JP3762124B2 - 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理する画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、この種の出力装置ではカラー画像を含む種々の画像出力に対する高画質化が進み、ユーザが意図する画質で出力結果が得られるようになってきた。
【0003】
しかし、その高画質化のために、紙幣などを違法に出力(偽造出力)する場合が考えられる。そういう問題を未然に防ぐよう出力装置には、出力結果などに何らかのパターンを付加する手段が備えられていたり、偽造が行われたか否かを検出する偽造検出手段が備えられていたりと様々な偽造防止手段が備えられている。これらの手段は、違法行為を行った人物を特定するのに効果的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の方法だけでは情報量が少ないため、時によっては違法行為を行った人物の特定が困難となってしまうという問題があった。
また、上記違法行為に対応する印刷データを確認することができなかった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、本発明の目的は、特定のパスワードを入力した者のみが、不正な出力要求に対する受信印刷データの内容を容易に確認でき、ユーザが誤った使用を行ったことを後から確認可能にできる画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0012】
本発明に係る第1の発明は、複数のデータ処理装置から送信されるデータ処理装置の識別情報が付加された印刷データを受信し、該受信した印刷データを解析し、偽造を行なおうとしている装置の使用を阻止すべく、出力が制限されている紙幣有価証券を示す特定データであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記特定データであると判定された場合にのみ、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報を特定パスワードが入力された際に読み出し可能に格納し、一方、前記特定データでないと判定された場合には、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報は格納しない格納手段と、を有し、前記格納手段は、所定タイミングで、前記印刷データを消去し、かつ前記印刷データを消去する場合でも、前記印刷データに付加されている前記識別情報は偽造履歴情報として管理すべく消去しないものである。
【0014】
本発明に係る第2の発明は、前記識別情報は、ネットワークアドレスもしくは該データ処理装置のユーザを示す情報を示すものである。
【0015】
本発明に係る第の発明は、前記判定手段は、特定色パターン(紙幣,有価証券等の赤印鑑形状等)もしくは特定コード(紙幣,有価証券等の種類,製造番号等を示すバーコード等)に基づいて特定データであるか否かを判定するものである。
【0016】
本発明に係る第4の発明は、前記格納手段は、前記印刷データを圧縮して格納するものである。
【0018】
本発明に係る第5の発明は前記格納手段は、前記印刷データに対して所定の間引き処理を施したデータを記憶するものである。
【0024】
本発明に係る第6の発明は、複数のデータ処理装置から送信されるデータ処理装置の識別情報が付加された印刷データを受信し、該受信した印刷データを解析し、偽造を行なおうとしている装置の使用を阻止すべく、出力が制限されている紙幣有価証券を示す特定データであるか否かを判定する判定工程と、前記判定工程により、前記特定データであると判定された場合にのみ、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報を特定パスワードが入力された際に読み出し可能に格納し、一方、前記特定データでないと判定された場合には、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報は格納しない格納工程と、を有し、前記格納工程は、所定タイミングで、前記印刷データを消去し、かつ前記印刷データを消去する場合でも、前記印刷データに付加されている前記識別情報は偽造履歴情報として管理すべく消去しないものである。
【0030】
本発明に係る第7の発明は、複数のデータ処理装置から送信されるデータ処理装置の識別情報が付加された印刷データを受信し、該受信した印刷データを解析し、偽造を行なおうとしている装置の使用を阻止すべく、出力が制限されている紙幣有価証券を示す特定データであるか否かを判定する判定工程と、前記判定工程により、前記特定データであると判定された場合にのみ、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報を特定パスワードが入力された際に読み出し可能に格納し、一方、前記特定データでないと判定された場合には、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報は格納しない格納工程と、を有し、前記格納工程は、所定タイミングで、前記印刷データを消去し、かつ前記印刷データを消去する場合でも、前記印刷データに付加されている前記識別情報は偽造履歴情報として管理すべく消去しないコンピュータが読み出し可能なプログラムを記録媒体に格納したものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
まず、本発明の実施形態を適用可能な出力装置の一例としてレーザビームプリンタの構成例を説明する。なお、本実施形態は、レーザビームプリンタのみならず、例えばインクジェットプリンタ等の他の方式の出力装置にも適用可能である。また、本発明は、印刷制御装置としても、あるいは当該印刷制御装置(画像処理装置)を備える印刷装置としても適用可能なものである。
【0032】
図1は、本発明に係る印刷制御装置(出力制御装置,画像処理装置)を適用可能な印刷システムの概略を説明するブロック図であり、例えばプリンタエンジンがレーザビームプリンタエンジンの場合に対応する。
【0033】
なお、このプリンタエンジンでは、文字等のデータに加えて写真等のフルカラー画像も形成可能である。また、図1では、データ処理装置として機能する外部機器101がプリンタに1対1に接続される場合を示すが、本発明はプリンタに対して所定の通信媒体(ネットワーク)を介して複数のデータ処理装置が接続される場合にも適用可能である。さらに、外部機器101は、パーソナルコンピュータ,ネットワークコンピュータ,デジタルカメラ,スキャナ等種々の装置を含む。以下、ホストコンピュータを例に説明する。
【0034】
図1に示すように、例えばカラー出力可能なレーザビームプリンタ102は、ホストコンピュータなどの外部機器101から所定のページ記述言語方式のカラー多値情報を含む画像情報(以下、印刷データという)が入力され、その印刷データを解析することによってイメージデータを生成するプリンタコントローラ103と、プリンタコントローラ103によって生成されたイメージデータが示す画像を用紙上に印刷するプリンタエンジン105と、ユーザとのインタフェースを司り、レーザビームプリンタ102に対する所望の動作を指示するための入力操作を行うためのパネル部104とから構成される。105Aは検出チップを備える検出部で、プリンタコントローラ103から受信する画像情報、例えばイメージデータYMCKに対して1プレーンずつフレーム毎にスペクトル等を認識し、辞書テーブル(ファイル)と見合わせることにより偽造データ有無を検出処理し、その旨をプリンタコントローラ103に通知する。
【0035】
次に、本実施形態のレーザビームプリンタの構成について図2を参照しながら説明する。
【0036】
図2は、図1に示したプリンタエンジン105の構成を説明するブロック図である。
【0037】
レーザビームプリンタ102は、図2に示すように、筐体201を備え、筐体201には、プリンタエンジン105を構成するための各機構と、その各機構による各印刷プロセス処理(例えば、給紙処理など)に関する制御を行うエンジン制御部(詳細は図4に示す)及びプリンタコントローラ103(図1に示す)を収納する制御ボード収納部203とが内蔵されている。図1の106はハードディスクで、各種のフォントデータ,フォームデータを記憶したり、受信した印刷情報を蓄積するスプーラとして機能する。また、このハードディスク106は、受信した偽造データ(印刷データ)をその受信時刻や入手先等とともに特定領域に記憶管理する。さらに、プリンタコントローラ103の制御下でのハードディスク106の、該特定領域に対する読み出しは、特定の管理者や特定のパスワードを入力した者以外は不能に管理するものとする。
【0038】
プリンタエンジン105を構成するための各機構としては、レーザ光の走査による感光ドラム上への静電潜像形成,その静電潜像の顕像化,その顕像の印刷用紙への転写を行うための光学処理機構,印刷用紙に転写されたトナー像を定着させるための定着処理機構,印刷用紙の給紙処理機構、印刷用紙の搬送処理機構が設けられている。
【0039】
上記光学処理機構は、半導体レーザ(図示せず)から発射されるレーザ光をプリンタコントローラ103から供給されたイメージデータに応じてオン,オフ駆動するレーザドライバ206を有し、半導体レーザから発射されたレーザ光は回転多面鏡207により主走査方向に振られる。
【0040】
その主走査方向に振られたレーザ光は反射ミラー208を介して感光ドラム205に導かれ、感光ドラム205上を主走査方向に露光する。レーザ光による走査露光によって感光ドラム205上には静電潜像が形成され、その潜像は現像器220から供給されるトナーによってトナー像に顕像化される。このトナーには、Y(イエロー),M(マゼンダ),C(シアン),K(ブラック)の各トナーが用いられる。感光ドラム205上のトナー像は給紙処理機構によって副走査方向に同期して給紙される印刷用紙に転写される。
【0041】
感光ドラム205および現像器220は着脱可能なカートリッジ204に収容されている。反射ミラー208は半透過型ミラーからなり、その裏面側にはビームディテクタ209が配置されている。ビームディテクタ209はレーザ光を検出し、その検出信号はプリンタコントローラ103に与えられる。プリンタコントローラ103はビームディテクタ209の検出信号に基づき主走査方向への露光タイミングを決定する水平同期信号(/BD信号に対応する)を生成し、その水平同期信号はプリンタコントローラ103に出力される。
【0042】
また、定着処理機構は、印刷用紙に転写されたトナー像を熱圧によって定着させるための定着器216を有し、定着器216には、トナー像を加熱するためのヒータが設けられている。ヒータは、所定の定着温度が得られるようにエンジン制御部で制御される。
【0043】
さらに、印刷用紙の給紙機構は、印刷用紙を収容するカセット210と手差し用トレイ219とを有し、カセット210の印刷用紙または手差しトレイ219の印刷用紙を選択的に給紙するように構成されている。カセット210は筐体201内に装着され、カセット210には、仕切り板(図示せず)の移動位置に応じて印刷用紙のサイズを電気的に検知するサイズ検知機構が設けられている。
【0044】
カセット210からはその最上の印刷用紙から1枚単位でカセット給紙クラッチ211の回転駆動によって給紙ローラ212まで搬送される。カセット給紙クラッチ211は、給紙毎に駆動手段(図示せず)によって間欠的に回転駆動されるカムからなり、そのカムが1回転する毎に1枚の印刷用紙が給紙される。
【0045】
給紙ローラ212は印刷用紙をその先端部がレジストシャッタ214に対応する位置まで搬送し、レジストシャッタ214は、給紙された印刷用紙の押圧及びその解除によって、その印刷用紙の給紙停止及びその解除を行い、そのレジストシャッタ214の動作はレーザ光の副走査に同期するように制御される。
【0046】
これに対し、手差しトレイ219は筐体201に設けられ、ユーザによって手差しトレイ219に搭載された印刷用紙は給紙ローラ215でレジストシャッタ214に向けて給紙される。
【0047】
印刷用紙の搬送処理機構は、レジストシャッタ214による押圧が解除された印刷用紙を感光ドラム205に向けて搬送する搬送ローラ213と、定着器216から排出された印刷用紙を筐体201上部に形成された排紙トレイまで導くための各搬送ローラ217,218と、各搬送ローラ213,217,218を駆動するための駆動手段(図示せず)とを有する。
【0048】
筐体201には、パネル部104を構成するための操作パネル202が取り付けられている。操作パネル202には、指示入力操作のためのスイッチ群、情報表示のためのLED表示器,LCD表示器が設けられている。
【0049】
次に、プリンタコントローラ103の構成について図3を参照しながら説明する。
【0050】
図3は、図1に示したプリンタコントローラ103の構成を説明する制御ブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0051】
図3に示すように、プリンタコントローラ103は、外部機器101から送出された印刷データを入力する入力バッファ(図示せず)と、外部機器101へ送出する信号を一時的に保持する出力バッファ(図示せず)とが設けられているホストI/F部302を有し、ホストI/F部302は外部機器101との間でやり取りされる信号の入出力部を構成するとともに、外部機器101との間の通信制御を行う。
【0052】
ホストI/F部302を介して入力された印刷データは、画像データ発生部303に与えられる。画像データ発生部303は予め定められている解析手段に基づき入力された印刷データの解析(例えばPDL解析処理)、その解析結果からプリンタエンジン105が処理可能なイメージデータの作成を行う。
【0053】
具体的には、印刷データの解析、その解析によるオブジェクト情報の作成を行うとともに、そのオブジェクト情報の作成と並行して、ラスタライズ処理,擬似階調処理を順に行う。このラスタライズ処理では、印刷データに含まれる表示色RGB(加法混色)からプリンタエンジン105が処理可能なYMCK(減法混色)への変換処理,印刷データに含まれる文字コードから予め格納されているビットパターン,アウトラインフォントなどのフォントデータへの変換処理を行い、バンド単位でビットマップデータを作成し、このバンド単位のビットマップデータに対しディザパターンを用いる擬似階調処理を施し、印刷処理可能なイメージデータを生成する。この作成されたイメージデータは、画像メモリ305に格納される。画像メモリ305に格納されているイメージデータの読み出しはDMA制御部308で制御され、このDMA制御部308による画像メモリ305からのイメージデータの読み出しに対する制御はCPU309からの指示に基づき行われる。
【0054】
画像メモリ305から読み出されたイメージデータは、エンジンI/F部306を介してビデオ信号としてプリンタエンジン105に転送される。エンジンI/F部306には、プリンタエンジン105へ転送するビデオ信号を一時的に保持する出力バッファ(図示せず)と、プリンタエンジン105から送出された信号を一時的に保持する入力バッファ(図示せず)とが設けらている。エンジンI/F部306は、プリンタエンジン105との間でやり取りされる信号の入出力部を構成するとともに、プリンタエンジン105との間の通信制御を行う。
【0055】
パネル部104(図1に示す)から操作入力によって出力されたモード設定に関する指示などは、パネルI/F部301を介して入力され、パネルI/F部301はパネル部104とCPU309との間のインタフェースを構成する。
【0056】
CPU309は、パネル部104から指示されたモードに応じて上述の各ブロックに対する制御を行い、この制御はROM304に格納されている制御プログラムに基づき実行される。このROM304に格納されている制御プログラムはシステムクロックによってタスクと称されるロードモジュール単位に時分割制御を行うためのオペレーティングシステム(OS)と、このOSによって機能単位に実行制御される複数のロードモジュールとから構成される。このロードモジュールを含む制御プログラムは必要に応じてEEPROM(不揮発性メモリ)310に格納される。
【0057】
CPU309による演算処理の作業領域としては、RAM307が使用される。上述のCPU309を含む各ブロックはシステムバス311にCPU309がアクセス可能なように接続されている。システムバス311は、アドレスバスとシステムバスとから構成される。
【0058】
ここで、プリンタエンジン105によって偽造を検出した場合、プリンタコントローラ103にその旨報知し、プリンタコントローラ103において必要な処理を行う。なお、312はハードディスクで、図1に示したハードディスク106と同等に機能する。
【0059】
また、プリンタコントローラ103のRAM307または図示しないメモリ資源に前述した辞書テーブルを記憶させるとともに、偽造判定用のアルゴリズムをROM304に記憶させておき、CPU309にROM304または図示しないメモリ資源のアルゴリズムに従った判定処理を行わせてもよい。この場合、プリンタエンジン105へ印刷データを出力する時点で、偽造行為を検出でき、判定タイミングを高速化できる。
【0060】
以下、本実施形態の特徴的構成について図3等を参照して説明する。
【0061】
上記のように構成された所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置(外部機器101)からの出力要求を処理する出力制御装置であって、各データ処理装置から受信するデータの種別を解析して出力が制限される特定データであるかどうかを検出する検出手段と(CPU309がROM304または図示しないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して検出処理する)、前記検出手段が前記特定データを検出した場合に、該特定データを転送したいずれかのデータ処理装置を検索して特定する特定手段(CPU309がROM304または図示しないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して特定処理する)と、前記特定手段が特定したいずれかのデータ処理装置から所定の識別情報を取得する取得手段(CPU309がROM304または図示しないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して取得処理する)と、前記取得手段が取得した前記所定の識別情報を格納する格納手段(RAM307のNVRAM領域あるいは図示しないハードディスク等の二次記憶装置)とを有するので、いずれのデータ処理装置から不正な出力要求がなされていることを示す痕跡情報を管理して、その所在を容易に確認することができる。
【0062】
また、所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理する出力制御装置であって、各データ処理装置から受信するデータの種別を解析して出力が制限される特定データであるかどうかを検出する検出手段(CPU309がROM304または図示しないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して検出処理する)と、前記検出手段が前記特定データを検出した場合に、前記特定データの受信中を各データ処理装置に通知する通知手段(CPU309がROM304または図示しないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して通知処理する)とを有するので、不正な出力要求の発生状態を外部のユーザに通知して、特定データの出力要求に対する監視意識を高めることができる。
【0063】
さらに、所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理する出力制御装置であって、各データ処理装置から受信するデータの種別を解析して出力が制限される特定データであるかどうかを検出する検出手段(CPU309がROM304または図示しないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して検出処理する)と、前記検出手段が検出した前記特定データを格納する格納手段(RAM307のNVRAM領域あるいは図示しないハードディスク等の二次記憶装置)とを有するので、いずれのデータ処理装置からの不正な出力要求に対する特定データの内容を容易に確認することができる。
【0064】
また、前記格納手段は、不揮発性記憶媒体(RAM307のNVRAM領域あるいは図示しないハードディスク等の二次記憶装置)で構成するので、いずれのデータ処理装置からの不正な出力要求に対する特定データの内容をいつでも容易に確認することができる。
【0065】
以下、図4に示すフローチャートに基づいて本発明に係る偽造検出処理について説明する。
【0066】
図4は、本発明に係る出力制御装置および画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したプリンタコントローラ103のCPU309が実行する偽造検出時の手順に対応する。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0067】
本実施形態を適用可能なネットワーク接続される出力制御装置を備える出力装置は、該装置に接続されるホストコンピュータ等の外部機器から送信される印刷データを受信する。そして、該受信した印刷データが、法的に印刷が禁止されている、例えば紙幣などの偽造データであると検出(判定)されると(1)、前記印刷データを送信したホストコンピュータ等の外部機器101およびそれらの情報(前記印刷データに付加されている)を検索する(2)。ここで、印刷データを送信したホストコンピュータ等の外部機器101のネットワーク上におけるネットワークアドレスや、外部機器のユーザを示すホスト名,ホストである外部機器101の種類等各獲得可能な情報をプリンタコントローラ103が入手する(3)。
【0068】
次に、入手した情報をある特定の条件をもって、必要時に取り出す(読み出す)ことができるよう不図示のメモリ(例えばRAM307のNVRAM領域)などに格納する(4)。
【0069】
一方、ステップ(1)で、該受信した印刷データが、印刷を行うことが法的に禁止されている、例えば紙幣などの偽造データでないと判定した場合には、当該処理を終了して、図示しない通常の印刷シーケンスを実行する。
【0070】
これにより、ネットワーク等を介して受信した印刷データが不法なデータであることを認識した場合には、当該印刷データの送信先を特定する情報を自動取得してメモリに保存管理でき、任意のタイミングでその情報を参照またはプリントアウトすることができる。
【0071】
なお、上記ステップ(1)における偽造データ受信かどうかの判定基準は、例えば特願昭63−114801号明細書等に開示される手法に準じているものとする。例えば、印刷データから紙幣,有価証券が有している特定色パターン(例えば印刷部を特定色パターンとする場合には、赤の印鑑形状)を公知のパターンマッチングにより実現する。
【0072】
また、他には、紙幣にバーコード等の特定コードが紙幣,有価証券等の種類、製造番号などを示していれば、この特定コードを識別することにより、偽造の有無の判定処理を行うように構成してもよい。
【0073】
また、ステップ(2)における外部機器の情報検索は、印刷データが送信されたときにプロトコルとして取得するIPアドレスを入手する方法がある。また、複数の外部機器にこの出力装置が接続されている場合には、複数の外部機器と出力装置からなるネットワークを管理するホストコンピュータが設定されており、かかるホストコンピュータは、前述した複数の外部機器のネットワークアドレスを有しているので、出力装置において、偽造が検出された際にホストに問い合わせて各種情報を取得するように構成してもよい。
【0074】
さらに、ステップ(4)における情報取り出しは、特定の条件、例えばプリンタの表示パネルにパスワードを入力することにより、当該パスワードが有効な登録者(当該パスワードを知っているネットワーク管理者等)のみが取り出し可能に構成してもよい。
【0075】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、不法な印刷データ(印刷を行うことが法的に禁止されている印刷データ)を受信した際に、その印刷データの転送先を特定するホスト情報を自動的に取得してメモリ資源で保存管理する場合について説明したが、当該不法な印刷データを受信した際に、ネットワークに接続された複数の外部機器に対して一斉に不正行為が行われた旨を通知したり、または指定されたホストコンピュータにその旨を通知するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0076】
なお、上記指定されたホストコンピュータとは、複数のホストコンピュータと出力装置からなるネットワークを管理するコンピュータ、または予め出力装置のハードディスク内に登録済みのIPアドレスに対応したホストコンピュータである。また、前述したIPアドレスは、出力装置を提供した製造者もしくは警察機関等、その他の監視機関のコンピュータのアドレスにすることにより、上述の不正行為に対する監視体制を強化することができる。
【0077】
図5は、本発明に係る出力制御装置および画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したプリンタコントローラ103のCPU309が実行する偽造検出時の手順に対応する。なお、(1),(2)は各ステップを示す。
【0078】
ネットワーク接続される出力装置において、接続されるホストコンピュータなどの外部機器から送信された印刷データが紙幣などを示す偽造データであると判定した場合(1)、双方向性インタフェースを介して、該出力装置に接続されており、ネットワークに接続されたホストコンピュータ等の外部機器に対して、偽造検出された旨を報知して(2)、処理を終了する。
【0079】
一方、ステップ(1)で、該受信した印刷データが、法的に印刷することが禁止されている、例えば紙幣などを示す偽造データでないと判定した場合には、当該処理を終了して、図示しない通常の印刷シーケンスを実行する。
【0080】
これにより、ネットワーク等を介して受信した印刷データが不法なデータ(印刷が法的に禁止されたデータ)であることを認識した場合には、その旨の発生時点でネットワークで接続された外部のいずれかのコンピュータのユーザが不法印刷データの受信有無を確実に認知することができる。
【0081】
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態では、不法な印刷データを受信した際に、その印刷データの転送先を特定するホスト情報を自動的に取得してメモリ資源で保存管理する場合について説明したが、印刷することが不法な印刷データ(偽造データ)を受信した場合に、当該印刷データをメモリ資源(例えば、図1に示したハードディスク106または図3に示したハードディスク312等)で保存管理するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0082】
図6は、本発明に係る出力制御装置および画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したプリンタコントローラ103のCPU309が実行する偽造検出時の手順に対応する。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。
【0083】
第1実施形態で述べたように、ネットワーク接続される出力装置において、接続されるコンピュータなどの外部機器から送信された印刷データが紙幣、有価証券などを示すデータ(偽造データ)であると検出(判定)された場合(1)、出力装置に接続しているコンピュータ等の外部機器から送信される印刷データ(偽造データ)を、すべてプリンタコントローラ103において受信する(2)。
【0084】
そして、前記受信した印刷データ(偽造データ)をある特定の条件をもって必要時に取り出す(読み出す)ことができるようハードディスク106等などに格納して(3)、処理を終了する。
【0085】
一方、ステップ(1)で、該受信した印刷データを、印刷することが法的に禁止されているデータ、例えば紙幣などの偽造データでないと判定した場合には、当該処理を終了して、図示しない通常の印刷シーケンスを実行する。
【0086】
これにより、ネットワーク等を介して受信した印刷データが不法なデータであることを認識した場合には、当該印刷データをメモリに保存管理でき、任意のタイミングでその情報を参照またはプリントアウトすることができる。なお、ネットワーク等を介して受信した紙幣、有価証券等を示す印刷データ(偽造データ)は、予めROM304に記憶済みのJPEG等の圧縮プログラムに従って、CPU309がソフト的に圧縮処理を施し、ハードディスク106または図示しないメモリ資源等に格納する。
【0087】
ただし、ハードディスク106の残りメモリ容量がある所定量より少ない場合、記憶した時点の時刻と現在の時刻とにより割り出される蓄積後の経過時間によっては、上述した印刷データ(偽造データ)を削除するものとする。また、上記偽造データを消去する場合でも、その印刷データ(偽造データ)の印刷要求を発行したホストの情報は消去せずに、偽造データの履歴情報として管理するものとする。
【0088】
さらに、印刷データが紙幣等に対応したデータならば、前述した様に処理を終了するとともに、ハードディスク106または図示しないメモリ資源等に該印刷データを記憶させることに加え、以下に示す(イ),(ロ)の処理を行うものとする。
【0089】
(イ)外部機器101もしくはネットワークを管理するコンピュータに「サービスマンに連絡下さい。」等の表示を行わせるべく、外部機器101もしくはネットワークを管理するコンピュータに制御信号を出力する。
【0090】
(ロ)出力装置の電源をOFFする等の出力装置を使用不可能な状態にする。この構成を採用することにより、紙幣等の偽造を行おうとした出力装置の使用を阻止させることができる。
【0091】
なお、前述したハードディスク106に記憶された不法な印刷データを、サービスマンがサービスモードにより印刷可能とすることで、電源のOFFの理由がユーザの誤った使用に原因があることを説明できる。
【0092】
また、ハードディスク106への印刷データ(偽造データ)の記憶の目的が、印刷データを後から確認可能にプリントする点にあることを考慮すると、ハードディスク106に記憶さる印刷データは、印刷データのサムネール画像であってもよい。
【0093】
以下、本実施形態の特徴的構成について図4〜図6等を参照して説明する。
【0094】
上記のように構成された所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理する出力制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、各データ処理装置から受信するデータの種別を解析して出力が制限される特定データであるかどうかを検出する検出工程(図4のステップ(1))と、前記検出工程により前記特定データを検出した場合に、該特定データを転送したいずれかのデータ処理装置を検索して特定する特定工程(図4のステップ(2))と、前記特定工程により特定したいずれかのデータ処理装置から所定の識別情報を取得する取得工程(図4のステップ(3))と、前記取得工程により取得した前記所定の識別情報をメモリに格納する格納工程(図4のステップ(4))とを有するので、いずれのデータ処理装置から不正な出力要求がなされていることを示す痕跡情報を管理して、その所在を容易に確認することができる。
【0095】
また、所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理する出力制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、各データ処理装置から受信するデータの種別を解析して出力が制限される特定データであるかどうかを検出する検出工程(図5のステップ(1))と、前記検出工程により前記特定データを検出した場合に、前記特定データの受信中を各データ処理装置に通知する通知工程(図5のステップ(2))とを有するので、不正な出力要求の発生状態を外部のユーザに通知して、特定データの出力要求に対する監視意識を高めることができる。
【0096】
さらに、所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理する出力制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して複数のデータ処理装置からの出力要求を処理するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、各データ処理装置から受信するデータの種別を解析して出力が制限される特定データであるかどうかを検出する検出工程(図6のステップ(1))と、前記検出工程により検出された前記特定データをメモリに格納する格納工程(図6のステップ(2),(3))とを有するので、いずれのデータ処理装置からの不正な出力要求に対する特定データの内容を容易に確認することができる。
【0097】
以下、図7に示すメモリマップを参照して本発明に係る出力制御装置および画像処理装置を適用可能な出力システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0098】
図7は、本発明に係る出力制御装置および画像処理装置を適用可能な出力システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0099】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0100】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0101】
本実施形態における図4〜図6に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0102】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0103】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0104】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0105】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0106】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0107】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0108】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0115】
【発明の効果】
第1の発明によれば、複数のデータ処理装置から送信されるデータ処理装置の識別情報が付加された印刷データを受信し、該受信した印刷データを解析し、偽造を行なおうとしている装置の使用を阻止すべく、出力が制限されている紙幣有価証券を示す特定データであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記特定データであると判定された場合にのみ、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報を特定パスワードが入力された際に読み出し可能に格納し、一方、前記特定データでないと判定された場合には、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報は格納しない格納手段と、を有し、前記格納手段は、所定タイミングで、前記印刷データを消去し、かつ前記印刷データを消去する場合でも、前記印刷データに付加されている前記識別情報は偽造履歴情報として管理すべく消去しないことが実現できる。
【0117】
第2の発明によれば、前記識別情報は、ネットワークアドレスもしくは該データ処理装置のユーザを示す情報を示すので、いずれのユーザにより不正な出力要求がなされているか容易に確認することができる。
【0118】
の発明によれば、前記判定手段は、特定色パターンもしくは特定コードに基づいて特定データであるか否かを判定するので、出力が制限される特定データを容易に判定することができる。
【0119】
第4の発明によれば、前記格納手段は、前記印刷データを圧縮して格納するので、不正な出力要求に対する印刷データによる記憶領域の使用を縮小することができる。
【0121】
第5の発明によれば、前記格納手段は、前記印刷データに対して所定の間引き処理を施したデータを記憶するので、不正な出力要求に対する印刷データによる記憶領域の使用を最小限にとどめるとともに、不正な出力要求に対する印刷データの内容について容易に確認することができる。
【0127】
第6,第7の発明によれば、複数のデータ処理装置から送信されるデータ処理装置の識別情報が付加された印刷データを受信し、該受信した印刷データを解析し、偽造を行なおうとしている装置の使用を阻止すべく、出力が制限されている紙幣有価証券を示す特定データであるか否かを判定する判定工程と、前記判定工程により、前記特定データであると判定された場合にのみ、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報を特定パスワードが入力された際に読み出し可能に格納し、一方、前記特定データでないと判定された場合には、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報は格納しない格納工程と、を有し、前記格納工程は、所定タイミングで、前記印刷データを消去し、かつ前記印刷データを消去する場合でも、前記印刷データに付加されている前記識別情報は偽造履歴情報として管理すべく消去しないことが実現できる。
【0128】
従って、いずれのデータ処理装置から不正な出力要求がなされていることを示す痕跡情報を管理できるとともに、不正な出力要求の発生状態を外部のユーザに通知して、特定データの出力要求に対する監視意識を高めることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷制御装置(出力制御装置,画像処理装置)を適用可能な印刷システムの概略を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したプリンタエンジンの構成を説明するブロック図である。
【図3】図1に示したプリンタコントローラの構成を説明する制御ブロック図である。
【図4】本発明に係る出力制御装置および画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る出力制御装置および画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る出力制御装置および画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る出力制御装置および画像処理装置を適用可能な出力システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
103 プリンタコントローラ
105 プリンタエンジン
106 ハードディスク
302 ホストインタフェース部
304 ROM
305 画像メモリ
307 RAM
309 CPU
310 EEPROM
312 ハードディスク

Claims (7)

  1. 複数のデータ処理装置から送信されるデータ処理装置の識別情報が付加された印刷データを受信し、該受信した印刷データを解析し、偽造を行なおうとしている装置の使用を阻止すべく、出力が制限されている紙幣有価証券を示す特定データであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記特定データであると判定された場合にのみ、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報を特定パスワードが入力された際に読み出し可能に格納し、一方、前記特定データでないと判定された場合には、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報は格納しない格納手段と、を有し、
    前記格納手段は、所定タイミングで、前記印刷データを消去し、かつ前記印刷データを消去する場合でも、前記印刷データに付加されている前記識別情報は偽造履歴情報として管理すべく消去しないことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記識別情報は、ネットワークアドレスもしくは該データ処理装置のユーザを示す情報を示すことを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段は、特定色パターンもしくは特定コードに基づいて特定データであるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記格納手段は、前記印刷データを圧縮して格納することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記格納手段は、前記印刷データに対して所定の間引き処理を施したデータを記憶することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 複数のデータ処理装置から送信されるデータ処理装置の識別情報が付加された印刷データを受信し、該受信した印刷データを解析し、偽造を行なおうとしている装置の使用を阻止すべく、出力が制限されている紙幣有価証券を示す特定データであるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により、前記特定データであると判定された場合にのみ、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報を特定パスワードが入力された際に読み出し可能に格納し、一方、前記特定データでないと判定された場合には、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報は格納しない格納工程と、を有し、
    前記格納工程は、所定タイミングで、前記印刷データを消去し、かつ前記印刷データを消去する場合でも、前記印刷データに付加されている前記識別情報は偽造履歴情報として管理すべく消去しないことを特徴とする画像処理方法。
  7. 複数のデータ処理装置から送信されるデータ処理装置の識別情報が付加された印刷データを受信し、該受信した印刷データを解析し、偽造を行なおうとしている装置の使用を阻止すべく、出力が制限されている紙幣有価証券を示す特定データであるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により、前記特定データであると判定された場合にのみ、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報を特定パスワードが入力された際に読み出し可能に格納し、一方、前記特定データでないと判定された場合には、前記印刷データ,前記印刷データに付加されている識別情報は格納しない格納工程と、を有し、
    前記格納工程は、所定タイミングで、前記印刷データを消去し、かつ前記印刷データを消去する場合でも、前記印刷データに付加されている前記識別情報は偽造履歴情報として管理すべく消去しないものであり、
    前記各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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