JP2602193B2 - エレベータユニット躯体及びその壁パネル取付け金具 - Google Patents

エレベータユニット躯体及びその壁パネル取付け金具

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JP2602193B2 JP34554892A JP34554892A JP2602193B2 JP 2602193 B2 JP2602193 B2 JP 2602193B2 JP 34554892 A JP34554892 A JP 34554892A JP 34554892 A JP34554892 A JP 34554892A JP 2602193 B2 JP2602193 B2 JP 2602193B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物躯体の外側に階
数に応じて上下に連結されて取付けられるエレベータユ
ニット躯体及びその壁パネル取付け金具に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータ設備は、建物躯体内に建物と
一体に設けられたり、あるいは建物躯体外側に外付けと
して一体に設けられる等、建物のデザイン等により適宜
の設置方法が採用される。しかし、従来における外付け
のエレベータ設備にあっては、エレベータ躯体の構成部
材が建物躯体の外側で組み立てられながら建物躯体外面
に取付けられるものであるため、建物躯体内に設けられ
るエレベータ設備に比べて、足場組等の作業が煩雑にな
り、特に建物が高層になるほど作業性、安全性の点で問
題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記の点に鑑み、特に中高層ビルの外付けエレベータ設備
に対して、作業性、安全性の点で好適なエレベータユニ
ット躯体及びその壁パネル取付け金具を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のエレベータユ
ニット躯体は、建物躯体外側に、階数に応じて上下に連
結されて取付けられるエレベータユニット躯体であっ
て、階高に対応して形成されたフレームユニットと、前
記フレームユニットの外面に上部が固定されるとともに
下端が自由にされて、エレベータユニット躯体の連結時
に下階のフレームユニットの天井フレームを構成する梁
部材に前記自由下端が面内方向にスライド可能に係止さ
れる壁パネルとからなることを特徴とする。前記フレー
ムユニットは、複数の梁部材からなる天井フレームと、
この天井フレームの梁部材の所定位置から垂下する複数
本の支柱とにより正面視及び側面視略門形のラーメン構
造に形成されることが好ましい。
【0005】また、この発明のエレベータユニット躯体
の壁パネル取付け金具は、フレームユニットに壁パネル
の上部を固定するための上部取付け金具と、壁パネルの
下部を固定するための下部取付け金具とからなる。
【0006】上部取付け金具は、以下に示す定規金物、
パネル側上部金物、係止金物及びねじ部材からなる。定
規金物は、底片及び立片を有する側面視略L字形からな
り、フレームユニットの天井フレームを構成する梁部材
に底片が固着される。パネル側上部金物は、背板と、こ
の背板から突出して下部に係合溝の形成された係合片と
を有する平面視略T字形からなり、前記背板を介して壁
パネル内面上部に取付けられて前記定規金物の立片に係
合溝が係合される。係止金物は、前記パネル側上部金物
の係合片を挟む一対の立片を有するもので、前記定規金
物の底片上面に固着される。ねじ部材は、前記係止金物
の立片とパネル側上部金物の係合片を緊結するものであ
る。また、前記ねじ部材用のボルト挿通孔が前記係止金
物の立片とパネル側上部金物の係合片に形成されてい
る。そのボルト挿通孔のいずれか一方は縦長にされて、
前記パネル側上部金物の係合片の挟み位置が調節可能に
されている。
【0007】下部取付け金具は、以下に示す定規金物、
パネル側下部金物、支持金物、係止金物及びねじ部材か
らなる。定規金物は、底片及び立片を有する側面視略L
字形からなり、一つ下の階のフレームユニットの天井フ
レームを構成する梁部材に底片が固着される。パネル側
下部金物は、短冊状からなって、壁パネルの内面下部に
下向きに取り付けられる。支持金物は、前記パネル側下
部金物の下端をスライド可能に収容する中空箱形収容部
と、この中空箱形収容部から突出して下部に係合溝が形
成された係合片とを有する平面視略T字形からなり、前
記定規金物の立片に係合片の係合溝が係合される。係止
金物は、前記支持金物の係合片に当接する立片を有する
もので、前記定規金物の底片上面に固着される。ねじ部
材は、前記係止金物の立片と支持金物の係合片を緊結す
るものである。また、前記ねじ部材用のボルト挿通孔が
前記係止金物の立片と支持金物の係合片とに形成されて
いる。そのボルト挿通孔のいずれか一方はルーズ孔にさ
れて、前記係止金物の立片と支持金物の係合片との係合
位置が調節可能にされている。
【0008】
【作用】この発明のエレベータユニット躯体は、建物躯
体の階高に応じてユニットとして形成され、予め地上で
組み立てられた後に吊り上げられて順次建物躯体の外側
に接合され、上下に連結される。その際、エレベータユ
ニット躯体の壁パネルは、エレベータユニット躯体のフ
レームユニットに対して上部が固定、下端が自由にされ
て、エレベータユニット躯体の連結時に下の階のフレー
ムユニットの天井フレームを構成する梁部材に前記自由
下端が面内方向にスライド可能に係止される。そのた
め、エレベータユニット躯体の上下の連結施工を容易に
行える。さらに、エレベータユニット躯体を構成するフ
レームユニットがラーメン構造からなる場合には、その
ラーメン構造によりフレームユニット、すなわちエレベ
ータユニット躯体の剛性が高くなるため、吊り上げ時の
自重による変形等を防ぐことができる。
【0009】一方、上部取付け金具は、前記フレームユ
ニットの天井フレームを構成する梁部材に定規金物が固
着されてその定規金物に係止金物が固着され、また壁パ
ネルの内面上部にはパネル側上部金物が取付けられる。
そして、前記係止金物の立片でパネル上側金物の係合片
が挟まれるとともに、その係止金物の立片とパネル上側
金物の係合片がねじ部材により緊結されて壁パネルの上
部が天井フレームの梁部材に固定される。
【0010】その際、係止金物の立片とパネル上側金物
の係合片の両者に形成されたねじ部材用ボルト挿通孔の
いずれか一方が縦長からなるため、その縦長のボルト挿
通孔によりパネル上側金物の係合片の挟み位置が調節で
き、それにより壁パネルの寸法のばらつき、取付け金具
類の寸法誤差等を吸収して正しい位置に壁パネル上部を
固定できる。
【0011】また、下部取付け金具は、一つ下の階のフ
レームユニットにおける天井フレームの梁部材に定規金
物が固着されてその定規金物に係止金物が固着され、さ
らにその係止金物に支持金物がねじ部材により緊結され
る。一方壁パネル内面下部にはパネル側下部金物が取付
けられる。そして、エレベーターユニット躯体の上下連
結時に、パネル側下部金物の下端が、一つ下の階の天井
フレームに位置する前記係止金物の中空箱形収容部内に
差し込まれ、それにより壁パネルの下部がフレームユニ
ットに係止支持される。
【0012】この下部取付け金具にあっては、前記係止
金物の立片と支持金物係合片の両者に形成されたねじ部
材用ボルト挿通孔のいずれか一方がルーズ孔からなるた
め、そのルーズ孔により支持金物の位置を調節でき、壁
パネルの寸法のばらつき、取付け金具類の寸法誤差等が
あっても、前記パネル側下部金物の下端と支持金物の中
空箱形収容部との位置を合わせることができる。
【0013】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明に係るエレベータユニット躯体
の一実施例の斜視図、図2は壁パネルの固定部分を示す
拡大斜視図、図3はE矢視図、図4は壁パネル取付け金
具の組み立て図である。なお、図1においては壁パネル
取付け金具を簡略に示した。
【0014】エレベータユニット躯体10は、フレーム
ユニット20と壁パネル30とからなる。この実施例の
エレベータユニット躯体10は、A矢視面が正面、B及
びC矢視面が側面、D矢視面が背面とされ、その背面側
が建物躯体の外面に取付けられ、また正面側にサッシ
(図示せず)が取付けられるものである。
【0015】前記フレームユニット20は、建物躯体の
対応する階に応じて形成されたもので、複数の梁部材2
2からなる天井フレーム24と、梁部材22の所定位置
に溶接されて垂下する複数本の支柱26とで構成され
た、正面視(A矢視)及び側面視(B,C矢視)略門形
のラーメン構造からなる剛性の高いものである。前記フ
レームユニット20の梁部材22近傍からは背面(D矢
視面)側へ取付アーム21を突出して、そのアーム21
で建物躯体の外面に取付けられる。なお、前記梁部材2
2及び支柱26はH形鋼から構成されている。
【0016】壁パネル30は、PCパネル、ALCパネ
ル等からなる。この壁パネル30は、後述する壁パネル
取付け金具40,70を用いて、いわゆるカーテンウォ
ール工法により次のようにしてフレームユニット20に
取付けられる。すなわち、壁パネル30の上部31は、
上部取付け金具40によりフレームユニット20の天井
フレームを構成する梁部材22に固定され、下部33に
ついては自由にされる。そしてその壁パネル30の下部
33については、エレベータユニット躯体が建物躯体の
外面に取付けられて上下に連結される際に、一つ下の階
のエレベータユニット躯体10aの天井フレームを構成
する梁部材22aに、下部取付け金具70により面内方
向にスライド可能に係止される。図中30aは下の階の
エレベータユニット躯体の壁パネル、10b,30bは
上の階のエレベータユニット躯体とその壁パネルを示
す。
【0017】前記の上部取付け金具40は、定規金物4
2、パネル側上部金物46、係止金物60及びねじ部材
66から構成される。定規金物42は、底片43と立片
44とを有する側面視(E矢視)略L字形からなるもの
で、底片43がフレームユニット20の天井フレームを
構成する梁部材22の所定位置に溶接またはボルト等に
より固着される。なお、この実施例における定規金物4
2は、後述するように一つ上の階の壁パネル30b下部
を取り付けるための下部取付け金具70の定規金物72
としても使用されるため、横長になっている。もちろ
ん、下部取付け金具70の定規金物72とは分離した別
体で構成してもよい。
【0018】パネル側上部金物46は、背板47と、こ
の背板47からほぼ垂直に突出した係合片48とを有す
る平面視略T字形からなる。前記背板47には、このパ
ネル側上部金物46の取付け用ボルト挿通孔49が形成
されている。係合片48には、下部に係合溝50が形成
され、上部には上下方向のねじ孔51を有する屈曲片5
2が形成され、かつ先端部にはねじ部材66用のボルト
挿通孔53が縦長に形成されている。前記係合片48上
部にある屈曲片52のねじ孔51には、壁パネル上下位
置調節用ボルト55が螺着される。なお、そのねじ孔5
1に代えてねじのない孔を設けて、その孔裏面にナット
を溶着等により固着してもよい。このようにしてなるパ
ネル側上部金物46は、背板47のボルト挿通孔49に
通されたボルト58により背板47部分が壁パネル30
の内面上部に取付けられる。
【0019】係止金物60は、前記パネル側上部金物4
6の係合片48を挟む一対の立片61,62を有してな
る。その立片61,62には、ねじ部材用のボルト挿通
孔63が形成され、また一方の立片61の上部は鉤形に
外方に屈曲されて、その屈曲部64上面で前記壁パネル
上下調節用ボルト55の下端を支持するようになってい
る。なお、前記ねじ部材用のボルト挿通孔63を縦長形
状にして、前記パネル側上部金物46に設けたネジ部材
用のボルト挿通孔53を円形にしてもよい。この係止金
物60は、最終的には立片61,62の下部が前記定規
金物40の底片43上面の所定位置に溶接等により固着
される。
【0020】ねじ部材66は、前記係止金物60の立片
61,62のボルト挿通孔63に挿通されるボルト6
7、ワッシャ68及びナット69からなる。
【0021】前記の上部取付け金具40による壁パネル
30上部の取付けは次のようにして行われる。すなわ
ち、前記パネル側上部金物46の係合片48下部の係合
溝50を、定規金物42の立片44に係合させるととも
に、その係合片48を、係止金物60の立片61,62
間に挟んで、ねじ部材66により緊結する。その緊結
は、壁パネル上下調節用ボルト55を回転させて係合片
48の挟み位置を調節しながら行われる。その後、係止
金物60の立片61,62を定規金物42の底片43に
着座させる。この立片61,62と底片43の溶接等に
よる固着は、他の壁パネルを取付けた後の最終的な位置
設定の後に行われる。
【0022】なお、壁パネル30の面外方向(面に直交
する方向)に対する位置調節が必要な場合には、ライナ
(スペーサとも称される)を介在させて係合片48下部
の係合溝50と定規金物42の立片44を係合させる
か、あるいは係止金物60の立片61,62及び係合片
48に形成されたボルト挿通孔63,53のいずれか一
方をルーズ孔にする。
【0023】一方、下部取付け金具70は、定規金物7
2、パネル側下部金物76、支持金物80、係止金物8
8及びねじ部材94からなる。定規金物72は、前記の
ように一つ下の階の壁パネル30a上部を取付けるため
に用いられる上部取付け金具40の定規金物42と兼用
される。この定規金物72は、底片73と立片74とを
有する側面視(E矢視)略L字形からなる。定規金物の
底片73は、一つ下の階のエレベータユニット躯体10
aを構成するフレームユニットの天井フレーム用梁部材
22aに溶接またはボルト等により固着される。
【0024】パネル側下部金物76は、短冊状からなっ
て、壁パネル30の内面下部に下向きにボルト78によ
り取り付けられる。支持金物80は、中空箱形収容部8
1と、この中空箱形収容部81から略垂直に突出した係
合片82と有するもので平面視略T字形からなる。中空
箱形収容部81は、前記パネル側下部金物76の下端7
7をスライド可能に収容するものである。係合片82
は、前記定規金物72の立片74に係合される係合溝8
4が下部に形成され、また先端にねじ部材用のボルト挿
通孔86が形成されている。
【0025】係止金物88は、前記支持金物80の係合
片82に当接する立片90を有する略L字形のもので、
前記定規金物72の底片73上面に固着される。この立
片90にもねじ部材用のボルト挿通孔92が形成されて
いる。なお、このボルト挿通孔92と前記支持金物の係
合片82に形成されたボルト挿通孔86は、いずれか一
方の内径が、このボルト挿通孔86,92に挿通される
ボルト95の外径より大にされたルーズ孔からなる。
【0026】ねじ部材94は、前記支持金物80と係止
金物88を緊結するためのものである。このねじ部材9
4は、係止金物88の立片90及び支持金物80の係合
片82に形成されたボルト挿通孔86,92に挿通され
るボルト95、ワッシャ96及びナット97からなる。
なお、ナット97については、前記支持金物80の係合
片82に、あるいは図とは反対側からボルト95が通さ
れる場合には前記係止金物88の立片90に予め溶接等
により固着されていてもよい。その場合にはワッシャ9
6は省略される。
【0027】前記ねじ部材94による緊結は、支持金物
80の係合片82下部の係合溝84を定規金物72の立
片74に係合させ、前記ボルト挿通孔86,92に通し
たボルト95をナット97と螺合させることにより行わ
れる。その際、ボルト挿通孔86,92のいずれか一方
がルーズ孔からなるため、そのルーズ孔を利用して支持
金物80の係合片82と定規金物72の立片74との係
合位置を調節でき、支持金物80の中空箱形収容部81
を正しい位置にすることができる。
【0028】また、前記の下部取付け金具70による壁
パネル30下部33の取付けは、次のようにして行われ
る。すなわち、壁パネル30の自由下端に取付けられた
パネル側下部金物76の下端77が、エレベータユニッ
ト躯体10の上下連結時に、一つ下の階の天井フレーム
用梁部材22aに位置する支持金物80の中空箱形収容
部81内に差し込まれる。
【0029】なお、前記実施例においては、1階毎に形
成されたエレベータユニット躯体について説明したが、
それに限られるものではない。たとえば、エレベータユ
ニット躯体の重量によっては、複数階毎に形成されたも
のであってもよく、あるいは、前記の1階毎に形成され
たエレベータユニット躯体を予め地上で複数階連結して
おき、それをクレーン等で吊り上げて連結してもよい。
その場合には、建物躯体外側で行う壁パネル下部の取付
け作業が少なくなり、特に上層階での作業がより容易に
なる。
【0030】また、フレームユニットの下部は、着脱可
能な仮梁を支柱間に架設してもよい。その場合には、吊
り上げ施工時にエレベータユニット躯体としての剛性を
一層強くできるため、安全性および安定性がよくなり作
業性も向上する。
【0031】
【発明の効果】以上図示したように、この発明によれ
ば、エレベータユニット躯体を予め地上で1階毎あるい
は複数階毎に組み立てておくことができるため、上層階
における現場作業を省力化でき、迅速に行うことができ
る。しかも、壁パネルの取付け及び上下の連結作業も極
めて簡単に行うことができるため、それによっても作業
の省力化、迅速化を実現できる。さらに、エレベータユ
ニット躯体の連結作業をエレベータユニット躯体の内側
から行えるようになるため、上層階における現場作業を
安全に行うことができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るエレベータユニット
躯体の斜視図である。
【図2】壁パネルの固定部分を示す拡大斜視図である。
【図3】E矢視図である。
【図4】壁パネル取付け金具の組み立て図である。
【符号の説明】
10 エレベータユニット躯体 20 フレームユニット 22 梁部材 24 天井フレーム 26 支柱 30 壁パネル 40 上部取付け金具 42 定規金物 46 パネル側上部金物 60 係止金物 66 ねじ部材 70 下部取付け金具 72 定規金物 76 パネル側下部金物 80 支持金物 88 係止金物 94 ねじ部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体外側に、階数に応じて上下に連
    結されて取付けられるエレベータユニット躯体であっ
    て、階高に対応して形成されたフレームユニットと、前
    記フレームユニットの外面に上部が固定されるとともに
    下端が自由にされて、エレベータユニット躯体の連結時
    に下階のフレームユニットの天井フレームを構成する梁
    部材に前記自由下端が面内方向にスライド可能に係止さ
    れる壁パネルとからなることを特徴とするエレベータユ
    ニット躯体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、フレームユニット
    が、複数の梁部材からなる天井フレームと、この天井フ
    レームの梁部材の所定位置から垂下する複数本の支柱と
    により正面視及び側面視略門形のラーメン構造に形成さ
    れてなるエレベータユニット躯体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載されたエレベー
    タユニット躯体の壁パネルの上部をフレームユニットに
    固定するための壁パネル取付け金具であって、 底片及び立片を有する側面視略L字形からなって、フレ
    ームユニットの天井フレームを構成する梁部材に底片が
    固着される定規金物と、 背板と、この背板から突出して下部に係合溝が形成され
    た係合片とを有する平面視略T字形からなって、前記背
    板を介して壁パネル内面上部に取付けられて前記定規金
    物の立片に係合溝が係合されるパネル側上部金物と、 前記パネル側上部金物の係合片を挟む一対の立片が形成
    されて、前記定規金物の底片上面に固着される係止金物
    と、 前記係止金物の立片とパネル側上部金物の係合片を緊結
    するねじ部材とからなり、 前記ねじ部材用として係止金物の立片とパネル側上部金
    物の係合片とに形成されたボルト挿通孔のいずれか一方
    が縦長からなり、前記パネル側上部金物の係合片の挟み
    位置が調節可能にされたことを特徴とするエレベータユ
    ニット躯体の壁パネル取付け金具。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載されたエレベー
    タユニット躯体の壁パネルの下部をフレームユニットに
    固定するための壁パネル取付け金具であって、 底片及び立片を有する側面視略L字形からなって、一つ
    下の階のフレームユニットの天井フレームを構成する梁
    部材に底片が固着される定規金物と、 短冊状からなって、壁パネルの内面下部に下向きに取付
    けられるパネル側下部金物と、 前記パネル側下部金物の下端をスライド可能に収容する
    中空箱形収容部と、この中空箱形収容部から突出して下
    部に係合溝が形成された係合片とを有する平面視略T字
    形からなり、前記定規金物の立片に係合片の係合溝が係
    合される支持金物と、 前記支持金物の係合片に当接する立片が形成されて、前
    記定規金物の底片上面に固着される係止金物と、 前記係止金物の立片と支持金物の係合片を緊結するねじ
    部材とからなり、 前記ねじ部材用として係止金物の立片と支持金物の係合
    片とに形成されたボルト挿通孔のいずれか一方がルーズ
    孔にされて、前記係止金物の立片と支持金物の係合片と
    の係合位置が調節可能にされたことを特徴とするエレベ
    ータユニット躯体の壁パネル取付け金具。
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