JP6393864B1 - 挟持収納ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾性あるいは可とう性を有する素材を一部または全部に備えた挟持用部材である構成シート部材10が3以上で全体が構成され、前記構成シート部材10は、一部重なり合う領域15を有するように前記構成シート部材10が重畳的に、設けられ、該重なり合う領域15に少なくとも1以上の係止部20を設け、前記重畳的に重複して隣り合う構成シート部材10に挟まれた領域において形成される挟持領域にて挟まれ、前記収納物S1が、重畳的に挟まれて収納可能である収納ユニットの構成とした。
【選択図】図1
Description
また、紙の掲示においても、掲示物が掲示板一杯になってくると、複数の掲示物が重複して煩雑になってきて見映えも悪いし、例えば、重複した下の掲示物を外す時に画鋲が外れて危なかったりもする。そして、自然と簡単に整頓されて収納されるような収納具は皆無といえる。
以下、図面に基づいて本発明に係る挟持収納ユニット1について説明する。但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも例示であり、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能とする。なお、図面の説明において上下左右は、図面に表された挟持収納ユニット1の上下左右方向と同じである。
尚、構成シート部材10が、マグネットシートは自己吸着シートや張り剥がしが自在なシートの構成においては、収納物S1を収納する際に係る隙間がそのサイズに合わせてできるものである。
また、重なり合わせる割合等についても限定されるものでもなく、重なり合わせる量、幅が多い場合には、部分的には2重以上に重なり合わされても良い。
また、開放部12に、差し入れの誘いに広めに開口する形状にして挿入しやすくしても良い。
また、例えば、マグネットシートの構成の場合は、マグネットシートと被吸着シートである鉄シートを交互に使用するなど組み合わせた構成としても良く、また、張り剥がしが自在なシート、あるいは、自己吸着シートの構成においても、被吸着シートなどの被吸着材と組み合わせた構成としても良い。
係る張り剥がしが自在なシート、あるいは、自己吸着シートは、張り剥がしが自在な粘着力、静電気力、微発泡加工素材による吸着力等を活用して吸着するものの他に、係る自己吸着力を備えた素材、仕様について、本発明の範囲内で、その種類を限定しない。
また、開放部12側を着脱自在に係止しても良く、係る着脱自在の係止には、面ファスナー、ホック、フック、ボタン、ファスナー等の構成でも良く、その種類を限定しない。
図3(e)及び図3(f)は、構成シート部材10が、一部開いた状態を示しており、図3(e)は左から3番目の開放部12が開いており、図3(f)は、左から2番目の開放部12が開いている状態を示しており、係る状態で、開放部12より収納物S1を重なり合う領域15に差し入れて、挟持領域11で挟んで収納することが可能となり、同様に隣接する開放部12から差し入れることによって、保持された収納物S1も、同様に重畳的に整然と収納されることとなる。
尚、係る板状の断面形状は、係る構成例の様に、台形形状でなくても良く、係る台形形状の様に、開放部12にかけて出っ張り、挟持領域11において、上押さえ部39と下押さえ部38で互いに挟める形状、構成で、係る構成が、隣り合う構成シート部材10との間でも繰り返される構成、形状であればよく、その他、本発明の範囲内でその形状、構成を限定しない。また、図4(d)におけるフラット部40は、係る構成の様に、構成シート部材10の外側に設けても良いし、重なり合う領域15側の内側に設けてもよく、また、上下方向については、上押さえ部39と下押さえ部38の挟持方向と部分に合わせて部分的に設けても良いし、上押さえ部39と下押さえ部38に関わらず、全体的に設けても良い。
図5(a)は図4(a)と同等の構成を示しており、図4(a)の構成との違いは、図5(a)は図5(b)に示されるように、構成シート部材10が分割された分割可能部51を設けて構成されており、一番左の開放部12の下部と、左から2番目の開放部12の下部で分割されている状態の分割可能部51を示している。
係る分割部分の連結の構成は、両面テープ、面ファスナー、螺子、磁石等、その他、その連結方法は限定しない。
また、係る分割の方向は、本構成においては、上下方向の分割が1/3付近までで分割されているが、全体的に上下に分割されても良いし、左右に分割されても良く、その分割の方向、構成は限定しない。
図5(c)は、図5(a)の後方からの斜視図である。
右から6番目の構成シート部材10で左右の重畳方向が切り替わっており、係る構成によって、図7(b)においては、右からも、左からも係る紙媒体を取り外し可能な構成となる。また、図7(c)においては、係る挟持ユニットを図7(b)の裏側から用いた構成例であり、紙媒体の表示部が略全て見える掲示が可能であり、画鋲等も必要なく掲示可能であり有用である。更に、係る係止部20の上側にも、同様に構成シート部材10を設ける構成としても良い。
尚、挟持収納ユニット1をアーチ形状にする構造は、ワイヤーで形作っても良いし、挟持収納ユニット1の全体を弛ませても良く、その他本発明の範囲内でその構造を限定しない。
本構成の例においては、複数の一列の挟持収納ユニット1をずらして重畳させて設けられているが、ずらさずに重ねて設けても良いし、その他、図1から図9のどの構成例で重畳しても良い。
また、係る構成シート部材10の長さを更に長くして、係る紙媒体と同等の長さまで長くしても良い。
また、構成シート部材10の重畳の量、割合、構成シート部材10の形状、サイズもどのような形状でも良く、構成するそれぞれの構成シート部材10の形状、サイズが違っても良く、限定しない。
また、挟持収納ユニット1の使用の方向は、上でも下でも横でも斜めでも良く、その方向は限定しない。
10 構成シート部材
11 挟持領域
12 開放部
13 板材
14 第二の挟持領域
15 重なり合う領域
20 係止部
36 弾性開閉部材
37 段差移行領域
38 下押さえ部
39 上押さえ部
40 フラット部
41 持ち手部
51 分割可能部
91 表示面
S1 収納物(紙類、ファイル類、文具等小物雑貨)
Claims (18)
- 弾性あるいは可とう性を有する素材を一部または全部に備えた挟持用部材である構成シート部材10が3以上で全体が構成され、前記構成シート部材10は、一部重なり合う領域15を有するように前記構成シート部材10が重畳的に、重複した面方向にそれぞれを上に置いた場合、下側の前記構成シート部材10が、前面側から見ても、背面側から見ても、重複した上側の前記構成シート部材10の面より一部はみ出すように位置がずれて設けられ、該重なり合う領域15に少なくとも1以上の係止部20を設け、
開閉可能な開放部12の開閉の軸が、前記構成シート部材10の位置がずれた方向と略同方向になるように前記係止部は設けられ、
係る構成とすることで前記開放部12を備え、前記開放部12は収納物S1を収納するための差し入れ口となり、前記収納物S1は、前記重畳的に重複して隣り合う構成シート部材10に挟まれた領域において形成される挟持領域11にて挟まれ、前記収納物S1が、重畳的に挟まれて収納可能であることを特徴とする挟持収納ユニット1。 - 前記構成シート部材10が、可撓性のあるシート状であることを特徴とする請求項1に記載の挟持収納ユニット1。
- 前記構成シート部材10が、前記収納物S1を架橋して挟んで収納することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の挟持収納ユニット1。
- 前記構成シート部材10が、1以上のマグネットシートで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 前記構成シート部材10が、1以上の張り剥がしが自在なシート、あるいは、自己吸着シートであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 前記構成シート部材10が、折り曲げられて設けられているか中空状であることを特徴とする請求項1から請求項5に記載の挟持収納ユニット1。
- 前記重畳的に設けられた構成シート部材10が、弾性素材を介して係合することにより、挟持力を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6に記載の挟持収納ユニット1。
- 前記構成シート部材10が、一部を重複して隣り合う構成シート部材10との関係で、上側になって重複する部分を上押さえ部39とし、下側になって重複する部分を下押さえ部38とし、上押さえ部39から隣接した前記シート部材10の上押さえ部39の下に潜り込む下押さえ部38の間に、段差移行領域37を設けたことを特徴とする請求項7に記載の挟持収納ユニット1。
- 前記上押さえ部39と下押さえ部38でそれぞれの開閉の際の持ち手部41の設置角度が、上下逆であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の挟持収納ユニット1。
- 前記構成シート部材10が、台形または、前記構成シート部材10の上側及び下側の挟持領域11から開放部12にかけて、凸になっており、前記構成シート部材10の上下両方で挟持可能な形状となっていることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 前記構成シート部材10が、上押さえ部39と下押さえ部38の間で着脱可能に分割及び係止可能であることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 2以上の前記開放部12の開放方向が、2以上であることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 前記重畳的に設けられた前記構成シート部材10の重畳方向が、1か所以上で切り替わることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 前記挟持収納ユニット1が、アーチ状に前記収納物S1を保持することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 前記重畳的に設けられた前記構成シート部材10の重畳方向が、1か所以上で切り替わり、且つ、前記挟持領域11が、アーチ状に前記収納物S1を保持することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 一列の重畳を成す挟持収納ユニット1が、重畳的に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 前記挟持収納ユニット1が、板材13に設けられ、板材13と前記挟持収納ユニット1の間にも、挟持領域11を設けたことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
- 全体を構成する前記3以上の構成シート部材によって構成される複数の重複部分が、3重以下の構成のみであることを特徴とする請求項1から請求項17のいずれかに記載の挟持収納ユニット1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017217016A JP6393864B1 (ja) | 2017-11-10 | 2017-11-10 | 挟持収納ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017217016A JP6393864B1 (ja) | 2017-11-10 | 2017-11-10 | 挟持収納ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6393864B1 true JP6393864B1 (ja) | 2018-09-19 |
JP2019084801A JP2019084801A (ja) | 2019-06-06 |
Family
ID=63579975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017217016A Active JP6393864B1 (ja) | 2017-11-10 | 2017-11-10 | 挟持収納ユニット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6393864B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10890A (ja) * | 1996-06-13 | 1998-01-06 | Sanko Sangyo Kk | 壁面用等紙葉クリップ |
US20130328299A1 (en) * | 2010-12-22 | 2013-12-12 | 3M Innovative Properties Company | Recessed adhesive binding systems |
-
2017
- 2017-11-10 JP JP2017217016A patent/JP6393864B1/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10890A (ja) * | 1996-06-13 | 1998-01-06 | Sanko Sangyo Kk | 壁面用等紙葉クリップ |
US20130328299A1 (en) * | 2010-12-22 | 2013-12-12 | 3M Innovative Properties Company | Recessed adhesive binding systems |
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