JP3053288U - 額 縁 - Google Patents

額 縁

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JP3053288U
JP3053288U JP1998002555U JP255598U JP3053288U JP 3053288 U JP3053288 U JP 3053288U JP 1998002555 U JP1998002555 U JP 1998002555U JP 255598 U JP255598 U JP 255598U JP 3053288 U JP3053288 U JP 3053288U
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JP1998002555U
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Inventor
紘 山田
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株式会社ニチエイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主に画用紙や色紙、書などの展示に使用するの
に適し、軽量で安価であるとともに、使用が簡単である
ような額縁の提供、 【解決手段】表面側内周に係止縁2bを有した断面L字
状で枠状の枠部材2を設け、該枠部材2の上記係止縁2
bに、裏面側から表板3と展示物4と裏板5とを嵌め込
む額縁1であって、上記枠部材2を合成樹脂で一体成形
するとともに、上記枠部材2の内周部に、裏面から表側
にかけて所定深さの差込み孔9…,10…を形成し、該
差込み孔9…,10…に差し込む差込み片12,14
と、該差込み片12,14の上端から横方向一方へ延び
弾性変位する押え部13,15とを有した裏板押え部材
6,7で裏板5を表側に付勢し、展示物4を保持する額
縁1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば画用紙や色紙、書などのような展示物を展示するのに適し たような額縁に関する。
【0002】
【従来の技術】
額縁は外観の美しさもさることながら、軽量で安価であるとともに、使いやす いものが求められている。 しかし例えばアルミ製の額縁の場合には軽いものの高価になりがちな上、組み 立てや展示物の収納保持等の作業に、多くの部品を必要とし、面倒な場合が多々 あった。また木製の額縁の場合には、展示物が薄い場合や厚い場合に対応しきれ ず、展示物の保持状態が悪いことがあった。
【0003】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、軽量で、そのうえ安価であるとともに使いやすく、例えば 多数の絵や書などの作品を展示することのある学校等で使用することもできるよ うな額縁の提供を課題とする。
【0004】 そのための手段は、周壁の表面側内周に係止縁を有した枠状の枠部材を設け、 該枠部材の上記係止縁に、裏面側から表板と展示物と裏板とを嵌め込む額縁であ って、前記周壁の内周部近傍に、裏面から表側にかけての差込み孔を形成し、該 差込み孔に差し込む差込み片と、該差込み片から横方向に延設されるとともに差 込み片の先端方向に弾性変位可能に屈曲する押え部とを有した裏板押え部材で上 記裏板を表側に付勢する額縁であることを特徴とする。
【0005】 なお、前記枠部材を合成樹脂で一体成形するとよい。
【0006】 また、前記押え部材の上面は、前記枠部材の周壁の裏面と面一またはそれ以下 に設定するとよい。
【0007】 さらに、前記枠部材の周壁内周部近傍における展示時に上側になる部位の左右 2か所に、裏面から表側にかけての第2差込み孔を形成し、該第2差込み孔に差 し込む差込み片と、該差込み片から横方向に延設された吊り紐係止片とを有した 吊り紐係止部材を取付け可能にするとよい。この時、前記吊り紐係止部材の上面 を、前記枠部材の周壁の裏面と面一またはそれ以下に設定するとよい。
【0008】
【作用及び効果】
すなわち上述の構成によれば、枠部材と表板と裏板といった一般に必要な部材 のほかは、差込み式の裏板押え部材があれば額縁として使用できる。このため、 安価な製造ができるとともに取扱いも容易である。しかも、裏板押え部材は、差 込み片と押え部とからなり、差込み片は、枠部材に形成した差込み孔に差し込む だけでよく、他に部材を必要としないため作業は至って簡単である。
【0009】 つまり、枠部材に表板と展示物と裏板とを裏面側から順に嵌め込んだのち裏板 押え部材を差し込むだけでよい。裏板押え部材は、付勢力を働かせる押え部を差 込み片から横方向に延設しているので、厚みに関係なく自由に弾性変位して押圧 するとともに、差込み片には捩じれの力がかかり摩擦抵抗が働いて、真っ直ぐに 引き抜き故意に外そうとしない限り外れない。すなわち展示物の厚みにかかわり なく良好な保持状態が得られ、その保持状態が良好であるという効果も有する。
【0010】 そして請求項2のように、枠部材を合成樹脂で一体成形した場合には軽量で、 コストを抑えることもできる。
【0011】 請求項3のように裏板押え部材の上面を、枠部材の周壁の裏面と面一またはそ れ以下に設定すると、裏板押え部材が裏面側に突出することはなく、例えば壁面 に垂直に掛けたりした時でも綺麗な展示が行なえる。
【0012】 請求項4のように、上記裏板押え部材と同様にして吊り紐係止部材を取付ける と、ねじや釘テープ等の別の部材を用いずとも、簡単に展示が行なえる。しかも 、差込み片には裏板押え部材の場合と同様の力がかかり、故意に外さない限りは 外れず、良好な展示状態を維持することができる。そして請求項5のように吊り 紐係止部材の上面を、枠部材の周壁の裏面と面一またはそれ以下に設定すると、 上述のように、例えは壁面に垂直に掛けたりしたときでも綺麗な展示が行なえる 。
【0013】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は額縁1の裏面を示し、この額縁1は図2にも示したように、枠部材2と 、この枠部材2内に裏面側から嵌め込む表板3、展示物4、裏板5、そしてこの 裏板5を押えて固定する裏板押え部材6…,7…と、吊下のための吊り紐係止部 材8,8とからなっている。
【0014】 枠部材2は、画用紙の大きさに合った長方形枠状で、表裏に所定幅の周壁2a の表面側内周に係止縁2bを有した形である(図2、図5参照)。そして図3に 示したように、四隅部位と各辺の中間部位の合計8か所に第1差込み孔9…,1 0…を形成するとともに、縦長に展示した時と横長に展示した時に上側になる部 位の左右2か所ずつの合計4か所に第2差込み孔11…を形成している。なお、 該第2差込み孔11…は合計8か所に形成するもよい。
【0015】 そして上記第1差込み孔9…,10…には前記裏板押え部材6,7を、第2差 込み孔11には吊り紐係止部材8をそれぞれ取付ける。
【0016】 上記第1差込み孔9…,10…のうち四隅部位の第1差込み孔9…は、平面視 L字形の孔を、裏面から表面側に向けて所定深さ形成して成している。そしてこ の第1差込み孔を形成すべく周壁よりも内側に形成した孔形成壁9aは、周壁2 aの高さよりも裏板押え部材6の厚み分だけ低く形成して、裏板押え部材6を取 付けた時にその上面が周壁2aの裏面と面一またはそれ以下に設定して食み出さ ないようにしている(図4参照)。
【0017】 そして第1差込み孔9…,10…のうち各辺の中間部位の第1差込み孔10… は、図7に示したように、周壁2aの内側に孔形成壁10aを立設して平面視凸 字状に形成し、その内側の幅の広い部位を第1差込み孔10に設定している。そ してこの第1差込み孔10を形成する孔形成壁10aのうちの内側の内側壁10 bの高さを、他の部位よりも裏板押え部材7の厚み分だけ低く形成して、裏板押 え部材7を取付けたときに上述と同様に面一以下になるようにしている。
【0018】 また、第2差込み孔11は図6に示したように、周壁2aの内側に平面視凸字 状をなす孔形成壁11aを立設し、その内側の幅の広い部位を第2差込み孔11 に設定している。この第2差込み孔11の場合には、孔形成壁11a全体を、周 壁2aの高さよりも吊り紐係止部材8の厚み分だけ低く形成して、取付けた時に 裏側に出っ張らないようにしている。
【0019】 上述の2種類の第1差込み孔9…,10…に取付ける裏板押え部材6,7と、 第2差込み孔11に取付ける吊り紐係止部材8は、図8、図9、図10に示した とおりである。すなわち、四隅部位の第1差込み孔9に取付ける裏板押え部材6 は、図8に示したように、第1差込み孔9に嵌合対応する断面L字形の差込み片 12を有し、その上端から内周横方向に向けて弾性変位可能なY字形の押え部1 3を延設して構成している。押え部13は、Y字形をなす基部13aを水平に延 設するとともに、それより先を2方に分けて下方(裏板を押圧する方向)に屈曲 して、先端には押圧部13b,13bを形成している。
【0020】 辺の中間部の第1差込み孔10に取付ける裏板押え部材7は、図9に示したよ うに、第1差込み孔10に嵌合対応する方形板状の差込み片14を有し、その上 端から内周横方向へ、差込み片14の幅方向と同一方向に長い弾性変位可能な押 え部15を延設して構成している。押え部15は、差込み片14から延設される 中間部15aを水平に形成するとともに、両側部位を下方(裏板5を押圧する方 向)に屈曲し、先端には押圧部15b,15bを形成している。
【0021】 第2差込み孔11に取付ける吊り紐係止部材8は、図10に示したように、第 2差込み孔11に差し込む方形板状の差込み片16の上端に、横方向一方に延び るように水平な吊り紐係止片17を形成した形状で、吊り紐係止片17の先端側 に、上下に貫通する貫通孔17aを形成して、吊り紐X(図1参照)を結び付け たり挿通したりできるようにしている。
【0022】 なお、四隅部位用の裏板押え部材6は、例えば図11、図12に示したように 形成するもよい。図11の裏板押え部材18は、差込み片19の上端から横方向 一方へ延設する押え部20をI字形に形成して、押圧部20aを一つ形成してい る。また、図12の裏板押え部材21は、差込み片22の上端から横方向一方へ 延設する押え部23を扇形に形成し、三角形をなす21片の押圧部23aで裏板 5のコーナ部分を全体的に押圧するようにしている。図中23bは、取り外すと きの操作窓である。
【0023】 このように構成した額縁1では、枠部材2と表板3と裏板5といった一般に必 要な部材のほかは、差込み式の裏板押え部材6,7があれば額縁として使用でき る。このため、安価な製造ができるとともに取扱いも容易である。しかも、裏板 押え部材6,7は、差込み片12,14と押え部13,15とからなり、差込み 片12,14は、枠部材2に形成した差込み孔9,10に差し込むだけでよく、 他に部材を必要としないため作業は至って簡単である。
【0024】 つまり、枠部材2に表板3と展示物4と裏板5とを裏面側から順に嵌め込んだ のち裏板押え部材6,7を差し込むだけでよい。裏板押え部材6,7は、付勢力 を働かせる押え部13,15を差込み片12,14から横方向に延設しているの で、厚みに関係なく自由に弾性変位して押圧するとともに、差込み片12,14 には捩じれの力がかかり摩擦抵抗が働いて、真っ直ぐに引き抜き故意に外そうと しない限り外れない。すなわち展示物4の厚みにかかわりなく良好な保持状態が 得られ、その保持状態が良好であるという効果も有する。
【0025】 しかも、枠部材2を合成樹脂で一体成形したので軽量で、コストを抑えること もできる。 また、裏板押え部材6,7や吊り紐係止部材8の上面を、枠部材2の周壁2a の裏面と面一またはそれ以下に設定したので、裏板押え部材6,7や吊り紐係止 部材8が裏面側に突出することはなく、例えば壁面に垂直に掛けたりした時でも 綺麗な展示が行なえる。
【0026】 さらに、上記裏板押え部材6,7と同様にして吊り紐係止部材8を取付けたの で、ねじや釘テープ等の別の部材を用いずとも、簡単に展示が行なえる。しかも 、差込み片には裏板押え部材6,7の場合と同様の力がかかり、故意に外さない 限りは外れず、良好な展示状態を維持することができる。
【0027】 なお、額縁1の大きさや左右のバランスによっては、辺の中間部位の裏板押え 部材7は不要である。例えば図13は色紙用の額縁の枠部材2で、色紙の場合に はさほど大きくはなく左右のバランスも略均等であるので、四隅部位の裏板押え 部材6があれば辺の中間部に裏板押え部材は不要である。この場合も、図14、 図15に示したように、裏板押え部材6と吊り紐係止部材8との上面が、枠部材 2の周壁2aの裏面から突出しないように、その第1差込み孔9、第2差込み孔 11を形成している。
【0028】 この考案の差込み孔は、上記一実施例の第1差込み孔9,10に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】額縁の背面図。
【図2】図1におけるA−A線矢視拡大断面図。
【図3】枠部材の背面図。
【図4】図3におけるB−B線矢視拡大断面図。
【図5】図3におけるC−C線矢視拡大断面図。
【図6】図3におけるD−D線矢視拡大断面図。
【図7】図3におけるE−E線矢視拡大断面図。
【図8】裏板押え部材の斜視図。
【図9】裏板押え部材の斜視図。
【図10】吊り紐係止部材の斜視図。
【図11】裏板押え部材の斜視図。
【図12】裏板押え部材の斜視図。
【図13】枠部材の背面図。
【図14】図3におけるF−F線矢視断面図。
【図15】図3におけるG−G線矢視断面図。
【符号の説明】
1…額縁 2…枠部材 2a…周壁 2b…係止縁 3…表板 4…展示物 5…裏板 6,7…裏板押え部材 8…吊り紐係止部材 9,10…第1差込み孔 11…第2差込み孔 12…差込み片 13…押え部 14…差込み片 15…押え部 16…差込み片 17…吊り紐係止片 18…裏板押え部材 19…差込み片 20…押え部 21…裏板押え部材 22…差込み片 23…押え部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁の表面側内周に係止縁を有した枠状の
    枠部材を設け、該枠部材の上記係止縁に、裏面側から表
    板と展示物と裏板とを嵌め込む額縁であって、前記周壁
    の内周部近傍に、裏面から表側にかけての差込み孔を形
    成し、該差込み孔に差し込む差込み片と、該差込み片か
    ら横方向に延設されるとともに差込み片の先端方向に弾
    性変位可能に屈曲する押え部とを有した裏板押え部材で
    上記裏板を表側に付勢する額縁。
  2. 【請求項2】前記枠部材を合成樹脂で一体成形した請求
    項1記載の額縁。
  3. 【請求項3】前記押え部材の上面を、前記枠部材の周壁
    の裏面と面一またはそれ以下に設定した請求項1または
    請求項2記載の額縁。
  4. 【請求項4】前記枠部材の周壁内周部近傍における展示
    時に上側になる部位の左右2か所に、裏面から表側にか
    けての第2差込み孔を形成し、該第2差込み孔に差し込
    む差込み片と、該差込み片から横方向に延設された吊り
    紐係止片とを有した吊り紐係止部材を取付け可能にした
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の額
    縁。
  5. 【請求項5】前記吊り紐係止部材の上面を、前記枠部材
    の周壁の裏面と面一またはそれ以下に設定した請求項4
    記載の額縁。
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