JPH07116782B2 - 壁パネルの支持機構 - Google Patents
壁パネルの支持機構Info
- Publication number
- JPH07116782B2 JPH07116782B2 JP6382590A JP6382590A JPH07116782B2 JP H07116782 B2 JPH07116782 B2 JP H07116782B2 JP 6382590 A JP6382590 A JP 6382590A JP 6382590 A JP6382590 A JP 6382590A JP H07116782 B2 JPH07116782 B2 JP H07116782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- back plate
- support mechanism
- engaging
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 28
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 8
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 7
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 16
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 239000011381 foam concrete Substances 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
本発明は、コンクリート系壁パネルの一側の躯体梁以外
の構成で支持する場合の支持機構に関するものである。
の構成で支持する場合の支持機構に関するものである。
建物の外壁をコンクリート系パネルで構成する場合、い
わゆる鉄骨躯体に取り付け金物を介して上記パネルを支
持させることが行われている。 鉄骨躯体は、基本的には適宜間隔の支柱間に建物の天井
高さに合わせて梁材を架設することで構成しており、従
って壁パネルとしては通常は上記上下の躯体梁間に亙っ
て所要の取り付け金物で支持するようにしている。 しかしながら、窓とか出入り口のような天井高とならな
い開口部の上下部の壁パネルのように、配設位置によっ
ては壁パネルが上下に短尺となりその一方が躯体梁に支
持されない場合がある。このような場合には躯体梁のほ
かに格別の支持構造を施すことにより対応させている。 第4図は、上記構造の一例を示す要部斜視構造図であ
る。 図において、1は鉄骨躯体の躯体梁であり、上下方向に
適宜間隔で配設されている。この躯体梁1は上側の躯体
梁(図示せず)との間に壁パネルPaを支持している。 Pは、上記壁パネルPaよりも上下方向に短尺とした壁パ
ネルであり、上側は躯体梁1に、下側は後述する支持機
構2で支持されている。 短尺壁パネルPの上側の躯体梁1への取り付けは、図に
示すように、例えば躯体梁1の上フランジに取り付けら
れた側面視L形のベースアングル材3に、壁パネルPの
内側上部に取り付けられる上部金物4(図例はイナズマ
形金物)を当接させ、溶接若しくはボルト締結、或は適
宜の挟み金物等で上記両者を係合させるようにしてい
る。 しかして上記支持機構2は、躯体梁1の下面から適宜間
隔で垂下した補強立て材5aとこの補強立て材5aの下端間
に架設した補強横材5b、この補強横材5bに適宜間隔で取
り付けたアングルピース6及びアングルピース6の立片
間に取り付けた通し受けアングル7とから構成されてい
る。そして上記壁パネルPの下側(下端)は、上記通し
受けアングル7に載設すると共に、内側下部に取り付け
られる下部金物8(図例はイナズマ形金物)を、アング
ルピース6で形成する補強横材5bと通し受けアングル7
の間隙aに通してこの通し受けアングル7に係合させ、
出入り方向の固定を行うようにしている。 上記通し受けアングル7の下方は出入り口等の開口部と
なるもので、一般的にはいわゆるサッシが設けられる。
わゆる鉄骨躯体に取り付け金物を介して上記パネルを支
持させることが行われている。 鉄骨躯体は、基本的には適宜間隔の支柱間に建物の天井
高さに合わせて梁材を架設することで構成しており、従
って壁パネルとしては通常は上記上下の躯体梁間に亙っ
て所要の取り付け金物で支持するようにしている。 しかしながら、窓とか出入り口のような天井高とならな
い開口部の上下部の壁パネルのように、配設位置によっ
ては壁パネルが上下に短尺となりその一方が躯体梁に支
持されない場合がある。このような場合には躯体梁のほ
かに格別の支持構造を施すことにより対応させている。 第4図は、上記構造の一例を示す要部斜視構造図であ
る。 図において、1は鉄骨躯体の躯体梁であり、上下方向に
適宜間隔で配設されている。この躯体梁1は上側の躯体
梁(図示せず)との間に壁パネルPaを支持している。 Pは、上記壁パネルPaよりも上下方向に短尺とした壁パ
ネルであり、上側は躯体梁1に、下側は後述する支持機
構2で支持されている。 短尺壁パネルPの上側の躯体梁1への取り付けは、図に
示すように、例えば躯体梁1の上フランジに取り付けら
れた側面視L形のベースアングル材3に、壁パネルPの
内側上部に取り付けられる上部金物4(図例はイナズマ
形金物)を当接させ、溶接若しくはボルト締結、或は適
宜の挟み金物等で上記両者を係合させるようにしてい
る。 しかして上記支持機構2は、躯体梁1の下面から適宜間
隔で垂下した補強立て材5aとこの補強立て材5aの下端間
に架設した補強横材5b、この補強横材5bに適宜間隔で取
り付けたアングルピース6及びアングルピース6の立片
間に取り付けた通し受けアングル7とから構成されてい
る。そして上記壁パネルPの下側(下端)は、上記通し
受けアングル7に載設すると共に、内側下部に取り付け
られる下部金物8(図例はイナズマ形金物)を、アング
ルピース6で形成する補強横材5bと通し受けアングル7
の間隙aに通してこの通し受けアングル7に係合させ、
出入り方向の固定を行うようにしている。 上記通し受けアングル7の下方は出入り口等の開口部と
なるもので、一般的にはいわゆるサッシが設けられる。
上記の如き支持機構2の構成にあっては、壁パネルPの
荷重を通し受けアングル7で受けているので、地震等に
より躯体が揺れた場合、壁パネルPと通し受けアングル
7との間で相対的にズレが生じ、強度的に弱い壁パネル
Pの下端部が割れたり亀裂を生じたりして欠落しやすい
問題がある。特にこれらのパネルがALCのような気泡コ
ンクリート材の場合は、上記欠落が生じやすい。 本発明は、以上の如き従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、支持機構を改良して、
壁パネルの上記欠落等を防止できるようにするところに
ある。また併せて、壁パネルの取り付け位置決めも簡単
で、一層精度よく作業できるようにした支持機構を提供
するところにも本発明の目的がある。
荷重を通し受けアングル7で受けているので、地震等に
より躯体が揺れた場合、壁パネルPと通し受けアングル
7との間で相対的にズレが生じ、強度的に弱い壁パネル
Pの下端部が割れたり亀裂を生じたりして欠落しやすい
問題がある。特にこれらのパネルがALCのような気泡コ
ンクリート材の場合は、上記欠落が生じやすい。 本発明は、以上の如き従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、支持機構を改良して、
壁パネルの上記欠落等を防止できるようにするところに
ある。また併せて、壁パネルの取り付け位置決めも簡単
で、一層精度よく作業できるようにした支持機構を提供
するところにも本発明の目的がある。
上記目的を達成する為に、本発明に係る壁パネルの支持
機構は、 鉄骨躯体の支柱間に架設した受け横材とこの受け横材上
面に適宜間隔で取り付ける側面視L字形の係合金物から
なる一次側ファスナと、 壁パネルの内部配筋材に接合した受けナットにパネル内
側面からボルトで締結する背板と両袖板とで平面視コ字
形とすると共に、上記係合金物の立片が挿通係合する間
隙を背板との間に設けて両袖板間に係合材を架設し、係
合材には背板と直交する方向に上記係合金物の立片の押
えボルトを、背板と平行方向に高さ調整ボルトを螺合す
るようにした二次側ファスナと、から構成したものであ
る。
機構は、 鉄骨躯体の支柱間に架設した受け横材とこの受け横材上
面に適宜間隔で取り付ける側面視L字形の係合金物から
なる一次側ファスナと、 壁パネルの内部配筋材に接合した受けナットにパネル内
側面からボルトで締結する背板と両袖板とで平面視コ字
形とすると共に、上記係合金物の立片が挿通係合する間
隙を背板との間に設けて両袖板間に係合材を架設し、係
合材には背板と直交する方向に上記係合金物の立片の押
えボルトを、背板と平行方向に高さ調整ボルトを螺合す
るようにした二次側ファスナと、から構成したものであ
る。
壁パネルの躯体梁に対応しない側は、内側面に取り付け
る二次側ファスナを躯体側の一次側ファスナに係合させ
ることで支持するようにしている。そして、二次側ファ
スナは壁パネルの内部配筋材に受けナットを介してボル
ト締結している。従って、地震等で躯体が揺動し、壁パ
ネルと相対的にズレが生じてもその歪みが壁パネルのコ
ンクリート部分に直接作用することはなく、コンクリー
トの欠落等を防ぐことができる。 また、施工的には、躯体の支柱間に架設した受け横材に
側面視L形の係合金物を取り付け、この係合金物に壁パ
ネル側の二次側ファスナを係合して支持させ、押えボル
ト,高さ調整ボルトで位置決め固定すればよいから、機
構的に簡単で精度のよい取り付け支持とすることができ
る。
る二次側ファスナを躯体側の一次側ファスナに係合させ
ることで支持するようにしている。そして、二次側ファ
スナは壁パネルの内部配筋材に受けナットを介してボル
ト締結している。従って、地震等で躯体が揺動し、壁パ
ネルと相対的にズレが生じてもその歪みが壁パネルのコ
ンクリート部分に直接作用することはなく、コンクリー
トの欠落等を防ぐことができる。 また、施工的には、躯体の支柱間に架設した受け横材に
側面視L形の係合金物を取り付け、この係合金物に壁パ
ネル側の二次側ファスナを係合して支持させ、押えボル
ト,高さ調整ボルトで位置決め固定すればよいから、機
構的に簡単で精度のよい取り付け支持とすることができ
る。
以下、本発明の好適な実施例として、壁パネルの下側部
分を支持する場合を図面に基づいて説明する。 第1図は本発明の実施例に係る支持機構の一次側ファス
ナと二次側ファスナの要部構成を説明する斜視図であ
り、第2図は壁パネルの支持状態を示す断面側面図、第
3図は第2図における支持状態の正面図である。 図において、10は躯体側の支持機構を構成する一次側フ
ァスナであり、20は壁パネルP側の支持機構を構成する
二次側ファスナである。 11は、図示しない鉄骨躯体の支柱間に架設する受け横材
であり、一次側ファスナ10の一部分を構成している。こ
の受け横材11は、図例においてはH型鋼材を側面視H字
形姿勢として架設しており、そのフランジ上端間に適宜
長さに亙り座板11aを溶接等により取り付けている。こ
の受け横材11の姿勢は、受け横材11に負荷される風圧荷
重に耐える為のもので、設計条件によっては必ずしも上
記姿勢に限られるものではない。しかして上記姿勢にお
いては、上面に取り付ける係合金物12の取り付けに便利
なように座板11aを上記の如く取り付ける。 係合金物12は、一次側ファスナ10の構成部材であり、側
面視L字形として底片12aを上記座板11aに取り付け、立
片12bを壁パネルPと平行にして受け横材11の辺端から
若干屋外側に突出させている。この係合金物12の座板11
aへの取り付けは、座板11aと係合金物12の底片12aとに
ボルト挿通孔11b,12cを穿ち、両者間に取り付けボルト3
0を挿通してナット31と共に上記両者を緊締することに
より行っている。尚、最終的な取り付け固定としては、
上記座板11aと底片12aとを溶接するようにしている。ま
た、上記ボルト挿通孔11b,12cのうち座板11a側の挿通孔
11bは溝状の長形孔とし、係合金物12側の挿通孔12cは円
形孔としている。通常においては、上記円形孔は係合金
物12の出入り方向に長形孔とするものであるが、円形孔
とすれば、座板11aの取り付け位置が過誤により大きく
ずれて、係合金物12の取り付け設定位置が上記座板のボ
ルト挿通孔11bの調整可能範囲からずれた場合に、上記
円形孔の範囲で更に調整できる余裕があり、確実に対処
することができる。 二次側ファスナ20は、背板21とこの背板の両側から突出
した袖板22,22とで平面視コ字形に形成した金物であ
り、背板21との間に間隙aを設けて上記袖板間に係合材
23を架設している。間隙aは、係合金物12の立片12bが
挿通する寸法であり、また係合材23はアングル形状とし
ているが、いわゆる角柱形状でもよい。 係合材23の上記背板21に直交する方向には、押えボルト
孔24を二ヶ所に設け、また上記背板と平行する方向には
長手方向中間部に高さ調整ボルト孔25を設けている。係
合材23の厚みが十分でない場合は、図に示すようにナッ
ト部材を接合してボルト螺合を可能とする。 二次側ファスナ20は、壁パネルPの内側面に取り付ける
もので、その取り付け用のボルト挿通孔を背板21の二ヶ
所に設けている。図例では背板21の上辺に亙り切り欠い
た挿通溝26としているが、孔形状であってもよい。尚、
壁パネルPにおいては、パネルの内部配筋材(図示せ
ず)を利用して、この配筋材に支持用受けナットNを接
合してパネル内側表面に開口させ、このナットNに二次
側ファスナ20をボルト締結する。上記配筋材へのナット
接合は、従来既知の手段とする。 以上の如き構成において、以下施工手順を説明する。 まず、出入り口部分に設ける扉等のサッシSの上部に配
設する壁パネルPの支持部となる下側部分に対応する位
置で、躯体支柱間に受け横材11を架設しておく。図例の
場合受け横材11はH型鋼材を側面視H字形姿勢に配設し
ているので、そのフランジ上端間に座板11aを取り付け
る。座板11aはピース状として、壁パネルPの幅方向の
支持位置(壁パネル内の支持用受けナットNに対応する
位置)にそれぞれ取り付ける。 次いで、係合金物12を上記座板11a上面に載設し、取り
付けボルト30とナット31により係合金物と座板のボルト
挿通孔12c,11bを通して両者を締結する。締結に際して
は、係合金物の立片12bの受け横材11からの出入り寸法
を設定値に略合わせておく。これで一次側ファスナ10と
しての仮設定が終了する。 次に、二次側ファスナ20を、その背板21と係合材23の間
に形成する間隙aに係合金物12の立片12bを挿通させて
係合させる。このとき、係合材23の押えボルト孔24と高
さ調整ボルト孔25にそれぞれ押えボルト32,高さ調整ボ
ルト33を螺合しておき、それぞれのボルトで、係合金物
12の立片12bと二次側ファスナ20の背板21の当接、及び
二次側ファスナの係合高さ位置を仮決めする。 上記作業の後、壁パネルPをクレーン等で吊り降ろし、
その内側面下部の支持位置部分を二次側ファスナ20の背
板21部分に近接させる。この場合、二次側ファスナの背
板21にはボルト挿通溝26が形成してあるので、壁パネル
Pの上記支持位置部分に配設されている支持用受けナッ
トNに予め取り付けボルト34を座金35と共に緩く、即ち
ねじ軸部を適宜露出させた状態で螺合しておく。これに
より、上記近接時には、二次側ファスナ20のボルト挿通
溝26に取り付けボルト34を位置合わせすれば、この挿通
溝26をガイドとして上記ボルト34が係合し、そのまま吊
り降ろすことで所定位置に納めることができる。 また、壁パネルPの上側支持部分は、既知の手段で躯体
梁に取り付ける。 このようにして壁パネルPを取り付け、係合金物12の前
記出入りとか二次側ファスナ20の前記高さ位置等を各ボ
ルト調整で他の壁パネルと整合させた後、座板11aと係
合金物の底片12aの当接部,二次側ファスナ20の背板21
と係合金物の立片12bの当接部、更にはボルトの緩み止
め部等をそれぞれ溶接Wして接合固定する。 尚、壁パネルPと二次側ファスナ20の締結部である取り
付けボルト34部分は、座金35の上部で背板21に当接させ
て当て板36を添え、この当て板を背板21に溶接接合す
る。これにより、ボルト挿通溝26からの取り付けボルト
34の不用意な抜け止めをはかると共に、取り付け完了後
に壁パネルPと二次側ファスナ20の間に不測のズレ応力
が生じた場合に、ボルト軸とボルト挿通溝26の僅かな径
差を利用して、一体となっている座金35が当て板36と相
対的にずれて上記応力を吸収する作用を期待することが
できる。 以上で壁パネルPの取り付け施工は完了する。 上記のような壁パネルPの取り付けは、いわゆるカーテ
ンウォール構法の建物に適しているが、必ずしも限るも
のではない。カーテンウォール構法の場合、本発明実施
例における壁パネルPはその上側の躯体梁への取り付け
部分で相対的にスライドできるように支持することにな
る。 尚、実施例において、二次側ファスナ20は係合金物12へ
の先付けとして説明したが、壁パネルP側へ予め取り付
けていて、壁パネルの取り付け時に係合金物12へ装着す
るようにしてもよい。この場合には、二次側ファスナ20
の背板21にはボルト挿通溝26ではなく孔形状のボルト挿
通孔を形成する。 また、躯体梁間に亙らない壁パネルPの取り付けとして
は、実施例の他に、窓下のいわゆる腰壁とか、更にはパ
ラペットがある。このような場合は前述した実施例とは
逆に、躯体梁が壁パネルPの下側面に位置し、一次側フ
ァスナ10と二次側ファスナ20からなる支持機構が上側面
に位置することになる。
分を支持する場合を図面に基づいて説明する。 第1図は本発明の実施例に係る支持機構の一次側ファス
ナと二次側ファスナの要部構成を説明する斜視図であ
り、第2図は壁パネルの支持状態を示す断面側面図、第
3図は第2図における支持状態の正面図である。 図において、10は躯体側の支持機構を構成する一次側フ
ァスナであり、20は壁パネルP側の支持機構を構成する
二次側ファスナである。 11は、図示しない鉄骨躯体の支柱間に架設する受け横材
であり、一次側ファスナ10の一部分を構成している。こ
の受け横材11は、図例においてはH型鋼材を側面視H字
形姿勢として架設しており、そのフランジ上端間に適宜
長さに亙り座板11aを溶接等により取り付けている。こ
の受け横材11の姿勢は、受け横材11に負荷される風圧荷
重に耐える為のもので、設計条件によっては必ずしも上
記姿勢に限られるものではない。しかして上記姿勢にお
いては、上面に取り付ける係合金物12の取り付けに便利
なように座板11aを上記の如く取り付ける。 係合金物12は、一次側ファスナ10の構成部材であり、側
面視L字形として底片12aを上記座板11aに取り付け、立
片12bを壁パネルPと平行にして受け横材11の辺端から
若干屋外側に突出させている。この係合金物12の座板11
aへの取り付けは、座板11aと係合金物12の底片12aとに
ボルト挿通孔11b,12cを穿ち、両者間に取り付けボルト3
0を挿通してナット31と共に上記両者を緊締することに
より行っている。尚、最終的な取り付け固定としては、
上記座板11aと底片12aとを溶接するようにしている。ま
た、上記ボルト挿通孔11b,12cのうち座板11a側の挿通孔
11bは溝状の長形孔とし、係合金物12側の挿通孔12cは円
形孔としている。通常においては、上記円形孔は係合金
物12の出入り方向に長形孔とするものであるが、円形孔
とすれば、座板11aの取り付け位置が過誤により大きく
ずれて、係合金物12の取り付け設定位置が上記座板のボ
ルト挿通孔11bの調整可能範囲からずれた場合に、上記
円形孔の範囲で更に調整できる余裕があり、確実に対処
することができる。 二次側ファスナ20は、背板21とこの背板の両側から突出
した袖板22,22とで平面視コ字形に形成した金物であ
り、背板21との間に間隙aを設けて上記袖板間に係合材
23を架設している。間隙aは、係合金物12の立片12bが
挿通する寸法であり、また係合材23はアングル形状とし
ているが、いわゆる角柱形状でもよい。 係合材23の上記背板21に直交する方向には、押えボルト
孔24を二ヶ所に設け、また上記背板と平行する方向には
長手方向中間部に高さ調整ボルト孔25を設けている。係
合材23の厚みが十分でない場合は、図に示すようにナッ
ト部材を接合してボルト螺合を可能とする。 二次側ファスナ20は、壁パネルPの内側面に取り付ける
もので、その取り付け用のボルト挿通孔を背板21の二ヶ
所に設けている。図例では背板21の上辺に亙り切り欠い
た挿通溝26としているが、孔形状であってもよい。尚、
壁パネルPにおいては、パネルの内部配筋材(図示せ
ず)を利用して、この配筋材に支持用受けナットNを接
合してパネル内側表面に開口させ、このナットNに二次
側ファスナ20をボルト締結する。上記配筋材へのナット
接合は、従来既知の手段とする。 以上の如き構成において、以下施工手順を説明する。 まず、出入り口部分に設ける扉等のサッシSの上部に配
設する壁パネルPの支持部となる下側部分に対応する位
置で、躯体支柱間に受け横材11を架設しておく。図例の
場合受け横材11はH型鋼材を側面視H字形姿勢に配設し
ているので、そのフランジ上端間に座板11aを取り付け
る。座板11aはピース状として、壁パネルPの幅方向の
支持位置(壁パネル内の支持用受けナットNに対応する
位置)にそれぞれ取り付ける。 次いで、係合金物12を上記座板11a上面に載設し、取り
付けボルト30とナット31により係合金物と座板のボルト
挿通孔12c,11bを通して両者を締結する。締結に際して
は、係合金物の立片12bの受け横材11からの出入り寸法
を設定値に略合わせておく。これで一次側ファスナ10と
しての仮設定が終了する。 次に、二次側ファスナ20を、その背板21と係合材23の間
に形成する間隙aに係合金物12の立片12bを挿通させて
係合させる。このとき、係合材23の押えボルト孔24と高
さ調整ボルト孔25にそれぞれ押えボルト32,高さ調整ボ
ルト33を螺合しておき、それぞれのボルトで、係合金物
12の立片12bと二次側ファスナ20の背板21の当接、及び
二次側ファスナの係合高さ位置を仮決めする。 上記作業の後、壁パネルPをクレーン等で吊り降ろし、
その内側面下部の支持位置部分を二次側ファスナ20の背
板21部分に近接させる。この場合、二次側ファスナの背
板21にはボルト挿通溝26が形成してあるので、壁パネル
Pの上記支持位置部分に配設されている支持用受けナッ
トNに予め取り付けボルト34を座金35と共に緩く、即ち
ねじ軸部を適宜露出させた状態で螺合しておく。これに
より、上記近接時には、二次側ファスナ20のボルト挿通
溝26に取り付けボルト34を位置合わせすれば、この挿通
溝26をガイドとして上記ボルト34が係合し、そのまま吊
り降ろすことで所定位置に納めることができる。 また、壁パネルPの上側支持部分は、既知の手段で躯体
梁に取り付ける。 このようにして壁パネルPを取り付け、係合金物12の前
記出入りとか二次側ファスナ20の前記高さ位置等を各ボ
ルト調整で他の壁パネルと整合させた後、座板11aと係
合金物の底片12aの当接部,二次側ファスナ20の背板21
と係合金物の立片12bの当接部、更にはボルトの緩み止
め部等をそれぞれ溶接Wして接合固定する。 尚、壁パネルPと二次側ファスナ20の締結部である取り
付けボルト34部分は、座金35の上部で背板21に当接させ
て当て板36を添え、この当て板を背板21に溶接接合す
る。これにより、ボルト挿通溝26からの取り付けボルト
34の不用意な抜け止めをはかると共に、取り付け完了後
に壁パネルPと二次側ファスナ20の間に不測のズレ応力
が生じた場合に、ボルト軸とボルト挿通溝26の僅かな径
差を利用して、一体となっている座金35が当て板36と相
対的にずれて上記応力を吸収する作用を期待することが
できる。 以上で壁パネルPの取り付け施工は完了する。 上記のような壁パネルPの取り付けは、いわゆるカーテ
ンウォール構法の建物に適しているが、必ずしも限るも
のではない。カーテンウォール構法の場合、本発明実施
例における壁パネルPはその上側の躯体梁への取り付け
部分で相対的にスライドできるように支持することにな
る。 尚、実施例において、二次側ファスナ20は係合金物12へ
の先付けとして説明したが、壁パネルP側へ予め取り付
けていて、壁パネルの取り付け時に係合金物12へ装着す
るようにしてもよい。この場合には、二次側ファスナ20
の背板21にはボルト挿通溝26ではなく孔形状のボルト挿
通孔を形成する。 また、躯体梁間に亙らない壁パネルPの取り付けとして
は、実施例の他に、窓下のいわゆる腰壁とか、更にはパ
ラペットがある。このような場合は前述した実施例とは
逆に、躯体梁が壁パネルPの下側面に位置し、一次側フ
ァスナ10と二次側ファスナ20からなる支持機構が上側面
に位置することになる。
以上詳細に述べてきたように、本発明によれば、壁パネ
ルの荷重は、コンクリート部分に直接接触負荷しない支
持機構で支持するものである。従って、地震等で壁パネ
ルが揺動した場合に支持機構を原因としてコンクリート
部分に亀裂が生じたり欠けたりすることはなく、信頼性
のよい支持機構として提供することができる。 また、壁パネルの位置決めにおいても、各種ボルトの調
整で簡単且つ正確にできるので、施工性のよい支持機構
として提供することができる。
ルの荷重は、コンクリート部分に直接接触負荷しない支
持機構で支持するものである。従って、地震等で壁パネ
ルが揺動した場合に支持機構を原因としてコンクリート
部分に亀裂が生じたり欠けたりすることはなく、信頼性
のよい支持機構として提供することができる。 また、壁パネルの位置決めにおいても、各種ボルトの調
整で簡単且つ正確にできるので、施工性のよい支持機構
として提供することができる。
第1図は本発明の実施例に係る支持機構の一次側ファス
ナと二次側ファスナの要部構成を説明する斜視図、 第2図は壁パネルの支持機構を示す断面側面図、 第3図は第2図における支持機構の正面図、 第4図は、従来における壁パネルの支持機構の一例を示
す要部斜視構造図である。 10……一次側ファスナ、11……受け横材 12……係合金物、12b……立片、20……二次側ファス
ナ、21……背板、22……袖板 23……係合材、24……押えボルト孔 25……高さ調整ボルト孔、26……ボルト挿通溝 30……取り付けボルト、32……押えボルト 33……高さ調整ボルト、34……取り付けボルト 35……座金、36……当て板、a……間隙 N……支持用受けナット、P……壁パネル W……溶接部
ナと二次側ファスナの要部構成を説明する斜視図、 第2図は壁パネルの支持機構を示す断面側面図、 第3図は第2図における支持機構の正面図、 第4図は、従来における壁パネルの支持機構の一例を示
す要部斜視構造図である。 10……一次側ファスナ、11……受け横材 12……係合金物、12b……立片、20……二次側ファス
ナ、21……背板、22……袖板 23……係合材、24……押えボルト孔 25……高さ調整ボルト孔、26……ボルト挿通溝 30……取り付けボルト、32……押えボルト 33……高さ調整ボルト、34……取り付けボルト 35……座金、36……当て板、a……間隙 N……支持用受けナット、P……壁パネル W……溶接部
Claims (1)
- 【請求項1】鉄骨躯体梁にコンクリート系壁パネルの上
下方向の一側部分を取り付け、他側部分を躯体梁以外の
構成で支持するようにした壁パネルの支持機構であっ
て、 鉄骨躯体の支柱間に架設した受け横材とこの受け横材上
面に適宜間隔で取り付ける側面視L字形の係合金物から
なる一次側ファスナと、 壁パネルの内部配筋材に接合した受けナットにパネル内
側面からボルトで締結する背板と両袖板とで平面視コ字
形とすると共に、上記係合金物の立片が挿通係合する間
隙を背板との間に設けて両袖板間に係合材を架設し、係
合材には背板と直交する方向に上記係合金物の立片の押
えボルトを、背板と平行方向に高さ調整ボルトを螺合す
るようにした二次側ファスナと、から構成したことを特
徴とする壁パネルの支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6382590A JPH07116782B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 壁パネルの支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6382590A JPH07116782B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 壁パネルの支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03262855A JPH03262855A (ja) | 1991-11-22 |
| JPH07116782B2 true JPH07116782B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=13240529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6382590A Expired - Lifetime JPH07116782B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 壁パネルの支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07116782B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4811813B2 (ja) * | 2000-05-31 | 2011-11-09 | ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト | 長手方向に動かされる糸状製品中の夾雑物を確認する方法及び装置 |
| CN101713228B (zh) * | 2009-10-28 | 2011-05-25 | 福建鹏坤实业有限公司 | 幕墙面板的干挂组件 |
| CN107100332B (zh) * | 2017-05-19 | 2019-06-04 | 金刚幕墙集团有限公司 | 一种悬挑的单元式铝板遮阳系统 |
| CN107687239B (zh) * | 2017-10-09 | 2023-03-24 | 浙江恒誉建设有限公司 | 一体化外墙板安装结构及施工方法 |
| CN110924575B (zh) * | 2019-11-26 | 2024-09-03 | 广州建筑装饰集团有限公司 | 一种幕墙陶土板安装结构及其安装方法 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP6382590A patent/JPH07116782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03262855A (ja) | 1991-11-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6591562B2 (en) | Apparatus for securing curtain wall supports | |
| JPH07116782B2 (ja) | 壁パネルの支持機構 | |
| JPH04247144A (ja) | 壁パネル下部の取付け装置 | |
| JP2520760B2 (ja) | カ―テンウオ―ルの取付工法 | |
| JP2602193B2 (ja) | エレベータユニット躯体及びその壁パネル取付け金具 | |
| JPH0740010Y2 (ja) | 建築用外装パネルの取付装置 | |
| JPH06505Y2 (ja) | 軽量鉄骨下地組の窓用金物 | |
| JPH0413349Y2 (ja) | ||
| JPH04366254A (ja) | 垂れ壁パネルの支持機構 | |
| JPH0734085Y2 (ja) | コンクリートパネルの取付構造 | |
| JPH0578731U (ja) | 壁パネルの取付け構造 | |
| JPH07259228A (ja) | 壁パネルの取付構造 | |
| JPH0752826Y2 (ja) | 屋根パネル固定構造 | |
| JP3450487B2 (ja) | 梁受金物およびそれを用いた施工方法 | |
| JPH108611A (ja) | 壁パネルの取付構造 | |
| JPH0842003A (ja) | 柱材に取り付けられるチャンネル型横架材の架設部構造 | |
| JP2525909B2 (ja) | 開口パネルの下部取付構造 | |
| JPH0860770A (ja) | カーテンウォール構法における壁パネル取り付け用定規部材の取り付け構造 | |
| JPH0734977Y2 (ja) | 壁パネル上部の取り付け金物 | |
| JPH02300451A (ja) | パネル | |
| JP2002235372A (ja) | バルコニーの外壁構造 | |
| JP3765953B2 (ja) | バルコニーにおける外壁の取付構造 | |
| JPH042267Y2 (ja) | ||
| JPH04289357A (ja) | 壁パネルの取付装置 | |
| JPH0334408Y2 (ja) |