JP3759653B2 - 壁面用等紙葉クリップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、事務机、その他の家具等の壁面に取付け固定されて使用される壁面用等紙葉クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、机、その他の家具等の壁面にメモ、その他の紙葉を取り外し自在に保持する手段として、スチ−ル製机、スチ−ル製家具等の壁面に保持する場合にはマグネット等が使用され、木製家具、プラスチック等の非磁性の壁面に保持する場合には画鋲、ピン等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記マグネットあるいは画鋲、ピン等による紙葉の保持及び取り外し等には、両手操作が必要であり、さらに追加保持する場合もいちいち以前に保持されている紙葉を押える等、やはり両手操作が必要であり、しかも体裁が必ずしも良いとは言えないものであった。
【0004】
本発明は、前記課題を解決し、各種紙葉の保持、取り外し及び追加等をいずれも片手操作で簡単に行うことができる壁面用等紙葉クリップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、背面部から正面部に順次縦の長さを短くした複数のガイドシートが重合され、該ガイドシート上部の正面部に、被取付け壁面に吸着し該被取付け壁面との間で前記ガイドシート上部を挟持するマグネットシートが設けられた構成としたものである。
【0006】
【作用】
本発明は、背面部から正面部に順次縦の長さを短くした複数のガイドシート1を重合し、該ガイドシート1上部の正面部に被取付け壁面Wとの間で前記ガイドシート上部を挟持するマグネットシート2aを設けたものである。
【0007】
すなわち、ガイドシ−ト1の長さを正面部から背面部に順次長く構成し、任意のガイドシ−ト1間に紙葉Pを片手で差し込み保持し、あるいは取り外し、あるいはさらに追加できるように構成したものである。
【0008】
また、前記ガイドシート1上部の挟持をマグネットシート2aで行うものであり、その結果、スチール製机、その他のスチール製家具等の被取付け壁面Wにそのまま吸着させて使用することができる。
【0009】
すなわち、前記マグネットシ−ト2aの磁力がガイドシ−ト1を介してスチ−ル製机、その他のスチ−ル製家具等の被取付け壁面Wに至り、該被取付け壁面Wに吸着固定される。
【0010】
その後、保持しようとする紙葉を、例えば片手で前記ガイドシ−ト1間に下方から前記マグネットシ−ト2a位置の一部分にまで差し込めば、該マグネットシ−ト2aの磁力により被取付け壁面Wとの間に紙葉Pが保持され、容易には抜け落ちることがなく、取り外しは軽く下方に引き抜くだけでよく、保持されている他の紙葉に影響を与えることもない。
【0013】
請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、前記マグネットシート2aに対応する前記ガイドシート1の背面部に別のマグネットシート4を設けたものである。この発明によれば、スチール製机、その他のスチール製家具等に対して簡単に固定して使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を以下に図面に基づいて説明する。本発明では背面部から正面部に順次縦の長さを短くした複数のガイドシ−ト1が重合され、その上端が綴じ状態に止着され下方が開閉自在に構成される。
【0017】
図1、図2に示した実施例では、前記ガイドシ−ト1は、適当幅及び所定長さの紙で構成され、順次正面部側を短くして蛇腹状に折り畳み、それぞれその折り畳まれた部分1aを下端に位置させた状態で重合構成している。
【0018】
もっとも、それぞれのガイドシ−ト1を個々に二つ折りして、その折り畳まれた部分1aを下端に位置させて重合構成してもよい。
【0019】
前記のごとくそれぞれの折り畳まれた部分1aを下端にして複数のガイドシ−ト1を重合構成すると、ガイドシ−ト1の下端間が密着することがなく、小さな間隙が生じた状態になり、実際の使用時、すなわち、紙葉Pを差し込み保持する際にガイドシ−ト1の下端に紙葉Pが引っ掛かることもなく、ガイドシ−ト1間に紙葉Pをスム−ズに保持することができる。
【0020】
つぎに本発明では、前記重合されたガイドシート1上部の正面部に、被取付け面Wに吸着し該被取付け面Wとの間で前記ガイドシート1の上部を挟持する挟持板2としてマグネットシート 2 aが設けられる。
【0022】
図1、図2には、前記マグネットシート2a(可撓性を有しないプレーと状のものであってもよい。)として、表面に企業PR等を印刷表示した化粧板7を貼着した例が示されている。したがって、スチール製机、その他のスチール製家具等の被取付け面Wにそのまま吸着させて使用することができる。
【0024】
図3、図4には、図1、図2に示した実施例において、前記挟持板2としてのマグネットシート2aに対応する前記ガイドシート1の背面部に別にマグネットシート4を設けた例が示されている。
【0025】
この実施例によれば、前記挟持板2として正面に設けられているマグネットシ−ト2aと前記背面部に設けられたマグネットシ−ト4間が吸着し合いガイドシ−ト1の上部を弾力的に挟持するとともに、背面部に設けられたマグネットシ−ト4がスチ−ル製机、その他のスチ−ル製家具等の被取付け壁面Wに強力に吸着固定され極めて好ましいものである。
【0026】
なお、前記マグネットシ−ト4に代えて背面に接着剤を塗布し、さらに該接着剤面にセパレ−タを貼着すれば、スチ−ル製机、その他のスチ−ル家具等の被取付け壁面Wのほか、木製家具、プラスチック等の非磁性の被取付け壁面Wに対しても取付け固定して使用できる。
【0028】
本発明によれば、各種紙葉の保持、追加及び取り外しを片手操作で簡単に行うことができ、実用効果大であるとともに、挟持板としてのマグネットシートの正面部に企業PR等を印刷表示すると販促品としても極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の壁面用等紙葉クリップの使用状態を示す斜視図である。
【図2】 図1の一部省略縦断面図である。
【図3】 他の実施の態様を示す斜視図である。
【図4】 図3の一部省略縦断面図である。
【符号の説明】
1 ガイドシート
2 挟持板
2a マグネットシート
4 マグネットシート
Claims (3)
- 背面部から正面部に順次縦の長さを短くした複数のガイドシートが重合され、該ガイドシート上部の正面部に、被取付け壁面に吸着し該被取付け壁面との間で前記ガイドシート上部を挟持するマグネットシートが設けられてなることを特徴とする壁面用等紙葉クリップ。
- 前記マグネットシートに対応する前記ガイドシートの背面部に別のマグネットシートを設けたことを特徴とする請求項1に記載の壁面用等紙葉クリップ。
- 前記それぞれのガイドシートが折り畳まれて構成され、折り畳まれた部分を下端にして重合されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の壁面用等紙葉クリップ。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17426396A JP3759653B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 壁面用等紙葉クリップ |
Publications (2)
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JPH10890A JPH10890A (ja) | 1998-01-06 |
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Family
ID=15975589
Family Applications (1)
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JP17426396A Expired - Fee Related JP3759653B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 壁面用等紙葉クリップ |
Country Status (1)
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1996
- 1996-06-13 JP JP17426396A patent/JP3759653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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