JP2000045434A - 外壁パネルの取付構造 - Google Patents

外壁パネルの取付構造

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JP2000045434A
JP2000045434A JP10215403A JP21540398A JP2000045434A JP 2000045434 A JP2000045434 A JP 2000045434A JP 10215403 A JP10215403 A JP 10215403A JP 21540398 A JP21540398 A JP 21540398A JP 2000045434 A JP2000045434 A JP 2000045434A
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JP
Japan
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wall panel
fixed
mounting
mounting member
floor beam
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JP10215403A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Nishimoto
隆一 西本
Shinji Utsunomiya
伸治 宇都宮
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最上階の梁と下階の梁との間に外壁パネルを
安全確実に固定する。 【解決手段】 最上階の梁1の上フランジ1a上面に固
定された上部取付部材2と、最上階の下階の梁1の上フ
ランジ1a上面に固定された支持板3付き下部取付部材
4と、最上階の梁1および下階の梁1の間に配設された
外壁パネル5と、該外壁パネル5の裏面側上部左右およ
び下部左右にそれぞれ固定された係合部を有する取付金
具6とから構成され、外壁パネル5が支持板3に支持さ
れ、外壁パネル5の下部に固定された取付金具6の係合
部6aが下部取付部材4のリップ部4aに係合されてい
るとともに、外壁パネル5の上部に固定された取付金具
6の係合部6aが上部取付部材2のリップ部2aに係合
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨系住宅におけ
る外壁パネルの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の外壁パネルを梁に対して固
定する場合、溶接構造が採用されていた。具体的には、
図5に示すように、外壁パネル101の裏面側上部左右
および下部左右にそれぞれ取付金具102をボルト止め
する一方、H形鋼で形成された梁103の上フランジ1
03aや下フランジ103bに取付部材としての山形鋼
104を溶接し、各取付金具102と外壁パネル101
との間の間隙部に山形鋼104の垂直部104aを差し
込む。次いで、地震などによって取付金具102が回転
し、山形鋼104から外れることを防止するとともに、
外壁パネル101が梁103に対して水平移動すること
を防止するため、取付金具102を山形鋼104に溶接
する。
【0003】なお、外壁パネル101は押し出し成形さ
れたものであり、複数個の中空部101aが形成されて
いる。また、外壁パネル101の裏面側上部左右および
下部左右の所定位置には、いずれか1つの中空部101
aに貫通するボルト穴が形成されている。そして、外壁
パネル101のボルト穴には、中空部101aの端部か
ら挿入されたナット金具(図示せず)が予め配設されて
いる。従って、外壁パネル101のボルト穴に配設され
たナット金具に取付金具102のボルト穴を合わせてボ
ルトをねじ込むことにより、外壁パネル101の所定位
置に取付金具102を固定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、取付金具の回転を防止するために取付金具を
山形鋼に溶接する場合、足場の悪い条件下で溶接作業を
行わなければならず、作業が煩雑になるとともに、溶接
作業を行うことのできる熟練技術者および溶接設備が必
要となる。しかも、溶接によって溶融したスパッタが滴
下し、資材が損傷したり、火災が発生するおそれもあ
る。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、最上階の外壁パネルを簡単確実に固定
することのできる外壁パネルの取付構造を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の外壁パネルの取
付構造は、最上階の梁の上フランジ上面に固定された上
部取付部材と、前記最上階の下階の梁の上フランジ上面
に固定された支持板付き下部取付部材と、前記最上階の
梁および前記下階の梁の間に配設された外壁パネルと、
該外壁パネルの裏面側上部左右および下部左右にそれぞ
れ固定された係合部を有する取付金具とから構成され、
外壁パネルが支持板に支持され、外壁パネルの下部に固
定された取付金具の係合部が下部取付部材のリップ部に
係合されているとともに、外壁パネルの上部に固定され
た取付金具の係合部が上部取付部材のリップ部に係合さ
れていることを特徴とするものである。
【0007】この発明によれば、最上階の外壁パネルを
配設する場合であっても、上部取付部材のリップ部や下
部取付部材のリップ部に、外壁パネルの裏面側に固定さ
れた取付金具の係合部を係合させてボルトを締結するだ
けでよいことから、外壁パネルを梁に対して簡単に固定
することができる。また、取付金具がリップ部に係合し
ていることにより、地震などによっても、外壁パネルが
水平移動することがない他、取付金具が回転して上部取
付部材や下部取付部材から離脱することもないことか
ら、外壁パネルを梁に確実に固定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の外壁パネルの取付
構造の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0009】図1および図2には、本発明の外壁パネル
の取付構造の実施形態が示されている。
【0010】この外壁パネルの取付構造は、最上階の梁
1の上フランジ1b上面に固定された上部取付部材2
と、前記最上階の下階の梁1の上フランジ1b上面に固
定された支持板3付き下部取付部材4と、前記最上階の
梁1および前記下階の梁1の間に配設された外壁パネル
5と、該外壁パネル5の裏面側上部左右および下部左右
にそれぞれ固定された係合部6aを有する取付金具6と
から構成されている。
【0011】前記上部取付部材2および下部取付部材4
はリップ溝形鋼で形成されており、その2つの垂直部の
両先端に、内方に向かうリップ部2a、4aを有してい
る。前記下部取付部材4下面には、複数枚の支持板3
が、下部取付部材4下面からはみ出た部分が室外側に突
出するように設定間隔をおいて溶着されている。
【0012】外壁パネル5には、その裏面側上部左右お
よび下部左右にボルト穴5aがそれぞれ形成され、各ボ
ルト穴5aには中空部5bの端部から挿入されたナット
金具7が配設されている(図2および図3参照)。
【0013】この外壁パネル5に配設されたナット金具
7に取付金具6がボルト止めされている。この取付金具
6は、鋼板を折曲して形成され、その一端部に断面略U
字状の係合部6aを有している他、長穴状のボルト穴6
bが形成されている。この取付金具6は、その係合部6
aが下方となるように配置されている。
【0014】また、図1および図2に示すように、最上
階の梁1の上フランジ1b上面の室内側端部には屋根下
地としてのACL8が載置されている。
【0015】次に、外壁パネル5を梁1に取り付ける手
順について説明する。まず、図3に示すように、取付金
具6を把持し、その係合部6aを外壁パネル5の下端部
側に向けてそのボルト穴6bを外壁パネル5の裏面側上
部左右および下部左右のボルト穴5aに合わせて配置
し、取付金具6のボルト穴6bを通してナット金具7に
ボルト9をねじ込み、取付金具6をボルト止めする。こ
の場合、ボルト9はナット金具7から脱落しない程度に
仮止めされている。
【0016】一方、最上階の梁1の上フランジ1b上面
に、上部支持部材2をボルトナットを用いて固定する。
次いで、下階の梁1の上フランジ1b上面に、支持板3
付き下部支持部材4をボルトナットを用いて固定する。
この際、支持板3の、下部支持部材4の幅方向端縁から
突出した部分が室外側に位置するように取り付ける。
【0017】その後、図4に示すように、クレーン等を
利用してワイヤ10で外壁パネル5を吊り上げ、その下
端部を支持板3に載置した後、外壁パネル5の裏面側下
部左右に仮止めされた取付金具6の係合部6aを下部取
付部材4のリップ部4aに係合させ、ボルト9を締め付
ける。続けて、外壁パネル5の裏面側上部左右に仮止め
された取付金具6の係合部6aを上部取付部材2のリッ
プ部2aに係合させ、ボルト9を締め付ける。
【0018】この結果、下部取付部材4のリップ部4a
および上部取付部材2のリップ部2aに取付金具6を係
合させてボルト9を締め付けるだけの簡単な作業によ
り、外壁パネル5を最上階の梁1と下階の梁1との間に
固定することができる。また、取付金具6がリップ部2
a,4aに係合していることにより、地震などによって
も、外壁パネル5が水平移動することがない他、取付金
具6が回転して上部取付部材2や下部取付部材4から離
脱することもないことから、外壁パネル5を梁1に確実
に固定することができる。
【0019】特に、外壁パネル5の裏面側上部左右に固
定された取付金具6については、最上階の梁1の上フラ
ンジ1b上面に設けられた上部取付部材2に固定され
る。従って、最上階の外壁パネルを、脚立等を用いるこ
となくACL8上での作業によって取り付けることがで
きるので、より安全確実に固定することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最上階の外壁パネルを固定する場合であっても、外壁パ
ネルを梁に対して簡単確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外壁パネルの取付構造を示す背面斜視
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】外壁パネルに取付金具を取り付ける手順を示す
説明図である。
【図4】梁に外壁パネルを取り付ける手順を示す説明図
である。
【図5】従来の外壁パネルの取付構造を一部省略して示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 梁 1a 下フランジ 1b 上フランジ 2 上部取付部材 2a リップ部 3 支持板 4 下部取付部材 4a リップ部 5 外壁パネル 6 取付金具 6a 係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最上階の梁の上フランジ上面に固定され
    た上部取付部材と、前記最上階の下階の梁の上フランジ
    上面に固定された支持板付き下部取付部材と、前記最上
    階の梁および前記下階の梁の間に配設された外壁パネル
    と、該外壁パネルの裏面側上部左右および下部左右にそ
    れぞれ固定された係合部を有する取付金具とから構成さ
    れ、外壁パネルが支持板に支持され、外壁パネルの下部
    に固定された取付金具の係合部が下部取付部材のリップ
    部に係合されているとともに、外壁パネルの上部に固定
    された取付金具の係合部が上部取付部材のリップ部に係
    合されていることを特徴とする外壁パネルの取付構造。
JP10215403A 1998-07-30 1998-07-30 外壁パネルの取付構造 Pending JP2000045434A (ja)

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