JP3765907B2 - ヘッドスライダ及びディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に磁気ディスク装置に用いられる浮上型磁気ヘッドスライダに関し、特に低浮上量を指向した負圧スライダに関する。
【0002】
近年の磁気ディスク装置の磁気ヘッドスライダにおいては、磁気ディスク媒体の記録密度の増加のために低浮上量化が進められている。また、アクセスの高速化のため、アクセス方向に大きな加速度がかけられるので、浮上安定性に優れたスライダが求められている。
【0003】
更に、磁気ディスク装置の小型化、機構の単純化のために、近年の磁気ディスク装置においては回転型ポジショナが広く用いられ、ヨー角変化による浮上量変動の少ない負圧スライダが要望されている。
【0004】
【従来の技術】
浮上安定性に優れた負圧磁気ヘッドスライダとして、空気流入端から空気流出端に向かってレール幅が減少する一対のレールを形成し、一対のレールの間に溝を画成し、この溝部で負圧を発生させるスライダが提案されている(特開平4−228157号)。
【0005】
図1(A)は上記公開公報に開示された従来の負圧磁気ヘッドスライダの平面図であり、図1(B)はその斜視図である。スライダ2は直方体形状をしており、空気流入端2aと、空気流出端2bを有している。
【0006】
スライダ2のディスク対向面には正圧を発生させるための一対のレール4,6が形成されている。各レール4,6はそれぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面(レール表面)4a,6aを有している。
【0007】
各レール4,6の空気流入端側にはテーパ面4b,6bがそれぞれ形成されている。一対のレール4,6の間には一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる溝8が画成されている。
【0008】
レール4が位置するスライダ2の空気流出端には電磁トランスデューサ10が形成されている。一対のレール4,6の空気流入端側にはセンターレール11が形成されている。
【0009】
各レール4,6の幅を流入端及び流出端側で広く、中間部分で細く形成することにより、ヨー角変化による浮上変動を抑えている。また、流入端にテーパ面4b,6bを形成することによって、塵埃付着時の浮上変動を抑制することができる。
【0010】
図1(B)はレール面側から見たスライダ2の斜視図であり、点線矢印がスライダ2にかかる正圧を、実線矢印がスライダ2にかかる負圧を示している。レール面4a,6aで正圧が発生し、溝8の部分で負圧が発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
スライダの浮上量が0.05μm以下となると、スライダ表面形状が浮上状態に与える影響が大きくなる。
【0012】
上述した従来のスライダでは、スライダが長方形状をしており、概略平行に形成された一対のレールの各々が流入端側と流出端側に2個の幅広部を有するため、スライダ浮上時における圧力分布のピークが4点で発生し、スライダが4点支持となる。
【0013】
このようにスライダが4点で支持されて浮上すると、スライダの表面形状が浮上状態に与える影響が大きくなる。即ち、製造誤差によりスライダのクラウン、キャンバ、ツイスト等が変動すると、スライダの浮上状態が大きく変動してしまうという問題がある。
【0014】
よって本発明の目的は、スライダ加工時に生じるレール面平面性公差による浮上変動、テーパ長の加工公差による浮上変動を抑制することができ、良好な浮上特性を有するヘッドスライダを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、空気流入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;前記一対のレールの間の空気流入端側に画成されたスリットと;前記スリットに連続して前記一対のレールの間に画成された、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる前記スリットよりも幅広の溝と;前記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを具備し;前記スライダは空気流入端側よりも空気流出端側が広い台形形状をしており、前記各レールは流入端部と、流出端部と、中間部分とを有しており、該流入端部と流出端部が中間部分より幅広に形成されているとともに、各レールの流出端部中心が流入端部中心と中間部分の中心を結んだ直線の外側に位置していることを特徴とするヘッドスライダが提供される。
【0016】
本発明のヘッドスライダは空気流入端側が狭く空気流出端側が広い台形形状をしているため、一対のレールは流入端側で近付くこととなる。これにより、スライダ浮上時における圧力分布のピークは3カ所となり、スライダが3点支持されることになる。
【0017】
スライダが3点支持されると、製造誤差によりスライダのクラウン、キャンバ、ツイスト等が変動しても、スライダの浮上変動を抑制することができ、スライダの良好な浮上特性を実現することができる。
【0018】
好ましくは、各レールはレールの空気流出端部の中心が、空気流入端部の中心と中間部分の中心を結んだ直線の外側にあるような形状を有している。更に好ましくは、各レールは流入端側に正圧を発生させるテーパ面を有しており、且つテーパ面を有するレール部分のレール幅が、空気流入端側から流出端側に向かって連続的に減少する。
【0019】
本発明の他の側面によると、空気流入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;前記一対のレールの間の空気流入端側に画成されたスリットと;前記スリットに連続して前記一対のレールの間に画成された、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる前記スリットよりも幅広の溝と;前記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを具備し;前記スライダは空気流出端側に互いに概略平行な一対の側面と、該一対の側面から空気流入端に向けて連続して互いに近付く一対の傾斜側面とを有しており、前記各レールは流入端部と、流出端部と、中間部分とを有しており、該流入端部と流出端部は中間部分より幅広に形成されているとともに、各レールの流出端部中心が流入端部中心と中間部分の中心を結んだ直線の外側に位置していることを特徴とするヘッドスライダが提供される。
【0020】
本発明の更に他の側面によると、空気流入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;前記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを具備し;前記一対のレールの間の間隔は空気流入端から空気流出端に向けて広がっており;前記スライダは空気流入端側よりも空気流出端側が広い台形形状をしており、前記各レールは流入端側及び流出端側が中間部分より幅広に形成されていることを特徴とするヘッドスライダが提供される。
【0021】
好ましくは、連結レール部は空気流入端側に正圧を発生させるテーパ面を有しており、且つテーパ面を有するレール部分のレール幅が、空気流入端側から空気流出端側に向かって連続して減少している。
【0024】
【発明の実施の形態】
図2を参照すると、本発明の磁気ヘッドスライダを搭載した磁気ディスク装置の斜視図が示されている。符号12はベース14とカバー16とから構成されるハウジング(ディスクエンクロージャー)である。
【0025】
ベース14上にはインナーハブモータによって回転駆動される図示しないスピンドルハブが設けられている。スピンドルハブには磁気ディスク20と図示しないスペーサーが交互に挿入され、ディスククランプ18をスピンドルハブにネジ締結することにより、複数枚の磁気ディスク20が所定間隔離間してスピンドルハブに取り付けられる。
【0026】
符号22はアクチュエータアームアセンブリ26と磁気回路28とから構成されるロータリーアクチュエータを示している。アクチュエータアームアセンブリ26は、ベース14に固定されたシャフト24回りに回転可能に取り付けられている。
【0027】
アクチュエータアームアセンブリ26は、回転中心から一方向に伸長した複数のアクチュエータアーム30と、アクチュエータアーム30と反対方向に伸長したコイル支持部材36を含んでいる。
【0028】
各アクチュエータアーム30の先端部には、先端部で磁気ヘッドスライダ32を支持するサスペンション34の基端部が固定されている。
コイル支持部材36によりコイル38が支持されている。磁気回路28と、磁気回路28のギャップ中に挿入されるコイル38とでボイスコイルモータ(VCM)40が構成される。
【0029】
符号42はヘッドスライダ32に搭載された電磁トランスデューサからの信号を取り出すフレキシブルプリント配線板(FPC)を示しており、固定部材44でその一端が固定され、更に図示しないコネクタに電気的に接続されている。
【0030】
ベース14上に環状パッキンアセンブリ46が搭載されており、パッキンアセンブリ46を間に挟んでカバー16をベース14にネジ締結することにより、ハウジング12内が密封される。
【0031】
図3は本発明第1実施形態の磁気ヘッドスライダ50Aの平面図を示しており、図4は浮上状態のその斜視図を示している。本実施形態及び引き続く数多くの実施形態において、実質的に同一構成部分については同一符号を付して説明する。
【0032】
磁気ヘッドスライダ50Aは空気流入端52aと、空気流出端52bを有しており、空気流入端側が狭く空気流出端側が広い台形形状をしている。磁気ヘッドスライダ50Aは図2に示したサスペンション34により支持される。
【0033】
磁気ヘッドスライダ50Aのディスク対向面には、平坦なレール面(空気ベアリング表面)54a,56aを有する一対のレール54,56が形成されている。
【0034】
各レール54,56の空気流入側端部にはそれぞれテーパ面54b,56bが形成されている。スライダ50Aが台形形状をしているため、一対のレール54,56は空気流入端側で互いに近付くように配置されており、その間にスリット58が画成されている。
【0035】
更に、一対のレール54,56の間には負圧発生用の溝60が画成されている。レール54が位置するスライダ50Aの空気流出端52bには電磁トランスデューサ62が形成されている。
【0036】
スライダ50AはAl2 3 −TiCから形成されており、ウエハに複数個の電磁トランスデューサ62を形成した後ウエハをバー形状に切断し、側面を加工してレール54,56を形成した後、個々のスライダ50Aに切断する。
【0037】
スライダサイズは1.25mm×0.25−0.75mm(空気流入端)×1mm(空気流出端)であり、厚さは0.3mmである。レール54,56の幅は最も細い部分で100μm以下となるため、レール54,56はフォトリソグラフィ技術により形成する。
【0038】
即ち、形成すべき所望のレールパターンにレジストを塗布した後、イオンミリングによりウエハを削り取ってスリット58と、溝60を形成する。テーパ面54b,56bはレール54,56を形成する前、或いは後に機械加工によって形成する。
【0039】
テーパの角度は0.5°〜4.0°、テーパの長さはレール長さの1/10〜1/20が望ましい。テーパ面54b,56bで発生した正圧により、各レール54,56の先端側面への汚れの付着を防止する。
【0040】
図4のスライダ50Aの浮上状態斜視図から明らかなように、点線矢印で示されるようにレール面(空気ベアリング表面)54a,56aで正圧が発生し、溝60部分で実線矢印で示すように負圧吸引力が発生する。即ち、スリット58部分で一旦圧縮された空気が溝60部分で膨張することにより負圧が発生する。
【0041】
図5に示した圧力分布から明らかなように、本実施形態のスライダ50Aは台形形状であるため、3つの圧力のピークを有しており、浮上状態のスライダ50Aは3点支持となる。
【0042】
スライダ50Aが3点支持となるため、加工誤差によりスライダのクラウン、キャンバ、ツイスト等が変動しても、スライダの浮上変動率は小さくなる。また、スライダ形状が台形形状であるため、同じ厚さを有するスライダで質量が従来のスライダの1/2〜3/4程度となる。
【0043】
例えば、従来のスライダは1.757mgであり、第1実施形態のスライダ50Aは0.984〜1.378mgである。このため、1.161mgのサスペンションにスライダ50Aを取り付けた場合、共振周波数を3.8〜13%増加させることができる。
【0044】
図6は本発明第2実施形態のスライダ50Bの平面図を示している。本実施形態のスライダ50Bは空気流出端52b側に形成された互いに平行な一対の側面64a,64bと、これらの側面64a,64bと空気流入端52aを接続する一対の傾斜側面66a,66bを有している。
【0045】
本実施形態のスライダ50Bは空気流出端部側に一対の平行な側面64a,64bを有しているため、スライダ加工の際横方向の押し付けによる位置合わせが容易になる。また、空気流出端部側のコーナー部の角度が鋭角でなくなるため、衝突時のスライダコーナー部による打痕傷の程度が軽くなる。
【0046】
図7は本発明第3実施形態のスライダ50Cの平面図を示している。スライダ50Cは一対のレール68,70を有しており、一対のレール68,70の間にはスリット72と、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる溝74が画成されている。
【0047】
レール68は空気流入端部68aと、空気流出端部68bと、中間部分68cとを含んでおり、空気流出端部68bの中心が、空気流入端部68aの中心と中間部分68cの中心を結んだ直線69の外側に位置付けされている。
【0048】
同様に、レール70は空気流入端部70aと、空気流出端部70bと、中間部分70cとを含んでおり、空気流出端部70bの中心が、空気流入端部70aの中心と中間部分70cの中心を結んだ直線71の外側に位置付けされている。
【0049】
レール68,70が上述したような形状を有しているため、空気流入端52aからの気流が遮断されやすくなり、安定浮上に必要なレール幅を保ったまま浮上量を低下させることができる。
【0050】
図8は本発明第4実施形態のスライダ50Dの平面図である。テーパ面68d,70dを有するレール部分の幅が、空気流入端から空気流出端に向かって減少しているため、テーパ加工公差によりテーパ長が変動しても、スライダ50Dの浮上量変化を小さくすることができる。
【0051】
即ち、テーパ長が長くなると浮上量を増加させるが、テーパ部分のレール幅を空気流入端から空気流出端に向かって減少させることにより、浮上量を下げ、テーパ長が長くなったことによる浮上量の増加を相殺している。
【0052】
図9は本発明第5実施形態のスライダ50Eの平面図である。本実施形態では、センターレール76が一対のレール68,70の間に設けられている。その他の構成は図8に示した第4実施形態と同様である。
【0053】
図10は本発明第6実施形態のスライダ50Fの平面図を示している。本実施形態では、スリット72を画成するレール68,70の内側エッジ68f,70fがスライダ50Fの長手方向中心線に平行に形成されている。
【0054】
更に、テーパ面68e,70eを有するレール部分の幅が、空気流入端から空気流出端に向かって減少している。これにより、第4及び第5実施形態と同様に、テーパ加工公差によりテーパ長が変動しても、スライダ50Fの浮上量変化を小さくすることができる。
【0055】
図11は本発明第7実施形態のスライダ50Gの平面図を示している。本実施形態のスライダ50Gでは、一対のレール78,80は空気流入端側の連結レール部82で互いに連結されている。
【0056】
即ち、レール形状が逆V型であり、空気流入端が閉じているため、空気が空気流入端で大きく圧縮され、圧縮された空気が溝84で膨張するため、負圧の発生が容易である。連結レール部82は空気流入端部52aにテーパ面82aを有している。
【0057】
従来型方形スライダで逆V型又は逆U型レールを採用すると、テーパ長が長くなるため、正圧が発生しすぎ、スライダの低浮上量を実現することが困難であった。
【0058】
この問題を改善するためには、テーパ部のレール幅を狭くする必要があるが、そうすると、空気流入端の両サイドにレールのない部分が広がってしまい、スライダが前のめりにつんのめった場合、スライダの角が磁気ディスクに接触してしまうという問題がある。
【0059】
本実施形態のスライダ50Gでは、スライダの外形が台形形状をしているため、空気流入端の幅は従来の通常タイプのスライダよりも短くなる。その結果、正圧を抑制するためにテーパ部のレール幅を短くする必要がなく、スライダ50Gのつんのめりによるスライダの角と磁気ディスクとの接触を回避できる。
【0060】
図12は本発明第8実施形態のスライダ50Hの平面図を示している。本実施形態のスライダ50Hでは、レール78,80を連結する連結レール部86のレール幅が、テーパ面86aの部分において、空気流入端から空気流出端に向かって減少している。その結果、テーパ加工公差によりテーパ長が変動しても、スライダ50Hの浮上量変化を小さく抑えることができる。
【0061】
図13は本発明第9実施形態のスライダ50Iの平面図を示している。連結レール部86に空気流出端側からテーパ面86aの一部に伸長するスリット88が入っているため、空気流入端部における正圧を抑制することができ、スライダ50Iの低浮上化を達成しやすくなる。
【0062】
図14は本発明第10実施形態のスライダ50Jの平面図を示している。連結レール部86に形成された空気流出端側からテーパ面86aの一部に伸長するスリット90が、空気流出端側から空気流入端側に向けてその幅が狭くなっている。
【0063】
その結果、連結レール部86に空気流入端側から流出端に向けて幅が狭くなる一対のレールを形成しやすくなり、テーパ加工公差によるテーパ長の変動が発生しても、スライダ50Jの浮上量変化を小さく抑えることができる。
【0064】
図15(A)は本発明第11実施形態のスライダ50Kの平面図を示しており、図15(B)は図15(A)のB−B線に沿う断面図である。
連結レール部86に形成されているスリット92が溝84の深さより浅いため、容易に負圧を発生させることができ、且つ圧縮された気流が溝84で急激に膨張しないため、溝84に汚れが付着することもない。
【0065】
図16は本発明第12実施形態のスライダ50Lの平面図を示している。連結レール部86のテーパ面86aのレール幅が、空気流入端から空気流出端に向かって減少しているため、テーパ加工公差によるテーパ長の変動が発生しても、スライダ50Lの浮上量変化を小さく抑えることができる。
【0066】
図17は本発明第13実施形態のスライダ50Mの平面図を示している。本実施形態のスライダ50Mにおいては、連結レール部86に形成されたスリット94の深さが溝84の深さより浅く、且つスリット94の幅が空気流入端52aから空気流出端に向けて徐々に広くなるように形成されている。
【0067】
更に、テーパ面86aにおけるレール幅が空気流入端から空気流出端に向かって減少しているため、テーパ加工公差によりテーパ長の変動が発生しても、スライダ50Mの浮上量変化を小さく抑えることができる。
【0068】
図18は本発明第14実施形態のスライダ50Nの平面図を示している。連結レール部86の空気流出端側からテーパ面86aの一部に伸長するスリット96が入っており、スリット96の深さが溝84の深さよりも浅くなっている。本実施形態のスライダ50Nは、負圧を発生させやすく、容易に低浮上を実現することができる。
【0069】
図19(A)は本発明第15実施形態のスライダ50Pの平面図を示しており、図19(B)は図19(A)のB−B線に沿う断面図である。
上述した各実施形態では、空気流入端で正圧を発生させるため、レール面にテーパを設けていたが、本実施形態では溝74の深さの1/2〜1/4程度(溝深さが2〜4μmの場合、0.5〜2μm)のステップ98,100をレール68,70の空気流入端部に形成する。更に、スリット72の空気流入端部にステップ102を形成する。
【0070】
レール68,70の空気流入端部に設けたステップ98,100で正圧を発生させる。従来型方形スライダの場合と比較すると、ステップ98,100,102を形成した空気流入端部の幅が狭くなるため、汚れの付着量が少なくなり、スライダ50Pの浮上量の変動を小さく抑えることができる。
【0071】
図20は本発明第16実施形態のスライダ50Qの平面図を示している。本実施形態のスライダ50Qは平均レール幅が異なる一対のレール104,106を有している。
【0072】
即ち、電磁トランスデューサ62が位置するレール106の平均レール幅を、他方のレール104の平均レール幅よりも狭く形成し、必ず電磁トランスデューサ62側のレール106の浮上量を低くする。
【0073】
これにより、低浮上時において、スライダ50Qが磁気ディスクに接触する確率を低下させることができる。レール104,106の間には溝108が画成されている。
【0074】
図21は第16実施形態のスライダ50Qの空気流入端及び空気流出端の浮上量を示す図である。縦軸がスライダ浮上量を、横軸が磁気ディスクの中心から半径方向距離を示している。
【0075】
実線が電磁トランスデューサ搭載レールであり、点線が電磁トランスデューサを搭載していないレールの浮上量をそれぞれ示している。空気流入端及び空気流出端の何れにおいても、電磁トランスデューサ搭載レールの浮上量が他のレールより低くなっていることがわかる。
【0076】
次に、図22(A)及び図22(B)を参照して、スライダの製造方法について概略的に説明する。図22(A)に示すように、まずウエハ110上に複数の電磁トランスデューサ62を形成する。ウエハ110からAl2 3 −TiC基板112をバー形状に切り出し、これを本明細書においてスティック状ウエハと称することにする。
【0077】
次いで、スティック状ウエハ112上にフォトレジストのマスクパターンを形成し、イオンミリングでエッチングして図22(B)に示すようにスティック状ウエハ112上に複数のレール54,56を形成する。
【0078】
図23を参照すると、スティック状ウエハ112の第1の切断方法が示されている。即ち、本発明のスライダは台形形状をしているため、スティック状ウエハ112から個々のスライダを分離するのに特別な切断方法が必要である。
【0079】
回転カッター114はその外周面に切断刃116を有している。切断刃116は図24に示すような特別な断面形状をしている。即ち、切断刃116は台形スライダ50Aの傾斜側面と角度と等しい傾斜角を有している。更に、切断刃116は台形スライダ50Aの長さよりも大きな半径方向長さLを有している。
【0080】
このような切断刃116を有する複数の回転カッター114を図23に示すように等間隔で並設し、個々のスライダ50Aの空気流入端52aが上側となるようにスティック状ウエハ112を立てながら、カッター114に対してスティック状ウエハ112を矢印118で示す水平方向に搬送してスティック状ウエハ112を個々のスライダ50Aに切断する。
【0081】
ここで注意すべきは、スティック状ウエハ112を搬送するときのカッター114の切断刃116に対する高さの関係が重要であり、カッター114の真下において図24に示すような高さ関係となるようにスティック状ウエハ112を搬送する。スティック状ウエハ112がカッター114の真下を通過すると、スティック状ウエハ112は複数の台形スライダ50Aに分離される。
【0082】
スティック状ウエハ112の切断を自動化するためには、図25に示すようなステージ120が使用される。ステージ120はスティック状ウエハ112が丁度収容される複数の溝122を有している。更に、これらの溝122と直角方向に複数のスリット124が形成されている。これらのスリット124中を切断刃116が通過する。
【0083】
図26(A)は図25の26A−26A線断面図を示しており、図26(B)は図25の26B−26B線断面図をそれぞれ示している。
このステージ120を使用してスティック状ウエハ112を切断するには、個々のスライダの空気流入端が上側となるようにスティック状ウエハ112をステージ120の溝122中に挿入する。
【0084】
そして、ステージ120をキャリアにより水平方向に搬送しながら、スティック状ウエハ112を個々のスライダに切断する。切断時には、回転カッター114の切断刃116はステージ120のスリット124を通過する。
【0085】
図27を参照すると、スティック状ウエハの第2の切断方法が示されている。この切断方法によると、個々のスライダの空気流入端が上側となるようにスティック状ウエハ112を立ててウエハを回転カッター114の真下に位置付けする。
【0086】
そして、切断箇所がカッター114の中心を通る鉛直線に実質上一致するように、スティック状ウエハ112をカッター114に対して鉛直方向上方に移動して、スティック状ウエハ112を個々のスライダに切断する。カッター114の切断刃116は図24に示した切断刃と同様な形状をしている。
【0087】
図28を参照すると、切断の位置決めに適したスティック状ウエハ112′が示されている。このスティック状ウエハ112′は隣接するスライダとスライダの間にスティック状ウエハ112′の幅方向全長に渡る突起128を有している。これらの突起128はイオンミリングによりレール54,56を加工するのと同時に加工される。
【0088】
このように、スティック状ウエハ112′は複数の突起128を有しているため、これらの突起128をカッター114の切断刃116を位置決めするためのガイドとして利用できる。これらの突起128をガイドとしてスティック状ウエハ112′を切断することにより、スティック状ウエハ112′を個々のスライダに容易に分離できる。
【0089】
【発明の効果】
本発明によれば、スライダ加工時に生じるレール面平面性公差による浮上量の変動及びテーパ長の加工公差による浮上量の変動を抑制することができ、良好な浮上特性を有するヘッドスライダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は従来の磁気ヘッドスライダの平面図であり、図1(B)は浮上状態におけるその斜視図である。
【図2】磁気ディスク装置の斜視図である。
【図3】本発明第1実施形態のスライダの平面図である。
【図4】第1実施形態のスライダの浮上状態の斜視図である。
【図5】第1実施形態のスライダの圧力分布を示す図である。
【図6】第2実施形態のスライダの平面図である。
【図7】第3実施形態のスライダの平面図である。
【図8】第4実施形態のスライダの平面図である。
【図9】第5実施形態のスライダの平面図である。
【図10】第6実施形態のスライダの平面図である。
【図11】第7実施形態のスライダの平面図である。
【図12】第8実施形態のスライダの平面図である。
【図13】第9実施形態のスライダの平面図である。
【図14】第10実施形態のスライダの平面図である。
【図15】図15(A)は第11実施形態のスライダの平面図であり、図15(B)は図15(A)のB−B線に沿った断面図である。
【図16】第12実施形態のスライダの平面図である。
【図17】第13実施形態のスライダの平面図である。
【図18】第14実施形態のスライダの平面図である。
【図19】図19(A)は第15実施形態のスライダの平面図であり、図19(B)は図19(A)のB−B線に沿った断面図である。
【図20】第16実施形態のスライダの平面図である。
【図21】第16実施形態のスライダの浮上量を示す図である。
【図22】図22(A)はウエハの斜視図であり、図22(B)は図22(A)に示すウエハから切り出したスティック状ウエハの斜視図である。
【図23】第1の切断方法を示す図である。
【図24】切断刃の断面形状を示す図である。
【図25】ステージの斜視図である。
【図26】図26(A)は図25の26A−26A線断面図であり、図26(B)は図25の26B−26B線断面図である。
【図27】第2の切断方法を示す図である。
【図28】切断の位置決めに適したスティック状ウエハを示す図である。
【符号の説明】
50A〜50Q 磁気ヘッドスライダ
52a 空気流入端
52b 空気流出端
54,56 レール
54a,56a レール面(空気ベアリング表面)
54b,56b テーパ面
58 スリット
60 溝
62 電磁トランスデューサ

Claims (18)

  1. 空気流入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、
    ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;
    前記一対のレールの間の空気流入端側に画成されたスリットと;
    前記スリットに連続して前記一対のレールの間に画成された、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる前記スリットよりも幅広の溝と;
    前記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを具備し;
    前記スライダは空気流入端側よりも空気流出端側が広い台形形状をしており、
    前記各レールは流入端部と、流出端部と、中間部分とを有しており、該流入端部と流出端部が中間部分より幅広に形成されているとともに、各レールの流出端部中心が流入端部中心と中間部分の中心を結んだ直線の外側に位置していることを特徴とするヘッドスライダ。
  2. 前記各レールは流入端側に空気ベアリング表面に連続して形成されたテーパ面を有しており、該テーパ面を有するレール部分のレール幅が流入端側から流出端側に向かって連続して減少する請求項1記載のヘッドスライダ。
  3. 前記一対のレールの内側側面は前記テーパ面を有するレール部分でスライダ長手方向中心軸線に平行である請求項記載のヘッドスライダ。
  4. 前記スリットの深さは前記溝の深さよりも浅い請求項1記載のヘッドスライダ。
  5. 前記各レールは流入端側に段差を有する請求項1記載のヘッドスライダ。
  6. 前記一方のレールの平均レール幅は他方のレールの平均レール幅よりも狭い請求項1記載のヘッドスライダ。
  7. 前記各レールの前記テーパ面を有する部分のレール幅が流入端側から流出端側に連続して減少する請求項記載のヘッドスライダ。
  8. 前記スリットの幅が流入端から流出端にかけて連続して増加する請求項記載のヘッドスライダ。
  9. 空気流入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、
    ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;
    前記一対のレールの間の空気流入端側に画成されたスリットと;
    前記スリットに連続して前記一対のレールの間に画成された、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる前記スリットよりも幅広の溝と;
    前記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを具備し;
    前記スライダは空気流出端側に互いに概略平行な一対の側面と、該一対の側面から空気流入端に向けて連続して互いに近付く一対の傾斜側面とを有しており、
    前記各レールは流入端部と、流出端部と、中間部分とを有しており、該流入端部と流出端部は中間部分より幅広に形成されているとともに、各レールの流出端部中心が流入端部中心と中間部分の中心を結んだ直線の外側に位置していることを特徴とするヘッドスライダ。
  10. 前記各レールは流入端側に空気ベアリング表面に連続して形成されたテーパ面を有しており、該テーパ面を有するレールのレール幅が流入端側から流出端側に向かって連続して減少する請求項記載のヘッドスライダ。
  11. 前記一対のレールの内側側面は前記テーパ面を有するレール部分でスライダ長手方向中心軸線に平行である請求項記載のヘッドスライダ。
  12. 空気流入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、
    ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;
    前記一対のレールを空気流入端側で連結する連結レール部と;
    前記一対のレールの間に画成された、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる溝と;
    前記一方のレールが位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサとを具備し;
    前記スライダは空気流入端側よりも空気流出端側が広い台形形状をしており、
    前記各レールは流入端側及び流出端側が中間部分より幅広に形成されていることを特徴とするヘッドスライダ。
  13. 前記連結レール部は空気流入端側にテーパ面を有しており、該テーパ面の形成された連結レール部のレール幅が流入端側から流出端側に連続して減少することを特徴とする請求項1記載のヘッドスライダ。
  14. 前記連結レール部は横方向概略中心部分に前記溝から前記テーパ面の一部にかけて伸長するスリットを有している請求項1記載のヘッドスライダ。
  15. 前記スリットは流入端から流出端に向けてその幅が増加する請求項1記載のヘッドスライダ。
  16. 空気流入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、
    ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;
    前記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを具備し;
    前記一対のレールの間の間隔は空気流入端から空気流出端に向けて広がっており;
    前記スライダは空気流入端側よりも空気流出端側が広い台形形状をしており、
    前記各レールは流入端側及び流出端側が中間部分より幅広に形成されていることを特徴とするヘッドスライダ。
  17. 空気流入端と空気流出端を有するヘッドスライダであって、
    ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;
    前記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサを具備し;
    前記一対のレールはその間に一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生される溝を画成しており、
    前記スライダは空気流入端側よりも空気流出端側が広い台形形状を有しており、
    前記一対のレールの各々は前記スライダの両側エッジにほぼ平行に形成されており、
    前記各レールは流入端側及び流出端側が中間部分より幅広に形成されていることを特徴とするヘッドスライダ。
  18. ディスク装置であって、
    ハウジングと;
    該ハウジング内に回転可能に取り付けられたディスクと;
    前記ディスクに対してデータをライト/リードするトランスデューサを有するヘッドスライダと;
    前記ヘッドスライダをディスクのトラックを横切って移動させるアクチュエータとを具備し;
    前記ヘッドスライダは、ディスクに対向するディスク対向面に形成された、それぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面を有する一対のレールと;
    前記一対のレールの間の空気流入端側に画成されたスリットと;
    前記スリットに連続して前記一対のレールの間に画成された、一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる前記スリットよりも幅広の溝と;
    前記レールの一方が位置する前記空気流出端に形成されたトランスデューサとを具備し;
    前記スライダは空気流入端側よりも空気流出端側が広い台形形状をしており、
    前記各レールは流入端部と、流出端部と、中間部分とを有しており、該流入端部と流出 端部が中間部分より幅広に形成されているとともに、各レールの流出端部中心が流入端部中心と中間部分の中心を結んだ直線の外側に位置していることを特徴とするディスク装置。
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