ23の残存容量をIMS30に再び知らせる。
【0079】
さらに、「エンドキャプチャ」オペレーションの間において、停止される前にTIF28またはFTR29によって何らかのプロセスが実行されていた場合、これらのプロセスはJOBプロセス25からの「存在する場合、停止ジョブの再起動(restart stopped job, if exists)」コマンドで再開される。
【0080】
図6は、生ビデオ画像データを圧縮し、続いて圧縮ビデオ画像データを転送するために実行されるオペレーションを示す図である。
【0081】
図6は、最初に「TIFF変換」プロセスを示しており、メモリ23にキャプチャされ、保存された生ビデオ画像データを圧縮すると共に、フォーマットする。
【0082】
図6に示すように、「TIFF変換」の最初のオペレーションにおいて、JOBプロセス25は「ジョブスタート,ジョブID=X,ページ=n(job start job ID = X, pages = n)」信号をTIFプロセス28に送信し、ジョブにおいてジョブIDはXおよびページ数はnであることを知らせる。そして、TIFプロセス28は、ジョブを受け入れることができることを知らせる「ジョブスタート(job start)」信号を返し、または、ある種のエラーを有することを知らせる「例外(exception)」信号を返す。
【0083】
つぎに、TIFプロセス28は「ページスタート,ジョブID=X,ページ=1(page start job ID = X, page = 1)」信号を送信し、現在ID=Xのジョブのページ1を変換していることを知らせる。すなわち、ジョブID=Xの第1ページの生ビデオ画像データが圧縮およびフォーマット変換されていることを知らせる。TIFプロセス28が最初のページについて圧縮およびフォーマット変換を完了すると、ジョブID=Xおよびページ1についての「ページエンド,ジョブID=X,ページ=1(page end job ID = X, page = 1)」信号がTIFプロセス28からJOBプロセス25に送信される。このとき、生ビデオ画像データ(圧縮およびファイルフォーマットされる対象となったもの)は、「生画像ファイルの削除(delete raw image file)」ボックスとして示されるようにJOBプロセス25によってメモリ23から削除される。
【0084】
そして、上述したように、JOBプロセス25は「容量通知」を再び送信し、SCMプロセス26は「『buf』コマンド送信」を同様に送信する。これらのプロセスは、メモリ23に保存されているジョブID=Xの生ビデオ画像データの各ページ毎に実行される。ジョブID=Xの最後のページが圧縮およびフォーマット変換されると、「ジョブエンド,ジョブID=X(job end, job ID = X)」信号がTIFプロセス28からJOBプロセス25に送信される。これにより、「TIFF変換」オペレーションが完了する。
【0085】
つぎに、「ファイル転送(file transfer)」オペレーションが、図6の下の部分で示されるように実行される。
【0086】
図6に示す「ファイル転送」オペレーションにおいて、最初にJOBプロセス25はFTRプロセス29に対してnページのID=Xのジョブについての「ジョブスタート,ジョブID=X,ページ=n(job start job ID = X, pages = n)」コマンドを送信し、FTRプロセス29が現在メモリ24に保存されているnページのジョブID=Xの圧縮ビデオ画像データの転送を開始することになっていることを知らせる。
【0087】
そして、FTR29は「接続およびディレクトリ作成(connect and create directory)」信号をIMS30に送信し、圧縮ビデオ画像データがどのディレクトリに保存されることになっているかを知らせる。このディレクトリは、希望により様々なパラメータに基づくものとすることができる。たとえば、パラメータは、コピーコマンドを実行したユーザのユーザID,コピーを作成した多機能ディジタル複写機10を示すマシンID,コピーオペレーションの時間に関する時間情報等である。圧縮ビデオ画像データがIMS30に送信されると、圧縮ビデオ画像データを簡単に探し出し、読み出すことができるような方法で保存することができるようにディレクトリが作成される。
【0088】
そして、FTRプロセス29は、それが稼動中でかつファイル転送を始めた場合、JOBプロセス25に「ジョブスタート」指示を返し、または、エラーが起きた場合、「例外」指示を返す。つぎに、FTRプロセス29は「ページスタート,ジョブID=X,ページ=1」信号をJOBプロセス25に送信し、ジョブID=Xのページ1の圧縮ビデオ画像データの転送を始めていることを知らせ、そして、FTRプロセス29はFTPファイルのようなデータをIMS30に転送する。
【0089】
ページ1のFTPファイルの転送が完了すると、FTRプロセス29は「ページエンド,ジョブID=X,ページ1」指示をJOBプロセス25に送信する。これらのプロセスはID=Xのジョブの各ページ毎に実行され、最後のページがFTR29からIMS30に転送された場合、「ジョブエンド,ジョブID=X」信号がFTRプロセス29からJOBプロセス25に送信される。この際、ジョブID=XのディレクトリおよびファイルがJOBプロセス25によって削除される。そして、上述したように、JOBプロセス25は「容量通知」コマンドを再び送信し、SCMプロセス26は「『buf』コマンド送信」信号を送信する。
【0090】
図6のオペレーションで注意すべきことの一つに、ジョブのデータの全てが圧縮され、メモリ24に保存されるまで「ファイル転送」オペレーションはそのジョブについて実行されないということがある。すなわち、図6に示す本発明のオペレーションにおいて、「TIFF変換」オペレーションおよび「ファイル転送」オペレーションは、たった一つの既存のジョブとの間でも平行して実行されることはない。
【0091】
図6に示す例において、FTR29からIMS30にジョブID=Xの圧縮ビデオ画像データのいずれかを転送する前に、ジョブID=Xは完全に圧縮ビデオ画像データに変換されなければならない。連続的にそのようなジョブを実行することにより、オペレーションの簡潔さやファイルの統合性を保証する。しかし、必要に応じて「TIFF変換」および「ファイル転送」オペレーションを平行して実行することも可能である点に留意すべきである。
【0092】
しかし、FTRプロセス29は以前のジョブに対して実行されるが、TIFプロセス28はカレントジョブに対して実行されるという点に留意すべきである。より詳しくは、ジョブID=Xについてのページデータの全てが第2のメモリ24に提供された場合、FTRプロセス29はキャプチャコントローラ20において実行されている他のプロセスと平行して、そのような圧縮ビデオ画像データをIMS30に転送することができる。
【0093】
たとえば、TIFプロセス28がジョブID=×+1の生ビデオ画像データを圧縮し、変換している間、FTRプロセス29はジョブID=Xの圧縮ビデオ画像データを転送することができる。もちろん、前述したようにCAP27がさらなるジョブID=X+2について実行している場合、これらのプロセスTIF28およびFTR29の各々は停止されることになる。
【0094】
さらに、TIFプロセス28およびFTRプロセス29がシリアルに実行されている前述した実施の形態においては、ジョブID=×+1についてメモリ23に保存されている生ビデオ画像データの全てがTIFプロセス28によって圧縮されるまで、ジョブID=X+1についてのFTRプロセス29が実行されることはない。
【0095】
図7は、一つのコピージョブが実行されている場合に起こる割り込みコピーモードのオペレーションを示し、第1のコピージョブが完了する前に、FAXジョブ,印刷ジョブまたは他のコピージョブのような、MFP10で実行されることになる高い優先順位を持つ第2のジョブの実行が開始されることを示している。図7において示されるオペレーションは、前述したものと同様のオペレーションに続くが、ノーマルコピーモードから割込みモードに多機能ディジタル複写機10上の表示画面を変更する追加のオペレーションを提供するものであり、割り込みコピージョブが実行される場合に割り込まれたコピージョブのジョブ情報を保存し、割り込みコピージョブの完了後、割り込まれたコピージョブに復帰する。
【0096】
より詳しくは、図7は、ジョブID=Xについて図5に示したものと同様な「ノーマルコピーモード(normal copy mode)」における初期オペレーションを示している。そして、割り込みが起こり、MFP10の表示画面は割り込みコピーモードに変更される。この場合、図7において「ジョブ情報の保存(save job info)」ボックスとして示すように、割り込まれたコピージョブのジョブ情報が保存される。
【0097】
つぎに、「割り込みコピーモード(interrupt copy mode)」が実行され、「ノーマルコピーモード」と同じオペレーションが図7においてジョブX+1として示す割り込みコピージョブに対して実行される。この割り込みコピージョブID=×+1が完了すると、図7において「ジョブ情報のリストア(restore job info)」ボックスとして示されているように、割り込まれたコピージョブID=Xのジョブ情報がリストアされる。そして、オリジナルのジョブID=Xについての「ノーマルコピーモード」の実行が続けられる。
【0098】
図7でのオペレーションは、高い優先順位を持つジョブ、たとえば、FAXもしくは印刷ジョブまたは別のコピージョブが低い優先順位のコピージョブに割り込むという状況において制御を提供する。
【0099】
図7に示すオペレーションにおいて、たとえば、ジョブID=Xのジョブは合計5ページ分有しており、4ページ目の生ビデオ画像データがキャプチャされた後に割り込みされたものとする。一方、ジョブID=×+1を有する割り込みジョブは3ページ分有するものとする。図7に示すように、本発明のこのオペレーションにおいては、ジョブID=Xの生ビデオ画像データの最初の4ページまでキャプチャされ、そして割り込みが行われ、表示画面は割り込みコピーモードに変更され、そして3ページの割り込みコピージョブID=X+1が実行され、リストアオペレーションが実行されてジョブID=Xに復帰し、それからジョブID=Xの5ページ目がキャプチャされる。
【0100】
図8は、シャットダウンモードにおいてキャプチャコントローラ20で実行されるオペレーションを示しており、たとえば、キャプチャコントローラ20がオフにされた場合のオペレーションである。
【0101】
図8に示すように、JOBプロセス25は最初に「コントローラはシャットダウンして通信をクローズ(controller will shutdown, communication close)」コマンドをIMS30に送信し、キャプチャコントローラ20およびIMS30の間の接続を解除する。そして、「シャットダウン(shutdown)」コマンドがプロセスSCM26,CAP27,TIF28およびFTR29の各々に送信される。そして、これらのプロセスの各々は、それらがシャットダウンされたことを確認する「シャットダウン(shutdown)」確認信号を戻す。
【0102】
しかし、CAPプロセス27がアクティブな場合、「ジョブアボート(job abort)」コマンドがCAPプロセス27に送信され、確認「ジョブアボート(job abort)」がCAPプロセス27からJOBプロセス25に戻され、ディレクトリ中のデータが削除される。そして、「シャットダウン(shutdown)」および確認「シャットダウン(shutdown)」コマンドがJOBプロセス25およびCAPプロセス27間で交換される。
【0103】
すなわち、このオペレーションにおいて、コピーオペレーションが実行され、生ビデオ画像データがCAPプロセス27によってキャプチャされ始めた場合であって、ジョブの完了前に、即ちジョブの文書の全てのページがキャプチャされる前にシャットダウンされた場合、ジョブがアボートされると共に、予めキャプチャされた生ビデオ画像データのどれも保存されない。このオペレーションによってファイルの統合性が保証される。
【0104】
換言すれば、このオペレーションにおいて、コピージョブが10ページを有するものとし、このコピージョブにおける5ページ分のみの生ビデオ画像データがキャプチャされ、そしてメモリ23に保存された後に、キャプチャコントローラ20がオフにされた場合、これら最初の5ページの生ビデオ画像データはメモリ23から削除される。
【0105】
図8におけるつぎのオペレーションは、TIFプロセス28がアクティブな場合のオペレーションを示すものあり、この場合、JOBプロセス25およびTIFプロセス28間で「ジョブストップ(job stop)」コマンドを交換した後に、「停止ジョブ情報を保存(save stopped job info)」ボックスとして示されているように、停止されたジョブのジョブ情報が保存される。この状況においては、データは既に第2のメモリ24に保存され、残りのデータは第1のメモリ23に存在しているため、オペレーションをアボートしないようにしてカレントジョブのデータを保存できるようにする。そして、キャプチャコントローラ20がリブートされる場合、図4において「停止ジョブ情報のリストア」ボックスとして示されるようにプロセスがリストアされる。
【0106】
同様に、「ジョブストップ(job stop)」コマンドがJOBプロセス25から発行されるときにFTRプロセス29が実行されている場合、カレントステータスおよびカレントデータが保存される。そして、FTRプロセス29は、キャプチャコントローラ20のリブートに応じてリストアされ、再実行される。
【0107】
前述したように、また図1および図3に示したように、周辺装置10はシリアル通信回線41を介してキャプチャコントローラ20と制御信号、即ち「コマンド/ステータス(command/status)」信号をやり取りし、通信回線42を介してビデオデータをキャプチャコントローラ20に送信する。前述したように、このシリアル回線41をRS232回線とし、回線42をパラレルデータ回線としても良い。このシリアル通信回線41は、シリアルドライバ21を介して周辺装置10およびJOBプロセス25間でステータスおよびコマンドデータを交換するために用意されたものである。コマンド/ステータスデータは、通信回線42を介して送信されるビデオデータのページサイズに関する情報を含んでいる。
【0108】
しかし、図3のシステムにおいて、コマンド/ステータス情報の前に、通信回線42を介して提供されるビデオデータがCAPプロセス27に与えられると、問題が生じる場合がある。より詳細には、シリアルドライバ21を介して周辺装置10からJOBプロセス25に提供される、通信されるビデオデータのページサイズを示す情報の前に、ビデオデータがCAPプロセス27に与えられると問題が生じる場合がある。
【0109】
既に詳細に説明したように、本発明の目的の一つは、周辺装置10のスキャンオペレーションを遅らせる必要をなくすことができるように、通信回線42においてビデオデータの高速転送を保証することである。この目的を達成するために、CAPプロセス27は周辺装置10から提供される生ビデオ画像データをメモリ23にすばやく保存する。しかし、シリアル通信回線41上に周辺装置10から送信され、JOBプロセス25で処理されるコマンド/ステータス情報より前に、生ビデオ画像データを通信回線42上に送出することができる。この場合、JOBプロセス25がコマンド/ステータスを受信し、処理する前に送信された生ビデオ画像データは消失される可能性がある。なぜなら、JOBプロセス25が、メモリ23中の受信生ビデオ画像データについてのページサイズデータを適切にセットアップしていないからである。
【0110】
さらに、前述したように、本発明において、生ビデオ画像データが通信回線42を通じて周辺装置10からCAPプロセス27に通信される場合、CAPプロセス27以外の全てのプロセスが停止させられる。このオペレーションは、生ビデオ画像データが生成される高速度、たとえば、周辺装置10において文書がスキャンされる高速度と一致する高速度で生ビデオ画像データをメモリ23に保存することができるように実行される。この状況にさえおいて、CAPプロセス27における生ビデオ画像データをキャプチャし、キャプチャした生ビデオ画像データをメモリ23に保存するプロセスが、周辺装置における生ビデオ画像データの生成オペレーションより遅くなるという問題が生じる場合がある。
【0111】
これら2つの状況に取り組むため、図9に示すような本発明にかかるキャプチャコントローラ20の変形例を実現することができる。
【0112】
より詳細に、図9は本発明にかかる変更キャプチャコントローラ201を示しており、キャプチャコントローラ20に代えて図1の制御システムに挿入することが可能なものである。図9のキャプチャコントローラ201が周辺装置10およびCAPプロセス27間の通信回線42上に接続されるDMAエンジンおよびページメモリ50をさらに含んでいることを除き、図9のキャプチャコントローラ201は図3のキャプチャコントローラ20と同一である。
【0113】
このDMAエンジンおよびページメモリ50は、周辺装置10からの生ビデオ画像データを受信し、受信した生ビデオ画像データをCAPプロセス27に転送する。そして、CAPプロセス27は、キャプチャコントローラ20に関して前述した同一の方法および同一のオペレーションでキャプチャした生ビデオ画像データを処理する。さらに、DMAエンジンおよびページメモリ50は、CAPプロセス27を介したJOBプロセス25の制御の下で動作するものであり、従ってCAPプロセス27から信号を受信する。
【0114】
図9に示すキャプチャコントローラ201は、DMAエンジンおよびページメモリ50のオペレーションを除いて、図3に示したキャプチャコントローラ20と同様の動作を行う。したがって、図9のキャプチャコントローラ201のオペレーションに関する重複した説明については省略し、DMAエンジンおよびページメモリ50で実行される追加のオペレーションのみについて説明する。
【0115】
DMAエンジンおよびページメモリ50は、生ビデオ画像データのDMA(ダイレクトメモリアクセス)ストレージをページメモリに実現するように機能する。ページメモリは、典型的に、最大ページサイズおよび構成に対して約3ページ分の生ビデオ画像データに相当する32メガバイトの容量を有している。
【0116】
DMAエンジンおよびページメモリ50は、本質的に、通信回線42を介して周辺装置10から提供された生ビデオ画像データ用の第1のバッファとして機能する。ページメモリを使用して数ページ、たとえば、最大ページサイズおよび構成に対して3ページ分のバッファリングを行うことにより、周辺装置10によって生ビデオ画像データが生成されるレート、たとえば、周辺装置10のスキャナ11の走査速度よりCAPプロセス27をわずかに遅くすることが可能になるという利点を直ちに得ることができる。
【0117】
しかし、単にバッファを提供することは、制御信号を伴う前、特にシリアル通信回線41に出力される周辺装置10から生成される生ビデオデータのページサイズを示すページサイズ信号の前に、生ビデオ画像データが周辺装置10から提供されるという状況に対処するというものではない。
【0118】
この状況に対処するため、CAPプロセス27は、DMAエンジンおよびページメモリ50のページメモリを最初に制御し、最大ページサイズにセットする。これにより、シリアルドライバ21を介し、JOBプロセス25に対してシリアル通信回線41上に送信されたページサイズデータに対して生ビデオ画像データが先行する場合であっても、周辺装置10から通信回線42上に出力された生ビデオ画像データ出力が最初に消失することはないということを保証する。
【0119】
そして、JOBプロセス25がシリアルドライバ21を介して周辺装置10からJOBプロセス25に通信されるコマンド/ステータスデータ内でページサイズデータを受信する場合、DMAエンジンおよびページメモリ50内のページメモリに保存されている生ビデオ画像データのページサイズはリセットされる。適当なページ設定情報がCAPプロセス17を介してJOBプロセス25からDMAエンジンおよびページメモリ50に提供されるまで、DMAエンジンおよびページメモリ50に保存されている生ビデオ画像データは、DMAエンジンおよびページメモリ50から転送されることはない。
【0120】
さらに、DMAエンジンおよびページメモリ50の生ビデオ画像データ出力については、CAPプロセス27に提供される前に、キャプチャコントローラ20のマザーボード上に含まれるDRAMまたは類似のメモリ(図示せず)に一時的に保存しておくことが可能である。
【0121】
図10および図11は、図9のキャプチャコントローラ201において実行される制御プロセスを示すものであり、このようなオペレーションを実行する。
【0122】
最初に図10に示すように、ジョブスタートの後、ステップS100において最大ページメモリがDMAエンジンおよびページメモリ50に割り当てられ、そして、DMAオペレーションがDMAエンジンおよびページメモリ50において始動される。このオペレーションは、CAPプロセス27を介し、JOBプロセス25によって制御される。
【0123】
そして、オペレーションはステップS105に進み、スキャンオペレーションが周辺装置10においてスタートしたか否かが判定される。スキャンオペレーションがスタートした場合、即ち、ステップS105においてYESの場合、ステップS110において、最初のページに対する生ビデオ画像データが周辺装置10からDMAエンジンおよびページメモリ50にDMAプロセスによって転送される。この生ビデオ画像データは、このとき、割り当てられた最大ページサイズで保存される。
【0124】
そして、オペレーションはステップS115に進み、ページサイズ情報がJOBプロセス25で受信されたか否か判定される。前述したように、ページサイズ情報は、シリアルドライバ21を介して周辺装置10からJOBプロセス25に提供されるコマンド/ステータス情報に含められている。ページサイズ情報が受信された場合、即ち、ステップS115においてYESの場合、ステップS120において、DMAエンジンおよびページメモリ50に保存されている画像の長さが、必要に応じて、受信したページサイズ情報に基づいて調節される。このオペレーションも、CAPプロセス27を介してJOBプロセス25によって実行される。
【0125】
ページサイズ情報が受信されなかった場合、即ち、ステップS115においてNOの場合、ステップS120はスキップされ、オペレーションはステップS125に進み、最初のページの生ビデオ画像データの転送が完了したか否かが判定される。最初のページの生ビデオ画像データの転送が完了していない場合、即ち、ステップS125においてNOの場合、オペレーションはステップS110に復帰し、ステップS110〜ステップS125が繰り返される。最初のページの生ビデオ画像データの転送が完了した場合、即ち、ステップS125においてYESの場合、オペレーションはステップS130に進み、最初のページのDMAオペレーションが停止される。
【0126】
そして、オペレーションはステップS135に進み、ジョブエンド信号が受信されたか否か判定される。ジョブエンド信号がステップS135において受信され、生ビデオ画像データの最後のページが提供されたことを示している場合、オペレーションはステップS140で停止する。ジョブエンド信号がステップS135において受信されていない場合、即ち、ステップS135においてNOの場合、オペレーションはステップS100に復帰し、生ビデオ画像データの次ページの処理を続行する。ジョブが終わるまで、即ち、ステップS135においてYESとなるまで、ステップS100からステップS135で実行されるオペレーションは生ビデオ画像データの次ページ、またその次のページ毎に繰り返される。
【0127】
さらに、図11に示すオペレーションも、図10に示したオペレーションと平行して常に実行されている。図11のオペレーションは本質的に「バックグラウンドループ」オペレーションであって、DMAエンジンおよびページメモリ50のページメモリからCAPプロセス27にデータを連続的に転送するために動作するものである。転送はDRAMのような一時記憶を介して実行可能であり、その結果、そのようなデータをメモリ23に保存することができる。図11において示される「バックグラウンドループ」オペレーションは、以下のように、図10のオペレーションが待ち状態または機能していないようなときに実行される。
【0128】
最初のステップS150において、生ビデオ画像データの完全なページがDMAエンジンおよびページメモリ50のページメモリに保存されたかどうか判定される。生ビデオ画像データの完全なページがページメモリに保存されたと判定されるまで、オペレーションがつぎのステップS155に進むことはない。すなわち、ステップS150の結果がYESとなるまで、オペレーションはステップS155に進まない。生ビデオ画像データの完全なページがステップS150においてDMAエンジンおよびページメモリ50のページメモリに保存されたと判定された場合、即ち、ステップS150においてYESの場合、オペレーションはステップS155に進み、ページメモリに保存されている生ビデオ画像データが読み出され、そして一時記憶、たとえば、DRAMに移される。
【0129】
すなわち、ステップS155において、完全なページについてDMAエンジンおよびページメモリ50のページメモリに保存されている生ビデオ画像データは、一時的なバッファ、たとえば、DRAMに移される。オペレーションはステップS160に進み、保存されたページに対するDMAエンジンおよびページメモリ50のページメモリをリリースすることができる。その結果、このページメモリ空間がつぎのページのデータを保存するために利用可能となる。
【0130】
そして、オペレーションはステップS165に進む。ステップS165において、一時的なバッファ、たとえば、DRAMに一時的に保存されている生ビデオ画像データはCAPプロセス27のオペレーションによってメモリ23に書き込まれる。
【0131】
前述したこれらのオペレーションの結果、図9において示されるキャプチャコントローラ201が図10および図11で示すように機能することにより、バッファを設けるさらなる利点を以下の場合において提供することができる。すなわち、キャプチャする生ビデオ画像データを生成する周辺装置10のオペレーションよりCAPプロセス27がわずかに遅い場合である。さらに、図9に示したキャプチャコントローラ201も、つぎのような状況に対処することができる。すなわち、シリアル通信回線41上に出力され、生ビデオ画像データを伴うコマンド/ステータスデータが、通信回線42上に生ビデオ画像データを出力することに対して遅延して出力されるという状況である。
【0132】
この発明においては、前述したように、周辺装置10は多機能ディジタル複写機であることを前提としたが、周辺装置10は他の形態をとることも可能なものである。さらに、前記説明は、文書の生ビデオ画像データを提供するために文書をスキャンする周辺装置10におけるオペレーションに集中した。しかし、生ビデオ画像データは、そのFAXコントローラ12またはプリンタコントローラ13を介して周辺装置10から提供することも可能なものである。この場合、前述したようにして同一のオペレーションを実行することが可能である。
【0133】
さらに、前記説明は、キャプチャコントローラ20,201が周辺装置10および文書画像管理サーバ30間に構成されるようなものであることを前提にしたものであった。しかし、キャプチャコントローラ20,201が周辺装置10および文書画像管理サーバ30間に構成されるスタンドアロンユニットでなければならないわけではないことは、明らかにしておくべきことである。すなわち、キャプチャコントローラ20,201を周辺装置10や文書画像管理サーバ30に統合させることもできる。
【0134】
また、この発明は、コンピュータ技術の当業者にとって明らかなように、本明細書の教示に従ってプログラムされた従来の汎用デジタルコンピュータまたはマイクロプロセッサを使用することによって容易に実現することができる。適切なソフトウェアコーディングは、ソフトウェア技術の当業者にとって明らかなように、本開示の教示に基づいて、熟練したプログラマが容易に準備することが可能なものある。また、本発明は、その技術の当業者にとって明らかなように、用途特化集積回路を用意することによって、または従来の部品回路の適切なネットワークを相互に結びつけることによって実現可能なものである。
【0135】
また、本発明は、コンピュータにプログラムを供給し、本発明のプロセスを実行させることができる、命令を含んだ記録媒体のようなコンピュータプログラムプロダクトを含む。以下のものに限定されるわけではないが、記録媒体には、フロッピーディスク・光ディスク・CD−ROMおよび光磁気ディスクを含むあらゆる種類のディスク,ROM・RAM・EPROM・EEPROM・磁気または光学カード,または電子的な命令を記憶することに適したあらゆる種類の媒体が含まれる。
【0136】
前述した教示を考慮することによって、本発明について様々な追加の設計変更を行うことが可能であることは明らかである。したがって、特許請求の範囲における各請求項の範囲内で、ここで特に開示されたようなものとは別の方法で本発明を実施することが可能であると理解すべきである。
【0137】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、新規なキャプチャコントローラを提供することができ、それにより、たとえば、周辺装置が高速度多機能ディジタル複写機であっても、周辺装置の持つ速い走査速度でキャプチャコントローラを動作させること等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるビデオ画像データ保存システムの全体的なシステムを示す図である。
【図2】図1に示した周辺装置の詳細を示す図である。
【図3】図1に示したキャプチャコントローラの詳細を示す図である。
【図4】図3に示したキャプチャコントローラによって実行される最初のブートアップオペレーションを示す図である。
【図5】図3に示したキャプチャコントローラによって実行されるキャプチャ画像オペレーションを示す図である。
【図6】図3に示したキャプチャコントローラによって実行される変換および転送画像オペレーションを示す図である。
【図7】図3に示したキャプチャコントローラによって実行される割込動作を示す図である。
【図8】図3に示したキャプチャコントローラによって実行される運転停止(シャットダウン)オペレーションを示す図である。
【図9】図3に示したキャプチャコントローラの変形実施例を示す図である。
【図10】図9に示したキャプチャコントローラによって実行される追加の制御機能を示す図である。
【図11】図9に示したキャプチャコントローラによって実行される追加の制御機能を示す図である。
【符号の説明】
10 周辺装置
11 スキャナ
12 FAXコントローラ
13 プリンタコントローラ
15 プロッタ
14 エンジンコントローラ
16,17,18 スイッチ
20,201 キャプチャコントローラ
21 シリアルドライバ
22 イーサネットドライバ
23,24 メモリ
25 ジョブプロセス(JOB)25
26 サーバコミュニケーションプロセス(SCM)
27 ビデオ画像キャプチャプロセス(CAP)
28 画像圧縮およびTIFFフォーマット変換プロセス(TIF)
29 画像ファイル転送プロセス(FTR)
30 文書画像管理サーバ
41,42 通信回線
50 DMAエンジンおよびページメモリ
200 制御プロセッサ
Claims (63)
- 周辺装置からの画像をキャプチャすると共に、キャプチャした画像に基づく圧縮画像データを画像管理サーバに転送するように構成されたキャプチャコントローラであって、
制御プロセッサと、
制御プロセッサの制御の下、周辺装置からの生画像データを保存するように構成された第1のメモリと、
を備え、
制御プロセッサは、第1のメモリに保存されている生画像データを圧縮画像データに変換するように構成されたものであり、
さらに、制御プロセッサの制御の下、圧縮画像データを保存するように構成された第2のメモリを備え、
制御プロセッサは、さらに、第2のメモリから画像管理サーバに圧縮画像データを転送することを制御するように構成されたものであり、
制御プロセッサは、さらに、第1のメモリが生画像データを保存する際に、第1のメモリに保存されている生画像データを圧縮画像データに変換するあらゆる実行中の処理を停止させると共に、第2のメモリからの圧縮画像データを画像管理サーバに転送するあらゆる実行中の処理を停止させるように構成されたものであることを特徴とするキャプチャコントローラ。 - 第1のメモリは、生画像データをそれぞれのジョブ単位で保存し、第2のメモリは、圧縮画像データをそれぞれのジョブ単位で保存することを特徴とする請求項1に記載のキャプチャコントローラ。
- 制御プロセッサは、さらに、第2のメモリから画像管理サーバにカレントジョブの圧縮画像データを転送する制御の前に、カレントジョブの圧縮画像データを第2のメモリに保存することを完了するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項1に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項3に記載のキャプチャコントローラ。
- 第1のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項1に記載のキャプチャコントローラ。
- 第1のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項5に記載のキャプチャコントローラ。
- 制御プロセッサは、現在実行中の第1のジョブに割り込みし、つぎのジョブを実行し、そして、つぎのジョブが完了すると、復帰して第1のジョブの実行を続けるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、生画像データを第1の通信回線上に出力すると共に、制御データを第2の通信回線上に出力するものであり、
キャプチャコントローラは、さらに、制御プロセッサの制御の下、周辺装置から出力された生画像データを保存し、その生画像データを第1のメモリに与えるように構成された第3のメモリを備え、
制御プロセッサは、さらに、周辺装置から制御データを受信するように構成されており、第3のメモリが最初に生画像データを受信する場合に第3のメモリを最大ページサイズに設定するように構成されており、そして、制御データの受信に応じて設定したページサイズを変更するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャプチャコントローラ。 - 第3のメモリは、ページメモリであることを特徴とする請求項9に記載のキャプチャコントローラ。
- 第3のメモリは、3ページ分の容量を有しているものであることを特徴とする請求項10に記載のキャプチャコントローラ。
- 第1のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項10に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項12に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置からの画像をキャプチャすると共に、キャプチャした画像に基づく圧縮画像データを画像管理サーバに転送するように構成されたキャプチャコントローラであって、
制御プロセッサ手段と、
制御プロセッサ手段の制御の下、周辺装置からの生画像データを保存するための第1のメモリ手段と、
を備え、
制御プロセッサ手段は、第1のメモリ手段に保存されている生画像データを圧縮画像データに変換するものであり、
さらに、制御プロセッサ手段の制御の下、圧縮画像データを保存するための第2のメモリ手段を備え、
制御プロセッサ手段は、さらに、第2のメモリ手段から画像管理サーバに圧縮画像データを転送することを制御するものであり、
制御プロセッサ手段は、さらに、第1のメモリ手段が生画像データを保存する際に、第1のメモリ手段に保存されている生画像データを圧縮画像データに変換するあらゆる実行中の処理を停止させると共に、第2のメモリ手段からの圧縮画像データを画像管理サーバに転送するあらゆる実行中の処理を停止させるものであることを特徴とするキャプチャコントローラ。 - 第1のメモリ手段は、生画像データをそれぞれのジョブ単位で保存し、第2のメモリ手段は、圧縮画像データをそれぞれのジョブ単位で保存することを特徴とする請求項14に記載のキャプチャコントローラ。
- 制御プロセッサ手段は、さらに、第2のメモリ手段から画像管理サーバにカレントジョブの圧縮画像データを転送する制御の前に、カレントジョブの圧縮画像データを第2のメモリ手段に保存することを完了するものであることを特徴とする請求項15に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項14に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項16に記載のキャプチャコントローラ。
- 第1のメモリ手段は、ハードディスクであることを特徴とする請求項14に記載のキャプチャコントローラ。
- 第1のメモリ手段は、ハードディスクであることを特徴とする請求項18に記載のキャプチャコントローラ。
- 制御プロセッサ手段は、現在実行中の第1のジョブに割り込みし、つぎのジョブを実行し、そして、つぎのジョブが完了すると、復帰して第1のジョブの実行を続けるものであることを特徴とする請求項18に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、生画像データを第1の通信回線上に出力すると共に、制御データを第2の通信回線上に出力するものであり、
キャプチャコントローラは、さらに、制御プロセッサ手段の制御の下、周辺装置から出力された生画像データを保存し、その生画像データを第1のメモリ手段に与えるための第3のメモリ手段を備え、
制御プロセッサ手段は、さらに、周辺装置から制御データを受信するものであり、第3のメモリ手段が最初に生画像データを受信する場合に第3のメモリ手段を最大ページサイズに設定するものであり、そして、制御データの受信に応じて設定したページサイズを変更するものであることを特徴とする請求項14に記載のキャプチャコントローラ。 - 第3のメモリ手段は、ページメモリであることを特徴とする請求項22に記載のキャプチャコントローラ。
- 第3のメモリ手段は、3ページ分の容量を有しているものであることを特徴とする請求項23に記載のキャプチャコントローラ。
- 第1のメモリ手段は、ハードディスクであることを特徴とする請求項23に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項25に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置からの画像をキャプチャすると共に、キャプチャした画像に基づく圧縮画像データを画像管理サーバに転送するための画像キャプチャ処理方法であって、
周辺装置からの生画像データを第1のメモリに保存する第1の保存工程と、
生画像データを圧縮画像データに変換する変換工程と、
圧縮画像データを第2のメモリに保存する第2の保存工程と、
圧縮画像データを第2のメモリから画像管理サーバに転送する第1の転送工程と、
第1の保存工程が実行されている場合に、変換工程の実行,第2の保存工程の実行,および第1の転送工程の実行を停止させる停止工程と、
を含むことを特徴とする画像キャプチャ処理方法。 - 第1の保存工程は、生画像データをそれぞれのジョブ単位で保存し、第2の保存工程は、圧縮画像データをそれぞれのジョブ単位で保存することを特徴とする請求項27に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 第2の保存工程は、第2のメモリから画像管理サーバにカレントジョブの圧縮画像データを転送する第1の転送工程の前に、カレントジョブの圧縮画像データの保存を完了することを特徴とする請求項28に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項27に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項29に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 第1のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項27に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 第1のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項31に記載の画像キャプチャ処理方法。
- さらに、現在実行中の第1のジョブに割り込みし、つぎのジョブを実行し、そして、復帰して第1のジョブの実行を続ける工程を含むことを特徴とする請求項31に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 周辺装置は、生画像データを第1の通信回線上に出力すると共に、制御データを第2の通信回線上に出力するものであり、
画像キャプチャ処理方法は、さらに、第1の保存工程の前に、制御プロセスによる制御の下、最初に最大ページサイズに設定された第3のメモリに周辺装置から出力された生画像データを予め保存する第3の保存工程と、
制御プロセスが制御データを受信すると、周辺装置から出力された制御データに基づいて、設定されたページサイズを変更する変更工程と、
変更したページサイズの生画像データを第3のメモリから第1のメモリに転送する第2の転送工程と、
を含むことを特徴とする請求項27に記載の画像キャプチャ処理方法。 - 第3のメモリは、ページメモリであることを特徴とする請求項35に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 第3のメモリは、3ページ分の容量を有するものであることを特徴とする請求項36に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 第1のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項36に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項38に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 周辺装置からの画像をキャプチャすると共に、キャプチャした画像に基づく圧縮画像データを画像管理ユニットに転送するように構成されたキャプチャコントローラであって、周辺装置は、生画像データを第1の通信回線上に出力すると共に、制御データを第2の通信回線上に出力するものであり、キャプチャコントローラは、
周辺装置から出力される制御データを受信するように構成された制御プロセッサと、
制御プロセッサの制御の下、周辺装置から出力される生画像データを保存するように構成された第1のメモリと、を備え、制御プロセッサは、さらに、第1のメモリが最初に生画像データを受信する場合、第1のメモリを最大ページサイズに設定し、制御データの受信に応じて第1のメモリに設定したページサイズを変更するように構成されたものであり、
さらに、制御プロセッサの制御の下、変更されたページサイズの生画像データを第1のページから受信するように構成された第2のメモリを備えたことを特徴とするキャプチャコントローラ。 - 第1のメモリは、ページメモリであることを特徴とする請求項40に記載のキャプチャコントローラ。
- 第1のメモリは、3ページ分の容量を有するものであることを特徴とする請求項41に記載のキャプチャコントローラ。
- 第2のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項40に記載のキャプチャコントローラ。
- 第2のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項41に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項40に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項41に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項44に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置からの画像をキャプチャすると共に、キャプチャした画像に基づく圧縮画像データを画像管理ユニットに転送するように構成されたキャプチャコントローラであって、周辺装置は、生画像データを第1の通信回線上に出力すると共に、制御データを第2の通信回線上に出力するものであり、キャプチャコントローラは、
周辺装置から出力される制御データを受信するための制御プロセッサ手段と、
制御プロセッサ手段の制御の下、周辺装置から出力される生画像データを保存するための第1のメモリ手段と、
を備え、
制御プロセッサ手段は、さらに、第1のメモリ手段が最初に生画像データを受信する場合、第1のメモリ手段を最大ページサイズに設定し、制御データの受信に応じて第1のメモリ手段に設定したページサイズを変更するように構成されたものであり、
さらに、制御プロセッサ手段の制御の下、変更されたページサイズの生画像データを第1のページ手段から受信するための第2のメモリ手段を備えたことを特徴とするキャプチャコントローラ。 - 第1のメモリ手段は、ページメモリであることを特徴とする請求項48に記載のキャプチャコントローラ。
- 第1のメモリ手段は、3ページ分の容量を有するものであることを特徴とする請求項49に記載のキャプチャコントローラ。
- 第2のメモリ手段は、ハードディスクであることを特徴とする請求項48に記載のキャプチャコントローラ。
- 第2のメモリ手段は、ハードディスクであることを特徴とする請求項49に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項48に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項49に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項52に記載のキャプチャコントローラ。
- 周辺装置からの画像をキャプチャすると共に、キャプチャした画像に基づく圧縮画像データを画像管理ユニットに転送するための画像キャプチャ処理方法であって、周辺装置は、生画像データを第1の通信回線上に出力すると共に、制御データを第2の通信回線上に出力するものであり、画像キャプチャ処理方法は、
制御プロセスの制御の下、最大ページサイズに最初に設定された第1のメモリに周辺装置から出力される生画像データを保存する保存工程と、
制御プロセスが制御データを受信すると、周辺装置からの制御データに基づいて、設定したページサイズを変更する変更工程と、
制御プロセスの制御の下、第1のメモリから第2のメモリに変更されたページサイズの生画像データを転送する転送工程と、
を含むことを特徴とする画像キャプチャ処理方法。 - 第1のメモリは、ページメモリであることを特徴とする請求項56に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 第1のメモリは、3ページ分の容量を有するものであることを特徴とする請求項57に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 第2のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項56に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 第2のメモリは、ハードディスクであることを特徴とする請求項57に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項56に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項57に記載の画像キャプチャ処理方法。
- 周辺装置は、多機能ディジタル複写機であることを特徴とする請求項60に記載の画像キャプチャ処理方法。
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