JP3085039U - ファイル - Google Patents

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JP3085039U JP2001006503U JP2001006503U JP3085039U JP 3085039 U JP3085039 U JP 3085039U JP 2001006503 U JP2001006503 U JP 2001006503U JP 2001006503 U JP2001006503 U JP 2001006503U JP 3085039 U JP3085039 U JP 3085039U
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康宏 槇本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作品を保存するのに適するとともに、長方形状
のファイルの短辺同士、長辺同士いずれの側にも相互に
連結して複数の作品を展示することができるファイルを
提供する。 【解決手段】内部に収容した掲示物を外部から透視しう
るよう少なくとも一面が透光性を有し、短辺同士、長辺
同士いずれの側にも連結可能な長方形状のファイル1で
あって、四隅にそれぞれ連結用係着具5が設けられ、連
結用係着具5のうちいずれか2つの連結用係着具5は雄
部材51、残りの連結用係着具5は雌部材52とされ、
且つ雄部材51と雌部材52の係着面が相互に反対向き
とされるとともに、当該ファイル1と連結されるファイ
ル1aとの端縁部同士を交差させる交差手段が周縁適所
に配設されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ファイルに関する。特に児童の絵画や書道等の作品を保存及び展示 するためのファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
児童の絵画や書道等の作品(以下「作品」という)を小学校の教室に展示する 場合、作品の四隅を画鋲を介して壁面に貼り付けたり、作品を画用紙や半紙より も大きい色画用紙に貼りつけ、この色画用紙の端部を画鋲で壁面に止めるのが一 般的である。また、児童の作品を貼り替える際には、前作品を剥がして貼り替え るほか、色画用紙に既に貼ってある作品に重ねて新たな作品を貼るといった方法 が採られている。
【0003】 しかし、上記した方法では、作品の四隅に画鋲によって小孔が開いてしまった り、色画用紙から剥がした跡が作品に残ってしまったりする。また、作品を一々 貼り替えるのは煩瑣であり、前作品に重ねて貼る場合は、端縁を正確に合わせる 必要があり面倒である。さらに、作品を壁面に貼り付けた状態で一定期間放置す ると、日光により紙が変色したり、乾燥して紙に反りが生じてしまうこともある 。
【0004】 このような問題を解決すべく、透明なシートで形成されたファイルの内部に作 品を入れて、ファイル内に作品を保存したり、ファイルごと展示することができ るものが提供されている。図4は従来のファイルの一例を示し、四隅に雌雄嵌合 するスナップボタン8が設けられ、このうち隣り合う2つのスナップボタン8は 雄部材81とされ、残りのスナップボタン8は雌部材82とされ、且つこれら雄 部材81と雌部材82の係着面が相互に反対向きとされるように取り付けられ、 連結できるようになされている(図4(b)参照)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来のファイルでは、ファイル80の上端部の左右の端部にそれぞれ スナップボタン8の雌部材82が取り付けられ、下端部の左右の端部にそれぞれ スナップボタン8の雄部材81が取り付けられていることから、ファイル80を 縦長の姿勢で連結させる場合は、図4(b)に示すようにファイル80の雄部材 81と連結されるファイル80aの雌部材82とを係合して短辺同士を連結させ れば良い。
【0006】 しかし、展示物が横向きであって、ファイル80を横長の姿勢で連結させる場 合は、図4(c)に示すように短辺同士を連結させることはできるが、長辺同士 を連結させようとしても、連結されるファイル80aを図4(c)に示した姿勢 のままファイル80の下方に持ってきた場合、ファイル80と80aの係着面が 雄部材81同士及び雌部材82同士となってしまうので係合することができず、 ファイル80と80aとを連結させることはできない。また、ファイル80と連 結されるファイル80aとの係着面がそれぞれ雄部材81と雌部材82の組み合 わせになるようにファイル80aを180度反転させてファイル80の下方に持 ってきたとしても、ファイル80とファイル80aとの連結時隣接する端縁部同 士がぶつかり合うためファイル80と80aとを連結させることができない。
【0007】 そこで、本考案はこうした問題点を解決するためになされたもので、作品を保 存するのに適するとともに、長方形状のファイルの短辺同士、長辺同士いずれの 側にも相互に連結して複数の作品を展示することができるファイルを提供するこ とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、内部に収容した掲示物を外部から透視 しうるよう少なくとも一面が透光性を有し、短辺同士、長辺同士いずれの側にも 相互に連結可能な長方形状のファイルであって、四隅にそれぞれ連結用係着具が 設けられ、これら連結用係着具のうちいずれか2つの連結用係着具は雄部材とさ れ、残りの連結用係着具は雌部材とされ、且つこれら雄部材と雌部材の係着面が 相互に反対向きとされるとともに、当該ファイルと連結されるファイルとの端縁 部同士を交差させる交差手段が周縁適所に配設されたことを特徴とする。
【0009】 この考案によれば、ファイルの少なくとも一面が透光性を有するので、ファイ ル内に作品を収容して保存することができ、収容したまま作品を鑑賞することが できる。また、ファイルと連結されるファイルとの端縁部同士を交差させる交差 手段が配設されているので、これらのファイルの連結時隣接する端縁部同士がぶ つかり合うことがなくなり、雄部材と雌部材の係着面を相互に反対向きとし、雄 部材と雌部材とを係合して複数のファイルを短辺同士、長辺同士いずれの側にも 相互に連結して展示することができる。
【0010】 本考案は、内部に収容した掲示物を外部から透視しうるよう少なくとも一面が 透光性を有し、短辺同士、長辺同士いずれの側にも相互に連結可能な長方形状の ファイルであって、四隅に短辺からも長辺からも突出する突出片がそれぞれ設け られるとともにこれら突出片にそれぞれ連結用係着具が設けられ、これら連結用 係着具のうち一方の対角に位置する連結用係着具は雄部材とされ、他方の対角に 位置する連結用係着具は雌部材とされ、且つこれら雄部材と雌部材の係着面が相 互に反対向きとされたことを特徴とする。
【0011】 この考案によれば、ファイルの少なくとも一面が透光性を有するので、ファイ ル内に作品を収容して保存することができ、収容したまま作品を鑑賞することが できる。また、連結用係着具が短辺からも長辺からも突出する突出片に設けられ ているのでファイルと連結されるファイルとの端縁部同士を交差させることがで きる。したがって、これらのファイルの連結時隣接する端縁部同士がぶつかり合 うことがなくなり、雄部材と雌部材の係着面を相互に反対向きとし、雄部材と雌 部材とを係合して複数のファイルを短辺同士、長辺同士いずれの側にも相互に連 結して展示することができる。
【0012】 本考案は、内部に収容した掲示物を外部から透視しうるよう少なくとも一面が 透光性を有し、短辺同士、長辺同士いずれの側にも相互に連結可能な長方形状の ファイルであって、短辺側又は長辺側のいずれかに連結片がそれぞれ設けられ、 これら連結片は短辺側に設けられる場合は長辺から突出し、長辺側に設けられる 場合は短辺から突出されるとともに、これら連結片の両端部にそれぞれ連結用係 着具が設けられ、これら連結用係着具のうち一方の対角に位置する連結用係着具 は雄部材とされ、他方の対角に位置する連結用係着具は雌部材とされ、且つこれ ら雄部材と雌部材の係着面が相互に反対向きとされるとともに、当該ファイルと 連結されるファイルとの端縁部同士を交差させる切込部が少なくともいずれかの 連結片の雄部材と雌部材との間の任意の位置に配設されたことを特徴とする。
【0013】 この考案によれば、ファイルの少なくとも一面が透光性を有するので、ファイ ル内に作品を収容して保存することができ、収容したまま作品を鑑賞することが できる。また、連結用係着具が短辺又は長辺のいずれかに突出する連結片に設け られているので、連結時隣接する連結片のうち突出している側はファイルと連結 されるファイルとの端縁部同士を交差させることができ、突出していない側は連 結時隣接するファイルの端縁部同士を切込部から交差させることができる。した がって、これらのファイルの連結時隣接する端縁部同士がぶつかり合うことがな くなり、雄部材と雌部材の係着面を相互に反対向きとし、雄部材と雌部材とを係 合して複数のファイルを短辺同士、長辺同士いずれの側にも相互に連結して展示 することができる。
【0014】 本考案は、内部に収容した掲示物を外部から透視しうるよう少なくとも一面が 透光性を有し、短辺同士、長辺同士いずれの側にも相互に連結可能な長方形状の ファイルであって、四隅にそれぞれ連結用係着具が設けられ、これら連結用係着 具のうち隣り合う2つの連結用係着具は雄部材とされ、残りの連結用係着具は雌 部材とされ、且つこれら雄部材と雌部材の係着面が相互に反対向きとされるとと もに、当該ファイルと連結されるファイルとの端縁部同士を交差させる切込部が 雄部材と雌部材との間の任意の位置に配設されたことを特徴とする。
【0015】 この考案によれば、ファイルの少なくとも一面が透光性を有するので、ファイ ル内に作品を収容して保存することができ、収容したまま作品を鑑賞することが できる。また、連結用係着具が四隅に設けられ、当該ファイルと連結されるファ イルの端縁部同士を交差させる切込部が配設されているので、連結時隣接するフ ァイルの端縁部同士を切込部から交差させることができる。したがって、これら のファイルの連結時隣接する端縁部同士がぶつかり合うことがなくなり、雄部材 と雌部材の係着面を相互に反対向きとし、雄部材と雌部材とを係合して複数のフ ァイルを短辺同士、長辺同士いずれの側にも相互に連結して展示することができ る。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の第1の実施の形態について図を参照して説明する。本実施の形 態は請求項2に対応している。
【0017】 図1(a)は、本実施の形態に係るファイル1の平面図である。
【0018】 ファイル本体10は、前面側シート21と背面側シート22とからなっており 、児童の絵画や書道等の作品を収容するためのものである。
【0019】 前面側シート21及び背面側シート22は、可撓性を有する合成樹脂等からな る透明なシートであって、長方形状をなしている。なお、背面側シート22は、 透明であることが好ましいが、不透明であっても良い。これら前面側シート21 と背面側シート22とは、互いの三辺が接着されて収容部11が形成されている とともに、他の一辺は開放されて開口部12となされている。なお、接着される のは、上記した三辺に限られるものではなく、二辺であっても良い。
【0020】 収容部11は、作品を収容して展示若しくは保存するためのものであって、書 道用半紙、或いは八つ切り画用紙が収容できる大きさになされている。また、内 部空間は、半紙や画用紙などが数枚収容できる程度の余裕があるようになされて おり、複数枚の作品を保存したり、展示物を差し替えることなく展示物の上から 追加して新たな展示をすることができるように図られている。
【0021】 開口部12は、収容部11に収容する作品を出し入れするためのものであって 、前面側シート21の端縁中央部に半円状の凹部が形成されており、作品の出し 入れの便宜が図られている。なお、開口部12の向きは、縦方向であっても横方 向であっても良い。
【0022】 なお、ファイル本体10の端部には、画鋲等を刺し込んでファイル1を壁面等 に取り付けるための貫通孔13が形成されている。
【0023】 ファイル本体10の四隅には、短辺からも長辺からも突出する突出片3が設け られている。この突出片3は、ファイル1と連結されるファイル1との端縁部同 士を交差させて互いに連結させるためのものであって、互いに雌雄嵌合する連結 用係着具5がそれぞれ取り付けられている。
【0024】 この連結用係着具5は、2組の雄部材51及び雌部材52からなっており、例 えばスナップボタンで構成されている。これら連結用係着具5のうち一方の対角 に位置する連結用係着具5は雄部材51とされ、他方の対角に位置する連結用係 着具5は雌部材52とされている(図1参照)。なお、連結用係着具5は、確実 に繋ぐことができるとともに児童にとっても扱い易いので、スナップボタンを使 用するのが好適であるが、これに限定されるものではなく、例えば面ファスナー であっても良い。
【0025】 次に上記構成のファイル1の使用方法について複数の作品を展示する場合を例 にとって、図1(b),(c)を参照しながら説明する。
【0026】 まず、複数のファイル1を用意し、それぞれ横長の姿勢にしてからファイル1 の開口部12から収容部11に作品を入れる。なお、作品を入れるのは、ファイ ル1を連結した後であっても良い。
【0027】 次いで、図1(a)に示すファイル1の右下部の雄部材51と、連結されるフ ァイル1aの右上部の雌部材52とを係合する。そして、ファイル1と連結され るファイル1aの端縁部同士を交差させて、ファイル1の左下部の雌部材52と 、連結されるファイル1aの左上部の雄部材51とを互いの係着面を相互に反対 向きとしてから係合する(図1(b)参照)。なお、このファイル1と連結され るファイル1aとの端縁部同士を交差させて連結させた状態の模式図を図1(d )に示す。
【0028】 上記の操作を順次繰り返すことにより、複数のファイル1を横長の姿勢にした まま長辺同士を連結させることができる。
【0029】 なお、ファイル1を縦長の姿勢にした場合であっても、上記と同様な操作によ り、ファイル1と連結されるファイル1aとの短辺同士を連結させることができ る(図1(c)参照)。したがって、作品が縦向きであると横向きであるとにか かわらず、ファイル1に収容し、このファイル1を互いに連結して展示すること ができる。
【0030】 最後に貫通孔13から画鋲を刺し込んで、壁面等に固定する。
【0031】 次に、本考案の第2の実施の形態について図を参照して説明する。本実施の形 態は、請求項3に対応している。
【0032】 図2(a)は、本実施の形態に係るファイル1の平面図である。
【0033】 この実施の形態におけるファイル1は、第1の実施の形態で示したファイル1 と、ファイル本体10の構成に関しては共通しているので、ここでは相違点のみ 説明する。
【0034】 ファイル本体10の短辺10b、10b側には、連結片4がそれぞれ設けられ ている。この連結片4の両端には、それぞれ連結用係着具5が取り付けられてお り、雄部材51と雌部材52とが取り付けられている形態は、第1の実施の形態 と同様である。
【0035】 また、連結片4の雄部材51と雌部材52との間には、このファイル1と連結 されるファイル1aの端縁部同士を交差させるための切込部6が配設されている 。この切込部6は、連結されるファイル1aの端縁を嵌め入れたときにちょうど このファイル1と連結されるファイル1aの連結用係着具5同士が係合し得る深 さに切り込まれている。
【0036】 なお、本実施の形態では、連結片4がファイル本体10の短辺10b側に設け られているが、長辺10a側に設けられていても良い。
【0037】 次に上記構成のファイル1の使用方法について複数の作品を展示する場合を例 にとって、図2(b),(c)を参照しながら説明する。
【0038】 まず、複数のファイル1を用意し、それぞれ横長の姿勢にしてからファイル1 の開口部12から収容部11に作品を入れる。なお、作品を入れるのは、ファイ ル1を連結した後であっても良い。
【0039】 次いで、図2(a)に示すファイル1の右下部の雌部材52と、連結されるフ ァイル1aの右上部の雄部材51とを係合する。そして、ファイル1と連結され るファイル1aの端縁部同士が交差させて、ファイル1の左下部の雄部材51と 、連結されるファイル1aの左上部の雌部材52とを互いの係着面を反対向きと し、雌部材52と雄部材51とを係合する(図2(b)参照)。
【0040】 上記の操作を順次繰り返すことにより、複数のファイル1を横長の姿勢にした まま長辺同士を連結させることができる。
【0041】 ファイル1を縦長の姿勢にした場合は、ファイル1の右下部の雄部材51と連 結されるファイル1aの右上部の雌部材52とを係合させた後、ファイル1の切 込部6に連結されるファイル1aの上部端縁を嵌め入れて連結されるファイル1 aの上部がファイル1の下部の背面側に位置するように、ファイル1下部と連結 されるファイル1a上部とを交差させる。ファイル1の左下部の雌部材52と連 結されるファイル1aの左上部の雄部材51との係着面が相互に反対向きとなる ので、これら雌部材52と雄部材51とを係合する(図2(c)参照)。したが って、作品が縦向きであると横向きであるとにかかわらず、ファイル1に収容し 、このファイル1を互いに連結して展示することができる。
【0042】 最後に貫通孔13から画鋲を刺し込んで、壁面等に固定する。
【0043】 次に、本考案の第3の実施の形態について図を参照して説明する。本実施の形 態は、請求項4に対応している。
【0044】 図3(a)は、本実施の形態に係るファイル1の平面図である。
【0045】 この実施の形態におけるファイル1は、第1の実施の形態で示したファイル1 と、ファイル本体10の構成に関しては共通しているので、ここでは相違点のみ 説明する。
【0046】 連結用係着具5は、ファイル本体10の四隅にそれぞれ設けられ、これら連結 用係着具5のうち隣り合う2つの連結用係着具5は雄部材51とされ、残りの連 結用係着具5は雌部材52とされている。
【0047】 また、当該ファイル1と連結されるファイル1aの端縁部同士を交差させる2 個所の切込部6が雄部材51と雌部材52との間の任意の位置にそれぞれ配設さ れており、ファイル1と連結されるファイル1aとが交互に逆方向に位置する場 合であっても互いの端縁部同士を交差させることができるように図られている。 この切込部6は、連結されるファイル1aの端縁を嵌め入れたときにちょうどこ のファイル1と連結されるファイル1aの連結用係着具5同士が係合し得る深さ に切り込まれている。
【0048】 次に上記構成のファイル1の使用方法について複数の作品を展示する場合を例 にとって、図3(b),(c)を参照しながら説明する。
【0049】 まず、複数のファイル1を用意し、それぞれ横長の姿勢にする。連結されるフ ァイル1aはファイル1を180度反転させた向きとした後ファイル1の下方に 持ってきて、ファイル1と連結されるファイル1aとの係着面がそれぞれ雄部材 51と雌部材52の組み合わせになるようにする。
【0050】 次に、ファイル1,1aの開口部12から収容部11に作品を入れる。なお、 作品を入れるのは、ファイル1を連結した後であっても良い。
【0051】 次いで、図3(a)に示すファイル1の右下部の雄部材51と連結されるファ イル1aの右上部の雌部材52とを係合させた後、ファイル1の切込部6に連結 されるファイル1aの上部端縁を嵌め入れて連結されるファイル1aの上部がフ ァイル1の下部の背面側に位置するように、ファイル1下部と連結されるファイ ル1a上部とを交差させる。ファイル1の左下部の雌部材52と連結されるファ イル1aの左上部の雄部材51との係着面が相互に反対向きとなるので、これら 雌部材52と雄部材51とを係合する(図3(b)参照)。
【0052】 上記の操作を順次繰り返すことにより、複数のファイル1を横長の姿勢にした まま長辺同士を連結させることができる。
【0053】 ファイル1を縦長の姿勢にした場合は、ファイル1の右下部に取り付けられて いる雄部材51と、連結されるファイル1aの右上部に取り付けられている雌部 材52とを係合する。そして、ファイル1の左下部に取り付けられている雄部材 51と、連結されるファイル1aの左上部に取り付けられている雌部材52とを 係合する(図3(c)参照)。 したがって、作品が縦向きであると横向きであるとにかかわらず、ファイル1に 収容し、このファイル1を互いに連結して展示することができる。
【0054】 最後に貫通孔13から画鋲を刺し込んで、壁面等に固定する。
【0055】 以上、本考案に係るファイル1の実施の形態に関して説明したが、ファイル1 と連結されるファイル1aとの端縁部同士を交差させて雄部材51と雌部材52 の係着面が相互に反対向きとすることができるものであれば、上記した実施に形 態に限られるものではない。また、使用方法について複数の作品を展示する場合 を例にとって説明したが、これに限らず作品を収容して保存する場合においても 広く利用できるものである。
【0056】
【考案の効果】
以上に説明したとおり本考案のファイルは構成されているので、ファイル内に 作品を収容して保存することができ、収容したまま作品を鑑賞することができる 。また、ファイルと連結されるファイルとの連結時隣接する端縁部同士がぶつか り合うことがなくなるので、雄部材と雌部材の係着面を相互に反対向きとし、雄 部材と雌部材とを係合して複数のファイルを短辺同士、長辺同士いずれの側にも 相互に連結して展示することができる。
【0057】 したがって、作品を保存するのに適するとともに、作品が縦向きであると横向 きであるとにかかわらず複数の作品を連結して展示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態におけるファイルを
示す図である。
【図2】本考案の第2の実施の形態におけるファイルを
示す図である。
【図3】本考案の第3の実施の形態におけるファイルを
示す図である。
【図4】従来のファイルを示す図である。
【符号の説明】
1 ファイル 3 突出片 4 連結片 5 連結用係着具 51 雄部材 52 雌部材 6 切込部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に収容した掲示物を外部から透視し
    うるよう少なくとも一面が透光性を有し、短辺同士、長
    辺同士いずれの側にも相互に連結可能な長方形状のファ
    イルであって、 四隅にそれぞれ連結用係着具が設けられ、これら連結用
    係着具のうちいずれか2つの連結用係着具は雄部材とさ
    れ、残りの連結用係着具は雌部材とされ、且つこれら雄
    部材と雌部材の係着面が相互に反対向きとされるととも
    に、当該ファイルと連結されるファイルとの端縁部同士
    を交差させる交差手段が周縁適所に配設されたことを特
    徴とするファイル。
  2. 【請求項2】 内部に収容した掲示物を外部から透視し
    うるよう少なくとも一面が透光性を有し、短辺同士、長
    辺同士いずれの側にも相互に連結可能な長方形状のファ
    イルであって、 四隅に短辺からも長辺からも突出する突出片がそれぞれ
    設けられるとともにこれら突出片にそれぞれ連結用係着
    具が設けられ、これら連結用係着具のうち一方の対角に
    位置する連結用係着具は雄部材とされ、他方の対角に位
    置する連結用係着具は雌部材とされ、且つこれら雄部材
    と雌部材の係着面が相互に反対向きとされたことを特徴
    とするファイル。
  3. 【請求項3】 内部に収容した掲示物を外部から透視し
    うるよう少なくとも一面が透光性を有し、短辺同士、長
    辺同士いずれの側にも相互に連結可能な長方形状のファ
    イルであって、 短辺側又は長辺側のいずれかに連結片がそれぞれ設けら
    れ、これら連結片は短辺側に設けられる場合は長辺から
    突出し、長辺側に設けられる場合は短辺から突出される
    とともに、これら連結片の両端部にそれぞれ連結用係着
    具が設けられ、これら連結用係着具のうち一方の対角に
    位置する連結用係着具は雄部材とされ、他方の対角に位
    置する連結用係着具は雌部材とされ、且つこれら雄部材
    と雌部材の係着面が相互に反対向きとされるとともに、
    当該ファイルと連結されるファイルとの端縁部同士を交
    差させる切込部が少なくともいずれかの連結片の雄部材
    と雌部材との間の任意の位置に配設されたことを特徴と
    するファイル。
  4. 【請求項4】 内部に収容した掲示物を外部から透視し
    うるよう少なくとも一面が透光性を有し、短辺同士、長
    辺同士いずれの側にも相互に連結可能な長方形状のファ
    イルであって、 四隅にそれぞれ連結用係着具が設けられ、これら連結用
    係着具のうち隣り合う2つの連結用係着具は雄部材とさ
    れ、残りの連結用係着具は雌部材とされ、且つこれら雄
    部材と雌部材の係着面が相互に反対向きとされるととも
    に、当該ファイルと連結されるファイルとの端縁部同士
    を交差させる切込部が雄部材と雌部材との間の任意の位
    置に配設されたことを特徴とするファイル。
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