JP3765953B2 - バルコニーにおける外壁の取付構造 - Google Patents

バルコニーにおける外壁の取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄骨系住宅のバルコニーにおける外壁の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、住宅の外壁パネルを梁に対して固定する場合、溶接構造が採用されていた。具体的には、図8に示すように、外壁パネル101の裏面側上部左右および下部左右にそれぞれ取付金具102をボルト止めする一方、H形鋼で形成された梁103の上フランジ103aや下フランジ103bに取付部材としての山形鋼104を溶接し、各取付金具102と外壁パネル101との間の間隙部に山形鋼104の垂直部104aを差し込む。次いで、地震などによって取付金具102が回転し、山形鋼104から外れることを防止するとともに、外壁パネル101が梁103に対して水平移動することを防止するため、取付金具102を山形鋼104に溶接する。
【0003】
なお、外壁パネル101は押し出し成形されたものであり、複数個の中空部101aが形成されている。また、外壁パネル101の裏面側上部左右および下部左右の所定位置には、いずれか1つの中空部101aに貫通するボルト穴が形成されている。そして、外壁パネル101のボルト穴には、中空部101aの端部から挿入されたナット金具(図示せず)が予め配設されている。従って、外壁パネル101のボルト穴に配設されたナット金具に取付金具102のボルト穴を合わせてボルトをねじ込むことにより、外壁パネル101の所定位置に取付金具102を固定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したように、取付金具の回転を防止するために取付金具を山形鋼に溶接する場合、足場の悪い条件下で溶接作業を行わなければならず、作業が煩雑になるとともに、溶接作業を行うことのできる熟練技術者および溶接設備が必要となる。しかも、溶接によって溶融したスパッタが滴下し、資材が損傷したり、火災が発生するおそれもある。
【0005】
一方、バルコニーの外壁パネルを前述した溶接構造で取り付けることも提案されているが、溶接構造を採用することに伴う問題点をそのまま内包する他、外壁パネルの裏面が露出し、見栄えが低下するという欠点がある。このため、外壁パネル裏面にフレキ板等を貼りつけた後、このフレキ板の内側表面に化粧工事、例えば、吹き付け塗装を別途行う必要が有り、多くの作業時間が必要になるとともに、外壁パネル裏面の模様が希薄になるという問題があった。
【0006】
さらに、外壁パネルを取り付ける際に吹き付け塗装を別途行う必要が無いように、外壁パネルを形成するときに外壁パネルの表裏面に模様を設けておくことも提案されているが、表裏面に模様を設けることは非常に困難であり、特殊な製法であるため、外壁パネルの製造コストが高くなるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、バルコニーの外壁を取り付ける場合において、見栄えを損なうことなく外壁を簡単確実に固定することのできる外壁の取付構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のバルコニーにおける外壁の取付構造は、一の梁の上フランジに固定された補強柱と、該補強柱の上端部に固定される内壁上部取付部材と、補強柱の外側に配設された外壁パネルと、外壁パネルの裏面側下部左右および裏面側上部左右にそれぞれ固定された係合部を有する外壁取付金具と、補強柱の内側に配設された内壁パネルと、内壁パネルの裏面側上部左右にそれぞれ固定されたボルト穴を有する内壁上部取付金具と、内壁パネルの裏面側下部左右にそれぞれ固定された挟持部を有する内壁下部取付金具とから構成されており、前記補強柱は、前記一の梁の上フランジにボルトナット固定された支柱と、該支柱に固定されたリップ部を有する外壁取付部材と、前記支柱にボルトナット固定された内壁下部取付部材とを少なくとも備え、前記内壁下部取付部材は、支柱側面にボルトナット固定され、内壁パネル下端部を支持するL字状の支持板材と、この支持板材の水平部上面に固定された垂直板材とを備えており、外壁取付金具の係合部を外壁取付部材のリップ部に係合させて、外壁パネルを補強柱に固定し、ボルトをナットに抜け落ちない程度にねじ込んで内壁下部取付部材を支柱に仮止めし、かつ、この仮止めしたボルトを回転軸として内壁下部取付部材を内側に回転させて内壁下部取付部材の垂直板材を内側に所定角度倒した状態で、内壁パネルと内壁下部取付金具の挟持部との間に内壁下部取付部材の垂直板材を差し込むとともに、内壁パネル下端部を内壁下部取付部材の支持板材上に載置した後、内壁パネルを起こして内壁下部取付部材の垂直板材を垂直な状態にして、内壁パネルの裏面側上部左右に固定された内壁上部取付金具を内壁上部取付部材にボルト止めし、ボルトをナットに締結して内壁下部取付部材を支柱に固定して、内壁パネルを補強柱と内壁上部取付部材とに固定することにより外壁パネルおよび内壁パネルからなる外壁が取り付けられることを特徴とするものである。
【0009】
この発明によれば、梁に補強柱を固定する一方、外壁パネルに外壁取付金具を固定するとともに、内壁パネルに内壁上部取付金具および内壁下部取付金具を固定し、外壁パネルに固定された外壁取付金具の係合部を補強柱の外壁取付部材のリップ部に係合させた後、補強柱の内壁下部取付部材の垂直板材を内壁パネルと内壁下部取付金具の挟持部との間に差し込んで内壁パネル下部を内壁下部取付部材に固定し、さらに、内壁上部取付金具を内壁上部取付部材にボルト止めして内壁パネル上部を内壁上部取付部材に固定するだけの簡単な作業により、バルコニーの外壁を梁に対して確実に固定することができる。しかも、外壁パネルの裏面には内壁パネルが配設されることから、バルコニー内からは外壁パネルと同一の模様が設けられた内壁パネルの表面が露呈することになり、化粧工事を行うことなく見栄えを向上させることができる。
【0010】
また、前記一の梁の上フランジ上面に外壁パネル下端部を支持する支持板が固定されており、外壁取付金具の係合部を外壁取付部材のリップ部に係合する際、外壁パネルはこの支持板上に載置されていてもよい。
【0011】
また、前記一の梁の下フランジに外壁パネル下端部を支持する外壁下部支持部材が固定されており、外壁取付金具の係合部を外壁取付部材のリップ部に係合する際、外壁パネルはこの外壁下部支持部材上に載置されていてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のバルコニーにおける外壁の取付構造の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0013】
図1には、本発明のバルコニーにおける外壁の取付構造が示されている。
このバルコニーにおける外壁の取付構造は、梁1の上フランジ1bに固定された補強柱2と、梁1の上フランジ1bに固定された支持板3と、この補強柱2の上端部に溶着された内壁上部取付部材4と、補強柱2の外側に配設された外壁パネル5と、外壁パネル5の裏面側下部左右および裏面側上部左右にそれぞれ固定された係合部6a,36aを有する外壁取付金具6,36と、補強柱2の内側に配設された内壁パネル7と、内壁パネル7の裏面側上部左右にそれぞれ固定されたボルト穴を有する内壁上部取付金具12と、内壁パネル7の裏面側下部左右にそれぞれ固定された挟持部13aを有する内壁下部取付金具13とから構成されている。
【0014】
補強柱2は、図2に詳細に示すように、長板状の支柱21と、該支柱21の下端部近傍の外側側面に溶着された外壁取付部材22および支柱21の上端部近傍の外側側面に溶着された外壁取付部材32と、支柱21の下端部近傍の左右側面にそれぞれボルトナット固定された内壁下部取付部材23と、該内壁下部取付部材23の下方に位置して支柱21の内側端面に溶着されたボード固定部材24と、支柱21の下端部にボルトナットを介して固定されたL字状の接続部材25と、該接続部材25に溶着された方形の補強柱固定部材26とを備え、補強柱2は、補強柱固定部材26に形成されたボルト穴26aを通して梁1にボルトナットを介して固定される。
【0015】
なお、支柱21は、補強柱固定部材26に対する垂直性を調整するため、補強柱固定部材26に垂直に固定された接続部材25にボルトナット固定されている。
【0016】
また、外壁取付部材22,32は、方形の鋼板で形成されており、その左右両端部には、内側に突出するリップ部22a,22b,32a,32bが設けられている。
【0017】
さらに、内壁下部取付部材23は、内壁パネル7下端部を支持するL字状の支持板材23aと、この支持板材23aの水平部231上面に溶接された垂直板材23bとを有しており、支持板材23aの垂直部232には、ボルトを挿通可能な取付穴が形成されている。このため、内壁下部取付部材23は、支持板材23aの垂直部232に形成された取付穴を通して支柱21側面にボルトナットを介して固定することができる。
【0018】
一方、支持板3は、方形の鋼板で形成されており、その一端部を支柱21よりも外側に突出させた状態で、梁1の上フランジ1bにボルトナット固定されている。なお、この支持板3の代わりに、図3に示すように、鋼板を略Z字状に折曲して形成されており、梁1の下フランジ1aにボルトナットを介して固定された上部水平部31aと、外壁パネル5の裏面を沿わせる垂直部31bと、外壁パネル5下部を支持する下部水平部31cとからなる支持板31を用いてもよい。さらに、この支持板31は、図3に示すように梁1の下フランジ1aに直接ボルトナット固定されていてもよく、梁1の下フランジ1aに取り付けられた図示していない他の部材(例えば、下階の外壁を取り付けるために梁1の下フランジ1aに取り付けられた窓開口部を有する外壁枠等)を介して間接的に梁1の下フランジ1aに固定されていてもよい。
【0019】
また、内壁上部取付部材4は方形の鋼板で形成されており、後述する内壁パネル7をボルト止めする際にボルト14を挿通可能な長穴4aと、外壁パネル5および内壁パネル7の上端部を覆う笠木(図示せず)を取り付ける際に使用される笠木固定部材15を内壁上部取付部材4にボルト止めする際にボルト16と螺合可能なめねじ穴4bとが設けられている。
【0020】
また、外壁パネル5には、図4に示すように、その裏面側下部左右および裏面側上部左右にボルト穴5aがそれぞれ設けられ、各ボルト穴5aには中空部5bの端部から挿入されたナット金具8が配設されており、このナット金具8には、外壁パネル5の裏面側下部左右に配設された外壁取付金具6または裏面側上部左右に配設された外壁取付金具36がボルト9を用いて固定されている。この外壁取付金具6,36は、鋼板を折曲して形成されており、その一端部に断面略U字状の係合部6a,36aを有している他、長穴状のボルト穴6b,36bが形成されている。この外壁取付金具6,36は、外壁パネル5の裏面側下部左や裏面側上部左に固定される場合、その係合部6a,36aが左方となるように配置され、また、裏面側下部右や裏面側上部右に固定される場合、その係合部6a,36aが右方となるように配置される。
【0021】
さらに、内壁パネル7にも、図5に示すように、その裏面側上部左右および裏面側下部左右にボルト穴7aがそれぞれ設けられ、各ボルト穴7aには中空部7bの端部から挿入されたナット金具8が配設されており、このナット金具8のうち、内壁パネル7の裏面側上部左右に配設されたナット金具8には内壁上部取付金具12がボルト9を用いて固定されており、内壁パネル7の裏面側下部左右に配設されたナット金具8には内壁下部取付金具13がボルト9を用いて固定されている。
【0022】
この内壁上部取付金具12は、鋼板をL字状に折曲して形成されており、その垂直部12aにボルト9と螺合可能なめねじ穴12a1を有しており、水平部12bにボルト14と螺合可能なめねじ穴12b1を有している。そして、内壁上部取付金具12はその水平部12bが上方となるように配置される。
【0023】
一方、内壁下部取付金具13は、鋼板を折曲して形成され、その一端部に断面略く字状の挟持部13aを有している他、長穴状のボルト穴13bが形成されている。この内壁下部取付金具13はその挟持部13aが下方となるように配置される。
【0024】
なお、補強柱2のボード固定部材24には、耐火性ボード、例えば、木片セメント板17(図1参照)が固定されている。
【0025】
また、梁1の上フランジ1bには、ベランダの床材を敷設するためのALC10を支持する受け金具11が固定されている。
【0026】
次に、バルコニーの外壁を形成する手順について説明する。
まず、図4に示すように、外壁パネル5の中空部5bの端部からナット金具8を挿入し、ボルト穴5aに嵌合させた後、外壁取付金具6,36のボルト穴6b,36bと外壁パネル5のボルト穴5aとを通してボルト9をねじ込み、ナット金具8をボルト穴5aとの嵌合位置に固定する。同様に、図5に示すように、内壁パネル7の中空部7bの端部からナット金具8を挿入し、ボルト穴7aに嵌合させた後、内壁上部取付金具12のめねじ穴12a1または内壁下部取付金具13のボルト穴13bと内壁パネル7のボルト穴7aとを通してボルト9をねじ込み、内壁上部取付金具12を内壁パネル7の裏面側上部左右に設けられたボルト穴7aとの嵌合位置に固定し、内壁下部取付金具13を内壁パネル7の裏面側下部左右に設けられたボルト穴7aとの嵌合位置に固定する。
【0027】
なお、外壁パネル5のボルト穴5aに通したボルト9はナット金具8から脱落しない程度に仮止めされている。
【0028】
一方、梁1の上フランジ1b上面に支持板3を介して補強柱2の補強柱固定部材26をボルトナット固定する。この際、補強柱2は、そのボード固定部材24が内側に位置するように固定され、支持板3は、その一端部が梁1の上フランジ1bよりも外側に突出するように固定される。さらに、ボルト19をナット(図示せず)に抜け落ちない程度にネジ込んで、内壁下部取付部材23を支柱21に仮止めしておく。
【0029】
次いで、クレーン等を利用してワイヤで外壁パネル5を吊り上げ、その下端部を支持板3に載置した後、外壁取付金具6,36の係合部6a,36aを外壁取付部材22,32のリップ部22a,22b,32a,32bに係合させ、ボルト9を締め付ける。この結果、外壁パネル5は、補強柱2の外壁取付部材22,32に固定される(図6参照)。
【0030】
同様に、クレーン等を利用してワイヤで内壁パネル7を吊り上げ、仮止めしたボルト19を回転軸として内壁下部取付部材23を内側に回転させて内壁下部取付部材23の垂直板材23bを内側に所定角度倒した状態で、内壁下部取付金具13の挟持部13aと内壁パネル7との間に内壁下部取付部材23の垂直板材23bを差し込んだ後、内壁パネル7の下端部を内壁下部取付部材23の支持板材23aの水平部231に載置する(図7参照)。
【0031】
次いで、内壁上部取付部材4の長穴4aと内壁上部取付金具12の水平部12bのめねじ穴12b1とが垂直方向において一致するように、内壁パネル7を起こして(すなわち、仮止めしたボルト19を回転軸として内壁下部取付部材23を外側に回転させて)内壁下部取付部材23の垂直板材23bを垂直な状態にする。そして、内壁上部取付部材4の長穴4aにボルト14を挿通させ、内壁上部取付金具12のめねじ穴12b1にボルト14を螺合させるとともに、ボルト19をナット(図示せず)に締結して内壁下部取付部材23を支柱21に固定する。この結果、内壁パネル7は、補強柱2の内壁下部取付部材23と内壁上部取付部材4とに固定される。
【0032】
この後、笠木固定部材15のボルト穴と内壁上部取付部材4のめねじ穴4bとが一致するように笠木固定部材15を内壁上部取付部材4上に載置し、ボルト16を締結し、笠木固定部材15を内壁上部取付部材4に固定する。さらに、笠木固定部材15に図示しない笠木や手摺り等を固定する。
【0033】
従って、補強柱2を梁1に固定するとともに、外壁パネル5を補強柱2の外壁取付部材22,32にボルト止めし、内壁パネル7の裏面側下部左右に固定された内壁下部取付金具13の挟持部13aと内壁パネル7との間に内壁下部取付部材23の垂直板材23cを差し込んだ後、内壁パネル7を内壁上部取付部材4にボルト止めするだけの簡単な作業で梁1にバルコニーの外壁パネル5および内壁パネル7を確実に固定することができる。
【0034】
さらに、外壁パネル5と内壁パネル7とを成形する際に、外壁パネル5の外側表面と内壁パネル7の内側表面とに適宜模様を施しておくことにより、バルコニーの内側にも外壁パネル5の外側表面と同様の内壁パネル7の表面が露呈することから、バルコニー内からの外観を損なうことがない。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、バルコニーの外壁パネルおよび内壁パネルを補強柱を介して梁に対して簡単確実に固定することができ、しかも、バルコニー内からの外観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルコニーにおける外壁の取付構造の一例を示す断面図である。
【図2】図1に示す補強柱および該補強柱に固定される内壁上部取付部材の斜視図である。
【図3】本発明のバルコニーにおける外壁の取付構造の他の例を示す断面図である。
【図4】外壁パネルに外壁取付金具を取り付ける手順を示す説明図である。
【図5】内壁パネルに内壁上部取付金具および内壁下部取付金具を取り付ける手順を示す説明図である。
【図6】図3に示す補強柱に外壁パネルを取り付けた状態を示す断面図である。
【図7】図3に示す補強柱の内壁下部取付部材に内壁パネルを取り付けた状態を示す断面図である。
【図8】従来の外壁パネルの取付構造を一部省略して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 梁
1a 下フランジ
1b 上フランジ
2 補強柱
21 支柱
22,32 外壁取付部材
23 内壁下部取付部材
3 支持板
4 内壁上部取付部材
5 外壁パネル
6,36 外壁取付金具
7 内壁パネル
12 内壁上部取付金具
13 内壁下部取付金具

Claims (3)

  1. 一の梁の上フランジに固定された補強柱と、該補強柱の上端部に固定される内壁上部取付部材と、補強柱の外側に配設された外壁パネルと、外壁パネルの裏面側下部左右および裏面側上部左右にそれぞれ固定された係合部を有する外壁取付金具と、補強柱の内側に配設された内壁パネルと、内壁パネルの裏面側上部左右にそれぞれ固定されたボルト穴を有する内壁上部取付金具と、内壁パネルの裏面側下部左右にそれぞれ固定された挟持部を有する内壁下部取付金具とから構成されており、前記補強柱は、前記一の梁の上フランジにボルトナット固定された支柱と、該支柱に固定されたリップ部を有する外壁取付部材と、前記支柱にボルトナット固定された内壁下部取付部材とを少なくとも備え、前記内壁下部取付部材は、支柱側面にボルトナット固定され、内壁パネル下端部を支持するL字状の支持板材と、この支持板材の水平部上面に固定された垂直板材とを備えており、
    外壁取付金具の係合部を外壁取付部材のリップ部に係合させて、外壁パネルを補強柱に固定し、
    ボルトをナットに抜け落ちない程度にねじ込んで内壁下部取付部材を支柱に仮止めし、かつ、この仮止めしたボルトを回転軸として内壁下部取付部材を内側に回転させて内壁下部取付部材の垂直板材を内側に所定角度倒した状態で、内壁パネルと内壁下部取付金具の挟持部との間に内壁下部取付部材の垂直板材を差し込むとともに、内壁パネル下端部を内壁下部取付部材の支持板材上に載置した後、内壁パネルを起こして内壁下部取付部材の垂直板材を垂直な状態にして、内壁パネルの裏面側上部左右に固定された内壁上部取付金具を内壁上部取付部材にボルト止めし、ボルトをナットに締結して内壁下部取付部材を支柱に固定して、内壁パネルを補強柱と内壁上部取付部材とに固定する
    ことにより外壁パネルおよび内壁パネルからなる外壁が取り付けられることを特徴とするバルコニーにおける外壁の取付構造。
  2. 前記一の梁の上フランジ上面に外壁パネル下端部を支持する支持板が固定されており、外壁取付金具の係合部を外壁取付部材のリップ部に係合する際、外壁パネルはこの支持板上に載置されている請求項1記載のバルコニーにおける外壁の取付構造。
  3. 前記一の梁の下フランジに外壁パネル下端部を支持する外壁下部支持部材が固定されており、外壁取付金具の係合部を外壁取付部材のリップ部に係合する際、外壁パネルはこの外壁下部支持部材上に載置されている請求項1記載のバルコニーにおける外壁の取付構造。
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