JP2004357017A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】Internet経由など不特定多数のユーザが印刷可能なプリント環境において、特定ユーザからの印刷の受付を簡単な方法で制限することを可能とする。
【解決手段】スキャナを備えたプリンタにおいて、印刷データとデータを送信したユーザを特定する識別情報とを入力する入力手段と、入力した識別情報をパターン化して展開した画像に合成して出力する画像形成手段と、印刷された用紙をスキャンして、印刷されているパターンから印刷を行なったユーザを特定するユーザ識別手段と、識別されたユーザに対して以後印刷を禁止するか許可するかを設定する印刷受付設定手段とを備え、印刷が禁止されているユーザからデータを受信した場合には印刷を制限することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図1
【解決手段】スキャナを備えたプリンタにおいて、印刷データとデータを送信したユーザを特定する識別情報とを入力する入力手段と、入力した識別情報をパターン化して展開した画像に合成して出力する画像形成手段と、印刷された用紙をスキャンして、印刷されているパターンから印刷を行なったユーザを特定するユーザ識別手段と、識別されたユーザに対して以後印刷を禁止するか許可するかを設定する印刷受付設定手段とを備え、印刷が禁止されているユーザからデータを受信した場合には印刷を制限することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理方法及びその装置に関し、特に、外部装置から送出されてくる画像データにより画像を処理する画像処理方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホストコンピュータ等の外部装置より画像データを入力し、画像を形成・出力する画像処理装置において、外部装置より画像データを送信する際に、画像データを送信した外部装置やユーザ、グループを特定する識別情報を付加して送信することにより、画像処理装置側において画像データを入力した際、画像データを送信した送信元を特定する方法が考案されている。
【0003】
また、画像処理装置側において、予め画像データの出力を許可する識別情報を登録しておき、登録された識別情報が付加された画像データ以外は出力しないようにセキュリティを設定するという方法が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
より具体的な例としては、プリンタを社内のイントラネットで共有して使用するような場合に、
1.予め部門ごとに数桁の部門コードを割り当てておく。
【0005】
2.プリンタ側に操作パネル等から印刷を許可する部門コードを設定しておく。
【0006】
3.印刷を行なう際、プリンタドライバ等から自分の所属する部門コードを入力して印刷を実行する。
【0007】
4.印刷データを受取ったプリンタ側では、印刷データに付加された部門コードが、印刷を許可する部門コードであるかどうかを判断し、印刷を許可する部門コードであった場合のみ、実際に印刷を行なう。
といった方法が用いられている。
【0008】
【特許文献1】
特開平09−185474号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年ネットワークインフラの整備が進んだことにより、プリンタも特定のユーザが接続するイントラネット上で共有して使用されるだけでなく、インターネット上に接続した不特定多数のユーザから印刷可能とするような使われ方も考えられている。
【0010】
このような不特定多数のユーザが印刷可能な環境においては、ユーザが、インターネットに接続したプリンタの中から任意にプリンタを選択して印刷できるという利便性が得られる一方で、ユーザが誤って所望しないプリンタに印刷してしまったり、また、故意に特定のプリンタに対して無駄な印刷を行なうといった迷惑印刷のような事態が引き起こることも想定される。
【0011】
このような事態を防止するために、やはり特定のユーザからの印刷を禁止するようなセキュリティ設定が不可欠となるが、インターネットに接続したユーザは不特定多数であるため、従来のように事前に部門コードを割り振って、印刷の許可/不許可を設定するような簡単な方法を用いることはできない。
【0012】
また、厳密なセキュリティを設定することは可能であるが、そのためには、予め送信側のホストと受信側のプリンタにおいて、セキュリティを設定するための煩雑な手続きが必要となるという問題と、厳密にセキュリティを設定することにより、逆に広くインターネット上に接続した不特定多数のユーザから印刷を受付けることができなくなってしまうという問題が生じる。
【0013】
そこで、事前にプリンタ側でセキュリティ設定は行なわず、印刷を受付けた後で、以後特定のユーザからの印刷の受付可否を設定する方法が一つの解決策として考えられる。
【0014】
この場合、ユーザを特定する識別情報として、例えばインターネット上でユニークなEメールアドレスやグローバルIPアドレスなどが有用である。
【0015】
しかしこの場合、従来のプリンタの操作パネルからのセキュリティ設定方法では、数桁の識別コードで設定する分にはそれ程煩雑ではないが、EメールアドレスやグローバルIPアドレスなどを入力するとなると操作は煩雑となり、また誤入力の可能性も増してしまうという問題が生じてしまう。
【0016】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ネットワークに接続した外部機器からデータを受信してプリントする際、プリントを指示したユーザを特定する識別情報からパターンを生成し、生成したパターンを付加してプリントするとともに、プリントされた用紙を読み取ってプリントを指示したユーザを特定し、以後該ユーザから受信したデータのプリントを許可/不許可を設定することにより、ネットワークに接続した不特定多数のユーザが利用可能で且つ、簡単な方法でセキュリティを設定可能な画像処理装置、その制御方法及び画像処理システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために請求項1記載の画像処理装置は、画像データと画像データの送信元を特定する識別情報とを入力する入力手段と、前記入力手段により入力した画像データに基づき可視画像を形成する画像形成手段と、前記入力手段により入力した識別情報に基づきパターン画像を生成するパターン生成手段と、前記画像形成手段により形成された可視画像に、前記パターン生成手段により生成されたパターン画像を合成して記録紙上に出力する画像出力手段とを備えた画像処理装置であって、前記画像出力手段により出力された用紙に記録されているパターン画像を読み取る画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段により読み取ったパターン画像から画像データの送信元を判別する判別手段と、前記判別手段により判別した送信元から入力した画像データの画像形成を禁止若しくは許可するセキュリティ設定手段とを備え、前記入力手段により入力した識別情報と、前記セキュリティ設定手段により設定されたセキュリティ情報に基づき、特定の送信元から入力した画像データの画像形成を制限することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態例を説明する。
【0019】
(第1の実施形態)
<システム構成>
図lは、本発明の実施例の画像処理装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0020】
スキャナ部lは、原稿を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2または画像入出力制御部3へ出力する。
【0021】
プリンタ部2は、スキャナ部lまたは画像入出力制御部3から入力される画像データに基づいて画像を記録紙上に記録する。
【0022】
画像入出力制御部3は、スキャナ部l、プリンタ部2、フォーマッタ部4、操作部5に接続されており、これらを統合的に制御するメインコントローラとして機能する。
【0023】
フォーマッタ部4は、ネットワークに接続し、ネットワーク上に接続された外部装置6から転送された画像データ(例えば、PDLデータ)をプリンタ部2で記録できる画像データ(ビットマップデータ)に展開し、画像入出力制御部3へ転送する。また、画像処理装置100全体の各種構成情報や、動作状況を外部装置6に転送する。
【0024】
操作部5は、画像入出力制御部3からの指示に従い、ユーザが各種設定を行なうための画面を表示したり、ユーザの設定内容を画像入出力制御部3に通知する。
【0025】
図2は、スキャナ部l及びプリンタ部2の構成例を示す断面図である。
【0026】
スキャナ部lの原稿給送装置l0lは、原稿を最終頁から順にl枚ずつプラテンガラスl02上へ給送し、各原稿の読み取り動作が終了する都度、プラテンガラス102上の原稿を排出する。原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプl03を点灯してスキャナユニットl04の移動を開始し、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラーl05、l06、l07、及びレンズl08によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)109へ導かれる。このようにして、読み取られた画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部2または画像入出力制御部3へ転送される。
【0027】
プリンタ部2のレーザドライバ22lは、レーザ発光部20lを駆動し、スキャナ部lから出力された画像データに基づいてレーザ光を照射させる。このレーザ光は、感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。感光ドラム202に形成された潜像の部分には、現像器203によって現像剤が付着される。
【0028】
記録紙は、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204またはカセット205のいずれかにより転写部206へ搬送され、感光ドラム202に付着された現像剤が転写される。現像剤が転写された記録紙は、定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤が記像紙に定者される。定着部207を通過した記録紙は、排出ローラ208によって排出され、排紙された記録紙は、ソータ220により適切なビンに収納され、これにより記録紙の仕分けがなされる。
【0029】
なお、ソータ220は仕分けのモードに設定されていない場合は、最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録のモードに設定されている場合は、排出ローラ208の位置まで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。また、多重記録のモードが設定されている場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部206へ再度給紙される。
【0030】
図3は、スキャナ部lの詳細な構成例を示すプロック図である。図示するように、CPU114のCPUバス117に、画像処理部111、インターフェース(I/F)部113、ROM115、RAM116が接続されている。
【0031】
CCDl09から出力された画像データはA/D・SH部ll0でアナログ/デジタル変換されるとともに、シェーディング補正が行われる。A/D・SH部ll0によって処理された画像データは、画像処理部lllを介してプリンタ部2へ転送されるとともに、インターフェース部113を介して画像入出力制御部3へ転送される。
【0032】
CPU114は画像入出力制御部3より指示された設定内容に応じて画像処理部1l1及びインターフェース113を制御する。例えば、トリミング処理の後に複写を行なうモードが指示されている場合は、画像処理部111でトリミング処理を実行せしめ、処理を施した画像データをプリンタ部2へ転送する。
【0033】
このような制御を司るCPU114の制御プログラムは、ROM115に記憶されており、CPU114はROM115上の当該制御プログラムに基づいて動作する。なお、RAM116は、CPU114の作業領域として使用される。
【0034】
図4は、画像入出力制御部3の詳細な構成例を示すブロック図である。図示するように、CPU301のCPUバス309に、インターフェース部300、操作部インターフェース(I/F)部302、インターフェース部303、ROM304、RAM305、画像処理部306、不揮発性メモリ(NVRAM)308が接続されている。
【0035】
スキャナ部1より入力される画像データは、インターフェース部303を介して画像処理部306へ転送された後、画像メモリ307に格納される。また、スキャナ部1より入力される制御コマンドは、CPU301へ転送される。
【0036】
フォーマッタ部4より入力される画像データは、インターフェース300を介して画像処理部306へ転送された後、画像メモリ307に格納される。また、フォーマッタ部4より入力される制御コマンドは、CPU301へ転送される。
【0037】
画像メモリ307に格納されたこれらの画像は、CPU301による制御の下、スキャナ部1、フォーマッタ部4、および操作部5より入力される制御コマンドに基づいて、画像処理部306において画像の回転処理や変倍処理などの画像処理がなされた後、インターフェース部303を介してプリンタ部2に転送される。
【0038】
操作部6において、ユーザによるオペレーション操作がなされると、そのオペレーション情報が操作部I/F部302を介してCPU301に入力される。CPU301は、操作部I/F部302より入力されたオペレーション情報に基づき画像入出力制御を行なう。また、操作部6の表示部に表示を行なう。
【0039】
このような制御を司るCPU301の制御プログラムは、ROM303に記憶されており、CPU301はROM303上の当該制御プログラムに基づいて動作する。なお、RAM304は、CPU301の作業領域として使用される。また、NVRAM308には、電源OFFしても消去されないデータの記憶領域として使用される。
【0040】
図5は、フォーマッタ部4の詳細な構成例を示すブロック図である。図示するように、CPU404のCPUバス407に、ネットワークインターフェース(I/F)部400、画像データ発生部401、画像メモリ402、インターフェース部403、ROM405、RAM406が接続されている。
【0041】
ホストコンピュータ6より送られてきたPDLデータは、ネットワークI/F部400を介してRAM406に格納される。
【0042】
CPU404は、RAM406に格納されたPDLデータを解釈し、ビットマップイメージを作成するためのデータを画像データ発生部401に転送する。
【0043】
画像データ発生部401は、CPU404より送られてきたデータをビットマップイメージに変換する。作成されたビットマップイメージは、画像メモリ402に格納される。
【0044】
CPU404は、画像メモリ402に格納されたビットマップイメージを取り出し、インターフェース部403を介して、画像入出力制御部3に転送するとともに、各種出力設定を指示する制御コマンドを転送する。
【0045】
このような制御を司るCPU404の制御プログラムは、ROM405に記憶されており、CPU404はROM405上の当該制御プログラムに基づいて動作する。なお、RAM406は、CPU404の作業領域としても使用される。
【0046】
以上のように、画像入出力制御部3を中心に、原稿の読み取り、画像の印刷、画像の生成等の機能を複合させた処理を行なうことが可能である。
【0047】
図6は、本実施例に関る各機能間の情報の流れを図示したブロック図である。以下この図を用いて一連の処理の流れを説明する。
【0048】
まず、外部装置6からデータを入力し、データに含まれる識別情報に基づいて印刷の受付可否を判定し、また印刷する際、該識別情報をパターン化して合成して印刷するまでの処理の流れについて説明する。
【0049】
フォーマッタ部4は、データ入力手段41により、外部装置6から画像データとデータ送信元のユーザを特定する識別情報とを入力する。
【0050】
入力した識別情報は、画像入出力制御部3に通知され、印刷を受付けるか否かの判定に用いられる。
【0051】
また、入力した画像データは、画像展開・出力手段42でページ画像43に展開する。なお、展開したページ画像43は、画像入出力制御部3に転送されるまで、画像メモリ402上に保持される。
【0052】
画像入出力制御部3では、フォーマッタ部4より識別情報が通知されると、印刷受付判定手段33で、通知された識別情報と、NVRAM308上に記憶している印刷禁止ユーザリスト32とを参照し、該識別情報で示されるユーザからの印刷を受付けるか否かを判定し、その結果をフォーマッタ部4に通知する。
【0053】
印刷を受付けると判断した場合には、パターン生成手段36において該識別情報をパターン化し、画像メモリ307上に保持する。
【0054】
なお、フォーマッタ部4から1ページ分のページ画像43が入力されると、印刷制御手段38により入力したページ画像43と、画像メモリ307上に保持しているパターン画像37と合成し、プリンタ部2に出力する。
【0055】
次に、プリントアウトされた用紙をスキャンして、該プリントを指示したユーザを特定し、該ユーザからの印刷受付の設定(禁止/許可)を行なう処理の流れを説明する。
【0056】
プリントアウトされた用紙が原稿台ガラス上にセットされ、操作部5よりスキャン開始が指示されると、画像入出力制御部3の印刷受付設定手段31にその旨通知される。
【0057】
印刷受付設定手段31は、スキャナ部1にスキャンの指示を行ない、スキャナ部1から入力されたスキャン画像34を画像メモリ307上に保持する。
【0058】
次に、画像メモリ307上に保持されたスキャン画像34をパターン判別手段35で判別し、その結果を印刷受付設定手段31に通知する。
【0059】
印刷受付設定手段31では、パターン判別手段35での判別結果と、操作パネル5で指示された印刷受付の設定(禁止/許可)に基づき、NVRAM308上の印刷禁止ユーザリスト32を更新する。
【0060】
次に、上記処理に関るフォーマッタ部4、画像入出力制御部3の処理について説明する。
【0061】
図7は、画像入出力制御部3におけるメインルーチンを示したフロー図である。
【0062】
画像入出力制御部3は、フォーマッタ部4からの印刷要求処理と(Step701)、操作部5からの印刷受付設定処理をマルチタスクで処理する。
【0063】
図9は、フォーマッタ部4の処理の流れを示したフロー図である。
【0064】
図10は、画像入出力制御部3におけるフォーマッタ部4からの印刷要求処理の流れを示したフロー図である。
【0065】
以下これらのフロー図を用いて、外部装置からデータを受信して印刷を行なうまでの詳細な処理の流れについて説明する。
【0066】
図9のフロー図において、まずフォーマッタ部4は、外部装置6からデータが入力されるのを待機する(Step901)。
【0067】
データが入力されると、データ入力手段41において、入力したデータに、データを送信したユーザを特定するユーザ識別情報が付加されているか否かを判別する(Step902)。
【0068】
識別情報が付加されていない場合には、印刷を受付けないため、受信したデータを全て消去して(Step906)、再び外部装置6から次のデータが入力されるのを待機する。
【0069】
Step902で、識別情報が付加されていた場合には、この識別情報とともに印刷処理の開始要求を画像入出力制御部3に通知し(Step903)、画像入出力制御部3からの応答を待機する(Step904)。
【0070】
一方、画像入出力制御部3は、印刷受付設定手段33において、フォーマッタ部4から印刷開始要求が通知されるのを待機し(S1001)、印刷開始要求が通知されると、印刷禁止ユーザリスト32を参照し、通知された識別情報が、印刷禁止ユーザリスト32に含まれているか否かを判別する(Step1002)。
【0071】
ここで、印刷禁止ユーザリスト32について説明する。
【0072】
印刷禁止ユーザリスト32は図8に示すとおり、印刷を禁止すると設定されたユーザ識別情報(例えば、E−mailアドレス)と、登録した日時からなるリストである。
【0073】
再び図10のフロー図に戻って説明する。
【0074】
通知された識別情報が印刷禁止ユーザリスト32に含まれていた場合には、印刷受付禁止と判定し(Step1003)、フォーマッタ部4にその旨通知して(Step1006)、再びフォーマッタ部4から印刷処理開始要求が通知されるのを待機する。
【0075】
Step1003で、識別情報が印刷禁止ユーザリストに含まれていない場合には、印刷受付OKと判定し、該識別情報をパターン生成手段36でパターン化して画像メモリ307上に保持する(Step1004)。
【0076】
続いて、フォーマッタ部4に印刷受付OKを通知して(StepS1005)、フォーマッタ部4からページ画像が入力されるのを待機する(S1007)。
【0077】
フォーマッタ部4は、画像入出力制御部3より印刷受付禁止が通知された場合は(Step905)、受信したデータを全て消去して(Step906)、再び外部装置6からデータが入力されるのを待機する。
【0078】
また、画像入出力制御部3から印刷受付OKが通知された場合には、入力した1ページ分のデータをビットマップ画像に展開し(Step907)、展開したページ画像43を画像入出力制御部3に転送する(Step908)。
【0079】
画像入出力制御部3は、印刷制御手段38により、フォーマッタ部4から入力したページ画像43と、画像メモリ307に記憶しているパターン37とを合成し、プリンタ部2に出力する(Step1008)。
【0080】
プリンタ部2に出力した結果、印刷が正常に行なわなかった場合には(Step1009)、エラー処理を行なった後(Step1010)、再びStep1007に戻ってフォーマッタ部4からページ画像43が入力されるのを待機する。
【0081】
フォーマッタ部4は、画像入出力制御部3への画像転送が正常に終了しなかった場合には、すなわち印刷が正常に行なわれなかった場合には(Step909)、再びStep908に戻って同ページ画像を画像入出力制御部3に転送する。
【0082】
1ページの画像の印刷が正常に行なわれると、フォーマッタ部4は次に処理するページがあるか否かを判別し(Step910)、処理するページがある場合には、再びStep907に戻って次のページの画像展開、画像転送を行なう。
【0083】
次ページがない場合には、画像入出力制御部3にその旨通知して(Step911)、先頭の処理に戻る。
【0084】
一方、画像入出力制御部3は、1ページの画像の印刷が正常に行なわれると、フォーマッタ部4から印刷処理終了が通知されるか(Step1011)、次のページ画像が入力されるか(Step1007)を待機し、次のページ画像が入力された場合には、再びStep1007〜Step1009の処理を繰り返し、次ページの印刷を行なう。
【0085】
Step1011で印刷処理終了が通知された場合には、画像メモリ307に記憶しているパターン画像37を消去した後(S1012)、先頭の処理に戻る。
【0086】
次に、識別情報がプリントアウトされた用紙をスキャナで読み取り、該文書を印刷したユーザを特定して、以後該ユーザからの印刷受付を禁止もしくは許可する設定を行なう処理について詳細に説明する。
【0087】
図11は、画像入出力制御部3における操作部5からの印刷受付設定処理の流れを示すフロー図である。
【0088】
図12は、印刷受付設定処理時の操作部5における操作手順を示した操作フローである。
【0089】
以下、これらの図を用いて説明する。
【0090】
操作部6で印刷受付設定を選択すると、画像入出力制御部3は画面1201を表示し、ユーザに用紙をセットしてスキャンを開始するよう通知し、[スキャン開始]が押下されるのを待機する(Step1101)。
【0091】
画面1201で[スキャン開始]が押下されると、画面1202を表示し、スキャナ部1にスキャンを指示して原稿台ガラス上にセットされた原稿を読み取り、スキャナ部1から入力されたスキャン画像34を画像メモリ307上に格納する(Step1102)。
【0092】
続いて、画像メモリ307上に格納されているスキャン画像34をパターン判別手段35で判別し、該原稿の印刷を指示したユーザ識別情報を判別する(Step1103)。
【0093】
パターン判別手段35で、原稿に印字されているパターンが認識できず、識別情報を判別できなかった場合には、画面1203を表示して、判別できなかった旨をユーザに通知し(Step1105)、処理を終える(Step1115)。
【0094】
パターン判別手段35で、原稿に印字されているパターンを判別できた場合には、続いて印刷禁止ユーザリスト32を参照し、判別した識別情報が、既に印刷禁止ユーザリスト32に登録済みか否かを判別する(Step1106)。
【0095】
判別した結果、該識別情報が印刷禁止ユーザリスト32に未登録であった場合には、画面1204を表示し、該識別情報(ユーザ)からの印刷を禁止する設定を行なうか否かの選択を促す(Step1107)。
【0096】
画面1204において、[OK]キーが押下された場合、Step1108からStep1109に移行し、該識別情報を印刷禁止ユーザリスト32に追加する。
【0097】
続いて、画面1206を表示し、印刷禁止の設定を行ったことを通知して(Step1106)、処理を終える。
【0098】
なお、画面1204において、[戻る]キーが押下された場合には、印刷禁止ユーザリスト32には追加せずに処理を終える。
【0099】
Step1106において、該識別情報が印刷禁止ユーザリスト32に既に登録済みであった場合には、画面1205を表示し、現在印刷が禁止するに設定されている該識別情報(ユーザ)からの印刷を許可する設定を行なうか否かの選択を促す(Step1111)。
【0100】
画面1205において、[OK]キーが押下された場合、Step1112からStep1113に移行し、該識別情報を印刷禁止ユーザリスト32から削除する。
【0101】
続いて、画面1207を表示し、印刷許可の設定を行ったことを通知して(Step1113)、処理を終える。
【0102】
なお、画面1205において、[戻る]キーが押下された場合には、印刷禁止ユーザリスト32からは削除せずに処理を終える。
【0103】
以上の処理により、識別情報がプリントアウトされた用紙をスキャナで読み取り、該文書を印刷したユーザを特定して印刷受付の禁止/許可の設定を行なう。
【0104】
なお、本実施例においては、ユーザを特定するための識別情報としてE−mailアドレスを使用したが、データを送信した外部装置に設定されているGlobal IPアドレスなど、Internet上でユーザ若しくはネットワークに接続した外部機器を特定可能な情報であればどのような情報を使用しても良い。
【0105】
また、本実施例においては、印刷受付が禁止に設定されているユーザから印刷データを受取った場合、以後該ユーザから受信したデータを消去する処理としたが、受信したデータ、若しくは、該データをビットマップ画像に展開した画像を保持しておき、後で印刷受付設定手段31により、印刷受付を許可する設定がなされた時点で保持していたデータを展開して印刷または、展開済みの画像を印刷するような構成としても良い。
【0106】
これにより、印刷受付が許可された時点で、それまでに送信していたデータが印刷されるため、印刷禁止が設定されていた間に送信してしまったデータを、再度外部装置から送り直す必要がなくなる。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ネットワークに接続した外部機器からデータを受信してプリントする際、プリントを指示したユーザを特定する識別情報からパターンを生成し、生成したパターンを付加してプリントするとともに、プリントされた用紙を読み取ってプリントを指示したユーザを特定し、以後該ユーザから受信したデータのプリントを許可/不許可を設定することにより、ネットワークに接続した不特定多数のユーザが利用可能で且つ、操作パネル上やホスト上での煩雑な操作を必要とすることなく簡単な方法でセキュリティを設定することができ、ユーザの利便性を向上させるとともに、装置自体をより効率的に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像処理装置の全体的な構成例を示すプロック図である。
【図2】スキャナ部およびプリンタ部の構成例を示す断面図である。
【図3】スキャナ部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図4】画像入出力制御部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図5】フォーマッタ部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図6】画像処理装置の各機能部間の情報の流れを示すブロック図である。
【図7】画像入出力制御部における処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図8】印刷禁止ユーザリストの例を示す。
【図9】フォーマッタ部の処理を示すフローチャートである。
【図10】画像入出力制御部における、フォーマッタ部からの要求処理を示すフローチャートである。
【図11】画像入出力制御部における、操作部からの印刷受付設定処理を示すフローチャートである。
【図12】印刷要求設定処理時の操作部における操作手順を示した操作フロー図である。
【符号の説明】
1 スキャナ部
2 プリンタ部
3 画像入出力制御部
4 フォーマッタ部
5 操作部
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理方法及びその装置に関し、特に、外部装置から送出されてくる画像データにより画像を処理する画像処理方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホストコンピュータ等の外部装置より画像データを入力し、画像を形成・出力する画像処理装置において、外部装置より画像データを送信する際に、画像データを送信した外部装置やユーザ、グループを特定する識別情報を付加して送信することにより、画像処理装置側において画像データを入力した際、画像データを送信した送信元を特定する方法が考案されている。
【0003】
また、画像処理装置側において、予め画像データの出力を許可する識別情報を登録しておき、登録された識別情報が付加された画像データ以外は出力しないようにセキュリティを設定するという方法が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
より具体的な例としては、プリンタを社内のイントラネットで共有して使用するような場合に、
1.予め部門ごとに数桁の部門コードを割り当てておく。
【0005】
2.プリンタ側に操作パネル等から印刷を許可する部門コードを設定しておく。
【0006】
3.印刷を行なう際、プリンタドライバ等から自分の所属する部門コードを入力して印刷を実行する。
【0007】
4.印刷データを受取ったプリンタ側では、印刷データに付加された部門コードが、印刷を許可する部門コードであるかどうかを判断し、印刷を許可する部門コードであった場合のみ、実際に印刷を行なう。
といった方法が用いられている。
【0008】
【特許文献1】
特開平09−185474号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年ネットワークインフラの整備が進んだことにより、プリンタも特定のユーザが接続するイントラネット上で共有して使用されるだけでなく、インターネット上に接続した不特定多数のユーザから印刷可能とするような使われ方も考えられている。
【0010】
このような不特定多数のユーザが印刷可能な環境においては、ユーザが、インターネットに接続したプリンタの中から任意にプリンタを選択して印刷できるという利便性が得られる一方で、ユーザが誤って所望しないプリンタに印刷してしまったり、また、故意に特定のプリンタに対して無駄な印刷を行なうといった迷惑印刷のような事態が引き起こることも想定される。
【0011】
このような事態を防止するために、やはり特定のユーザからの印刷を禁止するようなセキュリティ設定が不可欠となるが、インターネットに接続したユーザは不特定多数であるため、従来のように事前に部門コードを割り振って、印刷の許可/不許可を設定するような簡単な方法を用いることはできない。
【0012】
また、厳密なセキュリティを設定することは可能であるが、そのためには、予め送信側のホストと受信側のプリンタにおいて、セキュリティを設定するための煩雑な手続きが必要となるという問題と、厳密にセキュリティを設定することにより、逆に広くインターネット上に接続した不特定多数のユーザから印刷を受付けることができなくなってしまうという問題が生じる。
【0013】
そこで、事前にプリンタ側でセキュリティ設定は行なわず、印刷を受付けた後で、以後特定のユーザからの印刷の受付可否を設定する方法が一つの解決策として考えられる。
【0014】
この場合、ユーザを特定する識別情報として、例えばインターネット上でユニークなEメールアドレスやグローバルIPアドレスなどが有用である。
【0015】
しかしこの場合、従来のプリンタの操作パネルからのセキュリティ設定方法では、数桁の識別コードで設定する分にはそれ程煩雑ではないが、EメールアドレスやグローバルIPアドレスなどを入力するとなると操作は煩雑となり、また誤入力の可能性も増してしまうという問題が生じてしまう。
【0016】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ネットワークに接続した外部機器からデータを受信してプリントする際、プリントを指示したユーザを特定する識別情報からパターンを生成し、生成したパターンを付加してプリントするとともに、プリントされた用紙を読み取ってプリントを指示したユーザを特定し、以後該ユーザから受信したデータのプリントを許可/不許可を設定することにより、ネットワークに接続した不特定多数のユーザが利用可能で且つ、簡単な方法でセキュリティを設定可能な画像処理装置、その制御方法及び画像処理システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために請求項1記載の画像処理装置は、画像データと画像データの送信元を特定する識別情報とを入力する入力手段と、前記入力手段により入力した画像データに基づき可視画像を形成する画像形成手段と、前記入力手段により入力した識別情報に基づきパターン画像を生成するパターン生成手段と、前記画像形成手段により形成された可視画像に、前記パターン生成手段により生成されたパターン画像を合成して記録紙上に出力する画像出力手段とを備えた画像処理装置であって、前記画像出力手段により出力された用紙に記録されているパターン画像を読み取る画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段により読み取ったパターン画像から画像データの送信元を判別する判別手段と、前記判別手段により判別した送信元から入力した画像データの画像形成を禁止若しくは許可するセキュリティ設定手段とを備え、前記入力手段により入力した識別情報と、前記セキュリティ設定手段により設定されたセキュリティ情報に基づき、特定の送信元から入力した画像データの画像形成を制限することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態例を説明する。
【0019】
(第1の実施形態)
<システム構成>
図lは、本発明の実施例の画像処理装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0020】
スキャナ部lは、原稿を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2または画像入出力制御部3へ出力する。
【0021】
プリンタ部2は、スキャナ部lまたは画像入出力制御部3から入力される画像データに基づいて画像を記録紙上に記録する。
【0022】
画像入出力制御部3は、スキャナ部l、プリンタ部2、フォーマッタ部4、操作部5に接続されており、これらを統合的に制御するメインコントローラとして機能する。
【0023】
フォーマッタ部4は、ネットワークに接続し、ネットワーク上に接続された外部装置6から転送された画像データ(例えば、PDLデータ)をプリンタ部2で記録できる画像データ(ビットマップデータ)に展開し、画像入出力制御部3へ転送する。また、画像処理装置100全体の各種構成情報や、動作状況を外部装置6に転送する。
【0024】
操作部5は、画像入出力制御部3からの指示に従い、ユーザが各種設定を行なうための画面を表示したり、ユーザの設定内容を画像入出力制御部3に通知する。
【0025】
図2は、スキャナ部l及びプリンタ部2の構成例を示す断面図である。
【0026】
スキャナ部lの原稿給送装置l0lは、原稿を最終頁から順にl枚ずつプラテンガラスl02上へ給送し、各原稿の読み取り動作が終了する都度、プラテンガラス102上の原稿を排出する。原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプl03を点灯してスキャナユニットl04の移動を開始し、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラーl05、l06、l07、及びレンズl08によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)109へ導かれる。このようにして、読み取られた画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部2または画像入出力制御部3へ転送される。
【0027】
プリンタ部2のレーザドライバ22lは、レーザ発光部20lを駆動し、スキャナ部lから出力された画像データに基づいてレーザ光を照射させる。このレーザ光は、感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。感光ドラム202に形成された潜像の部分には、現像器203によって現像剤が付着される。
【0028】
記録紙は、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204またはカセット205のいずれかにより転写部206へ搬送され、感光ドラム202に付着された現像剤が転写される。現像剤が転写された記録紙は、定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤が記像紙に定者される。定着部207を通過した記録紙は、排出ローラ208によって排出され、排紙された記録紙は、ソータ220により適切なビンに収納され、これにより記録紙の仕分けがなされる。
【0029】
なお、ソータ220は仕分けのモードに設定されていない場合は、最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録のモードに設定されている場合は、排出ローラ208の位置まで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。また、多重記録のモードが設定されている場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部206へ再度給紙される。
【0030】
図3は、スキャナ部lの詳細な構成例を示すプロック図である。図示するように、CPU114のCPUバス117に、画像処理部111、インターフェース(I/F)部113、ROM115、RAM116が接続されている。
【0031】
CCDl09から出力された画像データはA/D・SH部ll0でアナログ/デジタル変換されるとともに、シェーディング補正が行われる。A/D・SH部ll0によって処理された画像データは、画像処理部lllを介してプリンタ部2へ転送されるとともに、インターフェース部113を介して画像入出力制御部3へ転送される。
【0032】
CPU114は画像入出力制御部3より指示された設定内容に応じて画像処理部1l1及びインターフェース113を制御する。例えば、トリミング処理の後に複写を行なうモードが指示されている場合は、画像処理部111でトリミング処理を実行せしめ、処理を施した画像データをプリンタ部2へ転送する。
【0033】
このような制御を司るCPU114の制御プログラムは、ROM115に記憶されており、CPU114はROM115上の当該制御プログラムに基づいて動作する。なお、RAM116は、CPU114の作業領域として使用される。
【0034】
図4は、画像入出力制御部3の詳細な構成例を示すブロック図である。図示するように、CPU301のCPUバス309に、インターフェース部300、操作部インターフェース(I/F)部302、インターフェース部303、ROM304、RAM305、画像処理部306、不揮発性メモリ(NVRAM)308が接続されている。
【0035】
スキャナ部1より入力される画像データは、インターフェース部303を介して画像処理部306へ転送された後、画像メモリ307に格納される。また、スキャナ部1より入力される制御コマンドは、CPU301へ転送される。
【0036】
フォーマッタ部4より入力される画像データは、インターフェース300を介して画像処理部306へ転送された後、画像メモリ307に格納される。また、フォーマッタ部4より入力される制御コマンドは、CPU301へ転送される。
【0037】
画像メモリ307に格納されたこれらの画像は、CPU301による制御の下、スキャナ部1、フォーマッタ部4、および操作部5より入力される制御コマンドに基づいて、画像処理部306において画像の回転処理や変倍処理などの画像処理がなされた後、インターフェース部303を介してプリンタ部2に転送される。
【0038】
操作部6において、ユーザによるオペレーション操作がなされると、そのオペレーション情報が操作部I/F部302を介してCPU301に入力される。CPU301は、操作部I/F部302より入力されたオペレーション情報に基づき画像入出力制御を行なう。また、操作部6の表示部に表示を行なう。
【0039】
このような制御を司るCPU301の制御プログラムは、ROM303に記憶されており、CPU301はROM303上の当該制御プログラムに基づいて動作する。なお、RAM304は、CPU301の作業領域として使用される。また、NVRAM308には、電源OFFしても消去されないデータの記憶領域として使用される。
【0040】
図5は、フォーマッタ部4の詳細な構成例を示すブロック図である。図示するように、CPU404のCPUバス407に、ネットワークインターフェース(I/F)部400、画像データ発生部401、画像メモリ402、インターフェース部403、ROM405、RAM406が接続されている。
【0041】
ホストコンピュータ6より送られてきたPDLデータは、ネットワークI/F部400を介してRAM406に格納される。
【0042】
CPU404は、RAM406に格納されたPDLデータを解釈し、ビットマップイメージを作成するためのデータを画像データ発生部401に転送する。
【0043】
画像データ発生部401は、CPU404より送られてきたデータをビットマップイメージに変換する。作成されたビットマップイメージは、画像メモリ402に格納される。
【0044】
CPU404は、画像メモリ402に格納されたビットマップイメージを取り出し、インターフェース部403を介して、画像入出力制御部3に転送するとともに、各種出力設定を指示する制御コマンドを転送する。
【0045】
このような制御を司るCPU404の制御プログラムは、ROM405に記憶されており、CPU404はROM405上の当該制御プログラムに基づいて動作する。なお、RAM406は、CPU404の作業領域としても使用される。
【0046】
以上のように、画像入出力制御部3を中心に、原稿の読み取り、画像の印刷、画像の生成等の機能を複合させた処理を行なうことが可能である。
【0047】
図6は、本実施例に関る各機能間の情報の流れを図示したブロック図である。以下この図を用いて一連の処理の流れを説明する。
【0048】
まず、外部装置6からデータを入力し、データに含まれる識別情報に基づいて印刷の受付可否を判定し、また印刷する際、該識別情報をパターン化して合成して印刷するまでの処理の流れについて説明する。
【0049】
フォーマッタ部4は、データ入力手段41により、外部装置6から画像データとデータ送信元のユーザを特定する識別情報とを入力する。
【0050】
入力した識別情報は、画像入出力制御部3に通知され、印刷を受付けるか否かの判定に用いられる。
【0051】
また、入力した画像データは、画像展開・出力手段42でページ画像43に展開する。なお、展開したページ画像43は、画像入出力制御部3に転送されるまで、画像メモリ402上に保持される。
【0052】
画像入出力制御部3では、フォーマッタ部4より識別情報が通知されると、印刷受付判定手段33で、通知された識別情報と、NVRAM308上に記憶している印刷禁止ユーザリスト32とを参照し、該識別情報で示されるユーザからの印刷を受付けるか否かを判定し、その結果をフォーマッタ部4に通知する。
【0053】
印刷を受付けると判断した場合には、パターン生成手段36において該識別情報をパターン化し、画像メモリ307上に保持する。
【0054】
なお、フォーマッタ部4から1ページ分のページ画像43が入力されると、印刷制御手段38により入力したページ画像43と、画像メモリ307上に保持しているパターン画像37と合成し、プリンタ部2に出力する。
【0055】
次に、プリントアウトされた用紙をスキャンして、該プリントを指示したユーザを特定し、該ユーザからの印刷受付の設定(禁止/許可)を行なう処理の流れを説明する。
【0056】
プリントアウトされた用紙が原稿台ガラス上にセットされ、操作部5よりスキャン開始が指示されると、画像入出力制御部3の印刷受付設定手段31にその旨通知される。
【0057】
印刷受付設定手段31は、スキャナ部1にスキャンの指示を行ない、スキャナ部1から入力されたスキャン画像34を画像メモリ307上に保持する。
【0058】
次に、画像メモリ307上に保持されたスキャン画像34をパターン判別手段35で判別し、その結果を印刷受付設定手段31に通知する。
【0059】
印刷受付設定手段31では、パターン判別手段35での判別結果と、操作パネル5で指示された印刷受付の設定(禁止/許可)に基づき、NVRAM308上の印刷禁止ユーザリスト32を更新する。
【0060】
次に、上記処理に関るフォーマッタ部4、画像入出力制御部3の処理について説明する。
【0061】
図7は、画像入出力制御部3におけるメインルーチンを示したフロー図である。
【0062】
画像入出力制御部3は、フォーマッタ部4からの印刷要求処理と(Step701)、操作部5からの印刷受付設定処理をマルチタスクで処理する。
【0063】
図9は、フォーマッタ部4の処理の流れを示したフロー図である。
【0064】
図10は、画像入出力制御部3におけるフォーマッタ部4からの印刷要求処理の流れを示したフロー図である。
【0065】
以下これらのフロー図を用いて、外部装置からデータを受信して印刷を行なうまでの詳細な処理の流れについて説明する。
【0066】
図9のフロー図において、まずフォーマッタ部4は、外部装置6からデータが入力されるのを待機する(Step901)。
【0067】
データが入力されると、データ入力手段41において、入力したデータに、データを送信したユーザを特定するユーザ識別情報が付加されているか否かを判別する(Step902)。
【0068】
識別情報が付加されていない場合には、印刷を受付けないため、受信したデータを全て消去して(Step906)、再び外部装置6から次のデータが入力されるのを待機する。
【0069】
Step902で、識別情報が付加されていた場合には、この識別情報とともに印刷処理の開始要求を画像入出力制御部3に通知し(Step903)、画像入出力制御部3からの応答を待機する(Step904)。
【0070】
一方、画像入出力制御部3は、印刷受付設定手段33において、フォーマッタ部4から印刷開始要求が通知されるのを待機し(S1001)、印刷開始要求が通知されると、印刷禁止ユーザリスト32を参照し、通知された識別情報が、印刷禁止ユーザリスト32に含まれているか否かを判別する(Step1002)。
【0071】
ここで、印刷禁止ユーザリスト32について説明する。
【0072】
印刷禁止ユーザリスト32は図8に示すとおり、印刷を禁止すると設定されたユーザ識別情報(例えば、E−mailアドレス)と、登録した日時からなるリストである。
【0073】
再び図10のフロー図に戻って説明する。
【0074】
通知された識別情報が印刷禁止ユーザリスト32に含まれていた場合には、印刷受付禁止と判定し(Step1003)、フォーマッタ部4にその旨通知して(Step1006)、再びフォーマッタ部4から印刷処理開始要求が通知されるのを待機する。
【0075】
Step1003で、識別情報が印刷禁止ユーザリストに含まれていない場合には、印刷受付OKと判定し、該識別情報をパターン生成手段36でパターン化して画像メモリ307上に保持する(Step1004)。
【0076】
続いて、フォーマッタ部4に印刷受付OKを通知して(StepS1005)、フォーマッタ部4からページ画像が入力されるのを待機する(S1007)。
【0077】
フォーマッタ部4は、画像入出力制御部3より印刷受付禁止が通知された場合は(Step905)、受信したデータを全て消去して(Step906)、再び外部装置6からデータが入力されるのを待機する。
【0078】
また、画像入出力制御部3から印刷受付OKが通知された場合には、入力した1ページ分のデータをビットマップ画像に展開し(Step907)、展開したページ画像43を画像入出力制御部3に転送する(Step908)。
【0079】
画像入出力制御部3は、印刷制御手段38により、フォーマッタ部4から入力したページ画像43と、画像メモリ307に記憶しているパターン37とを合成し、プリンタ部2に出力する(Step1008)。
【0080】
プリンタ部2に出力した結果、印刷が正常に行なわなかった場合には(Step1009)、エラー処理を行なった後(Step1010)、再びStep1007に戻ってフォーマッタ部4からページ画像43が入力されるのを待機する。
【0081】
フォーマッタ部4は、画像入出力制御部3への画像転送が正常に終了しなかった場合には、すなわち印刷が正常に行なわれなかった場合には(Step909)、再びStep908に戻って同ページ画像を画像入出力制御部3に転送する。
【0082】
1ページの画像の印刷が正常に行なわれると、フォーマッタ部4は次に処理するページがあるか否かを判別し(Step910)、処理するページがある場合には、再びStep907に戻って次のページの画像展開、画像転送を行なう。
【0083】
次ページがない場合には、画像入出力制御部3にその旨通知して(Step911)、先頭の処理に戻る。
【0084】
一方、画像入出力制御部3は、1ページの画像の印刷が正常に行なわれると、フォーマッタ部4から印刷処理終了が通知されるか(Step1011)、次のページ画像が入力されるか(Step1007)を待機し、次のページ画像が入力された場合には、再びStep1007〜Step1009の処理を繰り返し、次ページの印刷を行なう。
【0085】
Step1011で印刷処理終了が通知された場合には、画像メモリ307に記憶しているパターン画像37を消去した後(S1012)、先頭の処理に戻る。
【0086】
次に、識別情報がプリントアウトされた用紙をスキャナで読み取り、該文書を印刷したユーザを特定して、以後該ユーザからの印刷受付を禁止もしくは許可する設定を行なう処理について詳細に説明する。
【0087】
図11は、画像入出力制御部3における操作部5からの印刷受付設定処理の流れを示すフロー図である。
【0088】
図12は、印刷受付設定処理時の操作部5における操作手順を示した操作フローである。
【0089】
以下、これらの図を用いて説明する。
【0090】
操作部6で印刷受付設定を選択すると、画像入出力制御部3は画面1201を表示し、ユーザに用紙をセットしてスキャンを開始するよう通知し、[スキャン開始]が押下されるのを待機する(Step1101)。
【0091】
画面1201で[スキャン開始]が押下されると、画面1202を表示し、スキャナ部1にスキャンを指示して原稿台ガラス上にセットされた原稿を読み取り、スキャナ部1から入力されたスキャン画像34を画像メモリ307上に格納する(Step1102)。
【0092】
続いて、画像メモリ307上に格納されているスキャン画像34をパターン判別手段35で判別し、該原稿の印刷を指示したユーザ識別情報を判別する(Step1103)。
【0093】
パターン判別手段35で、原稿に印字されているパターンが認識できず、識別情報を判別できなかった場合には、画面1203を表示して、判別できなかった旨をユーザに通知し(Step1105)、処理を終える(Step1115)。
【0094】
パターン判別手段35で、原稿に印字されているパターンを判別できた場合には、続いて印刷禁止ユーザリスト32を参照し、判別した識別情報が、既に印刷禁止ユーザリスト32に登録済みか否かを判別する(Step1106)。
【0095】
判別した結果、該識別情報が印刷禁止ユーザリスト32に未登録であった場合には、画面1204を表示し、該識別情報(ユーザ)からの印刷を禁止する設定を行なうか否かの選択を促す(Step1107)。
【0096】
画面1204において、[OK]キーが押下された場合、Step1108からStep1109に移行し、該識別情報を印刷禁止ユーザリスト32に追加する。
【0097】
続いて、画面1206を表示し、印刷禁止の設定を行ったことを通知して(Step1106)、処理を終える。
【0098】
なお、画面1204において、[戻る]キーが押下された場合には、印刷禁止ユーザリスト32には追加せずに処理を終える。
【0099】
Step1106において、該識別情報が印刷禁止ユーザリスト32に既に登録済みであった場合には、画面1205を表示し、現在印刷が禁止するに設定されている該識別情報(ユーザ)からの印刷を許可する設定を行なうか否かの選択を促す(Step1111)。
【0100】
画面1205において、[OK]キーが押下された場合、Step1112からStep1113に移行し、該識別情報を印刷禁止ユーザリスト32から削除する。
【0101】
続いて、画面1207を表示し、印刷許可の設定を行ったことを通知して(Step1113)、処理を終える。
【0102】
なお、画面1205において、[戻る]キーが押下された場合には、印刷禁止ユーザリスト32からは削除せずに処理を終える。
【0103】
以上の処理により、識別情報がプリントアウトされた用紙をスキャナで読み取り、該文書を印刷したユーザを特定して印刷受付の禁止/許可の設定を行なう。
【0104】
なお、本実施例においては、ユーザを特定するための識別情報としてE−mailアドレスを使用したが、データを送信した外部装置に設定されているGlobal IPアドレスなど、Internet上でユーザ若しくはネットワークに接続した外部機器を特定可能な情報であればどのような情報を使用しても良い。
【0105】
また、本実施例においては、印刷受付が禁止に設定されているユーザから印刷データを受取った場合、以後該ユーザから受信したデータを消去する処理としたが、受信したデータ、若しくは、該データをビットマップ画像に展開した画像を保持しておき、後で印刷受付設定手段31により、印刷受付を許可する設定がなされた時点で保持していたデータを展開して印刷または、展開済みの画像を印刷するような構成としても良い。
【0106】
これにより、印刷受付が許可された時点で、それまでに送信していたデータが印刷されるため、印刷禁止が設定されていた間に送信してしまったデータを、再度外部装置から送り直す必要がなくなる。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ネットワークに接続した外部機器からデータを受信してプリントする際、プリントを指示したユーザを特定する識別情報からパターンを生成し、生成したパターンを付加してプリントするとともに、プリントされた用紙を読み取ってプリントを指示したユーザを特定し、以後該ユーザから受信したデータのプリントを許可/不許可を設定することにより、ネットワークに接続した不特定多数のユーザが利用可能で且つ、操作パネル上やホスト上での煩雑な操作を必要とすることなく簡単な方法でセキュリティを設定することができ、ユーザの利便性を向上させるとともに、装置自体をより効率的に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像処理装置の全体的な構成例を示すプロック図である。
【図2】スキャナ部およびプリンタ部の構成例を示す断面図である。
【図3】スキャナ部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図4】画像入出力制御部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図5】フォーマッタ部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図6】画像処理装置の各機能部間の情報の流れを示すブロック図である。
【図7】画像入出力制御部における処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図8】印刷禁止ユーザリストの例を示す。
【図9】フォーマッタ部の処理を示すフローチャートである。
【図10】画像入出力制御部における、フォーマッタ部からの要求処理を示すフローチャートである。
【図11】画像入出力制御部における、操作部からの印刷受付設定処理を示すフローチャートである。
【図12】印刷要求設定処理時の操作部における操作手順を示した操作フロー図である。
【符号の説明】
1 スキャナ部
2 プリンタ部
3 画像入出力制御部
4 フォーマッタ部
5 操作部
Claims (4)
- 画像データと画像データの送信元を特定する識別情報とを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力した画像データに基づき可視画像を形成する画像形成手段と、
前記入力手段により入力した識別情報に基づきパターン画像を生成するパターン生成手段と、
前記画像形成手段により形成された可視画像に、前記パターン生成手段により生成されたパターン画像を合成して記録紙上に出力する画像出力手段とを備えた画像処理装置において、
前記画像出力手段により出力された用紙に記録されているパターン画像を読み取る画像読み取り手段と、
前記画像読み取り手段により読み取ったパターン画像から画像データの送信元を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別した送信元から入力した画像データの画像形成を禁止若しくは許可するセキュリティ設定手段とを備え、
前記入力手段により入力した識別情報と、前記セキュリティ設定手段により設定されたセキュリティ情報に基づき、特定の送信元から入力した画像データの画像形成を制限することを特徴とする画像処理装置。 - 画像データと画像データの送信元を特定する識別情報とを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力した画像データに基づき可視画像を形成する画像形成手段と、
前記入力手段により入力した識別情報に基づきパターン画像を生成するパターン生成手段と、
前記画像形成手段により形成された可視画像に、前記パターン生成手段により生成されたパターン画像を合成して記録紙上に出力する画像出力手段とを備えた画像処理装置において、
前記画像出力手段により出力された用紙に記録されているパターン画像を読み取る画像読み取り手段と、
前記画像読み取り手段により読み取ったパターン画像から画像データの送信元を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別した送信元から入力した画像データの画像形成を禁止若しくは許可するセキュリティ設定手段とを備え、
前記入力手段により入力した識別情報と、前記セキュリティ設定手段により設定されたセキュリティ情報に基づき、特定の送信元から入力した画像データの画像形成を制限するとともに、該入力した画像データを前記画像記憶手段に記憶しておき、再度、前記セキュリティ設定手段により画像形成の許可が設定された時点で、前記記憶手段に記憶している画像データの画像形成を行なうことを特徴とする画像処理装置。 - 前記識別情報は、E−mailアドレス情報であることを特徴とする請求項1〜3記載の画像処理装置。
- 前記識別情報は、IPアドレス情報であることを特徴とする請求項1〜3記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2003152838A JP2004357017A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 画像処理装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007125746A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 印刷装置および印刷方法 |
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2003
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