JP3054634U - 固定具 - Google Patents

固定具

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JP3054634U
JP3054634U JP1998004960U JP496098U JP3054634U JP 3054634 U JP3054634 U JP 3054634U JP 1998004960 U JP1998004960 U JP 1998004960U JP 496098 U JP496098 U JP 496098U JP 3054634 U JP3054634 U JP 3054634U
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JP
Japan
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fixed
magnet
memo paper
ridge
slip
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JP1998004960U
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English (en)
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清 前橋
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Nichilaymagnet Co Ltd
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Nichilaymagnet Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモ用紙を固定具で押えたまま引き抜き自由
な仮止め状態にでき、壁面に固定したメモ用紙の上に更
に追加固定するときも、メモ用紙を貼り替えるときも、
簡単に操作できる固定具を得ようとするものである。 【解決手段】 固定具本体1の裏面は2面の傾斜面4及
び5が稜3で鈍角状に交わって形成されている。傾斜面
4に稜3と隣接して滑り止め用の合成ゴム6を固定して
いる。傾斜面5に溝を設け、傾斜面5から突出しないよ
うに磁石7を嵌合固定する。磁石7を壁面8に吸着して
メモ用紙を固定し、傾斜面4側を壁面に押圧することに
よりメモ用紙を引き抜き自由な仮止め状態にすることが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は掲示用やメモ押えに用いる固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のメモ押え等に用いる固定具は掲示用の紙片又はメモ用紙等を介在してス チール製壁面に磁石を吸着する点で共通している。したがって、固定しているメ モ用紙を張り替えたり、重ねて止めるときは一旦、固定具を取り除いて吸着し直 さねばならない構造であった。
【0003】 また、従来品の中には図5(A)(B)に例示したように先に吸着したメモ用 紙を吸着したまま次のメモを挟むことのできる構造のものがある。すなわち図5 (A)の場合、固定板の一方の端部に磁石を固定したもので、メモ用紙aは磁石 の露出面全体がスチール製壁面に吸着することによって固定されている。磁石を 固定していない固定板の端部を矢印方向に押圧すると、メモ用紙aは磁石の角部 のみで押圧され固定状態を保持する。磁石下端と壁面との間からメモ用紙bを挿 入し磁石固定側を押圧し元の位置に戻し、メモ用紙を重ねて固定することができ る。
【0004】 また、図5(B)は鈍角状に曲げた固定板の両端に磁石を固定したもので、一 方の磁石によりメモ用紙aを固定したまま他方の磁石と壁面の間にメモ用紙bを 挿入し、その後、吸着する磁石を切り替えることによりメモ用紙bを追加固定す ることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図5(A)(B)はいずれも先に固定したメモ用紙aを抜き取らずにメモ用紙 bを重ねて固定することができるが、abのメモ用紙を交換する場合、磁石の吸 着力で固定されたメモ用紙aを引っ張ると破損し簡単に外すことができないので 、他の従来品と同様に磁石の吸着力に抗して固定具自体を一旦取り外さないとメ モ用紙の貼り替えができない。本考案は壁面に固定したメモ用紙の上に更にメモ 用紙を追加固定するときも、既に固定したメモ用紙を貼り替えるときも、簡単に 操作できる固定具を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、固定具本体の表面を装飾面とし、裏面は 稜から両側に断面鈍角状に傾斜した2面から成り、裏面の一面側に稜に隣接して 滑り止め突起を固定し、他面側に稜と平行な溝を設け、この溝に溝の深さと同一 または若干薄い厚さの磁石を嵌合固定したもので、磁石とスチール製壁面の吸着 によりメモ用紙等を固定し、固定具本体の滑り止め突起形成側端縁の押圧により 磁石を離反し、滑り止め突起の摩擦力によってスチール製壁面にメモ用紙等を押 圧し着脱自在に仮止めできるようにしたものである。また、稜に隣接して滑り止 め突起を固定した面の端縁に沿って1個又は複数個の薄い滑り止めを固定するこ とにより、仮止めしたときの高い滑り止め効果を得、仮止め状態の安定した固定 具を提供することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案は固定具本体を合成樹脂、木など任意の材質によって形成し、その表面 側は平坦、凹状、凸状など任意の形状とし、任意の色彩、模様、文字など装飾を 施し、あるいは凹部を形成して装飾板を嵌合固定することにより装飾面を形成し ている。固定具の形状は長尺状、正方形など任意の形状のものがある
【0008】 固定具本体の裏面側は互いに鈍角状に交わる2面を形成し、稜と隣接した一方 傾斜面の位置に稜と平行に滑り止め突起を接着剤等で固定するが、取付作業を容 易にし安定した取付けを行うために取付位置に浅い溝を形成し嵌め合わせて固定 することもある。この滑り止め突起はゴム、発泡材、エラストマーなど摩擦抵抗 を有する材質で形成され、滑り止め突起先端は稜よりも若干突出している。裏面 の他方傾斜面に稜と平行な溝を隣接して設け、この溝に溝の深さと同一又は若干 薄い厚さの磁石を嵌合し接着剤又は粘着剤等で固定する。
【0009】 鈍角状に交わる2面から成る裏面は一方の傾斜面をスチール製壁面に接すると 、他方の傾斜面が離反するので、固定具本体の稜と平行な両端縁部の一方を押圧 することにより、磁石固定側の傾斜面と滑り止め突起を取り付けた傾斜面とを切 り替えることができる。したがって、前記磁石を壁面に吸着して掲示用の紙片や メモ用紙等を固定することができる。
【0010】 メモ用紙等を固定した後、固定具本体の壁面から離反している縁部を押して、 裏面側縁部と滑り止め突起とをスチール製壁面に押圧し、滑り止め突起の摩擦力 によってメモ用紙等を仮止め状態にすることができる。即ち、このときのメモ用 紙は下方に引くと簡単に抜き取ることができる。先に固定したメモ用紙等の上に メモ用紙を重ねて固定するときは、先のメモ用紙を押圧したまま次のメモ用紙を 重ねた後、磁石固定側の傾斜面をスチール製壁面に吸着するように切り替える。 また、先に固定したメモ用紙等を貼り替えたい場合は滑り止めによる仮止め状態 のメモ用紙を抜き取った後、次のメモ用紙を挿入し磁石をスチール製壁面に吸着 して貼り替えることができる。
【0011】 滑り止め突起を取り付けた傾斜面の端縁に沿って滑り止めを取付けることによ り、仮止め状態をより安定化することができる。滑り止めは端縁に沿って全体に 設ける場合と端縁に沿った任意の複数箇所、例えば、端縁に沿った両端と中間部 に1個又は一定間隔毎に複数個設ける場合とがある。滑り止めとしてはゴム、エ ラストマー、発泡体、合成樹脂など、摩擦力の大きい材料が用いられる。
【0012】 滑り止め突起によりメモ用紙等を押圧した仮止め状態のとき、端縁に沿って形 成した滑り止めも同時にスチール製壁面を押圧し、滑り止め効果を補強すること ができる。
【0013】
【実施例】 図1は本考案による固定具の一実施例を示した裏面図で一部省略している。 図2は同拡大断面図、図3(A)(B)は使用状態の断面図である。
【0014】 1は固定具本体で、合成樹脂により一体成型されている。2は固定具本体1の 表面側に設けた装飾体で、任意の色彩や模様を有し平坦な表面に設けた凹部に嵌 合固定されている。3は固定具本体1裏面の稜で、傾斜面4及び5が鈍角状に交 わっている。6は滑り止め用の合成ゴムで、稜3と隣接して傾斜面4に設けられ ている。7は磁石で、傾斜面5に設けた溝に嵌合固定されている。磁石7は溝の 深さと同一の厚さのものが用いられている。磁石7は溝の深さよりも若干薄い厚 さのものを用いる場合もあり、溝に取り付けた磁石が傾斜面5の面よりも高くな らないように設けられている。
【0015】 稜3に隣接した合成ゴム6はメモ用紙を着脱自在な仮止め状態にしたときにメ モ用紙を合成ゴム6の摩擦力で押圧し滑り止めをしている。この滑り止めは合成 ゴムに限らず発泡材、エラストマーなど摩擦抵抗を有する材質でも良く、稜より も若干突出して形成されている。合成ゴムの取付位置に浅い溝を設けて嵌合固定 すると、取付時に位置決めしやすく安定した取付けを行うことができる。
【0016】 上記の固定具をスチール製壁面8に吸着してメモ用紙aを固定した後、次のメ モ用紙bを挟むときは図3(A)のように、固定具本体の壁面8から離反した端 部を指で押圧し、合成ゴム6の摩擦力によりメモ用紙a仮り止め状態にし、磁石 7とメモ用紙aの間にメモ用紙bを挿入した後、磁石7側を壁面8に吸着すると 図3(B)のように2枚のメモ用紙を固定することができる。また、メモ用紙を 貼り替える場合は図3(A)の仮止め状態のときにメモ用紙aを下方に引くと簡 単に取り外すことができ、その後メモ用紙bを挿入し磁石7を吸着する。
【0017】 図4は本考案の他実施例を示した裏面図で、滑り止め用の合成ゴム6を固定し た傾斜面4の端縁に沿って厚さの薄い発泡体9を固定している。発泡体9は固定 具本体1の縁に沿って任意の間隔毎に複数個設けられている。この発泡体9はメ モ用紙を仮止め状態にしたとき合成ゴム6と共に壁面8側に押圧され滑り止め効 果により仮止め状態を安定することができる。図4では発泡体9を設けたが、合 成ゴム、エラストマー、合成樹脂など滑り止めであれば他の材質でも良く、滑り 止め剤を塗布乾燥して薄膜を形成しても良い。この滑り止めは可能な限り薄いも のが望ましい。また固定具本体の縁に沿って一方端部から他方端部に至って形成 すればメモ用紙の仮止め状態をより安定化することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上記のような構成を有し、メモ用紙等の着脱操作時に仮止め状態、す なわちメモ用紙等の固定状態あるいは抜き取り操作を選択できる状態を得ること ができる。このためメモ用紙等を追加固定するときも、既に固定したメモ用紙を 貼り替えるときも、指による押圧操作によって固定具の2面の裏面を簡単に切り 替えることができ、操作の簡単な固定具を提供したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による固定具の一実施例を示した裏面図
で一部省略している。
【図2】図1の拡大断面図。
【図3】(A)(B)は使用状態の断面図。
【図4】本考案の他実施例を示した裏面図で一部省略し
ている。
【図5】(A)(B)は従来例の使用状態示した断面
図。
【符号の説明】
1 固定具本体 2 装飾体 3 稜 4 傾斜面 5 傾斜面 6 合成ゴム 7 磁石 9 発泡体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定具本体の表面は装飾面とし、裏面は
    稜から両側に断面鈍角状に傾斜した2面から成り、裏面
    の一面側に稜に隣接して滑り止め突起を固定し、他面側
    に稜と平行な溝を設け、この溝に溝の深さと同一または
    若干薄い厚さの磁石を嵌合固定し、磁石とスチール製壁
    面の吸着によりメモ用紙等を固定し、固定具本体の滑り
    止め突起形成側端縁の押圧により磁石を離反し、滑り止
    め突起の摩擦力によってスチール製壁面にメモ用紙等を
    押圧し挿脱自在に仮止めできるようにしたことを特徴と
    する固定具。
  2. 【請求項2】 稜に隣接して滑り止め突起を固定した面
    の端縁に沿って1個又は複数個の薄い滑り止めを固定し
    た請求項1記載の固定具。
JP1998004960U 1998-06-02 1998-06-02 固定具 Expired - Lifetime JP3054634U (ja)

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