JP3039832U - 紙葉類ホルダの固定構造 - Google Patents

紙葉類ホルダの固定構造

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JP3039832U
JP3039832U JP1997000486U JP48697U JP3039832U JP 3039832 U JP3039832 U JP 3039832U JP 1997000486 U JP1997000486 U JP 1997000486U JP 48697 U JP48697 U JP 48697U JP 3039832 U JP3039832 U JP 3039832U
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JP1997000486U
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Inventor
紘 山田
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株式会社ニチエイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙葉類ホルダを、磁石の利かない固定面に対し
てでも、着脱可能な状態で固定できるようにすること。 【解決手段】長尺板棒状の紙葉類ホルダ1の背面に、横
方向に延びる凹溝10を形成するとともに、該凹溝10
の上下両側縁に、凹溝10の開口幅を狭めるべく相対向
する係止縁10a,10bを形成し、上記凹溝10a,
10b内に収容可能な大きさに形成されるとともに、固
定面2に対して固定する固定部材3を形成し、該固定部
材3の上下両側縁に、上記係止縁10a,10bに係止
する係止部11,12を形成するとともに、下側縁の係
止部12は上下方向に弾性変位するように設定した構
成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ポスタやカレンダ、メモ、紙片等の紙葉類を容易に着脱できる状 態で吊下げて保持する紙葉類ホルダの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような紙葉類ホルダは、紙葉類を例えば下から差込んで前後に挟持させ るもので、壁面等の固定面に対して固定する必要がある。
【0003】 この固定に際してはこれまで、接着や木ねじ、磁石のうち固定面の性状に適し た手段を選んで行われてきた。しかし、いずれの手段も、ホルダを直接固定面に 対して固定するもので、使用状着脱自在であることが望まれているにもかかわら ず、磁石を用いたものを除けば、使用しないときでも取り外しは不可能である。
【0004】 一般に、部屋の壁は石膏ボードや木材が多く、磁石を利用できる箇所がほとん どないので、使用に当っての不便さが考えられる。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、紙葉類ホルダを磁石の利かない部分にでも着脱可能な状態 で固定することができるようにすることを課題とする。
【0006】 そのための手段は、紙葉類を前後に挟持して保持する紙葉類ホルダの背面に、 横方向に延びる凹溝を形成するとともに、該凹溝の上下両側縁に、凹溝の開口幅 を狭めるべく相対向する係止縁を形成し、上記凹溝内に収容可能な大きさに形成 されるとともに、固定面に対して固定する固定部材を形成し、該固定部材の上下 両側縁に、上記係止縁に係止する係止部を形成した紙葉類ホルダの固定構造であ ることを特徴とする。
【0007】 なお、前記係止部のうちの少なくとも一方を、上下方向に弾性変位する弾性係 止部で形成したり、前記係止部のうち、下側縁に形成する係止部のみを上下方向 に弾性変位する弾性係止部で形成したりするとよい。
【0008】 また、前記固定部材に、固定面に対してピンを差込むための挿通孔を形成する とともに、差込んだピンが互いに交差するようにするため、上記挿通孔を、固定 面に対して垂直の直孔と、傾斜する斜孔とで構成するとよい。
【0009】
【作用及び効果】
すなわち、上述の構成によれば、紙葉類ホルダの固定面に対する固定は、固定 面に固定した固定部材の係止部に、背面側の係止縁を係止させて行なう。固定部 材は紙葉類ホルダの凹溝に収容された状態になり、紙葉類ホルダは固定面に固定 される。従って、紙葉類ホルダが不要な場合には、係止部と係止縁との係止を解 除して分離すればよい。つまり、紙葉類ホルダを磁石の利かない部分にでも着脱 可能な状態で固定することができる。固定面から紙葉類ホルダを取り外した後に は、固定面に固定部材が存在するものの、この固定部材は紙葉類ホルダの背面の 凹溝に収容可能な大きさ(厚み)であるので、固定面と同一色や透明に設定した りするまでもなく、目立たず、邪魔にもならない。
【0010】 また、紙葉類ホルダは固定面に直接固定するのではないので、例えば挿通孔を 形成する必要も、また磁石や粘着テープ等を装着する必要もなく、紙葉類ホルダ 自体の形状や構造を簡素化できる。
【0011】 請求項2や請求項3のように、固定部材の係止部を弾性係止部で形成すると、 弾性係止部が凹溝内でその付勢力で突っ張ることにより、紙葉類ホルダおよび固 定部材相互間で別途に位置決め手段を備えるまでもなく、紙葉類ホルダの固定状 態が安定する。特に請求項3のように構成した場合には、紙葉類が下に引っ張ら れてもこれによって弾性係止部が変位することはなく、紙葉類ホルダの不測の脱 落を未然に防ぐことができる。
【0012】 請求項4のように、固定部材の固定を、ピンを交差させて差込むことで行なう ようにすると、接着や木ねじで固定した場合と異なって、固定部材を固定面から 外しても跡は残らず、また傷付けないので、部屋の壁面に対して固定するのに最 適である。
【0013】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は、紙葉類ホルダ1(以下、ホルダという)の使用状態の斜視図、また図 2はその断面図であり、壁面等の固定面2に対して固定した固定部材3を介して 固定している。
【0014】 ホルダ1は、紙葉類4を前後に挟持して保持するもので、硬質合成樹脂と軟質 合成樹脂との同時押出しで形成している。軟質合成樹脂では、上部前面側の第1 ヒンジ部5と下部前面側の第2ヒンジ部6と、下部の前後方向中間部に折り込ま れた押圧片7の押圧部7aとを形成している。第1ヒンジ部5と第2ヒンジ部6 との間をなすカバー部8を、押圧片7が内側に折り込まれるようにして本体部9 側に係止すると、押圧片7の押圧部7aが本体部9の内側面9aに対し、第2ヒ ンジ部6の付勢力で当接する。紙葉類4の保持は、その上端部を本体部9の内側 面9aに沿って上方へ差込むだけでよい。本体部9の内側面9aと押圧部7aと で挟持される。 また、本体部9の背面には、横方向に延びる凹溝10を形成している。そして この凹溝10の開口縁には、開口幅を狭めるべく相対向する係止縁10a,10 bを形成している。
【0015】 このような形状のホルダ1を固定する固定部材3は、図3に示したように合成 樹脂で形成している。 固定部材3は板状で、その幅を凹溝10の溝幅よりも若干広く設定し、上側縁 には、凹溝10の上側縁の係止縁10aと係合する係止部11を形成し、下側縁 には、凹溝10の下側縁の係止縁10bと係合する弾性係止部12,12を左右 均等に2個形成している。これら弾性係止部12,12は、凹溝10の溝幅より も狭く形成されるとともに上述の係止部11を有した本体13下部の中間位置に 、逆T字形に形成した弾性支持部14の両先端に形成している。各弾性支持部1 4はその両先端部がそれぞれ、上下方向に弾性変位する。
【0016】 なお、固定部材3の厚みは、凹溝10の深さと同一にして、ホルダ1の固定時 にホルダ1の背面が固定面2に面接触するようにしている。
【0017】 また、本体13には、固定面2に対して固定するための構成として、複数の挿 通孔を形成している。中央には、厚み方向に真っ直ぐ貫通する木ねじ用の挿通孔 15を形成し、これの両側部位には、図4に示したように、それぞれ1つの直孔 16と2つの斜孔17,17を形成している。直孔16は、固定面2に対して垂 直で、斜孔17は固定面2に対して傾斜したものである。斜孔17は、本体13 の上側縁と下側縁とに傾斜面18を形成して、この傾斜面18に垂直に形成する 。なお、直孔16と斜孔17との左右方向の位置はずらせており、挿通したピン 9が他がいに接触せずに交差するようにしている。また、直孔16は、挿通する ピン19の頭部を収容する段部を有している。
【0018】 ホルダ1の固定面2に対する固定は、まず固定部材3を固定面2に固定する。 この固定は、固定面2の性状に応じて、木ねじで固定するのかピン19で固定す るのか選定する。図はピン19で固定した状態を示している。そして、図3に示 したように、ホルダ1を下側から固定部材3に係止して、上へ付勢しながら上側 も係止する。ホルダ1は、力を加えれば横方向に動くものの、弾性係止部12の 付勢力で、その位置は安定する。ホルダ1を外す場合には、ホルダ1を上に向け て付勢してから、上側の係止を解除し、続いて下側の係止を解除すればよい。
【0019】 つまり、ホルダ1が不要な場合には外すことができ、磁石の利かない部分にで も着脱可能な状態で固定することができる。固定面2からホルダ1を取り外した 後には、固定面2に固定部材3が存在するものの、この固定部材3はホルダ1の 背面の凹溝10に収容可能な大きさ(厚み)であるので、固定面2と同一色や透 明に設定したりするまでもなく、目立たず、邪魔にもならない。
【0020】 また、ホルダ1を固定する固定部材3には弾性係止部12を形成しているので 、弾性係止部12が凹溝10内でその付勢力で突っ張ることにより、ホルダ1お よび固定部材3相互間で別途に位置決め手段を備えるまでもなく、ホルダ1の固 定状態が安定する。しかも、弾性係止部12は下側縁に形成しているので、紙葉 類4が下に引っ張られてもこれによって弾性係止部12が変位することはなく、 ホルダ1の不測の脱落を未然に防ぐことができる。
【0021】 さらに、固定部材3の固定を、ピン19を交差させて差込むことで行なうよう にすると、接着や木ねじで固定した場合と異なって、固定部材3を固定面2から 外しても跡は残らず、また傷付けないので、部屋の壁面に対して固定するのに最 適である。
【0022】 図5は、押圧片7の押圧部7aと固定面2とで紙葉類4を挟持する構成のホル ダ1の固定状態を示す断面図である。このホルダ1の場合には、背面の上部に凹 溝10を形成しており、上述と同様だが幅の狭い形状の固定部材3を用いて固定 している。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙葉類ホルダの固定状態を示す斜視図。
【図2】紙葉類ホルダの固定状態を示す断面図。
【図3】紙葉類ホルダの固定構造を示す斜視図。
【図4】固定部材の正面図。
【図5】他の例の断面図。
【符号の説明】
1…紙葉類ホルダ 2…固定面 3…固定部材 4…紙葉類 10…凹溝 10a,10b…係止縁 11…係止部 12…弾性係止部 16…直孔 17…斜孔 19…ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 15/00 G09F 15/00 N

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を前後に挟持して保持する紙葉類ホ
    ルダの背面に、横方向に延びる凹溝を形成するととも
    に、該凹溝の上下両側縁に、凹溝の開口幅を狭めるべく
    相対向する係止縁を形成し、上記凹溝内に収容可能な大
    きさに形成されるとともに、固定面に対して固定する固
    定部材を形成し、該固定部材の上下両側縁に、上記係止
    縁に係止する係止部を形成した紙葉類ホルダの固定構
    造。
  2. 【請求項2】前記係止部のうちの少なくとも一方を、上
    下方向に弾性変位する弾性係止部で形成した請求項1記
    載の紙葉類ホルダの固定構造。
  3. 【請求項3】前記係止部のうち、下側縁に形成する係止
    部のみを上下方向に弾性変位する弾性係止部で形成した
    請求項1記載の紙葉類ホルダの固定構造。
  4. 【請求項4】前記固定部材に、固定面に対してピンを差
    込むための挿通孔を形成するとともに、差込んだピンが
    互いに交差するようにするため、上記挿通孔を、固定面
    に対して垂直の直孔と、傾斜する斜孔とで構成した請求
    項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の紙葉類
    ホルダの固定構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006483A (ja) * 2012-06-27 2014-01-16 Otis co ltd 幕状体固定具および幕状体の取付構造

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